JP4073711B2 - 操作補助方法、操作補助装置、プログラムおよびプログラムを記録した媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、機器の操作を補助する操作補助方法、操作補助装置、プログラムおよびプログラムを記録した媒体に関し、特に誰でも容易に操作でき、かつ、操作者に適した補助を提供する操作補助方法、操作補助装置、プログラムおよびプログラムを記録した媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の機器の操作補助の方法がたとえば、特開2000-163186公報「ガイダンス出力方法及びその実施方法並びにその処理プログラムを記録した媒体」や特開平8-166866号公報「対話型インターフェイスを具備した編集支援システム」に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開2000-163186公報に記載されている技術では、ユーザの誤操作を監視しており、誤操作が行われた場合にのみ操作補助が行われるため、誤操作が行われなければ補助が行われないという問題があった。
【0004】
また、両先行技術とも操作履歴の記録がユーザ情報と結びついていないために、各ユーザに対して適した補助を行えないという問題欠点もあった。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、ユーザに対して適切な補助ができる操作補助方法、操作補助装置、操作補助プログラムおよび操作補助プログラムを記録した媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明のある局面にかかる操作補助装置は、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、複数の機能それぞれのガイダンスを予め記憶するガイダンスデータベースと、複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、ユーザ情報入力部が受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、監視部で監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、監視部で監視された操作内容に基づき、認証されたユーザの誤操作を検出する誤操作検出部と、誤操作検出部により誤操作が検出された場合に、操作内容と正規操作データベースとに基づき、本来の機能を推定する機能推定部と、操作履歴データベースに基づき認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、機能推定部により推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数部と、推定された複数の機能を計数部により計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示部と、認証されたユーザからの指示に基づき、機能提示部により提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択部と、ガイダンスデータベースを参照して、機能選択部により選択された機能に対するガイダンスを検索するガイダンス検索部と、ガイダンス検索部により検索されたガイダンスを認証されたユーザに提示するガイダンス提示部とを含む。
【0007】
ユーザ認証を行ない、ユーザごとに操作を監視し監視された操作履歴に基づいて操作補助を行うため、ユーザに対して、最適な操作補助を提供することが可能になる。
【0009】
ユーザの誤操作を検出し、誤操作に対する本来の機能を推定し、推定された機能を提示して、ユーザに選択させるため、誤操作の場合にのみ操作補助を行なうことができる。
【0010】
この発明の他の局面にかかる操作補助装置は、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、ユーザ情報入力部が受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、監視部で監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、操作途中に機能提示要求を受付けた場合に、監視部で監視された操作内容と正規操作データベースの記憶内容とに基づき、以降の操作により実行可能な複数の機能を推定する機能推定部と、操作履歴データベースに基づき認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、機能推定部により推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数部と、推定された複数の機能を計数部により計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示部と、認証されたユーザからの指示に基づき、機能提示部により提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択部と、正規操作データベースを参照して、機能選択部により選択された機能に対する正規操作を検索する操作方法検索部と、操作方法検索部により検索された正規操作と、機能提示要求がなされるまでの操作内容とに基づき以降の操作を誘導する操作誘導部とを含む。
【0011】
操作途中に、実行可能な機能を推定し、推定された機能を提示し、ユーザは提示された機能を選択する。これにより、例えば以降の操作を忘れた場合や以降の操作を簡略化したい場合などに、操作途中に、以降の操作により実行可能な機能を提示することにより操作補助を行うことが可能となる。
【0015】
この発明のさらに他の局面にかかる操作補助装置においては、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、ユーザ情報入力部が受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、監視部で監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、操作履歴データベースを参照して、認証されたユーザの操作履歴と認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較部と、操作履歴比較部により操作方法が類似と判定された履歴中から認証されたユーザが未使用の機能を提示する未知提示部とを備え、該ユーザに対し未知の機能を提示する。ユーザ以外の操作履歴と比較して類似と判定された履歴中から該ユーザが未使用の機能を提示するため、ユーザは未知であるが有用そうな機能を学習することが可能となる。
【0016】
この発明のさらに他の局面にかかる操作補助装置は、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、各ユーザの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、ユーザ情報入力部が受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、監視部で監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、操作履歴データベースを参照して、認証されたユーザの操作履歴と認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較部と、操作履歴比較部による比較の結果、認証されたユーザが使用したことのある機能に対し認証されたユーザによる操作方法と異なる操作方法が存在する場合に、未知の操作方法を提示する未知提示部とを備える。その結果、例えば、同一の機能を実行するための、より短い操作手順を学習することが可能となる。
好ましくは、未知提示部により認証されたユーザに提示した履歴を記録する提示履歴記録部をさらに備え、未知提示部は、提示したことのない機能もしくは操作方法を提示する。
あるいは、好ましくは、未知提示部により認証されたユーザに提示した履歴を記録する提示履歴記録部と、提示履歴記録部により記録された提示履歴を検索する提示履歴検索部とをさらに備える。
あるいは、好ましくは、未知提示部により認証されたユーザに提示した履歴を記録する提示履歴記録部と、提示履歴記録部により記録された提示履歴を一覧として提示する履歴一覧提示部とをさらに備える。
【0018】
好ましくは、操作補助方法においては、ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作履歴から特定機能を検出する特定機能検出ステップと、特定機能検出ステップにより検出された特定機能に適したユーザインターフェイスに変更するユーザインターフェイス変更ステップを有し、該ユーザの操作履歴に適したユーザインターフェイスに変更する。ユーザの操作履歴から特定機能を検出し、検出された特定機能に適したユーザインターフェイスに変更するため、ユーザは特定の機能を容易に操作することが可能となる。
【0019】
この発明の他の局面においては、操作補助方法は、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、複数の機能それぞれのガイダンスを予め記憶するガイダンスデータベースと、複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、演算処理部が、ユーザ情報入力ステップが受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、演算処理部が、ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、演算処理部が、監視ステップで監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、演算処理部が、監視ステップで監視された操作内容に基づき、認証されたユーザの誤操作を検出する誤操作検出ステップと、演算処理部が、誤操作検出ステップにより誤操作が検出された場合に、操作内容と正規操作データベースとに基づき、本来の機能を推定する機能推定ステップと、演算処理部が、操作履歴データベースに基づき認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、機能推定ステップにより推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数ステップと、演算処理部が、推定された複数の機能を計数ステップにより計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示ステップと、演算処理部が、認証されたユーザからの指示に基づき、機能提示ステップにより提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択ステップと、演算処理部が、ガイダンスデータベースを参照して、機能選択ステップにより選択された機能に対するガイダンスを検索するガイダンス検索ステップと、演算処理部が、ガイダンス検索ステップにより検索されたガイダンスを認証されたユーザに提示するガイダンス提示部とを有する。
この発明のさらに他の局面における操作補助方法は、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、演算処理部が、ユーザ情報入力ステップが受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、演算処理部が、ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、演算処理部が、監視ステップで監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、演算処理部が、操作途中に機能提示要求を受付けた場合に、監視ステップで監視された操作内容と正規操作データベースの記憶内容とに基づき、以降の操作により実行可能な複数の機能を推定する機能推定ステップと、演算処理部が、操作履歴データベースに基づき認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、機能推定ステップにより推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数ステップと、演算処理部が、推定された複数の機能を計数ステップにより計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示ステップと、演算処理部が、認証されたユーザからの指示に基づき、機能提示ステップにより提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択ステップと、演算処理部は、正規操作データベースを参照して、選択ステップにより選択された機能に対する正規操作を検索する操作方法検索ステップと、操作方法検索ステップにより検索された正規操作と、機能提示要求がなされるまでの操作内容とに基づき以降の操作を誘導する操作誘導ステップとを含む。
この発明のさらに他の局面における操作補助方法は、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、演算処理部が、ユーザ情報入力ステップ が受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、演算処理部が、ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、演算処理部が、監視ステップで監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、演算処理部が、操作履歴データベースを参照して、認証されたユーザの操作履歴と認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較ステップと、演算処理部が、操作履歴比較ステップにより操作方法が類似と判定された履歴中から認証されたユーザが未使用の機能を提示する未知提示ステップとを備える。
この発明のさらに他の局面における操作補助方法は、複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、各ユーザの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、演算処理部が、ユーザ情報入力ステップが受付けた情報とユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、演算処理部が、ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、演算処理部が、監視ステップで監視された操作内容を操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、演算処理部が、操作履歴データベースを参照して、認証されたユーザの操作履歴と認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較ステップと、演算処理部が、操作履歴比較ステップによる比較の結果、認証されたユーザが使用したことのある機能に対し認証されたユーザによる操作方法と異なる操作方法が存在する場合に、未知の操作方法を提示する未知提示ステップとを備える。
【0020】
ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視し、監視された操作に基づきユーザに最適な操作補助を行うため、ユーザに対して適切な補助ができる操作補助装置が提供できる。
【0021】
この発明のさらに他の局面においては、プログラムは、上記のいずれかに記載の操作補助方法の各ステップをコンピュータに実行させる。その結果、ユーザに対して適切な補助ができるプログラムが提供できる。
【0022】
好ましくは、上記プログラムはCD-ROM等の媒体に記録されても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0024】
(実施形態1)
まず実施形態1として、ユーザが機器の操作中に誤操作が発生した場合にガイダンスを表示する操作補助を行う操作補助装置について説明する。
【0025】
図1は、本実施形態の操作補助装置10の機能ブロック図である。本実施形態における操作補助装置10は、操作補助を行なう図示の無い機器に隣接して設けられ、ユーザ情報入力部11、ユーザ認証部12、ユーザ情報データベース(以下「DB」と省略する)13、操作監視部14、操作履歴記録部15、操作履歴DB16、機能推定部17、正規操作DB18、機能提示部19、機能選択部110、ガイダンス表示部111ガイダンスDB112有している。上記各部は図示の無いCPUによって制御されている。
【0026】
ユーザは機器を使用する前に、ユーザ情報入力部11から、ユーザの認証を行うための情報を入力する。情報入力に用いる入力装置は、認証に用いる情報に適したものを用いればよく、例えばユーザIDとパスワードを使用する場合にはキーボード等を用いる。もちろん、他の認証情報を用い、他の入力装置を用いても構わない。
【0027】
ユーザ認証部12では、ユーザ情報入力部11から入力されたユーザ情報とユーザ情報DB13に記録されているユーザ情報を照合し、ユーザを認証する。この時、認証されたユーザが使用を開始した旨の情報を操作履歴DB16に記録する。ユーザ認証部12によりユーザ認証が行われれば、操作監視部14がユーザによる機器の操作を監視する。監視して得られた操作履歴は、操作履歴記録部15を通じて、操作履歴DB16に記録される。ユーザの操作途中に、操作監視部14が誤操作であると判定した場合には、機能推定部17により正規操作DB18中に記録されている操作を基にユーザの操作が推定される。機能推定部17が機能を推定すると、機能提示部19が機能推定部17により推定された機能をたとえば図示の無い表示部を用いてユーザに提示する。具体的には、機能の一覧等を表示する。
【0028】
機能提示部19により提示された機能が複数ある場合には、ユーザは機能選択部110により所望の機能を選択する。機能提示部19により提示された機能が単一であれば、機能選択部110は自動的に、機能を選択する。ガイダンス表示部111は、機能選択部110により選択された機能のガイダンスをガイダンスDB112から検索し、表示部に表示する。ガイダンスDBにはたとえば「ヘルプ」が格納されている。
【0029】
図2は、本実施形態の処理手順のフローチャートである。図2を参照して、ステップ21では、ユーザ情報入力部11よりユーザ認証に必要な情報が入力される。ステップ22では、ユーザ認証部12によりステップ21により入力されたユーザ情報とユーザ情報DB13に記録されているユーザ情報を照合することによりユーザ認証を行う。ここで、ユーザ認証に用いる情報は、ユーザIDとパスワード、指紋、顔、アイリス、網膜、発声、掌紋、DNAなどであるがもちろんそれ以外の情報を用いても構わない。また、それらの情報の複数を組み合わせて認証に用いても構わない。
【0030】
ステップ23では、ステップ22により認証されたユーザが機器の使用を開始したことを操作履歴DB16に記録する。ステップ24では、操作監視部14により操作の監視が開始される。ステップ25では、ステップ24により監視している操作から誤操作を判定する。誤操作の判定は、機器からのエラー出力の捕捉、ユーザによる操作の中断の捕捉などがあるが、他の方法により誤操作を判定しても構わない。ステップ25で誤操作と判定されなかった場合には、操作履歴記録部15により、行われた操作が操作履歴DB16に記録される。
【0031】
ステップ25で誤操作と判定された場合には、ステップ27で機能推定部17により、ユーザの操作と正規操作DB18に記録されている正規操作との比較を行い、ユーザが所望する機能を推定する。ステップ28では、機能推定部17により推定された機能が機能提示部19によりユーザに提示される。ステップ29では、機能提示部19により提示された機能から、機能選択部210により機能の選択が行われる。ステップ210では、機能選択部210により選択された機能のガイダンスがガイダンス表示部111によりガイダンスDB112から検索され、表示される。同時にステップ26で、操作履歴を誤操作情報とともに操作履歴DB16に記録する。
【0032】
(実施形態2)
次にユーザが機器の操作途中に、以降の操作により到達可能な機能に対し、機能推定の後に操作誘導を行うことで操作補助を行う場合の実施形態の操作補助装置について説明する。
【0033】
図3は、本実施形態の操作補助装置30の機能ブロック図である。本実施形態における操作補助装置30は、ユーザ情報入力部31、ユーザ認証部32、ユーザ情報DB33、操作監視部34、操作履歴記録部35、操作履歴DB36、機能推定部37、正規操作DB38、機能提示部39、機能選択部310、操作誘導部311を有している。ユーザ情報入力部31から操作履歴DB36は実施形態1におけるユーザ情報入力部11から操作履歴DB16までと同様であるので説明は省略する。
【0034】
本実施形態では、操作監視部34により機能提示要求が捕捉された場合に、機能推定部37により正規操作DB38からユーザが所望する機能を推定する。機能推定部37により推定された機能が機能提示部39によりユーザに提示される。ユーザは、機能提示部39に提示された機能から所望の機能を選択する。機能選択部310により選択された機能を正規操作DB38から検索し、操作誘導部311がユーザに対し、操作誘導を行う。
【0035】
図4は、本実施形態における処理手順のフローチャートである。ステップ41からステップ44までの処理は実施形態1における図2のフローチャートのステップ21からステップ24と同様なので説明は省略する。
【0036】
ステップ45では、操作監視部34により機能提示要求を捕捉する。機能提示要求は、ボタン等押下や音声による指示などユーザが明示的に支持を行う方法でも良いし、一定時間以上操作が中断した場合に機能提示要求と判断しても良い。もちろん、他の方法により機能提示要求を判定しても構わない。ステップ45により機能提示要求であると判断された場合には、ステップ47で機能推定部37によりユーザが所望する機能を推定する。
【0037】
本実施形態においては、機能の推定は正規操作DB38に記録されている正規の操作方法と現在までに操作された操作過程とを比較することにより行うが、他の方法により機能を推定しても構わない。
【0038】
図5に正規操作DB38に記録されている操作履歴の例を示す。図中の各行の右端[Function]は実行された機能名であり、それ以外は、その機能に到達するまでの操作である。例えば、[Function1]を実行するためには、ButtonF→Button1→Button3操作しなければならないことを表している。もし、機能提示要求であると判断されるまでの操作がButtonFであったとすると、機能推定部37は、正規操作DB38を検索し、上記の操作過程を持つ機能を抽出する。図5の例の場合、[Function1] [Function3] [Function2] [Function4]が該当する。該当する機能が検索されれば、ステップ48で機能表示部39により機能が提示される。
【0039】
この例では、例えば図6に示すような提示がなされる。ステップ49では、機能選択部310によりユーザが所望の機能を選択する。図6の例では、ハイライト表示されている機能[Function2]が選択されているものとする。ステップ410では、操作誘導部311が、正規操作DB38からステップ49により選択された機能に対する操作を検索する。本例では、選択された機能は[Function2]であるので、図5から[Function2]の操作を検索する。検索した結果、[Function2]に到達する操作方法は2種類存在するが、ユーザが操作したのはButtonFであるため、ButtonFから始まる操作を補助する。
【0040】
操作誘導の方法は、例えば図7に示すように、次に押すべきボタンをハイライト表示するなどして、ユーザに操作を促す。もちろん、他の方法によりユーザに対し、操作を促しつつ補助を行っても良い。ステップ46では、操作履歴記録部35により操作履歴が操作履歴DB36に記録される。
【0041】
(実施形態3)
次に、ユーザが使用しそうな未知機能を提示することで操作補助を行う実施形態の操作補助装置について説明する。
【0042】
図8は、本実施形態の操作補助装置80の機能ブロック図である。本実施形態における操作補助装置80は、ユーザ情報入力部81、ユーザ認証部82、ユーザ情報DB83、制御部84、操作履歴参照部85、操作履歴DB86、操作履歴比較部87、提示履歴参照部88、提示履歴DB89、未知機能メモリ810、未知機能提示部811を有している。
【0043】
ユーザ情報入力部81からユーザ情報DB83までは実施形態1におけるユーザ情報入力部11からユーザ情報DB13と同様であるので説明は省略する。制御部84は、ユーザ情報DB83から全ユーザの識別情報を入手し、入手したユーザ識別情報をユーザ認証部82により認証されたユーザとそれ以外のユーザを区別し、操作履歴参照部85を通じて、それらのユーザの操作履歴を操作履歴DB86から取得する。
【0044】
制御部84は、操作履歴を操作履歴比較部87に対し、操作履歴の類似性判定を行わせる。操作履歴比較部87は、与えられた操作履歴の類似性を判定するとともに、類似と判定した場合にはユーザ認証部82により認証されたユーザが未知の機能を抽出する。
【0045】
ここで類似性の判定は具体的には操作列の類似性を判定する。すなわち、ある機能を使用する場合に、単一の操作で実行できるものは希であり、機能に対し操作列が対応する。この機能に対応した操作列とユーザが実際に入力した操作列を比較する。
【0046】
提示履歴参照部88は、提示履歴DB89を検索し、操作履歴比較部87により抽出された未知機能が、既に提示されているか否かを判定し、いまだ提示されたことがない場合には、未知機能を未知機能メモリ810に出力する。制御部84は、全ユーザの操作履歴の比較が終了すると、未知機能提示部811に対して、未知機能メモリ810に記憶されている機能をユーザに提示させる。
【0047】
図9は、本実施形態における処理手順のフローチャートである。ステップ91および92は実施形態1における図2のステップ21およびステップ22と同様であるので説明は省略する。ステップ93では、ユーザ認証ステップ92により認証されたユーザの操作履歴が操作履歴参照部85により参照される(History1)。ステップ94では、ユーザ情報DB83に登録されている任意のユーザが抽出される(User)。ステップ95では、ステップ94により抽出されたユーザが履歴の参照を拒否しているか否かを判定し、拒否していなければステップ96において、操作履歴参照部85によりUserの操作履歴が参照される(History2)。
【0048】
ステップ97では、操作履歴比較部87によりHistory1とHistory2の比較が行われ、ステップ98により類似していると判定された場合には、ステップ99において操作履歴比較部87により未知機能、すなわちHistory2に含まれていてHistory1に含まれていない機能が抽出される。ステップ910では、ステップ99により抽出された未知機能が既に提示されているか否かを判定するために、提示履歴参照部88は提示履歴DB89を検索する。未提示であった場合には、抽出された機能はステップ911において未知機能メモリ810に記憶される。
【0049】
ステップ912では、全ユーザの操作履歴が参照されたか否かを判定しつつ、以上の動作を繰返す。全ユーザの履歴を参照し終わると、ステップ913において、未知機能提示部811により未知機能メモリ810に記憶されている未知機能が読み出され、ユーザに提示される。
【0050】
(実施形態4)
次に、初期ユーザもしくは使用歴の浅いユーザに対し、使用頻度の高い機能を提示することで操作補助を行う実施形態の操作補助装置について説明する。
【0051】
図10は、本実施形態の操作補助装置100の機能ブロック図である。本実施形態における操作補助装置100は、ユーザ情報入力部101、ユーザ認証部102、ユーザ情報DB103、制御部104、操作履歴参照部105、操作履歴DB106、メモリ107、機能提示部108を有している。
【0052】
ユーザ情報入力部101からユーザ認証に必要なユーザ情報が入力される。ユーザ認証部102では、ユーザ情報入力部101から入力されたデータとユーザ情報DB103に登録されているデータとを比較し、ユーザ認証を行う。制御部104は、ユーザ認証部102により認証されたユーザのIDをユーザ認証部102から受け取り、操作履歴参照部105を通じて、操作履歴DB106から認証ユーザの機器の操作履歴を取得する。
【0053】
操作履歴が所定の条件を満たしていなければ、操作歴が浅いとして以下の操作補助動作を行う。制御部104は、操作履歴参照部105を通じ、操作履歴DB106から認証ユーザ以外の操作履歴を取得し、メモリ107に記憶するとともに、機能毎に使用された回数を計数する。全てのユーザの操作履歴が参照し終わると、制御部104は、メモリ107に記憶されている機能を使用回数の降順にソートする。機能提示部108では、メモリ107上に降順にソートされた機能を上位から順にユーザに提示する。
【0054】
図11は、本実施形態における処理手順のフローチャートである。ステップ111では、ユーザ情報入力部101によりユーザ認証に必要なユーザ情報が入力される。ステップ112では、ユーザ認証部102により、ステップ111で入力されたユーザ情報とユーザ情報DB103に記憶されているユーザ情報を比較し、ユーザ認証を行う。ステップ113では、制御部104により操作履歴参照部105を通じ、操作履歴DB106に記録されている認証ユーザの機器の操作回数を取得する。
【0055】
ステップ114では、ステップ113で取得した機器の操作回数と所定の閾値THを比較し、操作回数がTH以上であれば補助動作を行わない。操作回数がTH以下であれば、操作歴の浅いユーザであるとし、以下の補助動作に進む。なお、本実施形態では、機器の操作回数を用い、補助動作を行うか否かを決定しているが、もちろん他の基準を用いて、補助動作を行うか否かを決定しても良い。
【0056】
ステップ115では、ステップ112で認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴が制御部104により操作履歴参照部105を通じ、順次参照される。ステップ116では、ステップ115で取得された操作履歴から機能ごとに操作回数を計数し、メモリ107に記憶する。ステップ117では、全ユーザの操作履歴が参照されたか否かを判定し、未参照ユーザが存在すれば(ステップ117でNO)、ステップ113に戻り、さもなければ(ステップ117でYES)ステップ118に進む。ステップ118では、メモリ107に記憶されている機能を操作回数の降順にソートする。ステップ119では、ステップ118によりソートされた機能から使用頻度の高い機能をユーザに図示の無い表示部を介して提示する。
【0057】
(実施形態5)
次に、ユーザの操作に対する熟練度を判定し、熟練度に応じたレベルの操作補助を行うことで、様々な熟練度を持つユーザにも適切な操作補助を行うことができる実施形態の操作補助装置について説明する。
【0058】
図12は、本実施形態の機能ブロック図である。本実施形態における操作補助装置120は、ユーザ情報入力部121、ユーザ認証部122、ユーザ情報DB123、制御部124、操作履歴参照部125、操作履歴DB126、習熟度判定部127、操作補助レベル設定部128を有している。ユーザ認証に係る動作は他の実施形態と同様であるので省略する。制御部124は、ユーザ認証部122により認証されたユーザの操作履歴を操作履歴参照部125を通して操作履歴DBから取得する。制御部124は取得した操作履歴を習熟度判定部127に渡し、該ユーザの習熟度を判定する。
【0059】
習熟度判定部127は、操作履歴を元に該ユーザの習熟度を判定し、結果を制御部124に返す。制御部124は、習熟度判定部127により判定されたレベルを基に操作補助レベル設定部128の操作補助レベルを設定する。
【0060】
図13は、本実施形態における処理手順のフローチャートである。図13を参照して、ステップ131では、ユーザ情報入力部121からユーザを承認するための情報が入力され、ステップ132においてユーザ承認部122によりユーザ情報DB123記録されているユーザ情報とユーザ情報入力部121から入力されたユーザ情報が照合され、認証が行われる。ステップ133では、制御部124により操作履歴参照部125を通じて操作履歴DB126に記録されているユーザ認証部122により認証されたユーザの操作履歴が取得される。
【0061】
ステップ134では、ステップ133で取得した操作履歴から各操作に要した時間の平均値(meanTime)を計算する。ステップ135では、ステップ134で求めた操作の平均時間(meanTime)と所定の閾値(TH)とを比較し、所定の閾値THよりも小さい場合は(ステップ135でYES)、習熟度判定部127は制御部124に対し熟練者であるとの判定を返す。ステップ136では、制御部124は習熟度判定部127から受け取った判定結果を操作補助レベル設定部128に対し、熟練者である旨を通知し、操作補助レベル設定部128は操作補助を非に設定する。
【0062】
ステップ135で所定の閾値THよりも長く時間がかかったときは(ステップ135でNO)、習熟度判定部127は制御部124に対し初心者であるとの判定を返し、ステップ137で図示の無い表示部に操作補助を行なう(ステップ137)。
【0063】
本実施形態においては、習熟度判定部127は操作履歴から平均の操作速度を計算し閾値処理することにより熟練者と初心者を判定しているが、他の方法により判定を行っても良い。また、熟練度を熟練者と初心者の2レベルとし、操作補助を行う/行わないのどちらかとしているが、レベル数を増やしても構わない。
【0064】
(実施形態6)
以下に、ユーザの操作履歴の中に特定の機能が多く含まれている場合や特定の機能に関する誤操作が多く含まれる場合に、そのユーザに適したインターフェイスに変更することによる操作補助を行う実施形態の操作補助装置について説明する。
【0065】
図14は、本実施形態の機能ブロック図である。本実施形態における操作補助装置140は、ユーザ情報入力部141、ユーザ認証部142、ユーザ情報DB143、制御部144、操作履歴参照部145、操作履歴DB146、特定機能検出部147、インターフェイス変更部148を有している。ユーザ認証に係る動作は他の実施形態と同様であるので省略する。制御部144は、操作履歴参照部145を通じ、ユーザ認証部142により認証されたユーザの操作履歴を操作履歴DB146から取得する。
【0066】
制御部144は、操作履歴参照部145を通じ取得した操作履歴を特定機能検出部147に渡し、特定機能検出部147では、操作履歴中から頻繁に操作されている機能や誤操作の多い機能を特定機能として検出し、制御部144に返す。制御部144は、特定機能検出部147により特定の機能が検出されると、インターフェイス変更部148に対し、特定機能検出部147により検出された特定機能に適したインターフェイスとなるよう変更命令を出す。
【0067】
図15は本実施形態における処理手順のフローチャートである。ステップ151では、ユーザ情報入力部141により認証に用いられるユーザ情報が入力される。ステップ152では、ユーザ認証部142により、ユーザ情報入力部141により入力されたユーザ情報とユーザ情報DB143に記録されているユーザ情報が照合され認証が行われる。ステップ153では、制御部144が操作履歴参照部145を通じ、ユーザ認証部142により認証されたユーザの操作履歴を操作履歴DB146から取得する。ステップ154では、ステップ153で取得した操作履歴が制御部144から特定機能検出部147に渡され、操作履歴中から特定の機能を検出する。
【0068】
本実施形態においては、特定機能とは使用頻度の高い機能や誤操作の多い機能であるが、他の機能を特定機能としても構わない。ステップ155では、特定機能検出部148から制御部144に検出結果が返され、ステップ156では、特定機能検出部147により特定機能が検出された場合には(ステップ155でYES)ユーザインターフェイス変更部148によりユーザインターフェイスが変更される。特定機能が検出されないときは(ステップ155でNO)、そのまま処理を終了する。
【0069】
例えば、操作される装置に図16に示すような初期のメニュー画面があり、各メニューは図17に示すような階層構造を持つものとする。この時、あるユーザの操作履歴DB146に記録された操作履歴が図18のようであるとき、特定機能検出部147は機能毎に使用頻度を計数する。その結果が図19である。なお、図18および19において、errorと表示されている履歴は誤操作が行われたことを表している。
【0070】
今、使用頻度の閾値を3とすると、Func243、Func111、Func411が使用頻度および誤操作の頻度が高い機能となる。ユーザインターフェイス変更部148は、これらの特定機能を操作しやすいように例えば図20のように変更する。なお、ここでいうerrorはその機能に到達する以前の操作列部でerrorとなっているものとする。したがって、これらの機能に到達しやすくするために、メニュー表示の優先順位を上げている。
【0071】
上記実施形態においては、本願発明を操作補助装置に適用した場合について説明したが、これに限らず、CD-ROM等に記録されたプログラムとして構成し、それをパソコン等にロードして実行させるようにしてもよい。
【0072】
また、操作補助装置を装置本体と別体として説明したが、これに限らず、装置本体に組み込んでも良い。
【0073】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0074】
そのような範囲としてはたとえば、次のようなものが含まれる。
(1)請求項3に記載の操作補助方法において、操作が一定時間以上中断された場合に操作補助を行う。請求項3の効果に加え、例えばユーザが操作を迷っている場合などに操作補助を行うことが可能となる。
【0075】
(2)請求項3に記載の操作補助方法において、操作補助指示ステップを有する。請求項3の効果に加え、ユーザが明示的に操作補助を行わせることが可能となる。
【0076】
(3)上記(2)において、操作補助指示が図示の無い操作パネルのボタンを押下することである。(2)の効果に加え、ボタンを押下することで容易に操作補助を行わせることが可能となる。
【0077】
(4)上記(2)において、音声認識ステップを有する。上記効果に加え、ユーザが音声を発することで容易に操作補助を行わせることが可能となっている。
【0078】
(5)請求項2または3の操作補助方法において、機能推定ステップにより推定された機能が複数存在する場合には、機能の一覧を提示する。請求項2または3の効果に加え、機能が複数存在する場合においてもユーザに対し、機能を提示することが可能となる。
【0079】
(6)上記(5)において、メニュー提示ステップを有し、複数の機能をメニューとして提示することにより、上記の効果に加え、ユーザに対し機能を一覧として提示することが可能となる。
【0080】
(7)上記(5)において、操作履歴を参照する操作履歴参照ステップを有し、ユーザ認証ステップにより認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照し、提示すべき機能の操作頻度を計数し、頻度の高いものから降順にソートし使用頻度の高い機能から順に提示する。上記効果に加え、ユーザの視認性を高めることが可能となる。
【0081】
(8)上記(7)において、提示された複数の機能から1機能を選択する機能選択ステップを有し、機能選択ステップにより選択された機能に対する操作補助を行う。上記効果に加え、容易に所望の機能を選択することが可能となる。
【0082】
(9)上記(8)において、機能選択ステップは表示されたメニューからの選択である。表示されたメニューから機能を選択することにより容易な機能選択が可能となる。
【0083】
(10)上記(8)において、音声認識ステップを有し、音声認識ステップによりユーザの発生音声を認識することにより機能選択を行う。上記の効果に加え、容易な機能選択が可能となる。
【0084】
(11)請求項4において、機能推定ステップにより推定された機能が所望する機能であるか否かを確認する機能確認手段を有する。請求項4の効果に加え、推定した機能が所望の機能であるか否かを確認することを可能となる。
【0085】
(12)上記(11)において、音声合成ステップを有し、音声合成ステップにより合成された音声によりユーザへの機能確認を行う。上記の効果に加え、確認を容易に行うことが可能となる。
【0086】
(13)上記(11)において、音声認識ステップを有し、ユーザの発生音声を認識し、確認に対する返答とする。上記の効果に加え、操作なしに確認動作が可能となる。
【0087】
(14)請求項2または3に記載の操作補助方法において、機能のガイダンスを参照するガイダンス参照ステップと、ガイダンスを提示するガイダンス提示ステップを有する。機能選択ステップにより選択された機能のガイダンスを表示することにより、請求項2または3の効果に加え、ユーザに適したガイダンスを表示することが可能となる。
【0088】
(15)請求項2または3に記載の操作補助方法において、機能を自動的に実行する機能実行ステップを有する。機能選択ステップにより選択された機能を自動実行することにより、請求項2または3の効果に加え、ユーザは容易に所望の機能を実行することが可能となる。
【0089】
(16)請求項2または3に記載の操作補助方法において、機能の操作を誘導する操作誘導ステップを有する。機能選択ステップにより選択された機能に対しユーザを誘導しながら実行することにより、請求項2または3の効果に加え、ユーザは所望の操作を誘導に従い実行するため、操作をしながらも操作を学習することが可能となる。
【0090】
(17)請求項1に記載の操作補助方法において、操作補助のレベルを指定する操作補助レベル指定ステップを有しする。ユーザが操作補助レベル指定ステップにより指定したレベルの操作補助を行うことにより、請求項1の効果に加え、ユーザは所望のレベルの操作補助をうけることが可能となる。
【0091】
(18)請求項2または3に記載の操作補助方法において、正規の操作方法を獲得する正規操作獲得ステップを有する。正規操作獲得ステップにより獲得された正規の操作方法を操作補助に利用することにより、請求項2または3の効果に加え、予め正規操作に関する情報を記録させる手間を省くことをが可能となる。
【0092】
(19)上記(18)において、ユーザ認証ステップにより認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を正規操作として用いる。上記の効果に加え、容易に正規操作に関する情報を収集することが可能となる。
【0093】
(20)上記(19)において、被参照ユーザ指定ステップを有し、操作補助に利用する操作履歴を保持するユーザを指定する。上記の効果に加え、例えば現在機器を使用しているユーザと機器の使用方法がと類似するユーザを指定することで、機器の使用形態を更に類似させることが可能となる。
【0094】
(21)上記(20)において、さらに被参照拒否設定ステップを有し、操作履歴が参照されることを拒否できる。上記の効果に加え、操作履歴に関する個人情報の保護が可能となる。
【0095】
(22)請求項8または9において、未知機能提示ステップもしくは操作方法提示ステップにより提示した履歴を記録する提示履歴記録ステップを有し、提示した機能もしくは操作方法を再提示しない。請求項8または9の効果に加え、同じ情報が提示される煩わしさを低減することが可能となる。
【0096】
(23)請求項8または9において、未知機能提示ステップもしくは操作方法提示ステップにより提示した履歴を記録する提示履歴記録ステップと提示履歴記録ステップにより記録された提示履歴を検索する提示履歴検索ステップを有する。請求項8または9の効果に加え、例えば提示された情報を再度見たくなった場合に、検索し利用することが可能となる。
【0097】
(24)請求項8または9において、未知機能提示ステップもしくは操作方法提示ステップにより提示した履歴を記録する提示履歴記録ステップを有し、提示した機能もしくは操作方法の一覧を表示する。請求項8または9の効果に加え、過去に提示された情報を容易に再表示させることが可能となる。
【0098】
(25)請求項8または9において、未知機能提示ステップもしくは操作方法提示ステップにより提示した履歴を記録する提示履歴記録ステップと提示履歴記録ステップにより記録された提示履歴から特定の履歴を削除する提示履歴削除ステップを有する。請求項8または9の効果に加え、ユーザの提示履歴に対する操作が可能となる。
【0099】
(26)請求項8または9において、機能もしくは操作方法を提示してから一定期間が経過した履歴を削除する。請求項8または9の効果に加え、提示から一定時間経過した情報は忘却されるため、未提示と見なし、再度ユーザに提示することが可能となる。
【0100】
(27)請求項8または9において、ユーザが明示的にガイダンス機能を呼び出すガイダンス呼び出しステップを有し、ガイダンス呼び出しステップにより呼び出された機能および操作方法を提示履歴に登録する。請求項8または9の効果に加え、ユーザがガイダンスを参照した機能に関しては情報を提示したものと見なし、以降の情報提示に利用することが可能となる。
【0101】
(28)請求項11において、使用頻度の高い機能を特定機能とする。請求項11の効果に加えて、使用頻度の高い機能を容易に操作することが可能となる。
【0102】
(29)請求項11において、誤操作の多い機能を特定機能とする。請求項11の効果に加え、誤操作が多く操作しづらい機能も容易に操作することが可能となる。
【0103】
(30)請求項11において、変更されたインターフェイスを初期のインターフェイスに戻すことが可能とする。
【0104】
(31)請求項11において、ユーザインターフェイス変更確認ステップを有し、ユーザインターフェイスを変更する場合にユーザに確認を行う。請求項11の効果に加え、ユーザの了解なしにはユーザインターフェイスを変更しえないことが可能になる。
【0105】
(32)上記(31)において、音声合成ステップを有し、音声合成ステップにより合成された音声によりユーザインターフェイスの変更を確認する。上記の効果に加え、容易にユーザに対する確認を行うことが可能となる。
【0106】
(33)上記(31)において、音声認識ステップを有し、音声認識ステップによりユーザの返答を確認する。上記の効果に加え、操作なしに確認に対する返答を行うことが可能となる。
【0107】
(34)請求項1に記載の操作補助方法において、ユーザIDおよびパスワードによりユーザ認証を行う。その結果、容易なユーザ認証が可能となる。
【0108】
(35)請求項1に記載の操作補助方法において、IDカードによりユーザ認証を行う。その結果容易なユーザ認証が可能となる。
【0109】
(36)請求項1に記載の操作補助方法において、指紋認識ステップを有し、指紋を認識するでユーザ認証を行う。請求項1の効果に加え、安全で高精度なユーザ認証が可能となる。
【0110】
(37)請求項1に記載の操作補助方法において、顔認識ステップを有し、顔を認識することでユーザ認証を行う。請求項1の効果に加え、安全で高精度なユーザ認証が可能となる。
【0111】
(38)請求項1に記載の操作補助方法において、音声認識ステップを有し、音声を認識することでユーザ認証を行う。請求項1の効果に加え、安全で高精度なユーザ認証が可能となる。
【0112】
(39)請求項1に記載の操作補助方法において、アイリス認識ステップを有し、アイリスを認識することでユーザ認証を行う。請求項1の効果に加え、安全で高精度なユーザ認証が可能となる。
【0113】
(40)請求項1に記載の操作補助方法において、網膜認識ステップを有し、網膜を認識することでユーザ認証を行う。請求項1の効果に加え、安全で高精度なユーザ認証が可能となる。
【0114】
(41)請求項1に記載の操作補助方法において、掌紋認識ステップを有し、掌の形状を認識することでユーザ認証を行う。請求項1の効果に加え、安全で高精度なユーザ認証が可能となる。
【0115】
(42)請求項1に記載の操作補助方法において、DNA認識ステップを有し、DNAを認識することでユーザ認証を行う。請求項1の効果に加え、安全で高精度なユーザ認証が可能となる。
【0116】
(43)請求項1に記載の操作補助方法において、通信機能を有し、ユーザ認証情報および全ての履歴情報をサーバで管理する。請求項1の効果に加え、あらゆる機器の操作補助を一貫して行えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1における機能ブロック図である。
【図2】 実施形態1におけるフローチャートである。
【図3】 実施形態2における機能ブロック図である。
【図4】 実施形態2におけるフローチャートである。
【図5】 本発明の操作補助装置における正規操作DBのデータ例を示す図である。
【図6】 実施形態2における機能提示の例を示す図である。
【図7】 実施形態2における操作補助の例を示す図である。
【図8】 実施形態3における機能ブロック図である。
【図9】 実施形態3におけるフローチャートである。
【図10】 実施形態4における機能ブロック図である。
【図11】 実施形態4におけるフローチャートである。
【図12】 実施形態5における機能ブロック図である。
【図13】 実施形態5におけるフローチャートである。
【図14】 実施形態6における機能ブロック図である。
【図15】 実施形態6におけるフローチャートである。
【図16】 実施形態6における初期インターフェイスの例を示す図である。
【図17】 実施形態6における初期の階層メニューの例を示す図である。
【図18】 実施形態6における操作履歴の例を示す図である。
【図19】 実施形態6における操作の計数例を示す図である。
【図20】 実施形態6における修正後のインターフェイスの例を示す図である。
【符号の説明】
10、30、80、100、120、140 操作補助装置、11 ユーザ情報入力部、12 ユーザ認証部、13 ユーザ情報DB、14 操作監視部、15操作履歴記録部、16 操作履歴DB、17 機能推定部、18 正規操作DB、19 機能提示部、110 機能選択部、111 ガイダンス表示部、112 ガイダンスDB。
Claims (13)
- 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、
複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、
前記複数の機能それぞれのガイダンスを予め記憶するガイダンスデータベースと、
前記複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、
ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、
前記ユーザ情報入力部が受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、
前記ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、
前記監視部で監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、
前記監視部で監視された操作内容に基づき、前記認証されたユーザの誤操作を検出する誤操作検出部と、
前記誤操作検出部により誤操作が検出された場合に、前記操作内容と前記正規操作データベースとに基づき、本来の機能を推定する機能推定部と、
前記操作履歴データベースに基づき前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、前記機能推定部により推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数部と、
前記推定された複数の機能を前記計数部により計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示部と、
前記認証されたユーザからの指示に基づき、前記機能提示部により提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択部と、
前記ガイダンスデータベースを参照して、前記機能選択部により選択された機能に対するガイダンスを検索するガイダンス検索部と、
前記ガイダンス検索部により検索されたガイダンスを前記認証されたユーザに提示するガイダンス提示部とを含む、操作補助装置。 - 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、
複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、
前記複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、
ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、
前記ユーザ情報入力部が受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、
前記ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、
前記監視部で監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、
操作途中に機能提示要求を受付けた場合に、前記監視部で監視された操作内容と前記正規操作データベースの記憶内容とに基づき、以降の操作により実行可能な複数の機能を推定する機能推定部と、
前記操作履歴データベースに基づき前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、前記機能推定部により推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数部と、
前記推定された複数の機能を前記計数部により計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示部と、
前記認証されたユーザからの指示に基づき、前記機能提示部により提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択部と、
前記正規操作データベースを参照して、前記機能選択部により選択された機能に対する 正規操作を検索する操作方法検索部と、
前記操作方法検索部により検索された正規操作と、前記機能提示要求がなされるまでの前記操作内容とに基づき以降の操作を誘導する操作誘導部とを含む、操作補助装置。 - 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、
前記複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、
ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、
前記ユーザ情報入力部が受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、
前記ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、
前記監視部で監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、
前記操作履歴データベースを参照して、前記認証されたユーザの操作履歴と前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較部と、
前記操作履歴比較部により操作方法が類似と判定された履歴中から前記認証されたユーザが未使用の機能を提示する未知提示部とを備える、操作補助装置。 - 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、
各前記ユーザの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、
ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力部と、
前記ユーザ情報入力部が受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証部と、
前記ユーザ認証部により認証されたユーザの操作を監視する監視部と、
前記監視部で監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録部と、
前記操作履歴データベースを参照して、前記認証されたユーザの操作履歴と前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較部と、
前記操作履歴比較部による比較の結果、前記認証されたユーザが使用したことのある機能に対し前記認証されたユーザによる操作方法と異なる操作方法が存在する場合に、未知の操作方法を提示する未知提示部とを備える、操作補助装置。 - 前記未知提示部により前記認証されたユーザに提示した履歴を記録する提示履歴記録部をさらに備え、
前記未知提示部は、提示したことのない機能もしくは操作方法を提示する、請求項3または4に記載の操作補助装置。 - 前記未知提示部により前記認証されたユーザに提示した履歴を記録する提示履歴記録部と、
前記提示履歴記録部により記録された提示履歴を検索する提示履歴検索部とをさらに備える、請求項3または4に記載の操作補助装置。 - 前記未知提示部により前記認証されたユーザに提示した履歴を記録する提示履歴記録部と、
前記提示履歴記録部により記録された提示履歴を一覧として提示する履歴一覧提示部とをさらに備える、請求項3または4に記載の操作補助装置。 - 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、前記複数の機能それぞれのガイダンスを予め記憶するガイダンスデータベースと、前記複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各前記ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、
前記演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ情報入力ステップが受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、
前記演算処理部が、前記監視ステップで監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、
前記演算処理部が、前記監視ステップで監視された操作内容に基づき、前記認証されたユーザの誤操作を検出する誤操作検出ステップと、
前記演算処理部が、前記誤操作検出ステップにより誤操作が検出された場合に、前記操作内容と前記正規操作データベースとに基づき、本来の機能を推定する機能推定ステップと、
前記演算処理部が、前記操作履歴データベースに基づき前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、前記機能推定ステップにより推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数ステップと、
前記演算処理部が、前記推定された複数の機能を前記計数ステップにより計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示ステップと、
前記演算処理部が、前記認証されたユーザからの指示に基づき、前記機能提示ステップにより提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択ステップと、
前記演算処理部が、前記ガイダンスデータベースを参照して、前記機能選択ステップにより選択された機能に対するガイダンスを検索するガイダンス検索ステップと、
前記演算処理部が、前記ガイダンス検索ステップにより検索されたガイダンスを前記認証されたユーザに提示するガイダンス提示ステップとを含む、操作補助方法。 - 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、複数の機能それぞれの到達順序を正規操作として予め記憶する正規操作データベースと、前記複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各前記ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、
前記演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ情報入力ステップが受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、
前記演算処理部が、前記監視ステップで監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、
前記演算処理部が、操作途中に機能提示要求を受付けた場合に、前記監視ステップで監視された操作内容と前記正規操作データベースの記憶内容とに基づき、以降の操作により実行可能な複数の機能を推定する機能推定ステップと、
前記演算処理部が、前記操作履歴データベースに基づき前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴を参照して、前記機能推定ステップにより推定された複数の機能それぞれの操作頻度を計数する頻度計数ステップと、
前記演算処理部が、前記推定された複数の機能を前記計数ステップにより計数された操作頻度に基づいて一覧として提示する機能提示ステップと、
前記演算処理部が、前記認証されたユーザからの指示に基づき、前記機能提示ステップにより提示された複数の機能のうち1つの機能を選択する機能選択ステップと、
前記演算処理部は、前記正規操作データベースを参照して、前記選択ステップにより選択された機能に対する正規操作を検索する操作方法検索ステップと、
前記操作方法検索ステップにより検索された正規操作と、前記機能提示要求がなされるまでの前記操作内容とに基づき以降の操作を誘導する操作誘導ステップとを含む、操作補助方法。 - 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、前記複数のユーザそれぞれの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各前記ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、
前記演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ情報入力ステップが受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、
前記演算処理部が、前記監視ステップで監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、
前記演算処理部が、前記操作履歴データベースを参照して、前記認証されたユーザの操作履歴と前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較ステップと、
前記演算処理部が、前記操作履歴比較ステップにより操作方法が類似と判定された履歴中から前記認証されたユーザが未使用の機能を提示する未知提示ステップとを備える、操作補助方法。 - 複数のユーザに関するユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、各前記ユーザの操作履歴を記憶する操作履歴データベースと、演算処理部とを備えた操作補助装置において、各前記ユーザに対して機器の操作補助を行なう操作補助方法であって、
前記演算処理部が、ユーザを認証するための情報の入力を受付けるユーザ情報入力ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ情報入力ステップが受付けた情報と前記ユーザ情報とに基づいてユーザを認証するユーザ認証ステップと、
前記演算処理部が、前記ユーザ認証ステップにより認証されたユーザの操作を監視する監視ステップと、
前記演算処理部が、前記監視ステップで監視された操作内容を前記操作履歴データベースに記録する操作履歴記録ステップと、
前記演算処理部が、前記操作履歴データベースを参照して、前記認証されたユーザの操作履歴と前記認証されたユーザ以外のユーザの操作履歴とを比較する操作履歴比較ステップと、
前記演算処理部が、前記操作履歴比較ステップによる比較の結果、前記認証されたユーザが使用したことのある機能に対し前記認証されたユーザによる操作方法と異なる操作方法が存在する場合に、未知の操作方法を提示する未知提示ステップとを備える、操作補助方法。 - 請求項8〜11のいずれかに記載の操作補助方法の各ステップをコンピュータに実行させる、プログラム。
- 請求項12に記載されたプログラムを記録した媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002154390A JP4073711B2 (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 操作補助方法、操作補助装置、プログラムおよびプログラムを記録した媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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