JP5909928B2 - 画像形成装置、画像形成方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は電子写真方式の画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムに関する。
近年、電子写真方式のコピー/プリンタ本体の省エネ化が要望されてきており、それに伴い画像形成部としてのプリンタエンジンの個々の構成要素での使用消費電力の低減が必要となってきている。中でも、印刷用紙上に転写されたトナーを融解し印刷用紙に加熱定着させる定着器は、大量の電力を短時間に必要とするため、その消費電力を軽減できれば効果は大きい。
従来、紙種や紙厚、それに伴う搬送速度等の印刷条件に応じて定着温度を制御する技術は知られている。しかし、定着器の設定温度は、使用環境や部品の経時変化などにより、一定時間、狙いの温度に安定させることが難しく、コールドオフセットのような定着時の不具合を防ぐため、設定温度を高めに設定している場合が多い。また、入力画像の種類(写真画像/文書画像等)や階調処理種類(網点/万線/分散等)などによらず、同一の設定温度にて定着を行っている。そのため、印刷に使用する階調処理パターンや描画の面積が少なめの文書画像などにおいては、設定温度が高すぎ、必要以上に電力を消費していた。
なお、例えば特許文献1には、定着器の設定温度が使用環境や部品の経時変化などにより変化し、それが印刷画像の画質変動をもたらすことに鑑み、定着器の温度情報を取得して、該温度情報に基づいて濃度階調補正のパラメータを決定することで、印刷画像の画質変動を抑制する技術が記載されているが、消費電力を軽減するという問題は解消されない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、階調処理種類や描画面積などに基づいて定着温度制御を効率化することにより、さらなる使用消費電力の低減を実現する画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムを提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、印刷データに基づき感光体にトナーによって形成したドットパターンを、画像形成媒体に定着する定着手段と、前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて前記定着時の定着温度を制御する定着温度制御手段と、を備え、前記定着温度制御手段は、前記描画属性に基づいて前記定着時の定着温度を下げる制御を行い、定着温度の履歴を保持する定着温度履歴保持手段を備え、前記定着温度制御手段は、前記定着温度履歴保持手段に保持されている定着温度の履歴を参照して前記定着時の定着温度を制御し、前記定着温度制御手段は、前記定着温度履歴保持手段に保持されている定着温度の履歴を参照し、最も使用回数の多い定着温度が、前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて設定された定着温度より低い場合、定着温度を前記最も使用回数の多い定着温度に設定することを特徴とする。
本発明によれば、印刷に使用する階調処理種類に応じて定着温度制御を効率化することにより、使用消費電力を低減することができるという効果を奏する。
図1は、この実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、階調処理種類の一例を示した図である。 図3は、画像処理パラメータ構造および属性値テーブルの具体例を示す図である。 図4は、本画像形成装置内の画像形成属性処理部の全体処理を示すフローチャートである。 図5は、図4におけるステップS17の処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、この実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。図1において、画像形成装置100は、画像処理部101とプリンタ制御部102と画像形成部103に大別される。画像形成装置100は他に画像読取部(スキャナ)を備えるが、図1では省略してある。
画像処理部101は、CPU110,ROM117、RAM118を有するマイクロコンピュータシステムで実現される。画像処理部101は、後述する、色変換処理部111、濃度変換処理部112、階調処理部113、画像形成属性処理部114、画像形成属性履歴保持部115、画像処理パラメータ保持部116などを備えている。
プリンタ制御部102は、CPU120、ROM123、RAM124を有するマイクロコンピュータシステムでなり、本装置全体を制御するものである。また、プリンタ制御部102は、少なくとも定着温度制御部122を有している。画像形成部103は、詳細な構成は省略するが、帯電部、露光部、現像部、転写部などを有するプリンタエンジン125、定着部126、給紙部などを主に備えている。定着部126は、例えば加熱ヒータを内蔵する定着ローラ、定着ローラに対向して加圧する加圧ローラを主に備え、定着ローラ表面の温度をサーミスタなどで検知し、この検知した定着温度を定着温度制御部122にフィードバックするように構成されている。
定着温度制御部122は、後述する制御のほか、通常行われているように検知された定着温度にしたがって加熱ヒータの点灯制御を行う。なお、この図1では一対の定着ローラ、加圧ローラで図示しているが、周知の定着ベルト方式の加熱定着機構であってもよい。また、プリンタエンジン125は、電子写真プロセスに基づいて画像形成を行うモノクロの画像形成部、フルカラーの画像形成部のいずれであってもよい。
この画像形成装置100には、外部装置200が接続されている。外部装置200はパーソナルコンピュータ(PC)等であり、プリンタドライバ210を備えている。図1では一台の外部装置200のみしか示されていないが、複数の外部装置を画像形成装置100に接続することが可能である。
外部装置200は、プリンタドライバ210を通し、画像形成装置100に対して印刷データを送信する。この印刷データには、印刷条件やその他、印刷に必要な情報が含まれている。以下、画像形成装置100の動作について説明する。
外部装置200から送られてきた印刷データは、画像形成装置100の画像処理部101にて取り込まれる。画像処理部101の画像形成属性処理部114は、該印刷データを解析し(画像形成属性解析)、画像形成属性履歴保持部115や後述する属性値テーブルを含むパラメータを保持する画像処理パラメータ保持部116などを参照して、階調処理種類と定着温度制御属性値を決定し、階調処理種類の情報は階調処理部113に送り、定着温度制御属性値の情報はプリンタ制御部102の定着温度制御部122に送る。この画像形成属性処理部114の動作については後述する。
一方、画像処理部101において、色変換処理部111は、外部装置200から送られてきた印刷データを、画像形成部103のプリンタエンジン125が印刷可能な色へ変換する。次に、濃度変換処理部112は、この色変換後の印刷データについて、LUT(ルックアップテーブル)等を用いて所望の濃度変換処理(ガンマ補正処理)を実施する。LUTの内容は、画像読取部(不図示)にて濃度補正用カラーチャートを読み取ることによって変更することが可能である。次に、階調処理部113は、この濃度変換後の印刷データについて、画像形成属性処理部114から送られた階調処理種類にしたがって階調処理(2値化)を実施し、その2値化データをプリンタ制御部102に送り、さらにプリンタ制御部102はこの2値化データを画像形成部103に送る。
画像形成部103では、プリンタエンジン125において、階調処理部113で処理された2値化データに従って、感光体へのドットパターン潜像、用紙へのトナー転写、トナー融解による用紙への定着等が実施され、排紙される。この用紙への定着時、定着温度制御部122は、画像形成属性処理部114から送られた画像形成制御情報の一つである定着温度制御属性値に基づいて定着部126の定着ローラの定着温度を制御する。
図2は、階調処理種類の一例を示した図である。用紙にドットを印字する方法として、線を引くようにドットを成長させる万線のパターン(例えば、(a),(c))と、ドット配置を散らして印字する分散のパターン(例えば、(b),(d))とがある。他に点を集めるようにドットを成長させる網点のパターンがあるが、ドットを隣接させて成長させていく点では万線と同等である。また、ドットの印字方法に加えて、ドットの書込み時の大きさを変更することにより、低解像度/高解像度(dpi(dot per inch)で表わす)の区別が可能であり(例えば、(a),(b)と(c),(d))、同一解像度であっても、ドットの書込み間隔を変更することにより、解像力(低線数/高線数;lpi(line per inch)で表わす)の区別が可能である。
先に述べたように、画像形成部103では、感光体へのドットパターン潜像、用紙へのトナー転写、トナー融解による用紙への定着の処理が実施され、用紙に印刷画像が形成されるが、画像処理部101で選択された階調処理種類(万線/分散)、解像度、解像力により、用紙へのトナー付着の良し悪しが発生する。ドット配置を隣接させる方がトナー付着が良く、ドットの大きさが大きい方がトナー付着が良く、解像力が低い方がトナー付着が良い傾向がある。
定着部126においては、トナー融解時の温度が全体的に高い方が、用紙へのトナー付着が良くなるが、従来は階調処理の種類によらず、細線画像からベタ画像といった画像の種類に対する定着性も確保する必要があるため安定してトナー融解を行うように、定着部126の設定温度を高めにしていた。そのため、使用する階調処理種類によっては、必要以上に定着部126の温度が高くなる場合があり、定着部126の加熱ヒータの電力が必要以上に消費されていた。
例えば、図2に示す階調処理種類においては、定着部126が必要とする定着温度は、(d)が最高で、(c),(b)と低くなり、(a)が最低である。したがって、定着部126の設定温度を最高の(d)に合わせた場合、例えば使用する階調処理の種類を(c)とした場合には、電力が必要以上に消費されることになる。これに対し、本実施の形態では、使用する階調処理の種類によって定着温度が決定されるため、電力が必要以上に消費されることが抑止される。
図1において、画像処理部101の画像形成属性処理部114は、外部装置200のプリンタドライバ210から送信される印刷データと印刷条件に対し、例えば、印字モードから印刷に使用する階調処理の種類を決定して、定着温度制御属性値の大分類を確定し、さらに、描画時の画像面積に応じて定着温度制御属性値の小分類を確定する。そして、決定した階調処理の種類を階調処理部113に送り、確定した定着温度制御属性値を定着温度制御部122に送る。
図3に画像処理パラメータの構造および属性値テーブルの具体例を示す。画像処理パラメータ300は、Main Header部301、Sub Header部302、Data Area部303にて構成されている。Main Header部301には、複数個存在する印字モードの開始アドレスが記載されている。Sub Header部302には、個々の印字モードに対する情報(色数;K(黒)のみ/K,C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の4色等、書込み解像度、階調処理種類;万線/分散/網点等)と、定着部126の定着温度制御の属性値などが付与されている。Data Area部303には、個々の印字モードのドット配置が記載されている。
属性値テーブル310には、定着温度制御の属性値が大分類と小分類に分類されて記述されている。本実施の形態では、属性値は8ビットとし、上位4ビットを大分類に割り当て、下位4ビットを小分類に割り当てている。属性0〜Mが大分類を示し、定着制御温度は属性0が最低で、属性Mが最大を表している。この大分類ごとに複数の小分類(属性0〜N)が存在し、描画面積と定着温度値が記述されている。大分類の属性Mの定着温度値は、この実施の形態では、定着部126の定着温度値の変更を行わない場合の値と同じか同等の値を設定する。この属性値テーブル310には、さらに大分類の属性0〜M毎に階調処理の種類も記述されている。すなわち、属性値テーブル310を参照することで、階調処理の種類と対応する定着温度制御の属性(大分類)が分かるようになっている。なお、画像処理パラメータ300には、印字モード毎に大分類・小分類の値を予め入れておく。
後述の画像形成属性履歴保持部115には、定着温度制御属性値の大分類(属性0〜M)と階調処理とを対応付けて、定着温度制御属性値の使用回数(使用履歴)が保持されるが、属性値テーブル310が保持することでもよく、この場合、画像形成属性履歴保持部115は不要となる。
つぎに、画像形成属性処理部114における処理について詳述する。図4は、画像形成属性処理部114の全体的処理を示すフローチャートである。図4において、処理を開始すると、まず、画像形成属性処理部114は、外部装置200のプリンタドライバ210から送信される印刷データと印刷条件を受け取り、印刷モードを取得する(ステップS10)。なお、本実施の形態では、印刷モードとして高速モード、通常モード、高画質モードが設けられている。印刷モードを取得した後、画像処理パラメータ保持部116から当該印刷モードに対応する画像処理パラメータを取得する(ステップS11)。
続いて、画像形成属性処理部114は、画像処理パラメータ300の取得後、印字モードに応じた階調処理を選択する(ステップS12)。本実施の形態では、外部装置200のプリンタドライバ210にて印字モードが設定されると同時に、描画属性(写真部/グラフィック部/文字部等)ごとに解像力のみを考慮した階調処理がプリセットされているものとする。また、ここでは印刷モードが、通常モード、高画質モード、高速モードの何れかであるかを選択する。
ステップS12において高画質モードの場合、画像形成属性処理部114は、プリンタドライバ210により指定された階調処理を選択し、階調処理の変更は実施しない(ステップS13)。一方、通常モードの場合、画像形成属性処理部114は、描画属性が写真部の階調処理は変更しないが、描写属性がグラフィック部および文字部の場合は、属性値テーブル310を参照して(ステップS14)、プリセットの階調処理に対し、定着温度制御属性値の大分類を一段階下げた階調処理を選択する(ステップS15)。例えば、プリセットの階調処理が「l」(エル)で、対応する定着温度制御属性値の大分類が属性Mの場合には、属性M−1の階調処理を選択する。つまり、グラフィック部や文字部の場合には、定着温度を一段落下げることを優先し、それに見合った階調処理を選択する。ただし、プリセットの階調処理に対応する定着温度制御属性値の大分類が最も小さい場合(属性0)には、階調処理を変更しない。
一方、ステップS12において高速モードの場合、画像形成属性処理部114は、画像形成属性履歴保持部115を参照して、各描画属性(写真部/グラフィック部/文字部等)において、もっとも使用回数が多い定着温度制御属性値の大分類に対応する階調処理を仮選択する(ステップS16)。画像形成属性処理部114は、仮選択後、プリセットされている階調処理に対応する定着温度制御属性値(大分類)より、仮選択した階調処理に対応する定着温度制御属性値が大きい場合には、プリセット時の階調処理を選択し、仮選択した階調処理に対応する定着温度制御属性値の方が小さい場合には、該仮選択した階調処理を選択する(ステップS17)。すなわち、画像形成属性処理部114は、定着温度が低い方の階調処理を選択する。
ステップS12により、使用する階調処理が確定し、同時に、定着温度制御属性値のうち、該階調処理に対応する大分類が確定する。
続いて、画像形成属性処理部114は、印刷データの描画コマンドおよび描画領域を解析する(ステップS18)。詳しくは、図5のフローチャートに示すように、印刷データ内の描画コマンドを取得し(ステップS22)、写真部/グラフィック部/文字部ごとに描画面積を算出する(ステップS23)。描画面積算出の対象範囲は、画像形成後の排紙サイズがA4である場合、用紙面内全体を対象とするが、処理時の演算を軽減したい場合は、用紙の端部を除いた部分を対象としてもよい。画像形成属性処理部114は、上記描画面積を算出したなら、写真部/グラフィック部/文字部の描画面積のうち、もっとも描画面積が大きい描画属性を選択し(ステップS24)、属性テーブル310を参照して(ステップS25)、定着温度制御属性値の小分類を確定する。
続いて、画像形成属性処理部114は、プリンタ制御部102内の定着温度制御部122へ、確定した定着温度制御属性値(上位4ビット;大分類、下位4ビット;小分類)を送信する(ステップS19)。この属性値送信後、画像形成属性処理部114は、先に確定している階調処理種類をもとに、画像形成属性履歴保持部115内の定着温度制御属性値(大分類)の使用回数を加算し、使用履歴を更新する(ステップS20)。そして、これらの処理が終了した後、階調処理部113に階調処理データを送信する(ステップS21)。
階調処理部113は、画像形成属性処理部114から送られた階調処理データに従って階調処理を実施するが、階調処理は、印刷データの描画属性により、階調処理種類を切り替えて行うため、画像全体に同一の階調処理が使用される場合もあるし、画像内に複数種類の階調処理が使用される場合もある。
したがって、上述してきた実施の形態によれば、電子写真方式の画像形成装置100において、階調処理種類と定着温度制御属性値との対応を示す属性値テーブル310を保持し、印刷指示内容と属性値テーブル310により、階調処理種類と対応する定着温度制御属性値とを決定して、該決定した階調処理種類により階調処理を実施し、該決定した定着温度制御属性値により印刷画像形成時の定着温度を制御し、また、属性値テーブル310は、描画面積と定着温度制御属性値との対応を更に含み、画像の描画面積により定着温度制御属性値を細分化して定着温度を制御するため、定着温度の制御を効率化し、使用消費電力の低減を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は、これまで説明してきた実施の形態に限定されるものでないことは云うまでもない。特許請求の範囲内で種々の変更が可能である。
ところで、本実施の形態で実行されるプログラムは、ROM117,123に予め組み込まれて提供するものとしているが、これに限定されるものではない。本実施の形態で実行されるプログラムを、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供してもよい。
また、本実施の形態で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態で実行されるプログラムは、上述した色変換処理部111、濃度変換処理部112、階調処理部113、画像形成属性処理部114を含むCPU110によるモジュール構成および定着温度制御部122を含むCPU120によるモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU110,120(プロセッサ)が上記記録媒体からプログラムを読み出して実行することによりROM117,123等の主記憶装置上にロードされ、色変換処理部111、濃度変換処理部112、階調処理部113、画像形成属性処理部114、定着温度制御部122が主記憶装置上に生成されるようになっている。
100 画像形成装置
101 画像処理部
102 プリンタ制御部
103 画像形成部
110,120 CPU
111 色変換処理部
112 濃度変換処理部
113 階調処理部
114 画像形成属性処理部
115 画像形成属性履歴保持部
116 画像処理パラメータ保持部
117,123 ROM
118,124 RAM
122 定着温度制御部
125 プリンタエンジン
126 定着制御部
200 外部装置
210 プリンタドライバ
300 画像処理パラメータ
310 属性値テーブル
特開2009−14997号公報

Claims (3)

  1. 印刷データに基づき感光体にトナーによって形成したドットパターンを、画像形成媒体に定着する定着手段と、
    前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて前記定着時の定着温度を制御する定着温度制御手段と、を備え、
    前記定着温度制御手段は、前記描画属性に基づいて前記定着時の定着温度を下げる制御を行い、
    定着温度の履歴を保持する定着温度履歴保持手段を備え、
    前記定着温度制御手段は、前記定着温度履歴保持手段に保持されている定着温度の履歴を参照して前記定着時の定着温度を制御し、
    前記定着温度制御手段は、前記定着温度履歴保持手段に保持されている定着温度の履歴を参照し、最も使用回数の多い定着温度が、前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて設定された定着温度より低い場合、定着温度を前記最も使用回数の多い定着温度に設定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷データに基づき感光体にトナーによって形成したドットパターンを、画像形成媒体に定着する定着工程と、
    前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて前記定着時の定着温度を制御する定着温度制御工程と、
    を含み、
    前記定着温度制御工程は、前記描画属性に基づいて前記定着時の定着温度を下げる制御を行い、
    定着温度の履歴を保持する定着温度履歴保持工程を含み、
    前記定着温度制御工程は、前記定着温度履歴保持工程で保持されている定着温度の履歴を参照して前記定着時の定着温度を制御し、
    前記定着温度制御工程は、前記定着温度履歴保持工程で保持されている定着温度の履歴を参照し、最も使用回数の多い定着温度が、前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて設定された定着温度より低い場合、定着温度を前記最も使用回数の多い定着温度に設定することを特徴とする画像形成方法
  3. 定着手段を有するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    印刷データに基づき感光体にトナーによって形成したドットパターンを、画像形成媒体に定着する定着ステップと、
    前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて前記定着時の定着温度を制御する定着温度制御ステップと、を含み、
    前記定着温度制御ステップは、前記描画属性に基づいて前記定着時の定着温度を下げる制御を行い、
    定着温度の履歴を保持する定着温度履歴保持ステップを含み、
    前記定着温度制御ステップは、前記定着温度履歴保持ステップで保持されている定着温度の履歴を参照して前記定着時の定着温度を制御し、
    前記定着温度制御ステップは、前記定着温度履歴保持ステップで保持されている定着温度の履歴を参照し、最も使用回数の多い定着温度が、前記印刷データにおける印字モードと、前記印刷データにおける描画属性と、に基づいて設定された定着温度より低い場合、定着温度を前記最も使用回数の多い定着温度に設定する
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