JP5892133B2 - 回転角検出システム - Google Patents

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Description

本発明は、回転体の回転角を検出する回転角検出システムに関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、エンジンのクランク軸の回転に対応した所定角度間隔毎のパルス列のクランク信号に基づいて、エンジンを制御するエンジン制御装置が提案されている。
特開2005−133614号公報
クランク軸には所定の角度間隔で回転方向に歯が形成されており、この歯の回転に応じたパルス列を含むクランク信号がエンジン制御装置に入力される。またクランク軸には回転角度の基準位置を示すための欠け歯が1つ形成されており、この欠け歯に応じたパルスがクランク信号に含まれる。エンジン制御装置は、クランク信号に含まれるパルスをカウントするクランクカウンタを有し、欠け歯に応じたパルスを受信すると、カウント値を初期値に戻す。
エンジンを高精度に制御するためには、カウント値が正確であることが求められる。しかしながら、パルス列に含まれるパルスの欠落やノイズの重複のために、カウント値が不正確になる場合がある。そのため、カウント値を補正する必要がある。上記したように、クランクカウンタは欠け歯に応じたパルスを受信すると、カウント値を初期値に戻す。これによってカウント値が補正されるが、回転体が一回転した後にカウント値が補正されるため、補正が遅かった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、カウント値の補正が速くなった回転角検出システムを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、回転体(200)の回転によって生じる回転磁束を検出し、電気信号に変換する回転角センサ(10)と、回転角センサの電気信号に基づいて、回転体の回転角を算出する算出部(50)と、を有する回転角検出システムであって、回転体は、自身の回転に伴って回転磁束が周期的に変動するよう、第1部材(210)と第2部材(220)とが回転体の回転方向に沿って交互に連結されて成り、回転角センサは、回転体の回転による回転磁束の変動を電気信号に変換する、回転体の回転方向に沿って等間隔に並んで配置された複数の磁電変換素子(11〜14)と、複数の磁電変換素子それぞれの出力信号をパルス信号に変換する変換部(20)と、を有し、算出部は、複数の磁電変換素子それぞれに対応するパルス信号の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジをカウントするカウンター(52)と、nを複数の磁電変換素子の総数とすると、カウンターにてカウントされたカウント値Nを総数nで割った値の余りの数pを算出する除算部(53)と、除算部にて算出された余りの数p、および、その余りの数pに対応する磁電変換素子のパルス信号に含まれるパルスの入力タイミングを比較することで、パルス信号におけるパルスの欠落とノイズの重複を検出する比較部(54)と、比較部の比較結果に基づいてカウンターのカウント値を補正する補正部(55)と、を有し、隣り合う2つの磁電変換素子それぞれと回転体の回転中心(RC)とを結ぶ2つの線の成す隣接角度は、1つの第2部材を介して隣り合う2つの第1部材それぞれと回転中心とを結ぶ2つの線の成す隣接角度をθとすると、隣接角度θを総数nで割った値θ/nと等しくなっていることを特徴とする。
このように本発明によれば、カウント値Nを磁電変換素子(11〜14)の総数nで割った値の余りの数pと、その余りの数pに対応する磁電変換素子(11〜14)のパルス信号に含まれるパルスの入力タイミングとの比較結果に基づいて、カウント値Nを補正する。これによれば、回転体(200)が一回転した後にカウント値Nを補正する構成と比べて、カウント値Nの補正が速くなる。詳しくは、実施形態に上記作用効果を説明している。
回転体は、回転方向の一方向に正転し、一方向の逆方向に逆転する性質を有しており、総数nは、3以上の自然数であり、算出部は、変換部から出力される、3個以上の磁電変換素子それぞれに対応するパルス信号の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジの入力タイミングの並びパターンに基づいて、回転体の回転方向を検出する方向検出部(57)を有する。
回転方向に並んで配置された3個以上の磁電変換素子(11〜14)それぞれに対応するパルス信号の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジ(以下、単にエッジと示す)は、その並び順に方向検出部(57)に入力される。したがって、回転体が正転している場合は、その正転方向の並びに即したエッジの並びパターンがあり、逆転している場合、その逆転方向の並びに即したエッジの並びパターンがある。方向検出部(57)は、このエッジの並びパターンに基づいて、回転体(200)の回転方向を検出する。これによれば、例えば2つのパルス信号の電圧レベルの関係に基づいて回転体(200)の回転方向を検出する構成と比べて、回転方向の検出に用いている情報(パルス信号)が多いので、回転方向を高精度に検出することができる。
なお、特許請求の範囲に記載の請求項、および、課題を解決するための手段それぞれに記載の要素に括弧付きで符号をつけているが、この括弧付きの符号は実施形態に記載の各構成要素との対応関係を簡易的に示すためのものであり、実施形態に記載の要素そのものを必ずしも示しているわけではない。括弧付きの符号の記載は、いたずらに特許請求の範囲を狭めるものではない。
回転角センサと回転体の位置を概略的に示す上面図である。 回転角検出システムを示すブロック図である。 算出部を示すブロック図である。 正転に対応するパルス信号、加算信号、および、カウント値を示すタイミングチャートである。 正転パターンを示すタイミングチャートである。 正転パターンと逆転パターンを示すタイミングチャートである。 パルスの欠けと補正を示すタイミングチャートである。 正転に対応するパルス信号と逆転に対応するパルス信号それぞれのパルス周期を説明するためのタイミングチャートである。 回転角センサの変形例を説明するための上面図である。 図9に示す回転角センサのパルス信号を示すタイミングチャートである。 回転体の変形例を説明するための上面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図8に基づいて、本実施形態に係る回転角検出システムを説明する。図4〜図8では電圧レベルの基準となり、時間を示す軸を破線矢印で示し、図5および図6では後述する正転パターンと逆転パターンの並びを白抜き矢印で模式的に表している。
以下においては、回転体200と回転角センサ10それぞれが配置された同一の高さ位置における平面を規定平面、規定平面に直交し、回転体200の回転中心RC(図1に示す×印)を貫く方向を軸方向と示す。そして、軸方向の周りの方向を回転方向(例えば図1に示す二点鎖線)、軸方向と直交する方向を径方向(例えば図1に示す一点鎖線や実線)と示す。なお、回転体200は、回転方向の一方向(反時計回り)に正転、その逆方向(時計回り)に逆転する性質を有する。図1に、正転方向を回転中心RC周りの実線矢印で示し、逆転方向を回転中心RC周りの破線矢印で示す。
図1および図2に示すように、回転角検出システム100は、回転角センサ10と、接続部30と、算出部50と、を有し、回転角センサ10と算出部50とが接続部30を介して電気的に接続されている。回転角センサ10は、回転体200の回転に応じた電気信号を生成するものであり、算出部50は、回転角センサ10から接続部30を介して入力される回転角センサ10の出力信号を処理するものである。図示しないが、算出部50にて処理された信号は、後段に位置する回転体200の回転を制御する制御部に入力される。制御部は、入力された信号に基づいて回転体200の回転状態を制御する。
図1に示すように、回転角センサ10は、磁電変換素子11〜13と、磁界発生部19と、変換部20と、を有する。回転体200と磁界発生部19との間に磁電変換素子11〜13が設けられ、磁界発生部19から発せられたバイアス磁束が、磁電変換素子11〜13を介して回転体200に印加される。回転体200は、自身の回転に伴ってバイアス磁束が周期的に変動するよう、表面に凸部の形成された第1部材210と、凹部の形成された第2部材220とが回転方向に沿って交互に連結されて成り、凸部と凹部とが回転方向に沿って等間隔に形成されている。回転体200の回転に伴って部材210,220(凹凸)が回転し、その回転によって、磁電変換素子11〜13を透過するバイアス磁束(回転磁束)が変動する。磁電変換素子11〜13は、この回転体200の回転による回転磁束の変動を電気信号に変換する。この磁電変換素子11〜13にて変換された電気信号は、図2に示すように、変換部20と接続部30を介して算出部50に出力される。算出部50は、入力された電気信号に基づいて、回転体200の回転状態(回転角や回転数)を検出する。
上記した3つの磁電変換素子11〜13は、図1に示すように回転方向に沿って等間隔に並んで配置されている。3つの磁電変換素子11〜13は回転方向に沿って並んでいるが、その隣接間隔は、回転体200の第1部材210(以下、凸部210と示す)の隣接角度に応じて決定されている。1つの第2部材220(以下、凹部220と示す)を介して隣り合う2つの凸部210それぞれと回転中心CPとを結ぶ2つの線(図1に示す径方向に沿う2つの実線)の成す隣接角度をθとし、nを磁電変換素子11〜13の総数とすると、隣り合う2つの磁電変換素子11〜13それぞれと回転中心CPとを結ぶ2つの線(図1に示す径方向に沿う実線と一点鎖線)の成す隣接角度は、隣接角度θを上記した総数nで割った値θ/nと等しくなっている。本実施形態では、磁電変換素子11〜13の数は3なので、nは3である。したがって、隣り合う2つの磁電変換素子11〜13の隣接角度はθ/3となっており、磁電変換素子11〜13それぞれから出力される回転体200の回転に応じた電気信号は、θ/3だけ位相がずれている。
磁電変換素子11〜13それぞれから出力される電気信号は三角波であり、以下においては、磁電変換素子11〜13それぞれから出力される電気信号を第1〜第3正弦波信号と示す。上記したように、隣り合う2つの磁電変換素子11〜13それぞれの隣接角度は、θ/3となっている。そのため、第1正弦波信号と第2正弦波信号とは位相がθ/3異なり、第2正弦波信号と第3正弦波信号とは位相がθ/3異なる。より詳しく言えば、図1に示すように回転体200が正転する方向において、第1磁電変換素子11は第2磁電変換素子12よりも上流側に位置し、第2磁電変換素子12は第3磁電変換素子13よりも上流側に位置する。したがって、回転体200が正転する場合、第1正弦波信号は第2正弦波信号よりも位相がθ/3早く、第2正弦波信号は第3正弦波信号よりも位相がθ/3早い。これとは逆に、回転体200が逆転する場合、第3正弦波信号は第2正弦波信号よりも位相がθ/3早く、第2正弦波信号は第1正弦波信号よりも位相がθ/3早い。
上記したように、回転体200には回転方向に沿って複数の凸部210が等間隔に並んで形成されているが、その複数の凸部210の一部(例えば1つ)が欠け、回転方向の長さが凹部220よりも長い第3部材(図示しないが、以下、欠け歯と示す)が形成されている。したがって、磁電変換素子11〜13からは、上記した凹凸210,220に応じた電気信号と、欠け歯に応じた電気信号それぞれが出力されるが、本実施形態では、後述する加算信号を簡明とするために、欠け歯に応じた電気信号の図示を省略している。凹凸210,220に応じた電気信号が、上記した三角波であり、この三角波は、変換部20にてパルス信号に変換される。
変換部20は、磁電変換素子11〜13それぞれの出力信号(第1〜第3正弦波信号)をパルス信号に変換するものである。変換部20は閾値を有しており、その閾値と正弦波信号の電圧レベルとの大小関係に基づいて、正弦波信号をパルス信号に変換する。変換部20はパルス信号の電圧レベル、デューティ比それぞれを調整する機能を有しており、回転体200の欠け歯に応じた磁電変換素子11〜13の出力信号に基づいて、回転角度の基準位置を検出する機能も有する。変換部20は、磁電変換素子11〜13それぞれに対応する入力端子と出力端子、および、回転角度の基準位置を検出した際にその情報が含まれた基準信号を算出部50に出力するための出力端子を有する。これら出力端子に、後述する信号線31〜33,39が接続される。以下においては、変換部20にてパルス信号に変換された第1〜第3正弦波信号を、第1〜第3パルス信号と示す。
上記したように、第1正弦波信号と第2正弦波信号とは位相がθ/3異なり、第2正弦波信号と第3正弦波信号とは位相がθ/3異なる。そのため、第1パルス信号と第2パルス信号とは位相がθ/3異なり、第2パルス信号と第3パルス信号とは位相がθ/3異なる。より詳しく言えば、回転体200が正転する場合、第1パルス信号は第2パルス信号よりも位相がθ/3早く、第2パルス信号は第3パルス信号よりも位相がθ/3早い。また回転体200が逆転する場合、第3パルス信号は第2正弦波信号よりも位相がθ/3早く、第2正弦波信号は第1正弦波信号よりも位相がθ/3早い。
接続部30は、磁電変換素子11〜13それぞれに対応する独立した信号線31〜33を有し、これらは第1〜第3パルス信号それぞれを独立して算出部50に出力する。図2に示すように、第1磁電変換素子11は変換部20を介して第1信号線31に接続され、第2磁電変換素子12は変換部20を介して第2信号線32に接続され、第3磁電変換素子13は変換部20を介して第3信号線33に接続される。そして、信号線31〜33それぞれは独立して算出部50に接続されている。これにより、変換部20にて変換された第1〜第3パルス信号それぞれが算出部50に独立して入力される。なお、接続部30は、上記した信号線31〜33の他に、基準信号を算出部50に出力する基準信号線39を有する。
算出部50は、回転角センサ10の電気信号(第1〜第3パルス信号)に基づいて、回転体200の回転角を算出するものである。図3に示すように算出部50は、エッジ検出部51と、カウンター52と、除算部53と、比較部54と、補正部55と、を有する。本実施形態において算出部50は、論理ゲート56と、方向検出部57と、を更に有する。エッジ検出部51に第1〜第3パルス信号が入力され、エッジ検出部51から第1〜第3パルス信号に応じたパルス信号が、論理ゲート56を介してカウンター52に入力される。カウンター52は入力される信号をカウントし、そのカウントした値(カウント値N)を除算部53に出力する。エッジ検出部51から出力される上記したパルス信号は、方向検出部57にも入力されており、方向検出部57は入力されるパルス信号に基づいて回転体200の回転方向を判定し、回転信号を除算部53に出力する。除算部53は回転信号とカウント値Nに応じたタイミング信号を比較部54に出力する。比較部54にはエッジ検出部51から上記したパルス信号が入力されており、このパルス信号に含まれるパルスの入力タイミングと、除算部53から入力されるタイミング信号とを比較し、その比較結果を補正部55に出力する。補正部55はその比較結果に基づいてカウント値Nを補正する。
エッジ検出部51は、第1〜第3パルス信号の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジを検出するものである。本実施形態に係るエッジ検出部51は、パルス信号の立ち上がりエッジを検出しており、検出したタイミングにおいてパルスを出力する。また、本実施形態ではエッジ検出部51に基準信号が入力されており、この信号を受信するとエッジ検出部51は、リセット信号をカウンター52に入力する。以下においては、説明を簡便とするために、エッジ検出部51から順に出力されるパルス信号を第1パルス信号、第2パルス信号、第3パルス信号と示す。
カウンター52は、第1〜第3パルス信号に含まれるパルスをカウントするものである。本実施形態では、論理ゲート56を介して第1〜第3パルス信号がカウンター52に入力される。論理ゲート56は3つの入力端子を有しており、これら3つの入力端子のいずれか1つにHiレベルの信号が入力された場合にHiレベルの信号をカウンター52に出力するORゲートである。
上記したように、隣り合う2つの凸部210それぞれと回転中心CPとを結ぶ2つの線の成す隣接角度はθで表される。そのため、回転体200が隣接角度θだけ回転すると、磁電変換素子11〜13それぞれの前を、1つの凹凸210,220が通り過ぎる。この1つの凹凸210,220が通り過ぎる際、磁電変換素子11〜13それぞれは1周期分の三角波を出力する。そのため図4に示すように、その1周期分(以下、この周期をTθと示す)を周期とした第1〜第3パルス信号が変換部20から出力される。またこれも上記したように、回転方向で隣り合う2つの磁電変換素子11〜13の隣接角度はθ/3となっており、磁電変換素子11〜13それぞれの出力信号(第1〜第3正弦波信号)は、θ/3だけ位相がずれている。そのため第1〜第3パルス信号は、位相が周期Tθの3分の1(以下、この周期をTθ/3と示す)だけずれている。以上により、論理ゲート56の3つの入力端子には、位相がθ/3だけずれたパルス信号が順次入力され、論理ゲート56からは周期がTθ/3のパルス信号(以下、加算信号と示す)が出力される。カウンター52は、この周期がTθ/3の加算信号に含まれるパルスの立ち上がりエッジをカウントする。このカウンター52がカウントしたカウント値Nによって回転体200の回転角や回転数が算出される。なおカウンター52は、上記したリセット信号が入力されるとカウント値Nをリセットしてゼロとする。
除算部53は、カウント値Nを磁電変換素子11〜13の総数nで割った値の余りの数pを算出するものである。本実施形態においてnは3なので、余りの数pは0,1,2のいずれかである。回転体200が正転している場合、第1パルス信号、第2パルス信号、第3パルス信号の順で第1〜第3パルス信号がエッジ検出部51(比較部54)に入力される。そのためqを0以上の自然数とすると、加算信号に含まれる第1パルス信号が入力される際、カウント値Nは3q+1と表されるので余りの数pは1となる。また第2パルス信号が入力される際、カウント値Nは3q+2と表されるので余りの数pは2となり、第3パルス信号が入力される際、カウント値Nは3qと表されるので余りの数pは0となる。これとは逆に回転体200が逆転している場合、第3パルス信号、第2パルス信号、第1パルス信号の順で第1〜第3パルス信号が比較部54に入力される。しかしながら第1〜第3パルス信号が入力される際のカウント値Nは不変である。(図6参照)そのため第1パルス信号が入力される際、カウント値Nは3q+1と表されるので余りの数pは1となる。また第2パルス信号が入力される際、カウント値Nは3q+2と表されるので余りの数pは2となり、第3パルス信号が入力される際、カウント値Nは3qと表されるので余りの数pは0となる。除算部53は、回転体200が正転している場合において、余りの数pが1となると、第1パルス信号が入力された情報を含む第1タイミング信号を比較部54に出力し、余りの数pが2となると、第2パルス信号が入力された情報を含む第2タイミング信号を比較部54に出力し、余りの数pが0となると、第3パルス信号が入力された情報を含む第3タイミング信号を比較部54に出力する。これと同じく回転体200が逆転している場合、除算部53は、余りの数pが1となると、第1タイミング信号を比較部54に出力し、余りの数pが2となると、第2タイミング信号を比較部54に出力し、余りの数pが0となると、第3タイミング信号を比較部54に出力する。なお、上記したように、回転体200の回転方向は方向検出部57にて検出され、その情報が除算部53に入力される。
比較部54は、除算部53にて算出された余りの数p、および、その余りの数pに対応する第1〜第3パルス信号に含まれるパルスの入力タイミングを逐次比較することで、パルス信号におけるパルスの欠落とノイズの重複を検出するものである。比較部54にエッジ検出部51から第1パルス信号が入力された際、除算部53から第1タイミング信号が入力されることが期待される。同様にして、比較部54に第2パルス信号が入力された際、第2タイミング信号が入力されることが期待され、比較部54に第3パルス信号が入力された際、第3タイミング信号が入力されることが期待される。比較部54は、両信号が同時に入力された場合、パルスの欠落とノイズの重複がないと判定し、Loレベルの信号を補正部55に出力する。これとは異なり、いずれか一方のみが入力された場合、比較部54は、パルスの欠落やノイズの重複があると判定し、Hiレベルの信号を補正部55に出力する。
補正部55は、比較部54の比較結果に基づいてカウント値Nを補正するものである。具体的に言えば、補正部55は、比較部54からLoレベルの信号が入力されている場合、パルスの欠落とノイズの重複がないと判定し、カウント値Nの補正を行わない。これとは異なり、比較部54からHiレベルの信号が入力された場合、補正部55は、パルスの欠落やノイズの重複があると判定し、カウント値Nの補正を行う。上記したように、比較部54は余りの数pとパルスの入力タイミングとを逐次比較し、その判定信号が補正部55に逐次入力される。そのため補正部55は、比較部54からパルスの欠落やノイズの重複があると判定された際に出力されるHiレベルの信号が入力される度に、逐次カウント値Nを補正する。
方向検出部57は、エッジ検出部51から出力される第1〜第3パルス信号の入力タイミングの並びパターンに基づいて、回転体200の回転方向を検出するものである。上記したように、回転体200が正転する場合、第1正弦波信号は第2正弦波信号よりも位相がθ/3早く、第2正弦波信号は第3正弦波信号よりも位相がθ/3早い。したがって図5に示すように回転体200が正転する場合、第1パルス信号のエッジが立ち上がってHiレベルとなるとき、第2パルス信号と第3パルス信号それぞれのエッジはその手前の状態にあり、Loレベルである。しかしながら、回転体200がθ/3だけ回転すると、第1パルス信号のエッジが立ち下がってLoレベルになるとともに、第2パルス信号のエッジが立ち上がってHiレベルとなる。しかしながら、第3パルス信号は以前Loレベルのままである。さらにθ/3だけ回転すると、第1パルス信号のエッジはLoレベルのままであり、第2パルス信号のエッジが立ち下がってLoレベルとなる。そして第3パルス信号のエッジが立ち上がりHiレベルとなる。以下、このエッジの立ち下がりと立ち上がりの振る舞いを繰り返す。このように、回転体200が正転している場合、第1パルス信号、第2パルス信号、第3パルス信号の順にエッジが立ち上がる。方向検出部57は、このエッジの立ち上がりの並びパターン(以下、正転パターンと示す)を検出した場合、回転体200は正転していると判定し、その情報を含む回転信号を除算部53に出力する。
これとは逆に、回転体200が逆転する場合、第3正弦波信号は第2正弦波信号よりも位相がθ/3早く、第2正弦波信号は第1正弦波信号よりも位相がθ/3早い。そのため図6に示すように回転体200が逆転している場合、第3パルス信号、第2パルス信号、第1パルス信号の順にエッジが立ち上がる。方向検出部57は、このエッジの立ち上がりの並びパターン(以下、逆転パターンと示す)を検出した場合、回転体200は逆転していると判定し、その情報を含む回転信号を除算部53に出力する。
次に、本実施形態に係る回転角検出システム100の作用効果を説明する。例えば図7に一点鎖線で示すように、第1パルス信号にパルスの欠けが生じた場合、カウンター52にてカウントされるカウント値Nが少なくなる。しかしながら上記したように、除算部53は、カウント値Nを総数nで割った値の余りの数pを算出し、その余りの数pに応じたタイミング信号を比較部54に出力する。そして比較部54は、除算部53にて算出された余りの数p、および、第1〜第3パルス信号に含まれるパルスの入力タイミングを逐次比較することで、パルス信号におけるパルスの欠落とノイズの重複を逐次検出する。最後に補正部55は、比較部54の比較結果に基づいてカウンター52のカウント値Nを逐次補正する(図7のカウント値N参照)。これによれば、回転体200が一回転した後にカウント値Nを補正する構成と比べて、カウント値Nの補正が速くなる。
上記したように、回転体200が正転している場合、第1パルス信号、第2パルス信号、第3パルス信号の順にエッジが立ち上がり、このエッジの立ち上がりの並びパターン(正転パターン)が方向検出部57に入力される。また、回転体200が逆転している場合、第3パルス信号、第2パルス信号、第1パルス信号の順にエッジが立ち上がり、このエッジの立ち上がりの並びパターン(逆転パターン)が方向検出部57に入力される。方向検出部57は、正転パターンを検出した場合に回転体200は正転していると判定し、逆転パターンを検出した場合に回転体200は逆転していると判定する。これによれば、例えば2つのパルス信号の電圧レベルの関係に基づいて回転体200の回転方向を検出する構成と比べて、回転方向の検出に用いている情報(パルス信号)が多いので、回転方向を高精度に検出することができる。
上記したように、隣り合う2つの磁電変換素子11〜13の隣接角度はθ/3となっている。したがって、回転体200が隣接角度θだけ回転すると、1つの凹凸210,220が隣接角度θだけ回転し、磁電変換素子11〜13それぞれから1つの凹凸210,220に対応するパルス信号が得られる。また、上記したように磁電変換素子11〜13の隣接角度がθ/3となっているため、隣り合う磁電変換素子11〜13それぞれから、位相としてθ/3だけ異なるパルス信号が得られる。したがって、これら複数のパルス信号を重複することで、凸部210の隣接角度がθであるにも関わらず、凸部210の隣接角度がθ/3の場合に得られるパルス信号(加算信号)が得られる。このように、磁電変換素子11〜13の数を増やすことで、凸部210の隣接角度が広い場合であっても、パルス周期の狭い加算信号を得ることができる。すなわち、回転体200の形状に依らずに、パルス周期の狭いパルス信号を得ることができる。また、位相がθ/3ずれた複数のパルス信号が順次論理ゲート56(カウンター52)に入力されるので、各パルス信号に含まれるパルスがつぶれることが抑制される。これにより回転体200の回転角度が、凸部210の隣接間隔よりも狭いピッチで検出される。
なお、磁電変換素子11〜13それぞれに対応する独立した信号線31〜33が算出部50に接続されている。これにより、各信号線31〜33に凸部210の隣接角度がθであるパルス信号(周期がTθの第1〜第3パルス信号)が入力される。したがって、各信号線31〜33に凸部210の隣接角度がθ/3であるパルス信号が入力される構成と比べてパルスの密度が粗いので、パルス信号のノイズ耐性が強くなる。
磁電変換素子11〜13の隣接間隔はθ/nと等しく、総数nは磁電変換素子11〜13の数である。これにより、総数nが磁電変換素子11〜13の数とは異なる構成とは異なり、凸部210の隣接間隔とパルス間隔との対応関係が明りょうとなる。
本実施形態では、回転角度を検出するための第1〜第3パルス信号それぞれが信号線31〜33に入力される。そして、上記したように方向検出部57は、第1〜第3パルス信号のエッジの並びパターンに基づいて回転体200の回転方向を検出する。したがって、上記した回転方向を検出するための情報が含まれた電気信号を算出部50に入力するための信号線が不要となっている。これにより、上記した電気信号を算出部50に入力するための信号線を有する構成と比べて、本実施形態に係る回転角検出システム100は部品点数が削減されている。
なお図8に示すように、回転体200の回転速度は逆転している場合のほうが正転している場合よりも遅い。そのためにパルス周期が長くなるので、例えば第1〜第3パルス信号のパルス幅を正転時よりも逆転時に広く変換したとしても、加算信号のパルスの密度が細かくなることが抑制される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態に係る回転角センサ10は、磁電変換素子11〜13として3つの磁電変換素子11〜13を有する例を示した。しかしながら、磁電変換素子11〜13の数としては上記例に限定されず、複数であれば良い。例えば図9に示すように、回転角センサ10が、4つの磁電変換素子11〜14を有する構成を採用することもできる。この変形例では、磁電変換素子11〜14の隣接角度がθ/4となっており、図10に示すようにカウンター52に入力される加算信号のパルス周期はTθの4分の1であるTθ/4となる。このように、磁電変換素子の数を増大することで、パルス周期Tθ当たりに含まれる加算信号のパルスの数が増大する。したがって、この加算信号に基づくことで、回転体200を高精度に制御することができる。
なお、図9に示す構成において、例えば図10に示すように、変換部20にて磁電変換素子11〜14それぞれのパルス信号の電圧レベルに差を設けてもよい。この場合、第1パルス信号と第3パルス信号とを重複した信号を1つの信号線に入力し、第2パルス信号と第4パルス信号とを重複した信号を1つの信号線に入力する構成を採用することもできる。これによれば、磁電変換素子11〜14それぞれに対応して4つの信号線を有する構成と比べて信号線の数が低減される。なお、この変形例において方向検出部57は、上記したパルスのエッジの並びパターンだけではなく、パルス信号の電圧レベルにも基づいて、回転体200の回転方向を検出する。これによれば、エッジの並びパターンのみに基づいて回転体200の回転方向を検出する構成と比べて、回転方向を高精度に検出することができる。
本実施形態では、回転体200は、表面に凸部の形成された第1部材210と、凹部の形成された第2部材220とが回転方向に沿って交互に連結されて成る例を示した。しかしながら、回転体200としては、表面に凹部の形成された第1部材210と、凸部の形成された第2部材220とが回転方向に沿って交互に連結されて成る構成を採用することもできる。更にいえば、図11に示すように、回転体200は、第1磁極(N極)を有する第1部材210と、第2磁極(S極)を有する第2部材220とが回転方向に沿って交互に連結されて成る構成を採用することもできる。この場合、回転体200から磁束が発せられるため、回転角センサ10は磁界発生部19を有さなくとも良くなる。磁電変換素子11〜13は、回転体200の回転によって生じる回転磁束の変動を電気信号に変換する。
本実施形態では、算出部50が論理ゲート56を有する例を示した。しかしながら、論理ゲート56はなくともよい。この場合、エッジ検出部51から出力されるパルス信号がカウンター52に直接入力される。
本実施形態では、算出部50が方向検出部57を有する例を示した。しかしながら、回転体200が正転だけする場合、方向検出部57はなくともよい。この場合、除算部53は、回転体200の回転方向(方向検出部57の出力信号)に依らずに、余りの数pが1となると第1タイミング信号を比較部54に出力し、余りの数pが2となると第2タイミング信号を比較部54に出力し、余りの数pが0となると第3タイミング信号を比較部54に出力する。
本実施形態では、算出部50がエッジ検出部51を有する例を示した。しかしながらエッジ検出部51を有していなくともよく、この場合、第1〜第3パルス信号がカウンター52(論理ゲート56)、比較部54、および、方向検出部57それぞれに直接入力される。
本実施形態ではエッジ検出部51に基準信号が入力され、この信号を受信するとエッジ検出部51はリセット信号をカウンター52に入力する例を示した。しかしながら、基準信号そのものがリセット信号としての機能を果たす場合、基準信号そのものがリセット信号としてカウンター52に直接入力される構成を採用することもできる。
本実施形態では、論理ゲート56がORゲートであり、カウンター52は、論理ゲート56から出力される加算信号の立ち上がりエッジをカウントする例を示した。しかしながら論理ゲート56としてはNORゲートを採用することができ、この場合カウンター52は、論理ゲート56から出力される加算信号の立ち下がりエッジをカウントする。
10・・・回転角センサ
11〜14・・・磁電変換素子
20・・・変換部
50・・・算出部
52・・・カウンター
53・・・除算部
54・・・比較部
55・・・補正部
200・・・回転体

Claims (4)

  1. 回転体(200)の回転によって生じる回転磁束を検出し、電気信号に変換する回転角センサ(10)と、
    前記回転角センサの電気信号に基づいて、前記回転体の回転角を算出する算出部(50)と、を有する回転角検出システムであって、
    前記回転体は、自身の回転に伴って前記回転磁束が周期的に変動するよう、第1部材(210)と第2部材(220)とが前記回転体の回転方向に沿って交互に連結されて成り、
    前記回転角センサは、前記回転体の回転による前記回転磁束の変動を電気信号に変換する、前記回転体の回転方向に沿って等間隔に並んで配置された複数の磁電変換素子(11〜14)と、複数の前記磁電変換素子それぞれの出力信号をパルス信号に変換する変換部(20)と、を有し、
    前記算出部は、複数の前記磁電変換素子それぞれに対応するパルス信号の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジをカウントするカウンター(52)と、nを複数の前記磁電変換素子の総数とすると、前記カウンターにてカウントされたカウント値Nを前記総数nで割った値の余りの数pを算出する除算部(53)と、前記除算部にて算出された前記余りの数p、および、その余りの数pに対応する前記磁電変換素子のパルス信号に含まれるパルスの入力タイミングを比較することで、前記パルス信号におけるパルスの欠落とノイズの重複を検出する比較部(54)と、前記比較部の比較結果に基づいて前記カウンターのカウント値を補正する補正部(55)と、を有し、
    隣り合う2つの前記磁電変換素子それぞれと前記回転体の回転中心(RC)とを結ぶ2つの線の成す隣接角度は、1つの前記第2部材を介して隣り合う2つの前記第1部材それぞれと前記回転中心とを結ぶ2つの線の成す隣接角度をθとすると、前記隣接角度θを前記総数nで割った値θ/nと等しくなっていることを特徴とする回転角検出システム。
  2. 前記回転体は、前記回転方向の一方向に正転し、前記一方向の逆方向に逆転する性質を有しており、
    前記総数nは、3以上の自然数であり、
    前記算出部は、前記変換部から出力される、3個以上の前記磁電変換素子それぞれに対応するパルス信号の立ち上がりエッジ、若しくは、立ち下がりエッジの入力タイミングの並びパターンに基づいて、前記回転体の回転方向を検出する方向検出部(57)を有することを特徴とする請求項1に記載の回転角検出システム。
  3. 前記変換部は、電圧レベルに差が生じるように、複数の前記磁電変換素子それぞれの出力信号をパルス信号に変換し、
    前記方向検出部は、入力される前記パルス信号の立ち上がりエッジ、若しくは、前記立ち下がりエッジの入力タイミングの並びパターンだけではなく、前記パルス信号の電圧レベルにも基づいて、前記回転体の回転方向を検出することを特徴とする請求項2に記載の回転角検出システム。
  4. 前記回転角センサと前記算出部とを電気的に接続する接続部(30)を有し、
    前記接続部は、前記変換部にて変換された複数の前記磁電変換素子それぞれに対応する複数のパルス信号それぞれを独立して前記算出部に出力する複数の信号線(31〜33)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転角検出システム。
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