JP2006352201A - 通信変換制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイアグテストツールの要求から車載ECUが最初の応答を行うまでの時間的な制約を満足することができるとともに、従来の車両も規格統一を図ることが可能な通信変換制御装置を提供する。
【解決手段】車両が修理工場に持ち込まれて、ダイアグスキャンツール2から任意のダイアグ情報の項目が入力されると、法規対応ECU1は対応するECUの接続されたネットワークを判別し、例えば、FlexRay等の次世代ネットワーク8に接続されたECUへのダイアグ情報の要求と判別した場合、受信した入力をFlexRay通信プロトコルの信号に変換した後、次世代ネットワーク8に送信する。そして、次世代ネットワーク8に接続されたECUからの応答を受信すると、法規対応ECU1は、受信した信号を高速CANプロトコルの信号に変換してダイアグスキャンツール2に送信する。
【選択図】図7
【解決手段】車両が修理工場に持ち込まれて、ダイアグスキャンツール2から任意のダイアグ情報の項目が入力されると、法規対応ECU1は対応するECUの接続されたネットワークを判別し、例えば、FlexRay等の次世代ネットワーク8に接続されたECUへのダイアグ情報の要求と判別した場合、受信した入力をFlexRay通信プロトコルの信号に変換した後、次世代ネットワーク8に送信する。そして、次世代ネットワーク8に接続されたECUからの応答を受信すると、法規対応ECU1は、受信した信号を高速CANプロトコルの信号に変換してダイアグスキャンツール2に送信する。
【選択図】図7
Description
本発明は、自動車等の車両における診断システムに関し、特に、ダイアグテストツールと電子制御装置との間の通信応答速度を向上することができる通信変換制御装置に関する。
車両の電子制御装置(以下、ECUという)は、車両の制御機構との間で信号のやり取りを行って車両の電子制御を行うものであり、例えば、エンジンECUには車両に装備されているセンサ群で検出された、車速、エンジン回転数、空気流入量等の情報が入力され、エンジンECUはこれらの情報に基づいて所定の演算処理を行い、その演算結果(例えば、燃料噴射量やバイパス空気量などを制御するための信号)を車両に装備された、電動スロットルやスタータ噴射弁等の制御機構へ送出し、燃料の噴射量や流入空気量の制御などを行っている。
車両にはこのような電子制御装置が多数、例えば、上記のようなエンジンECU、エンジンの駆動と停止を行いながら車両を走行させるエコランECU、ドアやロックの制御を行うボデーECU、自動変速(AT)制御ECU、エアバッグECU、盗難が発生した場合や盗難が発生する可能性がある事象を検知した場合に警報を発生するセキュリティECU等が搭載されており、これらの各ECUは、担当する制御対象について、単体で独自に制御しているが、他のECUとの情報授受が必要な場合もある。
このため、車両に搭載する複数のECUを関連付けして各種制御を行うために、その複数のECUを共通のバスラインに接続するとともに、代表的標準ネットワーク・プロトコルであるコントロールエリアネットワーク(Controller Area Network、以下CANという)プロトコル等を使用して相互通信制御を行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−304265号公報
このため、車両に搭載する複数のECUを関連付けして各種制御を行うために、その複数のECUを共通のバスラインに接続するとともに、代表的標準ネットワーク・プロトコルであるコントロールエリアネットワーク(Controller Area Network、以下CANという)プロトコル等を使用して相互通信制御を行っている(例えば、特許文献1参照)。
一方、このようなECUは、ECU内の各部の異常検出を行わないと、走行上の不具合を引き起こす可能性があり、場合によっては走行不能となることもあるため、各ECUに自己診断機能を備えることにより、信頼性の向上が図られている。すなわち、各ECUはCPUやセンサ類の動作状態を適当な周期で自動的にチェックし、故障時には異常ランプを点灯したり、その故障内容が修理業者に分かるように異常コード(DTC)を記憶したりするダイアグノーシス(以下、ダイアグという)処理を行っている。
そして、このような診断情報は、修理工場において、ダイアグテストツールを診断コネクタ経由でECUに接続することにより読み出すことができ、修理工場では読み出した故障コードに応じた修理が可能となる。
そして、このような診断情報は、修理工場において、ダイアグテストツールを診断コネクタ経由でECUに接続することにより読み出すことができ、修理工場では読み出した故障コードに応じた修理が可能となる。
上記のダイアググテストツールとECUとの通信は、ダイアグ通信と呼ばれており、従来、このようなダイアグ通信はシリアル通信により行われていたが、2007年から施行される対米法規では、CAN通信を使用したダイアグ検出が必要となり、今後のダイアグ通信にはCAN通信が採用されることとなると思われる。
図8は、CAN通信を使用したダイアグ通信を示す図であり、ダイアグスキャンツール51とECU52がCANバス53を介して接続され、ダイアグスキャンツール51から要求信号を送信し、ECU52から応答信号を得るものである。
図8は、CAN通信を使用したダイアグ通信を示す図であり、ダイアグスキャンツール51とECU52がCANバス53を介して接続され、ダイアグスキャンツール51から要求信号を送信し、ECU52から応答信号を得るものである。
こうしたダイアグ通信における特定の要求に関しては、例えば、ECUがその要求を受けてから応答データの送信を開始するまでの時間等、その要求に対するECUの応答特性が法規で定められており、ダイアグスキャンツール51の要求時点から車載ECU52から最初の応答をダイアグスキャンツール51が受信するまでの時間として50ms以内の制約がある。
一方、最近の車両では、ECUが50個以上搭載されるものもあり、CANバスにすべてのECUを直接つなぐことはデータ容量の関係から困難であり、ゲートウェイECU(以下、G/Wという)を介して複数の通信LANを接続するようにしている。
しかしながら、今後の車載LANの複雑化を考慮すると、G/Wでの処理時間やLANの性能及び込み具合等により、上記のようなダイアグスキャンツールの要求から車載ECUが最初の応答を行うまでの時間的な要件を満たすことは困難になると考えられている。
しかしながら、今後の車載LANの複雑化を考慮すると、G/Wでの処理時間やLANの性能及び込み具合等により、上記のようなダイアグスキャンツールの要求から車載ECUが最初の応答を行うまでの時間的な要件を満たすことは困難になると考えられている。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、ダイアグテストツールの要求から車載ECUが最初の応答を行うまでの法規用件に基づく時間的な制約を満足することができるとともに、従来の車両も規格統一を図ることが可能な通信変換制御装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明に係る通信変換制御装置(1)は、
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、上記プロトコル変換手段が、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信搭載の電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、上記プロトコル変換手段が、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信搭載の電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る通信変換制御装置(2)は、
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
CAN以外の車載通信手段(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)と、プロトコル変換手段とを備え、上記プロトコル変換手段が、CAN以外の車載通信手段(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)搭載の電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
CAN以外の車載通信手段(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)と、プロトコル変換手段とを備え、上記プロトコル変換手段が、CAN以外の車載通信手段(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)搭載の電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
さらに、本発明に係る通信変換制御装置(3)は、
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信ネットワークと接続され、上記プロトコル変換手段が、上記CAN通信ネットワークに接続された電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信ネットワークと接続され、上記プロトコル変換手段が、上記CAN通信ネットワークに接続された電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る通信変換制御装置(4)は、
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
CAN以外の車載通信手段(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)と、プロトコル変換手段とを備え、CAN以外の車載通信(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)ネットワークと接続され、上記プロトコル変換手段が、上記CAN以外の車載通信(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)ネットワークに接続された電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
CAN以外の車載通信手段(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)と、プロトコル変換手段とを備え、CAN以外の車載通信(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)ネットワークと接続され、上記プロトコル変換手段が、上記CAN以外の車載通信(例えば、LIN、MOST、IEEE1394、FlexRay等)ネットワークに接続された電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする。
本発明に係る通信変換制御装置(1)、(2)によれば、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信、車載通信LIN、車載通信ネットワークMOST、車載通信ネットワークIEEE1394、あるいは、次世代通信FlexRay等の通信機能を搭載した電子制御装置とテストツールとの間の通信プロトコルを変換してCAN通信を行うことができるので、ダイアグテストツールの要求から車載ECUが最初の応答を行うまでの時間的要件を満足させることができる。
また、本発明に係る通信変換制御装置(3)、(4)によれば、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信ネットワーク、LIN通信ネットワーク、MOST通信ネットワーク、IEEE1394通信ネットワーク、あるいは、FlexRay通信ネットワークと接続し、各ネットワークに接続された電子制御装置とテストツールとの間の通信プロトコルを変換してCAN通信を行うことができるので、ダイアグテストツールの要求から車載ECUが最初の応答を行うまでの時間的要件を満足させることができる。
また、既存の種々の通信ネットワークを備えた従来の車両に対しても、CAN通信プロトコルによるダイアグ通信を行うことができるので、従来の車両も改正された法規に対応させることが可能となり、規格統一を図ることができる。
また、既存の種々の通信ネットワークを備えた従来の車両に対しても、CAN通信プロトコルによるダイアグ通信を行うことができるので、従来の車両も改正された法規に対応させることが可能となり、規格統一を図ることができる。
以下、本発明の通信変換制御装置の実施例について、図面を用いて説明する。
図1は本発明の通信変換制御装置を実施する法規対応ECUを備えた車両通信システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例の車両通信システムは、複数のECU3、4、5が、それぞれ低速CANバス、高速CANバス、次世代通信FlexRayバスを介して法規対応ECU1と接続され、外部のテストツールとしてのダイアグスキャンツール2は通信線のコネクタを介してこの法規対応ECU1に高速CANバスを介して接続できるようになっている。
図1は本発明の通信変換制御装置を実施する法規対応ECUを備えた車両通信システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例の車両通信システムは、複数のECU3、4、5が、それぞれ低速CANバス、高速CANバス、次世代通信FlexRayバスを介して法規対応ECU1と接続され、外部のテストツールとしてのダイアグスキャンツール2は通信線のコネクタを介してこの法規対応ECU1に高速CANバスを介して接続できるようになっている。
ECU3は低速CANプロトコルの通信機能を搭載し、法規対応ECU1と低速CANの通信プロトコルにより通信を行うことができ、ECU4は高速CANプロトコルの通信機能を搭載し、法規対応ECU1と高速CANの通信プロトコルにより通信を行うことができる。また、ECU5は次世代通信FlexRayの通信機能を搭載し、法規対応ECU1とFlexRayの通信プロトコルにより通信を行うことができる。
なお、低速CANは125kbpsまたは250kbpsの速度で通信を行うものであり、この低速CANにはドアECU等が接続され、また、高速CANは500kbpsの速度で通信を行うものであり、この高速CANにはエンジンECU等が接続される。
また、次世代通信FlexRayは、タイム・トリガ通信の一種で、車載LANとして一般的な通信となりつつあるものであり、例えば、ステアリングバイワイヤECU等が接続される。
また、次世代通信FlexRayは、タイム・トリガ通信の一種で、車載LANとして一般的な通信となりつつあるものであり、例えば、ステアリングバイワイヤECU等が接続される。
一方、法規対応ECU1は、図2に示すように、CPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13及び通信回路14から構成され、CPU11は法規対応ECU1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行する。
ROM12は各通信プロトコルの変換プログラムやデータ送受信プログラムを記憶しており、また、RAM13はSRAM等で構成され、一時的に発生するデータを記憶し、通信回路14は他のECU3〜5及びダイアグスキャンツール2との間でデータ通信を行う。
ROM12は各通信プロトコルの変換プログラムやデータ送受信プログラムを記憶しており、また、RAM13はSRAM等で構成され、一時的に発生するデータを記憶し、通信回路14は他のECU3〜5及びダイアグスキャンツール2との間でデータ通信を行う。
また、ダイアグスキャンツール2は、各ECUに記憶されたダイアグ情報を読み出すものであり、通信ラインのコネクタに着脱自在に装着することにより、法規対応ECU1と接続することができる。
このダイアグスキャンツール2は、図3に示すように、マイコン21、ICカード等の記憶装置22、LCD等の表示装置23、キーボード等の入力装置24及び通信回路25を備えており、高速CANの通信プロトコルにより通信を行う機能を備えている。
このダイアグスキャンツール2は、図3に示すように、マイコン21、ICカード等の記憶装置22、LCD等の表示装置23、キーボード等の入力装置24及び通信回路25を備えており、高速CANの通信プロトコルにより通信を行う機能を備えている。
一方、図4は法規対応ECU1を機能で表したブロック図であり、図に示すように、ツール要求/応答データ送受信部31、プロトコル変換部32〜35及びデータ送受信部36〜39よりなり、これらの各部は上記のCPU11、ROM12及びRAM13により構成され、その機能はソフトウェアプログラムによって実行される。図1の車両通信システムでは、CAN以外の通信バスとして、次世代通信FlexRayバスのみを示しているが、車載LANには、その他に、車載通信LIN、車載通信ネットワークMOST、車載通信ネットワークIEEE1394等が採用されることがあり、データ送受信部36〜39はこれらの各通信ラインとの通信を行うことが可能である。
なお、車載通信LINは、Local Interconnect Networkの略称で、車載ネットワークのコストダウンを図ることを目的に、欧州の自動車メーカ等が提唱しているシリアル通信プロトコルであり、G/Wを介してCANネットワークとつなぐことが可能である。このLINのネットワーク構成は、シングルマスタ−マルチフレーズ方式であり、伝送路としては廉価なシングルワイヤ方式を採用しており、UART(半2重方式、転送データ長8ビット、1ストップビット)通信方式で、伝送ボーレートは〜20kbpsまでである。
また、カー・ナビゲーションやITS(Intelligent Transport Systems)といったインターネットや画像情報を扱う車載LANには、大容量かつ高速な通信が要求され、車載通信ネットワークMOST(Media Oriented Systems Transport)は、このような情報系の通信プロトコルとして標準化されつつあるものである。この車載通信ネットワークMOSTでは、1本の低価格の光ファイバ・ネットワークによって、同期データ(オーディオ信号やビデオ信号などのストリーミング・データのリアルタイム転送)、非同期データ(インターネット・アクセスやデータベースへのアクセスなどのパケット転送)及び制御データ(制御メッセージやネットワーク全体を制御するためのデータ転送)の3種類のデータが転送可能である。このMOSTネットワークのデータは、1フレーム=64バイトが基本単位であり、「フレームによる同期転送」をベースとしている。
さらに、車載通信ネットワークIEEE1394は、高速マルチメディア・アプリケーション用の車載ネットワーク・プロトコル規格であり、すでに民生機器の世界で広く受け入れられているIEEE1394仕様をもとに構築されており、既存のIEEE1394インターフェースを装備した民生機器の技術を車載用の組み込み機器に転用することが可能である。このシステムは、車載用のプラスチック光ファイバ・ネットワークとネットワーク機器、CCP(Consumer Convenience Port)インターフェースで構成され、携帯機器をプラグ・アンド・プレイで接続することができる。なお、CCPインターフェースは、モバイル機器に電源を供給するための物理インターフェースである。
プロトコル変換部32〜35は、これらの各種の通信プロトコルとCAN通信プロトコルとの間のプロトコル変換を行うものであり、プロトコル変換部32はCAN/CAN間のプロトコル変換を行うものであり、同種プロトコルのため、データフォーマット変換、各通信データの識別子(ID)の変換は不要であるが、車両ネートワーク側のCANの速度が500kbpsでない場合には、速度変換を行う。また、プロトコル変換部33はLIN/CAN間のプロトコル変換を行うものであり、データフォーマット変換、ID変換、速度変換を行う。
プロトコル変換部34、35はMOST/CAN間、IEEE1394/CAN間、あるいは、FlexRay/CAN間のプロトコル変換を行うものであり、データフォーマット変換、ID変換、速度変換が必要となるが、データ量が10倍以上となるため、変換部には多数のバッファが必要となる。
次に、ダイアグスキャンツール2によりダイアグ情報を読み出す場合の作用について説明する。
車両が修理工場に持ち込まれて、ダイアグスキャンツール2が通信ラインのコネクタに接続され、作業者により任意のダイアグ情報の項目が入力装置24から入力されると、マイコン21が記憶装置22に記憶されたプログラムに従って入力装置24からの入力を通信回路25を介して高速CANプロトコルにより法規対応ECU1に送信し、法規対応ECU1からの応答を待つ。
車両が修理工場に持ち込まれて、ダイアグスキャンツール2が通信ラインのコネクタに接続され、作業者により任意のダイアグ情報の項目が入力装置24から入力されると、マイコン21が記憶装置22に記憶されたプログラムに従って入力装置24からの入力を通信回路25を介して高速CANプロトコルにより法規対応ECU1に送信し、法規対応ECU1からの応答を待つ。
一方、法規対応ECU1のツール要求/応答データ送受信部31がダイアグスキャンツール2からの入力を受信すると、受信した入力から対応するECUを判別し、例えば、ECU5へのダイアグ情報の要求と判別した場合、ダイアグスキャンツール2から受信した入力をプロトコル変換部35によりFlexRay通信プロトコルの信号に変換した後、データ送受信部39を介してECU5にFlexRay通信プロトコルにより送信し、ECU5からの応答を待つ。
ECU5からの応答をデータ送受信部39を介して受信すると、法規対応ECU1は、受診した信号をプロトコル変換部35により高速CANプロトコルの信号に変換し、ツール要求/応答データ送受信部31を介して高速CANプロトコルによりダイアグスキャンツール2に送信する。そして、ダイアグスキャンツール2が法規対応ECU1からの応答を受信すると、取得した情報、例えば、現在のエンジン状態(エンジン水温やエンジン回転数など)を表すデータや故障箇所を表すデータなどを表示装置23に表示する。
また、ダイアグスキャンツール2からの入力が、ECU3へのダイアグ情報の要求と判別した場合、ダイアグスキャンツール2から受信した入力をプロトコル変換部32により低速のCANプロトコルに変換した後、データ送受信部36、低速CANバスを介してECU3に送信し、ECU3からの応答を待つ。
そして、ECU3からの応答を受信すると、法規対応ECU1は受信した信号をプロトコル変換部32により高速CANプロトコルの信号に変換し、ツール要求/応答データ送受信部31、高速CANバスを介してダイアグスキャンツール2に送信する。
そして、ECU3からの応答を受信すると、法規対応ECU1は受信した信号をプロトコル変換部32により高速CANプロトコルの信号に変換し、ツール要求/応答データ送受信部31、高速CANバスを介してダイアグスキャンツール2に送信する。
以上のように、法規対応ECU1は各ECUが搭載している通信機能に応じた通信プロトコルにより各ECUと通信し、ダイアグスキャンツール2との通信を高速CANプロトコルにより通信するので、ダイアグスキャンツール2から入力を送信してから各ECUから最初の応答を受信するまでの時間を50ms以内とすることが可能となる。
なお、上記の実施例では、法規対応ECUのデータフォーマット変換、ID変換、速度変換を高速CPUとソフトウェアにより実現したが、図5に示すように、法規対応ECU1にプロトコル変換ハードウェア15を設け、変換機能を標準CPUとハードウェア変換部により実現することができ、また、図6に示すように、法規対応ECU1をツール要求/応答データ送受信ハードウェア41、プロトコル変換ハードウェア42、データ送受信ハードウェア43により構成し、完全ハードウェア(カスタムIC)により実現することも可能である。
上記の実施例では、法規対応ECU1を様々な通信プロトコルによる通信機能を搭載したECUと接続したが、法規対応ECU1を種々の通信プロトコルにより通信を実施している各通信ネットワークと接続することもでき、以下、法規対応ECU1を各通信ネットワークに接続した場合の実施例について、図7のブロック図により説明する。
図7に示すように、法規対応ECU1が低速CANネットワーク6、LIN通信ネットワーク7、FlexRay等の次世代ネットワーク8と接続され、外部のダイアグスキャンツール2は法規対応ECU1が接続された高速CANバスに接続できるようになっている。
また、低速CANネットワーク6、LIN通信ネットワーク7はゲートウェイECU(G/W)9、10を介して次世代ネットワーク8と接続されている。このG/W9、10は異なる種類のネットワーク同士を接続する際に、間に立って変換処理を行ってデータを中継する機能を備えたものであり、このG/W9、10を介して異なるネットワークに接続されたECU同士も通信ができるようになっている。なお、法規対応ECU1、ダイアグスキャンツール2の構成は図2、図3、図4と同じであるので、詳細な説明を省略する。
また、低速CANネットワーク6、LIN通信ネットワーク7はゲートウェイECU(G/W)9、10を介して次世代ネットワーク8と接続されている。このG/W9、10は異なる種類のネットワーク同士を接続する際に、間に立って変換処理を行ってデータを中継する機能を備えたものであり、このG/W9、10を介して異なるネットワークに接続されたECU同士も通信ができるようになっている。なお、法規対応ECU1、ダイアグスキャンツール2の構成は図2、図3、図4と同じであるので、詳細な説明を省略する。
次に、図7に示す通信システムにおいて、ダイアグスキャンツールによりダイアグ情報を読み出す場合の作用について説明する。
上記と同様に、車両が修理工場に持ち込まれて、ダイアグスキャンツール2が通信ラインのコネクタに接続され、作業者により任意のダイアグ情報の項目が入力装置24から入力されると、マイコン21が記憶装置22に記憶されたプログラムに従って入力装置24からの入力を通信回路25を介して高速CANプロトコルにより法規対応ECU1に送信する。
上記と同様に、車両が修理工場に持ち込まれて、ダイアグスキャンツール2が通信ラインのコネクタに接続され、作業者により任意のダイアグ情報の項目が入力装置24から入力されると、マイコン21が記憶装置22に記憶されたプログラムに従って入力装置24からの入力を通信回路25を介して高速CANプロトコルにより法規対応ECU1に送信する。
一方、法規対応ECU1のツール要求/応答データ送受信部31がダイアグスキャンツール2からの入力を受信すると、受信した入力から対応するECUを判別し、例えば、次世代ネットワーク8に接続されたECUへのダイアグ情報の要求と判別した場合、ダイアグスキャンツール2から受信した入力をプロトコル変換部35により、FlexRay通信プロトコルの信号に変換した後、データ送受信部39を介して次世代ネットワーク8に送信する。
そして、次世代ネットワーク8に接続されたECUからの応答を受信すると、法規対応ECU1は、データ送受信部39を介して受信した信号をプロトコル変換部35により高速CANプロトコルの信号に変換し、ツール要求/応答データ送受信部31を介してダイアグスキャンツール2に高速CANプロトコルにより送信する。
また、ダイアグスキャンツール2からの入力が、LIN通信ネットワーク7に接続されたECUへのダイアグ情報の要求と判別した場合、法規対応ECU1は、ダイアグスキャンツール2から受信した入力をプロトコル変換部33によりLIN通信プロトコルに変換した後、データ送受信部37を介してLIN通信ネットワーク7に送信し、ECUからの応答を待つ。
そして、LIN通信ネットワーク7に接続されたECUからの応答を受信すると、法規対応ECU1は、受信した信号をプロトコル変換部33により高速CANプロトコルの信号に変換し、ツール要求/応答データ送受信部31、高速CANバスを介してダイアグスキャンツール2に送信する。
そして、LIN通信ネットワーク7に接続されたECUからの応答を受信すると、法規対応ECU1は、受信した信号をプロトコル変換部33により高速CANプロトコルの信号に変換し、ツール要求/応答データ送受信部31、高速CANバスを介してダイアグスキャンツール2に送信する。
以上のように、法規対応ECU1は各通信ネットワークの通信プロトコルに対応した通信プロトコルにより各通信ネットワークと通信し、ダイアグスキャンツール2との通信を高速CANプロトコルにより通信するので、ダイアグスキャンツール2から入力を送信してから各ECUからの最初の応答を受信するまでの時間的制約をクリアすることができる。
また、既存の種々の通信ネットワークを備えた従来の車両に対しても、各ネットワークに本発明の通信変換制御装置を接続することにより、CANプロトコルによるダイアグ通信を行うことができるので、従来の車両も改正された法規に対応させることができ、規格統一を図ることが可能となる。
1 法規対応ECU
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 通信回路
2 ダイアグスキャンツール
21 マイコン
22 記憶装置
23 表示装置
24 入力装置
25 通信回路
31 ツール要求/応答データ送受信部
32〜35 プロトコル変換部
36〜39 データ送受信部
3、4、5 ECU
6 低速CANネットワーク
7 LIN通信ネットワーク
8 次世代ネットワーク
9、10 G/W
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 通信回路
2 ダイアグスキャンツール
21 マイコン
22 記憶装置
23 表示装置
24 入力装置
25 通信回路
31 ツール要求/応答データ送受信部
32〜35 プロトコル変換部
36〜39 データ送受信部
3、4、5 ECU
6 低速CANネットワーク
7 LIN通信ネットワーク
8 次世代ネットワーク
9、10 G/W
Claims (4)
- テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、上記プロトコル変換手段が、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信搭載の電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする通信変換制御装置。 - テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
CAN以外の車載通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、上記プロトコル変換手段が、CAN以外の車載通信手段搭載の電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする通信変換制御装置。 - テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、テストツールとの通信と速度の異なるCAN通信ネットワークと接続され、上記プロトコル変換手段が、上記CAN通信ネットワークに接続された電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする通信変換制御装置。 - テストツールとCANプロトコルにより通信を行う通信変換制御装置であって、
CAN以外の車載通信手段と、プロトコル変換手段とを備え、CAN以外の車載通信ネットワークと接続され、上記プロトコル変換手段が、上記CAN以外の車載通信ネットワークに接続された電子制御装置とテストツールとの間の通信のプロトコル変換を行うことを特徴とする通信変換制御装置。
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---|---|---|---|
JP2005171909A JP2006352201A (ja) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | 通信変換制御装置 |
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