JP5911670B2 - 半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハ - Google Patents

半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハ Download PDF

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本発明は、半導体ウエハの表面に存在する保護テープを、剥離テープを利用して除去する工程を有する半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハに関する。
従来、半導体ウエハの表面に存在する保護テープを、剥離テープを利用して除去する工程を有する半導体ウエハの製造方法としては、例えば、特許文献1がある。この特許文献1では、半導体ウエハ上のパターンを形成するダイシング溝と半導体ウエハから保護テープが剥離される境目となる剥離ラインとが保護テープ剥離過程で一致しない方向から保護テープを剥離テープと一体にして剥離することで、半導体ウエハを破損させることなく保護テープを剥離するようにしている。
特開2004−165570号
しかしながら、特許文献1の場合においても、半導体ウエハを薄くした場合等には、保護テープを剥離する際に、半導体ウエハが破損する可能性がある。このため、半導体ウエハを破損させることなく効率よく保護テープを剥離することが更に望まれている。
本発明は上記事実を考慮し、半導体ウエハを破損させることなく効率よく保護テープを剥離することができる半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハを得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明の半導体ウエハの製造方法は、半導体ウエハのオリエンテーションフラットと平行でかつ前記半導体ウエハの中心を通る直線に対して、前記オリエンテーションフラットと反対側に位置する前記半導体ウエハの外周部分であって、前記直線と前記オリエンテーションフラットの垂直二等分線との間の前記半導体ウエハが割れ難い面方位に位置する外周部分に設けられ、保護テープとの接着面積を低減させるための接着面積低減部を形成する接着面積低減部形成工程と、前記半導体ウエハの表面に前記保護テープを貼付け、前記接着面積低減部に前記保護テープを形成する保護テープ貼付工程と、前記半導体ウエハの裏面を研削する研削工程と、前記半導体ウエハの表面の一部及び前記接着面積低減部と重なる位置において前記保護テープ上に剥離テープを貼付ける剥離テープ貼付工程と、前記剥離テープを用いて前記接着面積低減部に形成された前記保護テープを剥離開始位置または前記剥離開始位置の近傍として剥離し、引続き前記半導体ウエハの表面の一部に貼付けられた前記保護テープを剥離する剥離工程と、を有する。
請求項5に記載の発明の半導体ウエハは、半導体ウエハのオリエンテーションフラットと平行でかつ前記半導体ウエハの中心を通る直線に対して、前記オリエンテーションフラットと反対側に位置する前記半導体ウエハの外周部分の一部に凸部として形成され、前記直線と前記オリエンテーションフラットの垂直二等分線との間の前記半導体ウエハが割れ難い面方位に位置する外周部分に設けられ、保護テープとの接着面積を低減させるための接着面積低減部が、前記保護テープを剥離するための剥離テープの剥離開始位置または前記剥離開始位置の近傍に形成されている。
本発明の半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハは、上記方法としたので、半導体ウエハを破損させることなく効率よく保護テープを剥離することができる。
(A)は本発明の第1実施形態に係る凸部を形成する前の半導体ウエハを示す平面図であり、(B)は本発明の第1実施形態に係る凸部を形成した半導体ウエハを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る保護テープを貼り付けた半導体ウエハを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る切削工程を示す概略側断面図である。 (A)は本発明の第1実施形態に係る切削前の半導体ウエハを示す斜視図であり、(B)は本発明の第1実施形態に係る切削後の半導体ウエハを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る剥離テープを貼り付けた半導体ウエハを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る剥離テープを貼り付けた半導体ウエハを示す側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る剥離テープの剥離途中の半導体ウエハを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る剥離テープの剥離途中の半導体ウエハを示す側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る凹部を形成した半導体ウエハを示す平面図である。 (A)は本発明の第2実施形態に係る剥離テープの剥離初期を示す側断面図であり、(B)は本発明の第2実施形態に係る剥離テープの剥離途中を示す側断面図である。 本発明の第3実施形態に係る凹部を形成した半導体ウエハを示す平面図である。 本発明の第4実施形態に係る凹部を形成した半導体ウエハを示す平面図である。 本発明の第5実施形態に係る切欠を形成した半導体ウエハを示す平面図である。
(第1実施形態)
次に、本発明の半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハの第1実施形態を図1〜図8に従って説明する。なお、「半導体ウエハ」については、以下、単に「ウエハ」という。
(接着面積低減部形成工程)
図1(A)に示すように、本実施形態では、研削工程(バックグラインド処理ともいう)を行う前のウエハ10の周辺部を、オリエンテーションフラットOFを除く全域に渡って破線で示すように削る。これによって、図1(B)に示されるように、ウエハ10の外周10Aの一部に、ウエハ10の径方向外側に向かって突出した接着面積低減部としての凸部(突起部)12を形成する。また、凸部12の平面視形状は半円形状とされており、例えば、6インチ径のシリコン(Si)ウエハ10の場合には、最大突出量H1が0.1mm〜0.5mmとされ、最大幅T1は最大突出量H1と同等の範囲としている。
なお、この凸部12は後述する保護テープの剥離工程で、ウエハ10が割れ難い面方位に形成する。また、凸部12の平面視形状は半円形状に限定されず、三角形状や矩形状等の他の形状としてもよい。また、図中の符号22はダイシング溝を示している。
(保護テープ貼付工程)
図2に示すように、保護テープ貼付工程では、半導体ウエハ10の表面10Bの全域に保護テープ14を貼付ける。
(研削工程)
図3に示すように、研削工程では、ウエハ10を作業台16に裏面10Cを上方に向けてセットし、裏面10Cを研削装置18によって研削する。この場合、例えば、図4(A)に示すように、6インチ径のウエハ10の厚さM1(M1=400μm〜700μm)を、図4(B)に示すように、厚さM2(M2=200μm)以下に加工する。
(剥離テープ貼付工程)
図5及び図6に示すように、剥離テープ貼付工程では、図6に示す作業台16にセットした半導体ウエハ10の表面10Bにおける保護テープ14の上に、保護テープ14を剥離するための剥離テープ20を貼り付ける。
図5に示されるように、剥離テープ20の幅W1は、ウエハ10の直径R1よりも幅が狭くなっている。また、剥離テープ20は、少なくともウエハ10の外周10Aに形成された凸部12の一部に重なる位置、好ましくは、完全に重なる(凸部12を覆う)位置に貼り付ける。この際、ウエハ10の外周10Aに形成された凸部12が、剥離開始位置(剥離の起点)P1となるように剥離テープ20を貼り付ける。
(剥離工程)
図7及び図8に示すように、剥離工程では、テープ巻取り装置40によって、剥離テープ20とともに保護テープ14を巻取ることで、半導体ウエハ10の表面10Bから保護テープ14を剥離する(除去する)。この時、ウエハ10の外周10Aに形成された凸部12を、剥離開始位置P1とする。なお、図8の矢印Aは、剥離テープ20の巻取り方向を示している。
この結果、剥離テープ20を剥離してゆくことにより、この剥離テープ20に貼付け支持されて一体となった保護テープ14がウエハ10の表面10Bから剥離される。
この際、図8に示すように、ウエハ10の外周10Aに形成された凸部12が、剥離開始位置P1となり、この剥離開始位置P1においてウエハ10の凸部12と保護テープ14との接着面積が小さくなる。このため、ウエハ10が保護テープ14にあまり引張られないで剥離する。
なお、保護テープ14の剥離位置がある程度ウエハ10の中心部に近づくと、ウエハ10の外周10Aの近傍に比べて、ウエハ10が保護テープ14に引張られないで剥離するようになる。
また、図7に示すように、剥離テープ20は、ウエハ10のダイシング溝22と、ウエハ10から保護テープ14が剥離される境目となる剥離ライン14Aとが一致しな方向(ウエハ10のオリエンテーションフラットOFの垂直二等分線S1に沿った方向及び、この垂直二等分線S1に直交する直線S2の方向と一致しな方向)を剥離開始位置P1に設定することが好まし。この剥離開始位置P1としては、例えばウエハ10上に形成されたダイシング溝22の角部22Aの外側に設定し、凸部12を形成する。
なお、上記ウエハ10への保護テープ14や剥離テープ20の貼り付け作業や剥離作業は、既存の装置が使用可能である。
(作用・効果)
従って、本実施形態では、接着面積低減部形成工程において、ウエハ10の外周10Aに形成した凸部12の面積が、凸部12を形成する前のウエハ10の外周10Aの面積に比べて小さくなる。また、ウエハ10の外周10Aに形成された凸部12が、保護テープ14を剥離する際の剥離開始位置P1となっている。
このため、剥離開始位置P1において、ウエハ10の外周10Aに形成した凸部12と保護テープ14との接着面積が、凸部12を形成する前のウエハ10と保護テープ14との接着面積に比べて小さくなり、保護テープ14とウエハ10との密着性を低くすることができる(接着力を小さくすることができる)。
この結果、剥離テープ20を剥離するときに、保護テープ14がウエハ10の表面10B上から剥離し易くなる。このため、ウエハ10に作用する力が低減されることで、ウエハ10を破損させることなく、効率よく保護テープ14を剥離することができる。
また、本実施形態では、ウエハ10の外周10Aに凸部12を設けるという、ウエハ(デバイス)10側の対策によって、ウエハ10を破損させることなく、効率よく保護テープ14を剥離することができる。このため、既存の半導体ウエハの製造装置を使用でき、装置の性能向上対策は必要ない。
(第2実施形態)
次に、本発明の半導体ウエハの製造方法の第2実施形態を図9及び図10に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材に付いては、同一符号を付してその説明を省略する。
(接着面積低減部形成工程)
図9に示されるように、本実施形態では、研削工程を行う前のウエハ10の表面10Bにおける外周10Aの近傍の一部を除去し接着面積低減部としての凹部(溝)30を円弧状に形成する。なお、この凹部30は、外周10Aから所定距離L1離れた位置(例えば、外周10Aから1mm以内の位置)に、所定の長さK1(例えば、1mm〜20mm)で形成する。
図10(A)に示される如く、凹部30の幅V1は100μm程度とされており、凹部30の深さD1は10μm程度とされている。
(保護テープ貼付工程)
保護テープ貼付工程では、第1実施形態と同様に、半導体ウエハ10の表面10Bの全域に保護テープ14を貼付ける。
(研削工程)
研削工程では、第1実施形態と同様に、ウエハ10を作業台に裏面10Cを上方に向けてセットし、裏面10Cを研削装置によって研削する。この場合、例えば、6インチ径のウエハ10の厚さM1(M1=400〜700μm)を、厚さM2(M2=200μm)以下に加工する。
(剥離テープ貼付工程)
剥離テープ貼付工程では、第1実施形態と同様に、半導体ウエハ10の表面10Bにおける保護テープ14の上に、保護テープ14を剥離するための剥離テープ20を貼り付ける。
この際、図9に二点鎖線で示すように、剥離テープ20の幅W1は、ウエハ10の径R1よりも幅が狭くなっている。また、剥離テープ20は、少なくともウエハ10の外周10Aの近傍に形成された凹部30の一部に重なる位置、好ましくは、完全に重なる(凸部12を覆う)位置に貼り付ける。この際、ウエハ10の外周10Aの近傍に形成された凹部30が、剥離開始位置P1の近傍となるように貼り付ける。
(剥離工程)
図10(A)に示すように、剥離工程では、第1実施形態と同様にテープ巻取り装置によって、剥離テープ20とともに保護テープ14を巻取ることで、半導体ウエハ10の表面10Bから保護テープ14を剥離する(除去する)。この時、ウエハ10の表面10Bに形成された凹部30の外側近傍が、剥離開始位置P1となるため、保護テープ14の剥離位置が凹部30に達しない剥離初期には、ウエハ10が保護テープ14に引張れる。
しかしながら、図10(B)に示すように、保護テープ14の剥離位置が凹部30に達すると、凹部30では、ウエハ10が保護テープ14に密着していないため、ウエハ10が保護テープ14に引張られない。
なお、保護テープ14の剥離位置がある程度ウエハ10の中心部に近づくと、ウエハ10の外周10Aの近傍に比べて、ウエハ10が保護テープ14に引張られないで剥離する。
このため、剥離テープ20を剥離してゆくことにより、この剥離テープ20に貼付け支持されて一体となった保護テープ14がウエハ10の表面10B上から剥離されてゆく。
なお、第1実施形態と同様に、剥離テープ20は、ウエハ10のダイシング溝22と、ウエハ10から保護テープ14が剥離される境目となる剥離ラインとが一致しなし方向を剥離開始位置P1に設定することが好ましく。この剥離開始位置P1としては、例えばウエハ10上に形成されたダイシング溝22の角部22Aの外側に設定し、凹部30を形成する。
また、上記ウエハ10への保護テープ14や剥離テープ20の貼り付け作業や剥離作業は、既存の装置が使用可能である。
(作用・効果)
従って、本実施形態では、接着面積低減部形成工程において、ウエハ10の表面10Bにおける外周10Aの近傍に凹部30を形成することで、凹部30では、ウエハ10の表面10Bと保護テープ14とが密着しない。また、ウエハ10の表面10Bに形成された凹部30の近傍の外側が、保護テープ14の剥離開始位置P1となっている。
このため、保護テープ14の剥離開始位置P1の近傍において、ウエハ10に形成した凹部30と保護テープ14との接着面積が、凹部30を形成する前のウエハ10の表面10Bと保護テープ14との接着面積に比べて小さくなり、保護テープ14とウエハ10との密着性を低くすることができる(接着力を小さくできる)。
この結果、剥離テープ20を巻き取るときに、保護テープ14がウエハ10の表面10B上から剥離し易くなり、ウエハ10に作用する力が低減されることで、ウエハ10を破損させることなく、効率よく保護テープ14を剥離することができる。
また、本実施形態では、ウエハ10の表面10Bにおける外周10Aの近傍に凹部30を設けるという、ウエハ(デバイス)10側の対策によって、ウエハ10を破損させることなく、効率よく保護テープ14を剥離することができる。このため、既存の半導体ウエハの製造装置を使用でき、装置の性能向上対策は必要ない。
また、本実施形態では、ウエハ10に凹部30を設ける工程が、ウエハプロセスに影響しないため、ウエハプロセス完了後でなく、ウエハプロセス以前やウエハプロセスの途中に凹部30を設けることも可能である。
(その他の実施形態)
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、図11に示す第3実施形態では、第2実施形態の凹部30を、ウエハ10におけるオリエンテーションフラットOFを除く外周10Aの近傍の全域に形成している。
また、図12に示す第4実施形態のように、凹部30を剥離テープの剥離方向と直交する方向等へ伸びる直線形状としてもよい。
また、上記第1実施形態では、ウエハ10におけるオリエンテーションフラットOFを除く周辺部を全域に渡って削ることで、接着面積低減部としての凸部12を形成したが、凸部12を形成する方法はこれに限定されず、ウエハ10における周辺部の一部を削る方法や、ウエハ10の外周10Aに凸部12を追加する方法でもよい。
また、接着面積低減部としては、凸部12、凹部30以外に、図13に示す第5実施形態のように、ウエハ10の外周10Aの一部に形成した切欠40でもよい。また、接着面積低減部としては、貫通孔やウエハ10の表面10Bに半導体ウエハ10の表面10Bと保護テープ14との接着面積を低減させるためのシボ加工を施す等の他の構成としてもよい。
10 半導体ウエハ
10A 半導体ウエハの外周
10B 半導体ウエハの表面
10C 半導体ウエハの裏面
12 半導体ウエハの凸部(接着面積低減部)
14 保護テープ
14A 保護テープの剥離ライン
20 剥離テープ
22 ダイシング溝
30 半導体ウエハの凹部(接着面積低減部)
40 半導体ウエハの切欠(接着面積低減部)

Claims (5)

  1. 半導体ウエハのオリエンテーションフラットと平行でかつ前記半導体ウエハの中心を通る直線に対して、前記オリエンテーションフラットと反対側に位置する前記半導体ウエハの外周部分であって、前記直線と前記オリエンテーションフラットの垂直二等分線との間の前記半導体ウエハが割れ難い面方位に位置する外周部分に設けられ、保護テープとの接着面積を低減させるための接着面積低減部を形成する接着面積低減部形成工程と、
    前記半導体ウエハの表面に前記保護テープを貼付け、前記接着面積低減部に前記保護テープを形成する保護テープ貼付工程と、
    前記半導体ウエハの裏面を研削する研削工程と、
    前記半導体ウエハの表面の一部及び前記接着面積低減部と重なる位置において前記保護テープ上に剥離テープを貼付ける剥離テープ貼付工程と、
    前記剥離テープを用いて前記接着面積低減部に形成された前記保護テープを剥離開始位置または前記剥離開始位置の近傍として剥離し、引続き前記半導体ウエハの表面の一部に貼付けられた前記保護テープを剥離する剥離工程と、
    を有する半導体ウエハの製造方法。
  2. 前記接着面積低減部形成工程は、前記半導体ウエハの外周の一部に前記接着面積低減部としての凸部を形成する請求項1に記載の半導体ウエハの製造方法。
  3. 前記接着面積低減部形成工程は、前記半導体ウエハの表面における外周の近傍に前記接着面積低減部としての凹部を形成する請求項1に記載の半導体ウエハの製造方法。
  4. 前記接着面積低減部形成工程は、前記半導体ウエハの外周の一部に前記接着面積低減部としての切欠を形成する請求項1に記載の半導体ウエハの製造方法。
  5. 半導体ウエハのオリエンテーションフラットと平行でかつ前記半導体ウエハの中心を通る直線に対して、前記オリエンテーションフラットと反対側に位置する前記半導体ウエハの外周部分であって、前記直線と前記オリエンテーションフラットの垂直二等分線との間の前記半導体ウエハが割れ難い面方位に位置する外周部分の一部に凸部として形成され、保護テープとの接着面積を低減させるための接着面積低減部が、前記保護テープを剥離するための剥離テープの剥離開始位置または前記剥離開始位置の近傍に形成された半導体ウエハ。
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