JP5891941B2 - 脆性板の耐久試験方法、及び脆性板の耐久試験装置 - Google Patents

脆性板の耐久試験方法、及び脆性板の耐久試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、脆性板の耐久試験方法、及び脆性板の耐久試験装置に関する。
ガラス板の耐久試験方法として、ガラス板を湾曲変形させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、ガラス板を湾曲変形させることで、後工程でガラス板に加えられる応力と同等以上の応力をガラス板に与える。ガラス板に欠陥が含まれている場合、ガラス板に亀裂が形成され、不良品が選別できる。
特開2011−202991号公報
ガラス板等の脆性板に形成される亀裂は、主に脆性板の外周部の欠陥を起点として形成される。欠陥としては、不純物、傷などが挙げられる。亀裂が脆性板の端から端まで伸びると、脆性板が割れる。
上記特許文献1に記載の方法は、原理的に、矩形の脆性板の各辺の中央部しか湾曲変形できず、各辺の両端部を検査できないので、良品と不良品との判別の精度が悪かった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、良品と不良品とを精度良く判別できる脆性板の耐久試験方法、及び脆性板の耐久試験装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様による脆性板の耐久試験方法は、
脆性板に、該脆性板の表面に引張応力が生じる第1湾曲部を形成し、前記第1湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の表面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加え、
前記脆性板に、前記脆性板の裏面に引張応力が生じる第2湾曲部を形成し、前記第2湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の裏面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加える。
また、本発明の他の一態様による脆性板の耐久試験装置は、
前記脆性板の一部を曲げ変形させる曲げ変形手段を備え、
該曲げ変形手段は、
脆性板に、該脆性板の表面に引張応力が生じる第1湾曲部を形成し、前記第1湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の表面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加え、
前記脆性板に、前記脆性板の裏面に引張応力が生じる第2湾曲部を形成し、前記第2湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の裏面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加える。
本発明によれば、良品と不良品とを精度良く判別できる脆性板の耐久試験方法、及び脆性板の耐久試験装置が提供される。
本発明の第1実施形態による耐久試験装置の側面図 本発明の第1実施形態による耐久試験装置で試験されるガラス板の平面図 本発明の第1実施形態による耐久試験方法の側面図 本発明の第1実施形態による耐久試験方法の上面図(1) 本発明の第1実施形態による耐久試験方法の上面図(2) 図4の変形例を示す図 本発明の第2実施形態による耐久試験装置の一部を示す側面図 複数の可動体の配置例を示す平面図 本発明の第2実施形態による耐久試験方法の側面図 本発明の第3実施形態による耐久試験方法の斜視図(1) 本発明の第3実施形態による耐久試験方法の斜視図(2)
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。各図面において、同一の又は対応する構成には、同一の又は対応する符号を付して、説明を省略する。下記の実施形態の脆性板は、ガラス板であるが、セラミックス板、又はガラス板若しくはセラミックス板に樹脂層を成膜してなる複合板であってもよい。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態による耐久試験装置の側面図である。図2は、本発明の第1実施形態による耐久試験装置で試験されるガラス板の平面図である。
ガラス板10は、液晶ディスプレイ(LCD)や有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板、又は該ガラス基板と剥離可能に結合される補強板の一部であってよい。補強板は例えばガラス板、及びガラス板上に形成される樹脂層で構成され、樹脂層とガラス基板とが剥離可能に結合する。補強板は、ガラス基板を補強することで、ガラス基板の薄板化、ひいてはFPDの薄型化や軽量化を可能とする。補強板は、FPDの製造工程の途中でガラス基板から剥離され、FPDの一部とはならない。補強板とガラス基板との剥離後、樹脂層の交換により補強板が再生される。旧い樹脂層の除去後、新しい樹脂層の形成前に、ガラス板の耐久試験が行われ、欠陥のない良品と、欠陥のある不良品とが判別される。良品には新しい樹脂層が成膜される。一方、不良品は廃棄されたり、ガラス原料として再利用されたりする。このように、補強板のガラス板は、繰り返し使用されるので、その途中で傷付くことがあり、耐久試験されることが好ましい。
尚、補強板の樹脂層が劣化していない場合、樹脂層の交換は不要であり、補強板が本実施形態の耐久試験装置で試験されてもよい。
ガラス板10は、外力によって曲げ変形可能であり、外力のない自然状態では平坦に戻る。ガラス板10は、図2に示すように平面視で略矩形であって、外周に、互いに平行な2つの長縁部10a、互いに平行な2つの短縁部10b、及び4つの面取り部10cを有する。面取り部10cは、図2に示すC面取り、R面取りのいずれでもよい。
ガラス板10の長さLは、例えば400〜3200mmである。ガラス板10の幅Wは、例えば300〜2900mmである。ガラス板10の厚さは、例えば0.05〜2mmである。
耐久試験装置100は、ガラス板10の一部を曲げ変形させる曲げ変形手段110を備える。曲げ変形手段110は、例えば図1に示すように、ガラス板10が通る隙間を形成する2つの隙間形成部材111、112、及び2つの隙間形成部材111、112を連結するスペーサ113(図4参照)等で構成される。スペーサ113の厚さはガラス板10の厚さよりも僅かに大きい。ガラス板10は、2つの隙間形成部材111、112の間を通るとき、2つの隙間形成部材111、112の互いに対向する面に沿って変形する。2つの隙間形成部材111、112の対向面は、ガラス板10に擦り傷を付けないように、樹脂で構成されてよい。
2つの隙間形成部材111、112は、互いに対向する面に、第1曲面部111a、112aと、第2曲面部111b、112bとを備える。第1曲面部111a、112aと第2曲面部111b、112bとは、図1に示すように連続的に形成されてよい。ガラス板10の曲げ変形のためのスペースが小さくなる。
第1曲面部111a、112aは、その間を通過するガラス板10を曲げ変形し、ガラス板10に第1湾曲部13を形成する。第1湾曲部13の表面に引張応力が生じ、第1湾曲部13の裏面に圧縮応力が生じる。ガラス板10の移動に伴って、第1湾曲部13の位置が移動する。
第1曲面部111a、112aは円弧面であってよい。第1湾曲部13の表面が円弧面となり、円弧面の曲率半径は一定であるので、引張応力が安定的に生じる。第1湾曲部13の表面と接触する第1曲面部111aの半径は、第1湾曲部13の裏面と接触する第1曲面部112aの半径よりも大きく、その半径差はガラス板10の厚さよりも僅かに大きい。
第2曲面部111b、112bは、その間を通過するガラス板10を曲げ変形し、ガラス板10に第2湾曲部14を形成する。第2湾曲部14の表面に圧縮応力が生じ、第2湾曲部14の裏面に引張応力が生じる。ガラス板10の移動に伴って、第2湾曲部14の位置が移動する。
第2曲面部111b、112bは、円弧面であってよい。第2湾曲部14の裏面が円弧面となり、円弧面の曲率半径は一定であるので、引張応力が安定的に生じる。第2湾曲部14の裏面と接触する第2曲面部112bの半径は、第2湾曲部14の表面と接触する第2曲面部112bの半径よりも大きく、その半径差はガラス板10の厚さよりも僅かに大きい。
第1曲面部111a、112a、及び第2曲面部111b、112bは、それぞれ、ガラス板10の検査後の工程で生じる引張応力と同等以上の引張応力をガラス板10に生じさせる。ガラス板10の検査後の工程としては、例えば、ガラス板10の研磨工程、FPDの製造工程での熱処理工程が挙げられる。
耐久試験装置100は、曲げ変形手段110でガラス板10を曲げ変形することによりガラス板10に形成される亀裂を検出する亀裂検出器130をさらに有してよい。亀裂は、主にガラス板10の外周部の欠陥を起点として形成される。欠陥としては、不純物、傷などが挙げられる。亀裂がガラス板10の端から端まで伸びると、ガラス板10が割れる。
亀裂検出器130は、例えば亀裂の形成(発生、進展)に伴う音を検出する音センサ等で構成される。音センサは、例えば集音マイクであって、ガラス板10の近傍に設置される。
尚、亀裂検出器は、ガラス板10を撮像するカメラ、及びカメラで撮像した画像データを画像処理する画像処理装置で構成され、画像処理で亀裂を検出してもよい。この場合、亀裂検出器は、耐久試験装置100と別に設けられ、曲げ変形手段110で曲げ変形された後の平坦なガラス板をカメラで撮像してよい。
次に、図3〜図5に基づいて、上記構成の耐久試験装置を用いた耐久試験方法について説明する。図3は、本発明の第1実施形態による耐久試験方法の側面図である。図4は、本発明の第1実施形態による耐久試験方法の上面図(1)である。図4(a)は全体図、図4(b)は図4(a)の一部拡大図であって、ガラス板の表面に加わる引張応力を示す。図5は、本発明の第1実施形態による耐久試験方法の上面図(2)である。図5(a)は全体図、図5(b)は図5(a)の一部拡大図であって、ガラス板の表面に加わる引張応力を示す。
先ず、図3(a)に示すように、ガラス板10が適当な駆動装置又は手動で第1曲面部111a、112aの間に挿入され、ガラス板10に第1湾曲部13が形成される。このとき、第1湾曲部13は、図4(a)に示すように、ガラス板10の端から端まで第1方向に延在する。第1方向は、自然状態でのガラス板10の幅方向である。
第1湾曲部13の表面には引張応力が生じる。第1湾曲部13の表面の外周でガラス板10が切れているので、図4(b)に示すように、第1湾曲部13の表面の外周では、周直交方向の応力は発生せず、周方向に沿う応力が発生する。第1湾曲部13の表面の外周のうち、湾曲される部分に引張応力が発生する。
続いて、図3(b)に示すように、ガラス板10がさらに挿入されると、第1湾曲部13の位置が第1方向と垂直な方向に移動し、ガラス板10に第2湾曲部14が形成される。この第2湾曲部14は、ガラス板10の端から端まで第1方向に延在する。
第2湾曲部14の裏面には引張応力が生じる。第2湾曲部14の裏面の外周でガラス板10が切れているので、第2湾曲部14の裏面の外周では、周直交方向の応力は発生せず、周方向に沿う応力が発生する。第2湾曲部14の裏面の外周のうち、湾曲される部分に引張応力が発生する。
第1湾曲部13の表面及び第2湾曲部14の裏面は、それぞれ円弧面であって、同じ半径を有してよい。第1湾曲部13の表面に生じる引張応力と、第2湾曲部14の裏面に生じる引張応力とが同じになる。
第1湾曲部13の表面の曲率半径、及び第2湾曲部14の裏面の曲率半径は、それぞれ例えば10〜1500mmである。また、第1湾曲部13の表面に生じる引張応力、及び第2湾曲部14の裏面に生じる引張応力は、それぞれ、例えば50〜200MPaである。引張応力は、曲率半径、ガラス板10の厚さ、ガラス板10のヤング率等で決まる。
続いて、図3(c)に示すように、ガラス板10がさらに挿入されると、ガラス板10の先端部が間隙形成部材111、112から抜け出し、平坦に戻る。このとき、ガラス板10の後端部も平坦となっており、ガラス板10の互いに平行な2つの平坦部15、16の間に、第1湾曲部13及び第2湾曲部14が形成される。この状態で、第1湾曲部13の位置と、第2湾曲部14の位置とが同時に第1方向と垂直な方向に移動し、第2湾曲部14の位置が第1湾曲部13の位置に追従する。第1湾曲部13及び第2湾曲部14の移動方向は、平坦部15、16に対して平行な方向である。
続いて、図3(d)に示すように、ガラス板10がさらに挿入されると、ガラス板10の後端部が間隙形成部材111、112に挿入される。その後、図3(e)の状態を経て、ガラス板10の全体が間隙形成部材111、112から抜け出し、平坦に戻る。
図3(a)〜図3(e)に示すようにガラス板10が間隙形成部材111、112の間を通り抜けることにより、ガラス板10の両面11、12の外周のうち、2つの長縁部10a(図2参照)、及び4つの面取り部10cに引張応力が加わる。
次いで、図5(a)に示すように、ガラス板10の向きを変えて、ガラス板10が第1曲面部111a、112aの間に挿入され、ガラス板10に第1湾曲部13が形成される。この第1湾曲部13はガラス板10の端から端まで第2方向に延在する。第2方向は、自然状態でのガラス板10の長手方向である。
第1湾曲部13の表面には引張応力が生じる。第1湾曲部13の表面の外周でガラス板10が切れているので、図5(b)に示すように、第1湾曲部13の表面の外周では、周直交方向の応力は発生せず、周方向に沿う応力が発生する。第1湾曲部13の表面の外周のうち、湾曲される部分に引張応力が発生する。
続いて、ガラス板10がさらに挿入されると、第1湾曲部13の位置が第2方向と垂直な方向に移動し、ガラス板10に第2湾曲部14が形成される。この第2湾曲部14は、ガラス板10の端から端まで第2方向に延在する。
その後、図3(a)〜図3(e)と同様にガラス板10が間隙形成部材111、112の間を通り抜けることにより、ガラス板10の両面の外周のうち、2つの短縁部10b(図2参照)、及び4つの面取り部10cに引張応力が加わる。
このように、本実施形態では、第1湾曲部13の位置を変えることにより、ガラス板10の表面11の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加え、第2湾曲部14の位置を変えることにより、ガラス板10の裏面12の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加える。そのため、ガラス板10の外周部のどこかに欠陥があれば、当該欠陥を起点として亀裂が形成されるので、欠陥のない良品と欠陥のある不良品とが精度良く判別できる。また、ガラス板10の外周部が少しずつ曲げ変形されるので、曲げ変形のためのスペースが削減できる。
また、第1湾曲部13の位置、及び第2湾曲部14の位置が同時に変わるとき、いずれか一方の位置が他方の位置に追従するので、曲げ変形のためのスペースがさらに削減できる。
また、第1湾曲部13及び第2湾曲部14は、それぞれ、ガラス板10の端から端まで第1方向に延在し、該第1方向と垂直な方向に移動され、その後、第1方向と異なる第2方向にガラス板10の端から端まで延在し、第2方向と垂直な方向に移動される。よって、ガラス板10の両面11、12全体に、方向の異なる2種類の引張応力が加わる。いずれか片面の面内に直線状の傷が形成されていれば、少なくとも一方の引張応力は傷を開く方向に作用し、亀裂が進展するので、良品と不良品とが精度良く判別できる。
尚、本実施形態では、ガラス板10の平面視での形状が、略矩形であるが、その形状は多種多様であってよく、例えば円形、楕円形、多角形などであってよい。
また、本実施形態では、ガラス板10の四隅がそれぞれ面取りされているが、面取りされていなくてもよい。この場合、図6に示すように、例えば第1方向がガラス板10の長手方向に対して斜め方向となっていれば、矩形の両面11、12の外周全周に、周方向に沿う引張応力が加わる。
また、本実施形態では、第1方向がガラス板の幅方向、第2方向がガラス板の長手方向であるが、第1方向がガラス板の長手方向、第2方向がガラス板の幅方向であってもよい。
[第2実施形態]
本実施形態では、第1実施形態と、曲げ変形手段の構成が相違する。以下、相違点について主に説明する。
図7は、本発明の第2実施形態による耐久試験装置の一部を示す側面図である。
耐久試験装置200は、ガラス板10の一部を曲げ変形させる曲げ変形手段210を備える。曲げ変形手段210は、例えば図1に示すように、ガラス板10を真空吸着する可撓性板211を備える。また、曲げ変形手段210は、可撓性板211に固定される可動体212、伸縮アクチュエータ214、及び可動体212の端部と伸縮アクチュエータ214の端部とを連結する連結部216の組を複数組備える。複数の伸縮アクチュエータ214は、支持フレーム218で支持され、コントローラ220で独立に制御される。
可撓性板211は、ガラス板10を真空吸着する。可撓性板211の吸着面と反対側の面には複数の可動体212が固定される。複数の可動体212の動きに応じて可撓性板211が変形され、可撓性板211に倣ってガラス板10が変形される。
可撓性板211がガラス板10を真空吸着するので、各可動体212のサイズに関係なく、所望の吸着力が得られる。そのため、複数の可動体212が直接ガラス板10を真空吸着する場合よりも、各可動体212の小型化が可能であり、可動体212の形状によってガラス板10の変形が制限されにくい。
可撓性板211は、ガラス板10よりも大きく形成され、ガラス板10の外周全周からはみ出している。可撓性板211は、ガラス板10を真空吸着する吸着部211a、及び吸着部211aを支持する本体板211bで構成される。
吸着部211aは、シリコーンゴム等のゴムで形成される。吸着部211aは、ゴムとガラスとの剥離性を向上するため、表面処理が施されたものであってよい。吸着部211aの一部は、ゴム製の連続発泡体で構成されてもよい。吸着部211aは、ゴムで形成されるので、容易に変形でき、可動体212の形状によってガラス板10の変形が制限されにくい。
本体板211bは、吸着部211aよりも高い曲げ剛性を有する。本体板211bの単位幅(1mm)あたりの曲げ剛性が可撓性板211の曲げ剛性を支配する。可撓性板211の曲げ剛性は、可撓性板211の折れ曲がり防止と、可撓性板211の適度な撓み変形との両立のため、例えば1000〜40000N・mm/mmであってよい。
本体板211bは、例えばポリ塩化ビニル(PVC)樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリアセタール(POM)樹脂、又は金属で形成される。
本体板211b上には、図8に示すように、円盤状の可動体212が間隔をおいて複数固定される。この固定には、ボルト、接着剤等が用いられる。
可撓性板211は、ガラス板10の全体を吸着してもよいし、ガラス板10の外周部のみを吸着してもよい。可撓性板211は、ガラス板10の外周部のみを吸着する場合、中央部に開口部を有してよい。可撓性板211とガラス板10との接触面積が減るので、ガラス板10に傷が付きにくい。
図8は、複数の可動体の配置例を示す平面図である。図8はガラス板の曲げ変形開始前の状態を示している。この状態では、ガラス板10が平坦となっており、可撓性板211が平坦となっている。
少なくとも1つの可動体212は、可撓性板211のガラス板10からはみ出す部分に固定される。可撓性板211のガラス板10からはみ出す部分の動きを制御することにより、ガラス板10の外周部の動きを細かく制御することができる。可動体212は、可撓性板211のガラス板10を吸着する部分にも固定されてよい。
尚、本実施形態では、少なくとも1つの可動体212が、可撓性板211のガラス板10からはみ出す部分に固定されるが、後述の第3実施形態では、全ての可動体212が、可撓性板211のガラス板10を吸着する部分に固定されてもよい。この場合、可撓性板211はガラス板10と略同じ大きさであってよく、ガラス板10からはみ出さなくてよい。
伸縮アクチュエータ214は、例えば図7に示すように電動シリンダであって、シリンダ本体214a、シリンダ本体214aから伸縮可能に突出するロッド214b、サーボモータ214c等で構成される。サーボモータ214cの回転運動は、シリンダ本体214a内に収容されるボールねじ機構で直線運動に変換され、ロッド214bに伝達される。サーボモータ214cが正逆回転すると、ロッド214bが伸縮する。サーボモータ214cには、サーボモータ214cの回転数を検出するエンコーダ、サーボモータ214cへの供給電流を検出する電流センサが設けられる。エンコーダの検出信号、及び電流センサの検出信号は、それぞれ、コントローラ220に供給される。
尚、本実施形態の伸縮アクチュエータ214は、電動シリンダであるが、流体圧シリンダ、リニアモータなどであってもよい。
シリンダ本体214aは、クッション部材215を介して支持フレーム218で支持される。クッション部材215は、例えばウレタンゴム等で形成される。クッション部材215は、可撓性板211の撓み変形に追従するように、シリンダ本体214aを揺動させる役割を果たす。
連結部216は、可撓性板211の撓み変形を滑らかにするため、ロッド214bの中心線上の一点を中心に可動体212が回動自在となるように可動体212の端部とロッド214bの端部とを連結する。可動体212の回動中心は、可撓性板211で真空吸着されるガラス板10における可撓性板211と反対側の面と、中心線との交点から15mm以内(好ましくは5mm以内)の位置に配置される。
連結部216は、例えば球面継手で構成され、可動体212と一体化される凸球面部216a、及びロッド214bと一体化される凹球面部216b等で構成される。凸球面部216aの曲率中心が可動体212の回動中心となる。凸球面部216aと、凹球面部216bとは図示されないバネの付勢力で常に接触する。尚、連結部216は、リンク機構で構成されてもよい。
コントローラ220は、CPU及びメモリ等を含むマイクロコンピュータで構成され、メモリに格納されたプログラムをCPUで実行させることにより、複数の伸縮アクチュエータ214を独立に制御し、可撓性板211を曲げ変形させる。
コントローラ220は、エンコーダから供給される検出信号に基づいて、サーボモータ214cの回転をフィードバック制御する。また、コントローラ220は、電流センサから供給される検出信号に基づいて、サーボモータ214cの回転トルク(負荷)を検出する。
耐久試験装置200は、曲げ変形手段210でガラス板10を曲げ変形することによりガラス板10に形成される亀裂を検出する亀裂検出器230をさらに有してよい。亀裂検出器230は、例えば亀裂の形成(発生、進展)に伴う音を検出する音センサ等で構成される。音センサは、集音マイクであってよい。尚、本実施形態では、集音マイクの代わりに、アコースティックエミッションセンサ(AEセンサ)も使用可能である。AEセンサは、ガラス板10の裏面12に密着される。
尚、亀裂検出器230は、可撓性板211の吸着孔の真空度を検出する気圧センサ、サーボモータ214cへの供給電流を検出する電流センサ等で構成されてもよい。気圧センサは、亀裂が形成されるときの吸着孔内の気圧の変化を検出できる。また、電流センサは、亀裂が形成されるときのサーボモータ214cの負荷の変動を検出できる。
次に、図9に基づいて、上記構成の耐久試験装置200の動作(耐久試験方法)について説明する。耐久試験装置200の動作は、コントローラ220による制御下で行われる。図9は、本発明の第2実施形態による耐久試験方法の側面図である。図9(a)〜図9(e)は、図8(a)〜図8(e)に相当する図である。
コントローラ220は、複数の伸縮アクチュエータ214を独立に制御することにより、図9(a)〜図9(e)に示すように可撓性板211を曲げ変形させ、可撓性板211で吸着されるガラス板10を曲げ変形させる。ガラス板10の一連の動きは、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、第1湾曲部13の位置を変えることにより、ガラス板10の表面11の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加え、第2湾曲部14の位置を変えることにより、ガラス板10の裏面12の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加える。そのため、ガラス板10の外周部のどこかに欠陥があれば、当該欠陥を起点として亀裂が形成されるので、欠陥のない良品と欠陥のある不良品とが精度良く判別できる。また、ガラス板10の外周部が少しずつ曲げ変形されるので、曲げ変形のためのスペースが削減できる。
また、第1実施形態と同様に、第1湾曲部13の位置、及び第2湾曲部14の位置が同時に変わるとき、いずれか一方の位置が他方の位置に追従するので、曲げ変形のためのスペースがさらに削減できる。
また、第1実施形態と同様に、第1湾曲部13及び第2湾曲部14は、それぞれ、ガラス板10の端から端まで第1方向に延在し、該第1方向と垂直な方向に移動され、その後、第1方向と異なる第2方向にガラス板10の端から端まで延在し、第2方向と垂直な方向に移動される。よって、ガラス板10の両面11、12の全体に、方向の異なる2種類の引張応力が加わる。いずれか片面の面内に直線状の傷が形成されていれば、少なくとも一方の引張応力は傷を広げるように作用し、亀裂が進展するので、良品と不良品とが精度良く判別できる。
曲げ変形手段210は、可撓性板211でガラス板10を真空吸着したまま、第1湾曲部13の延在方向、及び第2湾曲部14の延在方向を変えることができる。尚、延在方向の変更前に、亀裂が形成される場合、亀裂が検出された時点で、真空吸着が解除されてよい。
ガラス板10は、可撓性板211の下面で真空吸着されてよい。真空吸着の解除後、可撓性板211に付着するガラス板10が重力で分離しやすい。
ガラス板10と可撓性板211との分離を促進するため、真空吸着の解除後、可撓性板211の吸着孔に圧縮ガスが供給されてもよい。また、真空吸着の解除後、複数の伸縮アクチュエータ214が同時に伸ばされ、同時に急停止されてもよい。衝撃でガラス板10と可撓性板211とが分離しやすい。
亀裂検出器230が亀裂を検出した場合、真空吸着が解除され、ガラス板10が下方の廃棄ボックスに落下される。一方、亀裂検出器230が亀裂を検出しなかった場合、ガラス板10は取り出し機に渡される。ガラス板10を廃棄ボックスに落下させる位置と、ガラス板10を取り出し機に渡す位置との間で、支持フレーム218が移動可能となっている。
[第3実施形態]
本実施形態では、第2実施形態と同じ曲げ変形手段210が用いられるが、コントローラ220で制御される可撓性板211の一連の動きが相違し、ガラス板の一連の動きが相違する。以下、相違点について主に説明する。
図10及び図11は、本発明の第3実施形態による耐久試験方法の斜視図である。図10及び図11において、便宜上、可撓性板211等の曲げ変形手段210の図示を省略する。
先ず、図10(a)に示すように、ガラス板10に第1湾曲部13及び第2湾曲部14が同時に形成される。図10(a)の状態は、図8(c)の状態と略同一である。
第1湾曲部13は、ガラス板10の中心部を通り、ガラス板10の端から端まで延在する。第1湾曲部13の表面には引張応力が生じる。第1湾曲部13の表面の外周でガラス板10が切れているので、第1湾曲部13の表面の外周では、周直交方向の応力は発生せず、周方向に沿う応力が発生する。第1湾曲部13の表面の外周のうち、湾曲される部分に引張応力が発生する。
第2湾曲部14は、ガラス板10の中心部を通り、ガラス板10の端から端まで延在する。第2湾曲部14の裏面には引張応力が生じる。第2湾曲部14の裏面の外周でガラス板10が切れているので、第2湾曲部14の裏面の外周では、周直交方向の応力は発生せず、周方向に沿う応力が発生する。第2湾曲部14の裏面の外周のうち、湾曲される部分に引張応力が発生する。
第1湾曲部13及び第2湾曲部14は、ガラス板10の互いに平行な2つの平坦部15、16の間に形成される。この状態で、図10(a)〜図10(c)、図11(d)〜図11(e)に示すように、第1湾曲部13及び第2湾曲部14が同時にガラス板10の中心部を中心に反時計回りで180°以上回動される。回動軸線は、平坦部15、16に対して垂直となっている。これにより、ガラス板10の両面の外周全周に、周方向に沿う引張応力が加わる。
本実施形態では、第1実施形態と同様に、第1湾曲部13の位置を変えることにより、ガラス板10の表面11の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加え、第2湾曲部14の位置を変えることにより、ガラス板10の裏面12の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加える。そのため、ガラス板10の外周部のどこかに欠陥があれば、当該欠陥を起点として亀裂が形成されるので、欠陥のない良品と欠陥のある不良品とが精度良く判別できる。また、ガラス板10の外周部が少しずつ曲げ変形されるので、曲げ変形のためのスペースが削減できる。
また、第1湾曲部13の位置、及び第2湾曲部14の位置が同時に変わるとき、いずれか一方の位置が他方の位置に追従するので、曲げ変形のためのスペースがさらに削減できる。
また、第1湾曲部13及び第2湾曲部14は、それぞれ、ガラス板10の中心部を通りガラス板10の端から端まで延在し、ガラス板10の中心部を中心に回動される。よって、ガラス板10の略全体に引張応力が加わる。ガラス板10の外周部よりも内方に欠陥があると、その欠陥を起点として亀裂が形成されやすく、内方の欠陥が検出できる。
以上、本発明の第1〜第3実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されない。特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 脆性板
11 表面
12 裏面
13 第1湾曲部
14 第2湾曲部
15、16 平坦部
100 耐久試験装置
110 曲げ変形手段
111、112 隙間形成部材
111a、112a 第1曲面部
111b、112b 第2曲面部
130 亀裂検出器
200 耐久試験装置
210 曲げ変形手段
211 可撓性板
212 可動体
214 伸縮アクチュエータ
214a シリンダ本体
214b ロッド
214c サーボモータ
215 クッション部材
216 連結部
216a 凸球面部
216b 凹球面部
218 支持フレーム
220 コントローラ
230 亀裂検出器

Claims (11)

  1. 脆性板に、該脆性板の表面に引張応力が生じる第1湾曲部を形成し、前記第1湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の表面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加え、
    前記脆性板に、前記脆性板の裏面に引張応力が生じる第2湾曲部を形成し、前記第2湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の裏面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加える、脆性板の耐久試験方法。
  2. 前記第1湾曲部の位置、及び前記第2湾曲部の位置を同時に変えるとき、いずれか一方の位置を他方の位置に追従させる、請求項1に記載の脆性板の耐久試験方法。
  3. 前記第1湾曲部及び前記第2湾曲部は、それぞれ、前記脆性板の端から端まで第1方向に延在し、該第1方向と垂直な方向に移動され、その後、前記第1方向と異なる第2方向に前記脆性板の端から端まで延在し、該第2方向と垂直な方向に移動される請求項1又は2に記載の脆性板の耐久試験方法。
  4. 前記第1湾曲部及び前記第2湾曲部は、それぞれ、前記脆性板の中心部を通り前記脆性板の端から端まで延在し、前記脆性板の中心部を中心に回動される請求項1又は2に記載の脆性板の耐久試験方法。
  5. 前記脆性板はガラス板を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の脆性板の耐久試験方法。
  6. 前記脆性板の一部を曲げ変形させる曲げ変形手段を備え、
    該曲げ変形手段は、
    脆性板に、該脆性板の表面に引張応力が生じる第1湾曲部を形成し、前記第1湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の表面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加え、
    前記脆性板に、前記脆性板の裏面に引張応力が生じる第2湾曲部を形成し、前記第2湾曲部の位置を変えることにより、前記脆性板の裏面の外周全周に、周方向に沿う引張応力を加える、脆性板の耐久試験装置。
  7. 前記曲げ変形手段は、前記第1湾曲部の位置、及び前記第2湾曲部の位置を同時に変えるとき、いずれか一方の位置を他方の位置に追従させる請求項6に記載の脆性板の耐久試験装置。
  8. 前記第1湾曲部及び前記第2湾曲部は、それぞれ、前記脆性板の端から端まで第1方向に延在し、該第1方向と垂直な方向に移動され、その後、前記第1方向と異なる第2方向に前記脆性板の端から端まで延在し、該第2方向と垂直な方向に移動される請求項6又は7に記載の脆性板の耐久試験装置。
  9. 前記第1湾曲部及び前記第2湾曲部は、それぞれ、前記脆性板の中心部を通り前記脆性板の端から端まで延在し、前記脆性板の中心部を中心に回動される請求項6又は7に記載の脆性板の耐久試験装置。
  10. 前記曲げ変形手段は、前記脆性板を吸着する可撓性板を有し、
    該可撓性板は、前記脆性板を吸着するゴム製の吸着部と、該吸着部が固定される本体板とを含む請求項6〜9のいずれか一項に記載の脆性板の耐久試験装置。
  11. 前記曲げ変形手段は、前記本体板に固定される可動体、伸縮アクチュエータ、及び前記可動体の端部と前記伸縮アクチュエータの端部とを連結する連結部の組を複数組有し、
    前記複数の伸縮アクチュエータは、フレームで支持される請求項10に記載の脆性板の耐久試験装置。
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