JP5900991B1 - ディスクブレーキ装置及び荷役車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスクロータの制動時においてディスクロータに過大なブレーキトルクが発生することを抑制するとともに、ディスクロータの停止を確実に維持することができるディスクブレーキ装置及び荷役車両を提供する。【解決手段】ディスクブレーキ装置2は、ブレーキアーム21を備え、ブレーキアーム21でディスクロータ13Bを挟むことによりディスクロータ13Bを制動して停止させる。本発明のディスクブレーキ装置2は、ブレーキアーム21がディスクロータ13Bを挟むための挟持力を、ばね長さに応じて付与するばね23及びばね24と、ディスクロータ13Bの制動時に、ばね23によって第1挟持力がブレーキアーム21に付与され、ディスクロータ13Bの停止時に、ばね23及びばね24の双方によって第1挟持力よりも大きい第2挟持力がブレーキアーム21に付与されるように、ばね24のばね長さを制御するばね長さ制御機構3Bとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の減速時と駐車時とに使用されるディスクブレーキ装置、及びこれを備えた荷役車両に関するものである。
一般的に、荷役車両であるフォークリフトは、デッドマンブレーキ式のブレーキ装置を備えており、このようなブレーキ装置として、例えば特許文献1及び2に記載のディスクブレーキ装置が採用されている。
特許文献1及び2のディスクブレーキ装置は、ディスクロータの両面に対向させて配置されるブレーキアームと、ブレーキアームがディスクロータを挟むための挟持力を付与するばねとを備えており、ブレーキアームでディスクロータを挟むことによりディスクロータを制動して停止させる。ディスクロータの制動時は、ブレーキアームでディスクロータを挟むことよって、回転中のディスクロータにブレーキトルクが発生し、ディスクロータと駆動輪とを回転させる走行用モータの回転軸が制動され、荷役車両が減速する。ディスクロータの停止時である荷役車両の駐車時は、同ブレーキアームでディスクロータを挟むことによって、ディスクロータの停止が維持され、走行用モータの回転軸及び駆動輪の停止が維持される。
特開2005−240859号公報 特開2002−255497号公報
ところで、荷役車両の駐車時において、車両重量が大きい場合は、車両重量が小さい場合に比べて、ディスクロータの停止を確実に維持するために、大きなブレーキトルクをディスクロータに発生させることが求められる。そこで、駐車ブレーキ性能を向上させるために、ばね定数の大きいばねを使用することが考えられる。ばね定数の大きいばねを使用することによって、挟持力を大きくすることができる。
しかしながら、特許文献1及び2に記載の構成でばね定数の大きいばねを使用した場合、車両の減速時であるディスクロータの制動時において過大なブレーキトルクがディスクロータに発生するという問題があった。過大なブレーキトルクがディスクロータに発生すると、車両が走行する路面に対して駆動輪がスリップして、車両の制動距離が増加したり、車両本体が振動したりする。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ディスクロータの制動時においてディスクロータに過大なブレーキトルクが発生することを抑制し定められた制動性能を満たすとともに、ディスクロータの停止を確実に維持し定められた駐車性能を満たすことができるディスクブレーキ装置及び荷役車両を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明のディスクブレーキ装置は、ディスクロータの両面に対向させて配置されるブレーキアームを備え、前記ブレーキアームで前記ディスクロータを挟むことにより前記ディスクロータを制動して停止させるディスクブレーキ装置において、前記ブレーキアームが前記ディスクロータを挟むための挟持力を、ばね長さに応じて付与する第1のばね及び第2のばねと、前記ディスクロータの制動時に、前記第1のばねによって前記挟持力である第1挟持力が前記ブレーキアームに付与され、前記ディスクロータの停止時に、前記第1のばね及び前記第2のばねの双方によって前記第1挟持力よりも大きい第2挟持力が前記ブレーキアームに付与されるように、前記第2のばねのばね長さを制御するばね長さ制御機構とを備え、前記第1のばね及び前記第2のばねは、コイルばねであって、前記ブレーキアームの上方に配置され、前記第2のばねは、前記第1のばねと同一軸上で、かつ、前記第1のばねの内部に設けられており、前記ばね長さ制御機構は、前記第2のばねの内部に挿し入れられているロッドと、前記ロッドとともに上下方向に移動して前記第1のばね及び前記第2のばねを前記ブレーキアームに向けて押さえつける押圧体と、前記第2のばねの前記ブレーキアーム側への伸長を規制する伸長規制体と、前記制動時及び前記停止時に前記ロッドに当接して上下方向に伸縮可能に構成された伸縮体と、前記伸長規制体と前記伸縮体とを連結する連結体とを備え、前記伸縮体は、油圧アクチュエータにより構成され、前記油圧アクチュエータは、当該油圧アクチュエータを上方に押す力が付与されたとき収縮し、当該油圧アクチュエータを上方に押す力が付与されなくなったとき自重によって伸長することを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明のディスクブレーキ装置は、ディスクロータの両面に対向させて配置されるブレーキアームを備え、前記ブレーキアームで前記ディスクロータを挟むことにより前記ディスクロータを制動して停止させるディスクブレーキ装置において、前記ブレーキアームが前記ディスクロータを挟むための挟持力を、ばね長さに応じて付与する第1のばね及び第2のばねと、前記ディスクロータの制動時に、前記第1のばねによって前記挟持力である第1挟持力が前記ブレーキアームに付与され、前記ディスクロータの停止時に、前記第1のばね及び前記第2のばねの双方によって前記第1挟持力よりも大きい第2挟持力が前記ブレーキアームに付与されるように、前記第2のばねのばね長さを制御するばね長さ制御機構とを備え、前記第1のばね及び前記第2のばねは、コイルばねであって、前記ブレーキアームの下方に配置され、前記第2のばねは、前記第1のばねと同一軸上で、かつ、前記第1のばねの内部に設けられており、前記ばね長さ制御機構は、前記第2のばねの内部に挿し入れられているロッドと、前記ロッドとともに上下方向に移動して前記第1のばね及び前記第2のばねを前記ブレーキアームに向けて押さえつける押圧体と、前記第2のばねの前記ブレーキアーム側への伸長を規制する伸長規制体と、前記制動時及び前記停止時に前記ロッドに当接して上下方向に伸縮可能に構成された伸縮体と、前記伸長規制体と前記伸縮体とを連結する連結体とを備え、前記伸縮体は、内部に弾性体が設けられた油圧アクチュエータにより構成され、前記油圧アクチュエータは、当該油圧アクチュエータを下方に押す力が付与されたとき収縮し、当該油圧アクチュエータを下方に押す力が付与されなくなったとき前記弾性体の復元力によって伸長することを特徴とする。
また、請求項3に記載のディスクブレーキ装置は、請求項1または2に記載のディスクブレーキ装置において、前記第2のばねのばね定数は、前記第1のばねのばね定数に比べて小さいことを特徴とする。
また、請求項4に記載のディスクブレーキ装置は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のディスクブレーキ装置において、前記伸縮体が伸長するときの速度が、前記伸縮体が収縮するときの速度に比べて大きいことを特徴とする。
また、請求項5に記載のディスクブレーキ装置は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のディスクブレーキ装置において、前記伸長規制体は、前記連結体と連結する連結部と、前記第2のばねにおける前記ブレーキアーム側の端部に接触する受け座部と、前記第2のばねと前記ロッドとの間に配置されて前記連結部と前記受け座部とを接続する筒部とを備えることを特徴とする。
また、請求項6に記載のディスクブレーキ装置は、請求項5に記載のディスクブレーキ装置において、前記押圧体には、開口部が設けられ、前記連結体は、前記開口部を通して前記伸長規制体の前記連結部に連結されていることを特徴とする。
請求項7に記載の荷役車両は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のディスクブレーキ装置と、ディスクロータが固定された回転軸を有する走行用モータとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ディスクロータの制動時においてディスクロータに過大なブレーキトルクが発生することを抑制し定められた制動性能を満たすとともに、ディスクロータの停止を確実に維持し定められた駐車性能を満たすことができるディスクブレーキ装置及び荷役車両を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る荷役車両の側面図及び上面図である。 同実施形態に係る荷役車両が備える走行用モータ、ブレーキペダル、ディスクブレーキ装置、及び、ブレーキ開放装置を簡略化して示す概略構成図である。 同実施形態に係るディスクブレーキ装置が備えるロッドを示す図である。 同実施形態に係るディスクブレーキ装置が備える押圧体を示す図である。 同実施形態に係るばね長さ制御装置が備える伸長規制体、伸縮体、及び、連結体を示す図である。 同実施形態に係るディスクブレーキ装置がディスクロータを制動していない状態である開放状態を示す図である。 同実施形態に係るディスクブレーキ装置がディスクロータを制動している状態である制動状態を示す図である。 図7に示す制動状態から所定時間経過後の状態である停止状態を示す図である。 変形例に係るディスクブレーキ装置を示す図であり、ディスクブレーキ装置がディスクロータを制動していない状態である開放状態を示す図である。
図面を参照しながら、本発明に係るディスクブレーキ装置を備えた荷役車両の一実施形態を説明する。なお、図面において、矢印Xで示す前後方向Xと、矢印Yで示す左右方向Yと、矢印Zで示す上下方向Zとは、互いに直交する方向である。
図1に示すように、フォークリフト1は、車両本体11、駆動輪12、走行用モータ13、アクセルレバー14、ブレーキペダル15、フォーク16、及び、昇降装置17等を備えた荷役車両である。
車両本体11には、フォークリフト1のオペレータが搭乗する搭乗フロア11Aと、搭乗フロア11Aの上方に配置されたヘッドガード11Bとが設けられている。なお、図1(B)では、ヘッドガード11Bの図示は省略されている。駆動輪12は、走行用モータ13を動力源として駆動する車輪であって、フォークリフト1が走行する路面上を転動する。回転軸13Aを有する走行用モータ13は、バッテリ(図示略)から供給される電力により回転軸13Aを回転させる電動機である。上下方向Zに延びる回転軸13Aには、回転軸13Aとともに回転するディスクロータ13B(以下、「ロータ13B」という)が固定されている。アクセルレバー14は、走行用モータ13の回転軸13Aを回転させる指示を入力するための入力装置である。ブレーキペダル15は、デッドマン式ブレーキペダルであって、走行用モータ13の回転軸13Aを制動させない指示を入力するための入力装置である。すなわち、ブレーキペダル15が踏まれていないときは、回転軸13Aの回転が制限され、ブレーキペダル15が踏まれているときは、回転軸13Aの回転が許容される。フォーク16は、荷を支えるためのアームである。昇降装置17は、上下方向Zに伸縮するマスト17Aと、マスト17Aに沿って昇降するリフト17Bとにより構成されており、リフト17Bに設けられたフォーク16を昇降させる。
また、フォークリフト1は、ディスクブレーキ装置2(図2参照)及びブレーキ開放装置4(図2参照)を備えている。図2を参照して、ブレーキペダル15、ディスクブレーキ装置2、及び、ブレーキ開放装置4に係る構成を説明する。
図2に示すように、ブレーキペダル15は、所定の軸R1を中心に回転運動可能に設けられている。図中の実線で示すブレーキペダル15は、ブレーキペダル15が踏まれていない状態を示しており、図中の二点鎖線で示すブレーキペダル15は、ブレーキペダル15が踏まれている状態を示している。
ディスクブレーキ装置2は、ブレーキアーム21(以下、「アーム21」という)、ブレーキパッド22、ばね23,24、アーム開度調整部材25、ばね押圧機構3A、及び、ばね長さ制御機構3Bを備えている。ディスクブレーキ装置2は、アーム21でロータ13Bを挟むことによりロータ13Bを制動して停止させる。
アーム21は、ロータ13Bの両面に対向させて配置され、ベース21A、上アーム21B、及び、下アーム21Cを備えている。ベース21Aは、走行用モータ13に設置され、上アーム21B及び下アーム21Cを支持する。上アーム21Bは、ロータ13Bの上方に配置されるとともに、下アーム21Cは、ロータ13Bの下方に配置されている。上アーム21B及び下アーム21Cは、所定の軸R2を中心に回転運動可能に互いに接続されている。
ブレーキパッド22は、上アーム21Bの下面及び下アーム21Cの上面に固定されている。ロータ13Bが回転している時、及び、ロータ13Bが回転しようとしている時に、ブレーキパッド22がロータ13Bに接触していると、ロータ13Bの回転を停止させようとするブレーキトルクがロータ13Bに発生する。
ばね23,24は、アーム21の上方に配置されており、アーム21がロータ13Bを挟むための挟持力をアーム21に対して付与する。ばね23,24は、互いに独立して伸縮することができ、ばね23は、第1のばねとして機能するコイルばねであって、ばね23のばね長さに応じて挟持力を付与する。ばね24は、第2のばねとして機能するコイルばねであって、ばね24のばね長さに応じて挟持力を付与する。ばね23,24は、同一軸上に設けられており、ばね23の内径に比べて小さな外径を有するばね24は、ばね23の内部に設けられている。ばね23の線径に比べて、ばね24の線径を小さくするとともに、ばね23の巻き数に比べて、ばね24の巻き数を多くすることによって、ばね24のばね定数は、ばね23のばね定数に比べて小さくなっている。
アーム開度調整部材25は、上アーム21B及び下アーム21Cの各々に設けられており、アーム21の開いた度合いであるアーム開度を調整する。アーム開度調整部材25は、スタッドボルト25Aとナット25Bとで構成されている。スタッドボルト25Aは、アーム21にねじ込まれており、後述するカム43に当接するように配置されている。ナット25Bは、スタッドボルト25Aにねじ込まれており、スタッドボルト25Aをアーム21に固定している。
ばね押圧機構3Aは、ばね23,24を下方に押さえつけることによって、ロータ13Bを挟むための挟持力を発生させる。ばね長さ制御機構3Bは、ロータ13Bの制動時に、ばね23によって挟持力(第1挟持力)がアーム21に付与され、ロータ13Bの停止時に、ばね23,24によって挟持力(第2挟持力)がアーム21に付与されるように、ばね24のばね長さを制御する。ばね押圧機構3A及びばね長さ制御機構3Bに係る詳しい構成は後述する。
ブレーキ開放装置4は、ワイヤ41、レバー42、及びカム43を備えている。ワイヤ41は、ブレーキペダル15とレバー42とを接続している。レバー42は、ワイヤ41の動きをカム43に伝えるカムレバーである。カム43は、アーム開度調整部材25に当接するようにベース21Aによって支持され、所定の軸R3を中心に回転運動可能に設けられている。軸R1を中心とするブレーキペダル15の回転運動は、ワイヤ41及びレバー42によって、軸R3を中心とするカム43の回転運動に変換される。ブレーキペダル15が踏まれたとき、ブレーキ開放装置4は、カム43を回転させて、上アーム21Bと下アーム21Cとの間隔を広げる。
ばね押圧機構3Aは、ロッド50(図3参照)及び押圧体60(図4参照)により構成されている。また、ばね長さ制御機構3Bは、ロッド50、押圧体60、伸長規制体70(図5参照)、伸縮体80(図5参照)、及び、連結体90(図5参照)により構成されている。
図3を参照して、ばね押圧機構3A及びばね長さ制御機構3Bを構成するロッド50に係る構成を説明する。図3(A)は、ロッド50を示す側面図であり、図3(B)は、ロッド50を断面で示した断面図である。
ロッド50は、上下方向Zに延びており、ばね24の内部に挿し入れられる。また、ロッド50は、下アーム21Cに接続され、下アーム21Cと連動する。ロッド50は、有頭ボルト51、受け座52、2つのナット53、及び、キャップ54を備えている。有頭ボルト51は、軸部51A、頭部51B、及び、軸部51Aに設けられたおねじ部51Cを有する。軸部51Aは、上アーム21B及び下アーム21Cを貫通し、頭部51Bは、下アーム21Cの下方に配置される。また、軸部51Aは、押圧体60及び伸長規制体70を貫通し、環状の受け座52に挿し込まれている。受け座52は、上アーム21Bの上方に配置され、ばね23の下端に接触することによって、ばね23を受けて下方から支持する。また、受け座52は、後述する伸長規制体70の受け座部72(図5参照)を受けることによって、ばね24を下方から間接的に受けて支持する。ナット53は、受け座52よりも上方に配置され、おねじ部51Cにねじ込まれることによって有頭ボルト51に装着固定されている。ナット53は、押圧体60の上方に配置され、有頭ボルト51に対して押圧体60が上方に移動することを規制する。キャップ54は、有頭ボルト51の上端に配置され、おねじ部51Cにねじ込まれている。
図4を参照して、ばね押圧機構3A及びばね長さ制御機構3Bを構成する押圧体60に係る構成を説明する。図4(A)は、押圧体60を示す側面図であり、図4(B)は、押圧体60を断面で示した断面図である。
押圧体60は、受け座部61及び伸長規制体収容部62を有しており、ばね23,24の上方に配置される。押圧体60には、ロッド50の軸部51Aが挿し入れられ、押圧体60は、ロッド50の有頭ボルト51とともに上下方向Zに移動する。受け座部61は、押圧体60の下端部を構成しており、ばね23,24の上端に接触することによって、ばね23,24を下方に押す。すなわち、押圧体60は、ばね23,24をアーム21に向けて押さえつける。伸長規制体収容部62は、押圧体60の上端部を構成しており、伸長規制体収容部62の内部に後述する伸長規制体70の連結部71(図5参照)を収容する。伸長規制体収容部62には、押圧体60の内部と外部とを連通する3つの開口部62A〜62Cが設けられている。開口部62A〜62Cは、押圧体60の側方に向けて開口し、上下方向Zに延びている。開口部62Aには、後述する連結体90の第1ブラケット部92(図5参照)が通される。互いに対向する開口部62B,62Cには、後述する接続部材94(図5参照)が通される。
図5を参照して、ばね長さ制御機構3Bを構成する伸長規制体70、伸縮体80、及び、連結体90に係る構成を説明する。図5(A)は、伸長規制体70と伸縮体80とが連結体90によって連結されている態様を示す側面図であり、図5(B)は、図5(A)で示すA−A部分の断面図であり、図5(C)は、伸長規制体70を断面で示した断面図である。
伸長規制体70は、上下方向Zに延びており、ばね24を下方から支持する。すなわち、伸長規制体70は、ばね24の下端に当接することによって、ばね24のアーム21側への伸長を規制する。伸長規制体70は、連結部71、受け座部72、及び筒部73を有する。連結部71は、伸長規制体70の上端部を構成しており、連結体90と連結している。連結部71は、押圧体60の伸長規制体収容部62内に配置される。受け座部72は、伸長規制体70の下端部を構成しており、筒部73の外周面から突出するように形成されている。受け座部72は、受け座52の上方かつばね23の内部に配置され、ばね24の下端に接触することによって、ばね24を支持する。筒部73は、上下方向Zに延びており、連結部71と受け座部72とを接続している。筒部73は、有頭ボルト51の軸部51Aが挿し入れられるように中空状に形成されており、ばね24と有頭ボルト51との間に配置される。
伸縮体80は、ロッド50の上方に配置され、ロータ13Bの制動時及び停止時にロッド50のキャップ54に当接する。伸縮体80は、上下方向Zに伸縮可能な油圧アクチュエータにより構成されている。油圧アクチュエータは、油圧アクチュエータを上方に押す力が付与されたとき収縮し、油圧アクチュエータを上方に押す力が付与されなくなったとき自重によって伸長する。伸縮体80は、本体部81と突出部82とを有しており、本体部81に対して突出部82が出入することによって伸縮する。本体部81は、連結体90と連結している。突出部82は、本体部81の下部に設けられており、突出部82を上方に押す力が付与されていないときは、本体部81から下方に突出し、突出部82を上方に押す力が付与されたときは、本体部81に陥入する。油圧アクチュエータが備える油圧回路は、突出部82が本体部81に陥入する速度、すなわち伸縮体80が収縮するときの速度が、突出部82を30kgfで押す力が生じたときに2.5mm毎秒となるように設計されている。このときの伸縮体80が収縮するときの速度に比べて、突出部82が自重で下方に突出する速度、すなわち伸縮体80が伸長するときの速度は大きくなる。
連結体90は、伸長規制体70と伸縮体80とを連結する。連結体90は、接続中間部91、第1ブラケット部92、及び第2ブラケット部93を有しており、第1ブラケット部92には接続部材94が設けられている。接続中間部91は、上下方向Zに延びており、ロッド50の側方に配置される。第1ブラケット部92は、接続中間部91の下端部に設けられており、伸長規制体70の連結部71を側方から挟むように配置されている。第1ブラケット部92は、押圧体60の開口部62Aを通して伸長規制体70の連結部71に連結される。第2ブラケット部93は、接続中間部91の上端部に設けられており、伸縮体80の本体部81に固定されている。接続部材94は、第1ブラケット部92にねじ込まれるとともに伸長規制体70の連結部71に挿し込まれている。
図6〜8を参照して、ディスクブレーキ装置2の動作について説明する。図6は、ディスクブレーキ装置2がロータ13Bを制動していない状態である開放状態を示している。また、図7は、ディスクブレーキ装置2が回転中のロータ13Bを制動している状態である制動状態を示している。図8は、図7の制動状態から所定時間経過後の状態であって、ディスクブレーキ装置2がロータ13Bを停止させている状態である停止状態を示している。
ブレーキペダル15が踏まれている状態では、図6に示すように、カム43によって上アーム21Bと下アーム21Cとの間隔が広くなっており、ロータ13Bからブレーキパッド22が離間することによって、ロータ13Bの回転が許容される。ブレーキペダル15が踏まれなくなると、図6に示す開放状態から、図7に示す制動状態に遷移する。
ブレーキペダル15が踏まれなくなった直後は、図7に示すように、開放状態から下アーム21Cとともにロッド50の有頭ボルト51が上方に移動し、押圧体60によって下方に押さえつけられたばね23の復元力が、受け座52を介して上アーム21Bに付与される。こうして、ロータ13Bの制動時に、ばね23は、アーム21がロータ13Bを挟むための第1挟持力を、アーム21に対して付与する。ロータ13Bの回転中に第1挟持力がアーム21に付与されることにより、ブレーキパッド22がロータ13Bに接触し、ロータ13Bの回転を停止させようとするブレーキトルクがロータ13Bに発生する。また、伸縮体80の突出部82がロッド50のキャップ54に当接することによって、伸縮体80、連結体90、及び、伸長規制体70の下方への移動が規制され、ばね24の下方への伸長が規制される。図7に示す制動状態では、ばね24の下方への伸長が規制されることによって、受け座52が伸長規制体70の受け座部72を受けておらず、ばね24は、アーム21がロータ13Bを挟むための挟持力をアーム21に対して付与していない。ブレーキペダル15が踏まれなくなってから所定時間(例えば2秒)経過すると、図7に示す制動状態から、図8に示す停止状態に遷移する。
図8に示す停止状態では、突出部82が本体部81に陥入することによって、伸縮体80、連結体90、及び、伸長規制体70が下方へ移動し、受け座52が伸長規制体70の受け座部72を受け、押圧体60によって下方に押さえつけられたばね24の復元力が、伸長規制体70の受け座部72と受け座52を介して上アーム21Bに付与される。こうして、ロータ13Bの停止時に、ばね23,24は、第1挟持力よりも大きい第2挟持力を、アーム21に対して付与する。ロータ13Bの停止中に第2挟持力がアーム21に付与されることにより、図7に示す制動状態に比べて大きなブレーキトルクがロータ13Bに発生する。
ブレーキペダル15が踏まれなくなってから所定時間経過後にブレーキペダル15が再び踏まれると、停止状態から下アーム21Cとともにロッド50の有頭ボルト51が下方に移動し、伸縮体80がロッド50のキャップ54から離間する。こうして、ロッド50に当接しなくなった突出部82が本体部81から下方に突出し、図8に示す停止状態から、図6に示す開放状態に遷移する。
本発明の上記実施形態では以下の効果が得られる。
(1)ディスクブレーキ装置2は、ばね長さに応じて挟持力を付与するばね23,24と、ばね24の長さを制御するばね長さ制御機構3Bとを備える。この構成によれば、フォークリフト1の走行中であるロータ13Bの回転中に、第1挟持力がアーム21に付与されることにより、第2挟持力がアーム21に付与される場合に比べて、ロータ13Bの制動時に過大なブレーキトルクがロータ13Bに発生することを抑制し、定められた所望の制動性能を満たすことができる。また、フォークリフト1の駐車時であるロータ13Bの停止時に、第2挟持力がアーム21に付与されることにより、第1挟持力がアーム21に付与される場合に比べて、大きなブレーキトルクをロータ13Bに発生させることができる。このため、ロータ13Bの停止を確実に維持し、定められた所望の駐車性能を満たすことができる。
(2)ばね24のばね定数は、ばね23のばね定数に比べて小さい。このため、ばね24のみによってアーム21に付与される挟持力を、ばね23のみによってアーム21に付与される第1挟持力よりも小さくすることができ、付加的なブレーキトルクをロータ13Bに発生させるための第2のばねとして、ばね24を好適に用いることができる。
(3)ばね24は、ばね23と同一軸上で、かつ、ばね23の内部に設けられているため、ディスクブレーキ装置2の小型化を図ることができる。
(4)伸縮体80を収縮させることによって、押圧体60と伸長規制体70の受け座部72との間に設けられたばね24のばね長さを変化させることができ、簡易な構成でばね長さ制御機構3Bを構成することができる。
(5)伸縮体80は、ロッド50が伸縮体80を上方に押す力によって収縮するとともに伸縮体80を押す力が付与されなくなったときに自重によって伸長する油圧アクチュエータにより構成されているため、電動モータを用いずにばね長さ制御機構3Bを構成することができる。
(6)伸縮体80が伸長するときの速度が、伸縮体80が収縮するときの速度に比べて大きいため、収縮した伸縮体80を、ロータ13Bの制動前の状態に速やかに戻すことができる。
(7)伸長規制体70は、ばね24とロッド50との間に配置されて連結部71と受け座部72とを接続する筒部73とを備えるため、筒部73がロッド50に対してスライドすることによって、伸長規制体70を上下方向Zに円滑に移動させることができる。
(8)連結体90は、開口部62Aを通して伸長規制体70の連結部71に連結されているため、ロッド50の側方に配置された接続中間部91を介して、伸長規制体70と伸縮体80とを連結することができる。
(9)フォークリフト1は、ディスクブレーキ装置2と、ロータ13Bが固定された回転軸13Aを有する走行用モータ13とを備えるため、路面に対する駆動輪12のスリップを抑制し、このようなスリップに起因するフォークリフト1の制動距離の増加や車両本体11の振動を抑制することができ、さらに、駐車ブレーキ性能を向上させることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態の構成を適宜変更することもできる。例えば、上記構成を以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせることもできる。
・上記実施形態に係るディスクブレーキ装置2の構成を、図9に示すように上下方向Zにおいて反転させることもできる。以下、上記実施形態に記載の構成を上下方向Zにおいて反転させた変形例を「変形例1」といい、図9を参照して変形例1に係るディスクブレーキ装置2の構成を説明する。なお、変形例1の説明において、上記実施形態と同様の構成についての説明は省略する。
図9に示すように、ばね23,24は、アーム21の下方に配置されている。ばね押圧機構3Aは、ばね23,24を上方に押さえつけて、ロータ13Bを挟むための挟持力を発生させる。ロッド50は、上アーム21Bに接続され、上アーム21Bと連動する。伸長規制体70は、ばね24の上端に当接することによって、ばね24の伸長を規制する。伸縮体80を構成する油圧アクチュエータは、油圧アクチュエータを下方に押す力が付与されたとき収縮し、油圧アクチュエータを下方に押す力が付与されなくなったとき伸縮体80の内部に設けられた弾性体(図示略)の復元力によって伸長する。伸縮体80の突出部82は、本体部81の上部に設けられており、突出部82を下方に押す力が付与されていないときは、本体部81から上方に突出し、突出部82を下方に押す力が付与されたときは、本体部81に陥入する。
変形例1に係るディスクブレーキ2の動作において、有頭ボルト51が移動する方向、伸縮体80、連結体90、及び、伸長規制体70が移動する方向、並びに、ばね23,24が伸長する方向は、上記実施形態で説明した方向の逆方向であるため、変形例1に係るディスクブレーキ装置2の動作についての説明は省略する。
・ばね長さ制御機構3Bの具体的構成を適宜変更することもできる。例えば、電動アクチュエータによって伸縮体を構成することもできる。また、ブレーキアームに対して挟持力を付与するばねが3つ以上であってもよい。すなわち、ディスクロータの制動時に、1つ以上の第1のばねによって第1挟持力がブレーキアームに付与され、ディスクロータの停止時に、第1のばね及び1つ以上の第2のばねの双方によって第2挟持力がブレーキアームに付与されればよい。また、ばね24の内部に挿し入れられるロッドは、有頭ボルト51に代えて、アーム21及び押圧体60及び伸長規制体70を貫通するスタッドボルトと、このスタッドボルトにねじ込まれて下アーム21Cの下方に配置されるナットとを備えていてもよい。
・本発明を、フォークリフト1以外の荷役車両に適用することもできる。例えば、フォークとともに昇降する搭乗フロアを備えたピッキングリフトに本発明を適用することもできる。
1 フォークリフト(荷役車両)
2 ディスクブレーキ装置
3A ばね押圧機構
3B ばね長さ制御機構
4 ブレーキ開放装置
11 車両本体
13 走行用モータ
13A 回転軸
13B ディスクロータ
15 ブレーキペダル
21 ブレーキアーム
21A ベース
21B 上アーム
21C 下アーム
23 ばね(第1のばね)
24 ばね(第2のばね)
25 アーム開度調整部材
50 ロッド
51 有頭ボルト
51A 軸部
51B 頭部
51C おねじ部
52 受け座
53 ナット
54 キャップ
60 押圧体
61 受け座部
62 伸長規制体収容部
62A〜62C 開口部
70 伸長規制体
71 連結部
72 受け座部
73 筒部
80 伸縮体
81 本体部
82 突出部
90 連結体
91 接続中間部
92 第1ブラケット部
93 第2ブラケット部
94 接続部材
X 前後方向
Y 左右方向
Z 上下方向

Claims (7)

  1. ディスクロータの両面に対向させて配置されるブレーキアームを備え、前記ブレーキアームで前記ディスクロータを挟むことにより前記ディスクロータを制動して停止させるディスクブレーキ装置において、
    前記ブレーキアームが前記ディスクロータを挟むための挟持力を、ばね長さに応じて付与する第1のばね及び第2のばねと、
    前記ディスクロータの制動時に、前記第1のばねによって前記挟持力である第1挟持力が前記ブレーキアームに付与され、前記ディスクロータの停止時に、前記第1のばね及び前記第2のばねの双方によって前記第1挟持力よりも大きい第2挟持力が前記ブレーキアームに付与されるように、前記第2のばねのばね長さを制御するばね長さ制御機構とを備え
    前記第1のばね及び前記第2のばねは、コイルばねであって、前記ブレーキアームの上方に配置され、
    前記第2のばねは、前記第1のばねと同一軸上で、かつ、前記第1のばねの内部に設けられており、
    前記ばね長さ制御機構は、前記第2のばねの内部に挿し入れられているロッドと、前記ロッドとともに上下方向に移動して前記第1のばね及び前記第2のばねを前記ブレーキアームに向けて押さえつける押圧体と、前記第2のばねの前記ブレーキアーム側への伸長を規制する伸長規制体と、前記制動時及び前記停止時に前記ロッドに当接して上下方向に伸縮可能に構成された伸縮体と、前記伸長規制体と前記伸縮体とを連結する連結体とを備え、
    前記伸縮体は、油圧アクチュエータにより構成され、
    前記油圧アクチュエータは、当該油圧アクチュエータを上方に押す力が付与されたとき収縮し、当該油圧アクチュエータを上方に押す力が付与されなくなったとき自重によって伸長する
    ことを特徴とするディスクブレーキ装置。
  2. ディスクロータの両面に対向させて配置されるブレーキアームを備え、前記ブレーキアームで前記ディスクロータを挟むことにより前記ディスクロータを制動して停止させるディスクブレーキ装置において、
    前記ブレーキアームが前記ディスクロータを挟むための挟持力を、ばね長さに応じて付与する第1のばね及び第2のばねと、
    前記ディスクロータの制動時に、前記第1のばねによって前記挟持力である第1挟持力が前記ブレーキアームに付与され、前記ディスクロータの停止時に、前記第1のばね及び前記第2のばねの双方によって前記第1挟持力よりも大きい第2挟持力が前記ブレーキアームに付与されるように、前記第2のばねのばね長さを制御するばね長さ制御機構とを備え、
    前記第1のばね及び前記第2のばねは、コイルばねであって、前記ブレーキアームの下方に配置され、
    前記第2のばねは、前記第1のばねと同一軸上で、かつ、前記第1のばねの内部に設けられており、
    前記ばね長さ制御機構は、前記第2のばねの内部に挿し入れられているロッドと、前記ロッドとともに上下方向に移動して前記第1のばね及び前記第2のばねを前記ブレーキアームに向けて押さえつける押圧体と、前記第2のばねの前記ブレーキアーム側への伸長を規制する伸長規制体と、前記制動時及び前記停止時に前記ロッドに当接して上下方向に伸縮可能に構成された伸縮体と、前記伸長規制体と前記伸縮体とを連結する連結体とを備え、
    前記伸縮体は、内部に弾性体が設けられた油圧アクチュエータにより構成され、
    前記油圧アクチュエータは、当該油圧アクチュエータを下方に押す力が付与されたとき収縮し、当該油圧アクチュエータを下方に押す力が付与されなくなったとき前記弾性体の復元力によって伸長する
    ことを特徴とするディスクブレーキ装置。
  3. 前記第2のばねのばね定数は、前記第1のばねのばね定数に比べて小さい
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のディスクブレーキ装置。
  4. 前記伸縮体が伸長するときの速度が、前記伸縮体が収縮するときの速度に比べて大きい
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のディスクブレーキ装置。
  5. 前記伸長規制体は、前記連結体と連結する連結部と、前記第2のばねにおける前記ブレーキアーム側の端部に接触する受け座部と、前記第2のばねと前記ロッドとの間に配置されて前記連結部と前記受け座部とを接続する筒部とを備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のディスクブレーキ装置。
  6. 前記押圧体には、開口部が設けられ、
    前記連結体は、前記開口部を通して前記伸長規制体の前記連結部に連結されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のディスクブレーキ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のディスクブレーキ装置と、
    ディスクロータが固定された回転軸を有する走行用モータとを備える
    ことを特徴とする荷役車両。
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