JP2005145262A - 車載用lanシステム - Google Patents

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弘之 福田
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Abstract

【課題】 車載用LANシステムにおいて、ノードにおける通信速度の誤設定による通信途絶を防止する。
【解決手段】 ECU40は、所定の通信速度で特定データを受信し(S103)、特定データを正常に受信できないと判定した場合、すなわち、通信途絶であると判定した場合(S104でNOと判定)、通信速度の設定を変更し(S105)、変更した通信速度にて入力データを受信する(S103)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車載用LANシステムに関する。
車載用LAN(ローカルエリアネットワーク)には、CAN(controller area network)、LIN(local interconnect network)などの標準インタフェース規格があり、標準インタフェース規格毎に通信速度が規定されている。
従来、車載用LANに接続されるノード(例えば、ECU)は、標準インタフェース規格によって規定された通信速度毎に別々のものが搭載されるようになっていたため、通信速度の違いによるノードの品種増が発生し、生産管理工数が増えてしまうといった問題があった。更に、生産管理工数の増加により、誤組み付けによる通信途絶が発生してしまうという問題があった。
そこで、ハードウェアを共通化しておき、ソフトウェアの設定によってノードの通信速度を変更できるようにして、通信速度の違いによるノードの品種増を抑制することが考えられる。この場合、ノードの通信速度に応じて適正な通信速度にてデータ通信を行う必要がある。
なお、適正な通信速度にてデータ通信を行うようにした車載用LANシステムとしては、ECUのROMデータを書き換える際にROMデータ書換装置が通信バスに接続され、ROMデータ書換装置とECUとの間で異なる通信速度でのテスト信号の送受信を行い、テスト信号の送受信結果に基づいて適正な通信速度にてROMデータ書換装置から書換え用データを送信するようにして、ROMデータの書換え時間を短縮するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−175331号公報
ところで、車両に装着されるECUの数は、車種やグレードなどによって異なる。また、車種やグレードなどによって、ECUの通信速度が異なる場合がある。
例えば、車載用LAN規格の1つであるCANでは、500kbps、250kbps、125kbpsなどの通信速度が規定されている。そして、250kbpsと500kbpsについては、通信速度と関係なく同一のハーネスやドライバーを用いることができるようになっており、ノードを組み付けた後にソフトウェアの設定によってノードの通信速度を設定できるようになっている。また、CANにおいては、通信速度が低速の場合よりも高速の場合の方が、通信バスに接続可能なノード数が制限される。
車両に装着されるECUの数が少ない場合、図4(a)に示すように、ECU1〜13の全てのノードの通信速度を500kbpsに設定することができる。
しかし、車両に装着されるECUの数が多く、車載用LANの通信バスに接続できるノード数の制限を超えてしまう場合、一部のノードの通信速度を低速の250kbpsに設定し、より多くのノードを通信バスに接続させることが考えられる。
例えば、ディーラーにおいてオプションとしてECU14〜16を追加することになり、通信バスに接続できるノード数が制限値を超えてしまう場合、図4(b)に示すように、250kbpsで動作する通信バスと500kbpsで動作する通信バスとの間に、各通信バス間のプロトコル変換を行うためのゲートウェイを設け、ECU1〜12を500kbpsで動作させ、ECU13〜16を250kbpsで動作させることができる。
この場合、例えば、ディーラーの作業者がサービスツールを通信バスに接続し、このサービスツールの操作によりECU1〜12の通信速度を500kbpsに設定し、ECU13〜16の通信速度を250kbpsに設定する。
なお、ECU13は、図4(a)の構成では500kbpsで動作し、図4(b)の構成では500kbpsで動作することになる。
このように、車種やグレードによって車載用LANの構成が変更され、車載用LANに新たにECUが接続された場合や車載用LANに接続されたECUの通信速度に変更が生じた場合、これらのECUにおける通信速度を設定し直す必要がある。
しかし、例えば、ディーラーの作業者がECUにおける通信速度の変更を忘れた場合やディーラーの作業者がECUにおける通信速度を誤って設定してしまった場合、ECUにおける通信速度の誤設定による通信途絶が発生してしまうといった問題が生じる。
特許文献1に記載の発明は、ROMデータの書換え時間を短縮することを目的としており、上記したようなノードにおける通信速度の誤設定による通信途絶を防止することはできない。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車載用LANシステムにおいて、ノードにおける通信速度の誤設定による通信途絶を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数のノードが互いに通信バスに接続されてなる車載用LAN通信システムであって、前記複数のノードの少なくとも1つは、前記通信バスから入力される入力データを所定の通信速度にて受信する受信手段と、前記受信手段によって前記入力データが正常に受信されたか否かに基づき、通信途絶であるか否かを判定する通信途絶判定手段と、前記通信途絶判定手段によって通信途絶であると判定された場合、前記受信手段における通信速度を変更させる通信速度変更手段と、を備えたことを特徴としている。
このように、前記通信途絶判定手段によって通信途絶であると判定された場合、前記受信手段における通信速度を変更させる通信速度変更手段と、を備えたので、ノードにおける通信速度の誤設定による通信途絶を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明のように、前記受信手段には、前記通信バスから定期的に入力データが入力されるようになっており、前記通信途絶判定手段は、前記受信手段によって前記所定時間を経過しても前記入力データが受信されない場合に、通信途絶であると判定することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記通信途絶判定手段によって通信途絶でないと判定された場合、前記受信手段によって前記入力データが正常に受信されたときの前記通信速度を、前記受信手段における前記通信速度として記憶手段に記憶することができる。
(第1実施形態)
本発明に係る車載用LANシステムの構成例を図1に示す。図に示すように、ECU10、20、30が通信バス80に接続され、ECU40が通信バス81に接続されている。具体的には、ボデー制御ECU10、シートECU20、ドアECU30が通信バス80に接続され、スマートエントリーECU40が通信バス81に接続されている。そして、通信バス80と通信バス81との間にはゲートウェイ70が備えられている。
なお、図1に示す構成では、通信バス80に接続されたECU10、20、30の通信速度と通信バスに接続されたECU40の通信速度が異なる場合を想定して、通信バス80と通信バス81との間にゲートウェイ70が設けられた構成となっているが、ECU10、20、30、40が同一の通信速度で動作する場合、通信バス80と通信バス81との間は直接接続され、ゲートウェイ70は設けられない。また、通信バス80には、サービスツール50や工場装置60が接続されるようになっている。
なお、本実施形態における車載用LANシステムでは、各ECU10〜40の相互間通信は、通常モード通信として扱われ、サービスツール50または工場装置60による通信(点線で示す)は、特殊モード通信として扱われる。
各ECU10〜40は、何れも周知のマイコンを主体として構成され、同様の構成となっているが、その一例として、ボデー制御ECU10について説明する。
ボデー制御ECU10は、マイコン11および不揮発性メモリとしてのEEPROM11dを備えている。マイコン11は、各種演算処理を行うためのプログラムが記憶されたROM11a、ROM11aに記憶されたプログラムに基づいて演算処理を行うCPUコア11b、CPUコア11bによって演算処理が行われる際に演算データを一時的に記憶するRAM11cを有している。なお、RAM11cに記憶されたデータは、バッテリ電源からの電源供給を受けている間は保持され、バッテリ電源からの電源供給が停止されると消去される。
また、ボデー制御ECU10は、ソフトウェアの設定によって、送受信における通信速度の設定を変更できるようになっている。
サービスツール50は、ディーラーや整備工場などに備えられるもので、各ECU10〜40のROMデータの書換えや診断プログラムを実行するための端末である。
工場装置60は、製造工場の製造ラインなどに設置されるもので、各ECU10〜40のROMデータの書き込み、診断プログラムの実行、その他出荷時における検査を行うための端末である。
サービスツール50および工場装置60は、ディスプレイ、操作スイッチおよびコネクタ付きケーブルを有している。
作業者は、各ECU10〜40のROMデータの書換えや診断プログラムを実行する際に、サービスツール50または工場装置60のコネクタを通信バス80に接続する。そして、サービスツール50または工場装置60のディスプレイに表示されるメニューに従って入力キーを操作すると、各ECU10〜40のROMデータの書換えや診断プログラムが実行され、車両のダイアグ情報や車両に備えられた各種センサの状態がディスプレイに表示されるようになっている。
また、サービスツール50および工場装置60は、各ECU10〜40に対して、後述する通信速度の自動設定処理を行うためのトリガ信号を出力することができるようになっている。このトリガ信号は、各ECU10〜40に接続された信号線(図示せず)を介してレベル信号として出力される。
次に、CANにおけるデータフレームについて説明する。CANにおけるフレームとしては、データフレーム、リモートフレーム、エラーフレーム、オーバーロードフレーム、インターフレームスペースがある。
このように、データフレームは、CANにおけるフレームの1つであり、送信ノードから受信ノードへデータを送信するためのフレームである。
なお、リモートフレームは、受信ノードが同じIDをもつ送信ノードへデータを要求するためのフレームであり、エラーフレームは、エラーを検出したときに他のノードへエラーを通知するためのフレームであり、オーバーロードフレームは、受信ノードが受信準備未完了を通知するためのフレームであり、インターフレームスペースは、データフレームおよびリモートフレームを前のフレームと分離させるためのフレームである。
本実施形態における車載用LANシステムにおいて、各ECU20〜40には、ECU10から定期的(例えば10秒毎)に少なくとも1つのデータフレームが入力されるようになっている。そして、各ECU20〜40は、ECU10から入力されるデータフレームを所定時間内に正常に受信したか否かに基づき、通信途絶であるか否かを判定する処理を行う。
図2に、CANにおけるデータフレームの構成の一例を示す。図に示すように、データフレームは、スタート・オブ・フレーム(SOF)、アービトレーション・フィールド、コントロール・フィールド、データ・フィールド、CRCフィールド、ACKフィールドおよびエンド・オブ・フレーム(EOF)によって構成されている。
スタート・オブ・フレームは、データフレームの開始を示すフィールドである。
アービトレーション・フィールドは、フレームの優先順位を表すフィールドである。このアービトレーション・フィールドには、予め識別子(Identifier、以下IDという)によって優先順位が決められる。
本実施形態では、予めフレームの優先順位を考慮してECU毎に割り当てられたIDがアービトレーション・フィールドに設定される。すなわち、このアービトレーション・フィールドに設定されたIDが、送信元のECUを特定するための情報となる。
コントロール・フィールドは、予約ビットとデータのバイト数を示すフィールドである。
データ・フィールドは、データの中身であり、0〜8バイトのデータが設定される。
本実施形態では、データ・フィールドの1バイト目に、データ・フィールドに設定されるデータの種類を識別するための情報が設定される。すなわち、データ・フィールドに設定されるデータが8バイト以上となる場合、複数のデータフレームに分割して送信する必要があり、これらのデータフレームにおけるデータ・フィールドに設定されるデータの種類を識別するための情報が1バイト目に設定される。
CRCフィールドは、フレームの伝送誤りをチェックするフィールドである。
ACKフィールドは、正常受信した確認の合図を示すフィールドである。
エンド・オブ・フレームは、データフレームの終了を示すフィールドである。
次に、図3を参照して、スマートエントリーECU40を例に、ECU20〜40のマイコンによる通信速度の自動設定処理について説明する。なお、ECU40の詳細について図示しないが、上記したようにボデー制御ECU10と同様の構成となっている。また、図3に示す通信速度の自動設定処理は、バッテリ電源から電源供給により、常時定期的に実行されるもので、例えば、イグニッションスイッチがオフの状態であっても実行されるようになっている。
まず、図示しないイグニッションスイッチがオンしたことを示す信号が入力されたか否かに基づき、車載用LANシステムの電源がオンされたか否かを判定するとともに、サービスツール50または工場装置60から特殊モード通信によって、トリガ信号が入力されたか否かを判定する(S100)。
ここで、車載用LANシステムの電源がオンされないと判定した場合、または、トリガ信号が入力されないと判定した場合(S100でNOと判定)、S100の判定を繰り返す。
また、S100において、車載用LANシステムの電源がオンされたと判定した場合、または、トリガ信号が入力されたと判定した場合(S100でYESと判定)、EEPROMのアドレスおよびデータを読み出すための制御信号(リード信号など)を出力してEEPROMのデータを読み出し、EEPROMに通信速度が記憶されているか否かを判定する(S101)。
ここで、EEPROMに通信速度が記憶されていない場合、ECU40の通信速度をデフォルトの通信速度に設定する。ここでは、デフォルトの通信速度として500kbpsに設定する(S106)。
そして、EEPROMのアドレスおよびデータを書き込むための制御信号(ライト信号など)を出力して、デフォルトの通信速度をEEPROMに書き込み(S107)、S100の判定に戻る。
また、S101において、EEPROMに通信速度が記憶されていると判定した場合、通信速度の設定をEEPROMから読み出した通信速度に設定する(S102)。そして、設定された通信速度にて通信バス81から入力される入力データを受信する受信待ち状態となる(S103)。
そして、通信バス81から入力される入力データを受信すると、データ・フィールドの1バイト目に設定されたデータの種類を識別するための情報と、アービトレーション・フィールドに設定された送信元のECUを特定するための情報に基づき、受信したデータが定期的に入力される特定データであるか否かを判定する。
例えば、データ・フィールドの1バイト目に1が設定され、アービトレーション・フィールドに送信元ECUとしてECU10が設定されたデータフレームを特定データとして、この特定データが所定時間内に入力されたか否かに基づき、通信途絶でないか否か、すなわち、特定データを正常に受信できたか否かを判定する。なお、通信バス81から所定時間(例えば、10秒)内に何もデータが入力されない場合は、通信途絶と判定する(S104)。
ここで、通信途絶であると判定した場合、すなわち、正常に受信できないと判定した場合、(S104でNOと判定)、通信速度の設定を250kbpsに変更する(S105)。そして、変更された通信速度にて入力データの受信待ち状態となり、S103の判定へ戻る。
また、S104において、通信途絶でないと判定した場合、すなわち、正常に受信できたと判定した場合、(S103でYESと判定)、EEPROMのアドレスおよびデータを書き込むための制御信号(ライト信号など)を出力して、フレームを正常に受信したときの通信速度をEEPROMに書き込み(S107)、S100へ戻る。
上記したように、ECU40は、通信途絶であると判定した場合、通信速度の設定を変更し、変更した通信速度にて入力データを受信するので、通信速度の誤設定による通信途絶を防止することができる。
また、図3のフローチャートに示すように、通信速度の自動設定処理は、通常モード通信と特殊モード通信のどちらからでも、行うことができるようになっている。したがって、サービスツール50または工場装置60を通信バス80に接続して、サービスツール50または工場装置60からトリガ信号を発生させることなく、車載用LANシステムの電源をオンするだけで、通信速度の自動設定処理を行うことができる。
また、通信途絶を判定するために用いるデータ(フレーム)は、通信途絶を判定することを目的としたデータ(フレーム)ではなく、通常、各ECU10〜40の相互間通信で定期的に送受信されるデータフレームが用いられているので、通信バスの負荷が大きくなることはない。なお、通信途絶を判定することを目的としたデータ(フレーム)によって、通信途絶を判定するようにしてもよい。
なお、上記実施形態において、受信手段は図3のS103に相当し、通信途絶判定手段は同S104に相当し、通信速度変更手段は同S105に相当し、通信速度確定手段は同S106に相当する。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
上記実施形態では、車載用LANシステムとして、CANを例に示したが、CANに限定されることなく、他のインタフェースに適用することもできる。
また、上記実施形態では、500kbpsと250kbpsの2種類から通信速度の設定を変更する例について示したが、これらの通信速度に限定されることなく、また、2種類以上の通信速度の車載用LANシステムに適用することができる。
また、上記実施形態では、ECU40のマイコンを例に、ECU20〜40の各マイコンによる通信速度の自動設定処理について示したが、通信バスに接続された複数のECUの少なくとも1つが、図3に示す通信速度の自動設定処理を行う場合についても適用することができる。
また、上記実施形態において、ECU40は、特定のECU10から入力されるデータフレームを所定時間内に正常に受信したか否かに基づき、通信途絶であるか否かを判定する処理を行う例について示したが、データフレームに限ることなく、リモートフレーム、エラーフレーム、オーバーロードフレーム、インターフレームスペースなど、他のフレームを所定時間内に正常に受信したか否かに基づき、通信途絶であるか否かを判定する処理を行うようにしてもよい。この場合、データフレームと同様に、特定のECUから他のECUへフレームを定期的に送信するようにしておき、フレーム内に、送信元IDのような送信元を識別する情報を含むようにしておけばよい。
また、図3のS104において、ECU40は、データ・フィールドの1バイト目に設定されたデータの種類を識別するための情報と、アービトレーション・フィールドに設定された送信元のECUを特定するための情報に基づき、受信したデータが定期的に入力される特定データであるか否かを判定する例について示したが、アービトレーション・フィールドに設定された送信元のECUを特定するための情報のみに基づいて、受信したデータが定期的に入力される特定データであるか否かを判定するようにしてもよい。
また、図3のS106において、デフォルトの通信速度として高速の500kbpsを設定し、通信途絶であると判定した場合に、S105において通信速度を低速の250kbpsに変更して入力データを受信する例について示したが、デフォルトの通信速度として低速の通信速度を設定し、通信途絶であると判定した場合に、高速の通信速度にて入力データを受信するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、通信速度をEEPROMに記憶する例について示したが、RAMに記憶するようにしてもよい。このようにRAMに通信速度を記憶する場合、一時的にバッテリからの電源供給が停止されると、RAMに記憶されたデータは消去されてしまうが、図3に示すフローチャートに示すように、車載用LANシステムの電源がオンされると、デフォルトの通信速度がRAMに書き込まれることになるため、通信速度を記憶するためにEEPROMを備える必要はない。
本発明に係る車載用LANシステムの構成を示す図である。 CANにおけるデータフレームの構成の一例を示す図である。 ECUのマイコンによる通信速度の自動設定処理を示すフローチャートである。 ECUにおける通信速度の誤設定について説明するための図である。
符号の説明
10…ボデー制御ECU、11…マイコン、11a…ROM、11b…CPUコア、
11c…RAM、12…EEPROM、20…シートECU、30…ドアECU、
40…スマートエントリーECU40、50…サービスツール、60…工場装置、
70…ゲートウェイ、80、81…通信バス。

Claims (3)

  1. 複数のノードが互いに通信バスに接続されてなる車載用LAN通信システムであって、
    前記複数のノードの少なくとも1つは、
    前記通信バスから入力される入力データを所定の通信速度にて受信する受信手段と、
    前記受信手段によって前記入力データが正常に受信されたか否かに基づき、通信途絶であるか否かを判定する通信途絶判定手段と、
    前記通信途絶判定手段によって通信途絶であると判定された場合、前記受信手段における通信速度を変更する通信速度変更手段と、を備えたことを特徴とする車載用LAN通信システム。
  2. 前記受信手段には、前記通信バスから定期的に入力データが入力されるようになっており、
    前記通信途絶判定手段は、前記受信手段によって定期的に前記入力データが受信されない場合に、通信途絶であると判定することを特徴とする請求項1に記載の車載用LAN通信システム。
  3. 前記通信途絶判定手段によって通信途絶でないと判定された場合、前記受信手段によって前記入力データが正常に受信されたときの通信速度を、前記受信手段における前記通信速度として記憶手段に記憶する通信速度確定手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車載用LAN通信システム。

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