JP5901031B2 - ジェットルームを制御する方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、独立請求項の上位概念に記載のジェットルームを制御する方法及び装置に関する。
いわゆるヤーンクリヤラは、糸品質を保証するために紡糸機又はコーン巻取り機において使用される。このような装置は、例えば欧州特許出願公開第0439767号明細書から公知である。それは移動する糸を走査する少なくとも1つのセンサを持つ測定ヘッドを含んでいる。しばしば使用されるセンサ原理は容量原理(例えば欧州特許出願公開第0924513号明細書参照)又は光原理(例えば国際公開第93/13407号参照)である。
異なるセンサで糸を走査し、評価のため異なるセンサ信号を組合わせることが提案されている。例えば米国特許第6,798,506号明細書は、糸通路に沿って2つのセンサを前後に設けることを教示している。第1のセンサは糸からの光反射を測定し、第2のセンサは糸の質量又は直径を容量又は光で測定する。2つのセンサの出力信号が一定の評価基準に従って評価される。この評価に基いて、少なくとも2つの種類の異物が互いに区別される。
米国特許第4,559,976号明細書によれば、ルームのよこ糸貯蔵装置の上流に糸センサが設けられている。センサが糸欠点を検出すると、ルームの製織動作が中断される。不良糸部分がその正常通路から偏向される。国際公開第2006/133833号は、ルームにおける糸センサの同様な配置を開示している。糸センサが糸における何らかのむらを検出すると、よこ糸がそれぞれのよこ糸に対する正常速度より低い速度で杼口へ挿入される。こうしてよこ糸の破断の危険が最小にされる。上述した2つの刊行物とは異なり、欧州特許出願公開第2175058号明細書は、よこ糸送り部と杼口との間に糸センサが設けられるルームを開示している。このように設けられる糸センサは、ルームにおいてのみ生じる糸欠点を検出することができる。こうして一層良質の監視が行われる。
米国特許出願公開第2008/0185066号明細書は、エアジェットルームにおいてよこ糸挿入中によこ糸の速度及び/又は進行距離を測定する少なくとも1つの糸センサを開示している。少なくとも1つの糸センサの測定値はよこ糸挿入を制御するために使用される。
米国特許第7,654,290号明細書は、エアジェットルームのジェットをよこ糸の軸線方向速度の関数として制御することを教示している。速度を求めるため、電極アレイが、よこ糸に不規則に配置される自然の糸電荷により生じる静電誘導電荷を無接触で記録する。電極アレイ上の変化する全電荷は、主成分の周りに集中される狭帯域周波数スペクトルとして求められる。前記の主成分の周波数は、よこ糸の速度に比例している。速度を積分することによって、更に後の時点によこ糸の先端の位置を求めることができ、よこ糸長も求めることができる。
米国特許第4,450,876号明細書は、ジェットルームにおけるよこ糸時間間隔へ及ぼす糸パッケージの変化の影響を補償することを目的としている。検出装置は糸パッケージ変化を検出する。検出信号に対する反応として、吹付けノズルの送り圧力の一時的な変化が生じる。送り圧力は使用すべき糸に関係している。
米国特許第5,115,840号明細書によれば、各よこ入れのためのよこ糸の飛行特性が、杼口の下流に設けられる到達角検出器によって監視される。ジェット圧力の少なくとも下限値は、それに基いて自動的に設定され、それによりよこ入れ欠陥の発生なしに、安定してよこ入れ動作の継続を実現する。
欧州特許出願公開第0573656号明細書は、エアジェットルームを制御する神経回路網を提案している。神経回路網の入力パラメータは、よこ糸の種類(ステープルヤーン又はフィラメント糸)及び番手(デニールで測定される平均線型質量密度)のようなよこ糸パラメータを含んでいる。よこ糸パラメータは手動で入力されるが、センサは糸番手を測定するために使用可能である。神経回路網の出力に基いて、製織条件が変化されるか、又は警報信号が出力される。
国際公開第89/12122号によれば、前後に配置されるエアジェットルームの中継ノズルは、パルス状に順次に操作される。操作のパルス長は、それぞれ処理される糸の空気効力に関係して制御される。糸質量に対して空気中における糸の支持面積の比が、空気効力のパラメータとして規定される。糸太さ、糸の毛羽立ち又は糸質量のような関連のある糸パラメータは、それぞれ糸センサで検出可能である。糸の空気効力の考慮は、連続する作業サイクルにおいて高品質で非常に異なる糸を処理するのを可能にする。
ルーム例えばジェットルームを制御する方法及び装置は欧州特許出願公開第2157218号明細書から公知である。よこ糸はコーンから引出され、引出されるよこ糸の品質の特徴例えば直径の変化を検出するために、第1のセンサが使用される。よこ糸の負荷変数例えば時間の関数としての速度が、第2のセンサによりよこ糸挿入中に数回検出される。ルーム駆動の速度は、検出される負荷変数に基いて、よこ糸の検出される品質の特徴の結果として制御される。よこ糸切れの数は、制御システムの適当な構成により少なくすることができる。
米国特許第4,463,783号明細書によれば、たて糸杼口を通ってジェットルームへ挿入すべきよこ糸の太さは、挿入前に糸太さ検出器で測定される。糸太さ検出器から送られる電気信号は、挿入のために準備されるよこ糸の長さにわたって平均化される。流体例えば空気の噴出圧力は、平均太さに基いて、よこ糸の挿入にとって最適となるように制御される。挿入すべきよこ糸の太さに関係するこのような圧力制御により、よこ糸挿入の失敗が防止される。
本発明の目的は、ジェットルームのエネルギ及び流体の消費を少なくし、ジェットルームの生産性を増大する、ジェットルームの制御方法及び装置を提供することである。
これらの目的及び他の目的は、独立請求項に規定されている、本発明による方法及びジェットルームにより達せられる。有利な実施形態は従属請求項に示されている。
本発明は、ジェットルームを通って現在搬送されるよこ糸部分内の少なくとも2つの異なる個々の固有特性に基いて、ジェットルームを動的に制御することを提案する。この目的のため、個々の各よこ糸部分の少なくとも2つの異なる固有特性が、ジェットルームの流体送り導管へのその挿入前に求められる。こうしてジェットルームの制御が、個々の各よこ糸部分のために連続的に最適化される。1つだけでなく数個の糸パラメータがジェットルーム制御において考慮されると、上記の目的が一層よく達せられることが、実験からわかった。この実験に基く発見は理論により確認され、この理論によれば、流体送り導管を通る流体流れによるよこ糸の搬送は数個の固有糸パラメータに関係している。こうして数個の固有糸特性の考慮は、挿入すべきよこ糸部分の個々の特性に対するジェットルーム制御の一層良い適合を可能にする。
糸部分の“個々の”特性は、糸の全体(例えば50km〜200km)の僅かな部分(例えば1m〜5m)である対応する糸部分に特有な特性であると解される。個々の特性は、一般に糸の全体の特性及び他の糸部分の特性とは異なる。個々の特性は糸の軸線に沿う位置と共に変化するので、それらを“動”特性と称することもできる。こうして糸部分の個々の特性は、対応する糸部分のために別々にかつ明確に求められねばならない。種類(ステープルヤーン又はフィラメント糸)又は番手(デニールで測定される平均直線質量密度)のような糸の全体に関する特性は、前記糸のいずれかの部分の個々の特性ではなくて、むしろ“全体的”又は“静的”特性と称することができる。
“固有”糸特性は、糸自体の築き上げ又は構造によって与えられるような糸特性であると解される。固有糸特性の例は、単位長さ当たりの質量、直径、密度、表面構造、毛羽立ち、材料組成、異物の存在などである。対照的に非本質的な特性は、外部の影響又は基準システムに関係するような糸特性であろう。非本質的な特性の例は、ある基準システムに対する糸速度又は糸加速度、ある基準システムにおける糸先端の位置、又は外部の引張り力に関係する機械的糸張力である。
流体送り導管に沿って設けられる複数のノズルを含む本発明によるジェットルームを制御する方法において、よこ糸が流体送り導管へ導入される。中継ノズルは、流体送り導管に流体流を生じる時間ずれ流体パルスを噴出するように操作される。よこ糸は流体送り導管を通って流体流により搬送される。流体送り導管へ導入すべきよこ糸部分の少なくとも2つの異なる個々の固有特性が求められる。それぞれ搬送されるよこ糸部分の前もって求められた少なくとも2つの異なる個々の固有特性に基いて、中継ノズルが操作される。
好ましい実施形態では、よこ糸の少なくとも2つの異なる固有糸パラメータの値が、流体送り導管への挿入前に、よこ糸の長さに沿って測定される。測定される固有糸パラメータ値がよこ糸上のそれぞれの位置に割当てられる。それぞれ搬送されるよこ糸部分に関連する固有糸パラメータに基いて、中継ノズルが操作される。
よこ糸部分を搬送するため少なくとも1つの別のノズルが、流体送り導管に関して上流に設けられ、それぞれ搬送されるよこ糸部分の前もって求められた少なくとも2つの異なる個々の固有特性に基いて操作される。中継ノズルはなるべく数グループのノズルに組み合わされ、1つのグループに組合わされるすべての中継ノズルがそれぞれ一緒に操作される。
なるべく少なくとも1つの制御パラメータが、ノズルの操作中に計算され、この制御パラメータが、次のグループ即ちノズル開放の開始時間、ノズル開放の終了時間、ノズル開放の継続時間及びノズルの流体圧力から選ばれる。少なくとも2つの異なる個々の固有特性が、次のグループ即ち単位長さ当たりの糸質量、糸直径、糸密度、糸の表面構造、糸の毛羽立ち、糸材料組成、糸中における異物の存在から選ばれ少なくとも2つの異なる固有糸パラメータであってもよい。
ノズルの操作の際、流体送り導管へ挿入すべきよこ糸部分が、同じ長さを持つ整数の均質な小部分から成るように形成され、各小部分が前記糸部分上の位置に割当てられ、前記少なくとも2つの異なる固有糸パラメータの値が、それぞれの小部分にわたって平均されるのがよい。整数が例えば1と50との間なるべく20と30との間にある。
少なくとも2つの異なる固有糸パラメータの測定が、糸送り導管へ挿入されるよこ糸のよこ糸貯蔵装置に関して上流で有利に行われる。
流体消費を最小にするように、ノズルの操作が行われるのがよい。製織過程も中断されず、流体送り導管の終端へのよこ糸部分の到達時間が所定の範囲にあるようにすべきである。処理される糸の付加的な固有パラメータ及び/又は前記ジェットルームのパラメータに基いて、ノズルが操作されることができる。
流体はなるべく空気又は水であり、ジェットルームはなるべくエアジェットルーム又はウォータジェットルームである。電子開口と共に本発明を適用すると特に有利である。このような組合わせは、ジェットルームを通して現在搬送されるよこ糸部分の個々の特性に、よこ入れ過程を一層よく適合させるのを可能にする。
少なくとも2つの異なる個々の固有特性の少なくとも1つが、所定の品質基準に従って検出された糸欠陥を評価することによって、よこ糸の品質を評価するために使用されることができる。その場合不十分な品質のよこ糸部分がその規則正しい通路からそらされて、流体送り導管へ挿入されないようにし、かつ/又はこのようなよこ糸部分の検出の際警報が与えられる。こうして織物の品質を高めることができる。
それぞれ搬送される前記よこ糸部分内の少なくとも2つの異なる個々の固有特性の所定の場所分布に基いて、中継ノズルが操作される。
本発明は、流体送り導管に沿って設けられる複数の中継ノズルを含むジェットルームを制御する装置に関する。この装置は、流体送り導管に流体流れを発生する時間のずれた流体パルスを噴出するように中継ノズルを操作する制御装置を含み、流体パルスにより、よこ糸部分が流体送り導管を通って搬送可能である。流体送り導管に関して上流に、よこ糸の少なくとも2つの異なる個々の固有特性を求める少なくとも2つのセンサが設けられている。制御装置は、それぞれ搬送されるよこ糸部分の所定の少なくとも2つの異なる個々の固有特性に基いて中継ノズルを操作するように構成されている。
好ましい実施形態では、少なくとも2つの糸センサが、よこ糸の長さに沿うよこ糸の少なくとも2つの異なる固有糸パラメータの値を測定するように構成されている。制御装置が、測定された固有糸パラメータ値をよこ糸上のそれぞれの位置に割当て、かつそれぞれ搬送されるよこ糸部分に関連する前記固有糸パラメータ値に基いて中継ノズルを操作するように構成されている。
少なくとも1つの別のノズルが、よこ糸を搬送する流体送り導管に関して上流に設けられ、制御装置が、それぞれ搬送されるよこ糸部分の所定の個々の固有特性にも基いて、前記の少なくとも1つの別のノズルを操作するように構成されているのがよい。中継ノズルは、結合して数グループのノズルにされ、ノズルのグループとなるように結合されるすべての中継ノズルは一緒に操作可能である。少なくとも2つの糸センサがよこ糸貯蔵装置に関して上流に設けられ、このよこ糸貯蔵装置からよこ糸が流体送り導管へ挿入可能であるのがよい。制御装置は、処理される糸の付加的なパラメータ及び/又はジェットルームのパラメータに基いてノズルを操作するように構成することができる。
少なくとも2つの糸センサがヤーンクリヤラの一部であってもよい。このようなヤーンクリヤラは従来技術から公知である。それらは、糸品質を監視するため通常紡糸機又は巻取り機に取付けられる。
エアジェットルームの好ましい実施形態では、圧縮空気を供給するため、各ノズル又はノズル群を制御弁例えば電磁二方弁と関連させることができ、制御弁は制御装置により操作可能である。
本発明の好ましい実施例が、図面を参照して、以下に説明される。
本発明による制御装置を持つジェットルームを概略的に示す。 本発明による制御方法の実施例のブロックダイヤグラムを示す。 (a)によこ糸部分を概略的に示し、(b)及び(c)にその2つのモデルを概略的に示す。 本発明による制御方法のためノズル開放時間を持つダイヤグラムを示す。
図1は本発明による制御装置を持つジェットルーム1を概略的に示す。この実施例では、ジェットルーム1はエアジェットルームとして設計されている。よこ糸として用いられる糸91はコーン21に設けられている。糸91は、コーン21からドラム貯蔵装置として設計可能なよこ糸貯蔵装置22へ移される。よこ糸貯蔵装置22から引出されるよこ糸92は、1つ又は数個の加速ノズル31,32(主ノズルとも称される)により加速され、杼口形成装置(図示せず)により形成される杼口に配置されている空気送り導管8へ供給される。長手方向xに沿って空気送り導管8へ挿入される特定のよこ糸部分93は、ピック93と称される。ピック93は、複数の中継ノズル33により空気送り導管8を通って搬送される。中継ノズル33はなるべくノズルのグループ34.1,・・・34.nに分類されている。図1の実施例では、それぞれ4つの中継ノズル33を持つノズルのn=6のグループ34.1,・・・34.6がある。加速ノズル31,32及びノズルのグループ34.1,・・・34.nは、電磁二方弁のような制御弁41,42,44.1,・・・44.nを介して、それぞれ圧縮空気を供給される。制御弁41,42,44,1,・・・44.nへの圧縮空気の供給は、ジェットルーム1の別の素子として、簡単にするため図1には示されていない。
よこ糸92の少なくとも2つの異なる固有糸パラメータを連続的に検出するセンサ装置5は、空気送り導管8に関して上流に、なるべくコーン21とよこ糸貯蔵装置22との間に設けられている。センサ装置5は、今まで紡糸機又は巻取り機における糸品質をオンライン監視するために使用されていたように、また従来技術から公知であるように、実質上ヤーンクリヤラとして設計されることができる。それは少なくとも2つの糸センサ51,52を含んでいる。糸センサ51,52は、なるべく異なる測定原理に従って動作する。第1の糸センサ51は例えば容量センサであってもよく、第2の糸センサ52は光センサであってもよい。摩擦電気原理のような別の測定原理も同様に可能である。少なくとも2つの異なる固有糸パラメータはセンサ51,52により測定される。固有糸パラメータは単位長さ当たりの糸質量、糸直径、糸密度、糸表面構造、糸の毛羽立ち、糸の材料組成、糸における異物の存在又は他のいずれかの固有糸パラメータであってもよい。ピック93の切断を検出する第1のよこ糸切れ停止装置61は、よこ糸貯蔵装置22に関して下流に置かれている。ピック93の到達を検出する第2のよこ糸切れ停止装置62が、更に空気送り導管8の出口に設けられている。
制御弁41,42,44.1,・・・44.nは制御装置7により制御される。制御装置7は、独立したモジュール又はルーム制御装置の一部であってもよい。それは、センサ装置5、第1のよこ糸切れ停止装置61及び/又は第2のよこ糸切れ停止装置62から、場合によっては別のセンサ及び/又はジェットルーム1自身から、信号及び/又はデータを受ける制御装置7は、糸センサ7により検出される糸パラメータに基いて、各個のよこ糸装入のために最適なノズル開放時間を計算する。ピック93の空気効力を計算に含めることができる。糸の空気効力は、国際公開第89/12122号に、糸質量に比較して空気中における糸の支持面の割合として定義されている。
図2のブロックダイヤグラムは本発明による制御方法の実施例を示す。ここで破線の長方形で示される制御装置7は2つの制御ループの機能を果たすことができる。第1の制御器72を持つ第1の制御ループは、従来技術から公知のルーム制御ループに相当し、第2の制御器72を持つ制御ループは、本発明による方法のために必要である。2つの制御器61,72のため2つの別々のブロックを示す図2の表現は、教訓的な理由から選ばれた。実際には、2つの制御器71,72は物理的に分離していてもよいが、単一の装置にまとめられてもよい。
第1の閉じた制御ループは、ジェットルーム1の回転周期と比較して低速であるか又は準静的である。それはルーム駆動の速度を制御する。第1の制御ループの入力パラメータは、一方では、平均糸番手、平均糸直径、平均糸密度、糸質量又は糸直径に関して糸むらの統計的に求められる値、及び/又は糸毛羽立ち長さのような使用されるよこ糸91の全体的又は統計的パラメータ202の出発値201である。これらの出発値201は、例えば出願人のUSTER(登録商標)TESTER5又は糸供給者から簡単に受ける糸試験装置により、繊維実験室において前もってそれぞれの糸91について行われた統計的試験から生じることができる。第1の制御ループにおける実験の制御変数は、第2のよこ糸切れ停止装置62により検出されるよこ糸到達時間である。第1の制御器71は、上述したパラメータ又は他の入力パラメータから、ジェットルーム1のための操作変数のような少なくとも1つの制御パラメータ204を計算する。制御パラメータ204の例はルーム駆動装置の回転速度及び/又はノズル31〜33へ供給される空気圧力である。空気圧力はよこ糸到達時間及び/又は空気消費205に影響を及ぼす。
第2の開制御ループは速く、即ちその反応時間はジェットルーム1の回転周期の大きさ又はそれ以下である。その入力パラメータは、センサ装置5によって求められるような次のよこ糸挿入のために与えられるピック93の個々の又は動的糸パラメータ206である。第2の制御器72は、アルゴリズムにより、これらの現在の個々の動的糸パラメータ206から、ジェットルーム1のために少なくとも1つの制御パラメータ204を計算する。制御パラメータ204の例は、次のよこ糸挿入のためのノズル31〜33の個々の開放時間(図4参照)である。第2の制御ループは、空気消費205を最小にすることを狙っているが、到達時間205を受入れ可能な所定の範囲に保つことを狙っている。こうして個々のよこ糸挿入制御が、第2の制御ループによって実現される。
第1の制御器71及び第2の制御器72により計算される制御パラメータ204は、互いに調節されかつ/又は適切なやり方で互いに結合されねばならない。第1の制御器71により計算される準静的な制御パラメータ204は、第2の制御器72の動的制御パラメータ204の計算のための基礎として使用される。第2の制御器71及び第2の制御器72が異なる制御パラメータ204例えばノズル空気圧力又はノズル開放時間を計算するならば、第1の制御器71の制御パラメータ204が所定のパラメータとして、第2の制御器72において推移するアルゴリズムへ入る。第1の制御器71及び第2の制御器72が同じ制御パラメータ204を計算するならば、第2の制御器72の制御パラメータ204が、基本値として使用される第1の制御器71の制御パラメータ204のための修正値として使用される。
センサ装置5により求められる個々の又は動的糸パラメータ206は、第1の制御ループの入力パラメータとして使用されるよこ糸91の出発値201にも選択的に影響することができる。これは次のよこ糸挿入に影響を及ぼさない。なぜならば、第1の制御ループはゆっくり反応するからである。むしろそれは、制御装置7へ前に入力された出発値201の修正に関する。このような修正は後の長期間効果を持つ。
センサ装置5とジェットルーム1との同期207は第2の制御ループの満足できる機能のために必要である。特に同期207は、センサ装置5により測定される糸パラメータ価206をピック93上にそれぞれの位置に割当てるために必要である。図1に示すように、センサ装置5は、よこ糸貯蔵装置22に関してなるべく上流に設けられている。これは、それぞれのピック93が挿入される前に制御パラメータ204を計算するために、第2の制御器72が十分な時間を持つという利点を生じる。このように前もって計算される制御パラメータ204は、第2の制御器72の記憶装置に記憶され、関連するピック93を挿入する用意ができている時、そこから引出される。糸92は、数ピック例えば4ピック93に相当する長さをよこ糸貯蔵装置22に貯蔵される。同期207は、センサ装置5により求められるそれぞれの動的糸パラメータ206を、貯蔵される糸92に沿うそれぞれの位置に関連させるために使用される。よこ糸切れ停止装置62,62から又はよこ糸貯蔵装置22からの信号は、同期207のために使用することができる。
図3は、第2の制御器72における計算を簡単化するためピック93のモデル化に関する。図3(a)はピック93の縦断面を示す。ピック93の縦方向はxで示され、半径方向はrで示される。長手方向xにおけるピック93の長さはLである。糸センサ51,52は、長手方向xに沿う高い位置分解能で糸パラメータ206を走査する。典型的にピック93は、糸センサ装置5の第1の糸センサ51により糸パラメータ206として測定可能な場所に依存する質量、及びセンサ装置5の第2の糸センサ52により糸パラメータ206として測定可能な場所に依存する直径D(x)を持っている。質量及び直径D(x)に加えて、センサ装置5により糸密度又は毛羽立ちのような1つ又は数個の他の糸パラメータ206を測定し次に説明するモデルのために使用することができる。
第2の制御器72における制御パラメータの計算は、ピック93における糸パラメータ206の位置に依存する場所を考慮することができる。それは測定される信号D(x)で行うことができる。しかしこのような計算は多量のデータを伴う。それは、ピック93を図3(b)に示すようにモデル化することによって、著しい欠点なしに簡単化することができる。この目的のため、ピック93が、等しい長さL/mを持つ理想化された整数m>1の小部分94.1,・・・,94.mに実質的に分割される。整数mは2と50との間にあってもよく、なるべく20と30との間にある。図3(b)の簡単な例はm=10を使用している。各小部分94.i(i=1,2,・・・,m)はピック93に場所xを割り当てられ、例えば
Figure 0005901031
更に各小部分94.i(i=1,2,・・・m)は、なるべくこの小部分94.iの平均直径である均一な直径Dに割当てられる。
Figure 0005901031
平均又はサンプリングは、センサ装置に関連する処理装置又は第2の制御器72によって行うことができる。この目的のため、センサ装置5又は制御器72は、よこ糸切れ停止装置61,62、よこ糸貯蔵装置22又は他の部品からの適当な同期信号207を受ける。このモデルはデータの量を減少し、こうして第2の制御器72により行われる計算を簡単化する。
m=1を持つモデルの特別なケースが図3(c)に示されている。ここで全ピック93が次式により与えられる平均直径Dで均一であると仮定される。
Figure 0005901031
注意すべきことは、この最も単純なケースでも、個々のピック93の測定される少なくとも2つの異なるパラメータ206に基くジェットルーム1の動的制御である本発明の基本思想と一致していることである。しかし糸パラメータ206の位置分布の考察がピック93の個々の特性の一層良好な適合を可能にするので、複数の小部分94,1,・・・,94.m即ちm>1を持つモデルが好ましい。
図4ノダイヤグラムは、ジェットルーム1(図1参照)のノズル33のノズル開放時間を概略的に示す。大体において時間に対応するジェットルームの回転の角度は、水平軸上に描かれ、種々のノズル31,32及びノズルノグループ44.1,・・・,44.nが垂直方向に描かれている。水平なバー431,432,434.1,・・・434.nは、それぞれのノズル31,32又はノズルのグループ34.1,・・・,34.nが動作している時を示す。この例では、一般性を失うことがないけれども、n=6が選ばれた。いくつかのバーは白い部分及び黒い部分を持っている。白い部分は従来技術によるジェットルームにおける状態を表し、黒い部分は本発明によるジェットルーム1に関する。完全に黒で満たされるバーは、ノズル開放時間が従来技術に関して変化しなかったことを示す。
ノズル開放の開始時間及びノズル開放の期間(又はノズル閉鎖の時間)である2つの制御パラメータ204は、図4の実施例において、従来技術と比較して変化された。これらの制御パラメータ204の少なくとも1つは、センサ装置5により求められたそれぞれのピック93のパラメータ206によって影響される。従来技術の条件は、初期値として使用可能であり、その場合本発明により最適化される。空気で有効なピック即ち大きい直径、多くの長いヘヤー及び小さい質量のピックは、低い空気効率を持つピック93より短いノズル開放時間を必要とする。
本発明により、できるだけ少ない空気消費205を行うため、ノズル開放時間204を最適化する努力がなされる。最適化において守る必要がある重要な境界条件は、すべてのピック93が到達し、製織過程が中断されないことである。更に第2のよこ糸切れ停止装置62により測定されるようなよこ糸到達時間205が、所定の範囲内にあるようにする。一方ノズル開放時間204は、最適化のため変化可能である。制御装置7は期待される到達時間を計算し、それを測定される到達時間と比較する。期待される到達時間が測定される到達時間より短いと、空気消費205を少なくするため、ノズル開放時間を減少することができる。逆の場合ルーム1の停止の可能性を阻止するために、ノズル開放時間が少し延長される。他方初期ノズル開放時間は、それらがよこ糸挿入に影響を及ぼすので、変化することができる。最適な初期ノズル開放時間は、もっと短いノズル開放時間も可能にし、こうして空気消費205を低下する。図4に示すように、本発明による方法によって、空気消費を適当に減少することができる。
センサ装置5によって測定される糸パラメータは、ノズル31〜33を操作するために使用できるだけでなく、同様に紡糸機又は巻取り機にあるヤーンクリヤラにおいて、よこ糸91の品質を評価するためにも使用できる。よこ糸中の太い個所、細い個所又は異物のような検出される糸欠陥が、いわゆる糸欠陥除去限界により規定可能なある品質基準により評価される。センサ装置5が許容されないよこ糸欠陥を検出すると、欠陥のあるピック93をその規則正しい通路からそらせて、それが織布へ織り込まれないようにすることができる。少なくとも2つのよこ糸コーンが流体送り導管への供給を行うルームでは、欠陥のある糸が出るコーンからのよこ糸供給を停止することができる。その代わりに又はそれに加えて、検出されるよこ糸品質が不十分であると、警報を与えることができる。
本発明は上述した実施例に限定されないことがわかる。本発明の主題に属する発明を知れば、当業者は別の変形例を引出すことができるであろう。
1 ジェットルーム
21 コーン
22 よこ糸貯蔵装置
31,32 加速/主ノズル
33 中継ノズル
34.1,・・・,34.n ノズルのグループ
41,42 制御弁
44.1,・・・,44.n 制御弁
5 センサ装置
51,52 糸センサ
61.62 よこ糸切れ停止装置
7 制御装置
71,72 制御器
8 空気送り導管
91,92 よこ糸
93 ピック
94.1,・・・,94.m ピックの小部分
201 出発値
202 全体的又は静的糸パラメータ
203 他のルームデータ
204 ルーム制御パラメータ
205 到達時間、空気消費
206 個々の又は動的糸パラメータ
207 同期
38,39 信号処理装置
431,432 ノズル活動を示すバー
44.1,・・・,434n ノズル活動を示すバー

Claims (19)

  1. ジェットルーム(1)を制御する方法であって、該ジェットルーム(1)が流体送り導管(8)に沿って設けられる複数の中継ノズル(33)を含み、よこ糸(92)が前記送り導管(8)へ導入され、前記中継ノズル(33)が、前記流体送り導管(8)内に流体流を生じる時間ずれ流体パルスを噴出するように操作され、前記よこ糸(92)が前記流体送り導管(8)を通る前記流体流により搬送されるものにおいて、
    前記流体送り導管(8)へ導入すべきよこ糸部分の少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)が求められ、少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)が、次のグループ即ち単位長さ当たりの糸質量、糸直径、糸密度、糸の表面構造、糸の毛羽立ち、糸材料から選ばれ、それぞれ搬送される前記よこ糸部分(93)の前もって求められた前記少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)に基いて、前記中継ノズル(33)が操作される
    ことを特徴とする、方法。
  2. 前記よこ糸(92)の少なくとも2つの異なる固有糸パラメータ(206)の値が、流体送り導管(8)への挿入前に、前記よこ糸(92)の長さ(x)に沿って測定され、
    測定される前記固有糸パラメータ値(206)が前記よこ糸(92)上のそれぞれの位置に割当てられ、
    それぞれ搬送される前記よこ糸部分(93)に関連する前記固有糸パラメータ(206)に基いて、前記中継ノズル(33)が操作される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記よこ糸部分(93)を搬送するため少なくとも1つの別のノズル(31,32)が、前記流体送り導管(8)に関して上流に設けられ、それぞれ搬送される前記よこ糸部分(93)の前もって求められた前記少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)に基いて操作される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 少なくとも1つの制御パラメータ(204)が、前記ノズル(31〜33)の操作中に計算され、該制御パラメータ(204)が、次のグループ即ちノズル開放の開始時間、ノズル開放の終了時間、ノズル開放の継続時間及びノズル(31〜33)の流体圧力から選ばれる、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記流体送り導管(8)へ挿入すべき前記よこ糸部分(93)が、同じ長さ(L/m)を持つ整数(m)の均質な小部分(94.1,・・・94.m)から成るように形成され、各小部分(94.i)が前記糸部分(93)上の位置(xi)に割当てられ、前記少なくとも2つの異なる固有糸パラメータ(206)の値(Di)が、それぞれの小部分(94.i)にわたって平均される、請求項2〜のいずれかに記載の方法。
  6. 整数(m)が1と50との間にある、請求項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも2つの異なる固有糸パラメータ(206)の前記測定が、前記糸送り導管(8)へ挿入されるよこ糸(92)のよこ糸貯蔵装置(22)に関して上流で行われる、請求項2〜のいずれかに記載の方法。
  8. 流体消費(205)を最小にするように、前記ノズル(31〜33)の操作が行われる、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 製織過程が中断されず、流体送り導管(8)の終端への前記よこ糸(93)の到達時間(205)が所定の範囲にあるように、前記ノズル(31〜33)の操作が行われる、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 処理される前記糸(91)の付加的な固有パラメータ(202)及び/又は前記ジェットルーム(1)のパラメータ(203)に基いて、前記ノズル(31〜33)が操作される、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)の少なくとも1つが、所定の品質基準に従って検出された糸欠陥を評価することによって、前記よこ糸(92)の品質を評価するために使用される、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 不十分な品質のよこ糸部分(93)がその規則正しい通路からそらされて、前記流体送り導管(8)へ挿入されないようにし、かつ/又はこのようなよこ糸部分(93)の検出の際警報が与えられる、請求項11に記載の方法。
  13. それぞれ搬送される前記よこ糸部分(93)内の前記少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)の前に求められた位置分布に基いて、前記中継ノズル(33)が操作される、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. ジェットルーム(1)を制御する装置であって、該ジェットルーム(1)が流体送り導管(8)に沿って設けられる複数の中継ノズル(33)を含み、前記装置が流体送り導管(8)に流体流れを発生する時間のずれた流体パルスを噴出するように中継ノズル(33)を操作する制御装置(7)を含み、前記流体パルスにより、よこ糸部分(93)が前記流体送り導管(8)を通って搬送可能であるものにおいて、
    前記流体送り導管(8)に関して上流に、前記よこ糸(92)の少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)を求める少なくとも2つのセンサ(51,52)が設けられ、
    少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)が、次のグループ即ち単位長さ当たりの糸質量、糸直径、糸密度、糸の表面構造、糸の毛羽立ち、糸材料から選ばれており、
    前記制御装置(7)が、それぞれ搬送されるよこ糸部分(93)の前に求められた前記少なくとも2つの異なる個々の固有糸パラメータ(206)に基いて前記中継ノズル(33)を操作するように構成されている
    ことを特徴とする装置。
  15. 前記少なくとも2つの糸センサ(51,52)が、前記よこ糸(92)の長さ(x)に沿う前記よこ糸(92)の少なくとも2つの異なる固有糸パラメータ(206)の値を測定するように構成され、
    前記制御装置(7)が、測定された前記固有糸パラメータ値(206)を前記よこ糸(93)上のそれぞれの位置(x)に割当て、かつそれぞれ搬送される前記よこ糸部分(93)に関連する前記固有糸パラメータ値(206)に基いて前記中継ノズル(33)を操作するように構成されている
    ことを特徴とする、請求項14に記載の装置。
  16. 少なくとも1つの別のノズル(31,32)が、前記よこ糸(93)を搬送する前記流体送り導管(8)に関して上流に設けられ、前記制御装置(7)が、それぞれ搬送される前記よこ糸部分(93)の前に求められた前記個々の固有糸パラメータ(206)にも基いて、前記の少なくとも1つの別のノズル(31,32)を操作するように構成されている、請求項14又は15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも2つの糸センサ(5)がよこ糸貯蔵装置(22)に関して上流に設けられ、このよこ糸貯蔵装置から前記よこ糸(92)が前記流体送り導管(8)へ挿入可能である、請求項1416のいずれかに記載の装置。
  18. 前記少なくとも2つの糸センサ(51,52)がヤーンクリヤラの一部である、請求項1417のいずれかに記載の装置。
  19. ジェットルーム(1)を制御する装置が請求項1418のいずれかに記載の装置であることを特徴とする、前記ジェットルーム(1)を制御する装置を持つジェットルーム(1)。
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