JP2009033253A - 電子黒板装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】会議に参加するユーザ宛の電子メールを簡単に作成、送信できるようにする。
【解決手段】電子黒板装置1は、表示部11の画面に表示された画像を電子メールにして、指定された宛先に送信する。これを実行するために、CPU20は、画面に表示された画像を電子メールにより送信する送信部と、送信先であるユーザを識別する識別部と、識別されたユーザのメールアドレスを宛先として設定する宛先入力部とを備える。ユーザを識別するために、識別情報検出部15は、会議に参加するユーザが所持する個人識別媒体21からユーザの識別情報を読み取る。識別部は、取得した識別情報に基づき、登録されたユーザを判断する。宛先設定部は、登録されたユーザのメールアドレスを電子メールの宛先に設定する。送信部は、電子メールを作成して、設定された宛先のクライアントコンピュータ4に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画面に表示された情報を画像として送信することができる電子黒板装置に関する。
複数のユーザが参加する会議で使用される電子黒板装置では、画面に表示された画像を記録用紙に印刷するためのプリンタが装着されている。この場合、印刷物を会議に参加した全員に配布するためには、印刷物をコピーしなければならない。そのため、記録用紙の消費およびコピーする手間を避けることはできない。
そこで、特許文献1では、電子黒板装置において、画面に表示された画像を読み取り、会議に参加したユーザのICカード等からメ−ルアドレス等のユーザ情報を取得して、画像およびユーザ情報を複写機に送信する。複写機は、画像を保存し、電子黒板装置からの要求によって、ユーザ情報に基づき電子メールを作成し、ユーザに画像のリンクをメール送信する。電子メールを受信したユーザは、リンクによって画像へのアクセスが可能となる。
特開2005−175828号公報
上記の電子黒板装置では、複写機にユーザ情報を送信して、複写機が、電子メールを作成して送信する。このように、複写機において、電子メールを作成するので、複写機における処理が増え、複写機に負担がかかって、他の処理が滞るおそれがある。
また、ユーザ情報のない未登録のユーザに電子メールを送信する必要がある場合、複写機の操作パネルにおいて、メールアドレス等の必要事項を入力しなければならない。しかし、この操作パネルに用いられるタッチパネルは、小さく、画面の解像度も低いため、操作しにくい。特にタッチパネルに表示されるキーボードが小さいので、入力ミスしやすく、メールアドレスのように文字を入力するには不向きである。
本発明は、上記に鑑み、複写機を介さずに電子メールを簡単に作成して、送信することができる電子黒板装置の提供を目的とする。
本発明は、画面に表示された画像を電子メールにより送信する送信部と、ユーザを識別する識別部と、識別されたユーザのメールアドレスを宛先として設定する宛先入力部とを備えたものである。
識別部は、画面の画像を見たユーザを識別する。このユーザが識別されることにより、ユーザのメールアドレスを特定できる。宛先入力部は、特定されたメールアドレスを電子メールの送信先に入力する。このように、自動的に宛先が設定され、送信部は簡単に電子メールを作成することができ、識別されたユーザに電子メールを送信する。
具体的には、識別部は、会議に参加しているユーザから識別情報を取得し、この識別情報に基づき登録されたユーザか否かを判断し、宛先入力部は、登録されたユーザのメールアドレスの中から該当するユーザのメールアドレスを抽出する。会議には、登録されたユーザが参加している。そして、登録されているユーザのメールアドレスも予め登録されている。したがって、参加者が登録されたユーザであれば、そのユーザのメールアドレスを特定することができる。
参加者が登録されたユーザでない場合、宛先入力部は、入力されたメールアドレスを宛先として設定する。未登録のユーザのメールアドレスは登録されていない。そこで、未登録のユーザを含む会議の参加者に電子メールを送信するとき、未登録のユーザのメールアドレスが入力されると、宛先入力部は、このメールアドレスを宛先に設定する。
識別部がユーザの識別情報を取得したときに、この識別情報を保存する記憶部を備え、会議の終了後に、保存された識別情報が削除される。電子メールを送信して、会議が終了すると、取得した識別情報は不要となり、残しておくと機密情報が漏洩するおそれがある。そこで、会議が終了するたびに識別情報を削除することにより、機密情報の漏洩を防げる。
画面に書き込まれた画像を入力する入力部を備え、送信部は、入力された画像を送信し、識別部は、画像を書き込んだユーザを識別する。これによって、画像を書き込んだユーザのメールアドレスが宛先に設定され、このユーザにのみ電子メールを送信することができる。
上記のような指定された宛先に電子メールを送信する電子黒板システムは、制御部によって実行される。制御部は、システム終了時、記憶部の識別情報の有無を確認する。この確認により、識別情報を削除するか残しておくかを選択できる。
記憶部に識別情報が保存されているとき、制御部は、記憶部の識別情報を削除する。これによって、電子メールの送信が完了すると、取得された識別情報は自動的に削除される。
なお、制御部は、記憶部に識別情報が記憶されているとき、識別情報の削除の要否を確認する。システム終了には、異常が発生してシステムが終了する場合がある。この場合、電子メールの送信はまだ完了していない。そのため、システムを再起動して、電子メールを送信する必要がある。そこで、削除の要否を確認することにより、ユーザは、正常な終了のときには、削除を許可する。異常な終了のときには、ユーザは削除を禁止する。制御部は、識別情報を残す。
制御部は、システム開始時、記憶部の識別情報の有無を確認する。前の会議における識別情報の除去が忘れられている場合がある。このような場合、記憶部には、識別情報が残っており、確認することにより、除去し忘れていたことがわかる。
そこで、制御部は、記憶部に識別情報が記憶されているとき、識別情報を削除する。システム開始時に、識別情報は自動的に削除される。
なお、制御部は、記憶部に識別情報が記憶されているとき、識別情報の削除の要否を確認する。再起動によるシステム開始の場合、電子メールの送信はまだ完了していない。この場合、ユーザは、識別情報の削除を禁止する。
制御部は、識別情報を取得したユーザに関する情報を出力する。識別情報やメールアドレスを含むユーザに関する情報を外部に出力することにより、この情報を利用して、電子メールを再送信することができる。
制御部は、会議のタイムスケジュールを管理し、所定の時間に警告を発する。例えば、制御部は、会議の終了時間前に警告を発する。また、終了時間にも警告するとよい。次の会議がある場合に、このような警告があると、会議が延びることなく、すみやかに会議を終了させることができる。
本発明によると、会議に参加したユーザを識別することにより、メールアドレスを設定することができる。したがって、電子黒板装置において、電子メールを簡単に作成でき、会議の参加者宛に電子メールを送信することができる。
本実施形態の電子黒板装置を図1に示す。電子黒板装置1は、入力された画像を画面に表示し、この画像を電子メールによって送信する電子黒板システムを実行する。電子黒板装置1は、LANといったネットワーク2に接続されている。ネットワーク2には、メールサーバ3、クライアントコンピュータ4、さらには図示しない画像処理装置が接続され、電子黒板装置1は、メールサーバ3、クライアントコンピュータ4、画像処理装置および外部のサーバ、PC等の外部装置と通信可能とされる。ネットワーク2はルータ5を介してインターネット6に接続される。これらによって、ネットワーク2を通じて外部から電子黒板装置1に入力された画像を表示する情報表示システムが形成される。
電子黒板装置1は、ネットワークインターフェース部10、表示部11およびその表示制御部12、入力部13およびその入力制御部14、識別情報検出部15および検出制御部16、記憶媒体17、ROM18、RAM19およびCPU20を備えている。
ネットワークインターフェース部10は、ネットワーク2との通信を司る機能を有する。表示部11は、液晶等のディスプレイであり、表示制御部12は、表示部11を駆動制御して、表示する内容を制御する。表示部11は、電子黒板装置1で動作するソフトウェアのユーザインターフェース等の画面を表示する。また、クライアントコンピュータ4等の外部から入力された画像を表示する。
入力部13は、タッチパネルを用いた入力装置であり、表示部11の前面に配置される。入力部13は、表示部11の画面のマウスポインタなどの位置を入力するものであり、ペン状の入力デバイスと、その位置情報検出装置により構成される。タッチパネルは、静電容量結合方式、電磁誘導式、電気抵抗式、感圧式等のいずれかのパネルである。位置情報検出装置は、タッチパネルの方式に応じたセンサからなり、ペンでポイントした位置情報を出力する。このペンの代わりに、マウスを用いてもかまわない。入力制御部14は、入力部13を制御し、検出した位置情報に基づいて、縦方向、横方向の移動量を算出する機能を有している。
識別情報検出部15は、ユーザが所持する個人識別媒体21と通信を行い、ユーザの識別情報を読み取る。個人識別媒体21は、接触式あるいは非接触式のICカードとされ、識別情報を電子データとして記憶している。検出制御部16は、識別情報検出部15の動作を制御し、検出した識別情報を記憶媒体17に保存する。
ROM18は、CPU20の動作に必要な複数のプログラムを格納する。RAM19は、電子黒板装置1を制御するためのデータを一時的に保持する揮発性のメモリである。記憶媒体17は、ハードディスク装置もしくはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリであり、入力された情報を記憶する記憶部である。CPU20は、電子黒板装置1の動作を統括的に制御する。
そして、表示部11の画面に対して、ユーザがペンにより文字、絵等の画像を書き込んだとき、入力制御部12は、文字等の画像をCPU20に入力する。CPU20は、入力部13から入力された画像を表示部11に表示させるように、表示制御部12に指示する。したがって、ユーザが画面に画像を書き込むと、その画像が表示部11に表示される。また、CPU20は、画面に表示されている画像をデータとして取り込み、画像データをRAM19あるいは記憶媒体17に保存する。
メールサーバ3は、電子黒板装置2、クライアントコンピュータ4といった電子メール送信元からの電子メールを一時受信し、その電子メールのヘッダに含まれる送信先に電子メールを送信する。また、インターネット6を通じて受信した電子メールを保存し、クライアントコンピュータ4に配信する。クライアントコンピュータ4は、電子メールソフトを有しており、受信した電子メールの内容の確認、および電子メールの作成、送信を行うことができる。これらは、従来からある一般的なメールサーバおよびクライアントコンピュータの構成である。
電子黒板装置1も同様に電子メールソフトを有しており、電子メールの作成、送受信を行える。ここで、電子黒板装置1は、会議や打ち合わせなどにおいて、画面に表示された画像を電子メールにして、指定された宛先に送信する電子黒板システムを実行する。すなわち、これを実行する制御部であるCPU20は、画面に表示された画像を電子メールにより送信する送信部と、送信先であるユーザを識別する識別部と、識別されたユーザのメールアドレスを宛先として設定する宛先入力部とを備える。
送信部は、電子メールソフトを起動して、電子メールを作成する。このとき、画面に表示されている画像に応じた画像データからファイルを作成し、このファイルを添付する。識別部は、識別情報検出部15により読み取ったユーザの識別情報に基づいて、登録されているユーザか未登録のユーザかを判断する。
検出制御部16は、ユーザの個人識別媒体21から取得した識別情報を記憶媒体17に保存する。図2に示すように、記憶媒体17の検出ユーザ記憶エリアに、識別情報は、検出したユーザ数とともにユーザ毎にID情報として保存される。識別情報は、ユーザID、氏名およびユーザに関する付属情報を含む。
また、記憶媒体17には、予め登録されたユーザに関する情報が記憶されている。CPU20は、電子黒板システムに参加するユーザに対する識別情報を予め入力して、図3に示すような登録ユーザテーブルを作成し、記憶媒体17に保存する。このテーブルは、ユーザ毎の登録情報を有する。登録情報は、氏名、メールアドレス、付属情報、ユーザID等を含む。
識別部は、取得した識別情報と登録情報とを照合して、ユーザの判断を行う。宛先入力部は、検出されたユーザが登録されたユーザであるとき、そのユーザの登録情報からメールアドレスを抽出して、電子メールの宛先欄に入力する。送信部は、設定された宛先のクライアントコンピュータ宛に電子メールを送信する。
ここで、電子黒板システムが実行されるのは、複数のユーザが参加する会議、打ち合わせにおいて電子黒板装置1が使用される場合である。会議に参加するユーザは、所持しているIDカード等の個人識別媒体21を識別情報検出部15に近づける。識別情報検出部15は、ユーザの識別情報を読み取り、検出制御部16は、識別情報を記憶媒体17の検出ユーザ記憶エリアに記憶する。このとき、検出制御部16は、識別情報検出部15によって検出した識別情報をカウントし、カウント数を検出ユーザ記憶エリアに記憶する。
表示部11は、ユーザがペンにより書き込んだ画像を表示したり、外部から入力された画像を表示する。このように、画面に表示された情報を議事録として電子メールによって送信するとき、電子黒板システムが実行される。
電子黒板装置1が電子メールを送信するまでの動作を図4にしたがって説明する。ユーザが入力部13を通じて電子メール送信の指示を行うと、CPU20は、入力制御部14からの入力信号に基づき電子メール準備処理を開始する。まず、CPU20は、メールアドレスを抽出するためのループカウンタ、RAM19の電子メール一時保存エリアのクリアなどの各種変数初期処理を実施する(S1)。
続いて、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアの先頭に記録されているユーザ数を確認する(S2)。検出ユーザが1以上であれば、ループカウンタにユーザ数をコピーする(S3)。CPU20は、ループカウンタの数値をnとすると、検出ユーザ記憶エリアの中からn番目のユーザnのID情報を読み出し、その中から氏名を抽出する(S4)。そして、この抽出した氏名情報を、登録ユーザテーブルに記憶されている各ユーザの氏名と比較を行う(S5)。
CPU20は、氏名の比較の結果、両者同一であると判断した場合、そのユーザの登録情報の中からメールアドレスを抽出し、このメールアドレスを電子メール一時保存エリアに保存する(S6)。一方、氏名の比較の結果、氏名が存在しないと判断した場合、メールアドレスの抽出および追加処理は行わない。
以上の処理が終了すれば、CPU20は、ループカウンタを減算し(S7)、検出した全てのユーザに対して判断したかどうかをチェックするために、ループカウンタがゼロでないか確認する(S8)。
ループカウンタがゼロでなければ、すなわち検出した全てのユーザの確認が終了していなければ、CPU20は、次のユーザのメールアドレス抽出のためにS4に戻り、以降の処理を繰り返す。
一方、S8においてループカウンタがゼロである、すなわち検出した全てのユーザの確認が終了した場合、CPU20は、電子メールソフトのメール新規作成プログラムを起動し、図5に示すようなメッセージ作成画面を表示する。宛先欄に電子メール一時保存エリアの内容をセットして(S9)、電子メール準備処理を終了する。
この後、CPU20は、ユーザが書き込んだメッセージを本文に入力し、表示された画像を添付ファイルとして電子メールに添付して、電子メールを完成させる。そして、指定された送信先のクライアントコンピュータ宛にメール送信する。
このように、会議に参加している登録されたユーザのメールアドレスを電子メールの宛先に自動的に設定することができ、ユーザは設定入力の手間を省ける。しかも、ユーザから取得した識別情報に基づいて宛先が設定されるので、入力ミスがなくなり、電子メールの送信漏れを防げる。
なお、S2において、検出されたユーザがゼロの場合、CPU20は、S3〜S8までの処理は行わず、S9の処理を行う。この場合、電子メール一時保存エリアの内容はクリアされたままなので、宛先欄には何もセットされず、誤ってメールアドレスがセットされることはない。この場合、CPU20は、電子メールを作成しない。
電子メール準備処理において、検出されたユーザの氏名が存在しない場合、すなわち会議に参加しているユーザが未登録ユーザである場合、このユーザのメールアドレスを設定することができない。そこで、未登録ユーザがいる場合、このユーザのメールアドレスを追加できるようにする。すなわち、CPU20は、入力されたメールアドレスを宛先として設定する。このようなメールアドレスの追加処理の実行により、ユーザの利便性の向上を図れる。
図6にしたがって未登録ユーザのメールアドレスの追加処理の動作を説明する。CPU20は、検出した識別情報に基づく、氏名の比較の結果、氏名が存在しないと判断した場合、図7に示すような警告およびメールアドレス入力のメッセージを表示部11の画面に表示する(S10)。
この段階でユーザが、未登録ユーザに電子メールを送信したい場合は、メッセージ中のメールアドレス入力欄に、メールアドレスを入力する。その後、ユーザが追加するボタン30を操作すると、このメッセージは消える。一方、未登録ユーザに電子メールを送信しない場合は、ユーザは、メールアドレスを入力せず、追加しないボタン31を操作する。
ユーザの操作が完了した後、CPU20は操作内容を判定する(S11)。CPU20は、追加すると判断した場合、メールアドレス入力欄に文字列が入力されているかどうかを確認する(S12)。ここに文字列が入力されている場合、CPU20は、入力されている文字列が有効なメールアドレスかどうかの確認を行う(S13)。
有効なメールアドレスかどうかの確認について、一般的にメールアドレスは、「ユーザ名」+「@」+「ドメイン名」で表されるので、これに則った書式であるかの確認を行う。なお、メールサーバ3に対して入力された電子メールが有効なものかどうかを問い合わせることは行わない。
CPU20は、有効なメールアドレスであると判断した場合、入力されたメールアドレスを電子メール一時保存エリアに追加し(S14)、未登録ユーザのメールアドレスの追加処理を終了する。
CPU20は、S12にて文字列がないと判断した場合、あるいはS13にて有効なメールアドレスの書式でないと判断した場合、図8に示すような警告メッセージを表示する(S15)。なお、このメッセージは、図7に示したメッセージを変更したものであってもかまわない。
このとき、未登録ユーザのメールアドレスを間違って入力したときのように、ユーザが未登録ユーザのメールアドレスを修正したい場合は、ユーザは、図8に示すメールアドレス入力欄にメールアドレスを入力しなおす。その後、ユーザが追加するボタン32を操作すると、このメッセージは消える。CPU20は、操作されたボタンの判定、メールアドレスの有効の判定を行って(S11〜S13)、入力されたメールアドレスを電子メール一時保存エリアに追加する(S14)。
一方、ユーザが追加しないボタン33を操作した場合、CPU20は操作されたボタンを判定する(S11)。CPU20は、追加しないボタン33が操作されたと判断して、速やかに未登録ユーザのメールアドレスの追加処理を終了する。この場合、未登録ユーザに電子メールは送信されない。
したがって、会議に参加しているユーザが未登録であっても、電子メールを送信しなければならないとき、その場において、未登録ユーザ宛の電子メールを作成することができる。そのため、後で、再度電子メールを作成する手間を省くことができ、ユーザの利便性の向上を図れる。
電子メールの送信が終了すると、会議は終了する。ここで、CPU20は、この会議において取得したユーザの識別情報を削除する。この削除処理の動作を図9にしたがって説明する。ユーザが入力部13を通じてデータ削除の指示を行うと、CPU20は、入力制御部14からの入力信号に基づき、検出ユーザ記憶エリアのデータ削除と判断し(S20)、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在しているのかどうかを確認する(S21)。なお、ユーザからの指示がない場合、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアに保存されている識別情報に対する削除処理を終了する。
CPU20は、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在していることを確認すると、図10に示すような削除確認メッセージを表示部11の画面に表示する(S22)。CPU20は、ユーザの入力を判定する(S23)。ユーザがOKボタンを操作すると、CPU20は、OKの入力を確認し、検出ユーザ記憶エリアの初期化を実行する(S24)。一方、ユーザがキャンセルボタンを操作すると、CPU20は、キャンセルの入力を確認し、図11に示すような削除キャンセルメッセージを表示し(S26)、削除処理を終了する。検出ユーザ記憶エリアに保存されている識別情報は残ったままとなる。
検出ユーザ記憶エリアにデータが存在していないとき、CPU20は、図12に示すような検出ユーザ記憶エリアにデータが存在していない旨のメッセージを表示し(S27)、その後削除処理を終了する。
このように、会議の終了後、会議に参加したユーザの識別情報を自動的に削除することにより、不要なデータをなくすことができる。すなわち、会議のたびに取得した識別情報をそのまま保存していると、電子メールを送信する際に、無関係のユーザの識別情報を削除しなければならず、ユーザの手間が増える。しかし、会議が終了するたびに削除することにより、無駄な作業が減り、ユーザの負担が減る。
次に、電子黒板装置1の電源がオフされると、電子黒板システムが終了する。このとき、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアのデータを削除するシステム終了処理を行う。一般的にコンピュータシステムなどの終了処理は、現在実行しているアプリケーションソフトをまず終了し、その後オペレーティングシステムの終了の手順で進められる。本電子黒板システムは、オペレーティングシステムとアプリケーションプログラムで構成されている。そのため、電子黒板システム終了時には、同様に電子黒板システムのアプリケーションを終了した後、オペレーティングシステムの終了処理が行われる。
このとき、保存されているユーザの識別情報が削除される。この動作を図13にしたがって説明する。ユーザが入力部13を通じて電子黒板システムの終了を指示すると、CPU20は、この指示を受けて、システム終了処理を開始する。CPU20は、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在しているのかどうかを確認する(S31)。検出ユーザ記憶エリアにデータが存在している場合、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアを初期化する(S32)。一方、CPU20は、S32において検出ユーザ記憶エリアにデータが存在しないと判断した場合、検出ユーザ記憶エリアを初期化しない。
その後、CPU20は、電子黒板システムなどのプログラム終了処理(S33)を行った後、オペレーティングシステムの終了処理(S34)を実施して、システムを終了する。このように、システム終了とともに、保存しているユーザの識別情報を削除することにより、個人情報の漏洩の危険性をなくすことができる。例えば、コンピュータシステムの交換を行う目的でシステムを終了する場合に、データの流出を防止でき、セキュリティ上、有用である。
また、コンピュータシステムなどの終了処理には、完全にシステムを停止するモードとは別に、システムを再起動するという選択肢がある。これはシステムの終了と起動を自動的に行うものである。
本電子黒板システムも同様に再起動がある。再起動する場合のシステム終了処理を図14にしたがって説明する。システム終了処理が開始されると、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在しているのかどうかを確認する(S41)。検出ユーザ記憶エリアにデータが存在している場合、CPU20は、図10に示すような削除確認メッセージを表示する(S42)。
CPU20は、ユーザの入力を判定する(S43)。ユーザがOKボタンを操作すると、CPU20は、OKの入力を確認し、検出ユーザ記憶エリアの初期化を実行する(S44)。一方、ユーザがキャンセルボタンを操作すると、CPU20は、キャンセルの入力を確認し、図11に示すような削除キャンセルメッセージを表示する。検出ユーザ記憶エリアに保存されている識別情報は残ったままとなる。
CPU20は、電子黒板システムなどのプログラム終了処理(S45)を行った後、オペレーティングシステムの終了処理(S46)を実施して、システムを終了する。その後、システムは再起動される。なお、再起動でシステムを終了させた場合、一般的に、システム終了後、自動的にシステム開始できるよう内部的にフラグなどで判定し、継続してシステム開始処理を行う。
したがって、会議中に、システムエラー等によってシステムを再起動しなければならないとき、取得した識別情報を残しておくことができる。そのため、再起動後に、会議の参加者を再登録する手間を省くことができる。また、識別情報の削除の要否を確認することにより、不要な場合には識別情報を削除することができ、再起動を行うときの状況に応じた処理を行える。
一般的にコンピュータシステムなどの開始処理は、ハードウェアの制御を行うためのドライバなどを含むオペレーティングシステムを起動し、その後アプリケーションソフトを起動するという手順で進められる。
電子黒板システムもオペレーティングシステムとアプリケーションプログラムで構成されているので、同様にシステム開始時はオペレーティングシステムを起動し、その後アプリケーションソフトを起動するという手順で進められる。このとき、前回の会議において取得した識別情報が残っている可能性がある。そこで、システムを起動したときに、識別情報の有無を確認する。このシステム起動処理時の動作を図15にしたがって説明する。
システムの起動時、CPU20は、ハードウェアの制御を行うためのドライバなどを含むオペレーティングシステムを起動する(S51)。次に電子黒板システムを含むプログラムを起動する(S52)。CPU20は、プログラム起動処理の各種プログラム初期化段階において、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在しているのかどうかを確認する(S53)。検出ユーザ記憶エリアにデータが存在している場合、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアを初期化する(S54)。一方、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在しない場合、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアを初期化しない。以上の処理を行った後、CPU20は、上記以外の初期化処理を経て、電子黒板システムのプログラムを待機状態にするため、システム起動処理を終了する。
このように、システムを起動したとき、自動的に識別情報を削除することができる。新たに会議を開始するためにシステムを起動する際、前回の会議において取得した識別情報を消し忘れていた場合に有用である。識別情報が削除されずに残っていると、新たな会議のユーザは、前回の会議における識別情報を削除しなければならず、煩雑な操作を強いることになる。また、識別情報が残っていることに気付かなかった場合、電子メールを送信するとき、不要な情報を削除しなければならず、ユーザの手間が増えてしまう。しかし、自動的に削除すれば、これらのことを解消できる。
ここで、システムの起動時に検出ユーザ記憶エリアを初期化するとき、そのまま自動的に行うと、都合の悪い場合がある。この場合に対応できるように、図16に示すように、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在していることを確認したとき、図17に示すように、以前のデータを検出したので、削除する旨の確認メッセージを表示する(S64)。
CPU20は、ユーザの入力を判定する(S65)。ユーザがOKボタンを操作すると、CPU20は、OKの入力を確認し、検出ユーザ記憶エリアの初期化を実行する(S66)。一方、ユーザがキャンセルボタンを操作すると、CPU20は、キャンセルの入力を確認する。検出ユーザ記憶エリアに保存されている識別情報は残ったままとなる。その後、CPU20は、システム起動処理を終了する。なお、その他の動作は、図15に示したものと同じである。
会議中に、システムが異常終了したとき、システムを再起動しなければならない。この場合、会議中に取得した識別情報が削除されると、再登録が必要といったように都合が悪い。しかし、識別情報の削除の要否を確認することにより、必要な識別情報を残すことができ、ユーザの不要な操作をなくすことができる。
ところで、通信エラーなどのようにネットワークのトラブルにより、電子黒板装置が電子メールを送信できないことがある。そこで、電子メールの再送信のために取得した情報を利用できるようにする。すなわち、CPU20は、このユーザに関する情報を出力するファイル出力処理を実行して、クライアントコンピュータ4に情報を保存させる。
ファイル出力処理の動作を図18にしたがって説明する。ユーザが入力部13を通じてファイル出力指示を行う。CPU20は、この指示の有無を確認する(S70)。ファイル出力指示があると、CPU20は、メールアドレスを抽出するためのループカウンタなどの各種変数初期処理を実施する(S71)。
続いて、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアの先頭に記憶されている検出ユーザ数を確認し(S72)、検出ユーザ記憶エリアにデータが存在すると判断した場合、ループカウンタに、検出ユーザ数をコピーする(S73)。
その後、CPU20は、検出ユーザ記憶エリアに記憶されている情報をテキストなどの所定の形式でファイル出力するため、ファイルのオープン処理を行う(S74)。このファイルのオープン処理は、コンピュータシステムの文書の保存に用いられる一般的な手段である。
ここで、一般的なファイル出力処理のステップとしては、ファイル名および保存先を決定してファイルをオープンする処理、ファイルを読み書きする処理、ファイルをクローズする処理である。したがって、S74での処理は、ファイル名および保存先を決定しファイルをオープンする状態ということになる。
CPU20は、ループカウンタの数値をnとすると、検出ユーザ記憶エリアの中からn番目のユーザnのID情報を抽出し、その中から氏名を抽出する(S75)。そして、この抽出した氏名と登録ユーザテーブルに登録されている各ユーザの氏名との比較を行う(S76)。CPU20は、氏名の比較の結果、両者同一であると判断した場合、このユーザの登録情報中からメールアドレスを抽出する(S77)。一方、CPU20は、氏名の比較の結果、氏名が存在しないと判断した場合、メールアドレスの抽出処理は行わない。
続いてCPU20は、抽出した氏名およびメールアドレスを必要に応じてテキストデータなどに変換し、図19に示す形式でファイルに追加する書き込みを行う(S78)。この書き込み処理は、一般的なファイル出力処理のステップにおけるファイルを読み書きする処理にあたる。
以上の処理が終了すれば、CPU20は、ループカウンタを減算し(S79)、検出した全てのユーザに対して判断したかどうかをチェックするために、ループカウンタがゼロでないか確認する(S80)。
ループカウンタがゼロでなければ、すなわち検出したユーザに対する情報の書き出しが終了していなければ、CPU20は、次のユーザのメールアドレス抽出のため、S75に戻り、以降の処理を繰り返す。
ループカウンタがゼロである、すなわち検出した全てのユーザの確認が終了した場合、CPU20は、ファイルのクローズ処理を行い(S81)、ファイル出力処理を終了する。このファイルのクローズ処理は、一般的なファイル出力処理のステップにおけるファイルをクローズする処理にあたる。
なお、検出ユーザ数がゼロの場合、CPU20は、S71〜S81までの処理は行わず、図20に示すような、検出ユーザ記憶エリアにデータが無いためファイル出力できない旨のメッセージを表示し(S82)、その後ファイル出力処理を終了する。また、S70において、ファイル出力指示がないと、CPU20は、速やかにファイル出力処理を終了する。
ここで、図19に示すように、出力するファイルには、8人のユーザ名およびそのメールアドレスが記されている。なお、ユーザ名6およびユーザ名7については、未登録ユーザであるため、メールアドレスが登録されていない。このように、作成されたファイルには、検出されたユーザの氏名およびメールアドレスが書き出されているが、書き出す情報は、これに限るものではない。予め設定された情報を書き出すことも可能である。
CPU20は、このようなファイルを作成すると、記憶媒体17に保存する。そして、ユーザによって指定されたクライアントコンピュータ4にファイルを送信する。クライアントコンピュータ4は、受信したファイルを保存する。
これにより、電子黒板装置1は、トラブルの解消後、作成したファイルを利用して、電子メールを再送信することができる。また、クライアントコンピュータ4でも、ファイルを利用して、電子メールの宛先を設定することができ、電子黒板装置1の代わりに電子メールを送信することができる。
また、電子黒板装置1は、会議のタイムスケジュールを管理する機能を有する。すなわち、CPU20は、設定された会議のスケジュールにしたがって、所定の時間になれば警告を発する。
図21に、会議のタイムスケジュールに関するタイムテーブルを示す。タイムテーブルには、1つの会議について、開始予定時刻、終了予定時刻、事前警告時間が設定されている。事前警告時間は、会議終了予定時刻からさかのぼって終了予告を行うため何分前に終了予告を行うかを決める時間である。複数の会議が予定されている場合は、それぞれの会議について、これら情報が設定される。ここでは、現在3つの会議が予定されている。第1の会議のタイムスケジュールは、会議1開始予定時刻、会議1終了予定時刻、会議1事前警告時間によって構成されている。第2の会議のタイムスケジュールも同様に、会議2開始予定時刻、会議2終了予定時刻、会議2事前警告時間で構成され、第3の会議のタイムスケジュールも同様に、会議3開始予定時刻、会議3終了予定時刻、会議3事前警告時間で構成されている。
ユーザは、会議を予定したとき、入力部13を通じてタイムスケジュールを入力する。CPU20は、入力されたタイムスケジュールに基づいてタイムテーブルを作成し、タイムテーブルを記憶媒体17に保存する。そして、会議が開始されると、CPU20は、タイムスケジュールにしたがって、会議の終了時刻の事前警告時間前になると、終了時間が近いことを警告する。なお、会議の時間は、電子黒板装置1が有する計時装置によって計時される。計時装置は、一般的にオペレーティングシステムが有しているものでかまわない。
会議のタイムスケジュールの管理に関するスケジュール管理処理の動作を図22にしたがって説明する。ここでは、現在、第1の会議が実施中であり、第2の会議が次に予定されている会議とする。
電子黒板装置1の制御プログラムは、例えば表示制御部12を処理するプログラム、入力制御部14を処理するものといったように、複数の処理プログラムを有している。ここで説明するスケジュール管理処理も同様であり、これら複数の処理は、それぞれのプログラムが順次動作する形式とされ、一般的なプログラム方法である。スケジュール管理処理は、会議に限らず電子黒板装置1が使用されるさまざまな状況でも行われる。
設定された時間になって会議が開始すると、CPU20は、スケジュール管理処理のプログラムを実行する。CPU20は、現在実施中の会議1が第1の会議であると認識し、会議1の終了予定時刻を過ぎているかの確認のため、現在の時刻と会議1の終了予定時刻を比較する(S85)。会議1の終了予定時刻を超過している場合、CPU20は、図23に示すような警告表示を行い(S90)、第1の会議にスケジュール管理処理を終了する。
会議1の終了予定時刻を超過していない場合、CPU20は、会議1の終了予定時刻から事前警告時間を減算し、事前警告時刻を算出する。さらに会議1の事前警告時刻と現在の時刻とを比較して、事前警告のタイミングかどうかを判断する(S86)。
例えば、会議1の終了予定時刻が「11時50分」、事前警告時間が「15分」、現在の時刻が「11時40分」の場合、会議1の事前警告時刻は「11時50分」の「15分」前であるから「11時35分」となる。現在の時刻「11時40分」は、会議1の事前警告時刻「11時35分」を超過している。
このとき、CPU20は、図21のタイムテーブルを参照し、次の会議が登録されているかどうかを確認する(S87)。具体的には、CPU20は、現在実施中の会議1を認識しており、次の会議2の開始予定時刻が存在するかどうかを確認する。
次の会議が登録されていない場合、すなわちタイムテーブルに会議2のデータが存在していない場合、CPU20は、会議1の終了予定時刻に基づき、現在の時刻より会議終了までの残り時間を算出する。そして、図24に示すように、残り時間とともに会議終了を促す警告を表示し(S88)、スケジュール管理処理を終了する。
次の会議が登録されている場合、すなわちタイムテーブルに会議2のデータが存在している場合、CPU20は、会議1の終了予定時刻に基づき、現在の時刻より会議終了までの残り時間を算出する。そして、図25に示すように、残り時間とともに、次の会議があるので会議終了を促す警告を表示し(S89)、スケジュール管理処理を終了する。
例えば、会議1の終了予定時刻が「11時50分」、会議2の開始予定時刻が「11時50分」、現在の時刻が「11時40分」の場合、現在の会議1の終了予定時間までの残り時間は、終了予定時刻「11時50分」と現在の時刻「11時40分」の差であるから、残り「10分」ということになる。したがって、この時間「10分」と、会議2の開始予定時刻「11時50分」が会議の参加者に報知される。
S86において、会議1の事前警告時刻に達していない場合、CPU20は、そのまま会議1の終了予定時刻になるまでスケジュール管理処理を続行する。
このように、会議の参加者に事前に終了を知らしめることができ、ユーザの時間を有効に活用させることができる。また、次の会議への移行をスムーズに行える。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。識別情報検出部は、電子黒板装置とは別に設けてもよい。例えば、電子黒板装置が設置される部屋の出入口に識別情報検出部を設け、ユーザが部屋に入るときに識別情報を取得する。
また、ユーザの識別情報として、生体情報を利用する。識別情報検出部として、ユーザの指紋、虹彩等の生体情報を検出するカメラを用いる。カメラは、表示部の画面に設けたり、入力部のペンに設ける。ペンのカメラにより、ペンを持ったユーザの指紋を検出できる。これにより、画面に画像を書き込んだユーザを特定することができる。そこで、CPUは、画像を書き込んだユーザを識別し、このユーザにのみ電子メールを送信するようにしてもよい。したがって、打ち合わせにおいて、ユーザが画面に書き込んだ画像を電子メールにより自分のクライアントコンピュータに送信すれば、電子黒板装置をメモ代わりに使用することができる。
本発明の電子黒板装置の概略構成を示す図 検出ユーザ記憶エリアに記憶された識別情報およびその情報の詳細を示す図 登録ユーザテーブルに記憶された登録情報およびその情報の詳細を示す図 電子メール準備処理のフローチャート 電子メールの作成画面を示す図 メールアドレスの追加処理のフローチャート 未登録ユーザを検出したときの警告画面を示す図 入力されたメールアドレスが有効でないときの警告画面を示す図 識別情報の削除処理のフローチャート 削除の確認画面を示す図 削除キャンセルの確認画面を示す図 削除対象がないときのメッセージ画面を示す図 終了処理のフローチャート 再起動する場合における終了処理のフローチャート 始動処理のフローチャート 初期化処理を伴う始動処理のフローチャート 始動時の削除の確認画面を示す図 ファイル出力処理のフローチャート 出力するファイルに書き出した内容を示す図 ファイル出力できないときの確認画面を示す図 タイムテーブルを示す図 スケジュール管理処理のフローチャート 終了予定時刻を過ぎたときの警告画面を示す図 次の会議がないときの事前警告画面を示す図 次の会議があるときの事前警告画面を示す図
符号の説明
1 電子黒板装置
2 ネットワーク
3 メールサーバ
4 クライアントコンピュータ
11 表示部
13 入力部
15 識別情報検出部
20 CPU
21 個人識別媒体

Claims (14)

  1. 画面に表示された画像を電子メールにより送信する送信部と、ユーザを識別する識別部と、識別されたユーザのメールアドレスを宛先として設定する宛先入力部とを備えたことを特徴とする電子黒板装置。
  2. 識別部は、会議に参加しているユーザから識別情報を取得し、この識別情報に基づき登録されたユーザか否かを判断し、宛先入力部は、登録されたユーザのメールアドレスの中から該当するユーザのメールアドレスを抽出することを特徴とする請求項1記載の電子黒板装置。
  3. 参加者が登録されたユーザでない場合、宛先入力部は、入力されたメールアドレスを宛先として設定することを特徴とする請求項2記載の電子黒板装置。
  4. 取得した識別情報を保存する記憶部を備え、会議の終了後に、保存された識別情報が削除されることを特徴とする請求項3記載の電子黒板装置。
  5. 画面に書き込まれた画像を入力する入力部を備え、送信部は、入力された画像を送信し、識別部は、画像を書き込んだユーザを識別することを特徴とする請求項2または3記載の電子黒板装置。
  6. 指定された宛先に電子メールを送信する電子黒板システムを実行する制御部は、システム終了時、記憶部の識別情報の有無を確認することを特徴とする請求項4記載の電子黒板装置。
  7. 制御部は、記憶部の識別情報を削除することを特徴とする請求項6記載の電子黒板装置。
  8. 制御部は、記憶部に識別情報が記憶されているとき、識別情報の削除の要否を確認することを特徴とする請求項6記載の電子黒板装置。
  9. 制御部は、システム開始時、記憶部の識別情報の有無を確認することを特徴とする請求項6記載の電子黒板装置。
  10. 制御部は、記憶部に識別情報が記憶されているとき、識別情報を削除することを特徴とする請求項9記載の電子黒板装置。
  11. 制御部は、記憶部に識別情報が記憶されているとき、識別情報の削除の要否を確認することを特徴とする請求項9記載の電子黒板装置。
  12. 制御部は、識別情報を取得したユーザに関する情報を出力することを特徴とする請求項6記載の電子黒板装置。
  13. 制御部は、会議のタイムスケジュールを管理し、所定の時間に警告を発することを特徴とする請求項6記載の電子黒板装置。
  14. 制御部は、会議の終了時間前に警告を発することを特徴とする請求項13記載の電子黒板装置。
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