JP2014143668A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 発言の場において、複数の話題がある場合に、話題が必ずしも指定した順に進まない状況であっても、話題ごとの時間を算出することが可能な話題管理装置を提供する。
【解決手段】 発話者から受け付けた発言を、音声認識により文字列に変換し、話題情報記憶手段に記憶されている話題別単語が含まれている場合に、発言文字列が対応する話題のものであると決定する。さらに当該発言に要した発言時間を、その話題に対応する発言に要した時間の合計に加算して、当該話題の経過時間を算出する。
【選択図】図17

Description

本発明は、会議の議題毎に時間の経過を管理する会議システムに関する。さらに一般的には、会議、講習、講演会など、1人または複数の発言する話題の単位での時間管理を行う話題管理の技術に関する。
従来から、遠隔地にあるメンバー同士での会議を容易にするための電子会議システムの技術が提供されている。
会議システムにより、普段は遠隔地で業務を行っている参加者が移動する時間やコストを伴わずに会議をすることを可能とする。また、遠隔地であっても、音声、映像などを共有することにより、可能な限り1つの会議室に集まって会議を行うものに近い状況を作り出す。しかしながら、会議そのものについては、何ら支援を行うものではない。
特許文献1においては、会議の時間を予め設定し、会議中は会議の残時間を表示し、予め設定した時間を経過した場合にはその旨を参加者に警告し、時間の延長または会議の進行を早めさせる警告するなどの判断をさせる技術が提案されている。
さらに、1つの会議において複数の小項目(議題)がある場合には、各々の小項目ごとに項目会議時間を設定し、該項目会議時間の合計を合計会議時間として、それぞれのタイマを表示して、前述同様に残時間に従って、項目会議時間、合計会議時間の双方に対して時間の延長または会議の進行を早めさせる警告するなどの判断をさせる技術が提案されている。
特開2005−295016号公報
特許文献1においては、各々の項目会議時間は、1つの議題が開始されてから終わるまでを項目会議時間としており、各議題は設定された順に議事が開始され、進み、終わっていくことを前提としている。
しかしながら、実際の会議においては、ある議題の結論がまとまらず後回しにされたり、前の議題の結論をいったん出した後で、他の議題における議事を進める中で、前の結論を微調整することなどがある。このような状況において特許文献1で提案された技術では、議題がいったん次に進んでしまうと、その議題のために使用した時間の計測をすることができないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、発言の場において、複数の話題がある場合に、話題が必ずしも指定した順に進まない状況であっても、話題ごとの時間を算出することが可能な話題管理装置の提供を目的とする。
本発明は、発話者の発言を受け付ける情報処理装置であって、発言を行う全体時間と、いかなる内容の発言をしているかを特定する話題と、当該全体時間のうち、話題ごとに割り当てられた話題時間と、当該話題を特徴付ける単語として話題別単語と、を記憶する話題情報記憶手段と、発話者から受け付けた発言を、文字列に変換する音声認識手段と、前記音声認識手段により変換された発言文字列に、前記話題情報記憶手段に記憶されている前記話題別単語が含まれている場合に、当該発言文字列がいずれの前記話題に対応するかを決定する話題決定手段と、前記音声認識手段で変換された発言文字列と、前記話題決定手段で決定された前記話題と、前記発言に要した時間と、を記憶する発言記憶手段と、前記発言の発言時間と、前記話題決定手段により当該発言に対応する前記発言文字列について決定された話題に対して、前記発言記憶手段に記憶された当該話題に対応する前記発言に要した時間の合計と、を加算して、当該話題の経過時間を算出する話題経過時間算出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明により、発言の場において、複数の話題がある場合に、話題が必ずしも指定した順に進まない状況であっても、話題ごとの時間を算出することが可能な話題管理装置の提供が可能となった。
本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる会議サーバ、クライアント装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る会議システムにおける構成要素を示す図である。 本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議室を登録する画面の一例である。 本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議室を予約する画面の一例である。 本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議に参加する画面の一例である。 本発明の実施形態に係わる会議の予約情報が登録されている会議リスト記憶部と予約された会議に設定された議題が登録されている議題記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる進行中の会議の議題を切り替えるためのきっかけとなる単語が登録される議題切替単語記憶部と、各議題で使用される特徴的な単語が登録される議題別単語記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる議題切替単語と、議題別単語を登録するためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる会議システムを用いた会議を実施する際のGUIの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる会議システムを用いた会議におけるGUIの議事録の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる会議中の発言を音声認識により文字列化したデータを、発言情報として記憶する発言記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるGUI上に表示された議事録において、発言に誤った議題が対応付けられた場合に、当該発言の範囲が指定された状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるGUI上に表示された議事録において、誤った議題が対応付けられた発言を指定して正しい議題に対応付けた状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる会議の開始から終了までの全体制御の処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる音声認識処理から取得した発言に対して、議題の特定、クライアント装置への表示、発言記憶部に登録する処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる会議および各議題に予め設定された時間に基づき、残り時間を計測してアラートを提示する処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる発言内容のキーワードから会議の終了を判定する処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる発言内容から議題を特定する処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の第2の実施形態に係わる発言内容から議題を特定する処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる議題残時間が閾値を下回った場合の警告画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる発言内容が、複数の議題に属すると判定された場合の議事録の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる現在進行中の発言内容が、いずれの議題に属するかを管理する現発言議題記憶部のデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わるGUI上に表示された議事録において、誤った議題が対応付けられた発言を指定して正しい議題に対応付けた状態の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる発言内容の議題をユーザが変更した場合の処理を示すフローチャートの一例である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。
本発明のクライアント装置102(情報処理装置)は、例えば、パーソナルコンピュータであり、ネットワーク通信機能を備え、ネットワーク103(LAN、WANなど)を介して会議サーバ101(会議支援サーバ、テレビ会議サーバ、話題管理装置、情報処理装置)とデータ通信が可能(接続可能)である。
会議サーバ101は、クライアント装置102同士での会議を実現するためのサーバである。クライアント装置102は会議サーバ101へアクセスすることにより、会議画面(インターフェース)を取得して会議を行うことができる。すなわち複数のクライアント装置102は、会議サーバによりデータの送受信を仲介されるようにシステムを構成しても良い。
クライアント装置102は、会議システム(会議支援システム、テレビ会議システム)を利用するユーザが操作するパーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯端末などであり、会議サーバ101へアクセスするためのクライアント側アプリケーション、および専用のモジュール(アプリケーション)がインストールされている。また、会議システムがウェブを利用したウェブ会議システムである場合には、クライアント側アプリケーションはウェブブラウザを用いるように構成されていてもよい。すなわち、専用のモジュールは、例えば、ウェブブラウザを介して、会議サーバ101からダウンロードするActiveX(登録商標)コンポーネントであってもよい。なお、会議システムにおいてクライアント装置102から動画像を、会議サーバ101を通じて会議の会議参加者が利用する他のクライアント装置102(自身も含んでもよい)に配信する場合は、撮像装置(不図示)を、音声を送信する場合は、マイクロフォン(音声入力装置104b)を接続する。ただし、音声入力装置104bのように外部に接続されたものではなく、クライアント装置102に内蔵されているものであってもよい。また、相手の音声を視聴するためにはスピーカ(不図示)を接続する。
なお、音声入力装置104は、会議サーバ101に接続されていてもよいし(音声入力装置104a)、単体でネットワークに接続して、クライアント装置102や会議サーバ101に音声データを送信できるものであってもよい。いずれにしてもクライアント装置102において、本発明の実施形態における発言に対する議題/話題の管理ができるシステムの構成が可能なものであればよい。
以下、音声入力装置104も含めてクライアント装置と呼ぶことにする。ただし、音声入力データをネットワークに出力する機能のみ備える装置(104c、いわゆるマイクロフォンであっても表示装置などを持たないもの)は、発話データを収集する事のみが可能なクライアント装置とし、ユーザインタフェースを用いて、後述の操作を行えるものは、表示装置を内蔵、あるいは表示装置と接続可能なクライアント装置(102a〜102c)として役割は区別される。すなわち、本発明のシステム構成においては、クライアント装置102は複数台接続可能であって、音声を入力するだけの装置と、議題(話題)を表示、操作する画面を表示する装置は、クライアント装置102であっても役割を分けてよいので、マイクロフォンの場合も音声をネットワークに出力するのみのクライアント装置とみなすことが可能である。
また、クライアント装置102のうちの1台が、会議サーバ101を兼ねるよう、会議サーバ101とクライアント装置102が同一筐体に構成可能であってもよい。
図2は、会議サーバ101およびクライアント装置102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、会議サーバ101およびクライアント装置102は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)203、ROM(Read Only Memory)202、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208等が接続された構成を採る。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。また、本発明を実施するために必要な情報が記憶されている。なお外部メモリはデータベースであってもよい。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。尚、表示器は液晶ディスプレイ等の表示器でもよい。これらは、必要に応じて管理者が使用する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク103を介して外部機器と接続・通信し、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上に表示することが可能である。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルおよび各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明についても後述する。
図3は、本発明の実施形態に係る会議システムにおける構成要素を示す図である。図3で示すとおり、すべてのユーザとルーム(会議室)は、グループに所属する(301、303)。
システム管理者302は、会議システム全体の管理者であって、グループおよびグループ管理者の登録、変更、削除を行うと共に、会議システムに関する各種設定を行う。
グループ管理者304は、会議システム内の管理者であって、グループ内の一般ユーザと傍聴ユーザ、ルーム、タグの登録、変更、削除を行う。
一般ユーザ305は、グループ内で、実際に会議を行うユーザであって、会議室の予約、変更、削除を行うと共に、予約した会議への参加、フリースペースへの参加を行うことができる。なお、グループ管理者は、一般ユーザと同様に、会議室の予約や会議への参加を行うことができる。
その他、例えば電子メールにて招待された会議にのみ参加できるユーザである「ゲストユーザ」や、グループ内で実施されている会議を傍聴する「傍聴ユーザ」がある。また、会議を行うためには、ルームを登録する必要があり、ルームの登録は、グループ管理者が行う。
ルームには、日時、会議参加者を制限して参加するルームであって、会議を行う前に予約が必要な会議室306と、日時、会議参加者を問わず会議の予約を行わなくても、いつでも会議を行うことができる「フリースペース」307の2種類ある。ユーザは、会議の内容に応じて「会議室」と「フリースペース」を使い分けることができる。
図4は、本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議室を登録する画面の一例である。
本願発明の実施形態で会議を実施する仮想会議室(本明細書では、「ルーム」という。)の設定方法について説明する。図4は、本実施の形態において会議を行うための会議室の設定を行うルーム登録画面である。本図のルーム登録画面は、クライアント装置102を操作する会議システムの管理者ユーザ(アドミニストレーター)のアカウントでシステムにログインをし、画面左側のルーム管理の領域を押下することにより、ルーム登録画面がディスプレイに表示される。
ルーム名401に、任意のルーム名の名称入力を受け付ける。ルームタイプ402は、「会議室」として設定するのか、「フリースペース」として設定するのかの選択を受け付ける。本発明の実施形態において「会議室」とは、会議の参加者や、開始時刻などを定めて予約をする必要があるルームのことを指す。また「フリースペース」とは会議を行うのに予約を必要とせず、参加者などの設定を特に設ける必要のない、誰でも会議に参加可能なルームのことをいう。
定員403は、ルーム定員の設定を受け付ける。傍聴機能404の設定は、会議に招待されるユーザとは別に、会議の傍聴ユーザを許可するか否かの設定を受け付ける。会議を傍聴するユーザは、定員に空きがあればルームに入室することが可能であるが、発言権限などは制限される。
録画機能405の設定は、当該ルームで実施される会議の録画を許可するか否かの設定を受け付ける。録画が許可されたルームであれば、会議中に「録画開始」ボタンの押下を受け付けることで、当該会議を録画することができる。
プロファイル406では、ルームに適用させるプロファイルの選択を受け付ける。具体的には、右側の呼出ボタン押下を受け付けると、前述の図3のプロファイル登録画面で登録したプロファイルの一覧が表示され、現在詳細設定を行っているルームに適用するプロファイルの選択を受け付けることができる。407の登録ボタンの押下を受け付けると、ルームとルームの詳細設定を会議サーバ101の管理テーブル(不図示)に登録する。
図5は、本発明の実施形態に係わるクライアント装置102に表示される会議室を予約する画面の一例である。
会議を行うために、会議室の予約をすることができる。これは、前述の「会議室」もしくは「フリースペース」という本発明の実施形態で想定するルームの種類のうち、会議の参加者や開始時間などを決めて予約する必要のある「会議室」タイプのルームを利用する場合に必要な予約処理である。
会議システムの予約画面は、本実施形態の会議システムの一般ユーザアカウントでシステムにログインをし、画面左側の「会議室予約501」の領域を押下することにより、クライアント装置102の表示装置に表示される。
会議室名502は、前述の図4のルーム登録画面で登録をしたルーム(会議室、もしくはフリースペース)の選択を受け付け、会議タイトル503の項目で、会議名を設定する。利用日付504、利用時間505で、該当のルームの利用スケジュールを設定する。参加者506は、本実施形態の会議システムに登録されているユーザ情報を呼出し、会議の参加者(会議に招待する者)を選択する。506で、「限定する」が選択されている場合には、招待(参加)ユーザの選択画面が表示され、ユーザ情報を検索して招待するユーザの選択をする。参加者を限定しない場合には、特に参加者の設定は受け付けない。なお、会議への参加者を限定しない場合とは、例えば、フリースペース形式のルームで実施する意見交換会のような会議のことをいう。
ゲスト参加者507の招待設定は、会議に参加してほしいユーザに招待通知(例えば、ユーザ情報と紐づくメールアドレスを宛先として送信される)を送信する場合に設定をする。ゲスト参加者を招待する場合には、ユーザ選択画面(不図示)が表示され、ユーザ情報を検索して招待するユーザの選択をする。
会議の録画設定508は、予約する会議の録画を許可するか否かの設定を受け付ける。なお図4のルーム登録画面において405で録画機能を「許可しない」に設定していた場合には、508の各項目はグレーアウトをして選択ができない状態となる。
予約ボタン509の押下を受け付けると、会議の予約が完了する。会議の予約が完了すると、会議サーバ101は、会議の予約情報をサーバの記憶部に記憶し、会議予約データテーブル(不図示)を更新する。また、予約ボタン509の押下を受け付けると、予約をしたユーザおよび会議に招待されたユーザのメールアドレスに対して、会議予約メールが送信されるようにしてもよい。
図6は、本発明の実施形態に係わるクライアント装置102に表示される会議に参加する画面の一例である。本画面を通して、クライアント装置102のユーザは、予約している会議に参加することができる。本実施の形態において会議参加画面は、本実施形態の会議システムの一般ユーザアカウントでシステムにログインをし、画面左側の「会議参加601」の領域を押下することにより、会議参加画面がディスプレイに表示される。図6で表示されている会議室は、ログイン中のユーザアカウントが、会議の参加者として登録されている会議の一覧である。図6では、ルームAとルームBの2つの会議室が予約されており、参加ボタン602の押下を受け付けることにより選択した会議室の会議に参加することが可能である。
次に図7〜図14を用いて、会議システムの処理に関連するデータ構成、関連するGUI、発言に対する議題の変更について説明する。
図7は、本発明の実施形態に係わる会議の予約情報が登録されている会議リスト記憶部と予約された会議に設定された議題が登録されている議題記憶部のデータ構成の一例を示す図である。
会議リスト記憶部700は、図5で説明された会議予約のGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)のうち、本発明の実施に係わる部分のデータ項目を登録した例である。各会議に関する情報は、会議ID701、会議名702、場所703、日付704、開始時間705、終了時間706等のデータ項目から構成されるデータベースである。
開始時間705、終了時間706に基づき、後述のフローチャートで説明する会議全体の時間管理が行われる。
議題記憶部710は、会議リスト記憶部700に登録された1つの会議に対応する、1または複数の議題を記憶する。
会議ID711、議題ID712(話題ID)、議題713(話題)、議論時間714(話題時間)等のデータ項目により構成されるデータベースである。以下、特に断らずとも「議題」と「話題」は本発明においては同等の意味として説明を進める。
会議ID711に対して、1または複数の議題ID712が対応付けられている。
議題713は、議題ID712ごとに設定された、人間が認識可能な議題名である。議論時間714は、議題毎に使用してもよい時間を表す。図7の例では、“%”で記載されており、例えば、会議IDが“1”の会議に対しては、3つの議題(議題ID712が、“1”、“2”、“3”)があり、それぞれに議論時間714が“40%”、“40%”、“20%”が割り当てられる。ここでは、“%”で表現されているが、具体的に時間が設定されていてもよい。例えば、“24分”、“24分”、“12分”などである。合計で100%または、会議のトータル時間である開始時間705から終了時間706までの時間に一致すればよい。
以下、会議リスト記憶部700、議題記憶部710をあわせて、会議情報記憶部と呼び、また会議情報記憶部に登録される1つの会議に関するデータ項目を会議情報と呼ぶこともある。
図8は、本発明の実施形態に係わる進行中の会議の議題を切り替えるためのきっかけとなる単語が登録される議題切替単語記憶部と、各議題で使用される特徴的な単語が登録される議題別単語記憶部のデータ構成の一例を示す図である。
議題切替単語記憶部800は、発言種別801、議題切替単語802等のデータ項目により議題切替情報として構成されるデータベースである。
発言種別801は、対応する議題切替単語802に記載されている単語が、“議題切替”を特定する発言に含まれる単語か、“会議終了”を特定する発言に含まれる単語かを示している。
議題切替単語802は、議題が複数ある場合に、議題を切り替えるか否か、あるいは会議を終了するか否かの判定処理を実行するきっかけとなる単語である。
議題別単語記憶部810は、会議ID811、議題ID812、議題別単語813等のデータ項目から構成される(議題別単語情報の)データベースである。後述のフローチャートで説明するように、各会議の各議題に特徴的な単語を、予め登録しておくことにより、発言の中にその単語が出現した場合に議題切替の判定処理に使用する。
図9は、本発明の実施形態に係わる議題切替単語と、議題別単語を登録するためのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)の一例を示す図である。
議題切替用単語登録画面900は、図8の議題切替単語記憶部800を会議システムの管理者などが編集するためのGUIである。
切替単語入力欄901は、議題を切り替えるためのキーワードとなる可能性のある単語(文字列)を入力するテキスト入力欄である。切替単語入力欄901で入力した単語を、議題切替単語(発言種別801が“議題切替”であるもの)として登録するためには議題切替単語ボタン902を押下する。会議を終了するためのキーワードとなる可能性のある単語(発言種別801が“終了”であるもの)として登録するためには、終了単語登録ボタン905を押下する。
登録された単語は、議題切替単語の場合は904、終了単語の場合は907にそれぞれ表示される。
登録された単語を削除したい場合、議題切替単語の場合は904に表示された単語を選択し、議題切替単語削除ボタン903を押下する。終了単語の場合は907に表示された単語を選択し、終了単語削除ボタン906を押下する。
議題別単語登録画面910は、図8の議題別単語記憶部810を、会議の予約者などが編集するためのGUIである。
会議選択欄911においては、単語を登録する会議を選択する。議題別単語記憶部810の会議ID811を特定することに相当する。議題選択欄912においては、単語を登録する議題を選択する。議題別単語記憶部810の議題ID812を特定することに相当する。いずれも図7の記憶部等に基づきリストを作成し、そのリストから選択させる。議題選択欄912aにおいては“議題1”、議題選択欄912bにおいては“議題2”においては“議題2”を選択しているため、それぞれの議題に対応する特徴的な単語を編集することが可能となる。
議題別単語登録画面910aでは、会議選択欄911で“Aプロジェクト・・・”を、議題選択欄912aで“議題1”を選択した状態なので、図8の議題別単語記憶部810において、会議ID811=“1”、議題ID812=“1”に対応する3つの議題別単語813=“品質、目標、設定”が916aに表示されている。
同様に議題別単語登録画面910bにおいては、会議選択欄911で“Aプロジェクト・・・”を、議題選択欄912aで“議題2”を選択した状態なので、“スケジュール、コスト”が916bに表示されている。
議題決定単語入力欄913は、議題を決定するためのキーワードとなる可能性のある単語(文字列)を入力するテキスト入力欄である。議題決定単語入力欄913で入力した単語を、議題決定単語として登録するためには単語登録ボタン914を押下する。また、登録された単語を削除したい場合には、916に表示された単語を選択し、単語削除ボタン915を押下する。
図10は、本発明の実施形態に係わる会議システムを用いた会議を実施する際のGUIの一例を示す図である。現在開催中の(あるいは開催しようとしている)会議の情報を表示するGUI(1000)である。
会議アジェンダ1010の枠には、議題情報1011、経過時間1012、残時間1013、議題変更ボタン1014が配置されている。会議アジェンダ1010には、現在開催されている会議における1または複数の議題に対応して、1組の1011〜1014が配置されている。図10の例では、議題が2つあり、それぞれ“議題1”、“議題2”として対応付けられている。
各議題に対する議題情報1011には、実際には“議題ID:議題”(議題IDは図7の議題ID712、議題は図7の議題713に対応。“議題1”、“議題2”などとして表示)が表示される。
経過時間1012には、当該議題のために費やされた時間が表示される。開始されてからの時間ではなく、例えば議題1が一旦中断して議題2に移行し、さらに議題1に戻ってきた場合には、議題1に対して費やした時間の累計が経過時間1012に表示される。残時間1013には、当該議題に予め割り当てられた時間から経過時間1012を差し引いた時間が表示される。
議題変更ボタン1014(例えば“議題1発言”と記載されているボタン)は、後述する通り、音声認識と議題の自動判定により、発言に設定された議題(議題1021)に誤りがある場合に、手動で訂正するためのボタンである。
1001〜1004には、会議全体の操作ボタンおよび情報が配置されている。会議開始ボタン1001をユーザが押下することで会議が開始され、音声認識を用いた議事録の自動生成、経過時間のカウントなどの処理が開始される。会議終了ボタン1002をユーザが押下することで会議が終了する。会議の終了は音声認識により文字に変換された発話に含まれる単語により、議題切替単語記憶部800の発言種別が“終了”の登録単語に基づいて自動的に判定される場合と、当該ボタンによる場合とがある。自動判定については後述する。
経過時間1003は、会議が開始された時刻(あるいは図7の開始時間705でもよい)から現在時刻までの時間、残時間1004は、終了時間706と現在時刻の差分が表示され、会議の進捗が時間的な意味で順調か否かをユーザに提示する。
議事録1020の枠には、音声認識により自動生成された議事録が表示される。具体的には、議題1021(図7の議題ID712に対応。“議題1”、“議題2”などとして表示)、発言1022が対応付けられて表示される。また、スクロールバー1023は、発言の行数が表示枠に収まらない場合に、前方・後方の発言を見るために移動する。
図11は、本発明の実施形態に係わる会議システムを用いた会議におけるGUIの議事録の一例を示す図である。図10の議題1021、発言1022の部分のみを取り出して説明するものである。
1101で示される発言には、“それでは”、“始めます”など、図8の議題切替単語記憶部800における発言種別801が“議題切替”に対応する単語が含まれている。これらの単語が出現することで、会議システムは、議題が何であるかを判定する。具体的には、図8の議題別単語記憶部810の会議ID811(現在進行中の会議IDは1とする)が“1”における議題IDが“1”から“3”に対応する議題別単語813に含まれる単語が発言にあるか否かをチェックする。
ここで、対応する単語は登録されていないが、図7の議題記憶部710の議題713(議題名)は、デフォルトとして議題別単語813に含まれているものとする。1101で示される発言の場合には、“Aプロジェクト外部設計フェーズ終了判定”という議題が、発言に含まれているため、“議題1”が対応付けられる。それ以降、議題切替単語記や議題別単語が出現しなければ、同じ議題IDのまま議事録の自動生成が継続する。
1102で示される発言には、“それでは”、“次に”など、図8の議題切替単語記憶部800における発言種別801が“議題切替”に対応する単語が含まれている。さらに、“スケジュール”、“コスト”など、図8の議題別単語記憶部810の会議ID811が“2”に対応する単語も含まれている。そのため、議題が自動判定により“議題2”に切り替わって表示される。
図12は、本発明の実施形態に係わる会議中の発言を音声認識により文字列化したデータを、発言情報として記憶する発言記憶部のデータ構成の一例を示す図である。
基本的には図11で説明した議事録をそのままデータベースに取り込む。取り込んだままの状態では、発言記憶部1200aの状態になる。たとえば、発言No1202が“78”、“79”の2つの発言は、議題ID1206に“2”が対応付けられている。これは、図11の議事録自動生成のままで登録されたことによる。
次に、図13と図14および前述の図11、図12の発言記憶部1200を用いて、議事録における発言から自動判定した議題IDを手動で変更する操作を説明する。
図13は、本発明の実施形態に係わるGUI上に表示された議事録において、発言に誤った議題が対応付けられた場合に、当該発言の範囲が指定された状態の一例を示す図である。
1300の議事録の状態において1301で示された2つの発言は、自動判定においては“議題2”に対応するものとして登録された。この状態が図12の発言記憶部1200aに反映されている。しかし、実際には“議題1”に対応するものであり、ユーザは“議題1”に変更したいとする。その場合、ユーザは、これら2つの発言(1301)を選択する(太線で強調表示)。
その上で、図11の議題変更ボタン1014のうち、“議題1発言”と表示されているボタンを押下する。
図14は、本発明の実施形態に係わるGUI上に表示された議事録において、誤った議題が対応付けられた発言を指定して正しい議題に対応付けた状態の一例を示す図である。すなわち、図14は、前述の操作により、1301に対応する2つの発言が、“議題1”に変更された状態を示す(1401)。
さらにこの状態は、図12の発言記憶部1200bに反映されている。以上で自動判定で誤った議題が設定された場合に、ユーザが手動で議題を変更する操作についての説明を完了する。
次に図15〜図19のフローチャートを用いて、会議システムにおける会議の進行、議事録の自動生成、議題の自動判定などの処理について説明する。会議システムのうち、これらのフローチャートの各ステップの処理を行うのは会議サーバ101であっても、クライアント装置102のうちの1台であってもよい(これらのうちのCPU201)。あるいは、会議サーバ101またはクライアント装置102のうちのいずれか複数台に処理を分割しても良い。例えば、音声認識はそれぞれのクライアント装置102において、その他の処理は会議サーバ101において処理することが可能である。
また、前述の情報処理装置が、クライアント装置102からのユーザの操作を受け付ける、あるいはクライアント装置102に表示させるためのデータを受け渡す、などの表現をする場合がある。これらについては、情報処理装置がクライアント装置102そのものである場合には、自身の他の処理をするモジュール(機能部など)から、あるいはモジュールとの間でのデータの受け付け/受け渡しを含むものとする。
図15は、本発明の実施形態に係わる会議の開始から終了までの全体制御の処理を示すフローチャートの一例である。図15のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置のCPU201によって実行される。
S1501においては、ユーザの操作に基づいて会議を選択する。具体的には、図7の会議リスト記憶部700において登録された(予約された)会議の一覧をユーザに提示し、ユーザの選択を受け付ける。また、ユーザのログイン情報から予約された会議が一意に特定される場合には、その特定に対応する処理であっても良い。
S1502においては、議事録作成画面をそれぞれのクライアント装置102に表示させる。具体的には図10のGUIを表示させる。なお、この画面は会議の進行に伴いリアルタイムで情報を更新する。
S1503においては、ユーザにより会議開始ボタン(図10の1001)が押下されたことを受け付け、会議を開始する。これにより時間の計測などを開始する。
S1504、S1505、S1506、S1507(およびS1508を含む)の4つのステップで説明される処理は、非同期に実行される。従って、下記の説明順はあくまで記述の便宜上のものに過ぎない。
S1504においては、各参加者の発言を音声認識し、文字列に変換してS1505の議事録作成処理に渡す。音声認識については周知の技術であるため、詳細の説明は行わない。
S1505においては、各参加者の発言を文字列として受け取り、議題の判定、発言記憶部1200への発言の書き込み、図10のGUIへの発言の表示(議事録の表示)、等、議事録作成に関する処理を行う。詳細は図16のフローチャートを用いて後述する。
S1506においては、現在時刻および会議リスト記憶部700に記載された会議の開始時間705、終了時間706に基づいて、会議の時間管理を行う。また、議題記憶部710に記載された会議内の各議題の時間割り当てに応じて、時間管理を行う。ここで、時間管理とは会議全体および議題毎に使用した時間の累計の算出、および指定された時間(あるいは時間の割合)を経過した場合のアラートを、図10のGUIに表示させることなどである。詳細は、図17のフローチャートを用いて後述する。
S1507においては、会議を終了するか否かを判定する処理を行う。自動判定またはユーザによる手動操作に従って判定される。詳細は、図18のフローチャートで後述する。判定結果として、会議を終了する場合には、“終了フラグ”が“ON”に設定され、図18のフローチャートから返される。
S1508においては、前述の判定により会議を終了するか否かによる分岐を行う。具体的には、終了フラグがONの場合は、S1509に進む。終了フラグがON出はない場合には、S1504〜S1507の非同期処理をそのまま継続する。
S1509においては、進行中の会議の終了処理をする。具体的には、前述の非同期で実行されている4つの処理(S1504〜S1507)を完了させる。また、議事録の作成を終了するために発言記憶部1200(データベース)に対する完了指示発行などを行う。
以上により、図15のフローチャートの説明を完了する。
図16は、本発明の実施形態に係わる音声処理から取得した発言に対して、議題の特定、クライアント装置への表示、発言記憶部1200に登録する処理を示すフローチャートの一例である。
S1601においては、S1504にて会議参加者がした発言の音声認識結果を、文字列として非同期に受け取る。
S1602においては、議題切り替えの自動判定処理を行う(議題判定部)。詳細には図19または図20のフローチャートで後述する。
S1603においては、S1601に受け取った発言の文字列と、S1602で判定した議題を、発言記憶部1200に登録する(発言登録部)。この際、発言開始時間1204と発言終了時間1205も記録する。正確には、その参加者の発言が開始された時間ではなく、前のユーザの発言が終了した時点から計測する、あるいはそのユーザの発言時間の他に、参加者同士の発言の合間の時間も前後いずれかの参加者の発言に紐付けて別に記録するなどする。それにより、後で特定の議題の発言時間に使用された時間全てを経過時間(図10の1012)を算出可能としておく。
S1604においては、前述の発言文字列と、その発言に対して判定された議題を議事録として(例えば図10の1020の欄など)表示し、会議の参加者のクライアント装置102(の全て、あるいは議事録を管理するための指定されたユーザのクライアント装置102のみであってもよい)に提示する。
S1605においては、議事録において議題を変更するためにユーザにより発言の範囲が指定されているか否かを判定する(例えば図13の1301の2つの発言)。範囲が指定されている場合(“あり”の場合)には、S1606に進む。範囲が指定されていない場合(“なし”の場合)には、図16のフローチャートを完了する。
S1606においては、S1605においてユーザにより選択された範囲の発言に対して、ユーザが選択した議題への変更操作を受け付ける(議題変更受付部)。例えば図13の1301の範囲選択に対し図10の議題変更ボタン1014のうち、“議題1発言”と記載されたボタンを押下するユーザの操作を受け付けて、1301で“議題2”と表示されていた2つの発言を図14の1401の通り“議題1”に変更する。
S1607においては、S1606にあわせて、発言記憶部1200の議題IDも変更する。具体的には図12の発言記憶部1200aにおける“自動判定結果”で議題ID1206の値が“2”となっているところに対し、発言記憶部1200bのように“人手操作変更結果”の値が“1”と変更される。
以上で、図16のフローチャートの説明を完了する。
図17は、本発明の実施形態に係わる会議および各議題に予め設定された時間に基づき、残り時間を計測してアラートを提示する処理を示すフローチャートである。
S1701においては、現在時刻を取得する。例えば、情報処理装置のハードウェアやOSから時刻を取得する
S1702においては、現在開催中の会議の各議題に使用した経過時間(議題経過時間)を算出する。具体的には、図12の発言記憶部1200において、現在開催中の会議の会議ID1201における各々の議題ID1206に対する発言時間(発言No1202ごとの発言開始時間1204から発言終了時間1205)の累計を、会議の開始から現在時刻まで算出する。前述の通り、誰も発言していない時間も、その前後の発言の時間と紐付けられていると考えて良く、累計の算出には組み込まれる。一方で、いったん異なる現在進行中の議題から他の議題に移った後でも、また元の議題に戻ることがあるため、この累計時間は、ある議題に対して最初の発言がなされてから現在時刻までとは限らない。
S1703においては、議題にかかわらず会議に使用した総時間(会議経過時間)を算出する。具体的には、S1702で議題毎に算出した議題経過時間の全てを合算する。あるいは、会議開始時間からS1701で取得した現在時刻までの差分に基づいて算出しても良い。
S1704においては、会議経過時間、議題経過時間のGUIへの表示を行う。具体的には、クライアント装置102のGUI(図10の1000)の1003には会議経過時間、1012には各議題の番号が対応するところに各々の議題経過時間を表示する。
S1705においては、各議題の残時間が、議題残時間基準値以下であるか否かを判定する(議題残時間判定部)。議題残時間基準値は当該議題に割り当てられた時間の一定の割合(%)であってもよいし、例えば“5分”などの時間であっても良い。これらの割合、または時間は不図示の閾値記憶部に記憶されている。また、議題残時間と議題残時間基準値の比較においては、“議題残時間基準値以下”であってもよいし“議題残時間基準値未満”であってもよい。いずれの場合も、本発明の請求項における“議題残時間と議題残時間基準値の比較に基づいて”に含まれるものとする。以下便宜上“議題残時間基準値以下”と表現する。議題残時間が議題残時間基準値以下である場合には、S1706に進む。そうでない場合にはS1707に進む。
S1706においては、議題残時間のアラート表示をさせるべく各々のクライアント装置102に通知する(議題残時間アラート通知部)。例えば、図10の会議アジェンダ1010における対応する議題の残時間1013の表示形態を、強調表示(色の変更、立体的な表示にするなど)することにより、会議の参加者にその議題に対応する残時間が少ないことを知らせるための表示を行う。図21を用いて、残時間の警告画面の例を説明する。
図21は、本発明の実施形態に係わる議題残時間が閾値を下回った場合の警告画面の一例を示す図である。即ち、例えば図21にGUI(図10と同じもの)における会議アジェンダ1010の残時間1013を強調する様子を示す。この図によると、議題1の残時間1013のボタン枠が強調されることで、残時間が少ないことを知らせる。
また、例えば前述の“議題残時間基準値”にしたがって、別画面のように警告ダイアログ2100を表示して警告してもよい。ユーザが警告に対して、残時間内でその議題を完了する場合には確認ボタン2101を押下して会議の情報を表示するGUI(1000)に戻る。あるいは時間配分を変更する場合には、ユーザは時間配分変更ボタン2012を押下して、図7の会議リスト記憶部700や議題記憶部710を変更するGUI(不図示)を表示させてもよい。会議の開始時間705、終了時間706の範囲で、時間の配分である議論時間714を調整してもよいし、会議時間が延長可能(終了時間706を延長可能)な場合には、延長してもよい。
S1707においては、会議全体の残時間が、会議残時間基準値以下であるか否かを判定する(会議残時間判定部)。会議残時間基準値は会議議題に割り当てられた時間の一定の割合(%)であってもよいし、例えば“5分”などの時間であっても良い。これらの割合、または時間は不図示の閾値記憶部に記憶されている。また、会議残時間と会議残時間基準値の比較においては、“会議残時間基準値以下”であってもよいし“会議残時間基準値未満”であってもよい。いずれの場合も、本発明の請求項における“会議残時間と会議残時間基準値の比較に基づいて”に含まれるものとする。以下便宜上“会議残時間基準値以下”と表現する。会議残時間が会議残時間基準値以下である場合には、S1708に進む。そうでない場合には図17のフローチャートを完了する。
S1708においては、会議残時間をアラート通知する(会議残時間アラート通知部)。例えば、図10の残時間1004の表示形態を、強調表示(色の変更、点滅させる、立体的な表示にするなど)することにより、会議の参加者に会議全体の残時間が少ないことを通知する。また、他のメッセージボックスをクライアント装置102に表示させて通知しても良い(例えば図21のダイアログ2110)。ここで、会議時間延長ボタン2102をユーザが押下することで、S1706で説明したのと同様に、図7の会議リスト記憶部700や議題記憶部710を変更するGUI(不図示)を表示させてもよい。会議時間が延長可能(終了時間706を延長可能)な場合には、延長してもよいし、その上で、変更後の会議の開始時間705、終了時間706の範囲で、時間の配分である議論時間714を調整してもよい。
図18は、本発明の実施形態に係わる発言内容のキーワードから会議の終了を判定する処理を示すフローチャートの一例である。
S1801においては、ユーザにより会議終了ボタン(例えば図10の1002)が押下されたか否かを判定する。押下された場合(YESの場合)には、S1806に進む。押下されていない場合(NOの場合)には、S1802に進む。
S1802においては、終了キーワードの自動判定を行う。具体的には、会議の参加者の発言に、図8の議題切替単語記憶部800において発言種別801が“終了”である議題切替単語802に該当する終了キーワードが含まれているかどうかをチェックする。
S1803においては、S1802の自動判定処理において、終了キーワードが含まれているか否かにより分岐させる。具体的には、終了キーワードが含まれている場合(“終了”の場合)には、S1804に進む。終了キーワードが含まれていない場合(“継続”の場合)には、図18のフローチャートを終了する。すなわち、後述する“会議終了フラグ”をONに設定せず図18のフローチャートを終了する。
S1804においては、会議を終了して良いか否かを会議の参加者に問い合わせる。具体的には、いずれかのクライアント装置102に、会議終了確認ダイアログ(不図示)を表示させ、参加者は、S1802の自動判定により“終了”とされた結果、本当に会議を終了して良いか否かを指定する。その結果を情報処理装置が受け付ける。
S1805においては、S1804により受け付けた参加者の判断に基づき、会議を継続させる場合(“継続”の場合)には、図18のフローチャートを終了する。会議を終了させる場合(“終了”の場合)には、S1806に進む。
S1806においては、会議終了フラグをONに設定する。なお、図18のフローチャートにおいて、会議終了フラグを明示的にONにする、と記載していない場合には、会議終了フラグはOFFでフローチャートを完了しているものとする。
以上で、図18のフローチャートの説明を完了する。
図19は、本発明の実施形態に係わる発言内容から議題を特定する処理を示すフローチャートの一例である。図19のフローチャートの処理は、図16のフローチャートのS1602の詳細処理であり、文字列化された発言をチェックし、議題を判定するための処理である。
S1901においては、前述の文字列化された発言において、議題切替単語を検索する。具体的には、図8の議題切替単語記憶部800の発言種別801が“議題切替”であるものに相当する議題切替単語802に登録された単語が、文字列化された発言あるか検索する。
S1902においては、S1901で検索した結果、議題切替単語が発話内に含まれるか否かを判定結果により分岐をさせる。“あり”の場合には、S1909に進む。“なし”の場合には、S1903に進む。
S1903においては、前述の文字列化された発言において、議題別単語を検索する。具体的には、図8の議題別単語記憶部810の会議ID811が、現在進行中の会議に一致ししているもののうち、議題別単語813を発言から検索する。検索結果として、議題別単語が発言の中に存在すれば、対応する当該議題別単語を含む議題ID812を取得する。
S1904においては、S1903で検索結果として取得した、議題IDが存在するか否かを判定する。存在する場合(“あり”の場合)には、S1906に進む。存在しない場合(“なし”の場合)には、S1905に進む。
S1905においては、現在進行中の議題IDを議題進捗設定記憶部(不図示の進行中の議題IDを格納する変数)に継続して実施する議題として設定したままとする。
S1906においては、発言中の議題別単語が複数であり、かつそれらの議題別単語が異なる議題IDに対応するか否かを判定する。1つの議題IDに対応する場合(NOの場合)には、S1907に進む。複数の議題IDに対応する場合(YESの場合)には、S1908に進む。
S1907においては、議題IDが1つに特定できるため、その議題IDを設定し(議題進捗設定記憶部)、図19のフローチャートを終了する。
S1908においては、異なる議題IDに対応する議題別単語が複数あるため、いずれの議題IDを選択するか決定する処理となる。決定された議題IDは、現発言議題ID記憶部(不図示)に記憶されるようにしてもよいし、後述する図23に示すように現発言議題記憶部2300に、全ての議題IDがリストとなっており、現在の議題IDがプログラムにおいて識別可能になっている構成でもよい。
この処理は、会議システムの運用上の目的において様々の実装をすることが可能である。また、様々な実装を設定により切り替えることも可能である。例えば、異なる議題別単語IDに属する議題別単語のうち、いずれの数が多いかにより(すなわち議題別単語数の多寡により)決定する方法が考えられる。この場合、同じ数である場合には、同会議において検討する議題のうち、現在検討中の議題に最も近いもの(図7の議題記憶部710の登録順において近いもの)としてもよい。例えば“議題1”を検討中に、“議題2”、“議題3”の議題別単語が複数出現した場合には、“議題1”により近い“議題2”に議題が切り替わる、ということである。
また、現在の議題に対して、議題の距離が同一である(現在の議題を挟んで前後に隣り合った議題など)場合には、前の議題に戻るか後方の議題に進むか、などを前述の議題進捗設定記憶部にて、予め会議システムの管理者や、会議の予約者などにより設定されていても良い。また、現在の議題が常に優先されるものとし、多数決で他の議題の議題別単語が多かったとしても、現在の議題の議題別単語が1つでもあれば、現在の議題を継続する、とすることも可能である。
いずれにしても、S1908における決定処理には様々な実装が可能であり、これら全て本発明の実施形態に含む。以上のS1903からS1908の処理が、議題別単語記憶部810に記憶された単語を用いた議題判定部の詳細となる。
S1909においては、議題切替単語(“それでは”、“次に”など図8の発言種別801が“議題切替”であるもの)による議題切替処理である。具体的には、前述のような議題別単語が特定されることなく議題が切り替わるものであり、デフォルトとして図7の議題記憶部710に記憶された現在進めている会議の会議IDに対応する“次の議題”に議題を進める。
以上、図19のフローチャートの処理は、まず議題切替単語(「次に」など特定の議題ではなく、次の議題に進める単語)の存在を確認し、存在すれば次の議題を切り替える。さらに、議題切替単語がなければ議題別単語(他のいずれかの議題の内容を特徴付ける単語)の存在を確認し、特定の議題に切り替える。すなわち、まずは“次の議題”、そうでなければ“特徴的な単語によるいずれかの議題”という判断を自動的に行う、ということにより特徴づけられる。
以上により図19のフローチャートの処理についての説明を完了する。
<第2の実施形態>
一方、“次の議題”、そうでなければ“特徴的な単語によるいずれかの議題”という判断を逆にしたフローチャートを図20により説明する。
図20は、本発明の第2の実施形態に係わる発言内容から議題を特定する処理を示すフローチャートの一例である。個々のステップにおける処理は、図19と全く同じであるため、詳細の説明は省略する。実行する順番は異なるが、同じ処理であるものについては、同一のステップ番号を付与する。図20のフローチャートによる処理は、まず議題別単語(他のいずれかの議題の内容を特徴付ける単語)の存在を確認し、特定の議題に切り替える。さらに、議題別単語がなければ議題切替単語の存在を確認し、存在すれば次の議題を切り替えるものである。
以上で、図20のフローチャートの処理についての説明を完了する。
<第3の実施形態>
第3の実施形態では、現在の議題が複数である場合について説明する。すなわち、図19のフローチャートにおけるS1908の説明において、「議題別単語数の多寡」、「議題の距離(距離が同一である(現在の議題を挟んで前後に隣り合った議題など)場合には、前の議題に戻るか後方の議題に進むか)」、「現在の議題が常に優先」などにより議題を決定する方法がある旨を説明した。これらの決定方法により同点(単語数が同じ、距離が同じ)などの場合に、現在の議題を1つの決定しなくともよい。また、同点ではなくとも1つに決定する必要はない(可能性のある議題を複数使用する)。さらに、同点か同点でないか、決定された議題が幾つあるか、等により時間を適切に配分するようにしてもよい(図17のS1702などにおける処理で複数の議題に配分する)。
図22は、本発明の実施形態に係わる発言内容が、複数の議題に属すると判定された場合の議事録の表示画面の一例を示す図である。
議事録(2200)においては、画面下方に表示された発言(2201)に、議題1と議題2が設定されている。すなわち、2つの議題が割り当てられ、議事の時間も配分されることになる。
図23は、本発明の実施形態に係わる現在進行中の発言内容が、いずれの議題に属するかを管理する現発言議題記憶部のデータ構成の一例を示す図である。現発言議題記憶部2300は議題ID(2301)を、議題時間処理2302は2301で示された議題IDに対する時間をどのように分配するか、などを規定する情報を設定する。
現発言議題記憶部2300aにおいては、3つある議題ID2301aのうち、2つには“true”、残りの1つには“false”が設定され、“true”が設定されている2つの議題IDにおいて、会議の経過時間を等分する。
現発言議題記憶部2300bにおいては、議題1に“60%”、議題2に“40%”、議題3に“0%”と設定され、その比率に基づいて会議の経過時間を分配する。
<第4の実施形態>
図13、図14の説明において、議事録における発言から自動判定した議題IDを手動で変更する操作について説明した。そこでは、ユーザが議事録中の変更したい発言を「全て」選択して議題変更ボタン1014を押下したが、第4の実施形態では、最初に選択した発言から後続する発言に対して、異なる議題IDに対応する、と判定されるまで自動的に発言に対応する議題IDをユーザが変更した議題IDにする。
図24は、本発明の実施形態に係わるGUI上に表示された議事録において、誤った議題が対応付けられた発言を指定して正しい議題に対応付けた状態の一例を示す図である。
ユーザは、音声認識の結果として議事録に表示された発言2401(文字列)を選択したとする。この後、図10の議題変更ボタン1014を押下すると、発言2401の後方の発言に対して、図19のフローチャートで示される議題変更処理(図16のステップS1602)と同様の処理により、議題IDの再判定を行う。すなわち、発言2401が、ユーザの操作に従って変更された議題IDである場合にいずれの議題IDとなるかを後方の発言に対して1つずつ判定していく。
図24においては、複数の発言(範囲としての2402)が議題1に自動的に再判定されている。また、発言2403は、議題2であると自動的に再判定され、ここで発言2401が議題1に変更された事による再判定を終了する。
図25は、本発明の実施形態に係わる発言内容の議題をユーザが変更した場合の処理を示すフローチャートの一例である。図16のフローチャートで説明したステップであるS1602、S1606、S1607を再利用するため、その部分は説明を省略する。S1606、S1607は複数回再利用しているため図25のフローチャートの中では“a”〜“c”の接尾辞を付けて便宜上区別しているが、処理はS1606、S1607と同じである。図25のフローチャートの各ステップを処理するのは、会議システムのうち、これらの処理を行うのは会議サーバ101であっても、クライアント装置102のうちの1台であってもよい(これらのうちのCPU201)。あるいは、会議サーバ101またはクライアント装置102のうちのいずれか複数台に処理を分割しても良い。例えば、音声認識はそれぞれのクライアント装置102において、その他の処理は会議サーバ101において処理することが可能である。
S2501においては、ユーザの議事録操作によって議題を変更する発言を受け付けたか否か、受け付けた際には、第1の実施形態で説明した範囲指定か、第4の実施例で説明する「開始位置指定」か、を判定する。
例えば、クライアント装置102において範囲指定する場合には、範囲指定であると判定することができるが、1つの発言のみを選択する場合には、ユーザの操作を異なるものとする。例えば、マウスで1回クリック(ON)された場合には範囲指定として1つの発言のみが指定されたか、あるいは引き続きマウスが押下されたままドラッグされた場合には、マウスを放すまで(OFF)を範囲指定とみなす。一方、ダブルクリックした場合には「開始位置指定」とする。いずれの場合にもユーザにより議題変更ボタン1014が押下されるが、「範囲指定」と「開始位置指定」が異なる要求として受け付けられる。
議題変更の操作がない場合には、図25のフローチャートは完了する。「範囲指定」であると判定された場合には、引き続くS1606c、S1607cを実行して図25のフローチャートは完了する。「開始位置指定」と判定された場合には、S1606a、S1607aを処理した後、S2502に進む。
S2502においては、議事録(または発言記憶部1200)に、既に処理されテキストとして登録された発言があるか否かを判定する。すなわち、次の発言がある場合にはS2503に進む。次の発言がない場合には、S2505に進み、引き続く発言(現時点では未だ発話されておらず、今後発話される発言)の議題を、ユーザが「開始位置指定」の後、議題変更ボタン1014により指定した議題IDとして継続して使用するよう設定する。S2505の処理の後、図25のフローチャートを完了する。
S2503においては、次の発言を選択する。具体的には、議事録(または発言記憶部1200)に、既に処理されテキストとして登録された次の発言を取得し、議題ID判定をする発言とする。S2503の処理の後、S1602を実行してS2504に進む。
S2504においては、S2503で選択された発言に対して、図25のS1602で再判定された議題IDが、当該発言に対してもともと設定されていた議題IDと同じか否かを判定する。すなわち、同じ場合にはそれ以降の議題IDには影響を与えない(変更しない)として図25のフローチャートを完了する。一方、議題IDが同じではない(変わった)場合には、それ以降の議題IDにも影響する(変更する可能性がある)として、再判定された議題IDを改めて(前述のユーザが開始位置指定において選択した議題IDに相当する)議題IDとして再判定処理を繰り返す。S2504の終了後、S1606b、S1607bを実行し、S2502(更に次の発言の議題ID判定)に進む。
なお、前述のS2504で「現在選択されている発言の再判定後の議題IDが、元の議題IDと同じか否か」を判定したが、例えば「現在選択されている発言の再判定後の議題IDがユーザによる開始位置指定において選択した議題IDと同じか否か」により判定してもよい。これにより、同じ議題IDが続く限りは判定を継続する、としてもよい。
以上で図25のフローチャートの処理の説明を完了する。
以上の説明では、会議と、会議の中の「議題」を例として説明してきたが、この例に限定せず、例えば、プレゼンテーション、パネルディスカッション、集会、講習会(講演会、授業)での講師(教師)の説明と受講生(学生、生徒)からの質問、の「話題」の切替についても同様に使用することが出来る。従って、議題、話題、などは本発明においては同じものを意味することとする。更に、音声によるチャットなどであってもよい。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図15〜図20、図25に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図15〜図20、図25の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図15〜図20、図25の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 会議サーバ
102 クライアント装置
103 ネットワーク
104 音声入力装置
301 会議システム
302 システム管理者
303 グループ
304 グループ管理者
305 一般ユーザ
306 会議室
307 フリースペース

Claims (12)

  1. 発話者の発言を受け付ける情報処理装置であって、
    発言を行う全体時間と、いかなる内容の発言をしているかを特定する話題と、当該全体時間のうち、話題ごとに割り当てられた話題時間と、当該話題を特徴付ける単語として話題別単語と、を記憶する話題情報記憶手段と、
    発話者から受け付けた発言を、文字列に変換する音声認識手段と、
    前記音声認識手段により変換された発言文字列に、前記話題情報記憶手段に記憶されている前記話題別単語が含まれている場合に、当該発言文字列がいずれの前記話題に対応するかを決定する話題決定手段と、
    前記音声認識手段で変換された発言文字列と、前記話題決定手段で決定された前記話題と、前記発言に要した時間と、を記憶する発言記憶手段と、
    前記発言の発言時間と、前記話題決定手段により当該発言に対応する前記発言文字列について決定された話題に対して、前記発言記憶手段に記憶された当該話題に対応する前記発言に要した時間の合計と、を加算して、当該話題の経過時間を算出する話題経過時間算出手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 話題の終了と共に会議をも終了させる終了単語、または話題を他の話題に切り替えるための話題切替単語のいずれの種別の単語であるかを示す発言種別と、各々の該発言種別に対応する単語である話題切替単語と、を話題切替情報として記憶する話題切替単語記憶手段と、
    を更に備え、
    前記話題決定手段は、更に、
    前記発言文字列が前記話題別単語を含んでいない場合であって、且つ話題切替単語を含んでいる場合には、次の話題に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記話題決定手段は、更に、
    前記発言文字列が前記話題別単語を含んでいる場合には、他の話題に対応する前記話題別単語を含んでいるか否かにかかわらず現在の話題を継続させると判定すること特徴とする請求項1または至請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記発言記憶手段に記憶された前記発言文字列に対応する前記話題を、他の話題に変更するべくユーザの操作により、話題の変更対象となる当該発言文字列と、当該他の話題と、を受け付ける話題変更受付手段と、
    前記話題変更受付手段により受け付けた前記発言文字列を話題の変更開始位置として、前記発言記憶手段に記憶された所定の範囲の前記発言文字列に対応する話題を、前記他の話題に変更する話題変更手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記話題変更手段において、所定の範囲とは、前記話題の変更開始位置以降の前記発言文字列に対して前記話題決定手段により決定された前記話題が、当該発言文字列に対応付けられていたもとの前記話題と異なる直前の前記発言文字列までを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記話題変更手段において、所定の範囲とは、前記話題の変更開始位置以降の前記発言文字列に対して前記話題決定手段により決定された前記話題が、前記話題変更受付手段により受け付けた話題と異なる直前の前記発言文字列までを含むことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記話題決定手段は、更に、
    前記発言文字列が複数の話題に対応する前記話題別単語を含んでいる場合には、該話題別単語の多寡によりいずれの話題に移行するかを自動的に判定することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記話題決定手段は、更に、
    前記発言文字列が複数の話題に対応する前記話題別単語を含んでいる場合には、該話題別単語の多寡によりいずれの話題に移行するかを自動的に判定する場合において、該話題別単語が最も多い話題が複数ある場合には、現在進行中の該話題に近い話題に移行するよう判定することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記話題経過時間算出手段により算出された前記話題の経過時間と、前記話題情報記憶手段に記憶された当該話題に割り当てられた話題時間に基づいて、当該話題の残時間が所定の時間を経過している旨を、通知する話題残時間通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に情報処理装置。
  10. 前記発言記憶手段に記憶された前記発言に要した時間から、全体経過時間を算出する全体経過時間算出手段と、
    前記経過時間算出手段により算出された前記全体経過時間に基づき、閾値記憶手段に予め設定された全体残時間基準値を経過しているか否かを判定する全体残時間判定手段と、
    前記全体残時間判定手段により前記全体残時間基準値を経過していると判定された場合には、当該全体残時間が前記全体残時間基準値を経過している旨を表示させるべく通知する全体残時間通知手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 発話者の発言を受け付ける情報処理装置の制御方法であって、
    話題情報登録手段が、発言を行う全体時間と、いかなる内容の発言をしているかを特定する話題と、当該全体時間のうち、話題ごとに割り当てられた話題時間と、当該話題を特徴付ける単語として話題別単語と、を話題情報記憶手段に記憶させる話題情報登録ステップと、
    音声認識手段が、発話者から受け付けた発言を、文字列に変換する音声認識ステップと、
    話題決定手段が、前記音声認識ステップが、により変換された発言文字列に、前記話題情報記憶手段に記憶されている前記話題別単語が含まれている場合に、当該発言文字列がいずれの前記話題に対応するかを決定する話題決定ステップと、
    発言登録手段が、前記音声認識ステップで変換された発言文字列と、前記話題決定手段で決定された前記話題と、前記発言に要した時間と、を発言記憶手段に記憶させる発言登録ステップと、
    話題経過時間算出手段が、前記発言の発言時間と、前記話題決定ステップにより当該発言に対応する前記発言文字列について決定された話題に対して、前記発言記憶手段に記憶された当該話題に対応する前記発言に要した時間の合計と、を加算して、当該話題の経過時間を算出する話題経過時間算出ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  12. コンピュータを、発話者の発言を受け付ける情報処理装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    発言を行う全体時間と、いかなる内容の発言をしているかを特定する話題と、当該全体時間のうち、話題ごとに割り当てられた話題時間と、当該話題を特徴付ける単語として話題別単語と、を話題情報記憶手段に記憶させる話題情報登録手段、
    発話者から受け付けた発言を、文字列に変換する音声認識手段、
    前記音声認識手段により変換された発言文字列に、前記話題情報記憶手段に記憶されている前記話題別単語が含まれている場合に、当該発言文字列がいずれの前記話題に対応するかを決定する話題決定手段、
    前記音声認識手段で変換された発言文字列と、前記話題決定手段で決定された前記話題と、前記発言に要した時間と、を発言記憶手段に記憶させる発言登録手段、
    前記発言の発言時間と、前記話題決定手段により当該発言に対応する前記発言文字列について決定された話題に対して、前記発言記憶手段に記憶された当該話題に対応する前記発言に要した時間の合計と、を加算して、当該話題の経過時間を算出する話題経過時間算出手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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