JP5092847B2 - ズレ検出装置及びズレ検出方法及び位置検出センサ付電動機の製造方法 - Google Patents
ズレ検出装置及びズレ検出方法及び位置検出センサ付電動機の製造方法 Download PDFInfo
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Description
Asinθ=B
θ:ズレの角度
A:レゾルバ信号波形の振幅のピーク値
B:誘起電圧から抽出した基本波のゼロクロス点の時刻におけるレゾルバ信号の電圧値
により算出するとよい。ズレを正確に検出することができることに変わりはないからである。
θ=α・N
θ:ズレの角度
α:1サンプリング間隔の角度
N:時間Tにおけるサンプリング数
T:レゾルバ信号のゼロクロス点と誘起電圧のゼロクロス点の間隔
により算出してもよい。ズレを正確に検出することができることに変わりはないからである。
第1の形態に係るズレ検出装置100は,図2に示すように位置検出センサ付電動機1を被検体とするものである。位置検出センサ付電動機1は電動機10と,レゾルバ18とを有するものである。電動機10は,固定子11と,回転子12とを有するものである。ここで,回転子12は8極の永久磁石を備えたものである。また,固定子には,コイル14U,14V,14Wが巻回されている。レゾルバ18は,回転子12の回転位置を検出する位置検出センサである。また,レゾルバ18は,回転子12に1次コイルが,固定子11に2個の2次コイルが固定されたものである。また,固定子11に固定された2個の2次コイルは,互いに90°の角度をなすように配置されているものである。
Asinθ=B (1)
表示値=現時点の角度−ズレ検出終了時の角度+ズレθ (2)
ここで,「ズレθ」は,本形態のズレ検出装置及びズレ検出方法を用いて検出したズレ量θである。また,「ズレ検出終了時の角度」は,上記のズレ検出処理が終了して回転子12の回転を止めたときにR/Dコンバータ28により検出された角度である。また,「現時点の角度」は,調整を行っている最中にR/Dコンバータ28により検出されている角度である。このため,表示値が0となるように取り付け位置の調整を行えばよい。この後,その取り付け位置を保持したままレゾルバ18を本固定する。
以下,第2の形態について説明する。本形態のズレ検出装置のハード構成は第1の形態の図2と同様である。また,回転子を回転駆動し(S10),誘起電圧とレゾルバ信号とを取得し(S20),波形を整形し(S30),ズレ量θを算出する(S40)ことも同様である。さらに,位置検出センサ付電動機の製造方法において,算出したズレ量θの値を基に位置検出センサの取り付け位置を調整することも同様である。このため,重複する部分は説明を省略する。第1の形態と異なる点は,ズレ量の算出手順(S40)である。ゆえに,以下ズレ量θの算出方法について以下に説明する。
θ=α・N (3)
なお,相当角度αはサンプリング周期と回転子12の回転速度とによって決定されるものである。以上により,ズレ量θが求まった。これを基に第1の形態と同様に,レゾルバ18の取り付け位置の調整を行えばよい。
第3の形態に係るズレ検出装置200は,図15に示すように位置検出センサ付電動機2を被検体とするものである。ズレを検出した後,ズレをなくすように調整して位置検出センサ付電動機2を製造することは,第1の形態及び第2の形態と同様である。位置検出センサ付電動機2は電動機110と,エンコーダ118とを有するものである。電動機110は,固定子111と,回転子112とを有するものである。ここで,回転子112は8極の永久磁石を備えたものである。また,固定子には,コイル114U,114V,114Wが巻回されている。エンコーダ118は,スリットが設けられた円板であり,スリットを通過した光により回転子112の位置及び回転を示すパルス信号を得るものである。
Ym={K・ΣC(n)−Σ45・(n−1)}/8 (4)
11,111…固定子
12,112…回転子
14U,14V,14W,114U,114V,114W…コイル
18…レゾルバ
22,122…モータ
24,124…三相平衡負荷回路
25U,25V,25W,125U,125V,125W…抵抗
28…R/Dコンバータ
30…波形変換回路
40,140…電子制御ユニット
48,136…ローパスフィルタ
100,200…ズレ検出装置
118…エンコーダ
128…入力処理回路
130…ゼロクロス検出回路
132…ADコンバータ
134…アップダウンカウンタ
Claims (6)
- コイルが巻回された固定子と,
永久磁石が固定された回転子と,
前記回転子の回転位置を検出する位置検出センサとを有する位置検出センサ付電動機における前記位置検出センサの基準位置のズレ量を検出するズレ検出装置であって,
前記回転子を外部から回転させる回転駆動部と,
前記回転子の回転により前記コイルに発生する誘起電圧を検出する電圧検出部と,
制御部とを有し,
前記制御部は,
誘起電圧波形の電圧が予め定めた閾値以上である場合にその電圧をその閾値に置き換える振幅制限部と,
前記振幅制限部の出力波形から基本波を抽出するフィルタ部と,
前記フィルタ部から出力された基本波と前記位置検出センサが出力する信号とからズレ量を算出するズレ算出部とを備えることを特徴とするズレ検出装置。 - 請求項1に記載のズレ検出装置であって,
前記フィルタ部が,ローパスフィルタまたはバンドパスフィルタであることを特徴とするズレ検出装置。 - コイルが巻回された固定子と,
永久磁石が固定された回転子と,
前記回転子の回転位置を検出する位置検出センサとを有する位置検出センサ付電動機における前記位置検出センサの基準位置のズレ量を検出するズレ検出方法であって,
前記回転子を前記位置検出センサ付電動機の外部の動力により回転させ,
前記回転子の回転により前記コイルに発生する誘起電圧を検出し,
検出した誘起電圧が予め定めた閾値以上である場合にその電圧をその閾値に置き換える振幅制限を施し,
前記振幅制限された誘起電圧波形から基本波を抽出し,
前記位置検出センサが出力する信号波形を検出し,
前記位置検出センサが出力する信号波形と,前記誘起電圧波形から抽出した基本波とを比較してズレを算出することを特徴とするズレ検出方法。 - 請求項3に記載のズレ検出方法であって,
ズレの算出を,次式
Asinθ=B
θ:ズレの角度
A:レゾルバ信号波形の振幅のピーク値
B:誘起電圧から抽出した基本波のゼロクロス点の時刻におけるレゾルバ信号の電圧値
により算出することを特徴とするズレ検出方法。 - 請求項3に記載のズレ検出方法であって,
ズレの算出を,次式
θ=α・N
θ:ズレの角度
α:1サンプリング間隔の角度
N:時間Tにおけるサンプリング数
T:レゾルバ信号のゼロクロス点と誘起電圧のゼロクロス点の間隔
により算出することを特徴とするズレ検出方法。 - コイルが巻回された固定子と,
永久磁石が固定された回転子と,
前記回転子の回転位置を検出する位置検出センサとを有する位置検出センサ付電動機の製造方法であって,
前記回転子に前記位置検出センサを仮に固定した状態で,
前記回転子を前記位置検出センサ付電動機の外部の動力により回転させ,
前記回転子の回転により前記コイルに発生する誘起電圧を検出し,
検出した誘起電圧が予め定めた閾値以上である場合にその電圧をその閾値に置き換える振幅制限を施し,
前記振幅制限された誘起電圧波形から基本波を抽出し,
前記位置検出センサが出力する信号波形を検出し,
前記位置検出センサが出力する信号波形と,前記誘起電圧波形から抽出した基本波とを比較してズレを算出し,
前記算出したズレをなくすように,前記位置検出センサの取り付け位置を調整し,
前記回転子に前記位置検出センサを本固定することを特徴とする位置検出センサ付電動機の製造方法。
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JP2008096981A JP5092847B2 (ja) | 2008-04-03 | 2008-04-03 | ズレ検出装置及びズレ検出方法及び位置検出センサ付電動機の製造方法 |
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