JP5907996B2 - ガルバナム系統の芳香成分 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は香料の分野に関する。更に詳細には、本発明は、1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オン及びその芳香成分としての使用に関する。更には、本発明は、芳香組成物又は芳香性消費者製品の一部として本発明の化合物を含む。
従来技術
ガルバナム油は、そのグリーン特性が香料製造者によって高く評価されている天然の芳香成分である。しかしながら、その使用は高いコストによって制限されている。香料工業は、可能な限り近く且つ可能な限り持続的な香気を有する合成代替物が求められ、探し続けられている。「持続的な」との用語は、規定の期間にわたる香気ノートの強さ及び嗅覚的性能を意味する。
本発明者らの知る限りでは、本発明の化合物は新規であるが、本発明のために、以下の2つの先行技術の文献が興味深い:
− 米国特許第4147672号は、グリーンの、ハーブの、果物のノートを有し、ガルバナム油を感じさせ且つ本発明の化合物を含む非常に広い一般式を規定する芳香成分を開示している。しかしながら、ここに開示された好ましい化合物は全てgem−ジメチル、3,4−ジメチル又は3,3,4−トリメチル化合物であり、更に持続性については全く記載されていない。
前記特許に対応する最良の製品は、ネオブテノン(Neobutenone)(登録商標)アルファ(1−(5,5−ジメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オン;フィルメニッヒSAから販売)の商標で市販されており且つガルバナムを感じさせる、グリーンの金属的な、フルーティー(パイナップル)及びフローラル(ヒヤシンス)の香りを有するものとして記載されている。
− 欧州特許第913383号は、ガルバナム油を感じさせる、フレッシュなグリーンの、金属的な、グリーン−ガルバナムの及びパイナップルの香気を有する芳香成分を開示している。前記文献は、ネオブテノン(登録商標)アルファのgem−ジメチル基を、スピロ環と置き換えることで、香気の知覚及び種類を変更せずに生成物の持続性を強力に高めることを明確に記載している。
前記特許に対応する最良の製品は、スピロガルバノン(Spirogalbanone)(登録商標)(1−スピロ(4.5)−7/6−デセン−7−イル−4ペンテン−1−オン;ジボダンSAから市販)の商標で市販されており、フルーティー(パイナップル)の様相と組み合わせて力強い、持続性のグリーンガルバナムノートを有するものとして記載されている。
発明の詳細な説明
本発明者らは、ここで驚くことに、以下の式
Figure 0005907996
の化合物を、その鏡像異性体のいずれか1つの形で又はそれらの混合物の形で、例えば、ガルバナム調の香気ノートを付与するための芳香成分として使用できることを発見した。
明確にするために、「その鏡像異性体のいずれか1つ」との表現は、当業者によって理解されている通常の意味を有し、例えば、本発明の化合物は純粋な鏡像異性体又はラセミ化合物であってよい。
本発明の特に驚くべき特徴は、化合物(I)が、改善された香気プロフィールと改善された持続性とを、かかる特性にとって好ましくないものとして明確に記載された構造を有するにも関わらず、併せ持っているという意味で驚くべき嗅覚特性を有することである。
1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンは、驚くことに、上で引用された先行技術の成分と比較して優れた香気と優れた持続性を有することが判明した。
本発明の化合物の香気は、グリーンの金属的なガルバナムノートと、アーシー(earthy)なイチジクの特徴を感じさせる優雅でアーシーなピリジンの特徴とが合わさったものとして記載されている。
本発明の化合物の全体的な嗅覚的特性は、ネオブテノン(登録商標)アルファ又はスピロガルバノン(登録商標)のものと比較して、明らかにガルバナム油に関して最も近い香気であることが判明している。
特に、1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンは、それ自体が、より複雑で、よりアーシーな、きついグリーンノートを有することでネオブテノン(登録商標)アルファとは区別されるが、ネオブテノン(登録商標)アルファは、より顕著にハーバルでフレッシュなグリーンノートを有する。1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンは、それ自体が、その典型的なグリコレート、パイナップルグリーンの甘い特徴を欠くことで、並びにスピロガルバノン(登録商標)の脂肪質の特徴を欠くことでスピロガルバノンとは区別される。
換言すれば、1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンは、アーシーなピラジン調の、非常に近いガルバナム特性によって特徴付けられるが、ネオブテノン(登録商標)アルファはよりフレッシュで酸性のノートを有することによって前記ガルバナム特性から離れており、スピロガルバノン(登録商標)は、フルーティーで甘いノートを有することによって前記ガルバナム特性から離れている。
その上、更に一層驚くことに、1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンは、先行技術のものとは区別される特定の特性だけでなく、実施例に示す通り、顕著に改善された持続性をも有する。実際に、標準的な手順を用いる、10人の香料製造業者の専門家は、その最も近い類似体のネオブテノン(登録商標)アルファの持続性よりも遙かに高く且つスピロガルバノン(登録商標)のものよりも著しく高い持続性を有するものとして本発明の化合物を記録していた。
本発明は、改善されたガルバナムの類似性及び改善された持続性を示すが、かかる目的にとって好ましくないものとして先行技術に明確に記載された構造を有する新規な化合物を提供することによって上記の香料工業の要求を満たす。
上記の通り、本発明は、式(I)の化合物の芳香成分としての使用に関する。換言すれば、本発明は、芳香組成物の又は着香物品の香気特性を付与、強化、改善又は改質する方法であって、前記組成物又は物品に有効量の少なくとも1種の式(I)の化合物を添加することを含む前記方法に関する。「式(I)の化合物の使用」とは、本願明細書では、香料工業で有利に使用され得る、化合物(I)を含有する任意の組成物の使用であるとも理解されるべきである。
実際に芳香成分として有利に利用され得る、前記組成物も、本発明の対象である。
従って、本発明の別の対象は、
i)上に定義される通りの、芳香成分としての、少なくとも1種の本発明の化合物;
ii)香料担体及び香料ベースからなる群から選択される少なくとも1種の成分;及び
iii)任意に少なくとも1種の香料補助剤
を含む、芳香組成物である。
「香料担体」とは、本願明細書では、香料の観点から見てほぼ中性の物質、即ち、芳香成分の官能特性を著しく変えない物質を意味する。前記担体は、液体又は固体であってよい。
液体担体としては、非限定例として、乳化系、即ち、溶媒及び界面活性剤系、又は香料で通常使用される溶媒が挙げられ得る。香料で通常使用される溶媒の性質及び種類の詳細な説明は網羅できない。しかしながら、非限定例の溶媒としては、例えば、最も一般に使用されている、ジプロピレングリコール、ジエチルフタレート、イソプロピルミリステート、ベンジルベンゾエート、2−(2−エトキシエトキシ)−1−エタノール又はクエン酸エチルが挙げられ得る。香料担体と香料ベースの両方を含む組成物の場合、それらの前述のもの以外の他の適した香料担体は、エタノール、水/エタノール混合物、リモネン又は他のテルペン、イソパラフィン、例えば、商標Isopar(登録商標)(製造元:Exxon Chemical社)で公知のもの又はグリコールエーテル及びグリコールエーテルエステル、例えば、商標Dowanol(登録商標)(製造元:Dow Chemical Company)で公知のものであってもよい。
固体担体としては、非限定例として、吸着ガム又はポリマー、又は更にカプセル化材が挙げられ得る。かかる材料の例は、壁形成及び可塑化材料、例えば、単糖類、二糖類又は三糖類、天然又は化工デンプン、親水コロイド、セルロース誘導体、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、タンパク質又はペクチン、又は更に参照テキスト、例えば、H. Scherz, Hydrokolloids: Stabilisatoren, Dickungs- und Gehermittel in Lebensmittel, Band 2 der Schriftenreihe Lebensmittelchemie, Lebensmittelqualitaet, Behr's VerlagGmbH & Co., Hamburg, 1996に引用された材料を含んでよい。カプセル化は、当業者に公知のプロセスであり、例えば、噴霧乾燥、アグロメレーション又は更には押出などの技術を用いて実施されてよく;又はコーティングカプセル化、例えば、コアセルベーション及び複雑なコアセルベーション技術からなる。
香料ベースとは、本願明細書では、少なくとも1種の芳香共成分を含む組成物を意味する。
前記芳香共成分は式(I)のものではない。更には、「芳香共成分」とは、本願明細書では快楽的効果を付与する芳香調製物又は組成物において使用される化合物を意味する。換言すれば、芳香成分として見なされるべき、かかる共成分は、当業者には、単に香気を有するものではなく、積極的な又は快適な方法で組成物の香気を付与又は修正できるものとして認識されなければならない。
ベース中に存在する芳香共成分の性質及び種類は、ここでより詳細な説明を保証せず、それはいずれにせよ網羅できず、当業者はその一般的な知識に基づき且つ意図される使用又は用途及び所望の官能効果に応じて、それらを選択することができる。一般的な用語においては、これらの芳香共成分は、アルコール、ラクトン、アルデヒド、ケトン、エステル、エーテル、アセテート、ニトリル、テルペノイド、窒素含有又は硫黄含有複素環式化合物及び精油といった様々な化学的分類に属し、且つ前記芳香共成分は、天然又は合成由来のものであってよい。多くのこれらの共成分は、いずれの場合もS. Arctander, Perfume and Flavor Chemicals, 1969, Montclair, New Jersey, USAなどの参考教本に、又は類似の性質の他の文献に、並びに香料分野の豊富な特許文献に挙げられている。前記共成分は、多様な種類の芳香化合物を制御して放出することで知られた化合物であってもよいことも理解されている。
「香料補助剤」とは、本願明細書では、色、特定の耐光性、化学安定性等の追加的に加えられる利益を付与することが可能な成分を意味する。芳香ベース中で一般に使用される補助剤の性質及び種類の詳細な説明は網羅できないが、前記成分が当業者によく知られていることは言及されなければならない。
式(I)の少なくとも1つの化合物及び少なくとも1つの香料担体からなる本発明の組成物は、本発明の特定の実施態様、並びに少なくとも1つの式(I)の化合物、少なくとも1つの香料担体、少なくとも1つの香料ベース、及び任意に少なくとも1つの香料補助剤を含む芳香組成物を表す。
上述の組成物において、ここで式(I)の1つより多くの化合物を有する可能性が重要であることに言及することが有用であるが、これは香料製造業者が本発明の様々な化合物の香気の調性を有する調和物、香料を調製することを可能にし、従って彼らの仕事のための新規のツールを創出するからである。
明確にするために、化学合成から直接的に得られる任意の混合物、例えば、適切な精製をしていない反応媒体であって、その中に本発明の化合物が出発物、中間体又は最終生成物として含まれ得るものは、前記混合物が香料に適した形で本発明の化合物を提供しない限り、本発明による芳香組成物として認識できないことも理解されている。
更には、本発明の化合物は、前記化合物(I)が添加される消費者製品の香気を良い方向に付与するか又は修正するために、現代香料の全分野、即ち、微香料又は機能性香料において有利に使用することもできる。従って、
i) 芳香成分として、上記で定義された式(I)の少なくとも1つの化合物;及び
ii) 香料消費者ベース;
を含む芳香性消費者製品も、本発明の対象である。
本発明の化合物は、そのままで又は本発明の芳香組成物の一部として添加されてよい。
明確にするために、「芳香性消費者製品」とは、少なくとも芳香効果を送達することが予想される消費者製品を意味し、換言すれば、これが着香された消費者製品であることに言及されなければならない。明確にするために、「香料消費者ベース」とは、本願明細書では、機能性配合物、並びに、任意の追加的な利益剤を意味し、これは芳香成分と適合性があり且つそれが適用される表面(例えば、肌、髪、テキスタイル又は家の表面)に快い香気を送達することが予想される消費者製品に相当する。換言すれば、本発明による芳香性消費者製品は、機能性配合物、並びに任意に追加的な利益剤(所望の消費者製品、例えば、洗剤又は空気清浄剤に相当する)、及び嗅覚的に有効量の少なくとも1つの本発明の化合物を含む。
香料消費者ベースの成分の性質及び種類は、本願明細書では、より詳細な説明を保証せず、いずれの場合にもそれは網羅できず、当業者はその一般的な知識に基づき、且つ前記製品の性質及び所望の効果によってそれらを選択できる。
適した香料消費者ベースの限定されない例は、香料、例えば微香料(fine perfume)、コロン又はアフターシェーブローション;布地用ケア製品、例えば、液体洗剤又は固体洗剤、布地用柔軟剤、布地用リフレッシャー、アイロン水、紙、又は漂白剤;ボディケア製品、例えば、ヘアケア製品(例えば、シャンプー、染色用調製物又はヘアスプレー)、化粧品(例えば、バニシングクリーム又は消臭剤又は制汗剤)、又はスキンケア製品(例えば、着香石鹸、シャワーフォーム又はバスフォーム、オイル又はジェル、又は衛生製品);空気ケア製品、例えば、エアフレッシュナー又は「すぐ使用できる」粉末化エアフレッシュナー;又はホームケア製品、例えばワイプ、食器用洗剤又は硬質表面用洗剤であってよい。
上述の消費者製品ベースの幾つかは、本発明の化合物に対して攻撃的な媒体を表すことがあるので、該媒体を、早期分解から、例えば、カプセル化によって、又はそれを、本発明の成分を適した外部刺激、例えば、酵素、光、熱又はpH変化の下で放出するのに適した他の化学物質と化学的に結合させることによって保護する必要があり得る。
様々な上述の物品又は組成物中に混合できる、本発明による化合物における割合は、広範な値に及ぶ。これらの値は、着香されるべき物品の性質、及び所望の官能効果、並びに本発明による化合物が当該技術分野で通常使用される芳香共成分、溶剤又は添加剤と混合される場合の、所定のベース中での共成分の性質に依存する。
例えば、芳香組成物の場合、典型的な濃度は、0.001質量%〜10質量%のオーダーであるか、又は更に、本発明の化合物が混合される組成物の質量を基準とした本発明の化合物のオーダーである。これらの化合物が着香物品中に混合される場合、これらより低い濃度が、例えば、0.01質量%〜5質量%のオーダーで使用されてよく、パーセンテージは物品の質量に対するものである。
本発明の化合物は、実施例に記載される通りの方法に従って調製され得る。
実施例
本発明を、ここで以下の実施例を用いて更に詳細に説明し、その際、省略形は当該技術分野における通常の意味を有し、温度は摂氏度(℃)で示される;NMRスペクトルのデータは(特段述べられない限り)CDClにおいて、360又は400MHz機を用いてH及び13Cについて記録され、化学シフトδは標準としてのTMSに対するppmで示され、結合定数JはHzで表される。
実施例1
式(I)の化合物の合成
Figure 0005907996
工程1:
5℃に冷却された乾燥エーテル(200ml)中の機械的に撹拌されたギ酸エチルの溶液(65g、878ミリモル)に、固体ナトリウムメトキシド(46g、852ミリモル)を、添加の間、温度を10℃未満に維持しながら少量ずつ添加した。4−エチル−4−メチルシクロヘキサノン(調製:J. Org. Chem., 2001, 66, 733)(85g、607ミリモル)の乾燥エーテル溶液(400ml)を、ゆっくりと1時間かけて滴加した。乾燥エーテルの更なる部分(100ml)を添加した。周囲温度で3時間後、酢酸(25ml)をゆっくりと滴加し、次いで反応混合物を氷/水の混合物に注ぎ込み、エーテル(2×)で抽出し、合わせた有機相を、重炭酸ナトリウム(2×)、塩水で洗い、NaSOで乾燥させ、濾過して溶媒を真空下で除去した。粗ホルミルケトンを、47〜49℃にて0.3ミリバールで蒸留すると、所望のホルミルケトン、75.9gが得られた。
Figure 0005907996
工程2及び3
pTSA(1.5g、触媒)を、工程1で得られたエノール(75g、446ミリモル)、メタノール(150ml)及びオルトギ酸トリメチル(66g)のよく撹拌された溶液に一度に添加した。次に、反応混合物を、周囲温度で更に30分間撹拌し、次いで飽和NaHCO中に注ぎ込み、エーテルで抽出し、有機相を塩水(3×)で洗い、NaSOで乾燥させ、濾過して溶媒を真空下で除去した。残留物を、84〜94℃にて0.24ミリバールでビグリューカラム蒸留によって更に精製すると、エノールエーテル43.7g(54%)が得られ、これは更なる精製を行わずに次の工程で直接使用した。
乾燥エーテル(300ml)中のエノールエーテル(47.7g、260ミリモル)の溶液を、周囲温度で乾燥エーテル(200ml)中のLiAlH(5.5g、144.7ミリモル)の機械的に撹拌された懸濁液にゆっくりと滴加した。懸濁液を周囲温度で一晩撹拌し、次いで氷浴で5℃に冷却し、水(5.5ml)を非常に慎重に滴加し、激しい発熱反応の後、15%のNaOH(5.5ml)、最後に水(16.5ml)を滴加した。スプーン1杯の無水MgSOを添加し、懸濁液を周囲温度で更に1時間撹拌し、次いで濾過して溶媒を真空下で除去すると、次の工程で更なる精製を行わずに使用される、無色の油状物55g(収率=100%)が得られた。
pTSA(1.0g触媒)を含有するトルエン(600ml)中のヒドロキシルエノールエーテル(55.0g、260ミリモル)の溶液を、周囲温度で2時間撹拌した。飽和NaHCO(50ml)を添加し、水性相をエーテル(2×)で抽出し、水(3×)で洗い、NaSOで乾燥させ、濾過して溶媒を真空下で除去した。残留物を、27〜29℃にて0.5ミリバールでビグリュー蒸留によって更に精製すると、所望のアルデヒド22g(収率=56%)が得られた。
Figure 0005907996
工程4
乾燥エーテル(80ml)中の4−ブロモ−1−ブテン(19.5g、144ミリモル)の溶液を、ジブロモエタン(3滴)を含有する乾燥エーテル(5ml)中のMgターニング(turning)(3.05g、127ミリモル)の撹拌された懸濁液にゆっくりと滴加した。マグネシウム金属が完全に消失した後に、乾燥エーテル(80ml)中のアルデヒド(13.5g、88.8ミリモル)の溶液をゆっくりと滴加し、還流を達成させた。添加後に更に15分間にわたる撹拌を完了させ、その後、これを氷水中に注ぎ込み、エーテル(2×)で再抽出し、飽和NHCl、塩水で洗い、NaSOで乾燥させ、その後、濾過して溶媒を真空下で除去した。ジアステレオマーの1:1混合物18.9gとしての粗アルコールを、更なる精製を行わずに次の工程で直接使用した。
Figure 0005907996
工程5:
ペンタン(200ml)中のアルコール(18.0g、86.5ミリモル)の溶液を、ペンタン(500ml)中のMnO(200g、2.4モル)の機械的に撹拌された懸濁液に急速に滴加した。褐色の懸濁液を周囲温度で2時間撹拌し、次いでセライトのプラグ(10cm)を通して濾過し、ペンタンで濯いだ。ろ液を真空下で濃縮すると、粗ケトン13.0gが油状物として得られた。150℃にて0.5ミリバールの、バルブ−バルブ蒸留によって更に精製すると、所望のケトン12.2g(収率=68%)が得られた。
Figure 0005907996
実施例2
芳香組成物の調製
フルーティー/グリーン型の、洗剤中に封入及び導入するための芳香組成物を、以下の成分を混合することによって調製した:
Figure 0005907996
イソプロピルミリステート中
1)7−メチル−2H,4H−1,5−ベンゾジオキセピン−3−オン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
2)2−ペンチル−シクロペンタノン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
3)メチルシス−ジヒドロジャスモネート;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
4)3−(3,3/1,1−ジメチル−5−インダニル)プロパナール;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
5)メチルイオノンアイソマーの混合物;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
6)プロピル(S)−2−(1,1−ジメチルプロポキシ)プロパノエート;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
7)2,2,5−トリメチル−5−ペンチル−1−シクロペンタノン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
8)製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
9)1,3−ウンデカジエン−5−イン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
100質量部の1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンを上記の組成物に添加することで、該組成物に、強いガルバナムノートがイチジクを感じさせる特徴を伴って付与された。
上記の組成物に100質量部のネオブテノン(登録商標)アルファが添加された時に、ガルバナムの方向であるが、よりフレッシュで、更にハーブの、シトラスの、本発明の化合物によって付与されたものよりも明らかに少ないガルバナム油のノートがなお付与されていた。
上記の組成物に100質量部のスピロガルバノン(登録商標)が添加された時に、ガルバナムの方向であるが、より脂肪性の、更にグリコレート/パイナップルの、本発明の化合物によって付与されたものよりも明らかに少ないガルバナム油のノートがなお付与されていた。
持続性試験
3種の異なる着香洗剤は、100gの標準的な未使用の洗剤粉末に0.2質量%のA)本発明の化合物、B)ネオブテノン(登録商標)アルファ、C)スピロガルバノン(登録商標)を添加することによって得られた。
それぞれの3種の異なる着香洗剤を用いて40℃で、標準的な洗濯機内で、約25cm/25cmの3種のコットンリネンを洗濯した。次に様々な組のリネンを、それらの香気持続性(odor substantivity)について、更に湿潤した時(濯ぎ及びスピニングの直後)に及び24時間乾燥した後(空気乾燥したリネン)に、10人の香料製造業者の専門家によって盲検試験を行った。
香気の付与又は濃度が0〜10の目盛りに基づいて記録され、10が最も高い可能性のあるスコアである。試験を3回繰り返し、全ての試験が一貫していた。第1表は得られたスコアを報告する:
Figure 0005907996
上記のこれらの嗅覚的な違いは、湿潤及びリネン(即ち、洗濯の24時間後でも)の両方で観察され続けた。更に第1表は、持続性の観点から、以下のことを示す:
− 本発明の化合物とネオブテノン(登録商標)アルファとを比べた時に、明らかに本発明の化合物は長期にわたってその先行技術に最も近い類似物(乾燥リネン)よりも機能(より強い香気を付与)しており、従って、強力に改善された持続性を示している;
− 本発明の化合物とスピロガルバノン(登録商標)とを比べた時に、明らかに本発明の化合物は試験のいかなる時でもその先行技術の類似物よりも機能(より強い香気を付与)しており、従って、前記成分に対してさえも、さらには本発明の化合物が先行技術によって教示された前提条件を有していないという事実にも関わらず改善された持続性を示している。
実施例3
芳香組成物の調製
粉末洗剤用の芳香組成物を以下の成分を混合して調製した:
Figure 0005907996
Figure 0005907996
ジプロピレングリコール中
**イソプロピルミリステート中
1)3−(4−tert−ブチルフェニル)プロパナール、製造元:ジボダンSA、バーニア、スイス
2)ドデカヒドロ−3a,6,6,9a−テトラメチル−ナフト[2,1−b]フラン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
3)製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
4)ジエチル−1,4−シクロヘキサンジカルボキシレート;製造元:ジボダンSA、バーニア、スイス
5)1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチル−シクロペンタ−g−2−ベンゾピラン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
6)メチルシス−ジヒドロジャスモネート;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
7)メチルシス−ジヒドロジャスモネート;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
8)1−(オクタヒドロ−2,3,8,8−テトラメチル−2−ナフタレニル)−1−エタノン;製造元:インターナショナルフレーバー&フレグランス、USA
9)3,7−ジメチル−2/3,6−ノナジエンニトリル;製造元:ジボダンSA、バーニア、スイス
10)3−(4−tert−ブチルフェニル)−2−メチルプロパナール、製造元:ジボダンSA、バーニア、スイス
11)3−メチル−5−シクロペンタデセン−1−オン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
12)3,3−ジメチル−5−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−4−ペンテン−2−オール;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
13)プロピル(S)−2−(1,1−ジメチルプロポキシ)プロパノエート;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
14)4−メチル−3−デセン−5−オール;製造元:ジボダンSA、バーニア、スイス
15)2−tert−ブチル−1−シクロヘキシルアセテート;製造元:インターナショナルフレーバー&フレグランス、USA
16)1,3−ウンデカジエン−5−イン;製造元:フィルメニッヒSA、ジュネーブ、スイス
50重量部の1−(5−エチル−5−メチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−4−ペンテン−1−オンを、上記の組成物に添加することで、該組成物に良好なグリーンノートが付与され、これはスミレの葉の調性を強調し且つフルーティーな特徴を強めた。
先行技術の類似体を同量で添加することで不平衡の効果がもたらされた。ネオブテノン(登録商標)アルファの場合、フレグランスは青臭さが強すぎて、シトラスの特徴を強めるが、スピロガルバノン(登録商標)の場合、新たなフレグランスがきつすぎて、あまり広がらなかった。

Claims (5)

  1. 以下の式
    Figure 0005907996
    の、その鏡像異性体のいずれか1つの形又はその混合物の形の化合物。
  2. 請求項1に規定される、式(I)の化合物の芳香成分としての使用。
  3. 芳香組成物であって、
    i)請求項1に規定される、少なくとも1種の式(I)の化合物;
    ii)香料担体及び香料ベースからなる群から選択される少なくとも1種の成分;及び
    iii)任意に少なくとも1種の香料補助剤
    を含む、前記芳香組成物。
  4. 芳香性消費者製品であって、
    i)請求項1に規定される、少なくとも1種の式(I)の化合物;及び
    ii)香料、布地用ケア製品、ボディケア製品、エアケア製品又はホームケア製品である香料消費者ベース
    を含む、前記芳香性消費者製品。
  5. 香料消費者ベースが微香料、コロン、アフターシェーブローション、液体洗剤又は固体洗剤、布地用柔軟剤、布地用リフレッシャー、アイロン水、紙、漂白剤、シャンプー、染色用調製物、ヘアスプレー、バニシングクリーム、消臭剤又は制汗剤、着香石鹸、シャワーフォーム又はバスフォーム、オイル又はジェル、衛生製品、エアフレッシュナー、ワイプ、食器用洗剤又は硬質表面用洗剤であることを特徴とする、請求項に記載の芳香性消費者製品。
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