JP5912639B2 - チェーンアジャスト機構 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の後輪に一体的に設けられた被動側スプロケットに掛けられたチェーンの弛みを調整するチェーンアジャスト機構に関する。
チェーンによりパワーユニットの駆動力をチェーンを介してスイングアームに回転自在に支持された後輪に伝達する動力伝達機構においては、チェーンが使用経過とともに伸びて弛みが発生するため、この弛みを調整するためにスイングアームの後部にチェーンアジャスト機構を設けるのが一般的である。
このようなチェーンアジャスト機構として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
特許文献1に係る発明は、公知技術の第12図、第13図に基づいて成された発明であって、第1図に示されるように、リヤフォークの後端部を、外側に開放した断面コ字形状の車軸ブラケットで形成し、この車軸ブラケットの垂直壁に車軸が貫通する長孔を形成したものが開示されている。
実開平3−37097号公報
特許文献1によれば、車軸ブラケットが外側に開放されているため、アジャスト機構が外側に露出し、外観性を損ねていた。また、車軸ブラケットがスイングアームの後部に別体に設けられていると、車軸ブラケット自体だけでなく車軸ブラケットが締結されるスイングアーム側の剛性を確保する必要があり、車軸ブラケット及びスイングアームの大型化を招くことになる。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、アジャスト機構を外部に露出しにくくするとともに、車軸周りの大型化を抑制可能なチェーンアジャスト機構を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、車両(10)のスイングアーム(12)の後端部に車軸(13)を介して後輪(14)が取付けられ、パワーユニットから前記後輪(14)に駆動力を伝達するチェーン(17)の弛みを調整するために、前記スイングアーム(12)内の後部に移動自在に収容されるとともに前記車軸(13)を支持する車軸支持部(49)にボルト(48)が連結されたアジャスト部材(45)と、前記スイングアーム(12)の後端開口(12e)に嵌合するエンドキャップ(41)と、このエンドキャップ(41)に頭部(42a)が当接するとともに前記アジャスト部材(45)の前記ボルト(48)にねじ結合することで前記アジャスト部材(45)を前後に移動させるアジャストナット(42)と、このアジャストナット(42)の回転を規制するロックナット(43)とを備えるチェーンアジャスト機構(40)であって、前記エンドキャップ(41)は、前記ロックナット(43)を収容するとともに外側方に開口する収容凹部(41h)を備え、前記アジャストナット(42)は、前記ボルト(48)にねじ結合された前記ロックナット(43)に当接されるとともに、前記ボルト(48)の後端より車両後方まで延びることを特徴とする。
この構成によれば、ボルトの後端がナットから車両後方に突出せず、また、ロックナットは収容凹部に収容されるので、チェーンアジャスト機構を外部に露出しにくくすることができ、外観性を向上させることができる。また、アジャストナットとロックナットとが当接する構造であるため、従来のように、エンドキャップをボルトの頭部とナットとで挟み込む場合にエンドキャップに力が作用するのに対して、本発明では大きな力がエンドキャップに作用しないから、エンドキャップの薄肉軽量化を図ることができる。更に、従来では、チェーンアジャスト機構を設けるためにスイングアームの後端部に特別に車軸ブラケットが設けられ、この車軸ブラケットが、車軸が通される垂直壁と、この垂直壁の上下及び前後に形成された上下壁部、前壁部、後壁を備える形状であるため、車軸周りが大型で複雑な形状になり、コストの増大を招いていたが、本発明では、スイングアームの車軸周りに特別な部品を配置していないので、車軸周りの大型化及び複雑化を抑制することができ、コストを削減することができる。
上記構成において、車両側面視で、前記エンドキャップ(41)は、前記アジャストナットに向けて次第に上下幅が狭くなるように傾斜した傾斜部(41T)を備えるようにしても良い。この構成によれば、エンドキャップを後部が上下幅の狭い新規な形状にして外観性を向上させることができる。また、エンドキャップを単純な矩形にするのに比べて軽量化を図ることができる。
また、上記構成において、前記エンドキャップ(41)は、鋳物で形成され、前記傾斜部(41T)に内側に窪んだ肉抜き凹部(41a,41b)が形成されるようにしても良い。この構成によれば、肉抜き凹部を形成することで、エンドキャップの各部の肉厚をより均一にすることができるので、重量増加を抑えつつ鋳造時に溶湯の冷却がより均一に行われ、鋳巣を発生しにくくすることができる。
また、上記構成において、前記アジャストナット(42)の袋状に形成される前記頭部(42a)は、前記エンドキャップ(41)を締め付けるために端部に形成された締め付け面(42j)と、前記エンドキャップ(41)の前記傾斜部(41T)に沿うように傾斜した傾斜面(42d)とを備えるようにしても良い。この構成によれば、エンドキャップの傾斜部にアジャストナットの傾斜面を沿わせることで、エンドキャップとアジャストナットとの一体感を得ることができ、外観性を向上させることができる。また、アジャストナットを袋状にすることで、アジャストナットからボルトの先端が突出せず、更にチェーンアジャスト機構で調整した後もボルトの先端が突出することがないため、外観性を向上させることができるとともに、チェーンアジャスト機構で調整中にボルトの先端との干渉を避けることができ、作業性を向上させることができる。
また、上記構成において、上面視で、前記エンドキャップ(41)は、車幅方向の厚みが前記アジャストナット(42)に向けて次第に狭くなるように形成されていても良い。この構成によれば、アジャストナットと共に一体感を出すことができる。又、車両後方からチェーンとスイングアームとの隙間が見えやすくなり、車軸を通したりする際に作業がし易い。
本発明は、エンドキャップが、ロックナットを収容するとともに外側方に開口する収容凹部を備え、アジャストナットは、ボルトにねじ結合されたロックナットに当接されるとともに、ボルトの後端より車両後方まで延びるので、ボルトの後端がナットから車両後方に突出せず、また、ロックナットは収容凹部に収容されるため、アジャスト機構を外部に露出しにくくすることができ、外観性を向上させることができる。また、アジャストナットとロックナットとが当接する構造であるため、従来のように、エンドキャップをボルトの頭部とナットとで挟み込む場合にエンドキャップに力が作用するのに対して、本発明では大きな力がエンドキャップに作用しないから、エンドキャップの薄肉軽量化を図ることができる。更に、従来では、チェーンアジャスト機構を設けるためにスイングアームの後端部に特別に車軸ブラケットが設けられ、この車軸ブラケットが、車軸が通される垂直壁と、この垂直壁の上下及び前後に形成された上下壁部、前壁部、後壁を備える形状であるため、車軸周りが大型で複雑な形状になり、コストの増大を招いていたが、本発明では、スイングアームの車軸周りに特別な部品を配置していないので、大型化及び複雑化を抑制することができ、コストを削減することができる。
また、車両側面視で、エンドキャップは、アジャストナットに向けて次第に上下幅が狭くなるように傾斜した傾斜部を備えるので、エンドキャップを後部が上下幅の狭い新規な形状にして外観性を向上させることができる。また、エンドキャップを単純な矩形にするのに比べて軽量化を図ることができる。
また、エンドキャップは、鋳造にて形成され、傾斜部に内側に窪んだ肉抜き凹部が形成されているので、肉抜き凹部を形成することで、エンドキャップの各部の肉厚をより均一にすることができるので、重量増加を抑えつつ鋳造時に溶湯の冷却がより均一に行われ、鋳巣を発生しにくくすることができる。
また、アジャストナットの袋状に形成される頭部は、エンドキャップを締め付けるために端部に形成された締め付け面と、エンドキャップの前記傾斜部に沿うように傾斜した傾斜面とを備えるので、エンドキャップの傾斜部にアジャストナットの傾斜面を沿わせることで、エンドキャップとアジャストナットとの一体感を得ることができ、外観性を向上させることができる。また、アジャストナットを袋状にすることで、アジャストナットからボルトの先端が突出せず、更にチェーンアジャスト機構で調整した後もボルトの先端が突出することがないため、外観性を向上させることができるとともに、チェーンアジャスト機構で調整中にボルトとの干渉を避けることができ、作業性を向上させることができる。
また、上面視で、エンドキャップは、車幅方向の厚みがアジャストナットに向けて次第に狭くなるように形成されているので、アジャストナットと共に一体感を出すことができる。又、車両後方からチェーンとスイングアームとの隙間が見えやすくなり、車軸を通したりする際に作業がし易い。
本発明の実施形態を適用した自動二輪車の後部を示す左側面図である。 本発明の実施形態を適用した自動二輪車の後部を示す背面図である。 チェーンジャスト機構を示す斜視図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図1のV−V線断面図である。 チェーンアジャスト機構の作用を示す作用図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LEは車体左方を示している。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態を適用した自動二輪車の後部を示す左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の後部に上下搖動自在にスイングアーム12が取付けられ、このスイングアーム12の後端部に車軸13を介して後輪14が取付けられている。自動二輪車10に設けられたエンジンに一体的に変速機が設けられ、エンジンと変速機とでパワーユニットが構成されている。変速機の出力軸には駆動側スプロケットが取付けられ、この駆動側スプロケットと、後輪14に一体的に設けられた被動側スプロケット16とにチェーン17が掛け渡され、パワーユニットからチェーン17を介して後輪14に駆動力が伝達される。
チェーン17は、長期間の使用の間に伸びが発生し、下方に垂れて弛み量が大きくなるため、所定の弛み量になった時点で車軸13の近傍に設けられたチェーンアジャスト機構40によってその弛み量が規定範囲に調整される。
ここで、符号21は車体フレーム11に取付けられた前部ステップブラケット、22は前部ステップブラケット21に取付けられた運転者用ステップ、23はサイドスタンド、24は車体フレーム11に取付けられた後部ステップブラケット、26は後部ステップブラケット24に取付けられた同乗者用ステップ、27はチェーン17の上方を覆うチェーンカバー、28はボルト状の車軸13の頭部13aとスイングアーム12との間に設けられた回り止め付きのワッシャ、31はマフラである。
本実施形態のチェーンアジャスト機構40は、スイングアーム12の後端に配置されたエンドキャップ41と、このエンドキャップ41内に一部が挿入されたアジャストナット42と、このアジャストナット42の回り止めをするロックナット43と、後で詳述するアジャスター45(図3参照)とを備え、エンドキャップ41及びアジャストナット42の形状、ロックナット43の配置等が考慮されて外観性の向上が図られ、また、後輪14の車軸13周りが小型で簡素に構成された構造を有している。
図2は、本発明の実施形態を適用した自動二輪車の後部を示す背面図である。
スイングアーム12を構成する左右のアーム12L,12Rのそれぞれの後部に、ボルト51及びこのボルト51の端部にねじ込まれたナット52からなる車軸13が渡され、アーム12L,12Rのそれぞれの後端部にエンドキャップ41が配置され、このエンドキャップ41の後端面からアジャストナット42の頭部42aが突出している。
エンドキャップ41は、アジャストナット42より上方及び下方の部分に上部凹部41a及び下部凹部41bが設けられている。
アジャストナット42は、頭部42aに六角レンチを挿入する六角穴42bを備える。
チェーン17が掛けられている被動側スプロケット16は、後輪14のホイール62(図5参照)の側面に配置されたホイールダンパ55に取付けられている。ホイールダンパ55は、被動側スプロケット16と後輪14のホイールとの間に設けられた緩衝機構であり、パワーユニット側から被動側スプロケット16に回転方向の駆動力が作用した場合に、この駆動力がダイレクトに後輪14に伝わらないようにする機構である。なお、符号57はマフラ31の前端に接続された排気管、58は後輪14用のキャリパ59を支持するために車軸13に取付けられたキャリパブラケットである。
図3は、チェーンアジャスト機構を示す斜視図であり、スイングアーム12の左側のアーム12Lの内部が見えるようにスイングアーム12を長手方向に縦に切断し、これに伴ってエンドキャップ41の一部も同様に切断した状態を示している。
チェーンアジャスト機構40は、アーム12L内に前後スライド自在にアジャスター45が配置され、車軸13にアジャスター45に設けられた貫通穴45aが嵌合している。アジャスター45は、板状部材をコ字形状に屈曲形成させ、筒状のカラー47が取付けられた車軸支持部49と、車軸支持部49の後端部から車体後方に延びてアジャストナット42及びロックナット43にねじ結合するボルト48とを備える。上記の板状部材をコ字形状に屈曲形成させたプレート46とカラー47との結合、プレート46とボルト48との結合は、溶接にて行われている。
車軸支持部49のカラー47は、それぞれ車軸13が貫通し、嵌合している。
車軸支持部49は、左プレート46a及び右プレート46bと、これらの左プレート46a、右プレート46bのそれぞれの端部を一体に接続する端部プレート46cとを備える。左プレート46aは上下に延びる延出部46d,46eを備え、これらの延出部46d,46eの先端部に右プレート46b側に屈曲する屈曲部46f,46gが形成されている。これらの屈曲部46f,46gはアーム12Lの上壁12a及び下壁12bに当たってアジャスター45がアーム12L内を車体前後方向に移動した際のアジャスター45の姿勢を保持する。左プレート46aの側面46jには、車軸13の移動量、即ちアジャスター45の移動量の目安となる目盛り46k,46kが刻印され、これらの目盛り46kの一部は、アーム12Lに設けられた長穴12c(図1参照)から外部に露出している。上記のプレート46及びカラー47は、車軸13を支持する車軸支持部49を構成している。ボルト48は、アーム12L内からエンドキャップ41の前壁41mを貫通して収容凹部41h側に延びている。
図4は、図2のIV−IV線断面図であり、ボルト48の軸線48aに沿って鉛直に切断した断面を示している。
チェーンアジャスト機構40は、車軸13に取付けられたアジャスター45と、スイングアーム12の後端部に開口する後端開口12eに配置されるとともにアジャスター45のボルト48が挿入される小径穴41c及び大径穴41dが形成されたエンドキャップ41と、ボルト48の中間部にねじ結合されたロックナット43と、大径穴41dにエンドキャップ41の後端側から挿入されるとともボルト48にねじ結合する袋ナット状に形成されたアジャストナット42と、このアジャストナット42の頭部42a及びエンドキャップ41のそれぞれの間に配置されたワッシャ44とからなる。アジャストナット42及びロックナット43は、ボルト48上でダブルナットを構成している。なお、スイングアーム12の右アーム12R(図2参照)に設けられたチェーンアジャスト機構も上記チェーンアジャスト機構40と同一の構成を有する。
エンドキャップ41は、アルミニウム合金製で鋳造(例えばダイカスト)にて製造された部材であり、前部を構成する矩形部41Sと、この矩形部41Sの後部に一体成形されて車体後方にいくにつれ上下幅が狭くなるように傾斜した傾斜部41Tとからなり、矩形部41Sの前端に、アーム12Lの後端面12fに当たる前端面41fよりも車体前方に突出するように形成された複数の突出部41gと、外側方に開放する縦長の収容凹部41hとを備え、傾斜部41Tの上部及び下部に上部傾斜面41j及び下部傾斜面41kを備える。
突出部41gは、アーム12Lに対してエンドキャップ41を回り止めする部分である。収容凹部41hは、ロックナット43を収容するとともにロックナット43を回す工具を挿入する部分である。
上部傾斜面41jは、後ろ下がりに傾斜し、上部凹部41aが形成されている。下部傾斜面41kは、後ろ上がりに傾斜し、下部凹部41bが形成されている。上記の上部凹部41a及び下部凹部41bは、エンドキャップ41の傾斜部41Tの肉厚をより均一にするために形成した部分であり、このような上部凹部41a及び下部凹部41bを形成することで、鋳造時の溶湯の冷却を各部でより均一に行うことができ、鋳巣の発生を抑えることができる。また、傾斜部41Tを設けることで、例えばエンドキャップ全体を矩形にするのに比べてエンドキャップ41の体積を小さくすることができ、エンドキャップ41の軽量化を図ることができる。また、上部凹部41a及び下部凹部41bを設けることで、エンドキャップ41をより一層軽量にすることができる。
アジャストナット42は、前側より後側が小径のテーパ面42dを有する頭部42aと、この頭部42aに一体成形されるとともにボルト48にねじ結合するめねじ42eが形成された軸部42fとからなる。頭部42aは、ワッシャ44に当接する環状の締め付け面42jが形成され、締め付け面42jによってワッシャ44を介してエンドキャップ41が締め付けられ、軸部42fは、その先端面42gがロックナット43に当てられてボルト48に対してアジャストナット42が回り止めされている。めねじ42eは、ボルト48の後端面48bよりも車体後方に長く形成され、アジャストナット42を回してチェーンの弛み調整を行う場合のボルト48の後方移動に対処可能にされている。
アジャストナット42の頭部42aにテーパ面42dを形成することで、頭部42aが側面視で台形状となり、見る者に新規な印象を与えることができ、外観性を向上させることができる。更に、テーパ面42dをエンドキャップ41の傾斜部41T(詳しくは、上部傾斜面41j及び下部傾斜面41k)の傾斜に沿うように傾斜させたことで、エンドキャップ41とアジャストナット42との一体感を得ることができ、また更には、アジャストナット42を回転させる手段として六角穴42bを設けたことで六角穴42bが外部に露出しにくくなるため、これらの点からも外観性の向上を図ることができる。
ロックナット43は、エンドキャップ41の収容凹部41hに収容されているので、外部に露出しにくくなり、外観性が向上している。
本実施形態では、アジャストナット42にロックナット43を当ててアジャストナット42の回り止めを行っているため、アジャストナット42とロックナット43とのそれぞれの当接面を精度良く仕上げる必要がない。これに対して、例えば、従来は、車軸ブラケットの後部をアジャストボルトの頭部とロックナットとで挟み込んでいるため、車軸ブラケットに傷が付きにくくするためにアジャストボルト及びロックナットにおいて車軸ブラケットの後部を挟み込む面は精度良く仕上げる必要があり、コストアップになる。
図5は、図1のV−V線断面図である。
車軸13のボルト51は、スイングアーム12におけるアーム12Lの外壁12h及び内壁12jに前後に長く形成された長穴12c,12cに挿入され、車体前後方向に移動自在に配置されている。なお、符号46m,46mは車軸13と嵌合するようにプレート46に設けられたプレート嵌合穴、47aは車軸13と嵌合するようにカラー47に設けられたカラー嵌合穴であり、これらのプレート嵌合穴46m,46m及びカラー嵌合穴47aは貫通穴45aを構成している。
アジャスター45は、断面コ字状のプレート46の左プレート46a及び右プレート46bがアーム12Lの外壁12h及び内壁12jの内面と摺動自在に配置されている。
エンドキャップ41は、車体後方へいくにつれて車体左右方向の幅が次第に小さくなるように左右の側面41p,41qが形成され、更にこれらの側面41p,41qにほぼ連続するようにアジャストナット42のテーパ面42dが設けられているので、エンドキャップ41とアジャストナット42との一体感を得ることができ、また、スイングアーム12の後方でのスリム感も得ることができる。
後輪14は、車軸13を構成するボルト51に一対のベアリング61,61(一方の符号61のみ図示)を介して回転自在に取付けられたホイール62を備え、このホイール62に隣接するようにボルト51にベアリング63を介して回動自在に取付けられたホイールダンパ55が配置されている。
ホイールダンパ55は、被動側スプロケット16が取付けられたダンパ基部66と、ホイール62に周方向に並ぶように形成された複数のホイール凹部62aと、これらのホイール凹部62a内にそれぞれ収容されたゴム製のブロック67と、このブロック67を周方向に押圧するためにダンパ基部66から一体に各ホイール凹部62a内に延ばされた複数のダンパ押圧部66aとからなる。
エンジン側からチェーンを介して被動側スプロケット16に駆動力が伝わると、更にその駆動力は、被動側スプロケット16から順に、ダンパ基部66、ダンパ押圧部66a、ブロック67、ホイール凹部62aに伝わり、ホイール62が回転する。このとき、チェーンから被動側スプロケット16に衝撃力(衝撃的な駆動力)が伝わると、この衝撃力は、ブロック67で減衰され、ホイール62には伝わらない。
ここで、符号71〜73はカラー、74はOリング、76はシール部材である。
以上に示したチェーンアジャスト機構40の作用を次に説明する。
図6は、チェーンアジャスト機構の作用を示す作用図であり、図6(A)はチェーンの弛みを調整する前の状態を示す作用図、図6(B)はチェーンの弛みを調整した後の状態を示す作用図である。図6(A),(B)に示した黒丸は車軸13の軸線13bであり、軸線13bは紙面の表裏方向に延びている。
図6(A)の状態から図6(B)の白抜き矢印Eで示すように、チェーンアジャスト機構40によってアジャスター45を車体後方へ移動させて、車軸13の位置を車体後方へ距離Lだけ移動させ、チェーンの弛みを規定の範囲内に調整する。
具体的には、まず、車軸13を構成するボルト51(図2参照)とナット52(図2参照)とのねじ結合を弛め、スイングアーム12に対して車軸13を移動可能にする。次に、エンドキャップ41の収容凹部41h内に工具81を挿入し、工具81をロックナット43に掛け、ロックナット43を弛めてアジャストナット42の先端面42gから離しておく。そして、アジャストナット42の六角穴42bに工具82を挿入し、工具82でアジャストナット42を図の矢印Fで示すように例えば右回りに回す。
この結果、アジャスター45のボルト48とアジャストナット42のめねじ42eとのねじ結合によってボルト48がアジャストナット42内に引き込まれて車体後方へ移動するため、車軸13もアジャスター45と一体的に車体後方へ移動する。車軸13が車体後方へ移動すると、車軸13と共にホイールダンパ55(図5参照)も移動し、ホイールダンパ55に取付けられた被動側スプロケット16(図5参照)も後方に移動して、チェーン(図1参照)の弛みが規定の範囲まで小さくなる。次に、工具82にてアジャストナット42を回転しないように支えながら工具81にてロックナット43を回してアジャストナット42の先端面42gに当てて締め込む。これでロックナット43によるアジャストナット42の回り止めがなされる。最後に、車軸13を構成するボルト51(図2参照)とナット52(図2参照)とを締め込み、スイングアーム12に車軸13を固定する。
図6(B)において、エンドキャップ41の後端から車両前方に離れた位置に収容凹部41hを設けたことで、アジャストナット42の六角穴42bとロックナット43との距離を離すことができ、アジャストナット42を回してチェーンの弛みを調整した後に、アジャストナット42にロックナット43を当てる場合に、ロックナット43を回す工具81と六角穴42bに挿入した工具82との距離が離れているので、工具81を回動させる手が工具82を支持する手と干渉しにくくなり、作業性を向上させることができる。これに対して従来は、アジャストボルトにねじ結合された隣り合う2つのナットのそれぞれに工具を掛けて一方のナットを回動させるとともに他方のナットを回らないように支持する場合に、2つの工具が接近して作業性の低下を招くことがあった。
また、チェーンの弛みを調整する前後で、アジャストナット42の頭部42aのエンドキャップ41からの突出量は変化しないので、従来のようにチェーンの弛みを調整する前に比べて調整した後にボルトが後方へより突出するようなことがなく、外観性を向上させることができる。
以上の図1、図3及び図4に示したように、車両10のスイングアーム12の後端部に車軸13を介して後輪14が取付けられ、パワーユニットから後輪14に駆動力を伝達するチェーン17の弛みを調整するために、スイングアーム12内の後部に移動自在に収容されるとともに車軸13を支持する車軸支持部49にボルト48が連結されたアジャスト部材としてのアジャスター45と、スイングアーム12の後端開口12eに嵌合するエンドキャップ41と、このエンドキャップ41に頭部42aが当接するとともにアジャスター45のボルト48にねじ結合することでアジャスター45を前後に移動させるアジャストナット42と、このアジャストナット42の回転を規制するロックナット43とを備えるチェーンアジャスト機構40であって、エンドキャップ41は、ロックナット43を収容するとともに外側方に開口する収容凹部41hを備え、アジャストナット42は、ボルト48にねじ結合されたロックナット43に当接されるとともに、ボルト48の後端より車両後方まで延びるので、ボルト48の後端面48bがアジャストナット42から車両後方に突出せず、また、ロックナット43は収容凹部41hに収容されるので、チェーンアジャスト機構40を外部に露出しにくくすることができ、外観性を向上させることができる。また、アジャストナット42とロックナット43とが当接する構造であるため、従来のように、エンドキャップをボルトの頭部とナットとで挟み込む場合にエンドキャップに力が作用するのに対して、本発明では大きな力がエンドキャップ41に作用しないから、エンドキャップ41の薄肉軽量化を図ることができる。更に、従来では、チェーンアジャスト機構を設けるためにスイングアームの後端部に特別に車軸ブラケットが設けられ、この車軸ブラケットが、車軸が通される垂直壁と、この垂直壁の上下及び前後に形成された上下壁部、前壁部、後壁を備える形状であるため、車軸周りが大型で複雑な形状になり、コストの増大を招いていたが、本発明では、スイングアーム12の車軸周りに特別な部品を配置していないので、車軸13周りの大型化及び複雑化を抑制することができ、コストを削減することができる。
また、図4に示したように、車両側面視で、エンドキャップ41は、車両後方にいくにつれて上下幅が狭くなるように傾斜した傾斜部41Tを備えるので、エンドキャップ41を後部が上下幅の狭い新規な形状にして外観性を向上させることができる。また、エンドキャップ41を単純な矩形にするのに比べて軽量化を図ることができる。
また、図2及び図4に示したように、エンドキャップ41は、鋳造にて形成され、傾斜部41Tに内側に窪んだ肉抜き凹部としての上部凹部41a、下部凹部41bが形成されるので、上部凹部41a及び下部凹部41bを形成することで、エンドキャップ41の各部の肉厚をより均一にすることができるので、重量増加を抑えつつ鋳造時に溶湯の冷却がより均一に行われ、鋳巣を発生しにくくすることができる。
また、図4に示したように、アジャストナット42の袋状に形成される頭部42aは、エンドキャップ41を締め付けるために端部に形成された締め付け面42jと、エンドキャップ41の傾斜部41Tに沿うように傾斜した傾斜面としてのテーパ面42dとを備えるので、エンドキャップ41の上部傾斜面41j、下部傾斜面41kにアジャストナット42のテーパ面42dを沿わせることで、エンドキャップ41とアジャストナット42との一体感を得ることができ、外観性を向上させることができる。また、アジャストナット42を袋状にすることで、アジャストナット42からボルト48の先端が突出せず、更にチェーンアジャスト機構40で調整した後もボルト48の先端が突出することがないため、外観性を向上させることができるとともに、チェーンアジャスト機構40で調整中にボルト48の先端との干渉を避けることができ、作業性を向上させることができる。
また、図5に示したように、上面視で、エンドキャップ41は、車幅方向の厚みがアジャストナット42に向けて次第に狭くなるように形成されているので、アジャストナット42と共に一体感を出すことができる。又、車両後方からチェーン17とスイングアーム12との隙間が見えやすくなり、後輪14の車軸13を通したりする際に作業がし易い。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図1に示したエンドキャップ41の収容凹部41hの開口部を塞ぐキャップをエンドキャップ41に着脱自在に設けても良い。これにより、収容凹部41hに収容されたロックナット43が外部に露出しなくなり、外観性をより一層向上させることができる。
また、図3及び図5で説明したように、プレート46とカラー47とを溶接にて一体としたが、これに限らず、プレート46とカラー47とを溶接せずに別体にしても良い。更に、プレート46とボルト48とを溶接にて一体としたが、これに限らず、プレート46とボルト48とを溶接せずに別体にしても良い。また更に、プレート46とボルト48とを一体成形しても良い。
また、図4に示したアジャストナット42を袋状としたが、これに限らず、アジャストボルトを袋状にせず、アジャストナットに貫通するようにめねじを設けても良い。
要は、アジャストナット42がボルト48の後端面48bより車体後方まで延びて、ボルト48の後端面48bが外部に露出しない又は露出しにくくなるようにすれば良い。
上記したように、アジャストナットに貫通するようにめねじを設けた場合、アジャストナットの端部に、めねじ42eの谷の径と等しいか又は谷の径より大きい円が内接する六角穴をめねじに連通するように形成し、この六角穴に工具を挿入してアジャストナットを回すようにしても良い。
また、上記実施形態では、自動二輪車10(図1参照)に本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(車両)
12 スイングアーム
12e 端部開口
13 車軸
14 後輪
17 チェーン
40 チェーンアジャスト機構
41 エンドキャップ
41a 上部凹部(肉抜き凹部)
41b 下部凹部(肉抜き凹部)
41h 収容凹部
41T 傾斜部
42 アジャストナット
42a 頭部
42d テーパ面(傾斜面)
42j 締め付け面
43 ロックナット
45 アジャスター(アジャスト部材)
48 ボルト
49 車軸支持部

Claims (5)

  1. 車両(10)のスイングアーム(12)の後端部に車軸(13)を介して後輪(14)が取付けられ、パワーユニットから前記後輪(14)に駆動力を伝達するチェーン(17)の弛みを調整するために、前記スイングアーム(12)内の後部に移動自在に収容されるとともに前記車軸(13)を支持する車軸支持部(49)にボルト(48)が連結されたアジャスト部材(45)と、前記スイングアーム(12)の後端開口(12e)に嵌合するエンドキャップ(41)と、このエンドキャップ(41)に頭部(42a)が当接するとともに前記アジャスト部材(45)の前記ボルト(48)にねじ結合することで前記アジャスト部材(45)を前後に移動させるアジャストナット(42)と、このアジャストナット(42)の回転を規制するロックナット(43)とを備えるチェーンアジャスト機構であって、
    前記エンドキャップ(41)は、前記ロックナット(43)を収容するとともに外側方に開口する収容凹部(41h)を備え、
    前記アジャストナット(42)は、前記ボルト(48)にねじ結合された前記ロックナット(43)に当接されるとともに、前記ボルト(48)の後端より車両後方まで延びることを特徴とするチェーンアジャスト機構。
  2. 車両側面視で、前記エンドキャップ(41)は、前記アジャストナット(42)に向けて次第に上下幅が狭くなるように傾斜した傾斜部(41T)を備えることを特徴とする請求項1に記載のチェーンアジャスト機構。
  3. 前記エンドキャップ(41)は、鋳物で形成され、前記傾斜部(41T)に内側に窪んだ肉抜き凹部(41a,41b)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のチェーンアジャスト機構。
  4. 前記アジャストナット(42)の袋状に形成される前記頭部(42a)は、前記エンドキャップ(41)を締め付けるために端部に形成された締め付け面(42j)と、前記エンドキャップ(41)の前記傾斜部(41T)に沿うように傾斜した傾斜面(42d)とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のチェーンアジャスト機構。
  5. 上面視で、前記エンドキャップ(41)は、車幅方向の厚みが前記アジャストナット(42)に向けて次第に狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載のチェーンアジャスト機構。
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