JP5896527B2 - 除雪機 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行型の除雪機の投雪シュートの投雪方向を変更するためのシュータハンドルが、振動等により回転しないように保持するための技術に関する。
従来の歩行型除雪機は、機体フレームの前部に除雪部が配置され、クローラ式走行装置に機体フレームの後部を支点として除雪部が昇降可能に支持され、機体フレームの前後中途部上にエンジンが配置され、機体フレームの後部にハンドルが設けられている。該ハンドルはパイプを側面視略「へ」字状に折り曲げて構成され、その前下端が機体フレームの後部にボルト等により固定され、ハンドルの後部上にサイドクラッチレバーや作業レバーや変速レバー等が配置されていた。
そして、除雪部の掻込みオーガから掻き込んだ雪の排出方向を変更できるように、投雪シュートの下部はブロワケースの上部に左右回動可能に支持され、投雪シュートの下部周囲にはギヤ(ウォームホイール)が形成され、該ギヤにウォームギヤを歯合させ、該ウォームギヤにシャフト、ユニバーサルジョイントを介してシュータハンドルと連結されている。このシュータハンドルを回動することにより、投雪シュートを左右回動することが可能となっている。
前記シュータハンドルは操縦ハンドルのグリップ部に回動自在に支持される構成が公知となっている。このシュータハンドルを支持するグリップは筒状に構成され、シュータハンドルのシャフト部を挿通して支持する構成としていた(例えば、特許文献1参照)。
実開平1−105627号公報
前記シュータハンドルが回動自在に支持される構成であると、除雪作業中の投雪圧力や振動等によってシュータハンドルが自然に回転することがあった。そのため投雪シュートの投雪方向が安定せず、作業途中で投雪シュートの投雪方向を修正するためにシュータハンドルを回動する必要があった。また、ハンドルの高さを変更可能に構成した場合、ハンドルの高さが変わるとシュータハンドルの支持部の角度が変わり、ユニバーサルジョイントの部分の折れ曲がり角度が大きくなると、シュータハンドルの回転操作時に無理な力がかかり、回転部や摺動部に摩耗が生じることがあった。
そこで本発明は、シュータハンドルを所望の位置に容易に回転できて、任意の位置で保持できるようにする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、機体フレームの前部に除雪部が配置され、該除雪部の後部上に投雪シュートが左右回動可能に設けられ、該投雪シュートの投雪方向を変更するシュータハンドルが後方へ延出され、シュータハンドルの後部が支持部材を介して機体後部に設けたハンドルに支持される除雪機において、前記支持部材は、ハンドルから前上方に延設される支持杆と、支持杆の先端に設けてシュータハンドルを回転自在に支持する受部材と、シュータハンドルに固定した多角形軸の外周面を弾性体にて押圧付勢してシュータハンドルの回転位置を保持する保持部材とを備えるものである。
請求項2においては、前記多角形軸はシュータハンドル上で軸心方向に摺動可能に外嵌され、任意位置で固定可能に構成されるものである。
請求項3においては、前記支持杆の基部は角度調節可能に構成されるものである。
本発明は、以上のように構成したので、以下に示す効果を奏する。
すなわち、シュータハンドルは受部材に対して回転自在に支持されるが、弾性体が多角形軸の外周面に当接して付勢することにより、シュータハンドルが回転しようとしても抑えられてその位置に保持され、振動等により意図しない位置に回転することを防止できる。
本発明に係わる除雪機の全体構成を示す側面図である。 シュータハンドルと取付部材の斜視図である。 受部材の取付基部の斜視図である。 受部材によるシュータハンドル支持部の分解斜視図である。 受部材によるシュータハンドル支持部の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
なお、図中の矢印Fで示す方向を除雪機の前進方向とし、以下で述べる各部材の位置や方向等はこの前進方向を基準とする。
図1において、除雪機100の全体構成から説明する。除雪機100は除雪部1と走行部20からなり、走行部20の機体フレーム9の前部に除雪部1が配設される。除雪部1はブロア、掻込オーガ、投雪シュート47等からなり、ブロアは掻き込んで砕かれた雪を飛ばすものであり、走行部20の機体フレーム9の前端に連設したブロアカバー46内に収納され、駆動源となるエンジン60からの動力により駆動される。ブロアカバー46は筒状に構成して、ブロアカバー46の上部に上下方向を軸心として左右回動可能に投雪シュート47を突出し、前部にオーガカバー48を連設している。オーガカバー48は前面を開放し、左右水平方向に螺旋軸を支持し、螺旋状に形成した掻込オーガを螺旋軸上に固定してオーガカバー48内に収納している。
前記掻込オーガと前記ブロアとは同時に駆動されて、該掻込オーガの回動によって雪を砕いて中央側へ掻き込み、ブロアによって上方へ吹き飛ばし、投雪シュート47によってガイドされて任意の方向へ排出できるようにしている。
前記投雪シュート47は、下部が筒状でその上部は前面が解放されて、徐々に前方へ曲げられている。投雪シュート47の下端はブロアカバー46の上部に連通するとともに、左右回転可能に嵌合され、図1、図2に示すように、投雪シュート47の下部に形成したギヤ状のフランジ部47aにウオーム45を歯合させ、シュータハンドル15が回動することでウオーム45が回動されて投雪シュート47が回転され、手動により投雪方向を変更可能としている。該投雪シュート47の投雪方向を変更するシュータハンドル15は、後方の運転操作部40近傍まで延設され、該シュータハンドル15を回動操作すると、投雪シュート47が連動して上下方向の軸心を中心に回動し、所望の投雪方向に調節される。なお、シュータハンドル15の支持構成については後述する。
前記投雪シュート47の上端には、投雪距離を調節するための投雪キャップ49が配設されている。該投雪キャップ49の下端は、前記投雪シュート47の上端の形状に合わせて形成され、左右水平方向の軸により前後回動可能に取り付けられている。該投雪キャップ49は、投雪シュート47の後面がワイヤー等を介して操作ボックス14上のシュート調節レバー17と連結されている。該シュート調節レバー17を操作すると、投雪キャップ49が前後方向に回動し、投雪角度が変更でき、投雪距離が調節可能となる。
前記オーガカバー48の左右側面の下端にはソリ8・8が左右対称位置に固設されており、該ソリ8・8の底面が地面と接するようにして、前記除雪部1を安定するようにしている。なお、ソリ8・8の代わりに、ローラを前記オーガカバー48の下端に枢設する構成としてもよい。この場合は、除雪部1の安定性が向上すると同時に、機体走行時の抵抗が減少して、除雪作業時に機体が滑らかに走行を行なうことができるようになる。
前記ソリ8・8は、ボルト締結によりオーガカバー48の側面に固定されている。該ソリ8・8は、オーガカバー48に上下調節可能に装着されており、ソリ8・8の取付位置により除雪部1と地面との間隔を変更可能として、除雪部1の上下高さの微調整を行なう構成としている。
前記機体フレーム9上にはエンジン60が載置され、該エンジン60の前部より出力軸が突出されて、該出力軸上にプーリーが固設され、該プーリーよりベルトを介して、機体フレーム9下部内に配置したミッションケースの入力軸上のプーリー、及び、前記除雪部1の入力軸上のプーリーに動力を伝えるようにしている。前記プーリー及びベルトはベルトカバー43により覆われている。
前記ミッションケース内には無段変速装置としてHST式変速装置が一体的に設けられ、該ミッションケースより両側から前輪支持軸4が走行駆動軸として機体フレーム9及びトラックフレーム42を左右に貫通して突出されている。但し、無段変速装置は、HST式変速装置に限定するものではなく、摩擦円板式や割プーリー式等でもよく限定するものではない。また、ミッションケースの後部からは機体フレーム9を貫通して変速軸が後方に突出され、該変速軸から変速アームや変速ロッド等を介して運転操作部40に設けた走行変速レバー33と連結されている。
前記機体フレーム9(除雪部1やエンジン60)は前輪支持軸4を中心に傾倒できるようにクローラ式走行装置50に支持されている。該前輪支持軸4の両側がトラックフレーム42に支持されるとともに、前輪支持軸4の両端に駆動スプロケット2・2が固設され、左右のトラックフレーム42の後部には後輪支持軸11が横架され、該後輪支持軸11の両端に従動スプロケット3・3が回転自在に軸支され、該従動スプロケット3と駆動スプロケット2との間にクローラベルト5を巻回して、クローラ式走行装置50を構成している。つまり、駆動スプロケット2、従動スプロケット3、クローラベルト5、トラックフレーム42等により、クローラ式走行装置50を構成している。
左右両側の前記トラックフレーム42下端にはクローラガイド7が固設され、地面との設置面に対して該クローラガイド7が内側より該クローラベルト5を地面に押し付ける構造とし、クローラベルト5が安定した状態で地面に接し、駆動スプロケット2、従動スプロケット3からクローラベルト5が外れ難くなっている。
前記機体フレーム9の両側面の後部より後上方に、左右一対のハンドル10・10が突出され、該ハンドル10・10の上部に運転操作部40が形成されている。つまり、ハンドル10・10の下端が機体フレーム9の後部両側に固設され、左右のハンドル10・10の上部間に操作ボックス14が配置され、右側のハンドル10の後部上に除雪クラッチレバー51が配設され、左側のハンドル10の後部上に走行クラッチレバー52が配設されている。該除雪クラッチレバー51と走行クラッチレバー52は握っているときのみ作動し、放すと停止するデッドマンクラッチレバーとしている。
前記操作ボックス14上には、走行変速レバー33、アクセルレバー、シュート調節レバー17等が配設されている。
前記ハンドル10・10は左右対称に形成され、上下中途部に高さ調節部10a・10aが配設されている。つまり、ハンドル10・10はそれぞれ上下に分割されて、上下中途部に伸縮可能に構成した高さ調節部10a・10aが設けられ、高さ調節部10a・10aにおいて所望の高さに上下調節して固定する構成としている。
次に、本発明のシュータハンドル15の支持構成について、図2、図3、図4、図5より説明する。
図2に示すように、シュータハンドル15は、鋼製で棒状のロッドの後部が略クランク状に折り曲げられて折り曲げ部15aが形成され、後端にグリップ部15bが形成されている。シュータハンドル15の前端はユニバーサルジョイント16を介して連結軸44と連結され、連結軸44の前端の延長上にウオーム45が連結固定されている。連結軸44はブロアカバー46上に固定された支持体41に回転自在に支持されている。
前記シュータハンドル15の後部は支持部材18を介してハンドル10の高さ調節部10aの上部に支持されている。つまり、シュータハンドル15の折り曲げ部15aの前部が支持部材18を介して機体に対して回転可能に支持されている。支持部材18は、機体側のハンドル10に取り付ける支持杆23と、シュータハンドル15を回転自在に支持する受部材22と、シュータハンドル15を任意の回転位置で保持する保持部材25等からなる(図5)。
前記支持杆23の一端(後端)は、図3に示すように、角度調節部23aを介してハンドル10の上部に取り付けられる。角度調節部23aはプレートが平面視クランク状に折り曲げ形成され、角度調節部23aの前部に支点軸を左右方向に貫通する支持孔23bが開口され、後部に前記支持孔23bを中心とした円弧状の調節孔23cが開口されている。一方、ハンドル10の高さ調節部10aの上前部に支持ブラケット26が設けられ、該支持ブラケット26に前記支持杆23の支持孔23bが図示しない支点軸(ボルトでもよい)を介して枢支され、調節孔23cにボルト19が挿入されて支持ブラケット26に螺装固定される。ボルト19を緩めることにより支持杆23の上下角度が調節可能となり、締め付けることで任意位置に固定できる。
支持杆23の他端(前端)は、図4、図5に示すように、受部材22に連結される。受部材22は、受体24とカバー28からなる。受体24は円筒状のボス部24aと、ボス部24a外周に固定されるボルト24bとナット24cからなる。ボス部24aの軸心部には支持孔24dが貫通開口され、支持孔24dの内径はシュータハンドル15のロッドの外径よりも若干大きく構成してシュータハンドル15を回転自在に支持できるようにしている。ボルト24bとナット24cは互いにボス部24aの外周から反対方向(直径方向)に突出して固設される。該ボルト24bに前記支持杆23の他端が螺装されて、ナット27により締め付け固定される。ボス部24aにシュータハンドル15を挿通した状態で、支持杆23の軸心とシュータハンドル15の軸心は略直交した位置となっている。つまり、支持杆23に対して受体24が斜めに支持されると、シュータハンドル15を回動するときに回転方向によっては受ける力が異なり、回転軸心が振れて不安定な回動となってしまうことがあるが、支持杆23とシュータハンドル15が直交方向となるように配置することで、シュータハンドル15をスムースに回転操作できるようになるのである。前記ナット24cにはカバー28を固定するボルト29を螺装可能としている。ナット24cのネジ軸心は前記ボルト24bのネジ軸心の延長上に配置され、カバー28を固定し易くしている。
カバー28は上板28aと、上板28aの左右両側が下方に折り曲げられた側板28b・28bと、上板28aの後部が下方に折り曲げられた後板28cとから構成され、下方と前方が開放された箱状に構成されている。上板28aの前部にはボルト29によりカバー28をナット24cに固定するためのネジ孔28dが開口され、後板28cの中央にはシュータハンドル15を挿通するための挿通孔28eが開口されている。
前記保持部材25は弾性体35と多角形軸36とにより構成している。弾性体35は側面視「コ」字状に折り曲げられた板バネで構成されている。つまり、弾性体35は、基板部35aと該基板部35aの上下両側から前方へ折り曲げられた当接部35b・35bからなり、基板部35aの中央にはシュータハンドル15に挿通するための挿通孔35cが開口され、シュータハンドル15に挿通された状態の基板部35aはカバー28と多角形軸36との間に配設される。
また、基板部35aの左右幅は前記カバー28の側板28b・28b間に入るようにその内幅に合わせた長さとし、弾性体35がカバー28内でシュータハンドル15を中心に回動できないようにしている。当接部35b・35bは先端間の幅を多角形軸36の幅よりも短くして、取付時に当接部35b・35bの先端が多角形軸36の両側を押さえつけて挟持するようにし、シュータハンドル15が容易に回転し難いように保持するものである。但し、弾性体35で多角形軸36を保持する構成は前記構成に限定するものではなく、例えば、基板部35aをカバー28の上板28aの裏面に固定し、当接部35b・35bを下方に突出させて、その間に多角形軸36を配置して挟持する構成とすることもできる。また、カバー28の上板28aと多角形軸36の上面との間に板バネまたは圧縮バネ等で構成した弾性体35を配置し、多角形軸36の上面を押し付けて保持する構成とすることもできる。
多角形軸36は六角軸または四角軸または八角軸のパイプで構成している。なお、外形は多角形の軸であればよいが、角数が多くなると当接部35bとの当接面が小さくなり、保持力が弱くなり、回動し易くなる。そこで、本実施形態では、六角軸として、適当な保持力を有し、シュータハンドル15を回転するときの力は重くならないようにしている。
多角形軸36の軸心部には軸孔36aが貫通開口され、多角形軸36の下部側面から軸心に向かってネジ孔36bが形成され、シュータハンドル15に外嵌した状態で止めネジ37をネジ孔36bに螺装して締め付け、シュータハンドル15上に多角形軸36を固定できるようにしている。
受体24及び保持部材25の組立は、支持杆23をハンドル10に取り付けた状態で、カバー28を受体24のナット24cに固定し、シュータハンドル15をカバー28の挿通孔28e、多角形軸36を挟んだ状態の弾性体35の挿通孔35c、多角形軸36の軸孔36a、受体24の支持孔24dと順に挿入し、シュータハンドル15の先端をユニバーサルジョイント16に連結し、シュータハンドル15と支持杆23が直交した状態となるように調整した位置で止めネジ37を締め付けて固定する。
この状態で、多角形軸36が止めネジ37により締め付けられることによりシュータハンドル15と一体となり、多角形軸36は弾性体35の当接部35b・35bにより挟まれ、弾性体35の基板部35aはカバー28の側板28b・28bの間に位置して回動が規制され、カバー28は受体24に固定されている。従って、シュータハンドル15は多角形軸36が弾性体35の当接部35b・35bにより挟持される保持力により所望の回転位置で保持される。
また、ハンドル10の高さを調節すると、シュータハンドル15も昇降されて捩じられるおそれがあるので、ハンドル10の高さを調節する前に、止めネジ37を緩め、調節孔23cを固定しているボルト19を緩める。この状態でハンドル10の高さ調節部10aを伸縮させて所望の高さに設定する。次に、シュータハンドル15と支持杆23が直交した状態となるように、支持杆23を支持孔23bを中心に上下角度を調整するとともに、シュータハンドル15上を受体24と多角形軸36を摺動させる。シュータハンドル15と支持杆23が直交した状態となれば、ボルト19を締め付け、止めネジ37も締め付ける。こうして、捻じれることなく、もっとも抵抗の小さい状態でシュータハンドル15が回動できるようにする。
以上のように、機体フレーム9の前部に除雪部1が配置され、該除雪部1の後部上に投雪シュート47が左右回動可能に設けられ、該投雪シュート47の投雪方向を変更するシュータハンドル15が後方へ延出され、シュータハンドル15の後部が支持部材18を介して機体後部に設けたハンドル10に支持される除雪機100において、前記支持部材18は、ハンドル10から前上方に延設される支持杆23と、支持杆23の先端に設けてシュータハンドル15を回転自在に支持する受部材22と、シュータハンドル15に固定した多角形軸36の外周面を弾性体35にて押圧付勢してシュータハンドル15の回転位置を保持する保持部材25とを備えるので、シュータハンドル15は受部材22に対して回転自在に支持されるが、弾性体35が多角形軸36の外周面に当接して付勢することにより、シュータハンドル15が回転しようとしても抑えられてその位置に保持され、振動等により意図しない位置に回転することを防止できる。
また、前記多角形軸36はシュータハンドル15上で軸心方向に摺動可能に外嵌され、任意位置で固定可能に構成されるので、ハンドルの高さを調節した時に、シュータハンドルが容易に回転できる位置に多角形軸を摺動させて固定できる。
また、前記支持杆23の基部は角度調節可能に構成されるので、ハンドルの高さを調節するときに、そのハンドルの位置に合わせて支持杆23の角度も変更でき、シュータハンドル15が捩じれて操作力が重くなることを防止できる。
1 除雪部
9 機体フレーム
10 ハンドル
15 シュータハンドル
18 支持部材
22 受部材
23 支持杆
35 弾性体
36 多角形軸
47 投雪シュート
100 除雪機

Claims (3)

  1. 機体フレームの前部に除雪部が配置され、該除雪部の後部上に投雪シュートが左右回動可能に設けられ、該投雪シュートの投雪方向を変更するシュータハンドルが後方へ延出され、シュータハンドルの後部が支持部材を介して機体後部に設けたハンドルに支持される除雪機において、前記支持部材は、ハンドルから前上方に延設される支持杆と、支持杆の先端に設けてシュータハンドルを回転自在に支持する受部材と、シュータハンドルに固定した多角形軸の外周面を弾性体にて押圧付勢してシュータハンドルの回転位置を保持する保持部材とを備える
    ことを特徴とする除雪機。
  2. 前記多角形軸はシュータハンドル上で軸心方向に摺動可能に外嵌され、任意位置で固定可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
  3. 前記支持杆の基部は角度調節可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の除雪機。
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