JP5909972B2 - 医薬用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、医薬用の耐熱容器に関する。さらに詳しくは日本薬局方に適合し、耐熱性、透明性および柔軟性に優れた、血液、薬剤等を入れる医薬用耐熱容器に関する。
現在、医薬用として市販されているソフトバッグは軽量で場所をとらない、破損しにくい、携帯しやすい等の特長から近年需要が伸びている。ソフトバッグにはフィルムタイプとブロータイプがあり、フィルムタイプは折りたたみができ、輸注スピードが落ちないメリットがある。ブロータイプはコスト的に安く、バリアー性に優れていることがメリットとなっている。ソフトバッグにはポリプロピレン、ポリエチレン等が使用されている。
また、近年、安全性と衛生性に関する意識の高まりから、より高い温度で滅菌処理が行われる傾向にあり、容器の材料としては、より耐熱性の高い材料が望まれている。滅菌処理を121℃以上で行う場合については耐熱性、透明性が優れるポリプロピレンが使用されているが、柔軟性、低温衝撃性およびUV殺菌時の黄変の問題がある。一方、ポリエチレンは、柔軟性や透明性は優れるものの、耐熱性に問題があり、各種の試みがなされてきたが、医薬用容器として要求される物性をバランスよく満たし、耐熱性と柔軟性を両立した容器の出現が望まれていた。
これらの要求を満たす組成物として、ポリプロピレンの代わりに、エチレン・α−オレフィン共重合体や高圧ラジカル重合法による低密度ポリエチレンあるいはこれらの混合物からなるポリエチレン系医療用容器が提案されている。しかし、いずれの容器も滅菌処理温度が低く、高温滅菌対応のものではなかった。
また、耐熱性を向上させる目的で放射線架橋が行われているが、架橋設備を設置する場合、多大な費用がかかるばかりか設備使用時の安全対策やメンテナンス等に費用がかかり、経済的な面で問題になっていた。
特開平3−168231号公報 特開平3−29659号公報
本発明の目的は、高温加熱滅菌処理を行っても変形が起こらず、しかも柔軟性および透明性に優れた医薬用容器の検討を行なった。その結果、下記の樹脂組成物が優れていることを見出し、本発明に至った。
本発明は、下記成分[A]40〜80重量%、[B]0〜40重量%および[C]3〜48重量%からなり、DSC(示差走査型熱量計)の吸熱曲線から求めた滅菌温度での残存結晶化度が15〜38重量%である樹脂組成物からなる内外層と上記成分[A]60〜85重量%、[B] 10〜30重量%および[C]3〜30重量%からなり、DSC(示差走査型熱量計)の吸熱曲線から求めた滅菌温度での残存結晶化度が10〜22重量%である樹脂組成物からなる中間層との少なくとも3層からなる多層医薬用容器に関するものである。
[A]:下記(a)〜(f)の要件を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体、
(a)JIS K6922−1に準拠した密度が880〜925kg/m
(b)JIS K6922−1に準拠したメルトマスフローレイトが0.1〜5g/10min、(c)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.5〜3.0であり、
(d)DSC(示差走査型熱量計)により測定された融点が1つであり、
(e)日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下であり、
(f)50℃におけるn−ヘプタン抽出量が2.0wt%以下である。
[B]:下記(a)〜(c)の要件を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体、
(a)JIS K6922−1に準拠した密度が915〜935kg/mであり、[A]よりも15〜40kg/m高く、
(b)JIS K6922−1に準拠したメルトマスフローレイトが0.1〜5g/10min、
(c)日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下である。
[C]:下記(a)〜(c)の要件を満たす高密度ポリエチレン、
(a)JIS K6922−1に準拠した密度が940〜967kg/m
(b)JIS K6922−1に準拠したメルトマスフローレイトが0.01〜10g/10min、(c)日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下である。
また、上記成分[B]はDSC(示差走査型熱量計)により測定された融点が1つであり、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.5〜3.0であることが好ましい。上記成分[C]はDSC(示差走査型熱量計)により測定された融点が1つであり、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.5〜3.0であることが好ましい。
フィルムの構成が内層/中間層/外層=10〜80/100〜230/10〜80μmであり、トータル厚みが150〜320μmであり、インフレーションフィルムからなることが好ましい。
薬液を収容した後、100〜121℃で滅菌処理した医薬用容器が提供される。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]は樹脂組成物の柔軟性と透明性を付与する目的で配合している。エチレンと炭素数3〜20のオレフィンとの共重合体であり、α−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘプテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘキサデセン、1−ヘプタデセン、1−オクタデセン、1−ノナデセン、1−エイコセンを例示することができる。また、これらのオレフィンを2種類以上混合して用いることもできる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]の製造方法等については特に制限はなく、例えば触媒系としてチタン系の遷移金属を主体とするチーグラー触媒、メタロセン等を主体とするカミンスキー型触媒などのいずれの触媒系を使用しても製造することができる。本発明において用いるエチレン・α−オレフィン共重合体としてはMw/Mnが1.5〜3.0の範囲である。特にエチレンとα−オレフィンの組成分布が均一であることから得られる容器の透明性と機械的強度が優れるメタロセン等を主体とするカミンスキー型触媒を用いて製造されたエチレン・α−オレフィン共重合体が好ましい。
このようなカミンスキー型触媒としては、例えばチタン、ジルコニウム、ハフニウム等の遷移金属を主体とするメタロセン化合物(遷移金属化合物)と有機金属化合物あるいはメタロセン化合物と反応して安定アニオンとなるイオン化合物、粘土鉱物との組み合わせからなる一般的に知られている重合触媒系を用いることができる。また、カミンスキー型触媒は、1種または2種以上混合して使用しても差し支えない。メタロセン化合物としては、例えばビス(シクロペンタジエニル)チタニウムジクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)ハフニウムジクロライド、ビス(インデニル)チタニウムジクロライド、ビス(インデニル)ジルコニウムジクロライド、ビス(インデニル)ハフニウムジクロライド、エチレンビス(インデニル)チタニウムジクロライド、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロライド、エチレンビス(インデニル)ハフニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライド等を挙げることができ、有機金属化合物として、例えばトリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム等を挙げることができ、遷移金属化合物と反応して安定アニオンとなるイオン化合物として、例えばリチウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等からなるものが挙げられ、粘土鉱物としては、モンモリロナイト、ヘクトライト、サポナイト等を挙げることができる。
また、その際の重合方法としては特に制限はなく、一般的な重合方法である気相法、スラリー法、溶液法、高圧法などいずれでも差し支えない。また、1段または2段以上で多段重合されたものでも、2種類以上の重合体を機械的にブレンドすることによっても製造できる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]の密度は、JIS K6922−1(1997)に準拠して密度勾配管法で測定した値として、880〜925kg/mである。880kg/m未満では、容器にした際の耐熱性が劣り、925kg/mを超えると柔軟性、透明性が劣るものとなる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]の190℃、2.16kg荷重におけるメルトマスフローレイトは、0.1〜5g/10分、好ましくは1〜5g/10分である。0.1g/10分未満の場合は溶融粘度が高すぎて押出負荷が大きいばかりでなく、フィルムの外観(肌)を損なう恐れがある。5g/10分を超えると溶融張力が小さくなりすぎて水冷式インフレーションフィルム成形においてはダイから押出されたチューブを吹き下げる際に自重垂れが激しく成形できない。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]のゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)は1.5〜3.0、好ましくは1.5〜2.5である。Mw/Mnが1.5未満の場合は押出負荷が大きくなりフィルムの外観(表面肌)を損なう恐れがある。また3.0を越えると透明性を損なう恐れがある。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]のDSC(示差走査型熱量計)による昇温測定において得られる吸熱曲線のピークが1つであることを特徴とし、これによって得られる医薬用容器は透明性に優れる。吸熱曲線は、アルミニウム製のパンに5〜10mgのサンプルを挿填し、DSCにて昇温することによって得られる。なお、昇温測定は、予め230℃で3分間放置した後、10℃/分で−10℃まで降温し、その後、10℃/分の昇温速度で150℃まで昇温することにより行われる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]の日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下である。日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%を超える場合には、薬剤等の内容液への不純物溶出が懸念され、衛生性が悪くなる恐れがある。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[A]の50℃におけるn−ヘプタン抽出量は2.0wt%以下である。エチレン・α−オレフィン共重合体の50℃におけるn−ヘプタン抽出量が2.0wt%を超える場合、耐熱性に劣る低分子量成分が増加するため、得られたフィルムを加熱処理した際に表面へのブリードが起こり、透明性が悪化したり、ブロッキングが発生するという問題がある。
発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[B]は樹脂組成物への透明性の付与を目的に配合している。密度の大きく異なる低密度のエチレン・α−オレフィン共重合体と高密度ポリエチレンの配合系においては、高密度ポリエチレンは密度が高いため結晶化温度が高く、一度溶融させて冷却すると高密度成分が最初に結晶化し、結晶サイズが肥大化するため透明性が低下する。本発明では中密度のエチレン・α−オレフィン共重合体[B]を配合することにより、高密度成分の結晶の肥大化を抑制し、樹脂組成物の透明性低下を抑制できることを見出した。エチレン・α−オレフィン共重合体[B]はエチレンと炭素数3〜20のオレフィンとの共重合体であり、α−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘプテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘキサデセン、1−ヘプタデセン、1−オクタデセン、1−ノナデセン、1−エイコセンを例示することができる。また、これらのオレフィンを2種類以上混合して用いることもできる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[B]の製造方法等については特に制限はなく、例えば触媒系としてチタン系の遷移金属を主体とするチーグラー触媒、メタロセン等を主体とするカミンスキー型触媒などのいずれの触媒系を使用しても製造することができる。Mw/Mnは特に制限はないが、1.5〜3.0が好ましい。Mw/Mnが1.5〜3.0であればフィルムの外観(表面肌)や透明性が良好である。特にエチレンとα−オレフィンの組成分布が均一であることから得られる容器の透明性と機械的強度が優れるメタロセン等を主体とするカミンスキー型触媒を用いて製造されたエチレン・α−オレフィン共重合体が好ましい。
このようなカミンスキー型触媒としては、例えばチタン、ジルコニウム、ハフニウム等の遷移金属を主体とするメタロセン化合物(遷移金属化合物)と有機金属化合物あるいはメタロセン化合物と反応して安定アニオンとなるイオン化合物、粘土鉱物との組み合わせからなる一般的に知られている重合触媒系を用いることができる。また、カミンスキー型触媒は、1種または2種以上混合して使用しても差し支えない。メタロセン化合物としては、例えばビス(シクロペンタジエニル)チタニウムジクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、ビス(シクロペンタジエニル)ハフニウムジクロライド、ビス(インデニル)チタニウムジクロライド、ビス(インデニル)ジルコニウムジクロライド、ビス(インデニル)ハフニウムジクロライド、エチレンビス(インデニル)チタニウムジクロライド、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロライド、エチレンビス(インデニル)ハフニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライド等を挙げることができ、有機金属化合物として、例えばトリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム等を挙げることができ、遷移金属化合物と反応して安定アニオンとなるイオン化合物として、例えばリチウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等からなるものが挙げられ、粘土鉱物としては、モンモリロナイト、ヘクトライト、サポナイト等を挙げることができる。
また、その際の重合方法としては特に制限はなく、一般的な重合方法である気相法、スラリー法、溶液法、高圧法などいずれでも差し支えない。また、1段または2段以上で多段重合されたものでも、2種類以上の重合体を機械的にブレンドすることによっても製造できる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[B]の密度は、JIS K6922−1(1997)に準拠して密度勾配管法で測定した値として、915〜935kg/mである。915kg/m未満では、容器にした際の耐熱性が劣り、935kg/mを超えると柔軟性、透明性が劣るものとなる。また、[A]よりも密度が15〜40kg/m高いものである。[A]との密度差が15kg/m未満または40kg/mを超えると透明性が劣るものとなる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[B]の190℃、2.16kg荷重におけるメルトマスフローレイトは、0.1〜5g/10分、好ましくは1〜5g/10分である。0.1g/10分未満の場合は溶融粘度が高すぎて押出負荷が大きいばかりでなく、フィルムの外観(表面肌)を損なう恐れがある。5g/10分を超えると溶融張力が小さくなりすぎて水冷式インフレーションフィルム成形においては溶融パリソンを吹き下げる際にドローダウン(自重垂れ)が激しく成形できない。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[B]のDSC(示差走査型熱量計)による昇温測定において得られる吸熱曲線のピークが1つであることが好ましく、これによって得られる医薬用容器は弾性率の温度依存性が小さく、かつ、透明性に優れる。吸熱曲線は、アルミニウム製のパンに5〜10mgのサンプルを挿填し、DSCにて昇温することによって得られる。なお、昇温測定は、予め230℃で3分間放置した後、10℃/分で−10℃まで降温し、その後、10℃/分の昇温速度で150℃まで昇温することにより行われる。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[B]の日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下である。日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%を超える場合には、薬剤等の内容液への不純物溶出が懸念され、衛生性が悪くなる恐れがある。
本発明の医薬用容器を構成するエチレン・α−オレフィン共重合体[B]の50℃におけるn−ヘプタン抽出量は2.0wt%以下であることが好ましい。エチレン・α−オレフィン共重合体の50℃におけるn−ヘプタン抽出量が2.0wt%以下であれば、耐熱性に劣る低分子量成分が少なく、得られたフィルムを加熱処理した際に表面へのブリードが起こらず、透明性が良好で、ブロッキングが発生しない。
本発明の医薬用容器を構成する高密度ポリエチレン[C]は樹脂組成物への耐熱性の付与を目的に配合される。製造方法等については特に制限はなく、例えば触媒系としてチタン系の遷移金属を主体とするチーグラー触媒、クロム系触媒を主体とするフィリップス触媒、メタロセン等を主体とするカミンスキー型触媒などのいずれの触媒系を使用しても製造することができる。特にMw/Mnが1.5〜3の範囲である高密度ポリエチレンは組成分布が均一であり、得られる容器の透明性が優れることからメタロセン等を主体とするカミンスキー型触媒を用いて製造された高密度ポリエチレンが好ましい。エチレン単独重合体のみならず、エチレンと少量のα−オレフィン、例えばプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘプテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデセン、1−ヘキサデセン、1−ヘプタデセン、1−オクタデセン、1−ノナデセン、1−エイコセン等を共重合させたエチレン・α−オレフィン共重合体を用いることもできる。
本発明の医薬用容器を構成する高密度ポリエチレン[C]の密度は、JIS K6922−1(1997)に準拠して密度勾配管法で測定した値として、940〜967kg/m、好ましくは940〜950kg/mである。940kg/m未満では、耐熱性がないため容器にした際の耐熱性が劣り、965kg/mを超えると柔軟性、透明性が劣るものとなる。
本発明の医薬用容器を構成する高密度ポリエチレン[C]の190℃、2.16kg荷重におけるメルトマスフローレイトは、0.01〜10g/10分、好ましくは0.3〜5g/10分である。0.01g/10分未満の場合は溶融粘度が高すぎて押出負荷が大きいばかりでなく、フィルムの外観(表面肌)を損なう恐れがある。10g/10分を超えると溶融張力が小さくなりすぎて水冷式のインフレーションフィルム成形においてはドローダウンが激しく成形できない。
本発明の医薬用容器を構成する高密度ポリエチレン[C]の日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下である。日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%を超える場合には、薬剤等の内容液への不純物溶出が懸念され、衛生性が悪くなる恐れがある。
本発明の医薬用容器を構成する高密度ポリエチレン[C]のDSC(示差走査型熱量計)による昇温測定において得られる吸熱曲線のピークが1つであることを特徴とし、これによって得られる医薬用容器は透明性に優れる。
本発明の医薬用容器を構成する樹脂組成物のエチレン・α−オレフィン共重合体[A]および[B]と高密度ポリエチレン[C]の配合割合(重量比)は、内外層が[A]40〜80重量%、[B] 0〜40重量%および[C]3〜48重量%からなり、DSC(示差走査型熱量計)の吸熱曲線から求めた滅菌温度での残存結晶化度が15〜38重量%の樹脂組成物であり、中間層が[A]60〜85重量%、[B] 10〜30重量%および[C]3〜30重量%からなり、DSC(示差走査型熱量計)の吸熱曲線から求めた滅菌温度での残存結晶化度が10〜22重量%の樹脂組成物である。ここで残存結晶化度とは、滅菌温度において融解しない結晶化度を示したもので、耐熱性の目安となる。
内外層は耐熱性を付与するため、滅菌温度での残存結晶化度が15〜38重量%、好ましくは18〜30重量%の樹脂組成物である。残存結晶化度が15重量%未満では医療用容器の耐熱性が劣り、医療用容器を滅菌処理したときに成形体の変形や透明性の低下が生じるため好ましくない。38重量%を超える場合は透明性に悪影響を及ぼす高結晶成分が存在するため、透明性および柔軟性が劣るものとなる。また、滅菌温度での残存結晶化度を得るには、[A]は40〜80重量%、[B]は0〜40重量%、[C]は3〜48重量%の範囲で調整する必要がある。[A]が40重量%未満では柔軟性および透明性が劣り、80重量%を超えると耐熱性が劣る。[B]が40重量%を超えると透明性が劣る。[C]が3重量%未満では耐熱性が劣り、48重量%を超えると柔軟性および透明性が劣る。
中間層は柔軟性および透明性を付与するため、残存結晶化度が滅菌温度での残存結晶化度が10〜22重量%、好ましくは10〜16重量%の樹脂組成物である。残存結晶化度が10重量%未満では医療用容器の耐熱性が劣り、医療用容器を滅菌処理したときに成形体の変形や透明性の低下が生じるため好ましくない。22重量%を超える場合は、透明性に悪影響を及ぼす高結晶成分が存在するため、透明性および柔軟性が劣るものとなる。また、滅菌温度での残存結晶化度を得るには、[A]は60〜85重量%、[B]は10〜30重量%、[C]は3〜30重量%の範囲で調整する必要がある。[A]が60重量%未満では柔軟性および透明性が劣り、85重量%を超えると耐熱性が劣る。[B]が10重量%未満または30重量%を超えると透明性が劣る。[C]が3重量%未満では耐熱性が劣り、30重量%を超えると柔軟性および透明性が劣る。
本発明の[A]、[B]および[C]の樹脂組成物は、任意の方法で混合することによって得られる。混合方法としては、単軸または二軸押出機、オープンロールミル、バンバリーミキサー、ニーダー、ニーダールーダーを用いて、機械的混合条件下で混合する方法、容器成形時に混合するドライブレンドする方法等を採用することができる。
本発明の医薬用容器を構成する樹脂組成物は、無添加、または、必要に応じて酸化防止剤、耐候安定剤、帯電防止剤、滑剤、ブロッキング防止剤、有機・無機顔料等、通常ポリオレフィンに使用される添加剤を添加しても構わない。樹脂中に上記の添加剤を混合する方法は特に制限されるものではないが、例えば、重合後のペレット造粒工程で直接添加する方法、また、予め高濃度のマスターバッチを作製し、これを成形時にドライブレンドする方法等が挙げられる。
本発明の医薬用容器の成形方法は特に制限はなく一般に知られている方法でよく、例えば水冷式または空冷式インフレーション成形、ブロー成形、チューブ成形、回転成形、射出成形、射出ブロー成形等の成形法が用いられる。特に衛生性、透明性に優れることから多層の水冷式インフレーション成形法が好ましい。例えば、シリンダおよびダイスの温度を160〜230℃に設定した三層水冷インフレーション成形機にてチューブを押出し、15〜30℃の水で冷却することによりフィルムが得られる。
本発明の医薬用容器の層構成は、内外層が10〜80μm、好ましくは20〜60μmである。内外層が10μm未満では、フィルムの偏肉により厚みが薄くなった場合、医療用容器としての性能を満足しなくなる恐れがあり、80μmを超えると透明性や柔軟性が悪化する恐れがある。中間層は100〜230μm、好ましくは140〜210μmである。中間層が140μm未満では透明性や柔軟性が悪化する恐れがあり、230μmを超えるとフィルムの厚みが厚くなり、透明性や柔軟性が悪化する恐れがある。トータル厚みは150〜320μmであることが好ましい。トータル厚みが150μm未満では、容器としての強度が不足する恐れがあり、320μmを超えると透明性や柔軟性が悪化する恐れがある。
内外層以外の[A]、[B]、[C]の配合比率および滅菌温度での残存結晶化度が中間層の範囲内であれば、中間層は増加しても問題ない。
本発明の医薬用容器を滅菌する方法としては、例えば高圧蒸気法(オートクレーブ)、乾熱法等の加熱滅菌法、放射線法、高周波法等の照射法、ガス法、ろ過法等が挙げられる。特に高圧蒸気滅菌処理する際の滅菌温度は耐熱性と透明性のバランスから滅菌温度は100〜120℃が好ましく、更には115〜120℃であることが好ましい。この範囲であれば滅菌時間も長くなりすぎず、耐熱性も良好である。
本発明の医薬用容器は、生理食塩水、注射用水、リンゲル液、電解質液、ブドウ糖液、アミノ酸輸液、高カロリー輸液、脂肪乳剤、ビタミン剤などの輸液容器血液バッグ、採血容器、血液製剤容器、輸液容器、輸液セット、点眼剤容器、内服剤容器、排尿バッグ、外用液剤容器等に好適に利用される。
本発明の医薬用容器は、耐熱性、透明性および柔軟性等に優れ、医薬用容器として好適に利用される。
以下実施例によって本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
〜密度の測定〜
密度は、JIS K6922−1(1997)に準拠して密度勾配管法で測定した。
〜メルトマスフローレイトの測定〜
メルトマスフローレイトは、JIS K6922−1(1997)に準拠して190℃、2.16kg荷重で測定した。
〜Mw/Mnの測定〜
重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)によって測定した。GPC装置としては東ソー(株)製 HLC−8121GPC/HTを用い、カラムとしては東ソー(株)製 TSKgel GMHhr−H(20)HTを用い、カラム温度を140℃に設定し、溶離液として1,2,4−トリクロロベンゼンを用いて測定した。測定試料は1.0mg/mLの濃度で調製し、0.3mL注入して測定した。分子量の検量線は、分子量既知のポリスチレン試料を用いて校正されている。
〜吸熱ピーク数の測定〜
DSC(パーキンエルマー社製、商品名:DSC−7)を用いて測定を行った。5〜10mgのサンプルをアルミニウムパンに挿填し、DSCに設置した後、80℃/分の昇温速度で230℃まで昇温し、230℃で3分間放置する。その後、10℃/分の降温速度で−10℃まで冷却し、再度10℃/分の昇温速度で−10℃から150℃まで昇温する手順で昇温/降温操作を行い、2回目の昇温時に観測される吸熱曲線のピーク数を評価した。
〜n−ヘプタン抽出量の測定〜
200メッシュパスの粉砕試料約10gを精秤し、400mlのn−ヘプタンを加えて50℃で2時間抽出を行い、抽出液から溶媒を蒸発させて、乾燥固化させて得た抽出物の重量の初期重量に対する百分率を求めることによって算出した。
〜強熱残分の測定〜
日本薬局方に規定の強熱残分試験法に準拠し、試料50gを精秤した後、白金皿に入れてガスバーナーにより燃焼させ、さらに電気炉で650℃×1時間の条件で完全灰化させたときの残留物の重量を秤量し、初期重量に対する百分率を求めることによって算出した。
〜残存結晶化度の測定〜
組成物の残存結晶化度(W)は上記の吸熱ピーク数の測定方法により容器の吸熱曲線を測定して容器の全融解熱量と滅菌温度以上の融解熱量を求め、次式により算出した。
W(重量%)={ρ(ρ−ρ)/ρ(ρ−ρ)}×(Q滅菌温度/Qall)×100
ここで、Qall:全融解熱量、Q滅菌温度:滅菌温度以上の融解熱量、ρ:試料の密度、ρ:ポリエチレンの完全結晶の密度(1,000kg/m)、ρ:完全非結晶密度(855kg/m)である。
〜耐熱性の評価〜
日本薬局方に準拠し、実施例1に示す方法により作製した容器をオートクレーブ内にセットした後、112℃または115℃または117℃の温度で30分間加熱処理した後、室温まで冷却後、容器を取り出し、外観を以下の項目について観察して評価した。容器の波打ち状態を観察した。ほとんど波打ちが見られず変形度合いが小さかったものを○、容器の波打ちが大きく、容器の変形が大きかったものを×とした。肌荒れ状態を目視観察し、容器の表面に斑点状の模様が見られなかったものを○、容器表面に数個の斑点状の模様が見られたものを×とした。
〜透明性の評価〜
耐熱性の評価を行った後の容器の胴部の中心付近より幅9.5mm、長さ50mmのサンプルを切り出し、島津製作所製、紫外可視分光光度計(商品名UV−1600)を用いて、純水中で波長450nmの透過率を測定した。80%以上を○、80%未満を×とした。
〜柔軟性の評価〜
耐熱性の評価を行った後の容器の胴部の中心付近からサンプルを切り出し、JIS K7127−1989に準拠して、5%ひずみ時の引張割線弾性率(以下、5%モジュラスという)を測定した。数値が低いほど柔軟性が良好であり、125MPa以下を合格とした。
合成例1
[変性粘土化合物の調製]
水1,500mlに、37%塩酸30mlおよびN,N−ジメチル−ベヘニルアミンを106g加え、N,N−ジメチル−ベヘニルアンモニウム塩酸塩水溶液を調製した。平均粒径7.8μmのモンモリロナイト300g(クニミネ工業製、商品名クニピアFをジェット粉砕機で粉砕することによって調製した)を上記塩酸塩水溶液に加え、6時間反応させた。反応終了後、反応溶液を濾過し、得られたケーキを6時間減圧乾燥し、変性粘土化合物370gを得た。
[重合触媒の調製]
窒素雰囲気下の20Lステンレス容器に、ヘプタン2.5L、トリエチルアルミニウムのヘプタン溶液(20wt%希釈品)をアルミニウム原子当たり4.5mol(3.6L)および上記で得られた変性粘土化合物300gを加えて1時間撹拌した。そこへジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライドをジルコニウム原子当たり10mmol加えて12時間撹拌した。得られた懸濁系に脂肪族系飽和炭化水素溶媒(出光石油化学製、商品名IPソルベント2835)8.7Lを加えることにより、触媒を調製した(ジルコニウム濃度0.67mmol/L)。
[エチレン・α−オレフィン共重合体の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1−ヘキセンを連続的に反応器内に圧入して、全圧を900kg/cm、1−ヘキセン濃度を31mol%、水素濃度を3mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を200℃に保ち重合反応を行い、エチレン・ヘキセン−1共重合体(以下、エチレン・α−オレフィン共重合体[A1]と記す。)をペレット形状で得た。得られたエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]は密度=910kg/m、MFR=2.0g/10min、Mw/Mn=2.1、n−ヘプタン抽出量=1.0重量%であった。
合成例2
[変性粘土化合物の調製]
水1,500mlに、37%塩酸30mlおよびN,N−ジメチル−ベヘニルアミンを106g加え、N,N−ジメチル−ベヘニルアンモニウム塩酸塩水溶液を調製した。平均粒径7.8μmのモンモリロナイト300g(クニミネ工業製、商品名クニピアFをジェット粉砕機で粉砕することによって調製した)を上記塩酸塩水溶液に加え、6時間反応させた。反応終了後、反応溶液を濾過し、得られたケーキを6時間減圧乾燥し、変性粘土化合物370gを得た。
[重合触媒の調製]
窒素雰囲気下の20Lステンレス容器に、ヘプタン3.3L、トリエチルアルミニウムのヘプタン溶液(20wt%希釈品)をアルミニウム原子当たり1.13mol(0.9L)および上記で得られた変性粘土化合物50gを加えて1時間撹拌した。そこへジフェニルメチレン(4−フェニル−インデニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライドをジルコニウム原子当たり1.25mmol加えて12時間撹拌した。得られた懸濁系に脂肪族系飽和炭化水素溶媒(出光石油化学製、商品名IPソルベント2835)5.8Lを加えることにより、触媒を調製した(ジルコニウム濃度0.125mmol/L)。
[エチレン・α−オレフィン共重合体の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1−ヘキセンを連続的に反応器内に圧入して、全圧を900kg/cm、1−ヘキセン濃度を25mol%、水素濃度が7mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を230℃に保ち重合反応を行い、エチレン・ヘキセン−1共重合体(以下、エチレン・α−オレフィン共重合体[A2]と記す。)をペレット形状で得た。得られたエチレン・α−オレフィン共重合体[A2]は密度=900kg/m、MFR=4g/10min、Mw/Mn=2.4、n−ヘプタン抽出量=1.8重量%であった。
表1に[A]として用いるエチレン・α−オレフィン共重合体の物性値を示す。
Figure 0005909972
合成例3
[変性粘土化合物の調製]
水1,500mlに、37%塩酸30mlおよびN,N−ジメチル−ベヘニルアミンを106g加え、N,N−ジメチル−ベヘニルアンモニウム塩酸塩水溶液を調製した。平均粒径7.8μmのモンモリロナイト300g(クニミネ工業製、商品名クニピアFをジェット粉砕機で粉砕することによって調製した)を上記塩酸塩水溶液に加え、6時間反応させた。反応終了後、反応溶液を濾過し、得られたケーキを6時間減圧乾燥し、変性粘土化合物370gを得た。
[重合触媒の調製]
窒素雰囲気下の20Lステンレス容器に、ヘプタン2.5L、トリエチルアルミニウムのヘプタン溶液(20wt%希釈品)をアルミニウム原子当たり4.5mol(3.6L)および上記で得られた変性粘土化合物300gを加えて1時間撹拌した。そこへジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−t−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロライドをジルコニウム原子当たり10mmol加えて12時間撹拌した。得られた懸濁系に脂肪族系飽和炭化水素溶媒(出光石油化学製、商品名IPソルベント2835)8.7Lを加えることにより、触媒を調製した(ジルコニウム濃度0.67mmol/L)。
[エチレン・α−オレフィン共重合体の製造]
高温高圧重合用に装備された槽型反応器を用い、エチレンおよび1−ヘキセンを連続的に反応器内に圧入して、全圧を900kg/cm、1−ヘキセン濃度を9mol%、水素濃度を2mol%になるように設定した。そして反応器を1,500rpmで撹拌し、上記により得られた重合触媒を反応器の供給口より連続的に供給し、平均温度を220℃に保ち重合反応を行い、エチレン・ヘキセン−1共重合体(以下、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]と記す。)をペレット形状で得た。得られたエチレン・α−オレフィン共重合体[B1]は密度=930kg/m、MFR=2.0g/10min、Mw/Mn=2.5であった。
表2に[B]として用いるエチレン・α−オレフィン共重合体の物性値を示す。
Figure 0005909972
合成例4
[変性粘土化合物の調製]
脱イオン水4.8L、エタノール3.2Lの混合溶媒に、ジメチルベヘニルアミン;(C2245)(CHN 354gと37%塩酸83.3mLを加え、ジメチルベヘニルアミン塩酸塩溶液を調製した。この溶液に合成ヘクトライト1,000gを加え終夜攪拌させ、得られた反応液をろ過し、固体分を水で十分洗浄した。固体分を乾燥させたところ、1,180gの有機変性粘土化合物を得た。赤外線水分計で測定した含液量は0.8%であった。次に、この有機変性粘土化合物を粉砕し、平均粒径を6.0μmに調整した。
[重合触媒の調製]
5Lのフラスコに、[変性粘土化合物の調製]に従って合成した有機変性粘土化合物450g、ヘキサン1.4kgを加え、その後トリイソブチルアルミニウムのヘキサン20重量%溶液1.78kg(1.8モル)、ビス(n−ブチル−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド7.32g(18ミリモル)を加え、60℃に加熱して1時間撹拌した。反応溶液を45℃に冷却し、2時間静置した後に傾斜法で上澄液を除去した。次に、トリイソブチルアルミニウムのヘキサン1重量%溶液1.78kg(0.09モル)を添加し、45℃で30分間反応させた。反応溶液を45℃で2時間静置した後に傾斜法で上澄液を除去し、トリイソブチルアルミニウムのヘキサン20重量%溶液0.45kg(0.45モル)を加え、ヘキサンで再希釈して全量を4.5Lとし触媒溶液を調製した。
[高密度ポリエチレンの製造]
内容積300Lの重合器に、ヘキサンを135kg/時、エチレンを20.0kg/時、ブテン−1を0.4kg/時、水素8NL/時および[固体触媒の調製]によって得られた固体触媒を連続的に供給した。また、助触媒として液中のトリイソブチルアルミニウムの濃度を0.93ミリモル/kgヘキサンとなるように、それぞれ連続的に供給した。重合温度は85℃に制御した。得られた高密度ポリエチレン[C1]はMFR3.3g/10分、密度は945kg/mであった。
表3に[C]として用いる高密度ポリエチレンの物性値を示す。
Figure 0005909972
実施例1
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1](合成例1、メルトマスフローレイト=2.0g/10min、密度=910kg/m)60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1](合成例3、メルトマスフローレイト=2.0g/10min、密度=930kg/m)15重量%および高密度ポリエチレン[C1] (合成例4、メルトマスフローレイト=3.3g/10min、密度=945kg/m)25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%をタンブラーでドライブレンド後、下記の条件で容器の製造、滅菌処理を行い、製品の物性を評価した。結果を表4に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
[三層水冷インフレーション成形]
三層水冷インフレーション成形機(プラコー製)にて、樹脂温度180℃、引取速度6m/分、冷却水温度20℃にて、折径115mm、内外層20μm,中間層210μm、トータル厚み250μmのチューブ状の三層フィルムを得た。
[容器の製造]
上記操作で得られたチューブ状のフィルムから、長さ180mmのチューブ状サンプルを切り出し、一方の開口部をインパルスシーラー(富士インパルス製)で開口部の端から10mm幅でシールした。次に純水を300ml充填し、内部のエアー量が50ccになるようにもう一方の開口部をインパルスシーラーで開口部の端から10mm幅でシールして容器を製造した。なお、容器の製造に際しては、クラス1000に保たれたクリーンルーム内で行った。
[滅菌処理]
上記操作で得られた容器を日阪製作所製高温高圧調理殺菌機内にセットして112℃または115℃または117℃で30分間加熱処理を行い、サンプルを室温まで冷却した。
実施例2
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]45重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]40重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表4に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
実施例3
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%を層構成の変更以外は実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表4に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
実施例4
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A2](合成例2、メルトマスフローレイト=4.0g/10min、密度=900kg/m)60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A2]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表4に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
Figure 0005909972
実施例5
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]25重量%および高密度ポリエチレン[C1]5重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表5に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
実施例6
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%および高密度ポリエチレン[C1]30重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表5に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
実施例7
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A2]65重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B2](東ソー(株)製、ニポロンーZ ZF230(メルトマスフローレイト=2.0g/10min、密度=920kg/m))20重量%および高密度ポリエチレン[C1]15重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表5に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
実施例8
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C2] (東ソー(株)製、ニポロンハード 4200(メルトマスフローレイト=2.3g/10min、密度=960kg/m))25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]25重量%および高密度ポリエチレン[C2]5重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表5に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
Figure 0005909972
実施例9
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C2]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%を117℃で滅菌処理を行った以外は、実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表6に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
実施例10
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]25重量%および高密度ポリエチレン[C1]5重量%を112℃で滅菌処理を行った以外は実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表6に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
実施例11
内層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A2]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%、外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表6に示す。容器の耐熱性、光線透過率および柔軟性は良好であった。
Figure 0005909972
比較例1
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]80重量%およびエチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表7に示す。容器の耐熱性が不足し、容器としての使用が難しいと判断した。
比較例2
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]25重量%および高密度ポリエチレン[C1]5重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C1]10重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表7に示す。容器の耐熱性が不足し、容器としての使用が難しいと判断した。
比較例3
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]65重量%および高密度ポリエチレン[C1]35重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]80重量%および高密度ポリエチレン[C1]20重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表7に示す。容器の透明性が不足していた。
比較例4
内外層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]60重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]15重量%および高密度ポリエチレン[C1]25重量%、中間層としてエチレン・α−オレフィン共重合体[A1]70重量%、エチレン・α−オレフィン共重合体[B1]20重量%および高密度ポリエチレン[C3](ニポロンーZ ZF260(メルトマスフローレイト=2.0g/10min、密度=936kg/m))10重量%を実施例1と同様の操作を行い、製品の物性を評価した。結果を表7に示す。容器の耐熱性が不足し、容器としての使用が難しいと判断した。
Figure 0005909972
本発明の医療用容器は耐熱性、透明性および柔軟性等に優れることから、血液、薬剤等を入れる医薬用耐熱容器に広く使用できる。

Claims (6)

  1. 下記成分[A]40〜80重量%、[B] 0〜40重量%および[C]3〜48重量%からなり、DSC(示差走査型熱量計)の吸熱曲線から求めた滅菌温度での残存結晶化度が15〜38重量%である樹脂組成物からなる内外層と下記成分[A] 60〜85重量%、[B] 10〜30重量%および[C]3〜30重量%からなり、DSC(示差走査型熱量計)の吸熱曲線から求めた滅菌温度での残存結晶化度が10〜22重量%である樹脂組成物からなる中間層の少なくとも3層からなる多層医薬用容器。
    [A]:下記(a)〜(f)の要件を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体、
    (a)JIS K6922−1に準拠した密度が880〜925kg/m
    (b)JIS K6922−1に準拠したメルトマスフローレイトが0.1〜5g/10
    min、
    (c)ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均
    分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.5〜3.0であり、
    (d)DSC(示差走査型熱量計)により測定された融点が1つであり、
    (e)日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下であり、
    (f)50℃におけるn−ヘプタン抽出量が2.0wt%以下である。
    [B]:下記(a)〜(c)の要件を満たすエチレン・α−オレフィン共重合体、
    (a)JIS K6922−1に準拠した密度が915〜935kg/mであり、[A]よりも15〜40kg/m高く、
    (b)JIS K6922−1に準拠したメルトマスフローレイトが0.1〜5g/10min、
    (c)日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下である。
    [C]:下記(a)〜(c)の要件を満たす高密度ポリエチレン、
    (a)JIS K6922−1に準拠した密度が940〜967kg/m
    (b)JIS K6922−1に準拠したメルトマスフローレイトが0.01〜10g/10min、
    (c)日本薬局方に規定の強熱残分試験法による残分が0.1重量%以下である。
  2. 上記成分[B]のDSC(示差走査型熱量計)により測定された融点が1つであり、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.5〜3.0であることを特徴とする請求項1記載の多層医薬用容器。
  3. 上記成分[C]のDSC(示差走査型熱量計)により測定された融点が1つであり、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより求められる重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が1.5〜3.0であることを特徴とする請求項1〜2記載の多層医薬用容器。
  4. フィルムの構成が内層/中間層/外層=10〜80/100〜230/10〜80μmであり、トータル厚みが150〜320μmであること特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の多層医薬用容器。
  5. インフレーションフィルムからなることを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の多層医薬用容器。
  6. 薬液を収容した後、100〜121℃で滅菌処理を行うことを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の多層医薬用容器。
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