JP5891875B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、キーワードや指定された時間情報に対応する操作シーケンスを履歴から抽出し、把握しやすい表示を行うことを課題とし、サーバーから、又は、コンピュータから閲覧時間情報を含む操作履歴情報を収集し、利用者から入力されたキーワードや時間情報に基づいて、履歴情報を検索し、履歴情報に含まれる閲覧時間情報に基づいて、該履歴情報の操作シーケンスに含まれる閲覧していたページ、メール、ファイルを含むオブジェクトのうち、閲覧時間の最も早い開始オブジェクトから閲覧時間の最後の終了オブジェクトまでの全てのオブジェクトを抽出し、指定された方法に基づいて、オブジェクトを表示手段に表示することが開示されている。
特許文献2には、再度閲覧することに価値があると思われる過去に強く経験した情報を容易に検索することを可能にすることを課題とし、検索要求に基づいて、利用者が過去に閲覧したファイルの格納場所情報を操作履歴DBより取得し、格納場所情報に基づいて、利用者が過去に閲覧したファイル毎にファイル適合スコアを算出し、操作履歴情報より経験スコアを算出し、操作履歴情報を利用してファイル適合スコアと経験スコアから統合スコアを算出し、任意の範囲の情報を母集団として検索を行ったファイルを取得し、過去に閲覧したファイルとの類似度を計算し、類似度と統合スコアから表示優先度を算出し、母集団として検索した結果に、表示優先度が高い過去に閲覧したファイルを関連付けて表示する検索結果を作成し、検索要求元に送信することが開示されている。
特許文献3には、ユーザに対して適切な補助ができる操作補助方法を提供することを課題とし、ユーザはユーザ情報入力部よりユーザ認証に必要な情報を入力し、ついでユーザ情報とユーザ情報データベースに記録されているユーザ情報を照合することによりユーザ認証を行い、操作監視部により操作の監視が開始され、監視している操作から誤操作を判定し、誤操作と判定された場合には、ユーザの操作と正規操作との比較を行い、ユーザが所望する機能を推定し、は、推定された機能が図示の無い表示部等によりユーザに提示されることが開示されている。
特許文献4には、作成されたファイルを、そのファイルがユーザによって発見されやすいように、適切なフォルダーに格納することを課題とし、クライアント計算機と、前記クライアント計算機にネットワークを介して接続されたストレージシステムと、を備える計算機システムであって、複数のファイルの各々は、複数のフォルダーのいずれかに格納され、前記計算機システムは、フォルダー決定部及びファイル格納部をさらに備え、前記クライアント計算機は、ファイルを格納する指示を受信し、前記フォルダー決定部は、前記複数のフォルダーに格納されたファイルと、前記指示されたファイルとの一致度に基づいて、前記複数のフォルダーと、前記指示されたファイルとの関係の強さを判定し、前記ファイル格納部は、前記複数のフォルダーのうち、前記指示されたファイルとの関係が最も強いと判定されたフォルダーに、前記指示されたファイルを格納することが開示されている。
特許文献5には、操作者が指定した管理領域に電子情報を登録するとき、登録対象の電子情報に対する登録先の他の候補となる管理領域を当該操作者に提示することを課題とし、操作受付部が、フォルダーを指定する指定情報を含む登録要求であって、電子情報を前記指定情報により指定されたフォルダーに登録する登録要求を受け付け、文書登録部が、操作受付部により受け付けられた登録要求に応じて、前記指示情報により指定されたフォルダーに電子情報を登録し、候補検出部が、前記指示情報により指定されたフォルダーに登録されている電子情報と同じ電子情報が登録されている他のフォルダーを検出し、候補提示部が、候補検出部により検出されたフォルダーを、文書登録部により登録される電子情報の登録先の候補として提示することが開示されている。
特開2007−148687号公報 特開2007−148688号公報 特開2003−345487号公報 特開2009−110260号公報 特開2010−049461号公報
本発明は、電子情報を移動する場合にあって、過去の電子情報の移動の操作を、移動先の電子情報との関連度を示す指標として用いるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段と、前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記算出手段は、前記第1の電子情報が前記第3の電子情報を通過に要した時間、又は該第1の電子情報が該第3の電子情報を通過した回数に基づいて、該第1の電子情報と該第3の電子情報との関連度を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記第1の収集手段は、移動途中における前記操作者の操作を収集し、前記算出手段は、前記第1の収集手段によって収集された移動途中における操作者の操作に基づいて、前記第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記第1の収集手段は、移動に関する操作の日時を収集し、前記算出手段は、前記第1の収集手段によって収集された操作の日時に基づいて、前記第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記請求項2〜5のいずれか一項に記載の記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記提示手段は、移動途中である前記第4の電子情報の位置から予め定められた距離内にある、前記第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、コンピュータを、画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段と、前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項9の発明は、コンピュータを、画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項10の発明は、コンピュータを、画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記請求項2〜5のいずれか一項に記載の記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、電子情報を移動する場合にあって、過去の電子情報の移動の操作を、移動先の電子情報との関連度を示す指標として用いることができる。
請求項2の情報処理装置によれば、電子情報の移動の操作を、将来の電子情報を移動する場合にあって、移動先の電子情報との関連度を示す指標として用いることができるようにする。
請求項3の情報処理装置によれば、通過に要した時間又は通過した回数に基づいて、第1の電子情報と第3の電子情報との関連度を算出することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、移動途中における操作者の操作に基づいて、第1の電子情報と第3の電子情報との関連度を算出することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、操作の日時に基づいて、第1の電子情報と第3の電子情報との関連度を算出することができる。
請求項6の情報処理装置によれば、電子情報を移動する場合にあって、過去の電子情報の移動の操作を、移動先の電子情報との関連度を示す指標として用いることができる。
請求項7の情報処理装置によれば、移動途中である第4の電子情報の位置から予め定められた距離内にある、第2の電子情報又は第3の電子情報を移動先として提示することができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、電子情報を移動する場合にあって、過去の電子情報の移動の操作を、移動先の電子情報との関連度を示す指標として用いることができる。
請求項9の情報処理プログラムによれば、電子情報の移動の操作を、将来の電子情報を移動する場合にあって、移動先の電子情報との関連度を示す指標として用いることができるようにする。
請求項10の情報処理プログラムによれば、電子情報を移動する場合にあって、過去の電子情報の移動の操作を、移動先の電子情報との関連度を示す指標として用いることができる。
第1の実施の形態の構成例(履歴収集)についての概念的なモジュール構成図である。 第1の実施の形態の構成例(履歴収集)による処理例を示すフローチャートである。 オブジェクト配置テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 関連オブジェクトテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 格納先関連度テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態の構成例(履歴収集)による処理例を示す説明図である。 第1の実施の形態の構成例(格納先提示)についての概念的なモジュール構成図である。 第1の実施の形態の構成例(格納先提示)による処理例を示すフローチャートである。 移動対象間関連度テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態の構成例(格納先提示)による処理例を示す説明図である。 第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第2の実施の形態の構成例による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
図1は、第1の実施の形態の構成例(履歴収集)についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
第1の実施の形態の構成例(履歴収集)である情報処理装置は、電子情報の移動によって、その電子情報を分類するものであって、図1の例に示すように、操作受付モジュール110、移動操作検知モジュール120、移動操作履歴処理モジュール130、格納先関連度算出モジュール140、格納先関連度記憶モジュール150を有している。
操作受付モジュール110は、移動操作検知モジュール120と接続されている。操作受付モジュール110は、画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける。
ここでの画面とは、液晶ディスプレイ、CRT等がある。また、操作として、マウス、キーボード等を用いたもの、又はタッチパネル等における指の操作等がある。電子情報(以下、オブジェクトともいう)には、電子文書、その電子文書を格納し得るフォルダー、ドロワー、キャビネット等が含まれる。電子文書(以下、文書ともいう)とは、テキストデータ、場合によっては図形、画像、動画、音声等の電子データ、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。電子文書が配置されている画面とは、画面上をあたかも机上に見立てており(デスクトップメタファー)、その画面上に文書等を配置したものである。一般的にはデスクトップといわれているものであり、OSとして提供しているもの、アプリケーションとして提供するものがある。そして、操作者の操作によって、文書が選択され、その文書が画面上で操作される。操作として、例えば、移動、編集、閲覧(開く)等がある。なお、主に、移動対象である電子情報(移動元にある電子情報)として文書を例示し、移動先にある電子情報としてフォルダーを例示して説明する。
また、この画面上では、新たに文書が生成された場合は、操作者の操作がない限り、予め定められた規則に基づいて、文書が配置される。予め定められた規則として、例えば、画面の左から右、上から下へと作成順に配置する等がある。
画面上の文書の配置は、例えば、オブジェクト配置テーブル300によって管理される。図3は、オブジェクト配置テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。オブジェクト配置テーブル300は、オブジェクトID欄310、配置位置欄320、大きさ欄330、サムネイル画像欄340、ビュー欄350を有している。オブジェクトID欄310は、その文書を本実施の形態において一意に識別する情報である電子情報識別情報(以下、オブジェクトID(IDentification)ともいう)を記憶している。配置位置欄320は、その電子情報が配置されている位置を記憶している。例えば、画面上における座標であってもよいし、仮想的な領域(例えば、前述のデスクトップメタファーにおけるデスクトップ)における座標であってもよい。また、その座標は、表示している電子情報の左上の座標、中心の座標等であってもよい。大きさ欄330は、その電子情報を示す画像(アイコンともいわれる)の大きさを記憶している。サムネイル画像欄340は、その電子情報として画面上に表示しているサムネイル画像を記憶している。その電子情報がフォルダー等の場合は、そのフォルダー等を示すアイコン等であってもよい。サムネイル画像については後述する。また、サムネイル画像そのものを記憶していてもよいし、サムネイル画像のファイルの記憶場所(ファイル名、URL:Uniform Resource Locator等)を記憶していてもよい。ビュー欄350は、その電子情報が配置されている領域を示す情報を記憶している。例えば、その領域として「サムネイル表示領域」と「フォルダーツリー表示領域」がある。具体例としては、「サムネイル表示領域」として図7に示すサムネイル領域790が該当し、「フォルダーツリー表示領域」として図7に示すツリー領域780が該当する。
軌跡収集モジュール134は、オブジェクト配置テーブル300を用いて情報を収集する。例えば、通過文書を抽出するのに、移動の軌跡が配置位置欄320と大きさ欄330によって示される領域を通過したか否かを判断して通過文書を抽出すればよい。
移動操作検知モジュール120は、操作受付モジュール110、移動操作履歴処理モジュール130と接続されている。移動操作検知モジュール120は、操作受付モジュール110によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する。一般的にドラッグ&ドロップといわれる操作である。なお、移動には、2種類ある。1つの移動は、移動元から対象としている文書を削除して、移動先にその文書を移す処理である。もう1つの移動は、移動元から文書を削除せずに、移動先にその文書を複写する処理である。本実施の形態では、単に移動という場合は両者のいずれであってもよい。両者を区別する場合は、前者の移動を移動A、後者の移動を移動B又は複写という。
移動操作履歴処理モジュール130は、移動操作検知モジュール120、格納先関連度算出モジュール140と接続されている。移動操作履歴処理モジュール130は、基本履歴収集モジュール132、軌跡収集モジュール134、移動中操作収集モジュール136を有している。
基本履歴収集モジュール132は、移動操作検知モジュール120によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する。例えば、第1の電子情報として、移動対象である文書が該当し、第2の電子情報として、その文書の移動先である(その文書を格納する)フォルダー等が該当する。移動先は、フォルダー、ドロワー、キャビネット等といわれるもののように、文書等を格納するものの他に、文書であってもよい。格納先が文書である場合は、その格納先の文書の後に移動対象の文書を付加する(束ねる)処理となる。以下、格納先としてフォルダー、移動対象として文書を主に例示して説明する。さらに、基本履歴収集モジュール132は、移動に関する操作の日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、これらの組み合わせであってもよい)を収集するようにしてもよい。
具体例として、基本履歴収集モジュール132は、履歴テーブル400を生成する。図4は、履歴テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。履歴テーブル400は、履歴ID欄410、操作日時欄412、オブジェクトID欄414、移動/コピー種別欄416、移動元位置欄418、移動先位置欄420、移動先オブジェクトID欄422、移動先オブジェクト名欄424、軌跡検出数欄426、軌跡位置1欄427、軌跡位置n欄42nを有している。履歴ID欄410は、移動操作の履歴を本実施の形態において一意に識別し得る情報である履歴識別情報(以下、履歴ID)を記憶している。操作日時欄412は、その履歴IDに対応する移動操作が行われた日時を記憶している。オブジェクトID欄414は、移動操作の対象となっているオブジェクト(例えば、文書等)のオブジェクトID(例えば、文書ID等)を記憶している。移動/コピー種別欄416は、その移動操作は移動Aであるか移動B(複写)であるかを示す情報を記憶している。移動元位置欄418は、移動元の座標を記憶している。移動先位置欄420は、移動先の座標を記憶している。移動先オブジェクトID欄422は、そのオブジェクトの移動先であるオブジェクトのオブジェクトIDを記憶している。つまり、移動先位置欄420が記憶している位置にあるオブジェクトのオブジェクトIDである。移動先オブジェクト名欄424は、移動先オブジェクトの名称を記憶している。軌跡検出数欄426は、移動の軌跡途中で検出した座標の数を記憶している。例えば、予め定められた時間間隔で、移動操作検知モジュール120が検出してもよい。そして、軌跡検出数欄426の後に検出した座標の数だけ、軌跡位置1欄427から軌跡位置n欄42nまでの欄が続く。軌跡位置1欄427は、軌跡の座標(1番目)を記憶している。軌跡位置n欄42nは、軌跡の座標(n番目)を記憶している。
軌跡収集モジュール134は、基本履歴収集モジュール132によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する。例えば、第3の電子情報として、第2の電子情報に移動させるまでの間に、第1の電子情報を格納すべきか操作者が迷ったフォルダー等が該当する。具体的な処理としては、基本履歴収集モジュール132によって収集された移動途中の軌跡の座標(履歴テーブル400の軌跡位置1欄427から軌跡位置n欄42n内の座標)が、オブジェクト配置テーブル300の配置位置欄320、大きさ欄330から算出されるオブジェクトが表示されている領域内にあるか否かを判断し、その領域内にある場合は、第3の電子情報であると判断して、その第3の電子情報に関する情報を収集する。そして、軌跡収集モジュール134は、関連オブジェクトテーブル500を生成する。図5は、関連オブジェクトテーブル500のデータ構造例を示す説明図である。関連オブジェクトテーブル500は、オブジェクトID欄510、履歴ID欄520、オブジェクト名欄530、ビュー欄540、位置欄550、通過オブジェクトID欄560、通過オブジェクト名欄570を有している。オブジェクトID欄510は、移動対象であるオブジェクト(第1の電子情報)のオブジェクトIDを記憶している。履歴ID欄520は、対応する履歴テーブル400の履歴ID欄410内の履歴IDを記憶している。オブジェクト名欄530は、そのオブジェクトの名称を記憶している。ビュー欄540は、通過したオブジェクト(第3の電子情報)が表示されている画面の領域を記憶している。位置欄550は、通過したオブジェクトが表示されている画面の座標を記憶している。通過オブジェクトID欄560は、通過したオブジェクトのオブジェクトIDを記憶している。通過オブジェクト名欄570は、通過したオブジェクトのオブジェクト名を記憶している。
移動中操作収集モジュール136は、移動途中における操作者の操作を収集する。例えば、この収集する操作として、第1の電子情報の移動途中に、キーボードの予め定められたキーが押される等の操作が該当する。その予め定められたキーとして、そのキーが押されたならば、その移動途中の位置(アウスカーソル等がある位置)におけるフォルダーの名称を表示するキーがある。また、そのフォルダー内に格納されている文書名等を表示する機能を有するキーであってもよい。
格納先関連度算出モジュール140は、移動操作履歴処理モジュール130、格納先関連度記憶モジュール150と接続されている。格納先関連度算出モジュール140は、基本履歴収集モジュール132と軌跡収集モジュール134によって収集された情報に基づいて、第1の電子情報と第2の電子情報との関連度と、第1の電子情報と第3の電子情報との関連度を算出する。具体例としては、文書(移動対象となっている文書)と移動先のフォルダーとの関連度、文書(移動対象となっている文書)とその文書が移動途中で通過したフォルダーとの関連度である。
第1の電子情報と第2の電子情報との関連度は、関連度として最高値を付すように算出してもよい。実際に格納したのであるから、関連度を最高値とするものである。また、その移動操作に要した時間に応じて関連度を算出してもよい。移動操作に要した時間が短いほど、関連度が高くなるように算出してもよい。さらに、移動操作に要した時間を移動元から移動先への距離(直線距離であってもよいし、実際の移動距離であってもよい)で除した値で算出してもよい。
第1の電子情報と第3の電子情報との関連度は、第1の電子情報と第2の電子情報との関連度よりも低い値となるように算出する。
また格納先関連度算出モジュール140は、第1の電子情報が第3の電子情報を通過に要した時間、又は第1の電子情報が第3の電子情報を通過した回数に基づいて、その第1の電子情報とその第3の電子情報との関連度を算出するようにしてもよい。例えば、第1の電子情報が第3の電子情報を通過に要した時間が長いほど関連度が高くなるように算出してもよい。その第3の電子情報に格納すべきか否かを迷った可能性が高いからである。また、第1の電子情報が第3の電子情報を通過した回数が多いほど関連度が高くなるように算出してもよい。同様に、その第3の電子情報に格納すべきか否かを迷った可能性が高いからである。
また、格納先関連度算出モジュール140は、移動中操作収集モジュール136によって収集された移動途中における操作者の操作に基づいて、第1の電子情報と第3の電子情報との関連度を算出するようにしてもよい。例えば、その操作が行われる都度に、予め定められた値を関連度に加えるようにしてもよい。
また、格納先関連度算出モジュール140は、基本履歴収集モジュール132によって収集された操作の日時に基づいて、第1の電子情報と第3の電子情報との関連度を算出するようにしてもよい。例えば、その操作が行われた日時が、現在に近いほど関連度が高くなるようにしてもよい。なお、関連度は、新たな移動操作が行われる都度に、再度算出し直すようにしてもよい。例えば、移動操作が行われたときから時間が経過している場合は、関連度を低くするように算出する。
具体例として、格納先関連度算出モジュール140は、格納先関連度テーブル600を生成する。図6は、格納先関連度テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。格納先関連度テーブル600は、オブジェクトID欄610、関連オブジェクトID欄620、関連度欄630を有している。オブジェクトID欄610は、移動対象であるオブジェクト(第1の電子情報)のオブジェクトIDを記憶している。関連オブジェクトID欄620は、移動先のオブジェクト(第2の電子情報)のオブジェクトID又は移動対象であるオブジェクトが通過したオブジェクト(第3の電子情報)のオブジェクトIDを記憶している。関連度欄630は、格納先関連度算出モジュール140が算出した両者間の関連度を記憶している。
なお、格納先関連度算出モジュール140は、移動操作検知モジュール120が検知した第1の電子情報の移動が移動Aである場合は、その第1の電子情報と移動元の電子情報(第1の電子情報が格納されていたフォルダー等)との関連を解消するようにしてもよい。第1の電子情報は移動元のフォルダー等と関連付けられている場合が多い、その場合、移動が移動Aであれば、元の関連付けはなくなったと解釈すべきであるからである。解消とは、関連付けがなくなるようにすることであるが、具体的には、履歴テーブル400の移動先オブジェクトID欄422(その履歴IDの履歴テーブル400全体であってもよい)を削除し、その履歴IDと対応する関連オブジェクトテーブル500を削除することである。
また、格納先関連度算出モジュール140は、移動操作検知モジュール120が検知した第1の電子情報の移動が移動B(複写)である場合は、その第1の電子情報と移動元の電子情報(第1の電子情報が格納されていたフォルダー等)との関連を残したまま、図1に例示の第1の実施の形態の構成例(履歴収集)又は図12に例示の第2の実施の形態の構成例の処理を行う。関連を残したままとは、第1の電子情報と移動元の電子情報とが関連付けられている場合、その関連付けの情報をそのままとすることである。第1の電子情報と移動元の電子情報とが関連付けられている場合は、移動元の電子情報と移動先の電子情報(第2の電子情報又は第3の電子情報)とが第1の文書を介して関連付けられることとなるとしてもよい。また、(1)移動前の第1の電子情報と移動元の電子情報とが関連付けられ、(2)移動後の第1の文書(第1の文書の複写された文書)と移動先の電子情報とが関連付けられるという2つの関連付けができてもよい。
格納先関連度記憶モジュール150は、格納先関連度算出モジュール140と接続されている。格納先関連度記憶モジュール150は、格納先関連度算出モジュール140によって算出された関連度に基づいて、関連する第1の電子情報と第2の電子情報、又は関連する第1の電子情報と第3の電子情報を記憶する。ここで「関連度に基づいて」とは、格納先関連度算出モジュール140によって算出された関連度を予め定められた閾値と比較し、2つの電子情報間(第1の電子情報と第2の電子情報との間、又は第1の電子情報と第3の電子情報との間)には関連があるか否かを判断することである。具体例として、関連度が閾値以上又はより大である場合は、その両者の間には関連があるとする。例えば、格納先関連度記憶モジュール150は、格納先関連度テーブル600を記憶する。
図2は、第1の実施の形態の構成例(履歴収集)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS202では、操作受付モジュール110が、操作を受け付ける。
ステップS204では、移動操作検知モジュール120が、移動操作であるか否かを判断し、移動操作である場合はステップS206へ進み、それ以外の場合はステップS202へ戻る。
ステップS206では、基本履歴収集モジュール132が、移動操作の基本的履歴を収集する。ここで基本的履歴とは、例えば、履歴テーブル400である。
ステップS208では、軌跡収集モジュール134が、移動の軌跡を収集する。
ステップS210では、移動中操作収集モジュール136が、移動における操作を収集する。
ステップS212では、格納先関連度算出モジュール140が、移動対象と格納先、格納先候補との関連度を算出する。例えば、格納先関連度テーブル600を生成する。
ステップS214では、格納先関連度算出モジュール140が、関連度を格納先関連度記憶モジュール150に記憶させる。
図7は、第1の実施の形態の構成例(履歴収集)による処理例を示す説明図である。文書配置画面700は、ツリー領域780、サムネイル領域790を有している。
図7に示す例は、移動対象文書710(第1の電子情報)を格納先フォルダー760(第2の電子情報)に格納する場合の操作を示している。
サムネイル領域790内にある移動対象文書710を選択し、軌跡715を通って、ツリー領域780内にある格納先フォルダー760に格納している。
その際、軌跡715は、予め定められた時間間隔で収集された軌跡座標720〜軌跡座標752によって構成されている。軌跡座標720〜軌跡座標752(各座標間を直線、予め定めた関数で示される曲線で補間した座標を含めてもよい)とオブジェクト配置テーブル300とのマッチング処理により、移動対象文書710が通過したフォルダー(第3の電子情報)を検出する。そして、格納先関連度算出モジュール140が、移動対象文書710と格納先フォルダー760との関連度、移動対象文書710と通過したフォルダー(格納先候補)との関連度を算出する。
図8は、第1の実施の形態の構成例(格納先提示)についての概念的なモジュール構成図である。操作受付モジュール810、移動操作検知モジュール820、オブジェクト間関連度算出モジュール830、格納先提示モジュール840、格納先関連度記憶モジュール150を有している。なお、第1の実施の形態の構成例(履歴収集)と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。例えば、第1の実施の形態の構成例(格納先提示)は、図1に例示した第1の実施の形態の構成例(履歴収集)によって生成された格納先関連度記憶モジュール150内の格納先関連度テーブル600を用いて、移動しようとしている文書等の移動先として適しているフォルダー等を提示するものである。過去に文書を分類したときに、文書をドラッグする軌跡/ドラッグ中に留まったフォルダー/文書をドロップした(格納した)フォルダーが記録されており、次に文書を分類するときに、過去に分類した文書との関連度が大きいドロップ先の候補を示して分類の補助をするものである。
なお、図1に例示の第1の実施の形態の構成例(格納先提示)と図8に例示の第1の実施の形態の構成例(格納先提示)を操作する操作者は同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、格納先関連度記憶モジュール150は、複数人の操作者による操作の結果が記憶されていてもよい。
操作受付モジュール810は、移動操作検知モジュール820と接続されている。図1に例示した操作受付モジュール110と同等のものである。
移動操作検知モジュール820は、操作受付モジュール810、オブジェクト間関連度算出モジュール830と接続されている。図1に例示した移動操作検知モジュール120と同等のものである。
格納先関連度記憶モジュール150は、オブジェクト間関連度算出モジュール830と接続されている。
オブジェクト間関連度算出モジュール830は、移動操作検知モジュール820、格納先提示モジュール840、格納先関連度記憶モジュール150と接続されている。オブジェクト間関連度算出モジュール830は、移動操作検知モジュール820によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と格納先関連度記憶モジュール150によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する。ここでの関連度とは、第4の電子情報と第1の電子情報との関連度であり、具体例としては、文書(今回移動対象となっている文書)と文書(過去に移動された文書)との関連度である。例えば、関連度を、両方の文書に含まれる文字情報の一致数、又は文書内の文字情報内における一致数の割合等から算出してもよい。また、両方の文書に含まれる画像の一致度、両方の文書のレイアウト情報の一致度、両方の文書に付与されている属性情報の一致度、移動したときの軌跡の形状の一致度、その文書が格納されていたフォルダーのフォルダー情報(属性情報、そのフォルダー内に格納されている文書数等)等から算出する。例えば、前述の一致数等を変数にした式に代入することによって関連度を算出する。一致数等を変数にした式として、その変数そのものの値を関連度とする式であってもよいし、変数に予め定められた値を乗算等するような式であってもよい。
オブジェクト間関連度算出モジュール830は、例えば移動対象間関連度テーブル1000を生成する。図10は、移動対象間関連度テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。移動対象間関連度テーブル1000は、移動対象オブジェクトID欄1010、過去の移動対象オブジェクトID欄1020、関連度欄1030を有している。移動対象オブジェクトID欄1010は、今回の移動対象であるオブジェクト(第4の電子情報)のオブジェクトIDを記憶している。過去の移動対象オブジェクトID欄1020は、過去の移動対象であるオブジェクト(第1の電子情報)のオブジェクトIDを記憶している。関連度欄1030は、オブジェクト間関連度算出モジュール830が算出した両者の関連度を記憶している。
格納先提示モジュール840は、オブジェクト間関連度算出モジュール830と接続されている。格納先提示モジュール840は、オブジェクト間関連度算出モジュール830によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、その第4の電子情報の移動先として、その第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する。ここで、「関連度に基づいて」とは、オブジェクト間関連度算出モジュール830によって算出された関連度と予め定められた閾値とを比較して、第4の電子情報と第1の電子情報とが関連するか否かを判断することをいう。具体的には、今回の移動対象の文書と過去に移動した文書との関連度が閾値以上又はより大である場合は、その両者の間には関連があると判断する。また、「第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報」は、具体的には、履歴テーブル400の移動先オブジェクトID欄422、関連オブジェクトテーブル500の通過オブジェクトID欄560から抽出すればよい。そして、「他の電子情報」とは、第2の電子情報又は第3の電子情報以外の電子情報(フォルダー等)である。これらは、画面上に一般的な態様(本実施の形態による処理が行われていない状態で提示されている態様)で提示されており、「異なる態様」とは、その一般的な態様と異なるものであれば、色、形状(大きさ等を含む)、模様、これらの組み合わせを変更するものであればよい。例えば、図11の格納先提示フォルダー1140、格納先提示フォルダー1142のように大きく提示する。
また、格納先提示モジュール840は、移動途中である第4の電子情報の位置から予め定められた距離内にある、第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示するようにしてもよい。例えば、ドロップ先の候補の計算処理の効率化のため、マウスカーソルが近づいた分類先に対して関連度を計算するものである。
また、格納先提示モジュール840は、関連度に応じて、態様を変化させてもよい。例えば、関連度が高い場合は、低い場合に比べて大きなアイコンを提示するようにしてもよい。
図9は、第1の実施の形態の構成例(格納先提示)による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、操作受付モジュール810が、操作を受け付ける。
ステップS904では、移動操作検知モジュール820が、移動操作であるか否かを判断し、移動操作である場合はステップS906へ進み、それ以外の場合はステップS902へ戻る。
ステップS906では、オブジェクト間関連度算出モジュール830が、移動対象と格納先関連度記憶モジュール150内の過去の移動対象との関連度を算出する。
ステップS908では、オブジェクト間関連度算出モジュール830が、高関連度の過去の移動対象と関連する格納先(第2の電子情報)、格納先候補(第3の電子情報)を抽出する。
ステップS910では、格納先提示モジュール840が、現在地から予め定められた範囲内に、抽出した格納先、格納先候補があるか否かを判断し、ある場合はステップS912へ進み、それ以外の場合はステップS914へ進む。
ステップS912では、格納先提示モジュール840が、格納先、格納先候補を他とは異なる形態で提示する。
ステップS914では、格納先提示モジュール840が、ドロップ操作であるか否かを判断し、ドロップ操作である場合はステップS916へ進み、それ以外の場合はステップS910へ戻る。
ステップS916では、ドロップ先に移動対象を格納する。
図11は、第1の実施の形態の構成例(格納先提示)による処理例を示す説明図である。文書配置画面1100は、ツリー領域1180、サムネイル領域1190を有している。
図11に示す例は、移動対象文書(移動前)1110A(第4の電子情報)をカーソル1120の位置(移動対象文書(移動中)1110B)まで移動した場合の画面の提示例を示している。カーソル1120から予め定められた距離内である探索範囲1130内にある格納先提示フォルダー1140、格納先提示フォルダー1142は、移動対象文書(移動前)1110Aと関連度が高い文書が格納されたフォルダー、又はその文書が格納されるまでの間に通過したフォルダーである。格納先提示フォルダー1140、格納先提示フォルダー1142は、それ以外のフォルダーより大きい態様で提示している。なお、探索範囲1130にある電子情報だけを対象としているが、移動対象文書(移動前)1110Aを選択し、ドラッグを開始したならば(つまり、探索範囲1130内のフォルダーという限定を設けずに)、格納先提示フォルダー1140、格納先提示フォルダー1142のように態様を変更させて提示するようにしてもよい。
図12は、第2の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。第2の実施の形態は、図1に例示の第1の実施の形態の構成例(履歴収集)と図8に例示の第1の実施の形態の構成例(格納先提示)を組み合わせたものである。そして、第2の実施の形態では、オブジェクト間関連度算出モジュール830、格納先提示モジュール840による処理が行われた場合も、移動操作履歴処理モジュール130、格納先関連度算出モジュール140の処理が行われる。つまり、図8に例示の第1の実施の形態の構成例(格納先提示)のように提示処理を行うだけでなく、その移動処理も以降の処理における基礎データとなる。
操作受付モジュール110、移動操作検知モジュール120、移動操作履歴処理モジュール130、格納先関連度算出モジュール140、格納先関連度算出モジュール140、オブジェクト間関連度算出モジュール830、格納先提示モジュール840を有している。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
移動操作検知モジュール120は、操作受付モジュール110、移動操作履歴処理モジュール130、オブジェクト間関連度算出モジュール830と接続されている。
格納先関連度記憶モジュール150は、格納先関連度算出モジュール140、オブジェクト間関連度算出モジュール830と接続されている。
オブジェクト間関連度算出モジュール830は、移動操作検知モジュール120、格納先提示モジュール840、格納先関連度記憶モジュール150と接続されている。
図13は、第2の実施の形態の構成例による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1302では、操作受付モジュール110が、操作を受け付ける。
ステップS1304では、移動操作検知モジュール120が、移動操作であるか否かを判断し、移動操作である場合はステップS1306へ進み、それ以外の場合はステップS1302へ戻る。
ステップS1306では、オブジェクト間関連度算出モジュール830が、移動対象と格納先関連度記憶モジュール150内の過去の移動対象との関連度を算出する。
ステップS1308では、オブジェクト間関連度算出モジュール830が、高関連度の過去の移動対象と関連する格納先、格納先候補を抽出する。
ステップS1310では、格納先提示モジュール840が、現在地から予め定められた範囲内に、抽出した格納先、格納先候補があるか否かを判断し、ある場合はステップS1312へ進み、それ以外の場合はステップS1314へ進む。
ステップS1312では、格納先提示モジュール840が、格納先、格納先候補を他とは異なる形態で提示する。
ステップS1314では、格納先提示モジュール840が、ドロップ操作であるか否かを判断し、ドロップ操作である場合はステップS1316へ進み、それ以外の場合はステップS1310へ戻る。
ステップS1316では、ドロップ先に移動対象を格納する。
ステップS1318では、基本履歴収集モジュール132が、移動操作の基本的履歴を収集する。
ステップS1320では、軌跡収集モジュール134が、移動の軌跡を収集する。
ステップS1322では、移動中操作収集モジュール136が、移動における操作を収集する。
ステップS1324では、格納先関連度算出モジュール140が、移動対象と格納先、格納先候補との関連度を算出する。
ステップS1326では、格納先関連度算出モジュール140が、関連度を格納先関連度記憶モジュール150に記憶させる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図14に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1401を用い、記憶装置としてRAM1402、ROM1403、HD1404を用いている。HD1404として、例えばハードディスクを用いてもよい。操作受付モジュール110、移動操作検知モジュール120、移動操作履歴処理モジュール130、基本履歴収集モジュール132、軌跡収集モジュール134、移動中操作収集モジュール136、格納先関連度算出モジュール140、操作受付モジュール810、移動操作検知モジュール820、オブジェクト間関連度算出モジュール830、格納先提示モジュール840等のプログラムを実行するCPU1401と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1402と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1403と、補助記憶装置であるHD1404と、キーボード、マウス、タッチパネル等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1406と、CRT、液晶ディスプレイ等の出力装置1405と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1407、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1408により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図14に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図14に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図14に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…操作受付モジュール
120…移動操作検知モジュール
130…移動操作履歴処理モジュール
132…基本履歴収集モジュール
134…軌跡収集モジュール
136…移動中操作収集モジュール
140…格納先関連度算出モジュール
150…格納先関連度記憶モジュール
810…操作受付モジュール
820…移動操作検知モジュール
830…オブジェクト間関連度算出モジュール
840…格納先提示モジュール

Claims (10)

  1. 画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、
    前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、
    前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段と、
    前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、
    前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、
    前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記算出手段は、前記第1の電子情報が前記第3の電子情報を通過に要した時間、又は該第1の電子情報が該第3の電子情報を通過した回数に基づいて、該第1の電子情報と該第3の電子情報との関連度を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の収集手段は、移動途中における前記操作者の操作を収集し、
    前記算出手段は、前記第1の収集手段によって収集された移動途中における操作者の操作に基づいて、前記第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の収集手段は、移動に関する操作の日時を収集し、
    前記算出手段は、前記第1の収集手段によって収集された操作の日時に基づいて、前記第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記請求項2〜5のいずれか一項に記載の記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記提示手段は、移動途中である前記第4の電子情報の位置から予め定められた距離内にある、前記第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、
    前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、
    前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段と、
    前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  9. コンピュータを、
    画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された移動の操作に基づいて、移動元の位置と、移動先の位置と、移動途中の軌跡の位置と、移動対象の電子情報である第1の電子情報と、移動先の電子情報である第2の電子情報を収集する第1の収集手段と、
    前記第1の収集手段によって収集された移動途中の軌跡の位置に基づいて、前記第1の電子情報が通過した電子情報である第3の電子情報を収集する第2の収集手段と、
    前記第1の収集手段と前記第2の収集手段によって収集された情報に基づいて、前記第1の電子情報と前記第2の電子情報との関連度と、該第1の電子情報と前記第3の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された関連度に基づいて、関連する前記第1の電子情報と前記第2の電子情報、又は関連する該第1の電子情報と前記第3の電子情報を記憶する記憶手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
  10. コンピュータを、
    画面に配置されている電子情報に対する操作者の操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた操作から、電子情報の移動に関する操作を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知された操作から移動対象の電子情報である第4の電子情報と前記請求項2〜5のいずれか一項に記載の記憶手段によって記憶されている第1の電子情報との関連度を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された第4の電子情報と第1の電子情報との関連度に基づいて、該第4の電子情報の移動先として、該第1の電子情報が格納された第2の電子情報又は第3の電子情報を、前記画面に配置されている他の電子情報とは異なる態様で提示する提示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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