JP5896522B2 - 封止部品に適した配線基板及びチップ部品並びにその製造方法 - Google Patents

封止部品に適した配線基板及びチップ部品並びにその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5896522B2
JP5896522B2 JP2012064542A JP2012064542A JP5896522B2 JP 5896522 B2 JP5896522 B2 JP 5896522B2 JP 2012064542 A JP2012064542 A JP 2012064542A JP 2012064542 A JP2012064542 A JP 2012064542A JP 5896522 B2 JP5896522 B2 JP 5896522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
wiring board
component mounting
conductive
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012064542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013197418A (ja
Inventor
聡 小田
聡 小田
Original Assignee
株式会社伸光製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社伸光製作所 filed Critical 株式会社伸光製作所
Priority to JP2012064542A priority Critical patent/JP5896522B2/ja
Publication of JP2013197418A publication Critical patent/JP2013197418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5896522B2 publication Critical patent/JP5896522B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

本発明はプリント配線板に関するもので、特に部品素子を封止し、サイドスルーホールを実装に使用する配線板、及びチップ部品に関する。
近年電子機器の小型化により、使用される電子部品にも高密度化、小面積化が要求されている。これらの要求により電極が小面積化し、従来の表面実装では実装強度が得にくい状態となっていた。そこで、実装強度の確保の為、スルーホールをほぼ半分に分割した穴を電極とする実装方法が一般的に採用されている。この構造はサイドスルーホールと呼ばれるが、部品素子を封止する製品では、サイドスルーホールからの封止材の漏れ対策を行う必要があった。
特許文献1〜3では、上面導体と下面導体を接続するスルーホールの上部に、フィルム、インク、樹脂等を充填し封止材の漏れを防止したものが開示されている。
これらの方法では、強度不足による封止材の漏れ、スルーホール下部の金属導体の表面汚染による実装不良、充填材の埋め込み深さの精度不足によるスルーホール下部の金属導体距離の不足による実装強度不足、分割する事により露出したスルーホール上部の内壁金属の腐食、また封止材と金属導体の密着力不足等の問題となっていた。
また、部品素子を封止する必要がある製品において、サイドスルーホールを実装に利用する為には、サイドスルーホールに樹脂が流れ込まないようにする必要がある。
その一手法であるサイドスルーホールの上部を封止しない方法では、サイドスルーホールの面積分だけ部品が大型化してしまう問題があった。この問題を回避する為サイドスルーホールの上部を封止する手法が採用されて来たが、それぞれ問題を抱えていた。
上下接続のあるスルーホールの上部のみを充填する工法の共通問題として、一般的に部品素子を封止する樹脂材と金属の密着性は低く、実装後の切断の圧力で金属、樹脂の界面で剥離する事があった。
またスルーホールを切断する為、内壁の金属が露出する事となり、スルーホール下部では実装の半田により被覆されるが、スルーホール上部では金属が露出する事となり、使用時の腐食により製品の信頼性及び機能が低下する問題があった。
熱硬化タイプの液状レジストでサイドスルーホールの上部のみを充填する手法では、埋め込み精度不足、ブリード現象によるインクのにじみによる下面側の導体表面汚染の問題があり、UVまたは光硬化タイプの液状レジストでサイドスルーホールの上部のみを充填する手法では、現像時の硬化状態の影響が大きいため、埋め込み精度が著しく悪い、また下部では現像残渣、微小露光により導体表面への樹脂残渣による導体表面の汚染の問題があった。
さらに、フィルム状レジストで上部を埋める手法では、充填材の強度不足、膜厚不足、膜厚を厚くした場合には埋め込み精度不足の問題があった。また専用の装置導入が必要となり、低コストでの生産が難しかった。
そこで、埋め込み精度を改善した基板として、複数の非貫通導通穴を配置し、非貫通導通穴内部の上方のみに充填されたエポキシ樹脂系の充填部材と、この充填部材の下部はレーザー加工により均一な深さに加工された配線基板が開示されている(特許文献3)。しかし、この方法でも基板と充填剤の間に金属メッキがされているため、実装後に切断の圧力で金属、樹脂の界面で剥離する問題及び金属の露出による信頼性及び機能低下の問題は解決されない状況である。
特開2008−166634号公報 特開平11−251704号公報 特開2005−322832号公報
本発明の目的は、チップ系部品をマザーボード等他の基板に実装する際に、実装強度の確保、実装状態の確実な確認等を目的としてサイドスルーホールを利用する配線基板において、部品素子の保護等を目的として封止を行う場合には、サイドスルーホールへの封止材の流れ込みを防止し、また実装に不要な箇所での金属の露出及び封止材や充填材の密着力を改善した配線基板を提供することにある。
上記課題を解決する為、本発明者が鋭意研究したところ、複数の非貫通導通穴と非貫通穴を配置し、その非貫通穴は、非貫通穴上部が樹脂系の充填部材により充填され、非貫通穴の下部は開放型凹形陥没形状を採り、その凹形陥没形状の凹面に金属メッキを有する配線基板によれば、充填材が配線基板や封止材と直接接しているため密着性に優れ、封止材のサイドスルーホールへの漏れを抑制し、さらに充填材と封止材の間に金属メッキ層がないことから、分割加工による金属の露出が無く、金属の腐食が起こらないことを見出し、本発明を成したものである。
本発明の第1の発明は、部品搭載面A、Bを絶縁基材を介して有する配線基板において、その絶縁基材を貫通する複数の非貫通導通穴と非貫通非導通穴を有し、部品搭載面A上に外層導体a、部品搭載面B上に外層導体bを備え、その非貫通導通穴は、樹脂系充填部材により穴が充填され、且つ配線基板の外層導体a、bを電気的に接続し、その非貫通非導通穴は、樹脂系充填部材により穴の前記部品搭載面A側が充填、絶縁され、且つ部品搭載面B側を開放型凹形陥没形状とし、その開放型凹形陥没形状の凹面に金属層を有していることを特徴とするものである。
本発明の第2の発明は、第1の発明における開放型凹形陥没形状が、レーザー加工により形成された開放型凹形陥没形状であることを特徴とするものである。
本発明の第3の発明は、絶縁基材を介して、部品搭載面A、Bにそれぞれ外層導体a、bを備える配線基板に、複数の貫通穴を形成し、その貫通穴の壁面に金属メッキを行い貫通導通穴を形成した後、さらに複数の貫通穴を形成し、その貫通導通穴及び貫通穴を樹脂系充填部材により穴を充填して、非貫通導通穴および非貫通非導通穴を形成し、前記非貫通非導通穴の部品搭載面B側の樹脂系充填部材を除去して前記非貫通非導通穴の前記部品搭載面A側に前記樹脂系充填部材を残置した開放型凹形陥没形状を形成した後、基板下面に金属メッキを行うことを特徴とする配線基板の製造方法である。
本発明の第4の発明は、絶縁基材を介して、部品搭載面A、Bにそれぞれ外層導体a、bを備える基板に、複数の貫通穴を形成し、その貫通穴の壁面に金属メッキを行い金属層を設けて貫通導通穴を形成した後、予め定めた貫通導通穴の壁面の金属メッキを、エッチングにより除去して貫通非導通穴を形成し、その貫通導通穴及び貫通非導通穴を樹脂系充填部材により穴を充填して、非貫通導通穴および非貫通非導通穴を形成し、非貫通非導通穴の部品搭載面B側の樹脂系充填部材を除去して開放型凹形陥没形状を形成した後、配線基板下面に金属メッキを行うことを特徴とする配線基板の製造方法である。
本発明の第5の発明は、第3及び第4の発明における開放型凹形陥没形状を、レーザー加工により形成することを特徴とする配線基板の製造方法である。
本発明の第6の発明は、第1の発明又は第2の発明の配線基板の開放型凹形陥没形状を有する非貫通非導通穴を、サイドスルーホールとして備えることを特徴とするチップ型電子部品である。
本発明では、サイドスルーホール上部の充填材が金属を介さず直接基板や封止材と接することで、密着性に優れ、切断時の充填材の脱落や、サイドスルーホール内に樹脂が漏れる事を防ぐ事が出来る。さらに、切断後にサイドスルーホール上部に金属の露出がないことから、金属の腐食も起こらない。
本発明の非貫通非導通穴と非貫通導通穴を有する配線基板の断面図である。 本発明の構造を有する配線基板を使用した実装断面図である。 本発明の製造方法を示す製造工程フロー図である。 実施例1に用いた試験用配線基板の部分断面図である。 比較例1に用いた試験用配線基板の部分断面図である。 比較例2に用いた試験用配線基板の部分断面図である。
以下に本発明の配線基板及びその製造方法を詳細に説明する。
[配線基板]
図1に本発明の配線基板の断面図を示す。
図1において、10は配線基板、2aは非貫通導通穴、2bは非貫通非導通穴、2cは開放型凹形陥没形状、3は絶縁基材、4aは外層導体a(金属導体)、4bは外層導体b(金属導体)、5及び6は金属導体、7a、7bは樹脂系充填材である。
図1に示す本発明の配線基板10は、複数の非貫通導通穴2aと非貫通非導通穴2bを配置し、部品搭載面A側に外層導体a(4a)と、絶縁基材3を介した面の部品搭載面B側に外層導体b(4b)を備える配線基板である。
その非貫通導通穴2aを介して両面の外層導体a、b(4a、4b)を電気的に接続し、非貫通導通穴2aと非貫通非導通穴2bの部品搭載面A側部が樹脂系充填部材7a及び7bにより充填されて絶縁され、非貫通非導通穴2bの部品搭載面B側部は開放型凹形陥没形状2cに成形され、その凹形陥没形状2cの凹面部2dには、金属メッキなどによる金属層6を備える構造となっている。
このような構造をとることで、非貫通非導通穴2bの部品搭載面A側の充填部材7bは、図2の実装断面図に見られるように配線基板10や封止材20と密着性良く接するために非貫通非導通穴2bへの封止材20の流れ込みを防止できる。また、非貫通非導通穴2b(図1参照)を縦に切断してサイドスルーホール(非導通非貫通サイドスルーホール1)を形成しても、その内壁に金属が現れないため、腐食を起こすことが無い効果を有する。
図2は、本発明による配線基板を使用して部品素子を実装した場合の実装断面図を示すもので、1は非導通非貫通サイドスルーホールを示し、20は封止材、21は実装する部品素子、22は部品素子を配線基板に接合する半田である。
[製造方法]
次に、本発明の配線基板の製造方法を説明する。
図1に模式断面図を示す本発明の特徴とする所の金属腐食の無い非導通非貫通サイドスルーホール(図2符号1参照)を形成する非貫通非導通穴2bと非貫通導通穴2aを有する配線基板10を例に、サブトラクティブ工法による本発明の製造方法を図3に従って説明するが、アディティブ工法での製造も可能である。
なお非導通非貫通サイドスルーホール(図2符号1参照)は、メッキ後に該当穴内のみをエッチングする事でも形成可能である。
図3は、本発明に係る配線基板(例として図1の符号10参照)の製造過程を示す製造フロー図である。
<図3(A)>
先ず、両面(部品搭載面A、B)に、外層導体a、bとなる金属導体4a、4bを備えた絶縁基材3(以下コア材)に、非貫通導通穴2aとなる箇所に穴開け加工を実施して貫通穴30を形成する。
穴開け加工方法は、特に限定されないが、NCドリリングマシンなどを用いると良い。また、穴の形状は丸穴に限らず、楕円穴、四角穴、異形穴など、目的に合わせて選択すればよい。
<図3(B)>
次に、穴開け加工が実施されたコア材の全面または必要な箇所に金属導体5を設けるためのメッキを実施し、非貫通導通穴2aとなる貫通穴30を貫通導通穴30aとする。
<図3(C)>
さらに、金属導体5のメッキを実施したコア材に、両面非導通非貫通サイドスルーホール1(図2参照)となる箇所に再度穴開け加工を実施して貫通穴40を形成する。
<図3(D)>
両面非導通非貫通サイドスルーホール1となる貫通穴40、及び非貫通導通穴30aが、それぞれ樹脂系充填材7b(貫通穴40充填)、7a(貫通穴30a充填)により完全に充填された非導通充填穴41及び導通充填穴31を形成する。
その充填作業は下記の条件を満たす樹脂を印刷法、ローラー法、カーテンコーター法、ディップ法など、各種工法で行う事が可能である。
充填材は、充填作業時には粘性を持ち、熱、UV、光等により硬化する性質が必要である。樹脂の種類に制約は無くエポキシ系、メラニン系、アクリル系等が選択可能であるが、高耐熱性、高剛性を持つ樹脂がより望ましい。
<図3(E)>
充填材7a、7bを充填した後に、熱、UV、光等により、充填樹脂を硬化させる。硬化状態については半硬化状態でも、完全硬化状態でも良い。
硬化した充填材7a、7bを金属導体5が形成する面と段差が生じないよう平坦に研磨する。
部品素子(図2の符号21を参照)を実装する反対面(図1〜図3では、部品搭載面B)から、充填材7bにより充填された両面非導通非貫通サイドスルーホール1となる非導通充填穴41に部品搭載面B方向が開放された開放型凹形陥没形状2cを形成する。その形成には、レーザー加工をすることが好ましい。加工レーザーの種類は炭酸ガスレーザー、UVレーザー等、有機物にエネルギーが吸収される波長であればその種類に制約は無い。加工深さは膜強度、実装強度等の必要に応じて任意に調整可能である。またレーザー加工の条件により底部はほぼ平坦に加工する事が可能である。
<図3(F)>
穴開け、レーザー加工等が実施されたコア材の全面または必要な箇所に金属導体6をメッキ法などにより実施し、両面非導通非貫通サイドスルーホール1を形成する前段階の非貫通非導通穴41a、及び非貫通導通穴2aを構成する。この非貫通非導通穴41aにおける不要な箇所を除去した後、縦切断することによって、外部接続の端子となる。
<図3(G)>
穴開け、レーザー、メッキ加工等が実施されたコア材両面の金属導体4a、4b、5、6の不要な箇所を、露光、エッチングにより除去する。
コア材の両面にある絶縁基材3及び金属導体(外層導体4a、4b)の表面には、必要に応じてレジスト膜を必要な箇所に被覆する事が可能である。
さらに、コア材両面の金属導体(外層導体4a、4b)の表面には、必要に応じて金、銀、ニッケル等の他の金属メッキを行う事が可能である。
さらに、部品素子21(図2参照)を実装し、封止材20(図2参照)により封止した後、凹形陥没形状2cを有する非貫通非導通穴2bのほぼ中心で切断することで、両面非導通非貫通サイドスルーホール1(図2参照)を有する実装用の配線基板が得られる。
以下、実施例を用いて本発明をより詳細に説明する。
穴径が同等レベルになるように設計した配線基板により、本発明及び他構造での性能評価を実施した。
実施例で用いた配線基板の構造を図4〜図6に示す。
図4は実施例1に用いた配線基板50で、図1に示した配線基板10と同様な両面非貫通非導通穴50a(図1の非貫通穴2bに相当)を樹脂系充填材7により、その部品搭載面A側のみを充填し、その上に封止材20を設けたものである。
図5は比較例1に用いた配線基板51で、両面貫通導通穴51aの部品搭載面A側を液状レジスト70a及びフィルムレジスト70bを用いて封止したものである。
図6は比較例2に用いた配線基板52で、両面非貫通導通穴52aの部品搭載面A側のみを樹脂系充填材を用いて充填し、その上に封止材20を設けたものである。
評価はそれぞれに形成した凹型陥没形状を有する両面非貫通穴である両面非貫通非導通穴50a(実施例1)、両面貫通導通穴51a(比較例1)、両面非貫通導通穴52a(比較例2)の中心で縦に切断したサイドスルーホールについて、封止材の圧力に対する耐圧性、及び切断後サイドスルーホール上部(部品搭載面A側)の金属腐食の状態を比較した。
その結果を表1に示す。
なお、封止材の圧力に対する耐圧性は、部品搭載面A側から樹脂により封止を実施し、封止時の圧力、熱等で充填材の破壊が無い事を、光学顕微鏡により確認を行った。判定は凹型陥没形状内に樹脂が無い場合「○」、樹脂が少しでも確認された場合は「×」とした。
また、サイドスルーホールの部品搭載面A側の金属腐食状態は、光学顕微鏡により腐食が見られないものを「○」、明らかに腐食が観察された場合を「×」と評価した。
Figure 0005896522
表1からも明らかなように、本発明に係る実施例1の配線基板では、耐圧性及び耐金属腐食性にも優れていることから、チップ部品などを搭載、封止して使用する配線基板として好適なものである。
1 両面非導通非貫通サイドスルーホール
2a 非貫通導通穴
2b 非貫通非導通穴
2c 開放型凹形陥没形状
2d 凹形陥没形状凹面
3 絶縁基材
4a 金属導体(外層導体a)
4b 金属導体(外層導体b)
5 金属導体
6 金属導体
7a、7b 樹脂系充填材
10 配線基板
20 封止材
21 部品素子
22 半田
30、40 貫通穴
30a 貫通導通穴
31 導通充填穴
41 非導通充填穴
41a 非貫通非導通穴
50 実施例1の配線基板
50a 両面非貫通非導通穴
51 比較例1の配線基板
51a 両面貫通導通穴
52 比較例2の配線基板
52a 両面非貫通導通穴
70a 液状レジスト
70b フィルムレジスト

Claims (5)

  1. 部品搭載面A、Bを、絶縁基材を介して有する配線基板において、
    前記絶縁基材を貫通する複数の非貫通導通穴と非貫通非導通穴を有し、
    前記部品搭載面A上に外層導体a、前記部品搭載面B上に外層導体bを備え、
    前記非貫通導通穴は、樹脂系充填部材により穴が充填され、且つ前記配線基板の外層導体a、bを電気的に接続し、
    前記非貫通非導通穴は、樹脂系充填部材により穴の前記部品搭載面A側が充填、絶縁され、且つ前記部品搭載面B側を開放型凹形陥没形状とし、前記開放型凹形陥没形状の凹面に金属層を有していることを特徴とする配線基板。
  2. 絶縁基材を介して、部品搭載面A、Bにそれぞれ外層導体a、bを備える基板に、複数の貫通穴を形成し、前記貫通穴の壁面に金属メッキを行い金属層を設けて貫通導通穴を形成した後、さらに複数の貫通穴を形成し、前記貫通導通穴及び前記貫通穴を樹脂系充填部材により穴を充填して、非貫通導通穴および非貫通非導通穴を形成し、前記非貫通非導通穴の部品搭載面B側の樹脂系充填部材を除去して前記非貫通非導通穴の前記部品搭載面A側に前記樹脂系充填部材を残置した開放型凹形陥没形状を形成した後、前記基板下面に金属メッキを行うことを特徴とする配線基板の製造方法。
  3. 絶縁基材を介して、部品搭載面A、Bにそれぞれ外層導体a、bを備える基板に、複数の貫通穴を形成し、前記貫通穴の壁面に金属メッキを行い金属層を設けて貫通導通穴を形成した後、予め定めた貫通導通穴の壁面の前記金属メッキを、エッチングにより除去して貫通非導通穴を形成し、前記貫通導通穴及び前記貫通非導通穴を樹脂系充填部材により穴を充填して、非貫通導通穴および非貫通非導通穴を形成し、前記非貫通非導通穴の部品搭載面B側の樹脂系充填部材を除去して開放型凹形陥没形状を形成した後、前記配線基板下面に金属メッキを行うことを特徴とする配線基板の製造方法。
  4. 前記開放型凹形陥没形状を、レーザー加工により形成することを特徴とする請求項またはに記載の配線基板の製造方法。
  5. 請求項1に記載の配線基板の前記開放型凹形陥没形状を有する非貫通非導通穴を、サイドスルーホールとして備えることを特徴とするチップ型電子部品。
JP2012064542A 2012-03-21 2012-03-21 封止部品に適した配線基板及びチップ部品並びにその製造方法 Expired - Fee Related JP5896522B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012064542A JP5896522B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 封止部品に適した配線基板及びチップ部品並びにその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012064542A JP5896522B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 封止部品に適した配線基板及びチップ部品並びにその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013197418A JP2013197418A (ja) 2013-09-30
JP5896522B2 true JP5896522B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=49395973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012064542A Expired - Fee Related JP5896522B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 封止部品に適した配線基板及びチップ部品並びにその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5896522B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104717845A (zh) * 2013-12-13 2015-06-17 深圳崇达多层线路板有限公司 多层线路板的外层线路板树脂塞孔的工艺方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07105581B2 (ja) * 1990-10-29 1995-11-13 日立エーアイシー株式会社 プリント配線板の製造方法
JPH1013017A (ja) * 1996-06-27 1998-01-16 Hitachi Aic Inc プリント配線板の製造方法
JP2002171041A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Hitachi Aic Inc プリント配線板および電子部品およびその製造方法
TWI221755B (en) * 2003-10-07 2004-10-01 Lite On Technology Corp Printed circuit board for avoiding producing burr
JP2005166931A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Murata Mfg Co Ltd 回路基板装置
JP4478870B2 (ja) * 2004-05-11 2010-06-09 日立化成工業株式会社 配線基板およびそれを使用したチップ形電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013197418A (ja) 2013-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102222604B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조방법
KR101516072B1 (ko) 반도체 패키지 및 그 제조 방법
KR100820633B1 (ko) 전자소자 내장 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2008263188A (ja) 回路基板の製造方法
KR20160007546A (ko) 부품내장기판의 제조방법 및 부품내장기판
KR102268388B1 (ko) 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP5896522B2 (ja) 封止部品に適した配線基板及びチップ部品並びにその製造方法
JP2007088058A (ja) 多層基板、及びその製造方法
CN105530768A (zh) 一种电路板的制作方法及电路板
KR20150065029A (ko) 인쇄회로기판, 그 제조방법 및 반도체 패키지
TWI511634B (zh) 電路板製作方法
KR102576548B1 (ko) 무특징층 구조의 인터포저 및 그 제조 방법
TWI511628B (zh) 承載電路板、承載電路板的製作方法及封裝結構
TWI580331B (zh) 具有凹槽的多層線路板與其製作方法
JP2014036188A (ja) キャビティを有する多層配線基板及びその製造方法
JP5515210B2 (ja) 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法
JP3951185B2 (ja) 電子部品
JP2009130095A (ja) 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法
CN104185355A (zh) 一种电路板的制作方法及电路板
KR20150136914A (ko) 인쇄회로기판의 제조방법
KR102149797B1 (ko) 기판 및 그 제조 방법
JP6523039B2 (ja) プリント配線板及びその製造方法
JP2007059777A (ja) 多層プリント配線板及びその製造方法
JP4389168B2 (ja) 端面電極を形成する配線基板
JP2010251618A (ja) 配線基板、配線基板接合体、配線基板および配線基板接合体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5896522

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees