JP5901512B2 - ダクト装置及びそれを用いた船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶の船尾部において、プロペラに流入する水流に影響を与えるダクト装置に関する。
船舶の推進効率を向上するためのデバイスとして、プロペラの前方にダクトを配置する技術が知られている。特許文献1は、そのような技術の一例を示す。
特開2008−137462号公報
図1に、参考技術として、プロペラ前方に配置するダクトの一例を示す。船舶101の船尾部102にプロペラ103が配置され、プロペラ103の後方に舵104が配置される。プロペラ103の前方(船首方向)に、ダクト105が配置される。ダクト105は、概ねプロペラ103の回転軸を中心とする円環形状を有する。ダクト105の船首方向の端部は、船尾方向の端部よりも径が大きい。
図2は、図1の領域106におけるダクト105の拡大図である。ダクト105の周方向に垂直な断面は、翼形状を有する。翼の前縁が船首側、後縁が船尾側に配置される。ダクト105の内周側、すなわちプロペラの回転軸に近い側が負圧面107であり、外周側が正圧面108である。ダクト105は、翼形状の前縁と後縁とを結ぶ翼弦線がプロペラ103の回転軸に対して角度θをなして船尾側に向かって内周側に傾くように形成される。
図2において、プロペラ103の回転軸に対して角度Ψ=α+θで船尾部102における水流がダクト105に流入する。αは、翼断面形状を有するダクト105に対する水流の迎角である。この水流により、ダクト105が流れに垂直な揚力f101と、流れに平行な抗力f102とを発生する。揚力f101と抗力f102の合力f103の船首方向の成分が、ダクト105に働く推進力となる。
このようにダクト105は推進力を生み出すことができる。しかしながら、ダクト105はプロペラ103に流入する水流の向きを変え、見かけ上軸方向に加速する効果を持つ。プロペラ103は、水流の速度が遅い方が効率が高いため、ダクト105によってプロペラ103の軸方向に水流が加速されると、プロペラ103の効率が落ちる可能性がある。従って、ダクト105の追加によって、プロペラ103とダクト105とを合わせた全体の効率が有効に向上しない可能性がある。
プロペラの前方にダクトを設ける技術において、プロペラの推進効率の低下を避けることが望まれる。
本発明の一実施形態において、ダクト装置は、船舶の船尾部においてプロペラの前方に配置される。ダクト装置は、ダクト本体を備える。ダクト本体は、船舶の後方側に位置し、プロペラの軸を内側とする弧を描き、軸方向に見た輪郭形状がプロペラの半径をRとして0.5R以下の領域に収まる後縁と、船舶の前方側に位置し、プロペラの軸を内側とする弧を描き、軸の方向に見た輪郭形状が前縁よりも大きい前縁とを有する。
本発明により、プロペラの前方にダクトを設ける技術において、プロペラの推進効率の低下を避けることが可能となる。
図1は、参考技術における船尾部の側面図である。 図2は、ダクトの断面形状を示す。 図3は、船尾部の側面図である。 図4は、ダクト本体の斜視図である。 図5は、船尾側から見た流速分布を示す。 図6は、プロペラ軸周りの周方向の角度と流向角の関係を示す。 図7は、ダクト装置の前面図である。 図8は、ダクト本体の断面形状を示す。 図9は、ダクト本体の斜視図である。 図10は、ダクト本体の前面図である。 図11は、図10のB−B´断面におけるダクト本体と水流を示す。 図12は、図10のC−C´断面におけるダクト本体と水流を示す。 図13は、ダクト装置の前面図である。 図14は、リアクションフィンの形状と取付角度を示す。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図3は、本発明の第1実施形態におけるダクト装置を備えた船舶の船尾部を示す側面図である。船舶1の船尾部2にプロペラ3が設置され、その後側(船尾側)に舵4が設置される。プロペラ3は、周方向に並ぶ複数の翼を備え、概ね船首と船尾を結ぶ船長方向に延長する回転軸C1を中心に回転する。
船尾部2におけるプロペラ3の前方に、ダクト装置5が取り付けられる。ダクト装置5は、回転軸C1を内側とする弧を描く円弧状の前縁6と後縁7とを有する。回転軸C1に垂直な断面における後縁7の輪郭形状は、前縁6の半径よりも小さい。プロペラ3の回転面の半径をRとすると、回転軸C1に垂直な断面における後縁6の輪郭形状は、0.2R以上0.5R以下の領域に収まる。
図4は、ダクト装置5において水流を変化させる機能を有するダクト本体9の概略形状を示す。プロペラ3の回転軸C1を中心として、所定の点(x=x0)を頂点とし、x軸方向に中心線を有する仮想的な円錐形C2を描く。その円錐形C2について、頂点から第1の距離x=x1におけるyz断面を円C3として示し、第2の距離x=x2(x2>x1)におけるyz断面を円C4として示す。
円C3と、円C4と、円錐C2のうちC3とC4とを結ぶ表面によって、円錐台の形状が形成される。この円錐台のうち、回転軸C1を中心として、鉛直線Vから左右それぞれ所定の角度φ以内の領域を切り取った箇所が、ダクト本体9の概略形状を示す。ダクト本体9は、プロペラ3の回転軸C1を含む鉛直面を中心として左右対称である。
ダクト本体9の前縁6は円C4上の円弧を描く。その角度は、回転軸C1を中心として鉛直線Vから左右にそれぞれφである。φの値は特に限定されないが、プロペラ3の上半分に流入する水流の方がダクト装置5による推進力を得やすいため、φは90度以下であることが望ましい。ダクト本体9の後縁7は円C3上の円弧を描く。図4の例では、その円弧の角度は、前縁6と同じであるが、前縁6と異なる角度でもよい。前縁6と後縁7は、完全な円弧である必要は無く、例えば放物線など、円弧を変形した弧であってもよい。
図5に、プロペラ3に流入する水流の流速分布を後方(船尾方向)から見た図を示す。図6に、各周方向角度φ1における流向角Ψの分布を示す。この例で示されるように、回転軸C1より上側で鉛直線Vからの角度が45度以上の領域11においては、流速の半径方向の成分が小さい。それに対して、鉛直線Vからの角度が45度以下の領域においては、流速の半径方向の成分が大きい。ダクト本体9は、流速の半径方向の成分が大きい領域において、より大きい推進力を生成する。従って、ダクト本体9は、その前縁6が、鉛直線Vからの角度45度以内の領域における水流を補足するように形成することが望ましい。
よって、例えば前縁6がφ=45度の扇形、又は45度の位置における水流を確実に補足するためにφ=50度の扇形を有するダクト本体9であれば、十分に推進力を発生することができる。従って、好ましい実施形態において、ダクト本体9は、プロペラ3の回転軸C1を通る鉛直線Vを中心とした周方向の角度が50度以内に収まる。更に、φ=50度以内に設定されると、ダクト本体9が小さいため軽量であり、且つその外側の領域においてプロペラ3に流入する流れを妨げないため好ましい。
図7は、船首方向から見たダクト装置5を示す前面図である。図3に示すA−A´断面において、ダクト本体9の内側を前方から覗き込んだ図である。ダクト装置5は支持部10を備え、ダクト本体9は、支持部10によって船尾部2の例えばボッシング8に固定される。
後縁7の半径をr1とし、プロペラ3の回転面C5の半径をRとしたとき、0.2R≦r1≦0.5Rである。後縁7が完全な円弧でない場合は、後縁7の全体が回転軸C1を中心とする0.5R以下の円内に収まることが好ましい。以下に、このような半径r1によって得られる利点を説明する。
図8に、ダクト本体9の断面形状が示されている。ダクト本体9の周方向に垂直な断面は、周方向の任意の角度において翼形状を有する。ダクト本体9の内周側、すなわち回転軸C1に向く側が負圧面であり、外周側が正圧面である。
船舶1が前方に航行しているとき、船体に相対的に水流が発生する。船尾部2において、ダクト装置5の位置における水流が、ダクト本体9によって変化する。ダクト本体9の内側において、水流がダクト本体9によって回転軸C1の方向に曲げられ、軸方向の流速が速い水流f1となる。一方、一般的には、プロペラ3の上側における水流は、軸方向の流速が遅い。ダクト本体9の外側には、このような軸方向の流速が遅い水流f2が流入する。
一般的なプロペラ3が最も効率的に仕事を行うのは、半径方向の中心よりやや外側、例えば0.7R付近の領域である。本実施形態においては、この領域においては、軸方向の流速の遅い水流f2が流入するため、プロペラ3が高い効率で推進力を生成する。
一方、ダクト本体9よりも内側の領域では、水流によってダクト本体9に推進力(揚力と抗力の合力の船首方向の成分)が発生する。ダクト本体9によって、水流f1の軸方向の流速が上昇するが、r1≦0.5Rの領域におけるプロペラ3の推進効率はもともと比較的小さいため、プロペラ3の推進力低下は小さく抑えられる。ダクト本体9によって有効な推進力を得るためには、r1≧0.2Rであることが望ましい。
以上に説明したように、本実施形態においては、軸からの半径方向の距離をrとした場合、r=0.7R程度の領域ではダクト装置5が流れを妨げずにプロペラ3が高い推進力を発生し、プロペラ3の効率が小さいR≦0.5の領域ではダクト装置5によって推進力を発生することができる。そのため、プロペラ3とダクト装置5とを合わせて高い推進力を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図9、図10は、本実施形態におけるダクト本体9aの概略形状を示す斜視図と前面図である。第1実施形態におけるダクト本体9が円錐面の一部を形成していたのに対して、本実施形態においては、ダクト本体9aが、上方ほど傾きが大きい形状を有している。以下に説明するように、このような形状により、船尾部2の流速分布に応じて、効率的な推進力を得ることができる。
本実施形態におけるダクト本体9aの形状についてより詳細に説明すると、ダクト本体9の回転軸C1を含む平面Pによる断面Bは、図8に示したダクト本体9の断面と同様の翼形状を有する。その断面の翼弦線CHと、回転軸C1の延長方向(x軸方向)とがなす角度θは、回転軸C1を中心とする周方向の角度φ1が鉛直線Vに近い位置ほど大きい。
図9、図10においては、ダクト本体9aは、第1実施形態におけるダクト本体9と同様に、前縁側円C3の一部を形成する前縁7aを有する。一方、ダクト本体9aの後縁6aは、後縁側円C4からずれた輪郭を有する。すなわち、角度φ1が小さいほど、後縁側円C4よりもより大きく上方に張り出した形状を有する。このような形状は、例えば後縁6aを放物線に形成することによって実現できる。
図11は、図10のB−B´断面におけるダクト本体9aと水流を示す。図12は、図10のC−C´断面におけるダクト本体9aと水流を示す。図11に示すB−B´断面においては、ダクト本体9aの傾き角(正確には、回転軸C1の延長方向(x軸方向)に対する、回転軸C1を含む平面内の傾き角)θ1が大きい。この領域には、回転軸C1に対して真上付近の水流がダクト本体9aの後縁6aに流入する。この領域における水流は半径方向に大きい成分を有するため、ダクト本体9aが大きい傾きを有することにより、ダクト本体9aがより大きな推進力を発生することができる。
一方、図12に示すC−C´断面においては、ダクト本体9aの傾き角(正確には、回転軸C1の延長方向に対する、回転軸C1を含む平面内における傾き角)θ2が小さい。この領域の水流は、B−B´断面に比べて回転軸C1方向の成分が大きい。そのため、ダクト本体9aの回転軸C1方向に対する傾きが小さいことにより、ダクト本体9aがより大きな推進力を発生することができる。
典型的な翼形状を有するダクトにおいては、ダクト本体9aに流入する水流の迎角αが0度〜20度付近で大きな推進力が得られる。従って、ダクト本体9aの形状は、以下のように設計される。(1)船尾部2のプロペラ3前方の水流の流速分布を求める。(2)その流速分布に基づいて、各周方向の角度における迎角(図11のα1、図12のα2)が0度〜20度に近づくように、各周方向におけるダクト本体9aの傾き(θ1、θ2)を設計する。
本実施形態においては、図9のダクト本体9a以外の形状も考えられる。例えば、前縁6aの形状を円弧とし、後縁7aの形状を、φ1が小さいほど後縁側円C3よりも高さが低い曲線(例えば放物線)とする変形例も考えられる。このような形状によっても、φ1が小さい領域ほどダクト本体9aの傾きが大きいため、流速分布に応じて、高い推進力を得ることができる。
図13は、本発明の第3実施形態におけるダクト装置5aの前面図である。本実施形態におけるダクト装置5aは、第2実施形態と同じダクト本体9aを備える。これに替えて、第1実施形態と同じダクト本体9を用いてもよい。第3実施形態におけるダクト装置5aは更に、少なくとも1枚のブレード(図13の例では2枚のブレード)からなるリアクションフィン12を備える。リアクションフィン12は、船尾部2における流速分布に対して、プロペラ3の回転方向とは逆方向の変化を与えることによって、プロペラ3の効率を向上する。
リアクションフィン12の輪郭形状、及び取付角度については、公知のリアクションフィンの設計を適用することができる。図14は、その一例を示す。右回りの(船尾方向から見て時計回りに回転するときに船体1に前方向きの推進力を与える)プロペラ3において、船尾方向から見て右側に取り付けられるリアクションフィン12の断面を示す。この位置において、リアクションフィン12は船首方向に向かって下向きの傾き角θでプロペラ3の前方に取り付けられる。その負圧面12aは、正圧面12bに対して、プロペラ3の回転方向、すなわち時計周りの回転の進行方向に配置される。このようなリアクションフィン12により、プロペラ3の効率を向上することができる。
図13においては、リアクションフィン12が、その根元(回転軸C1に近い側)の端部において、ダクト本体9aによって支持されている。その先端は、プロペラ3の回転面C5の半径をRとして、例えば1.1Rまで延長する。
リアクションフィン12は、プロペラ3の効率が高い半径0.7R付近で最も効果を発揮する。それに対して、半径0.5R以下の付近では効果が小さく、逆にプロペラ3の効率を下げる場合もある。本実施形態においては、ダクト本体9aによって支持することによって、リアクションフィン12をプロペラ3に近い根元付近には配置せず、効果が最も高い半径0.5以上の領域にのみ配置することが可能となる。
ボッシング等によって支持される公知のリアクションフィンにおいては、効果の低い根元付近においてフィンの角度に捩じりを加えて、水流への影響を低減するという構成も考えられる。しかしながら、本実施形態においては、根元付近にリアクションフィン12を配置する必要が無いため、捩じりが無く加工が容易な形状の部材によってリアクションフィン12を形成することができる。
1 船体
2 船尾部
3 プロペラ
4 舵
5、5a ダクト装置
6、6a 前縁
7、7a 後縁
8 ボッシング
9、9a ダクト本体
10 支持部
11 領域
12 リアクションフィン
12a 負圧面
12b 正圧面
101 船体
102 船尾部
103 プロペラ
104 舵
105 ダクト装置
106 領域
107 負圧面
108 正圧面
C1 回転軸
C2 円錐面
C3 前縁側円
C4 後縁側円
C5 回転面
f1、f2 水流
f101 揚力
f102 抗力
f103 推進力
V 鉛直線

Claims (5)

  1. 船舶の船尾部においてプロペラの前方に配置されるダクト装置であって、
    前記ダクト装置は、ダクト本体を具備し、
    前記ダクト本体は、
    前記船舶の後方側に位置し、前記プロペラの回転軸を内側とする弧を描き、前記回転軸に垂直な方向の輪郭形状が前記プロペラの半径をRとして0.5R以下の領域に収まる後縁と、
    前記船舶の前方側に位置し、前記回転軸を内側とする弧を描き、前記回転軸に垂直な方向の輪郭形状が前記後縁よりも大きい前縁とを有し、
    前記ダクト本体は、上向きの鉛直線からの前記回転軸の周方向の角度が50度以内に収まる
    ダクト装置。
  2. 前記回転軸を含む平面における前記ダクト本体の断面は、前記回転軸の側を負圧面とする翼形状を有する
    請求項1に記載のダクト装置。
  3. 前記ダクト本体の前記回転軸を含む平面による断面は翼形状を有し、前記断面の翼弦線と、前記回転軸の延長方向とがなす角度は、前記回転軸を中心とする周方向の角度が鉛直線に近い位置ほど大きい
    請求項1又は2に記載のダクト装置。
  4. 更に、前記ダクト本体に支持され、前記ダクト本体から半径方向外側に向かって延長する少なくとも1枚のリアクションフィンを具備する
    請求項1からのいずれか一項に記載のダクト装置。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載のダクト装置を具備する船舶。
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