JP5909705B2 - 回転体の組付構造 - Google Patents
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Description
また、本願の第2の発明は、縦置きタイプのディスク装置において、ターンテーブルに対してディスクを着脱する際の作業性を高めることができるディスク装置を提供することを、基本的な目的としてなされたものである。
すなわち、中空軸の先端側に回転体を回転可能に組み付けるに際して、ネジ機構を用いることなく、回転体の脱落を確実に防止した上で当該回転体を中空軸の先端側に回転可能に組み付けることができる。これにより、組付工程の作業性向上および部品点数の削減を図ることができ、また、ネジ機構を用いた場合のように、中空軸の先端側に膨れやクラック若しくは破損などの不具合が生じるおそれも無くすることができる。
これらの図に即してより詳しく説明すれば、前記音楽再生装置1(以下、適宜、単に「装置」と略称する)は、CD5を外部音源として音楽再生を行うCD再生ユニットU1とPMP6を外部音源として音楽再生を行うPMP再生ユニットU2とを備え、両再生ユニットU1,U2は、例えば正面視で、例えば左右方向に並べて配置されている。
尚、CD再生ユニットU1において、CD5を外部音源として音楽再生を行うための構成、及びPMP再生ユニットU2において、PMP6を外部音源として音楽再生を行うための構成は、共に従来公知のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
より具体的に説明すれば、両方の再生ユニットU1,U2の前方(矢印YFの方向)を共に覆い隠す全閉位置(図1A参照)を初期位置とし、この初期位置からスライドドア30が図における左方向(矢印XLの方向)へ所定量移動すると、PMP再生ユニットU2の前方は閉じたままで、CD再生ユニットU1の前方のみを開放する第1の開放位置(図1B参照)に至る。このスライドドア30が第1の開放位置にあるときには(第1の開放状態)、ユーザは、CD再生ユニットU1のターンテーブル8に対して、CD5の着脱を自在に行うことができる。
これらの図に示すように、前面パネル3の上縁,下縁の近傍の前面側には、スライドドア30のスライド動作を案内するために、当該上縁,下縁に沿って図における左右方向(矢印XL,XRの方向)へ延設された上下一対の平行なガイドレール3a,3bが備えられている。前述のPMP再生ユニットU2とCD再生ユニットU1とは、これら上下のガイドレール3a,3b間において左右に並べて配置されることになる。
更に、例えばこの駆動ユニット50の近傍には、後述するように、スライドドア30のスライド動作時に当該スライドドア30の脱落を防止するための脱落防止用突起部3eが配置されている。
そして、これらドア位置検出用スイッチSw1,Sw2,Sw3のON/OFF状態を検知することにより、スライドドア30が、両方の再生ユニットU1,U2の前方を共に覆い隠す全閉位置(図1A参照),PMP再生ユニットU2の前方は閉じたままでCD再生ユニットU1の前方のみを開放する第1の開放位置(図1B参照)、或いはCD再生ユニットU1の前方は閉じたままで、PMP再生ユニットU2の前方のみを開放する第2の開放位置(図1C参照)の、何れの位置に在るかを知ることができる。
図4Aに示されるように、スライドドア30の図における左側領域には、PMP6の表示ディスプレイに対応したサイズ及び形状の開口窓部38が形成されており、この窓部38は、スライドドア30が全閉位置(図1A参照)にあるときにPMP6の表示ディスプレイに対応する位置にあるように位置設定されている。従って、スライドドア30の前面側を覆って装飾する飾り板39(図4G参照)として、透明もしくは半透明のものを用いることにより、スライドドア30が全閉位置にあっても、PMP6の表示ディスプレイを外部から視認することが可能になる。
前記スイッチSw1がONすることにより、スライドドア30が前述の全閉位置(図1A参照)に在ることが検出され、また、スイッチSw3がONすることにより、スライドドア30が前述の第1の開放位置(図1B参照)に在ることが検出される。更に、スイッチSw2がONした場合には、スライドドア30が第1の開放位置方向に移動し始めると直ぐに、安全性確保のために、CD読み取り用レーザ光の発光を停止させるように、構成されている。
ラックギア31の略中央部にはギアが刻まれていない中央切欠部31aが設けられており、スライドドア30の全閉状態(図1A参照)では中央切欠部31aが第1原動ギア70と対応し、当該第1原動ギア70とラックギア31との噛み合いが外れるようになっている。また、ラックギア31の左端部にもギアが刻まれていない左端切欠部31bが設けられており、スライドドア30がPMP保持機構10の前方を開放した第2の開放位置(図1C参照)にあるときには、左端切欠部31bが第1原動ギア70と対応し、やはり当該第1原動ギア70とラックギア31との噛み合いが外れるようになっている。
以上のように構成されたスライドドア30の前面側には、スライドドア30の前面を覆って装飾するために、例えば半透明の飾り板39が貼り付けられる(図4G参照)。
これらの図に示されるように、アイドリングラック41は、前記駆動用ラックギア31に沿ってその上側のスペース35内に組み込まれるもので、スライドドア30の裏面において左右方向に延設された横方向壁部34と駆動用ラックギア31の上面との間のスペース35内で、左右方向に自在にスライドすることができる。アイドリングラック41の長手方向の大部分にはラックギア42(アイドリングラックギア)が刻まれており、このアイドリングラックギア42のモジュールは、スライドドア30の駆動用ラックギア31のモジュールと同一に設定されている。
これにより、アイドリングラック41は、図5Bに詳しく示すように、横方向壁部34と駆動用ラックギア31の上面との間のスペース35内で、左右方向(図5Bにおける紙面に垂直方向)に自在にスライドでき、しかも、フック部43が少なくとも横方向壁部34と係合することにより、アイドリングラック41がスライドドア30から背面側に抜け落ちることを確実に防止できる。
図5Cは、このカム形状部45が、スライドドア30の裏面に設けられた溝部36に係合している状態を拡大して示す断面図である。アイドリングラック41が例えば図5Aにおける右方向へスライド移動する場合、移動の終端時には、カム形状部45の端面45fが溝部36の壁面36fに当接すると共に、カム形状部45が溝部36内に入り込み、リーフ部44の軽いバネ圧力でその位置に留まるよう設定されている。
図6Aは、アイドリングラック41が矢印XR方向に移動して、アイドリングラック41のカム形状部45の端面45fがスライドドア30の溝部36の壁面36fに当接した状態を示しており、この状態で、スライドドア30の駆動用ラックギア31とアイドリングラック41のアイドリングラックギア42の位相が合うように構成されている。
このように構成したことで、スライドドア30の駆動用ラックギア31の中央切欠部31aの歯部欠落部分についても、アイドリングラックギア42が第1原動ギア70と噛み合うことにより、駆動ユニット50側とスライドドア30側とで、ギアの噛合関係を途切れることなく連続的に維持することができる。
図6Aの状態では、前述の位置決めピース81がスライドドア30の裏面に形成されたカム溝33aに係合することにより、中央切欠部31aが第1原動ギア70と対応し、当該第1原動ギア70と駆動用ラックギア31との噛み合いが外れている。しかし、アイドリングラックギア42と第1原動ギア70とは噛合っているため、第1原動ギア70を図6A(a)における時計回り方向(CW方向)に回転させると、スライドドア30は静止したままで、アイドリングラック41が矢印XL方向に移動して、図6Bに示す状態となる。
もし、スライドドア30の駆動用ラックギア31に中央切欠部31aが設けられていない場合、全閉位置検出スイッチから出力されるモータ停止信号によってモータの回転が停止されるが、モータの回転子の慣性によるオーバラン、或いはスライドドア30の負荷のばらつきに起因する制動負荷の変化などにより、スライドドア30の停止位置が一定しないことになる。
第1原動ギア70が時計回り方向(CW方向)に回転すると、スライドドア30は駆動用ラックギア31によって矢印XL方向に移動し、中央切欠部31aでのラックギア終端を超えると、第1原動ギア70と駆動用ラックギア31との噛み合いが外れることによりギア伝達が切れる時点で、位置決めピース81がカム溝33aの傾斜面に沿って係合し、位置決めピース81に作用するバネの付勢力で、スライドドア30はセンタ位置で停止する。
これらの図に示すように、PMP保持機構10は、基本的な構成要素として、PMP保持機構10全体のベースとなるベース基台11と、駆動ユニット50からの駆動力が入力される駆動側部16と、PMP6の底部を支持する端子台21と、PMP6の背部を支持する背もたれとしての背部支持体26と、を備えている。
このように組み立てられたPMP保持機構10は、前面パネル3の表面3fから所定深さ窪んだ窪み部3c内にて、前後方向(矢印YF,YRの方向)へ所定量だけ移動できるように収容されている(図2参照)。
本実施形態では、より好ましくは、端子台21の底面に反射鏡24が貼り付けられており、ユーザがPMP6を端子台21上に搭載する際には、PMP6の底部の端子ソケット部が反射鏡24に映し出され、コネクタ端子20bと接続されるべき部分(PMP6の端子ソケット部)を、PMP6の挿入方向(上方)から視認でき、容易にコネクタ端子20bに嵌め合わせることができるようにしている。これにより、PMP6の装着作業性を大いに向上させることができる。
そして、スライドドア30を移動させてPMP保持機構10の前方の覆いが開放されると、このスライドドア30の移動動作と連動してPMP保持機構10が前記収納位置から前方(矢印YFの方向)へ引き出され、引き出し位置(図1C参照)に移動するように構成されている。この引き出し状態では、背部支持体26の支持面(前面)が前面パネル3の表面3fと略面一となるように設定されており、PMP保持機構10に対するPMP6の着脱を容易に行えるようになっている。
これらの図に示すように、駆動ユニット50は、当該ユニット50の基本的な構成要素を組み付けるベース体(ユニットベース)60を備えている。該ユニットベース60は、その全体形状が平面視で略四角形状をなし、その上面,下面および側面に各種の構成要素を組み付けるための組付部が形成されている。
各構成要素をユニットベース60に組み付ける際には、例えば、先ず、例えばユニットベース60の下側に所要の構成要素を組み付け(図9A参照)、次いで、ユニットベース60の上側に所要の構成要素を組み付け(図9B参照)、最後に、ユニットベース60の下側部分の組立を行って(図9C参照)、駆動ユニット50の組立を完了する。
この第1ギアセット71の出力ギア73は、ユニットベース60の上側に位置しており、第2ギアセット74の入力ギア75と噛合し、また、同時に、前記スライドドア30裏面の駆動用ラックギア31と噛合可能な原動ギア70(第1原動ギア)と噛合している。この第1原動ギア70は、ユニットベース60上に立設されたボス部B4(図9B参照)によって回転自在に支持されている。
すなわち、この第2ギアセット74の出力ギア76は、PMP保持機構10の側部ラックギア17と噛合して当該PMP保持機構10を前後方向(矢印YF,YRの方向)に駆動し得る原動ギア(第2原動ギア)として機能するものである。
図9Dは、駆動ユニット50の組立前の状態を示す斜め下方からの斜視図、図9Eは、従動プーリ53のボス部への組付前の状態を示す底面図、図9Fは、図9EのL9−L9線に沿った断面図である。また、図9Gは、従動プーリ53のボス部への組付構造を拡大して示す要部断面図である。
また、従動プーリ53も同じく合成樹脂製であり、その回転中心部分53bには、前記ボス部B1の外周部に嵌合する内周部を有する筒状部53cが設けられている。この筒状部53cの外周部に前記プーリギア53gが形成されている。筒状部53cの内部には、半径方向に張り出すフック部53fを先端側に有して前記ボス部B1に対する嵌合方向(図9D,F,Gにおける白抜き矢印参照)に略沿って伸長するフック支柱部53sが配設され、該フック支柱部53sの基端部と前記筒状部53cの基端部とは樹脂製の薄板部53pで連結されている。前記フック支柱部53sの基端部の中心は、好ましくは、ほぼ筒状部53cの中心線Jr(実質的に、従動プーリ53の回転中心線)上に位置している。また、前記フック部53fの張り出し先端部53tの半径は、ボス部B1の前記小径部B1sの半径よりも大きく、且つ、前記中空部B1dの半径よりも小さく設定されている。
例えば図9Gの部分拡大図に示すように、段差部B1kを傾斜面で構成し、この傾斜面を、回転中心線Jrと平行な方向に対して90度よりも小さい角度α(例えば、α=80度)を持って傾斜するように設定することで、内周側が外周側よりも前記筒状部53cのボス部B1に対する嵌合方向側に位置するように設定することができる。或いは、この代わりに、段差部B1kを回転中心線Jrと平行な方向に対して略直交する平坦面で構成し、この平坦面の内周部に前記嵌合方向へ所定量だけ突出する突起部を形成してもよい。
例えば図9Gの部分拡大図に示すように、係合部53kを傾斜面で構成し、この傾斜面を、回転中心線Jrと平行な方向に対して90度よりも小さい角度β(例えば、β=α=80度)を持って傾斜するように設定することで、内側が外側よりも前記筒状部53cのボス部B1に対する嵌合方向側に位置するように設定することができる。尚、角度βと角度αの大小関係について、上述のようにβ=αでない場合には、β>αよりもβ<αの方が好ましい。また、このように係合部53kを傾斜面で形成する代わりに、係合部53kを回転中心Jrと平行な方向に対して略直交する平坦面で構成し、この平坦面の外側部に前記嵌合方向と反対側へ所定量だけ突出する突起部を形成してもよい。
前述のように、従動プーリ53のフック支柱部53sの基端部と筒状部53cの基端部とは樹脂製の薄板部53pで連結されており、このように、従動プーリ53の筒状部53cをボス部B1の先端側から嵌合させる際には、フック部53fは、その先端側の傾斜面がボス部B1の小径部B1sで押圧されながら当該小径部B1sを挿通するが、前記薄板部53pとフック支柱部53sとが適切に撓むことにより、フック部53fが支障なく前記小径部B1sを挿通することができるように構成されている。
すなわち、ボス部B1の先端側に従動プーリ53を回転可能に組み付けるに際して、ネジ機構を用いることなく、従動プーリ53の脱落を確実に防止した上で当該従動プーリ53をボス部B1の先端側に回転可能に組み付けることができる。これにより、組付工程の作業性向上および部品点数の削減を図ることができ、また、ネジ機構を用いた場合のように、ボス部B1の先端側に膨れやクラック若しくは破損などの不具合が生じるおそれも無くすることができる。
また、フック部53fの前記段差部B1kとの係合部53kは、内側が外側よりも前記嵌合方向側に位置していることにより、フック部53fの段差部B1kに対する係合が外れ難くなり、従動プーリ53のボス部B1からの脱落に対する防止効果がより向上する。
とりわけ、フック部53fの前記段差部B1kとの係合部53k及び前記段差部B1kの両方を上述のように構成することにより、組付状態では、双方で所謂「食い込み構造」が形成されることとなり、容易に外れることがない。
ここで、バネ83によって切換レバー56に抜け止め効果を付与し回転付勢力を加える構成について、主として図9Hを参照しながら説明する。図9Hは、切換レバー56の回転支柱56pの下端部分を拡大して示す図であり、(a)は回転支柱の下端部分の斜視図,(b)は回転支柱の下端部分へのバネ端部の係合状態を示す底面図,(c)は回転支柱の下端部分へのバネ端部の係合状態を示す側面図である。
この係合部56eは、回転支柱56pの長手軸方向に略垂直な受け面(バネ受け面)56fと、回転支柱56pの端末部において前記バネ受け面56fと略平行に対向配置された係止片(バネ係止片)56gと、該バネ係止片56gと前記バネ受け面56fとを掛け渡して結合する縦壁56hとで、一方向(縦壁56hの対抗方向)が開放した溝状に形成されている。尚、前記バネ係止片56gの外周部は、回転支柱56pの中空部56tと同軸の円の一部を構成し、その直径は、中空部56tの内径よりも小さく設定されている。
この時、切換レバー56の第1アーム部56aの先端部が、PMP保持機構10の背部支持体26の裏面の所定部分26dを前方(矢印YFの方向)に押圧する。これにより、PMP保持機構10が前方へ押されて、図10Bに示されるように、PMP保持機構10の駆動側部16の側部ラックギア17が第2原動ギア76と噛み合い状態となる。
このとき、スイッチレバー57の第1アーム57aの先端部分がPMP保持機構10の駆動側部16の上側溝部16aのカム形状部16cの前部傾斜面に当接して乗り上げることにより、スイッチレバー57が反時計回り方向(CCW方向)に回動する。そして、これに伴って、第2アーム部17cが、プリント配線基板54に取り付けられた位置検出用スイッチ54sを作動させることにより、電動モータ51の回転を停止させ、PMP保持機構10の前進位置を確定するようになっている。
また、この時、駆動側部16の前部側面に設けている傾斜面部16fが、第1原動ギア70との噛み合いが外れた状態で停止しているスライドドア30の左端面30fを、傾斜に沿うようにして更に右方(矢印XRの方向)へ移動させ、より確実にギアの噛み合いを外すように構成している。
このPMP保持機構10が前進完了位置(引き出し位置)にある状態で電動モータ51を逆方向に回転駆動させ、第2原動ギア76を時計回り方向(CW方向)に回転させると、側部ラックギア17が後方(矢印YRの方向)へ移動し、従ってPMP保持機構10が後退する。このPMP保持機構10の後退動作に伴って、背部支持体26の裏面の所定部分26dが切換レバー56の第1アーム56aの先端部分に当接し、この切換レバー56を時計回り方向(CW方向)に回転させる。
第1原動ギア70とスライドドア30の駆動用ラックギア31とが噛み合った後も、第2原動ギア76は回転し続けるが、PMP保持機構10が後退して行くことにより、第2原動ギア76とPMP保持機構10の側部ラックギア17との噛み合いは外れることになる。
なおも電動モータ51が回転し続けることにより、スライドドア30は更に左方(矢印XLの方向)に移動し、スライドドア30の裏面の左端面側に設けている傾斜面30cが、第2原動ギア76との噛み合いが外れた状態で停止しているPMP保持機構10の右端前面を、傾斜に沿うようにして更に後方(矢印YRの方向)へ移動させ、より確実にギアの噛み合いを外すように構成している。更に電動モータ51が回転し続けることにより、スライドドア30は、後退位置にあるPMP保持機構10の前方を閉じる位置まで持ち来されることになる(図10A参照)。
一般に、このような縦置きタイプのディスク装置(CD再生ユニット)U1では、ディスク(CD)5を回転可能に支持するターンテーブル8に対してディスク5を着脱する場合、ユーザはCD5を落とさないように注意しながら、多くの場合、両手を用いて着脱作業を行う必要があり、ユーザにとって、煩わしい作業が求められることになる。
図11Aは、前述の図2のL11−L11線に沿って切断して示したディスク装置(CD再生ユニット)U1の概略的な断面図である。また、図11Bは、ディスク装着途中の状態を示す前記図11Aと同様の断面図である。更に、図11Cは、前記図11Bの要部を拡大して示す要部拡大断面図である。また更に、図11Dは、ディスク装着完了状態を示す前記図11Aと同様の断面図である。
前記ポケット部3pは、ディスク5の下端部分を収容した状態で、ターンテーブル8の中央ボス部8bの先端部分の少なくとも一部がディスク5の中央穴部5hの内周範囲に在る、ように設定されている。
3 前面パネル
3d 段下げ面
3f 表面
3p ポケット部
3s 段差壁
3t 縦壁
5 コンパクトディスク(CD)
5h 中央穴部
8 ターンテーブル
8b 中央ボス部
30 スライドドア
30k 内面
53 従動プーリ(回転体)
53c 筒状部
53d 小径部
53e 筒状部先端部
53f フック部
53k 係合部
53p 薄板部
53s フック支柱部
53t 張り出し先端部
60 ユニットベース(基台)
B1 ボス部(中空軸)
B1d 中空部
B1e 当接受け部
B1k 段差部
B1s 小径部
Dc 隙間
Sd 範囲
U1 CD再生ユニット(ディスク装置)
Claims (5)
- 基台上に立設した中空軸の先端側に、該中空軸を中心にして回転する回転体が組み付けられてなる、回転体の組付構造であって、
前記回転体の回転中心部分に設けられ、前記中空軸の外周部に嵌合する内周部を有する筒状部と、
該筒状部の内部に配置され、半径方向に張り出すフック部を先端側に有して前記中空軸に対する嵌合方向に略沿って伸長するフック支柱部と、
該フック支柱部の基端部と前記筒状部の基端部とを連結する樹脂製の薄板部と、
前記中空軸の先端側に設けられ、該中空軸の中空部よりも小径の小径部と、
前記中空部と前記小径部との間に形成され、前記フック部が係合する段差部と、を有しており、
前記フック部の張り出し先端部の半径は、前記中空軸の前記小径部の半径よりも大きく、且つ、前記中空部の半径よりも小さく設定されており、
前記フック支柱部先端側のフック部は、前記中空軸先端側の小径部側から前記中空部に挿入されている、
ことを特徴とする回転体の組付構造。 - 前記段差部は、内周側が外周側よりも、前記回転体筒状部の前記中空軸に対する嵌合方向側に位置するように設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載の回転体の組付構造。
- 前記フック部の前記段差部との係合部は、内側が外側よりも前記嵌合方向側に位置するように設定されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転体の組付構造。
- 前記中空軸の外周部には、前記回転体の筒状部が嵌合された際に該筒状部の先端部を当て止める当接受け部が設けられており、
前記回転体を前記中空軸の先端側に組み付けた際には、前記筒状部の先端部が前記当接受け部に当て止められた状態で、前記中空軸の先端部と前記薄板部との間に隙間が存在する、
ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の回転体の組付構造。 - 前記中空軸の先端側の外周部には、その先端から、前記回転体を組み付けた際に前記フック部の前記段差部との係合部において最も前記嵌合方向側に位置する部分に対応する部位までの範囲にわたって、外径が所定量だけ小さく設定された小径部が設けられている、ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の回転体の組付構造。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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