JP5892123B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、複合機の情報漏えい対策及び誤送信対策の利便性を高めることを課題とし、複合機に、操作者からの指示に基づき画像データを取り込む画像取得手段と、操作者の認証と操作者以外である確認者の認証と共に、複数の認証によって、操作者の出力操作について所定の権限を満たしたか判別する認証処理手段と、操作者の操作に関する権限と、確認者の他者の操作に対する権限を対応付けて認証情報として記録した認証情報管理手段と、所定の権限を満たした通知を受けて、画像データを出力する出力手段とを設け、画像取得手段で取得した画像データを出力するときに、認証処理手段において複数人を認証し、認証情報管理手段に予め定められている認証した複数人の権限に基づいて、出力手段から操作者の行った画像データの出力操作を実行するか否かを判別させることが開示されている。
特許文献2には、極めて偽造が困難な生体情報を複数人認証して操作可能とすることで、危険なく確実に操作を行い、犯罪やミスを防止すること、すなわち、盗用可能なパスワード・印鑑・カギ等ではなく、極めて偽造が困難な生体情報を複数人認証して操作可能とすることで、危険なく確実に操作を行い、犯罪やミスを防止することを課題とし、1枚のIC付キャシュカードに2人の指静脈情報を登録して発行し、カードの発行時に、引出しや振込み等の取引限度額を、どちらか1人の指静脈情報を認証して取引した時と、2人の指静脈情報を認証して取引した時を、分けて設定する機能を持たせることが開示されている。
特許文献3には、ファクシミリ送信に対する承認処理を簡単な仕組みで実現したファクシミリ装置を提供することを課題とし、ファクシミリ装置を使用するユーザと当該ユーザによるファクシミリ送信についての承認権限を有する承認者とを対応付けた承認テーブルを記憶する記憶部と、ユーザから、当該ユーザを識別するユーザ識別子とファクシミリ送信の対象となる原稿と送信先を示す送信先情報とを取得する入力部と、承認テーブルを参照することで、入力部によって取得されたユーザ識別子に対応する承認者を特定し、特定した承認者から、ユーザ識別子が示すユーザによるファクシミリ送信に対する承認を取得する承認取得部と、取得された承認に対応するファクシミリ送信の原稿を送信先情報が示す送信先にファクシミリ送信する送信部とを備えることが開示されている。
特許文献4には、複写機、プリンター、ファクシミリ等の複合機能を有した画像形成装置において、他人が出力した出力用紙の取り間違いや取り忘れを防止し、使い勝手のよいものにすることを目的とし、装置本体に、画像形成後の出力用紙を収納する複数の収納トレイを有した自動仕分け装置を接続し、そして、外部から入力された画像情報から、その画像を可視画像にして出力するのに必要な用紙枚数を算定し、その算定した出力枚数に応じて上記自動仕分け装置の収納トレイを指定し、その指定した収納トレイに画像形成した用紙を排出することが開示されている。
特許文献5には、設置場所の照明によって見難い液晶操作画面を改善することができ、また、視覚障害者にとって見やすく、かつ、操作しやすい画面・機能であり、万人に合わせた操作画面を提供することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とし、画像情報を読み取り、上記読み取った画像情報に基づいて、画像形成し、個人認証情報を読み取り、上記読み取った個人認証情報を登録し、上記登録された個人認証情報と認証時に読み取った個人認証情報とを比較し、認証処理を行い、上記認証がされたときに、上記認証された個人に応じて、所定の操作部画面のデザイン、配置、機能のうちの少なくとも1つを変更することが開示されている。
特許文献6には、利用者が個々の利用者に応じた利用しやすい形態により設定操作を行うことのできる、特に視覚障害者等の障害者に最適な画像形成装置、情報処理装置、それらの制御方法、及びそれらの制御プログラムを提供することを課題とし、利用者を識別する個人識別情報を格納した個人識別情報格納手段と、個人識別情報に対応付けられた装置設定情報を格納する設定情報格納手段と、外部から入力された個人情報と個人情報識別情報とを照合して、利用者を認証する利用者認証手段と、利用者認証手段により認証された利用者の装置設定情報を設定情報格納手段から抽出する設定情報抽出手段と、設定情報抽出手段により抽出された装置設定情報に基づいて装置設定を行う装置設定手段とを、画像形成装置又は情報処理装置に備えたことが開示されている。
特許文献7には、健常者向けの仕様と視覚障害者向けの操作フローに関する仕様を一致させることが可能な操作方式、機器、装置を提供することを課題とし、操作パネルの画像形成装置前面側に音声ガイダンスモードを起動するモード切替キーを専用キーとして設け、視覚障害者でも分かりやすい音声ガイダンスモードのトリガーキーとし、操作者がモード切替キーを操作すると音声ガイダンスモードが起動され、テンキーを用いてカーソル操作を行い、ポインタを移動させると、液晶タッチパネル内でポインタにより指し示されたキーの読み上げがスピーカ等の音声発声手段により行われ、確定キーの押下等の操作で画面キーによる入力を受け付けることが開示されている。
特開2012−074935号公報 特開2008−112231号公報 特開2007−295294号公報 特開平08−026587号公報 特開2002−370421号公報 特開2005−035294号公報 特開2005−257973号公報
本発明は、操作者と確認者が認証されたことを条件として、処理装置に処理を実行させるように制御する場合にあって、操作者又は確認者の情報が継続して得られていることを条件として、その処理装置による処理を継続させるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、操作者を特定する情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された前記操作者を特定する情報に基づき、前記操作者を認証する操作者認証手段と、前記操作者認証手段によって認証された操作者の情報が継続して得られているか否かを判断する第1の判断手段と、確認者を特定する情報を取得する第2の取得手段と、操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する確認者を識別する確認者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する確認者を、前記第2の取得手段により取得された前記確認者を特定する情報に基づき、認証する確認者認証手段と、前記確認者認証手段によって認証された確認者の情報が継続して得られているか否かを判断する第2の判断手段と、前記操作者認証手段によって操作者が認証され、前記確認者認証手段によって確認者が認証されたことを条件として、該操作者の操作に基づいて、処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段を具備し、前記制御手段は、前記処理装置によって処理が実行された後であって、前記第1の判断手段によって前記操作者の情報が継続して得られている又は前記第2の判断手段によって前記確認者の情報が継続して得られていると判断されていることを条件として、該処理装置による処理が継続されるように制御することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記確認者認証手段は、前記処理装置に実行させる処理内容が、予め定められた条件を満たす場合に、前記確認者を認証する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記処理装置は、画像処理装置であって、前記予め定められた条件は、(1)処理する画像データ量が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(2)処理時間が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(3)前記処理装置によって処理が行われている間に、前記操作者の予定があること、のいずれか1つ又はこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、操作者を認証する操作者認証手段と、前記操作者が介助を要する障害者であることを認識する認識手段と、操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する介助者を識別する介助者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する介助者を認証する介助者認証手段と、処理装置に処理を実行させるために、前記操作者によって、該操作者の介助を要する操作が行われた場合は、前記介助者認証手段による介助者の認証が行われていることを条件として、該処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項5の発明は、介助者を特定する情報を取得する第2の取得手段と、前記介助者認証手段によって認証された介助者の情報が継続して得られているか否かを判断する第2の判断手段をさらに具備し、前記制御手段は、前記処理装置によって処理が実行された後であって、前記第2の判断手段によって前記介助者の情報が継続して得られていると判断されたことを条件として、該処理装置による処理が継続されるように制御することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記制御手段は、前記処理装置において前記操作者が介助を要する事象が発生した後であって、該事象が解除された場合は、前記介助者の情報が継続して得られていなくても、該処理装置による処理が継続されるように制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、コンピュータを、操作者を特定する情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された前記操作者を特定する情報に基づき、前記操作者を認証する操作者認証手段と、前記操作者認証手段によって認証された操作者の情報が継続して得られているか否かを判断する第1の判断手段と、確認者を特定する情報を取得する第2の取得手段と、操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する確認者を識別する確認者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する確認者を、前記第2の取得手段により取得された前記確認者を特定する情報に基づき、認証する確認者認証手段と、前記確認者認証手段によって認証された確認者の情報が継続して得られているか否かを判断する第2の判断手段と、前記操作者認証手段によって操作者が認証され、前記確認者認証手段によって確認者が認証されたことを条件として、該操作者の操作に基づいて、処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段として機能させ、前記制御手段は、前記処理装置によって処理が実行された後であって、前記第1の判断手段によって前記操作者の情報が継続して得られている又は前記第2の判断手段によって前記確認者の情報が継続して得られていると判断されていることを条件として、該処理装置による処理が継続されるように制御することを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項8の発明は、コンピュータを、操作者を認証する操作者認証手段と、前記操作者が介助を要する障害者であることを認識する認識手段と、操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する介助者を識別する介助者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する介助者を認証する介助者認証手段と、処理装置に処理を実行させるために、前記操作者によって、該操作者の介助を要する操作が行われた場合は、前記介助者認証手段による介助者の認証が行われていることを条件として、該処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、操作者と確認者が認証されたことを条件として、処理装置に処理を実行させるように制御する場合にあって、操作者又は確認者の情報が継続して得られていることを条件として、その処理装置による処理を継続させることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、処理装置に実行させる処理内容が、予め定められた条件を満たす場合に、確認者を認証する処理を行うことができる。
請求項3の情報処理装置によれば、(1)処理する画像データ量が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(2)処理時間が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(3)処理装置によって処理が行われている間に、操作者の予定があること、のいずれか1つ又はこれらの組み合わせの場合に、確認者を認証する処理を行うことができる。
請求項4の情報処理装置によれば、操作者である障害者と介助者が認証されたことを条件として、処理装置に処理を実行させるように制御することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、操作者である障害者と介助者が認証されたことを条件として、処理装置に処理を実行させるように制御する場合にあって、介助者の情報が継続して得られていることを条件として、その処理装置による処理が継続されるように制御することができる。
請求項6の情報処理装置によれば、処理装置において操作者が介助を要する事象が発生した後であって、その事象が解除された場合は、介助者の情報が継続して得られていなくても、その処理装置による処理が継続されるように制御することができる。
請求項7の情報処理プログラムによれば、操作者と確認者が認証されたことを条件として、処理装置に処理を実行させるように制御する場合にあって、操作者又は確認者の情報が継続して得られていることを条件として、その処理装置による処理を継続させることができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、操作者である障害者と介助者が認証されたことを条件として、処理装置に処理を実行させるように制御することができる。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。 認証状態と処理実行の関係例を示す説明図である。 認証状態と処理実行の関係例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 認証情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ユーザが車椅子利用者であることを認識するための車椅子利用者認識システムについて説明した図である。 カメラの構成例を示す図である。 車椅子利用者認識装置の機能構成例を説明した図である。 車椅子利用者認識装置の動作を説明したフローチャートである。 ユーザが車椅子利用者だった場合に、画像処理装置の前におけるユーザ及び車椅子の向きについて説明した図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、処理装置の一例であるプリンター182、スキャナー184による処理を制御するものであって、図1の例に示すように、操作者・確認者情報取得モジュール110、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124、操作権限確認モジュール126、操作受付モジュール128、操作者権限取得モジュール130、確認者権限取得モジュール132、認証権限状態保持モジュール134、ネットワーク接続モジュール136、画像出力モジュール138、画像受付モジュール140を有している。プリンター182、スキャナー184に処理を実行させるためには、操作者と確認者の両方が認証されたことを条件とする。そして、操作者と確認者の両方が認証されている認証状態が維持されていることを条件として、プリンター182、スキャナー184による処理が継続されるようにする。また、両方の認証が必要な処理は、予め定められた処理(又は、予め定められた条件を満たす処理)であってもよい。なお、「プリンター182、スキャナー184」と記載する場合は、プリンター182、スキャナー184のいずれか、又は両方の意で用いる。
カード読取モジュール116は、操作受付モジュール128と接続されている。カード読取モジュール116は、操作者又は確認者を本実施の形態において一意に識別するための操作者識別情報(操作者ID:IDentification)又は確認者識別情報(確認者ID)を記憶しているICカード等内の情報を読み取る。
操作パネル118は、操作受付モジュール128と接続されている。操作パネル118は、キーボード、マウス、タッチパネル等であって、操作者又は確認者による操作を受け付ける。例えば、操作者又は確認者による操作として、パスワード等の入力操作がある。また、プリンター182、スキャナー184に対する操作を受け付ける。具体的には、スキャン処理のスタート操作、複写処理の枚数設定、用紙の大きさ設定、スタート操作等がある。
操作受付モジュール128は、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124、操作権限確認モジュール126、画像出力モジュール138、画像受付モジュール140、カード読取モジュール116、操作パネル118と接続されている。操作受付モジュール128は、カード読取モジュール116、操作パネル118から渡された情報にしたがって、他のモジュールに情報を渡す。例えば、ログイン処理である場合は、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124へ渡し、プリンター182、スキャナー184に対する操作である場合は、画像出力モジュール138、画像受付モジュール140に渡す。
操作者・確認者情報取得モジュール110は、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124と接続されており、無線通信機112、カメラ114を有している。操作者・確認者情報取得モジュール110は、操作者又は確認者の認証状態が維持されているか否かを判断するために用いられるものである。「認証状態が維持されている」とは、カード読取モジュール116等を用いて操作者又は確認者の認証が行われた後であって、その認証が行われた操作者又は確認者がプリンター182、スキャナー184の近辺にいることを指す。また、「認証状態が維持されている」には、ユーザ(操作者、確認者)を認証するときに取得した情報が継続して得られていることを少なくとも含む。例えば、認証のためにユーザを特定するための情報を取得して、その後、そのユーザを特定するための情報を含むICカード、生体情報(顔画像等)の情報を複数回取得し、都度取得した情報に基づいて認証状態を継続させていることである。
また、「カード読取モジュール116等を用いて操作者又は確認者の認証が行われ」とは、例えば、プリンター182、スキャナー184を使用するにあたって、操作者又は確認者の操作者ID又は確認者IDを記憶しているICカード等内の情報を読み取り、操作パネル118でパスワード等を入力させ、認証権限情報DB192で、その操作者又は確認者は、プリンター182、スキャナー184を使用することができるか否かを判断した結果、使用することができると判断することである。いわゆるログイン処理である。もちろんのことながら、ログイン処理として、ICカードを利用する以外に、ユーザID、パスワードの入力、生体情報の識別等を用いてもよい。
そして、「認証が行われた操作者又は確認者がプリンター182、スキャナー184の近辺にいること」を条件としているのは、最初のログイン処理は正式に行われたが、その後、操作者又は確認者がプリンター182、スキャナー184から離れることを防止するためである。具体的には、無線通信機112は、認証された操作者又は確認者が所有しているICカード、携帯機器(スマートフォン等を含む携帯電話等)等と近距離通信を行い、その近距離通信が行われている場合、又は近距離通信が距離を計測できるものである場合は、計測した距離が予め定められた値以下である場合は、「認証状態が維持されている」ことになる。また、カメラ114は、操作者又は確認者を撮影し、その撮影した顔画像を抽出して顔認識を行い、認証された操作者又は確認者が撮影している画像内にいる場合は、「認証状態が維持されている」ことになる。なお、無線通信機112、カメラ114は、プリンター182、スキャナー184に備え付けられているので、プリンター182、スキャナー184の近辺とは、無線通信機112、カメラ114の近辺と同じ意である。
操作者確認・認証モジュール122は、操作者・確認者情報取得モジュール110、操作受付モジュール128、認証権限状態保持モジュール134、ネットワーク接続モジュール136と接続されている。操作者確認・認証モジュール122は、操作者を認証する。具体的には、操作受付モジュール128から受け取った認証用の情報に基づいて、認証権限情報DB192との通信を行って、その操作者を認証する。そして、操作者確認・認証モジュール122は、認証された操作者の認証状態が維持されているか否かを判断する。具体的には、操作者・確認者情報取得モジュール110からの情報を用いて、その操作者がプリンター182、スキャナー184の近辺にいるか否かを判断する。
確認者確認・認証モジュール124は、操作者・確認者情報取得モジュール110、操作受付モジュール128、認証権限状態保持モジュール134、ネットワーク接続モジュール136と接続されている。確認者確認・認証モジュール124は、認証権限状態保持モジュール134を用いて、操作者確認・認証モジュール122によって認証された操作者に対応する確認者を認証する。具体的には、操作受付モジュール128から受け取った認証用の情報に基づいて、認証権限情報DB192との通信を行って、その確認者を認証する。操作者に対応する確認者であるか否かは、認証権限状態保持モジュール134又は認証権限情報DB192に記憶されている情報を用いる。そして、確認者確認・認証モジュール124は、認証された確認者の認証状態が維持されているか否かを判断する。具体的には、操作者・確認者情報取得モジュール110からの情報を用いて、その確認者がプリンター182、スキャナー184の近辺にいるか否かを判断する。なお、この判断は、操作者の認証が行われた後又は操作者が認証状態である場合に行われる。
また、確認者確認・認証モジュール124は、処理装置に実行させる処理内容が、予め定められた条件を満たす場合に、確認者を認証する処理を行う。例えば、処理装置が、プリンター182、スキャナー184である場合は、その予め定められた条件として、(1)処理する画像データ量が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(2)処理時間が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(3)処理装置によって処理が行われている間に、操作者の予定があること、のいずれか1つ又はこれらの組み合わせであることである。
操作権限確認モジュール126は、操作受付モジュール128、操作者権限取得モジュール130、確認者権限取得モジュール132、画像出力モジュール138、画像受付モジュール140と接続されている。操作権限確認モジュール126は、操作者確認・認証モジュール122によって操作者が認証され、確認者確認・認証モジュール124によって確認者が認証されたことを条件として、その操作者の操作に基づいて、処理装置に処理を実行させるように制御する。
そして、操作権限確認モジュール126は、処理装置によって処理が実行された後であって、操作者確認・認証モジュール122によって操作者の認証状態が維持されている又は確認者確認・認証モジュール124によって確認者の認証状態が維持されていると判断されていることを条件として、処理装置による処理が継続されるように制御する。
また、操作権限確認モジュール126は、操作者権限取得モジュール130からの情報に基づいて、その操作者に与えられている権限(例えば、プリンター182の1回の印刷における印刷原稿量の閾値等)として、操作者による操作で指定された処理内容は、認められているものであるか否かを判断するようにしてもよい。
また、操作権限確認モジュール126は、確認者権限取得モジュール132からの情報に基づいて、その確認者に与えられている権限(例えば、許可できるプリンター182の1回の印刷における印刷原稿量の閾値等)として、操作者による操作で指定された処理内容は、その確認者に認められているものであるか否かを判断するようにしてもよい。
操作者権限取得モジュール130は、操作権限確認モジュール126、認証権限状態保持モジュール134と接続されている。操作者権限取得モジュール130は、認証権限状態保持モジュール134から、対象となっている操作者に与えられている権限を取得し、操作権限確認モジュール126に渡す。
確認者権限取得モジュール132は、操作権限確認モジュール126、認証権限状態保持モジュール134と接続されている。確認者権限取得モジュール132は、認証権限状態保持モジュール134から、対象となっている確認者に与えられている権限を取得し、操作権限確認モジュール126に渡す。
認証権限状態保持モジュール134は、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124、操作者権限取得モジュール130、確認者権限取得モジュール132、ネットワーク接続モジュール136と接続されている。認証権限状態保持モジュール134は、操作者を識別する操作者識別情報(操作者ID)とその操作者に対応する確認者を識別する確認者識別情報(確認者ID)を記憶している。また、操作者、確認者に与えられている権限等を記憶している。例えば、認証情報テーブル900を記憶している。図9は、認証情報テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。
認証情報テーブル900は、操作者欄910、操作者の認証状態欄920、印刷原稿量閾値欄930、読み取り原稿量閾値欄940、予定(操作者)欄950、確認者欄960、確認者の認証状態欄970、予定(確認者)欄980を有している。操作者欄910は、操作者IDを記憶している。操作者の認証状態欄920は、その操作者の認証状態を記憶している。印刷原稿量閾値欄930は、その操作者における印刷原稿量の閾値を記憶している。読み取り原稿量閾値欄940は、その操作者における読み取り原稿量の閾値を記憶している。予定(操作者)欄950は、その操作者の予定を記憶している。確認者欄960は、確認者IDを記憶している。確認者の認証状態欄970は、その確認者の認証状態を記憶している。予定(確認者)欄980は、その確認者の予定を記憶している。また、その確認者に与えられている権限(印刷原稿量閾値欄930、読み取り原稿量閾値欄940に相当するもの)を記憶していてもよい。
この認証情報テーブル900では、操作者欄910には操作者としてAとBが登録されている。操作者の認証状態欄920には操作者が認証されているかどうかの状態がセットされている。この情報は、操作者を認証した後に処理装置の前を離れた場合、解除される(未認証状態)。処理装置の前を離れたことを検知するのは、機械周辺に設置されたカメラ114や、操作者が保持する位置情報利用可能な携帯機器の位置などで判断できる。印刷原稿量閾値欄930は、印刷原稿量の閾値で、実際に印刷する枚数が閾値を超えていれば確認者の立ち合いが要求されるようにできる。読み取り原稿量閾値欄940は、同様に読み取りに関するもので原稿自動送り装置に置いた原稿量の重み等で判断する。予定(操作者)欄950の予定は、操作者のスケジュールであり、操作者が直ぐに処理装置の前から離れなければならないかどうかを判断するためのものである。直ぐに処理装置の前を離れなければならず、確認者の立ち合いもなければ処理を実行しないようにしてもよい。確認者欄960は、操作者に対応する確認者であって、複数人登録してもよい。確認者の認証状態欄970は、確認者の認証状態で、処理実行から終了までの間で操作者の認証状態欄920の操作者の認証状態又は確認者の認証状態欄970のいずれかが認証状態にあれば処理が継続実行され、そうでなければ処理を中止する等、処理装置の設定に従った動作を行うようにできる。予定(確認者)欄980は、確認者の予定である。登録されている順番で確認者を選択したり、時間に余裕のある確認者を選択するようにすることも可能である。
ネットワーク接続モジュール136は、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124、認証権限状態保持モジュール134と接続されており、また通信回線198を介して認証権限情報DB192、スケジュールDB194と接続されている。ネットワーク接続モジュール136は、情報処理装置100からの情報を、認証権限情報DB192、スケジュールDB194に渡し、認証権限情報DB192からは、認証された操作者、確認者の権限を取得し、スケジュールDB194からは、認証された操作者、確認者のスケジュール情報を取得する。スケジュール情報としては、例えば、現在の日時から予め定められた期間以内に予定されているスケジュールが該当する。予め定められた期間「予め定められた期間」としては、例えば、処理装置を用いる期間として想定される時間である。
画像出力モジュール138は、操作権限確認モジュール126、操作受付モジュール128、プリンター182と接続されている。画像出力モジュール138は、操作受付モジュール128から受け取った操作内容にしたがって、プリンター182に処理を実行させる。ただし、その処理を行うか否かについては、操作権限確認モジュール126からの指示にしたがう。
画像受付モジュール140は、操作権限確認モジュール126、操作受付モジュール128、スキャナー184と接続されている。画像受付モジュール140は、操作受付モジュール128から受け取った操作内容にしたがって、スキャナー184に処理を実行させる。ただし、その処理を行うか否かについては、操作権限確認モジュール126からの指示にしたがう。
プリンター182は、画像出力モジュール138と接続されている。プリンター182は、画像出力モジュール138の制御にしたがって印刷処理等を実行する。
スキャナー184は、画像受付モジュール140と接続されている。スキャナー184は、画像受付モジュール140の制御にしたがってスキャン処理等を実行する。なお、プリンター182、スキャナー184は、一体に構成されている画像処理装置400としてもよい。いわゆる複合機(スキャナー、プリンター、複写機、ファクシミリ等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)としてもよい。なお、プリンター182、スキャナー184による処理は、ジョブ、サービス等と呼ばれることもある。
認証権限情報DB192は、通信回線198を介してネットワーク接続モジュール136と接続されている。認証権限情報DB192は、ユーザ(操作者、確認者を含む)についての認証情報、プリンター182、スキャナー184に対する権限情報等を管理している。
スケジュールDB194は、通信回線198を介してネットワーク接続モジュール136と接続されている。スケジュールDB194は、ユーザについての電子的なスケジュール情報を管理している。例えば、ユーザ毎に、日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)とその日時に行われる予定を対応付けて記憶している。
情報処理装置100による処理例の概要を示す。この説明は、情報処理装置100の理解を容易にするためのものであって、情報処理装置100の処理内容の全て、又は必須の処理内容を示すものではない。
操作者は、ICカード等でカード読取モジュール116、操作パネル118を用いた認証操作を行う。認証操作が行われると操作受付モジュール128から操作者確認・認証モジュール122を経て認証権限情報DB192とスケジュールDB194から図9に例示する認証情報テーブル900を構築し、認証権限状態保持モジュール134に保存する。その後、操作者が処理を実行しようとした場合、操作受付モジュール128を経由して画像受付モジュール140、画像出力モジュール138から処理情報を取り出し、操作権限確認モジュール126で認証情報テーブル900の各閾値を超えていないか判断する。超えていなければ、通常に操作することが可能になり、その操作の処理が行われる。超えていた場合は、確認者の認証が必要である。操作受付モジュール128から確認者確認・認証モジュール124を経由して認証し、認証権限情報DB192とスケジュールDB194から認証情報を更新する。そして、確認者の認証が必要である処理については、その処理が実行された後は、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124によって、操作者、確認者のいずれか一方が、プリンター182、スキャナー184の近辺にいることを認証状態が維持されているとして、その処理を継続する。また、操作者と確認者の両方が、プリンター182、スキャナー184の近辺にいない場合は、認証状態が維持されていないとして、その処理を中止する。
なお、認証後に再度処理を実行しようとした場合に、操作権限確認モジュール126で再度権限を確認した上で処理を実行するようにしてもよい。
認証権限状態保持モジュール134で保持する認証情報は操作者・確認者のスケジュールの変更及び操作者・確認者がプリンター182、スキャナー184の前から離れることにより、都度更新される。
図2は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、操作者認証を行う。
ステップS204では、認証がOKである否かを判断し、OKである場合はステップS206へ進み、それ以外の場合はステップS214へ進む。
ステップS206では、対応する確認者要であるか否かを判断し、確認者要である場合はステップS208へ進み、それ以外の場合はステップS212へ進む。
ステップS208では、確認者認証を行う。
ステップS210では、認証がOKである否かを判断し、OKである場合はステップS212へ進み、それ以外の場合はステップS214へ進む。
ステップS212では、成功(処理可能)であるとする。
ステップS214では、失敗であるとする。つまり、操作者の認証ができない場合、確認者を必要とする場合であって確認者の認証ができない場合、処理装置における操作を不可とする。
図2は、第1の実施の形態による基本的なフロー例である。操作者が画像処理装置400の前においてICカードや生体などの認証システムに従い、その個人を特定・認証を実施する(ステップS202)。認証が失敗すれば(ステップS204でNo)、操作は継続できない(ステップS214)。個人を認証すると(ステップS204でYes)、画像処理装置400内又は外部の認証権限情報DB192から操作者480に対応する確認者490の有無を判断する。操作者480に対応する確認者490が設定されていなければ(ステップS206でNo)、認証した操作者480のみで処理を実行できるとみなし、操作を継続して実施できる(ステップS212)。対応する確認者490が必要であれば(ステップS206でYes)、画像処理装置400は確認者490へ通知し、認証を求める(ステップS208)。確認者490の認証が失敗すれば(ステップS210でNo)、処理は継続できない(ステップS214)。確認者490の認証が成功すれば(ステップS210でYes)、処理が実施できる(ステップS212)。確認者490の認証の失敗は誤った確認者490の認証や、時間内に認証が実施されなかった等のケースがある。また、認証した操作者情報及び確認者情報は操作終了まで保持される。実際の操作前に操作者480と確認者490の認証が必要なケースとは、初めて画像処理装置400を使用するケース等が相当する。
図3は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。これは、処理の実行時(実行途中)に確認者を要するケースについての処理例を示す。
ステップS302では、操作者認証を行う。
ステップS304では、認証がOKである否かを判断し、OKである場合はステップS306へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS399)。
ステップS306では、プリント/コピーorスキャン/ファクシミリの判断を行い、プリント/コピーの場合はステップS308へ進み、スキャン/ファクシミリ送信である場合はステップS310へ進む。
ステップS308では、プリント枚数が多いか否かを判断し、多い場合はステップS312へ進み、それ以外の場合はステップS318へ進む。
ステップS310では、スキャン/ファクシミリ原稿量が多いか否かを判断し、多い場合はステップS312へ進み、それ以外の場合はステップS318へ進む。
ステップS312では、対応する確認者要であるか否かを判断し、確認者要である場合はステップS314へ進み、それ以外の場合はステップS318へ進む。なお、ステップS312で確認者要である場合、つまり、操作者だけが認証された状態で、ステップS308、ステップS310のYesとなった場合、操作者に対応する確認者に対して立会を促す通知を行うようにしてもよい。例えば、確認者宛てに、その旨の内容を含む電子メール、音声合成によって電話等をする。
ステップS314では、確認者認証を行う。
ステップS316では、認証がOKである否かを判断し、OKである場合はステップS318へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS399)。つまり、操作者の認証ができない場合、確認者を必要とする場合であって確認者の認証ができない場合、処理装置における操作を不可とする。
ステップS318では、処理を実行する。
図3は、処理の実行時に確認者490を要するケースのフロー例である。操作者480が、画像処理装置400の前においてICカードや生体などの認証システムに従い、個人を特定・認証を実施する(ステップS302)。個人を認証すると(ステップS304でYes)、操作者480の操作に応じた処理を実行できる状態になる。その後、コピー、プリントの指示であって(ステップS306でプリント/コピー)、要求するプリント、コピー枚数が機械や個人毎に指定された1回の実行当たりの閾値を超えている場合は(ステップS308でYes)、画像処理装置400内又は認証権限情報DB192から操作者480に対応する確認者490の有無を判断する(ステップS312)。この閾値は枚数だけでなく推定される処理時間としてもよい。またコピー、プリントだけでなく、スキャンやファクシミリ送信(ステップS306でスキャン/ファクシミリ送信)での自動原稿送りを利用したケース等に対応するようにしてもよい(ステップS310)。操作者480に対応する確認者490が設定されていなければ(ステップS312でNo)、認証した操作者480や機械で設定された動作を継続する(例えば上限までプリントするとか、プリントを中止、確認者490に通知)。対応する確認者490が必要であれば(ステップS312でYes)、画像処理装置400は確認者490の認証を求める(ステップS314)。確認者490の認証が失敗すれば(ステップS316でNo)、処理は継続できない。確認者490の認証が成功すれば(ステップS316でYes)、処理が実行できる(ステップS318)。なお、ステップS308、S310では、(1)処理する画像データ量が予め定められた値以上であること、(2)処理時間が予め定められた値以上であること、(3)画像処理装置400によって処理が行われている間に、操作者480の予定があること、のいずれか1つ又はこれらの組み合わせを判断する。なお、「(3)画像処理装置400によって処理が行われている間に、操作者480の予定があること」にあっては、確認者490は、処理を引き継ぐ継続者、操作者480の代理者である。
図4は、第1の実施の形態による処理例を示す説明図である。つまり、操作者、確認者のいずれか一方が、処理中に不在になるケースを示したものである。図5は、認証状態と処理実行の関係例を示す説明図である。つまり、一方が不在の場合における認証状態と処理実行の関係例を示したものである。図6は、認証状態と処理実行の関係例を示す説明図である。つまり、両方不在となる場合における認証状態と処理実行の関係例を示す説明図である。
図4(a)に示す例は、操作者480を認証したことを示している。なお、画像処理装置400は、プリンター182、スキャナー184、カード読取モジュール116、操作パネル118、情報処理装置100を組み合わせたものである。そして、操作者480は、確認者490の認証を必要とするものである。又は、操作者480の操作によって行う処理内容は、確認者490の認証を必要とするものである。図4(b)の例に示すように、確認者490を認証後に、画像処理装置400での処理が実行される。ここまでは、図2、図3の例に示したように、操作者480、確認者490が認証された前提において、操作者480の処理実行指示に従った処理を行う。
そして、図4(c)の例に示すように、処理が実行されている間に、例えば、操作者480のスケジュールの都合により途中で画像処理装置400の場所から不在になった場合、確認者490の有無を確認する。確認者490がいれば、処理は継続される。また途中で操作者480が戻り、確認者490が不在となった場合でも処理は継続する。
この継続する場合について、図5の例を用いて説明する。操作者480は、認証状態582、未認証状態584、認証状態586と推移する。認証状態582は時点502から時点508までで、未認証状態584は時点508から時点510までで、認証状態586は時点510から時点516までである。確認者490は、未認証状態592、認証状態594、未認証状態596と推移する。未認証状態592は時点502から時点504までで、認証状態594は時点504から時点512までで、未認証状態596は時点512から時点516までである。処理実行550は、時点506から時点514までである。
つまり、処理実行550の開始時である時点506では、操作者480は認証状態582であり、確認者490は認証状態594である。処理実行550の途中の時点508で、操作者480は未認証状態584となるが、確認者490は認証状態594のままであり、また、処理実行550の途中の時点512で確認者490は未認証状態596となるが、操作者480は認証状態586のままであるので、処理実行550は終了の時点514まで継続する。
操作者480、確認者490双方が不在となった場合は、操作者480の事前に設定された動作や画像処理装置400で予め設定された動作を実施する。その動作として、例えば、処理を一時中断し、操作者480、確認者490、画像処理装置400のシステム管理者宛てに、その旨の内容を含む電子メール、音声合成によって電話等をする。
この一時中断する場合について、図6の例を用いて説明する。操作者480は、認証状態682、未認証状態684、認証状態686と推移する。認証状態682は時点602から時点608までで、未認証状態684は時点608から時点612までで、認証状態686は時点612から時点614までである。確認者490は、未認証状態692、認証状態694、未認証状態696と推移する。未認証状態692は時点602から時点604までで、認証状態694は時点604から時点610までで、未認証状態696は時点610から時点614までである。処理実行650は、時点606から時点610までである。
つまり、処理実行650の開始時である時点606では、操作者480は認証状態682であり、確認者490は認証状態694である。処理実行650の途中の時点608で、操作者480は未認証状態684となるが、確認者490は時点610まで認証状態694のままである。処理実行650は、時点608後も継続する。しかし、確認者490は、時点610で認証状態694が終了し、未認証状態696となってしまうので、処理は一時中断652となる。つまり、時点610では、操作者480は未認証状態684となり、確認者490も未認証状態696となり、両者とも未承認状態となったので、処理実行650は時点610で一時中断652となる。
図7は、第1の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。つまり、操作者、確認者いずれかが処理中に不在になるケースのフロー例を示している。
ステップS702では、操作者・確認者の認証がOKとなる。
ステップS704では、処理実行の指示を行う。
ステップS706では、処理実行が完了したか否かを判断し、完了した場合は処理を終了し(ステップS799)、それ以外の場合はステップS708へ進む。
ステップS708では、操作者が不在であるか否かを判断し、不在である場合はステップS710へ進み、それ以外の場合はステップS706へ戻る。
ステップS710では、確認者が不在であるか否かを判断し、不在である場合はステップS712へ進み、それ以外の場合はステップS706へ戻る。
ステップS712では、処理実行を停止し、操作者・確認者に通知する。
なお、ステップS708とステップS710の処理は、いずれが先であってもよいし、並列的に処理を行ってもよい。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、第1の実施の形態を障害者に適用したケースである。第2の実施の形態は、図1の例に示した第1の実施の形態と同等のモジュール構成を有している。つまり、操作者を障害者、確認者を介助者と読み替えればよい。
そして、操作者確認・認証モジュール122は、さらに、操作者が介助を要する障害者(具体的には、車椅子利用者)であることを認識する。この認識処理については、図10〜14の例を用いて後述する。
操作権限確認モジュール126は、処理装置に処理を実行させるために、操作者(障害者)によって、その操作者の介助を要する操作が行われた場合は、確認者確認・認証モジュール124による介助者の認証が行われていることを条件として、その処理装置に処理を実行させるように制御する。操作者の介助を要する操作としては、図3の例で示したステップS308、ステップS310の判断等が該当する。つまり、(1)処理する画像データ量が予め定められた値以上であること、(2)処理時間が予め定められた値以上であること、(3)処理装置によって処理が行われている間に、操作者の予定があること、のいずれか1つ又はこれらの組み合わせである。(1)、(2)の場合は、紙詰まり、用紙不足等の事象が発生しやすく、操作者のみでは対処できず、介助者が必要となる場合が多いからである。
確認者確認・認証モジュール124は、既に確認者確認・認証モジュール124によって認証された介助者の認証状態が維持されているか否かを判断する。
そして、操作権限確認モジュール126は、処理装置によって処理が実行された後であって、確認者確認・認証モジュール124によって介助者の認証状態が維持されていると判断されたことを条件として、その処理装置による処理が継続されるように制御する。つまり、操作者が介助を要する状況にある場合に、介助者が処理装置の前にいなければ操作を継続できない。
また、確認者確認・認証モジュール124は、処理装置において操作者が介助を要する事象が発生した後であって、その事象が解除された場合は、確認者確認・認証モジュール124による介助者の認証状態が維持されていなくても、その処理装置による処理が継続されるように制御する。「操作者が介助を要する事象」としては、例えば、処理装置が画像処理装置である場合は、特に、用紙不足等がある。「その事象が解除された場合」としては、介助者が、その用紙不足等を解決(用紙の補充)した場合である。つまり、用紙不足等が一度発生して解決した場合は、次に同じ用紙不足等が発生する確率は低いからである。したがって、操作者が介助を要する状況が解除された場合に、介助者が処理装置の前から移動しても操作が可能になる。
図8は、第2の実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS802では、操作者(障害者)の認証がOKとなる。
ステップS804では、介助の要・不要の判定を行う。ここでは、操作者が介助を要する障害者であることを認識した結果を用いる。この認識処理については、図10〜14の例を用いて後述する。
ステップS806では、介助の必要な処理実行であるか否かを判断し、介助の必要な処理実行である場合はステップS808へ進み、それ以外の場合はステップS810へ進む。ここでの判断は、図3の例で示したステップS308、ステップS310の判断等が該当する。つまり、(1)処理する画像データ量が予め定められた値以上であること、(2)処理時間が予め定められた値以上であること、(3)処理装置によって処理が行われている間に、操作者の予定があること、のいずれか1つ又はこれらの組み合わせである。
ステップS808では、介助者の認証を行う。
ステップS810では、処理実行を指示する。
ステップS812では、処理実行が完了したか否かを判断し、完了した場合は処理を終了し(ステップS899)、それ以外の場合はステップS814へ進む。
ステップS814では、介助の必要な事象が発生したか否かを判断し、介助の必要な事象が発生した場合はステップS816へ進み、それ以外の場合はステップS812へ戻る。
ステップS816では、介助者は認証状態であるか否かを判断し、認証状態である場合はステップS812へ戻り(発生した事象を解決する)、それ以外の場合はステップS818へ進む。
ステップS818では、介助者の認証を行う。介助者の認証ができた場合は、その介助者は近くにいるのであるから、処理を継続(発生した事象を解決)する。
ステップS820では、処理実行処理実行を停止し、操作者・確認者に通知する。
操作者480が認証されたことを前提で(ステップS802)、その操作者480に介助が必要か(又は必要な操作があるか)判定する(ステップS804)。車椅子利用者1090の場合の判定については、後述する。その他予めデータベースに障害内容を登録しておくようにしてもよい。介助が必要であれば(ステップS806でYes)、介助者の認証を実施する(ステップS808)。認証が成功すれば(ステップS808でYes)、処理について、介助を受けながら継続できる(ステップS810)。例えば聴覚に問題のある利用者であった場合は後ろに人が立っていることなどに気づかず情報漏えいの可能性があるが、信頼できる介助者がいることで抑止可能となる。また、処理実行において介助が不要な場合は(ステップS806でNo)、処理実行の指示を行う(ステップS810)。ステップS806で判断する介助が必要な処理実行とは、自動原稿送り装置に大量の原稿を置いてスキャン・コピーを実施する等がある。処理を開始した後は、介助の必要な事象が発生した場合(ステップS814でYes)に、介助者が認証状態でなければ(ステップS814でNo)、介助者認証を実施する(ステップS818)。介助の必要な事象とは、画像処理装置400のトレイの用紙交換、紙詰まりの除去等が考えられる。介助者の認証が成功し、介助の必要な事象が解除されれば処理を継続できる。
なお、例えば、予め画像処理装置400にプリントジョブを投入・保存した上で、画像処理装置400の前で操作することによってプリントするオンデマンドプリントの場合について説明する。そのオンデマンドプリントにおいて使用される用紙サイズは予め分かっていることから、異なる用紙サイズがセットされている場合に、操作者480が画像処理装置400に接近する状況を察知し、さらに操作者480に対応する介助者が、画像処理装置400の近辺にいる場合は、画像処理装置400のディスプレイに用紙トレイを交換しておくように指示するメッセージを表示することも可能である。
また、図9の認証情報テーブル900において、障害者に対しては、障害の種類とそれに対応付けた介助の必要なサービスや機能、処理装置、オプション等をさらに管理するようにしてもよい。例えば、用紙トレイの交換や自動原稿送り装置等は、車椅子利用者には使用しづらいが、予め介助者の介助によって使用可能になる。そのため、用紙トレイの交換や自動原稿送り装置等の使用に対して、介助者を指定するようにしてもよい。
以下に、図10〜14を用いて、操作者確認・認証モジュール122の一部の処理である「操作者が介助を要する障害者であることを認識する処理」について説明する。「操作者が介助を要する障害者」として、例えば、車椅子利用者を示す。
図10は、ユーザが車椅子利用者であることを認識するための車椅子利用者認識システムについて説明した図である。
車椅子利用者認識システムSは、操作者確認・認証モジュール122の一部の例である。そして図示するように車椅子利用者認識システムSは、画像処理装置400と、画像処理装置400にて原稿を配置するユーザが車椅子利用者1090であることを認識する認識部の一例としての認識装置1000とから構成されている。そして認識装置1000は、ユーザを撮影する撮影部の一例としてのカメラ1010と、カメラ1010により撮影された画像に基づいてユーザが車椅子利用者であるか否かを認識する処理部の一例としての車椅子利用者認識装置1020とを備える。
図11は、カメラ1010の構成例を示す図である。
カメラ1010は、入射した光を収束する光学系1111と、光学系1111により収束された光を検出する撮像手段であるイメージセンサ1112とを備える。
光学系1111は、単一のレンズ又は複数のレンズを組み合わせて構成される。レンズの組み合わせ及びレンズ表面に施されたコーティング等により、各種の収差を適切に除去されている。
イメージセンサ1112は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を配列して構成される。
図12は、車椅子利用者認識装置1020の機能構成例を説明した図である。
車椅子利用者認識装置1020は、例えばパーソナルコンピュータにより実現される。そして図12に示したように、カメラ1010により撮影された画像の中から移動物を検出する移動物検出モジュール1221と、移動物検出モジュール1221により検出された移動物の輪郭を抽出する輪郭抽出モジュール1222と、輪郭抽出モジュール1222により抽出された輪郭内の面積を求める面積算出モジュール1223と、面積算出モジュール1223により求められた面積を基にして移動物が車椅子利用者であるか否かを判断する車椅子利用者判断モジュール1224と、移動物が車椅子利用者であった場合にユーザが向く向きを判断する向き判断モジュール1225と、車椅子利用者判断モジュール1224と向き判断モジュール1225の判断結果を画像処理装置400に送信する送信モジュール1226とを備える。
また、図13は、車椅子利用者認識装置1020の動作を説明したフローチャートである。
以下、図12と図13に基づき、車椅子利用者認識装置1020の動作の概略を説明する。
まず移動物検出モジュール1221がカメラ1010により撮影された画像を取得し、画像の中に移動物があるか否かを判断する(ステップS1302)。そして移動物検出モジュール1221が移動物を検出しない場合(ステップS1302でNo)は、ステップS1302に戻る。
一方、移動物検出モジュール1221が移動物を検出した場合(ステップS1302でYes)は、次に輪郭抽出モジュール1222が移動物の輪郭を抽出する(ステップS1304)。そして面積算出モジュール1223が、輪郭抽出モジュール1222により抽出された輪郭に囲まれた部分の面積を算出する(ステップS1306)。
次に車椅子利用者判断モジュール1224が、この移動物が車椅子利用者であるか否かを判断する。具体的には、面積算出モジュール1223により求められた面積の大きさが、予め定められた閾値以上であるか否かを判断する(ステップS1308)。そしてこの面積の大きさが、予め定められた閾値以上であった場合(ステップS1308でYes)、車椅子利用者判断モジュール1224は、移動物が車椅子利用者であると判断する(ステップS1310)。一方、この面積の大きさが予め定められた閾値未満であった場合(ステップS1308でNo)は、車椅子利用者判断モジュール1224は、移動物が車椅子利用者ではないと判断する(ステップS1312)。すなわち、車椅子利用者は車椅子があるため、車椅子利用者でない場合より、上部から見たときにより大きな面積を占める。そのため適切な閾値を設定することで、画像中に占める面積から移動物が車椅子利用者か否かを判断することができる。また、移動物の輪郭の外接矩形の縦と横の長さの比率が予め定められた範囲内にある場合は、車椅子利用者であると判断するようにしてもよい。
なお、車椅子利用者判断モジュール1224は、車椅子利用者の他に車椅子利用者を介助する介助者を判断することもできる。すなわち、移動物検出モジュール1221により検出され、輪郭抽出モジュール1222により抽出された輪郭が2つあり、このうち面積算出モジュール1223により求められた面積の大きさが、一方は、前記閾値より大きく、他方は、前記閾値未満であった場合は、車椅子利用者判断モジュール1224は、一方を車椅子利用者であると判断し、他方を介助者であると判断する。
また、車椅子利用者であった場合には、向き判断モジュール1225が、移動物の移動方向や移動物の形状からユーザの向きを判断する(ステップS1314)。
図14(a)〜(c)は、ユーザが車椅子利用者1090だった場合に、画像処理装置400の前におけるユーザ及び車椅子の向きについて説明した図である。
ユーザが車椅子利用者1090だった場合、画像処理装置400の前において、図14(a)〜(c)に示す3通りの向きのいずれかを採ることが多い。
このうち図14(a)は、車椅子に乗ったユーザが画像処理装置400の方向を正面とした場合に左向きに向いている場合を示す。すなわち、この場合、ユーザ及び車椅子は、画像処理装置400に対し左向きに向いている。
また図14(b)は、車椅子に乗ったユーザが画像処理装置400の方向を正面とした場合に右向きに向いている場合を示す。すなわち、この場合、ユーザ及び車椅子は、画像処理装置400に対し右向きに向いている。
さらに図14(c)は、車椅子に乗ったユーザが画像処理装置400の方向に向いている場合を示す。すなわち、この場合、ユーザ及び車椅子は、画像処理装置400に対し正面を向いている。
図13に戻り、次に送信モジュール1226が、車椅子利用者判断モジュール1224と向き判断モジュール1225の判断結果を、画像処理装置400に向けて送信する(ステップS1316)。ここで車椅子利用者判断モジュール1224の判断結果が、車椅子利用者だった場合は、ユーザが向く向きに関する情報を含むユーザが車椅子利用者であることを示す情報を情報処理装置100に送信する。また本実施の形態では、介助者を認識した場合は、介助者が存在することを示す情報を送信する。
一方、車椅子利用者判断モジュール1224の判断結果が、車椅子利用者でない場合は、ユーザが車椅子利用者ではない旨の情報を情報処理装置100に送信する。
これにより情報処理装置100(操作者確認・認証モジュール122)は、ユーザが車椅子利用者であるか否かを検知することができる。
図15を参照して、プリンター182、スキャナー184を備えた本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図15に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)などによって構成されるものであり、スキャナー等のデータ読み取り部1517と、プリンターなどのデータ出力部1518を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1501は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、操作者・確認者情報取得モジュール110、操作者確認・認証モジュール122、確認者確認・認証モジュール124、操作権限確認モジュール126、操作受付モジュール128、操作者権限取得モジュール130、確認者権限取得モジュール132、ネットワーク接続モジュール136、画像出力モジュール138、画像受付モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1502は、CPU1501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1503は、CPU1501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス1504により相互に接続されている。
ホストバス1504は、ブリッジ1505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス1506に接続されている。
キーボード1508、マウス等のポインティングデバイス1509は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1510は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)などがあり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1511は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1501によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、認証権限状態などが格納される。さらに、その他の各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ1512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1513に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1507、外部バス1506、ブリッジ1505、及びホストバス1504を介して接続されているRAM1503に供給する。リムーバブル記録媒体1513も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1514は、外部接続機器1515を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1514は、インタフェース1507、及び外部バス1506、ブリッジ1505、ホストバス1504等を介してCPU1501等に接続されている。通信部1516は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1517は、例えばスキャナーであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1518は、例えばプリンターであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図15に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、複写機、ファクシミリ、スキャナー、プリンター、複合機などに組み込まれていてもよい。
前述の実施の形態においては、情報処理装置100は、プリンター182、スキャナー184による処理を制御することを示したが、処理装置として、この他に操作者の認証を必要とする家電製品、自動車、電車等の乗り物の操作等に用いるシステム製品等であってもよい。
また、前述の実施の形態の説明において、予め定められた値との比較において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…操作者・確認者情報取得モジュール
112…無線通信機
114…カメラ
116…カード読取モジュール
118…操作パネル
122…操作者確認・認証モジュール
124…確認者確認・認証モジュール
126…操作権限確認モジュール
128…操作受付モジュール
130…操作者権限取得モジュール
132…確認者権限取得モジュール
134…認証権限状態保持モジュール
136…ネットワーク接続モジュール
138…画像出力モジュール
140…画像受付モジュール
182…プリンター
184…スキャナー
192…認証権限情報DB
194…スケジュールDB
198…通信回線
400…画像処理装置
1020…車椅子利用者認識装置

Claims (8)

  1. 操作者を特定する情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記操作者を特定する情報に基づき、前記操作者を認証する操作者認証手段と、
    前記操作者認証手段によって認証された操作者の情報が継続して得られているか否かを判断する第1の判断手段と、
    確認者を特定する情報を取得する第2の取得手段と、
    操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する確認者を識別する確認者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する確認者を、前記第2の取得手段により取得された前記確認者を特定する情報に基づき、認証する確認者認証手段と、
    前記確認者認証手段によって認証された確認者の情報が継続して得られているか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記操作者認証手段によって操作者が認証され、前記確認者認証手段によって確認者が認証されたことを条件として、該操作者の操作に基づいて、処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段
    を具備し、
    前記制御手段は、前記処理装置によって処理が実行された後であって、前記第1の判断手段によって前記操作者の情報が継続して得られている又は前記第2の判断手段によって前記確認者の情報が継続して得られていると判断されていることを条件として、該処理装置による処理が継続されるように制御する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記確認者認証手段は、前記処理装置に実行させる処理内容が、予め定められた条件を満たす場合に、前記確認者を認証する処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理装置は、画像処理装置であって、
    前記予め定められた条件は、(1)処理する画像データ量が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(2)処理時間が予め定められた値以上又はよりも多いこと、(3)前記処理装置によって処理が行われている間に、前記操作者の予定があること、のいずれか1つ又はこれらの組み合わせである
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 操作者を認証する操作者認証手段と、
    前記操作者が介助を要する障害者であることを認識する認識手段と、
    操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する介助者を識別する介助者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する介助者を認証する介助者認証手段と、
    処理装置に処理を実行させるために、前記操作者によって、該操作者の介助を要する操作が行われた場合は、前記介助者認証手段による介助者の認証が行われていることを条件として、該処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  5. 介助者を特定する情報を取得する第2の取得手段と、
    前記介助者認証手段によって認証された介助者の情報が継続して得られているか否かを判断する第2の判断手段
    をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記処理装置によって処理が実行された後であって、前記第2の判断手段によって前記介助者の情報が継続して得られていると判断されたことを条件として、該処理装置による処理が継続されるように制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記処理装置において前記操作者が介助を要する事象が発生した後であって、該事象が解除された場合は、前記介助者の情報が継続して得られていなくても、該処理装置による処理が継続されるように制御する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    操作者を特定する情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記操作者を特定する情報に基づき、前記操作者を認証する操作者認証手段と、
    前記操作者認証手段によって認証された操作者の情報が継続して得られているか否かを判断する第1の判断手段と、
    確認者を特定する情報を取得する第2の取得手段と、
    操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する確認者を識別する確認者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する確認者を、前記第2の取得手段により取得された前記確認者を特定する情報に基づき、認証する確認者認証手段と、
    前記確認者認証手段によって認証された確認者の情報が継続して得られているか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記操作者認証手段によって操作者が認証され、前記確認者認証手段によって確認者が認証されたことを条件として、該操作者の操作に基づいて、処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段
    として機能させ、
    前記制御手段は、前記処理装置によって処理が実行された後であって、前記第1の判断手段によって前記操作者の情報が継続して得られている又は前記第2の判断手段によって前記確認者の情報が継続して得られていると判断されていることを条件として、該処理装置による処理が継続されるように制御する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  8. コンピュータを、
    操作者を認証する操作者認証手段と、
    前記操作者が介助を要する障害者であることを認識する認識手段と、
    操作者を識別する操作者識別情報と該操作者に対応する介助者を識別する介助者識別情報を記憶している記憶手段を用いて、前記操作者認証手段によって認証された操作者に対応する介助者を認証する介助者認証手段と、
    処理装置に処理を実行させるために、前記操作者によって、該操作者の介助を要する操作が行われた場合は、前記介助者認証手段による介助者の認証が行われていることを条件として、該処理装置に処理を実行させるように制御する制御手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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