JP2002350309A - 板状体強度検査装置 - Google Patents

板状体強度検査装置

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JP2002350309A
JP2002350309A JP2001155943A JP2001155943A JP2002350309A JP 2002350309 A JP2002350309 A JP 2002350309A JP 2001155943 A JP2001155943 A JP 2001155943A JP 2001155943 A JP2001155943 A JP 2001155943A JP 2002350309 A JP2002350309 A JP 2002350309A
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Hideo Okada
英生 岡田
Yoshikazu Matsui
美和 松井
Mitsuhiro Iwata
充浩 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平板状の試験体の全面を略均一に評価し、不
良の試験体を的確に選別して除去することにあり、延い
ては、不良の板状体による製造設備及び正常な板状体等
への汚染を防いで、製造工程での生産収率を向上させる
ことのできる板状体強度検査装置を提供する。 【解決手段】 試験体6を支持する支持部51と、試験
体6に外力を付与する外力付与部53とをそれぞれ一対
ずつ有し、矩形の試験体6にあっては支持部51をその
一対の対角に、外力付与部53を他の一対の対角にそれ
ぞれ配し、円形の試験体にあっては支持部41を該円に
内接する正方形の一対の対角に、外力付与部43を該正
方形の他の一対の対角にそれぞれ配した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばシリコン
ウエハ等の平板状の試験体に対し外力を付与して強度試
験を行う板状体強度検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池のセル生産工程において、半導
体素子は、半導体基板として使用されるシリコンウエハ
上に多結晶膜、酸化膜、窒化膜及び金属膜等のいくつか
の層の薄膜を蒸着した後、写真工程、エッチング工程及
びイオン注入工程等が反復的に遂行されて完成する。こ
のような工程中、シリコンウエハは、多くの工程及び製
造装置を通過するため、工程中に受ける物理的圧力や装
置との接触等によって損傷してしまうことが頻繁にあっ
た。また、シリコンウエハが損傷したままで後続工程を
進行させると、損傷部分には応力の集中が起こり、シリ
コンウエハの破損や設備の汚染といった生産工程への悪
影響も招いてしまうことから、工程進行前のシリコンウ
エハ検査は非常に重要なものとされている。
【0003】図10は、上記のようなシリコンウエハを
示し、(a)はシリコンウエハの裏面側を示す平面図、
(b)はシリコンウエハの側面図である。図10(b)
で、符号10aはシリコンウエハの裏面を示し、符号1
0bはシリコンウエハの表面を示す。このシリコンウエ
ハ10において、裏面電極101は、アルミニウム等の
金属ペーストを塗布し、焼成することにより形成され
る。図11及び図12は、従来のシリコンウエハの検査
装置を示す概略斜視図であり、ともに前工程においてシ
リコンウエハ10に載荷試験を行い、外的荷重によるシ
リコンウエハ10の挙動を知るものである。図11に示
されるウエハ検査装置102では、シリコンウエハ10
を支持台103上に載置し、このシリコンウエハ10の
中央部において検査端部104により所定の荷重を与
え、図中下方に押圧する。図12に示されるウエハ検査
装置105では、シリコンウエハ10を4つの支持台1
06によって支持させ、上記と同様、シリコンウエハ1
0の中央部において検査端部107により所定の荷重を
与え、図中下方に押圧する。これらの検査によってシリ
コンウエハ10に割れや欠けを生じた場合、検査不合格
としてそのシリコンウエハ10を除去し、割れや欠けを
生じない場合には、検査合格として生産工程への投入を
行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の検査装置では、いずれの場合もシリコンウエハの欠
陥を十分に認識できていなかった。図13は、従来の検
査装置でのウエハ検査時における、シリコンウエハのフ
ォンミーゼス応力分布図である。図中、表された曲線
は、シリコンウエハに生じた応力の等応力線である。図
13に示されるように、シリコンウエハ全面で応力分布
にかたよりが生じ、特に中央部aにおいて応力が最大と
なっている。これは、シリコンウエハが均一に検査され
ていないことを示し、例えば周辺部bでの応力は小さい
ため、周辺部bに欠陥があればそれを見過ごす可能性が
高くなる。また、周辺部bでの欠陥を検出するためにシ
リコンウエハへの負荷荷重をより大きくすると、これと
比例して、シリコンウエハの中央部aに生じる応力が非
常に大きくなってしまう。この結果、シリコンウエハが
損傷したり、シリコンウエハを破壊してしまうことが起
こっていた。
【0005】工程中におけるシリコンウエハの破損は、
製造設備及び周辺のシリコンウエハへの汚染を招き生産
工程に悪影響を与える。このため、工程進行前のシリコ
ンウエハの検査は綿密に行われなければならない。しか
し、上記従来のいずれの検査装置においてもシリコンウ
エハ全面を均一に評価することが困難であり、生産工程
中のシリコンウエハの破損を防ぎきれないものであっ
た。
【0006】以上のような点に鑑み、シリコンウエハ等
の板状体の強度検査においては、試験体の強度を精度よ
く把握するため、試験体の全面に対しできる限り均一に
評価する必要があると言える。そこで、本発明の目的と
するところは、平板状の試験体の全面を略均一に評価
し、不良の試験体を的確に選別して除去することにあ
り、延いては、不良の板状体による製造設備及び正常な
板状体等への汚染を防いで、生産工程での生産収率を向
上させることのできる板状体強度検査装置の提供にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る板状体強度検査装置は、平板状の試験
体に対し外力を付与して強度試験を行う板状体強度検査
装置であって、試験体を支持する支持部と、試験体に外
力を付与する外力付与部とをそれぞれ一対ずつ有し、矩
形の試験体にあっては支持部はその一対の対角に、外力
付与部は他の一対の対角にそれぞれ配され、円形の試験
体にあっては支持部は該円に内接する正方形の一対の対
角に、外力付与部は該正方形の他の一対の対角にそれぞ
れ配されたことを特徴とする。
【0008】このような発明によれば、支持部及び外力
付与部は試験体平面に対し均等に配置され、試験体に作
用する。これにより、試験体の全面を略均一に評価する
ことができ、試験時に付与される外力による試験体の破
損を招くことなく、不良の試験体の発見を的確に行うこ
とができる。
【0009】また、本発明に係る板状体強度検査装置
は、前記支持部が試験体の一面側に、外力付与部が試験
体の他面側にそれぞれ配されたものであってもよい。
【0010】この場合も同様に、支持部及び外力付与部
が試験体平面に対し均等に配置され、試験体に作用する
ため、試験体の全面を略均一に評価することができる。
【0011】また、本発明に係る板状体強度検査装置
は、前記試験体を挟んで外力付与部と対向する位置に、
試験体に対して接触及び離間可能な仮支持部が設けられ
るとともに、試験時この仮支持部を試験体から離間させ
るレバーが外力付与部に設けられたものであってもよ
い。
【0012】この場合、試験開始前の試験体をその四隅
において支持し、試験時には仮支持部を試験体から離間
させて適正に強度試験を行うことができ、試験体の全面
を略均一に評価することができる。
【0013】また、本発明に係る板状体強度検査装置
は、前記支持部が試験体を吸着して保持する吸着手段を
有するものであってもよい。
【0014】この場合、試験体に外力を付与しても試験
体が既定位置からずれることなく保持されるとともに試
験体に生じる応力を板状体全体に分散させやすくするこ
とができる。
【0015】また、本発明に係る板状体強度検査装置
は、前記外力付与部が試験体を吸着して保持する吸着手
段を有するものであってもよい。
【0016】この場合、試験体に外力を付与するとき、
試験体の載荷点へ的確に外力を付与でき、適正な強度試
験を行うことができる。
【0017】また、本発明に係る板状体強度検査装置
は、前記外力付与部が試験体に一定荷重を付与するもの
であってもよい。
【0018】また、本発明に係る板状体強度検査装置
は、前記外力付与部が試験体に一定変位を付与するもの
であってもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る板状体強度検
査装置の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。
【0020】図1は、本発明に係る板状体強度検査装置
の基本概念を示した斜視図である。図1において、板状
体強度検査装置5は、試験体6を支持する支持部51
と、試験体6に外力を付与する外力付与部53とをそれ
ぞれ一対ずつ有し、支持部51はその一対の対角に、外
力付与部53は他の一対の対角にそれぞれ配される。
【0021】図2は、このような板状体強度検査装置5
によって強度試験を行った場合の試験体6に生じた応力
の分布を示す、フォンミーゼス応力分布図である。図中
表された曲線は、等応力線である。図2から明らかなよ
うに、試験体6に生じる応力は、試験体6の広い範囲に
かけて略均一であり、高い応力が集中するような箇所も
ない。すなわち、本発明に係る板状体強度検査装置5
は、試験体6の強度をかたよりなく適正に試験すること
ができるものであるとわかる。
【0022】[実施の形態1]図3及び図4は、本発明
の実施の形態1を示し、図3は、板状体強度検査装置の
要部を抽出して示した斜視図であり、図4各図は、板状
体強度検査装置による試験時の各部の動作をそれぞれ示
し、図3における矢符A方向から見た側面図である。図
4において、(a)は試験開始前、(b)は試験途中、
(c)は外力付与時のそれぞれの状態を示している。
【0023】図3において、平板状の試験体であるシリ
コンウエハ7は、例えば電磁キャスト法やリボン法等に
よって形成される。ここで、電磁キャスト法は、シリコ
ンの融液をるつぼ中で冷却して固化する方法であり、こ
れによって形成されたインゴットを薄くスライスするこ
とによりシリコンウエハが形成される。また、リボン法
は、シリコンの融液が入ったるつぼ内に立てられたキャ
タピラリダイを通して結晶シリコンが引き上げられ、適
当な大きさに切断されて、シリコンウエハを形成する方
法である。
【0024】板状体強度検査装置1は、略正方形のシリ
コンウエハ7を支持する支持部11と、このシリコンウ
エハ7に外力を付与する外力付与部13とをそれぞれ一
対ずつ有する。
【0025】一対の支持部11は、シリコンウエハ7の
一面側に配される。ここでは、図3に示されるように、
水平に載置されるシリコンウエハ7に対し、その下面側
に設けられる。また、支持部11は、図4に示されるよ
うに、水平に備えられた検査ステージ15上に設けられ
る。このとき、一対の支持部11は、シリコンウエハ7
の一対の対角に対応する箇所に配される。すなわち、各
支持部11が設けられる箇所は、検査ステージ15上に
おいて、検査されるシリコンウエハ7の大きさに対応す
る正方形の対角を形成する箇所とされる。
【0026】このように設けられる一対の支持部11
は、それぞれ同一の棒体として形成される。強度試験に
際し、支持部11はシリコンウエハ7に当接してこれを
支持する。シリコンウエハ7に接触する支持部11の先
端部は、接触によってシリコンウエハ7にダメージを与
えないよう、ゴム等の弾性を有する素材を用い、曲面で
構成される。
【0027】一方、一対の外力付与部13は、シリコン
ウエハ7の他面側、実施の形態1においては、シリコン
ウエハ7の上面側に配される。
【0028】また、外力付与部13は、シリコンウエハ
7の他の一対の対角に配される。すなわち、前述の一対
の支持部11による直線軸と、この一対の外力付与部1
3による直線軸とは、シリコンウエハ7に対面したと
き、シリコンウエハ7上の対角線を形成する。
【0029】この一対の外力付与部13は、それぞれ同
一の棒体であり、検査ステージ15の上部に備えられた
外力付与板12に設けられる。外力付与板12は、水平
に設けられ、図示しない稼動部を備えて試験時には鉛直
方向に上下動する。外力付与部13は、検査ステージ1
5上の支持部11に支持されたシリコンウエハ7に対面
するよう、外力付与板12の下面側に設けられる。上記
支持部11と同様、外力付与部13の先端部も曲面で形
成される。
【0030】さらに、板状体強度検査装置1は、シリコ
ンウエハ7に対して接触及び離間可能な仮支持部17
と、試験時この仮支持部17をシリコンウエハ7から離
間させるレバー14とを有する。
【0031】仮支持部17は、シリコンウエハ7を挟ん
で外力付与部13と対向する位置に設けられる。すなわ
ち、仮支持部17が設けられるのは、シリコンウエハ7
上において上記支持部11の設けられた対角とは異な
る、他の対角を形成する箇所とされる。また、外力付与
部13に対応して仮支持部17も一対設けられる。
【0032】この一対の仮支持部17は、それぞれ同一
の棒体であり、検査ステージ15上に備えられる仮支持
板16の上面に設けられる。仮支持板16は、下面側に
ばね機構16aを有し、外力によって伸縮自在とされ
る。仮支持部17の先端部は、支持部11と同様、曲面
で構成され、ゴム等の弾性を有する素材を用いて形成さ
れることが望ましい。
【0033】また、レバー14は、シリコンウエハ7を
挟んで仮支持部17と対向する位置に設けられる。ここ
では、外力付与部13が設けられた外力付与板12にそ
れぞれ設けられる。レバー14は棒体であって、試験
時、外力付与部13の動作に付随して、仮支持板16を
シリコンウエハ7から離間させる。このため、レバー1
4は相当の長さを有し、シリコンウエハ7の対角におい
てシリコンウエハ7の隅部の外側から仮支持板16に作
用する。具体的には、図4の各図に示されるように、試
験時、レバー14が下降して外力付与板12に接した
後、外力付与部13がシリコンウエハ7に当接するまで
の間に、仮支持部17がシリコンウエハ7から離間され
ているように形成される。すなわち、レバー14の長さ
は、シリコンウエハ7の厚さに加え、外力付与部13及
び仮支持部17の長さ分以上であって、望ましくはこれ
に適当なゆとり分が加えられた長さを有するよう構成さ
れるとよい。
【0034】なお、支持部11及び仮支持部17の突出
長さは、シリコンウエハ7がこれらの上に載置されたと
き、同一の高さとなるよう決定される。すなわち、支持
部11と仮支持部17とによって形成されるシリコンウ
エハ7の載置面が、水平に保たれるよう構成される。
【0035】以上のように構成される板状体強度検査装
置1において、強度試験は、外力付与部13によってシ
リコンウエハ7に一定荷重が付与されて行われる。以下
に、強度試験の各過程及び試験時の各部の動作を説明す
る。
【0036】まず、試験を開始する前に、検査されるシ
リコンウエハ7を、板状体強度検査装置1の支持部11
と仮支持部17との上に載置する。このとき、一対の支
持部11及び一対の仮支持部17とはシリコンウエハ7
の大きさに対応して、それぞれ正方形の対角を形成する
位置に設けられているため、シリコンウエハ7の四隅に
これに合致させてシリコンウエハ7を載置する(図3参
照)。この状態において、シリコンウエハ7の下面に
は、図4(a)に示されるように、支持部11及び仮支
持部17が当接し、この4箇所においてシリコンウエハ
7は支持されている。また、シリコンウエハ7を挟んで
仮支持部17と対向する位置に設けられた外力付与部1
3及び外力付与板12は、シリコンウエハ7の上部に位
置する。レバー14は、シリコンウエハ7の隅部の外縁
を通過して、仮支持板16の上部に位置し、それぞれ停
止した状態にある。
【0037】次に、シリコンウエハ7に対する試験を開
始する。まず、外力付与板12を稼動部によって下降さ
せる。外力付与板12が一定距離下降したところで、外
力付与板12に備えられたレバー14の端部は、仮支持
板16に当接する(図4(b)参照)。
【0038】引き続き、外力付与板12を下降させる
と、仮支持板16がレバー14によって押し下げられ、
シリコンウエハ7の下面に当接していた仮支持部17が
シリコンウエハ7から離間する。この時点で、シリコン
ウエハ7においては4点支持から2点支持へと変化す
る。さらに外力付与板12を下降させると、外力付与部
13がシリコンウエハ7の上面に当接する。そのまま外
力付与板12の下降を継続させると、外力付与部13に
よって、シリコンウエハ7へ荷重が付与され始める。
【0039】外力付与板12の下降距離の増加にともな
い、シリコンウエハ7に付与される荷重は大きくなる。
シリコンウエハ7は付与された荷重によって、例えば図
4(c)に示されるような、載荷点付近におけるたわみ
変形を生じる。シリコンウエハ7に付与される荷重が一
定値となると、試験は終了する。
【0040】なお、外力付与部13によって付与される
荷重は、例えばシリコンウエハ7として一辺が125m
mで厚さが330μmのものを用いた場合で、約3. 0
Nに設定されることが好ましい。このとき、強度試験に
よってシリコンウエハ7に生じる応力は、シリコンウエ
ハ7の中心部において約55N/mm2 となることが確
認された。
【0041】以上のような構成とすることにより、板状
体強度検査装置1では、試験時、シリコンウエハ7全面
において応力を略均一に生じさせることができ、シリコ
ンウエハ7の強度を適正に評価することができる。
【0042】[実施の形態2]図5及び図6は、本発明
の実施の形態2を示し、図5は、板状体強度検査装置の
要部を抽出して示した斜視図であり、図6各図は、板状
体強度検査装置による試験時の各部の動作をそれぞれ示
し、図5における矢符B方向から見た側面図である。図
6において、(a)は試験開始前、(b)は試験途中、
(c)は外力付与時のそれぞれの状態を示している。な
お、この実施の形態において説明する板状体強度検査装
置では、実施の形態1と同一の構成要素には同一符号を
付し、詳細な説明は省略する。
【0043】板状体強度検査装置2は、実施の形態1と
同様の略正方形のシリコンウエハ7を支持する支持部2
1と、このシリコンウエハ7に外力を付与する外力付与
部23とをそれぞれ一対ずつ有する。前述の実施の形態
1と大きく異なる点は、強度試験を行うとき、検査され
るシリコンウエハ7が支持部21によってその上面側か
ら保持される点である。
【0044】一対の支持部21及び一対の外力付与部2
3は、ともにシリコンウエハ7の同一面側に配される。
この実施の形態2では、図5に示されるように、水平に
載置されるシリコンウエハ7の上面側に設けられる。ま
た、一対の支持部21は、試験時、シリコンウエハ7の
一対の対角に位置するよう配され、一対の外力付与部2
3は、他の一対の対角に配される。このような支持部2
1及び外力付与部23は、検査アーム28に設けられ
る。検査アーム28は、図示しない稼動部を備え試験時
には鉛直方向に上下動する。また、検査アーム28の下
面側には、シリコンウエハ7に対面する上記一対の外力
付与部23及び支持部21とを備える。各支持部21に
よる直線軸と、各外力付与部23による直線軸とは、対
面するシリコンウエハ7と同程度の大きさの正方形にお
ける対角線を形成するよう、検査アーム28に設けられ
る。
【0045】一対の支持部21は、それぞれ同一の棒体
として形成され、シリコンウエハ7を吸着して保持する
吸着手段を有する。実施の形態2においては、吸着手段
として吸着パッド29が採用され、支持部21の先端部
に備えられる。強度試験に際し、支持部21はシリコン
ウエハ7に当接され、吸着パッド29によってシリコン
ウエハ7は保持される。吸着パッド29は、接触による
ダメージをシリコンウエハ7に与えず、変形可能とされ
るゴム等の弾性を有する素材によって形成され、図示し
ない真空ポンプ等の吸引機構を有する。これにより、吸
着パッド29内部には負圧を生じ、シリコンウエハ7の
表面が保持されることとなる。
【0046】一対の外力付与部23は、それぞれ同一の
棒体として形成され、図示されない稼動部により伸縮可
能に設けられる。また、外力付与部23の先端部は、曲
面で構成される。試験時、この外力付与部23が、鉛直
方向に下降することで、シリコンウエハ7に一定荷重を
付与し、強度試験が行われる。
【0047】以上のように構成される板状体強度検査装
置2によって行われる、シリコンウエハ7の強度試験の
各過程及び試験時の各部の動作を説明する。
【0048】試験開始前、図6(a)に示されるよう
に、検査アーム28は検査されるシリコンウエハ7の上
部に位置する。
【0049】試験が開始されると、検査アーム28が下
降し始める。検査アーム28を一定距離下降させると、
外力付与部23及び支持部21がシリコンウエハ7の上
面に当接する(図6(b)参照)。
【0050】続いて、支持部21では、シリコンウエハ
7の保持が行われる。シリコンウエハ7の表面に当接し
た吸着パッド29により、シリコンウエハ7の一対の対
角が吸引される。このとき、図示しない吸着機構によ
り、吸着パッド29の内部が負圧となるため、弾性を有
する吸着パッド29は変形し、シリコンウエハ7が吸着
保持される。
【0051】次に、外力付与部23によってシリコンウ
エハ7に荷重が付与され始める。板状体強度検査装置2
においては、図6(c)に示されるように、外力付与部
23の基部が図示しない稼動部により伸長され、シリコ
ンウエハ7の上面を押圧する。この外力付与部23の伸
長にともなって、シリコンウエハ7に付与される荷重も
増加する。シリコンウエハ7は付与された荷重によっ
て、例えば図6(c)に示されるような、載荷点付近に
おけるたわみ変形を生じる。シリコンウエハ7に付与さ
れる荷重が一定値となると、試験は終了する。
【0052】なお、吸着パッド29は、シリコンウエハ
7に荷重が付与された時にも十分な吸着力を有し、荷重
の付与により吸着パッド29がシリコンウエハ7から離
れてしまうことはない。
【0053】以上のような構成とすることにより、板状
体強度検査装置2では、試験時、シリコンウエハ7全面
において応力を略均一に生じさせることができ、シリコ
ンウエハ7の強度を適正に評価することができる。ま
た、強度検査を行う際、試験体に対して一面側からの支
持及び外力付与が望ましい場合、例えば検査過程におい
てシリコンウエハが多数、積層された状態にあるような
場合には、そのまま最上部のシリコンウエハから順に取
り出して、強度試験を行うことができ、次の工程へ投入
を容易にすることがすることができる。
【0054】[実施の形態3]図7及び図8は、本発明
の実施の形態3を示し、図7は、板状体強度検査装置の
要部を抽出して示した斜視図であり、図8各図は、板状
体強度検査装置による試験時の各部の動作をそれぞれ示
し、図7における矢符C方向から見た側面図である。図
8において、(a)は試験開始前、(b)は試験途中、
(c)は外力付与時のそれぞれの状態を示している。な
お、この実施の形態3は、上記実施の形態2と外力付与
部の形態が異なるだけであるので、ここでは相違点のみ
説明し、それ以外の部分については説明を省略する。
【0055】板状体強度検査装置3の外力付与部33
は、検査されるシリコンウエハ7を吸着して保持する吸
着手段を有する。実施の形態3においては、吸着手段と
して吸着パッド39が採用され、外力付与部33の先端
部に備えられる。吸着パッドは実施の形態2と同様、支
持部31の先端部にも備えられる。図中、符号38は検
査アームを示している。
【0056】強度試験に際し、外力付与部33は支持部
31とともにシリコンウエハ7に当接され、吸着パッド
39によってシリコンウエハ7は保持される。吸着パッ
ド39は、接触によるダメージをシリコンウエハ7に与
えず、変形可能とされるゴム等の弾性を有する素材によ
って形成され、図示しない真空ポンプ等の吸引機構を有
する。これにより、吸着パッド39内部には負圧を生
じ、シリコンウエハ7の表面が保持される。また、外力
付与部33は、図示しない稼動部を備えて試験時には鉛
直方向に伸縮可能とされ、強度試験が行われる。
【0057】以上のように構成される板状体強度検査装
置3において、強度試験は、外力付与部33によって一
定荷重が付与されて行われる。以下に、強度試験の各過
程及び試験時の各部の動作を説明する。
【0058】試験開始前、図8(a)に示されるよう
に、検査アーム38は検査されるシリコンウエハ7の上
部に位置する。
【0059】試験が開始されると、検査アーム38が下
降し始め、検査アーム38を一定距離下降させると、支
持部31及び外力付与部33がシリコンウエハ7の上面
に当接する(図8(b)参照)。
【0060】続いて、支持部31及び外力付与部33に
より、シリコンウエハ7の保持が行われる。すなわち、
シリコンウエハ7の表面に当接した吸着パッド39によ
り、シリコンウエハ7の四隅が吸引される。このとき、
図示しない吸着機構により、吸着パッド39の内部が負
圧となるため、弾性を有する吸着パッド39は変形し、
シリコンウエハ7が保持される。
【0061】次に、外力付与部33によってシリコンウ
エハ7に荷重が付与され始める。板状体強度検査装置3
においては、図8(c)に示されるように、外力付与部
33の基部が図示しない稼動部により伸長され、シリコ
ンウエハ7の上面を押圧する。この外力付与部33の伸
長にともなって、シリコンウエハ7に付与される荷重も
増加し、シリコンウエハ7は、例えば図6(c)に示さ
れるような、載荷点付近におけるたわみ変形を生じる。
シリコンウエハ7に付与される荷重が一定値となると、
試験は終了する。
【0062】なお、吸着パッド39は、シリコンウエハ
7に荷重が付与された時にも十分な吸着力を有し、荷重
の付与により吸着パッド39がシリコンウエハ7から離
れてしまうことはない。また、上記板状体強度検査装置
3において外力付与部33はシリコンウエハ7に対し鉛
直方向下向きの荷重を付与するよう構成されたが、本発
明はこれに限らず、シリコンウエハ7に対し鉛直方向上
向きの荷重を付与することによっても、同様の効果を得
ることができる。
【0063】以上のような構成とすることにより、板状
体強度検査装置3では、試験時、シリコンウエハ7全面
において応力を略均一に生じさせることができ、シリコ
ンウエハ7の強度を適正に評価することができる。ま
た、強度検査を行う際、試験体に対して一面側からの支
持及び外力付与が望ましい場合、例えば検査過程におい
てシリコンウエハが多数、積層された状態にあるような
場合には、そのまま最上部のシリコンウエハから順に取
り出して、強度試験を行うことができ、次の工程へ投入
を容易にすることがすることができる。
【0064】本発明は、上記3つの実施の形態のほか、
平板状の試験体であって円形のものに対しても好適に実
施できる。
【0065】図9は、円形のシリコンウエハ8に対し、
外力を付与して強度試験を行う板状体強度検査装置4の
基本概念を示す斜視図である。
【0066】板状体強度検査装置4は、シリコンウエハ
8を支持する支持部41と、シリコンウエハ8に外力を
付与する外力付与部43とをそれぞれ一対ずつ有し、支
持部41は、この円に内接する正方形の一対の対角に、
外力付与部43は該正方形の他の一対の対角にそれぞれ
配される。
【0067】それぞれの支持部41及び外力付与部43
には、上記実施の形態において説明したように先端部を
曲面で形成したり、先端部に吸着パッドを備えたりする
等の構成が適宜採用される。
【0068】なお、上述した各実施の形態において外力
付与部13、23、33、43は、シリコンウエハ7、
8に一定荷重を付与する方法を示したが、本発明はこれ
に限らず試験体に一定変位を与えることでも同様の効果
を得ることができるものである。また、本発明による強
度試験の評価方法としては、例えば上記した外力付与部
によって一定荷重若しくは一定変位を付与した際に、試
験体の割れや欠けの有無を確認することによる評価方法
や、アコースティックエミッション(AE)等による欠
陥発生の判定による評価方法等が挙げられる。
【0069】さらに、本発明は、上記各実施の形態に限
定されるものではなく、多用に変形することができる。
例えば、シリコンウエハを吸引するために、吸着パッド
とは異なる他の機構を適用してもよい。また、本発明
は、シリコンウエハたけでなく、板状体であって強度試
験を要するものに広く適用することができるものであ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る板状
体強度検査装置は、板状体の強度検査に関し、試験体の
全面をできる限り均一に評価して、不良の試験体を的確
に選別して除去することにより、製造設備及び正常であ
るシリコンウエハ等が汚染されることを防ぎ、延いては
半導体生産工程での生産収率を向上させることができ
る。また、本発明は、板状体の強度を精度よく予測する
のに効果的であるため、試験結果そのものの信頼度を高
めることができる。
【0071】さらに、支持部又は外力付与部に、試験体
を吸着して保持する吸着手段を備えた場合には、試験体
の吸着保持が可能となり、的確な外力の付与を行うこと
ができる。その上、支持部分が試験体表面のより広い範
囲となるため、試験体の支持圧力が分散され、試験体に
生じる応力を試験体全体でより均一なものにすることが
できる。
【0072】上記吸着手段に加えて、試験体の同一面側
に支持部及び外力付与部を配した場合には、多数の試験
体が積層された状態にあっても、そのまま最上部の試験
体から順に取り出して強度試験を行うことができ、次の
工程へ投入を容易にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板状体強度検査装置の基本概念を
示した斜視図である。
【図2】本発明に係る板状体強度検査装置によって強度
試験を行った場合の試験体に生じる応力を示すフォンミ
ーゼス応力分布図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る板状体強度検査装
置の要部を示す斜視図である。
【図4】図3における矢符A方向から見た側面図であっ
て試験時の各部の動作を示し、(a)は試験開始前、
(b)は試験途中、(c)は外力付与時のそれぞれの状
態を示した側面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る板状体強度検査装
置の要部を示す斜視図である。
【図6】図5における矢符B方向から見た側面図であっ
て試験時の各部の動作を示し、(a)は試験開始前、
(b)は試験途中、(c)は外力付与時のそれぞれの状
態を示した側面図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る板状体強度検査装
置の要部を示す斜視図である。
【図8】図7における矢符C方向から見た側面図であっ
て試験時の各部の動作を示し、(a)は試験開始前、
(b)は試験途中、(c)は外力付与時のそれぞれの状
態を示した側面図である。
【図9】本発明に係る板状体強度検査装置であって、円
形の試験体に対し強度試験を行う板状体強度検査装置の
基本概念を示す斜視図である。
【図10】シリコンウエハの裏面側を示す平面図であ
る。
【図11】従来の検査装置を示す概略斜視図である。
【図12】従来の検査装置を示す概略斜視図である。
【図13】従来の検査装置によって強度試験を行った場
合の試験体に生じる応力を示すフォンミーゼス応力分布
図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 板状体強度検査装置 11,21,31,41,51 支持部 13,23,33,43,53 外力付与部 14 レバー 15 検査ステージ 17 仮支持部 28,38 検査アーム 29,39 吸着パッド 6 試験体 7,8 シリコンウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 充浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2G061 AA07 AB01 BA03 CA05 CB01 CC09 DA01 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の試験体に対し外力を付与して強
    度試験を行う板状体強度検査装置であって、 試験体を支持する支持部と、試験体に外力を付与する外
    力付与部とをそれぞれ一対ずつ有し、矩形の試験体にあ
    っては支持部はその一対の対角に、外力付与部は他の一
    対の対角にそれぞれ配され、円形の試験体にあっては支
    持部は該円に内接する正方形の一対の対角に、外力付与
    部は該正方形の他の一対の対角にそれぞれ配されたこと
    を特徴とする板状体強度検査装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部は試験体の一面側に、外力付
    与部は試験体の他面側にそれぞれ配されたことを特徴と
    する請求項1に記載の板状体強度検査装置。
  3. 【請求項3】 前記試験体を挟んで外力付与部と対向す
    る位置に、試験体に対して接触及び離間可能な仮支持部
    が設けられるとともに、試験時この仮支持部を試験体か
    ら離間させるレバーが外力付与部に設けられたことを特
    徴とする請求項2に記載の板状体強度検査装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部は試験体を吸着して保持する
    吸着手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれか一つに記載の板状体強度検査装置。
  5. 【請求項5】 前記外力付与部は試験体を吸着して保持
    する吸着手段を有することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか一つに記載の板状体強度検査装置。
  6. 【請求項6】 前記外力付与部は試験体に一定荷重を付
    与するものであることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか一つに記載の板状体強度検査装置。
  7. 【請求項7】 前記外力付与部は試験体に一定変位を付
    与するものであることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれか一つに記載の板状体検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013242164A (ja) * 2012-05-17 2013-12-05 Asahi Glass Co Ltd 脆性板の耐久試験方法、及び脆性板の耐久試験装置
JP2014070931A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Ihi Corp 二軸四点曲げ試験装置
JP2018109524A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 住友ゴム工業株式会社 ビード部の曲げ剛性測定方法

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