JP6581543B2 - ブレーキキャリパー及びブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、ブレーキキャリパー及びブレーキ装置に関する。
一般的に所定以上の速度で移動する車両、車いす等には、減速又は停止を目的とした制動機構が設けられる。一般的には、マスターシリンダーを用いた油圧にてブレーキキャリパーを移動して制動力を付与するものが多い。この場合、倍力装置にて踏力を増幅するとはいえ、人の力によってキャリパーを動かすものであり、人の操作力がブレーキ力に直結するため、操作インターフェイスのあり方が限定されるという問題点があった。
これに対し、近年の車両の制御技術の向上や自動運転技術の登場により、電気的に制御が可能な電動ブレーキシステムが提案されている。例えば、ボールねじがブレーキキャリパーを押す構造をしており、ボールねじの周囲に配された遊星ローラがサンローラに入力された駆動トルクにより自転しながらボールねじの周囲を公転することでボールねじが回転し、キャリパーを押す構造のものがある。この構造は、ボールねじがキャリパーからの反力に対し、逆転止めが成立しており、駆動トルクなしので自己保持が可能である。しかし、駆動力の入力が途絶えた場合、機構部のたわみの分キャリパーを押す荷重が減少し、ブレーキ力が低下する懸念がある。また入力トルクとキャリパーへの印加荷重が必ずしも線形にならず、トルクの厳密な制御は難しいため、最適なブレーキ力の制御が困難であるという課題があった(特許文献1)。
WO2011/040217号公報
本発明は、ブレーキキャリパー及びブレーキ装置において、電動モータの出力が停止した際に、ブレーキキャリパーその他の部材による撓みが発生したとしてもブレーキの制動力への影響を低減することができるブレーキキャリパー及びブレーキ装置を提供することにある。
本発明は、上述の目的を達成するために、以下の手段を採った。
本発明にかかるブレーキキャリパーは、
車体側に取り付けられる車体取付用ブラケットと、
略U字型に形成され、前記車体取付用ブラケットに取り付けられてなり、かつディスクロータの前記車体取付用ブラケットに対して反対側の面に摩擦材を有する第1ブレーキパッドと、
前記ディスクロータに第1ブレーキパッドが配置される側と反対側に配置される第2ブレーキパッドと、
前記第2ブレーキパッドをディスクロータ側に押圧する第2ブレーキパッド用スプリングと、
前記第2ブレーキパッド用スプリングを圧縮するための可動部材と、
前記可動部材を移動させる移動部材と、
を備えていることを特徴とする。
本発明にかかるブレーキキャリパーは、第2ブレーキパッドを可動部材によって第2ブレーキパッド用スプリングを介して移動させる構成を採用している。そのため、第2ブレーキパッド用スプリングの圧縮量によって制動力を制御するものである為、調整が容易な可動部材の移動量によって制動力の制御が可能であり、PWM制御等を用いたトルク制御による制動力の制御と比較して、簡単な手段で容易にかつ精密に制動力を制御することができる。DCモータを使用する場合、トルクを制御する手段としてPWM制御が一般的であるが、モータ特性等にばらつきがあり、精密なコントロールが難しい。しかし、本発明では、検出・コントロールが容易な可動部材の移動量によって制動力を制御することで、こうした欠点を解消したものである。また、可動部材は、比較的長い圧縮行程を有するため、電動モータの出力を停止し、台形ねじが自己保持したときに発生するたわみの影響を第2ブレーキパッド用スプリングが相殺することができるので、たわみの影響を無視できるほど小さくすることができる。
また、本発明にかかるブレーキキャリパーにおいて、前記第1ブレーキパッドと前記第2ブレーキパッドとの間には、それぞれ前記第1ブレーキパッドと前記第2ブレーキパッドを離れる方向へ付勢し、かつ前記第2ブレーキパッド用スプリングより付勢力の弱い第1ブレーキパッド用スプリングを備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、前記第2ブレーキパッド用スプリングが第1ブレーキパッド用スプリングの付勢力より強い力が加わるまでは、第1ブレーキパッド及び第2ブレーキパッドがディスクロータに対して離れる方向へ付勢されているため、電動モータを作動させていないときに、意図しない制動力がかかることを防止することができる。
さらに、本発明にかかるブレーキキャリパーにおいて、前記車体取り付け用ブラケットと第1ブレーキパッドとの間には、皿ばね、ウェーブワッシャー等の弾性体を備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、第1ブレーキパッドをディスクロータ側に移動させることができ、より確実にディスクロータを両側から挟み込み、制動力を発揮させることができる。
さらに、本発明にかかるブレーキキャリパーにおいて、前記移動部材は、台形ねじ及び前記台形ねじを可動させる電動モータ等の電動アクチュエータであることを特徴とするものであってもよい。台形ねじを使用することで、電動モータ等の電動アクチュエータを使用して容易に可動部材を移動させることができる。
さらに、本発明にかかるブレーキキャリパーにおいて、前記台形ねじ及び前記電動アクチュエータとの間には減速機を有することを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、減速機において電動モータを停止させた際に、台形ねじが回転することを防止して、ブレーキの制動力が弱まることを防止することができる。
さらに、本発明にかかるブレーキキャリパーにおいて、前記台形ねじは、前記電動アクチュエータの停止時に可動部材の移動を防止するものであることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、電動モータを停止させた際に、台形ねじが回転することを防止して、ブレーキの制動力が弱まることを防止することができる。
さらに、本発明にかかるブレーキキャリパーにおいて、前記可動部材の可動位置を規制するロック部材を備えていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、電動モータによって可動部材が必要以上に移動することを防止することができる。
さらに、本発明にかかるブレーキ装置は、前述したブレーキキャリパーと、ディスクロータと、
を有することを特徴とするものである。かかる構成を採用することによって、前述した効果を有するブレーキ装置を提供することができる。
本発明にかかるブレーキキャリパー及びブレーキ装置によれば、電動モータの出力が停止した際に、ブレーキキャリパーその他の部材による撓みが発生したとしてもブレーキの制動力への影響を低減することができるブレーキキャリパー及びブレーキ装置を提供することができる。
図1は、実施形態にかかるブレーキ装置200の斜視図である。 図2は、実施形態にかかるブレーキキャリパー100の斜視図である。 図3は、実施形態にかかるブレーキ装置200の非制動時の状態を示す上面図である。 図4は、実施形態にかかるブレーキ装置200の非制動時の状態を示す正面図である。 図5は、実施形態にかかるブレーキ装置200の制動時の状態を示す上面図である。 図6は、実施形態にかかるブレーキ装置200の制動時の状態を示す正面図である。 図7は、実施形態にかかるブレーキ装置を車輪に使用した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。また、各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。なお、以下、ブレーキ装置200の説明をすることにより、同時にブレーキキャリパー100の説明をすることになるので、ブレーキ装置200の説明により、ブレーキキャリパー100の説明に代える。
本実施形態にかかるブレーキキャリパー100が、主として図1又は図2に示されている。図1は、ブレーキキャリパー100の斜視図である。図2は、ディスクロータ10にブレーキキャリパー100を取り付けた状態を示す斜視図である。図3は、実施形態にかかるブレーキ装置200の非制動時の状態を示す上面図である。図4は、実施形態にかかるブレーキ装置200の非制動時の状態を示す正面図である。
本実施形態にかかるブレーキ装置200は、図1又は図2に示すように、主としてディスクロータ10と、ブレーキキャリパー100と、を備えている。
ディスクロータ10は、本実施形態においては、中心側が繰り抜かれたドーナッツ状の形態をしており、内側からブレーキパッド20で挟み込む形態のものを採用している。勿論、これに限定するものではなく、円形のディスクロータの外周から挟み込む形態のものであってもよい。ディスクロータの素材としては、摩擦熱に強く、放熱効果が高い鉄、ステンレス鋼又は炭素繊維強化炭素複合材料等を使用することができる。
ブレーキキャリパー100は、主としてディスクロータ10を挟持して制動力を発揮するブレーキパッド20とこのブレーキパッド20を駆動する駆動機構を備えている。
ブレーキパッド20は、摩擦材を有する制動器具であり、ディスクロータ10の裏側に配置される一方側に配置される第1ブレーキパッド21と、他方側に配置される第2ブレーキパッド22とを備えている。第1ブレーキパッド21と第2ブレーキパッド22は、それぞれ摩擦材21a、22aとこの摩擦材21a、22aを保持する金属板21b、22bとを備えている。第1ブレーキパッド21の金属板21bは、図4に示すように、側面から見た場合に略U字状に形成されており、摩擦材20aが設けられていない側の金属板21c(21b)が車体側に取り付けられる車体取付用ブラケット30にウェーブワッシャー又は皿ばね等の弾性体を介して取り付けられている。車体取付用ブラケット30と第1ブレーキパッド21の金属板21cとを固定するボルト36は、ストリッパーボルトであり、第1ブレーキパッド21の金属板21cは、車体取付用ブラケット30に対してストリッパーボルトを移動可能に設けられている。第1ブレーキパッド21の金属板21bの摩擦材21a側には、立設された立設ピン23が設けられており、第2ブレーキパッド22がこの立設ピン23に対して摺動可能に対向するように取り付けられている。立設ピン23には、第1ブレーキパッド用スプリング25が設けられており、第1ブレーキパッド21及び第2ブレーキパッド22が互いに離れる方向に付勢されている。
第2ブレーキパッド22は、摩擦材22aのある面に対して反対側の面に摺動ピン24が立設されており、この摺動ピン24に対して摺動可能に設けられた可動部材50が設けられている。可動部材50は、台形ねじ40の雌ねじが螺刻された雌ねじ孔が設けられており、この雌ねじ孔に雄ねじが螺刻された台形ねじ40(図ではねじ溝は省略してある。)が螺合されている。台形ねじ40は、少なくとも第2ブレーキパッド22と金属板20cとの間に配置されており、台形ねじ40を回転させることによって、可動部材50を第2ブレーキパッド22側又は反対側へ移動させることができる。摺動ピン24には、第2ブレーキパッド22と可動部材50との間に第2ブレーキパッド用スプリング55が設けられている。第2ブレーキパッド用スプリング55は、第1ブレーキパッド用スプリング25より付勢力が強いものが使用されており、可動部材50を第2ブレーキパッド22側に移動することで、第1ブレーキパッド用スプリング25の付勢力に勝って、第2ブレーキパッド用スプリング55の力によって第2ブレーキパッド22をディスクロータ10側へ押圧することができる。第2ブレーキパッド用スプリング55は、可動部材50が最も第2ブレーキパッド22から離れた位置に配置された状態で、第1ブレーキパッド用スプリング25の付勢力より弱い力で第2ブレーキパッド22を押圧できるものが使用される。好ましくは、第2ブレーキパッド用スプリング55は、可動部材50が最も第2ブレーキパッド22から離れた位置に配置された状態の可動部材50と第2ブレーキパッド22との距離が自由長さのものを使用するとよい。すなわち、可動部材50が最も第2ブレーキパッド22から離れた位置に配置された状態(図3の状態)では、第1ブレーキパッド用スプリング25の付勢力が第2ブレーキパッド用スプリング55より強い状態にあり、ブレーキパッド20が最も離れた状態になる。
また、第2ブレーキパッド22には、可動部材50が所定の距離以上第2ブレーキパッド22側に移動することを防止するためのロック部材60が設けられている。本実施形態においては、ロック部材60は、台形ねじ40の雌ねじが螺刻された円柱状の円柱部材を第2ブレーキパッド22に立設させて、可動部材50のロックの機能と台形ねじ40の軸受けの2つ機能を有するものとしている。
電動アクチュエータは、電動モータ70を使用しており、台形ねじ40を回転させて可動部材50を移動させるものであり、台形ねじ40と移動部材を構成する部材である。電動モータ70は、手元や足元にあるブレーキレバー又はスイッチの操作によって、オンオフ及び正回転及び逆回転を制御できるようにするとよい。電動モータ70は、任意に所定の減速を行なう減速機90を介して台形ねじ40と連動させてもよい。ここで使用される減速機は特に限定するものではなく、種々のものを使用することができる。
以上のように構成されたブレーキ装置200は、以下のように作動する。図3又は図4には、可動部材50が第2ブレーキパッド22から最も遠い位置に配置された状態、すなわち、ブレーキが解除された状態が示されている。この状態では、第2ブレーキパッド用スプリング55は、自由長にあるか、第1ブレーキパッド用スプリング25より弱い力で第2ブレーキパッド22を押している状態にあるので、第2ブレーキパッド22及び第1ブレーキパッド21のいずれもディスクロータ10に接触することなく、制動力を全く発揮していない状態となる。この状態から手元や足元のブレーキレバー等を操作することによって、電動モータ70を可動させることにより、台形ねじ40が回転し、可動部材50が第2ブレーキパッド22の方へ移動していく。この移動により、第2ブレーキパッド用スプリング55が蓄勢され、第2ブレーキパッド用スプリング55の押圧力が第1ブレーキパッド用スプリング25の力よりも強くなったときに、第2ブレーキパッド22がディスクロータ10側に移動し、押圧することになる。これにより、第2ブレーキパッド用スプリング55の圧縮分に相当する力がディスクロータ10に伝達される。ディスクロータ10に当接した後は、これ以上、第2ブレーキパッド22は、移動することができないので、第1ブレーキパッド21に反力としてディスクロータ10側へ移動する力が加わる。この力によって、第1ブレーキパッド21の金属板21b(21c)と車体取付用ブラケット30との間に設けられたウェーブワッシャー又は皿ばねの弾性力より強い力が加わることにより、第1ブレーキパッド21がディスクロータ10側に移動し、ディスクロータ10を押圧することになる。これにより、図5又は図6に示すように、ディスクロータ10を第1ブレーキパッド21及び第2ブレーキパッド22によって両側から挟み込むことになり、制動力を発揮させることができる。可動部材50は、ロック部材60に当接することにより必要以上に移動することが制御される。そのため、ロック部材60に当接した状態で第2ブレーキパッド用スプリング55の圧縮量は最大となり、制動力も最大となる。
この状態で、電動モータ70の出力を停止すると、台形ねじ40のリード角が、摩擦角より小さいものが使用されており、台形ねじ40の逆転止めがなされているか、又は減速機90で逆転止めが成立している場合には、台形ねじ40が可動部材50を自己保持し、第2ブレーキパッド用スプリング55の圧縮が保たれ、制動力は一定に保たれることになる。この状態から電動モータ70を逆回転させることで、第1ブレーキパッド用スプリング25及びウェーブワッシャー又は皿ばね等の弾性体によって初期位置に復帰する。
このように構成された本実施形態にかかるブレーキ装置200は、主として、第2ブレーキパッド用スプリング55の圧縮による圧縮分の弾性力に相当する力がディスクロータ10に伝達され、制動力は、第2ブレーキパッド用スプリング55の圧縮力に比例することになる。従って、可動部材50の位置、ひいては、電動モータ70の回転数によってブレーキの制動力を制御することができる。このように、調整が容易な可動部材50の移動量によって制動力の制御が可能とすることで、PWM制御等を用いたトルク制御による制動力の制御と比較して、簡単な手段で容易にかつ精密に制動力を制御することができる。また、本実施形態にかかるブレーキ装置200は、比較的長い圧縮行程を有するため、電動モータ70の出力を停止し、台形ねじ40が自己保持したときに発生するたわみの影響を第2ブレーキパッド用スプリング55が相殺することができるので、たわみの影響を無視できるほど小さくすることができる。
このような本実施形態にかかるブレーキ装置200は、図7に示すように、車輪に対するブレーキ装置として好適に使用することができる。例えば、車、二輪自動車、自転車又は電動車椅子等の一般的な車輪に取り付けて使用することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得る。
上述した実施形態で示すように、ブレーキ装置として、産業上利用可能である。
10…ディスクロータ、20…ブレーキパッド、20a…摩擦材、20c…金属板、21…第1ブレーキパッド、21a…摩擦材、21b…金属板、21c…金属板、22…第2ブレーキパッド、22a…摩擦材、23…立設ピン、24…摺動ピン、25…第1ブレーキパッド用スプリング、30…車体取付用ブラケット、36…ボルト、40…台形ねじ、50…可動部材、55…第2ブレーキパッド用スプリング、60…ロック部材、70…電動モータ、90…減速機、100…ブレーキキャリパー、200…ブレーキ装置

Claims (7)

  1. 車体側に取り付けられる車体取付用ブラケットと、
    略U字型に形成され、前記車体取付用ブラケットに取り付けられてなり、かつディスクロータの前記車体取付用ブラケットに対して反対側の面に摩擦材を有する第1ブレーキパッドと、
    前記ディスクロータに前記第1ブレーキパッドが配置される側と反対側に配置される第2ブレーキパッドと、
    前記第2ブレーキパッドを前記ディスクロータ側に押圧する第2ブレーキパッド用スプリングと、
    前記第2ブレーキパッド用スプリングを圧縮するための可動部材と、
    前記可動部材を移動させる移動部材と、
    を備え、
    前記第1ブレーキパッドと前記第2ブレーキパッドとの間には、それぞれ前記第1ブレーキパッドと前記第2ブレーキパッドを離れる方向へ付勢し、かつ前記第2ブレーキパッド用スプリングより付勢力の弱い第1ブレーキパッド用スプリングを備えていることを特徴とするブレーキキャリパー。
  2. 前記車体取付用ブラケットと前記第1ブレーキパッドとの間には、皿ばね又はウェーブワッシャーからなる弾性体を備えていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキキャリパー。
  3. 前記移動部材は、台形ねじ及び前記台形ねじを可動させる電動アクチュエータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキキャリパー。
  4. 前記台形ねじ及び前記電動アクチュエータとの間には減速機を有することを特徴とする請求項3に記載のブレーキキャリパー。
  5. 前記台形ねじは、前記電動アクチュエータの停止時に可動部材の移動を防止するものであることを特徴とする請求項3又は4のいずれか1項に記載のブレーキキャリパー。
  6. 前記可動部材の可動位置を規制するロック部材を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のブレーキキャリパー。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のブレーキキャリパーと、
    ディスクロータと、を有することを特徴とするブレーキ装置。
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