JP5898555B2 - Iii族窒化物半導体基板およびiii族窒化物半導体基板の製造方法 - Google Patents

Iii族窒化物半導体基板およびiii族窒化物半導体基板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、III族窒化物半導体基板およびIII族窒化物半導体基板の製造方法に関する。
特許文献1には、大口径の窒化物半導体自立基板を製造することを1つの課題とした窒化物半導体自立基板製造方法の発明が開示されている。当該発明では、種基板となる窒化物半導体自立基板上に、種基板と同種の窒化物半導体をエピタキシャル成長し、その後、エピタキシャル成長面と平行にスライスして2分割することで、1枚の種基板から2枚の窒化物半導体自立基板を製造する。
特開2008−156189号公報
本発明は、従来にない製造方法で、大口径のIII族窒化物半導体基板を製造することを課題とする。
本発明によれば、
a面、又は、a面をc面と重なる方向及び/又はm面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第1の面と、m面、又は、m面をc面と重なる方向及び/又はa面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第2の面とを露出面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片を準備する準備工程と、
前記第1の面及び前記第2の面のいずれか一方を成長面、他方を側壁面と定め、以下の条件(1)乃至(3)を満たすように複数の前記個片を支持基板の載置面に並べて配置する配置工程と、
条件(1):「前記成長面が露出する。」
条件(2):「前記側壁面が他の前記個片の前記側壁面と対向する。」
条件(3):「前記側壁面同士が対向する方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する配列方向を第2の方向とした場合、前記第2の方向へのIII族窒化物半導体の成長速度は前記第1の方向への成長速度よりも速く、かつ、前記第1の方向の前記個片間の間隔が前記第2の方向の前記間隔よりも小さい。」
前記配置工程の後、複数の前記個片各々の前記成長面からIII族窒化物半導体を成長させるとともに、少なくとも一部の複数の前記個片から成長した前記III族窒化物半導体同士を接合させて、III族窒化物半導体の層を形成する成長工程と、
を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、
a面、又は、a面をc面と重なる方向及び/又はm面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第1の面と、m面、又は、m面をc面と重なる方向及び/又はa面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第2の面とを露出面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片が並んでいる支持層と、
前記支持層の上に位置し、複数の前記個片と接するIII族窒化物半導体層と、
を有し、
前記支持層の複数の前記個片は、以下の条件(1)´乃至(3)´を満たすIII族窒化物半導体基板が提供される。
条件(1)´:「前記第1の面及び前記第2の面のいずれか一方である成長面が、前記支持層と接する。」
条件(2)´:「前記第1の面及び前記第2の面のうち、前記成長面と異なる方である側壁面が隣接する前記個片の前記側壁面と対向する。」
条件(3)´:「前記側壁面同士が対向する方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する配列方向を第2の方向とした場合、前記第2の方向へのIII族窒化物半導体の成長速度は前記第1の方向への成長速度よりも速く、かつ、前記第1の方向の前記個片間の間隔が前記第2の方向の前記間隔よりも小さい。」
本発明によれば、大口径のIII族窒化物半導体基板を製造することができる。
本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 支持基板の載置面に複数の個片を載置した状態の一例を示す平面図である。 支持基板の載置面に複数の個片を載置した状態の一例を示す側面図である。 支持基板の載置面に複数の個片を載置した状態の一例を示す側面図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法に用いる装置の一例を示す概略図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の模式図の一例である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法の作用効果を説明するための図である。 支持基板の載置面に複数の個片を載置した状態の一例を示す平面図である。 本実施形態のIII族窒化物半導体基板の模式図の一例である。
以下、本発明のIII族窒化物半導体基板およびIII族窒化物半導体基板の製造方法の実施形態について図面を用いて説明する。なお、図はあくまで発明の構成を説明するための概略図であり、各部材の大きさ、形状、数、異なる部材の大きさの比率などは図示するものに限定されない。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図示するように、本実施形態のIII族窒化物半導体基板の製造方法は、準備工程S10と、配置工程S20と、成長工程S30とを有する。
準備工程S10では、a面、及び、a面をc面と重なる方向(a軸方向)及びm面と重なる方向(m軸方向)の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面のいずれかである第1の面と、m面、及び、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面のいずれかである第2の面とを露出面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片を準備する。
第1の面として、a面をc面と重なる方向及びm面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を採用する場合、a面をc面と重なる方向に傾ける角度、及び、a面をm面と重なる方向に傾ける角度は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、第2の面として、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を採用する場合、m面をc面と重なる方向に傾ける角度、及び、m面をa面と重なる方向に傾ける角度は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
また、第1の面として、a面をc面と重なる方向及びm面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を採用するとともに、第2の面として、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を採用する場合、a面を傾ける角度、及び、m面を傾ける角度は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
第1の面と第2の面とがなす角度は約90°である。複数の個片各々は、さらに、c面を露出面として有してもよい。
各個片の露出面の中には、分離した複数の第1の面が存在してもよい。複数の第1の面は互いに平行であって、個片における表裏の関係になっていてもよい。例えば、個片は、第1の面として、(1−100)面及び(−1100)面を有してもよい。
同様に、個片の露出面の中には、分離した複数の第2の面が存在してもよい。複数の第2の面は互いに平行であって、個片における表裏の関係になっていてもよい。例えば、個片は、第2の面として、(11−20)面及び(−1−120)面を有してもよい。
このような個片は、例えば、III族窒化物半導体基板の破片であってもよいし、所望の大きさまで成長しなかったIII族窒化物半導体のかけらであってもよいし、所定形状のIII族窒化物半導体基板からワイヤソー等を利用して切り出したものであってもよいし、または、このようにして得られた個片の表面を加工(研磨等)して、第1の面及び第2の面、必要に応じてc面を露出させたものであってもよい。
なお、複数の個片の形状は、第1の面及び第2の面、必要に応じてc面を露出面として有するものであればよく、特段制限されない。また、複数の個片の大きさも特段制限されない。複数の個片の形状及び大きさは、個片間でバラつきがあってもよいし、略均一であってもよい。
配置工程S20では、図2に示すように、準備工程S10で準備した複数の個片10を、第1の面及び第2の面のいずれか一方を成長面1、他方を側壁面2と定め、以下の条件1乃至3を満たすように支持基板20の載置面21に並べて配置する。
(条件1)成長面1が露出する。例えば、成長面1が載置面21と略平行な状態で露出する。
(条件2)側壁面2が他の個片10の側壁面2と対向する。例えば、複数の個片10は、a軸方向、a軸方向をc軸方向面及びm軸方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた方向、m軸方向、m軸方向をc軸方向及びa軸方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた方向の中のいずれかの方向(第1の方向)に直線的に配列される。第1の方向は、側壁面2の面方位に応じて定まる。
(条件3)隣接する個片10間の第1の方向(側壁面2同士が対向する方向)の間隔が、隣接する個片10間の第1の方向と直交する方向(第2の方向)の間隔よりも小さくなる。第2の方向は、c軸方向またはc軸方向を支持基板20の載置面21に投影した方向である。
当該配列状態のまま、各個片10の成長面1からIII族窒化物半導体層を成長させることとなるが(以下で説明する成長工程S30)、第1の方向へのIII族窒化物半導体層の成長は進みにくいのに対し、第2の方向へのIII族窒化物半導体層の成長は進みやすい。そこで、隣接する個片10間の第1の方向の間隔は、可能な限り小さくするのが好ましい。例えば、第1の方向で隣接する個片10同士を互いの側壁面2同士で当接させてもよい。一方、隣接する個片10間の第2の方向の間隔は、ある程度大きくするのが好ましい。第2の方向に隣接する個片10各々から成長したIII族窒化物半導体層が接合し得る範囲で、隣接する個片10間の第2の方向の間隔をある程度大きくするのが好ましい。
なお、準備工程S10で、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲、好ましくは0°より大15°より小の範囲で傾けた面を第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片10を準備し、配置工程S20では、このような第2の面を成長面と定めて、上記配置を行ってもよい。
また、準備工程S10で、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲、好ましくは0°より大15°より小の範囲で傾けた面を第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片10を準備し、配置工程S20では、このような第2の面を成長面と定めて、上記配置を行ってもよい。
さらに、配置工程S20では、複数の個片10をマトリクス状に並べて配置してもよい。すなわち、配置工程S20では、複数の個片10を一定の規則性をもって、並べて配置してもよい。例えば、図2に示すように、複数の個片10を、第1の方向及び第2の方向いずれの方向にも直線的に並べて配置してもよい。または、格子模様を形成するように、複数の個片10を配置してもよい。
同一の支持基板20に載置される複数の個片10の大きさ及び形状は揃っていてもよいし、バラバラであってもよい。また、同一の支持基板20に配置される複数の個片10の数は特段制限されない。しかし、数が多いほど、大口径のIII族窒化物半導体基板が得られやすい。また、複数の個片10の大きさ及び形状がある程度揃っている方が、複数の個片10をマトリクス状に並べて配置しやすい。なお、同一の支持基板20に配置される複数の個片10は同一種類のIII族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1):xが同一かつyが同一)とするのが好ましい。
支持基板20の載置面21は平坦になっているのが好ましい。載置面21が平坦となっている場合、複数の個片10各々は、成長面1が、載置面21と平行、または、載置面21から±15°以内の傾斜となるように配置されるのが好ましい。個片10の成長面1の裏側の面(載置面21と接する面)は、このような載置を実現可能な形状になっていてもよい。個片10の成長面1の裏側の面の形状は設計的事項であり、例えば平坦面となっていてもよいし、その他の形状であってもよい。個片10の成長面1の裏側の面は、このような載置を実現可能な形状とするため、加工されていてもよい。
図3及び4は、支持基板20の載置面21に複数の個片10を載置した状態の一例を示す側面図である。図3に示すように、複数の個片10の成長面1は同一平面上に位置してもよいし、または、図4に示すように、複数の個片10の成長面1は同一平面上に位置せず、載置面21からの高さがばらついてもよい。
なお、支持基板20に複数の個片10を載置した後、当該状態のまま、複数の個片10を載置した支持基板20が気相成長装置内に設置され、III族窒化物半導体の成長がなされる。このような利用がなされる支持基板20の構成は、従来技術に準じた任意の構成とすることができる。
図1に戻り、成長工程S30は、配置工程S20の後に行われる。成長工程S30では、複数の個片10各々の成長面1からIII族窒化物半導体を成長させるとともに、少なくとも一部の複数の個片10から成長したIII族窒化物半導体同士を接合させて、III族窒化物半導体の層を形成する。
III族窒化物半導体を成長させる手段は特段制限されず、従来のあらゆる手段を使用することができる。例えば、気相成長法を利用してもよい。成長条件は設計的事項である。なお、成長面1上に成長させるIII族窒化物半導体は、個片10と同一種類のIII族窒化物半導体(AlGa1−x−yInN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1))であってもよいし、異なる種類のIII族窒化物半導体(x及びyの少なくとも一方が異なる)であってもよい。
例えば、図5に示した構造の装置を用いたハイドライド気相成長法で、III族窒化物半導体を成長させてもよい。なお、図5に示す例の場合、支持基板20の載置面21は、地面に対して水平でない状態となる。かかる場合、例えば、金具等を利用して、複数の個片10各々を載置面21に固定し、載置面21からの落下を防止するとともに、所定の配列状態を維持してもよい。なお、図示しないが、支持基板20の載置面21が地面に対して水平になるような装置を利用することもできる。
成長工程S30の後、III族窒化物半導体の層の表面を平坦化することで、図6に示すような、本実施形態のIII族窒化物半導体基板が得られる。
本実施形態のIII族窒化物半導体基板40は、複数の個片10が並んでいる支持層50と、複数の個片10各々から成長し、接合して一体となったIII族窒化物半導体層30とを有する。
複数の個片10は、第1の面及び第2の面のいずれか一方である側壁面2が隣接する個片10の側壁面2と対向し、かつ、隣接する個片10間の側壁面2同士が対向する第1の方向の間隔が、隣接する個片10間の第1の方向と直交する方向(第2の方向)の間隔よりも小さくなるように並んでいる。そして、III族窒化物半導体層30は、第1の面及び第2の面の他方である成長面1から成長している。
第1の面及び第2の面の定義は、上述の通りである。なお、あるIII族窒化物半導体基板40に含まれる複数の個片10は、いずれも、第1の面を側壁面2とし、第2の面を成長面1としている。また、他のIII族窒化物半導体基板40に含まれる複数の個片10は、いずれも、第1の面を成長面1とし、第2の面を側壁面2としている。すなわち、1つのIII族窒化物半導体基板40に含まれる複数の個片10は、統一して、側壁面2及び成長面1を定めている。
なお、隣接する個片10同士が、互いの側壁面2同士で接していてもよい。
また、支持層50の複数の個片10は、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲、好ましくは0°より大15°より小の範囲で傾けた面を第2の面として有していてもよい。そして、当該第2の面を成長面1とし、第1の面を側壁面2として並んでいてもよい。
また、支持層50の複数の個片10は、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲、好ましくは0°より大15°より小の範囲で傾けた面を第2の面として有していてもよい。そして、当該第2の面を成長面1とし、第1の面を側壁面2として並んでいてもよい。
また、支持層50の複数の個片10は、マトリクス状に並んでいてもよい。
以上説明した本実施形態のIII族窒化物半導体の製造方法によれば、複数の個片各々から成長させたIII族窒化物半導体を接合させて、III族窒化物半導体の層を形成することができる。すなわち、大口径のIII族窒化物半導体基板を形成することができる。
また、本実施形態のIII族窒化物半導体の製造方法によれば、III族窒化物半導体基板の破片や、所望の大きさまで成長しなかったIII族窒化物半導体のかけら等を有効利用して、大口径のIII族窒化物半導体基板を形成することができる。
また、本実施形態のIII族窒化物半導体の製造方法のように、複数の個片10を、隣接する個片10間の第1の方向(a軸方向、a軸方向をc軸方向面及びm軸方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた方向、m軸方向、m軸方向をc軸方向及びa軸方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた方向の中のいずれかの方向)の間隔が、隣接する個片10間の第2の方向(c軸方向またはc軸方向を支持基板20の載置面21に投影した方向)よりも小さくなるように配置した場合、以下のような効果が得られる。
III族窒化物半導体の第1の方向への成長進行は、第2の方向への成長進行に比べて進みにくい。本実施形態のように、第1の方向の間隔を小さくする、例えば、第1の方向の間隔をゼロにする(複数の個片10が側壁面2を介して互いに接する)と、個片10各々から成長したIII族窒化物半導体が、第1の方向に隣接する他の個片10から成長したIII族窒化物半導体と接合しやすくなる。一方、第2の方向への成長は十分に進行するので、ある程度の間隔を設けていても、個片10各々から成長したIII族窒化物半導体が、第2の方向に隣接する他の個片10から成長したIII族窒化物半導体と接合する。そして、この第2の方向の間隔をある程度大きく設けておくことで、複数の個片10各々から成長し、接合して得られるIII族窒化物半導体を、大口径にすることができる。
また、複数の個片10各々から成長し、接合して得られるIII族窒化物半導体は、接合面に転位が集中しやすい。複数の個片をマトリクス状に並べて配置すると、転位が集中する接合面が規則的に現れる。換言すれば、転位が少ない領域が、規則的に現れる。このようなIII族窒化物半導体を、デバイスを形成する基板として用いた場合、表面に転位が少ないデバイス領域が規則的に(マトリクス状に)存在するので、作業が容易になる。
また、本発明者は、準備工程S10で、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲、好ましくは0°より大15°より小の範囲で傾けた面を第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片10を準備し、配置工程S20では、このような第2の面を成長面と定め、次いで、成長工程S30を行った場合、結晶性の良いIII族窒化物半導体層を成長できることを確認した。
特に、準備工程S10で、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲、好ましくは0°より大15°より小の範囲で傾けた面を第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片10を準備し、配置工程S20では、このような第2の面を成長面と定め、次いで、成長工程S30を行った場合、結晶性の良いIII族窒化物半導体層を成長できることを確認した。
具体的には、第1の例として、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向各々に2〜4°傾けた面を第2の面として有するとともに、a面を第1の面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片10を、サセプタ(支持基板20)上に、a軸方向に直線的に並べて配置し、当該状態で成長工程S30を行った。
また、第2の例として、m面を第2の面として有するとともに、a面を第1の面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片10を、サセプタ(支持基板20)上に、a軸方向に直線的に並べて配置し、当該状態で成長工程S30を行った。
上記いずれの例においても、複数の個片10各々から成長したIII族窒化物半導体が、a軸方向に隣接する他の個片10から成長したIII族窒化物半導体と接合した。なお、本発明者は、複数の個片10を、その他の第1の方向に並べて配置した場合、及び、第2の方向に並べて配置した場合も同様に、複数の個片10各々から成長したIII族窒化物半導体が、各方向に隣接する他の個片10から成長したIII族窒化物半導体と接合することを確認している。
次に、図7(A)及び図7(B)各々に、上記第1の例及び第2の例各々で得られたIII族窒化物半導体層30をX線分析した結果を示す。これらのデータを比較すると、第1の例(図7(A))のIII族窒化物半導体層30の方が、第2の例(図7(B))のIII族窒化物半導体層30に比べて、XRC半値幅が小さく、結晶性が良いことが分かる。
<第2の実施形態>
本実施形態は、複数の個片10を載置する支持基板20の構成に特徴を有する。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
図8に、複数の個片10を載置した支持基板20の平面図の一例を示す。図示するように、本実施形態の支持基板20は、載置面21から裏面まで貫通する孔22を複数有する。そして、配置工程S20では、載置面21上に直接複数の個片10を載置するとともに、孔22の少なくとも一部が個片10により塞がれる(孔22と個片10が平面視で重なる)ように、複数の個片10を載置する。
例えば、支持基板20は、表面から裏面まで貫通する孔を複数設けられたサセプタであってもよい。すなわち、支持基板20は、III族窒化物半導体を成長させる装置内に取り付けられるサセプタであってもよい。そして、当該サセプタの上に、複数の個片10を直接配置してもよい。かかる場合、孔は、例えばねじ等の部材を差し込み、サセプタ上に載置した物を所定位置に固定するために用いられる孔であってもよい。
このような支持基板20に複数の個片10を載置した状態で、成長工程S30を行う本実施形態の場合、図9に示すように、III族窒化物半導体層30は、複数の個片10が並んでいる支持層50の成長面1のみならず、その裏面の少なくとも一部にも存在する(成長する)こととなる。すなわち、複数の孔22の少なくとも一部を個片10が塞ぐことで、この孔22を介して支持層50の裏面側にも原料が届けられ、III族窒化物半導体層30の層が形成されると考えられる。
このような本実施形態によれば、複数の個片10は、表面及び裏面に形成されたIII族窒化物半導体層30により連結される事になるので、分裂し難くなるというメリットがある。また、第1と同様の作用効果を実現することができる。
なお、本実施形態では、少なくとも一部の隣接する個片10間の間を、成長したIII族窒化物半導体で埋めてもよい。このようにすれば、より、複数の個片10間の連結が強固になる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. a面、及び、a面をc面と重なる方向及びm面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面のいずれかである第1の面と、m面、及び、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面のいずれかである第2の面とを露出面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片を準備する準備工程と、
前記第1の面及び前記第2の面のいずれか一方を成長面、他方を側壁面と定め、前記成長面が露出するとともに、前記側壁面が他の前記個片の前記側壁面と対向し、隣接する前記個片間の前記側壁面同士が対向する第1の方向の間隔が、隣接する前記個片間の前記第1の方向と直交する方向の間隔よりも小さくなるように、複数の前記個片を支持基板の載置面に並べて配置する配置工程と、
前記配置工程の後、複数の前記個片各々の前記成長面からIII族窒化物半導体を成長させるとともに、少なくとも一部の複数の前記個片から成長した前記III族窒化物半導体同士を接合させて、III族窒化物半導体の層を形成する成長工程と、
を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
2. 1に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記配置工程では、隣接する前記個片同士が、互いの前記側壁面同士で接するように、複数の前記個片を配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
3. 1又は2に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記準備工程では、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片を準備し、
前記配置工程では、前記第2の面を前記成長面と定めるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
4. 3に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記準備工程では、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片を準備し、
前記配置工程では、前記第2の面を前記成長面と定めるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
5. 1から4のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記配置工程では、複数の前記個片をマトリクス状に並べて配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
6. 1から5のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記成長工程では、少なくとも一部の前記個片の前記成長面の裏側の面の少なくとも一部にも、前記III族窒化物半導体を成長させるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
7. 6に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記配置工程では、前記載置面から裏面まで貫通する孔を複数有する前記支持基板の上に、複数の前記個片を配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
8. 7に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記配置工程では、III族窒化物半導体を成長させる装置内に取り付けられるサセプタの上に、複数の前記個片を直接配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
9. 1から8のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
前記成長工程では、少なくとも一部の隣接する前記個片間の間を、成長した前記III族窒化物半導体で埋めるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
10. a面、及び、a面をc面と重なる方向及びm面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面のいずれかである第1の面と、m面、及び、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面のいずれかである第2の面とを露出面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片が並んでいる支持層と、
複数の前記個片各々から成長し、接合して一体となったIII族窒化物半導体層と、を有し、
前記支持層の複数の前記個片は、
前記第1の面及び前記第2の面のいずれか一方である側壁面が隣接する前記個片の前記側壁面と対向し、かつ、隣接する前記個片間の前記側壁面同士が対向する第1の方向の間隔が、隣接する前記個片間の前記第1の方向と直交する方向の間隔よりも小さくなるように並んでおり、
前記第1の面及び前記第2の面の他方である成長面から、前記III族窒化物半導体層が成長しているIII族窒化物半導体基板。
11. 10に記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記支持層では、隣接する前記個片同士が互いの前記側壁面同士で接しているIII族窒化物半導体基板。
12. 10又は11に記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記支持層では、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の少なくとも一方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片が、前記第2の面を前記成長面とし、前記第1の面を前記側壁面として並んでいるIII族窒化物半導体基板。
13. 12に記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記支持層では、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片が、前記第2の面を前記成長面とし、前記第1の面を前記側壁面として並んでいるIII族窒化物半導体基板。
14. 10から13のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記支持層では、複数の前記個片がマトリクス状に並んでいるIII族窒化物半導体基板。
15. 10から14のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記III族窒化物半導体層は、前記支持層の前記成長面の裏側の面の少なくとも一部からも成長しているIII族窒化物半導体基板。
16. 10から15のいずれかに記載のIII族窒化物半導体基板において、
前記III族窒化物半導体層は、少なくとも一部の隣接する前記個片間の間を埋めているIII族窒化物半導体基板。
1 成長面
2 側壁面
10 個片
20 支持基板
21 載置面
22 孔
30 III族窒化物半導体層
40 III族窒化物半導体基板
50 支持層

Claims (17)

  1. a面、又は、a面をc面と重なる方向及び/又はm面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第1の面と、m面、又は、m面をc面と重なる方向及び/又はa面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第2の面とを露出面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片を準備する準備工程と、
    前記第1の面及び前記第2の面のいずれか一方を成長面、他方を側壁面と定め、以下の条件(1)乃至(3)を満たすように複数の前記個片を支持基板の載置面に並べて配置する配置工程と、
    条件(1):「前記成長面が露出する。」
    条件(2):「前記側壁面が他の前記個片の前記側壁面と対向する。」
    条件(3):「前記側壁面同士が対向する方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する配列方向を第2の方向とした場合、前記第2の方向へのIII族窒化物半導体の成長速度は前記第1の方向への成長速度よりも速く、かつ、前記第1の方向の前記個片間の間隔が前記第2の方向の前記間隔よりも小さい。」
    前記配置工程の後、複数の前記個片各々の前記成長面からIII族窒化物半導体を成長させるとともに、少なくとも一部の複数の前記個片から成長した前記III族窒化物半導体同士を接合させて、III族窒化物半導体の層を形成する成長工程と、
    を有するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  2. 請求項1に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記配置工程では、隣接する前記個片同士が、互いの前記側壁面同士で接するように、複数の前記個片を配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記準備工程では、m面をc面と重なる方向及び/又はa面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片を準備し、
    前記配置工程では、前記第2の面を前記成長面と定めるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  4. 請求項3に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記準備工程では、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片を準備し、
    前記配置工程では、前記第2の面を前記成長面と定めるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記配置工程では、複数の前記個片をマトリクス状に並べて配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記成長工程では、少なくとも一部の前記個片の前記成長面の裏側の面の少なくとも一部にも、前記III族窒化物半導体を成長させるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  7. 請求項6に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記配置工程では、前記載置面から裏面まで貫通する孔を複数有する前記支持基板の上に、複数の前記個片を配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  8. 請求項7に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記配置工程では、III族窒化物半導体を成長させる装置内に取り付けられるサセプタの上に、複数の前記個片を直接配置するIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記成長工程では、少なくとも一部の隣接する前記個片間の間を、成長した前記III族窒化物半導体で埋めるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
  10. a面、又は、a面をc面と重なる方向及び/又はm面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第1の面と、m面、又は、m面をc面と重なる方向及び/又はa面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面である第2の面とを露出面として有するIII族窒化物半導体の複数の個片が並んでいる支持層と、
    前記支持層の上に位置し、複数の前記個片と接するIII族窒化物半導体層と、
    を有し、
    前記支持層の複数の前記個片は、以下の条件(1)´乃至(3)´を満たすIII族窒化物半導体基板。
    条件(1)´:「前記第1の面及び前記第2の面のいずれか一方である成長面が、前記支持層と接する。」
    条件(2)´:「前記第1の面及び前記第2の面のうち、前記成長面と異なる方である側壁面が隣接する前記個片の前記側壁面と対向する。」
    条件(3)´:「前記側壁面同士が対向する方向を第1の方向とし、前記第1の方向と直交する配列方向を第2の方向とした場合、前記第2の方向へのIII族窒化物半導体の成長速度は前記第1の方向への成長速度よりも速く、かつ、前記第1の方向の前記個片間の間隔が前記第2の方向の前記間隔よりも小さい。」
  11. 請求項10に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記支持層では、隣接する前記個片同士が互いの前記側壁面同士で接しているIII族窒化物半導体基板。
  12. 請求項10又は11に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記支持層では、m面をc面と重なる方向及び/又はa面と重なる方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片が、前記第2の面を前記成長面とし、前記第1の面を前記側壁面として並んでいるIII族窒化物半導体基板。
  13. 請求項12に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記支持層では、m面をc面と重なる方向及びa面と重なる方向の両方向に0°より大90°より小の範囲で傾けた面を前記第2の面として有するIII族窒化物半導体の複数の前記個片が、前記第2の面を前記成長面とし、前記第1の面を前記側壁面として並んでいるIII族窒化物半導体基板。
  14. 請求項10から13のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記支持層では、複数の前記個片がマトリクス状に並んでいるIII族窒化物半導体基板。
  15. 請求項10から14のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記III族窒化物半導体層は、前記支持層の前記成長面の裏側の面の少なくとも一部に接するIII族窒化物半導体基板。
  16. 請求項10から15のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板において、
    前記III族窒化物半導体層は、少なくとも一部の隣接する前記個片間の間を埋めているIII族窒化物半導体基板。
  17. 請求項1から9のいずれか1項に記載のIII族窒化物半導体基板の製造方法において、
    前記第2の方向は、c軸方向又はc軸方向を前記載置面に投影した方向であるIII族窒化物半導体基板の製造方法。
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