JP2009087318A - 情報処理装置、操作支援方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、操作支援方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの操作履歴を使用して電子ファイルを管理する情報処理装置、操作支援方法、プログラムおよび記録媒体を提供すること。
【解決手段】情報処理装置104は、電子ファイルに関する情報を取得するための情報取得手段304と、電子ファイルに関する情報を保存する入力情報記憶手段302bと、操作の内容情報を保存する操作候補記憶手段302dと、ユーザごとに形成され、操作を選択する確率値を保存する選択確率記憶手段302eと、異なるユーザの間での操作の類似性の値を保存する類似度記憶手段302aとを備え、ユーザが操作しようとする電子ファイルに関する情報と、内容情報と、操作を選択する確率値と、類似性の値とを使用して、ユーザが操作しようとする電子ファイルに対する操作候補を選択するための機能選択確率値を計算する、機能選択確率計算手段300aとを含んでいる。
を含む、
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザの操作履歴を使用して電子ファイルを管理する情報処理装置、操作支援方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
コンピュータ中に存在する電子ファイルに対して実行することのできる操作は、様々想定できる。上述した操作は、例えば、同一コンピュータ内における記録媒体間やコンピュータ間における電子ファイルのコピー、移動、または電子ファイルそのものの削除といった電子ファイルを対象として行う操作を挙げることができる。また、電子ファイルに対する操作は、電子メールに添付することによる送信、特定のアプリケーションから呼び出して、電子ファイルの印刷など、アプリケーション上で操作を行うものを挙げることができる。これらの操作の他、文書エディタによる編集やファイル容量を減らすための電子ファイルの圧縮など電子ファイルに対してアプリケーションが処理を行う操作などを挙げることができる。
さらに、電子文書を印刷するという操作についても、操作に対する条件設定が存在し、例えば、何部印刷するか、両面に印刷するか、フルカラーで印刷するか白黒印刷を行うかなど、選択または指定しなければならない機能は、多岐にわたっている。
しかしながら、このような機能の多様性があることは機能の拡大という面では好ましいものの、選択しなければならない機能や条件設定を行うことについてみれば、ユーザは、ますます煩雑な操作を強いられることになる。例えば、両面印刷を選択するだけであっても、例えば、プリントウィザードを開き、印刷設定ボタンをクリックして設定ウィザードを表示させ、両面設定をクリックし、設定ウィザードを終了させるなど、多数回のクリック動作が必要である。さらにユーザは、各ボタンをクリックするためにマウスなどのポインタデバイスの物理的移動が必要となり、その選択操作の煩雑さが機能の有効活用の障壁となる可能性もある。
これまで、ユーザが選ぶ可能性の高い機能を予測し、提示する方法が提案されている。例えば特開平10−027089号公報(特許文献1)には、コマンド履歴保存手段と、所定の条件を満足するコマンドのうち最新のコマンドを予測コマンドとして選択するコマンド予測手段とを含むコンピュータオペレーション支援装置が開示されている。また、特開平7−306847号公報(特許文献2)では、コンピュータシステムに投入されたコマンドの履歴を時系列に従って記録し、所定の条件を満足したコマンドのうち最新のものを予測コマンドとして選択するコンピュータオペレーション支援装置が開示されている。以上の特許文献に開示された方法は、ユーザの操作の予測は、当該ユーザの過去の印刷履歴に基づき、予測を行う方法が採用されている。また、特定のユーザ、あるいはユーザグループにあわせた予測を行うには、そのユーザあるいはユーザグループの知識を表すユーザモデルを構築し、そのモデルに基づいて推定を行う手法が用いられ、操作支援のために利用されている。
しかしながら、上述した従来手法では、過去履歴が充分に蓄積されていない場合、正確なモデルが構築できないという問題があり、これに対処するため複数のユーザに関する情報を組み合わせる協調的方法が併用される場合が多い。この協調的方法として有用な方法に協調フィルタリングがある。この方法は例えばインターネットショッピングにおいて複数ユーザの各商品に対する評価の組み合わせを履歴として取得することで、あるユーザについて評価値の得られていない商品に対する評価を予測する手法である。
協調フィルタリング手法は、それぞれの評価間に相関があることを前提とした手法であり、機能の予測に対して適応した場合、機能ごとの評価の相関のみから機能選択を予測することになる。しかしユーザがどのような機能を利用するかは、その機能の選択対象である電子ファイルに大きく依存すると考えられる。すなわち機能の実行対象に関する情報(例えば電子ファイルに関する作成者や内容、ファイル名などの情報)を入力変数、機能(例えば電子ファイルに対する操作内容)を出力変数としたとき、パーソナルコンピュータ上の電子ファイルに対する機能の選択は、対象となる電子ファイルに依存するところが大きいように、機能の予測については出力変数と入力変数の間の関係が重要である。また、例えばファイルの印刷における「集約印刷」と「10部印刷」のように、複数の機能を組み合わせて使用する場合はそれらの機能間の依存関係も重要である。このような変数間、特に入力・出力変数間や出力変数間の複雑な依存関係を協調フィルタリングにより扱うことはできないという問題点があった。
このような入力・出力変数間の複雑な依存関係を扱うことができる方法としてはベイジアンネットワークという手法が存在する。この方法を用いれば入力・出力を区別せずに、複雑な依存関係を適切な拘束のもとにモデル化することができる。それにより,機能すなわちユーザの意図をより高精度に予測することが可能となる。しかし、この方法には上述の協調的方法はわずかしか存在せず、しかもそれらの方法は本発明により扱おうとしている機能の予測に容易に適用可能なものではない。例えば、非特許文献3(A. Jameson and F. Wittig. Leveraging data about users in general in the learning of individual user model. In B. Nebel, editor, Proceedings of the Seventeenth International Joint Conference on Artificial Intelligence, pages 1185-1192, San Francisco, CA, 2001. Morgan Kaufmann.)では、個人のモデルと一般的なモデルの組み合わせ方についていくつかの方法を開示している。また、非特許文献4(A. Niculescu-Mizil and R. Caruana. Inductive transfer for Bayesian network structure learning. In Proc. 11th International Conf. on AI and Statistics, 2007.)では、構造の似ている複数のモデルを同時に求める方法が開示されているものの、単にモデル構造を求めることを開示するのみであり、組み合わせ手法が論理的妥当性にかけるので、非特許文献3で適用された事例以外の適用性が不明であり、一般的に画像形成装置の操作などの意図推定に利用可能なユーザモデル構築方法にそのまま適用することはできなかった。
特開平10−027089号公報 特開平07−306847号公報 A. Jameson and F. Wittig. Leveraging data about users in general in the learning of individual user model. In B. Nebel, editor, Proceedings of the Seventeenth International Joint Conference on Artificial Intelligence, pages 1185-1192, San Francisco, CA, 2001. Morgan Kaufmann. A. Niculescu-Mizil and R. Caruana. Inductive transfer for Bayesian network structure learning. In Proc. 11th International Conf. on AI and Statistics, 2007.
すなわち、これまで、履歴が少ないユーザに対しても他人に対する予測を組み合わせる協調的方法のうち、電子ファイルに対して行おうとする操作の予測において利用可能な技術は、従来技術には存在しなかったということができる。本発明は、上記従来技術の不都合に鑑みてなされたものであり、本発明は、電子ファイルに対して行おうとする操作を操作履歴が少ないユーザに対しても予測し提示することを可能とする、情報処理装置、操作支援方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明では、情報処理装置が操作する電子ファイルの属性および操作履歴を確率的に処理することにより、特定ユーザの操作履歴のデータ量にかかわらず、当該電子ファイルに対してユーザが確率的に行う可能性の高い操作を選択し、ユーザに操作候補を提示する。操作候補は、電子ファイルの属性および全ユーザが当該電子ファイルに対して行った操作および入力された情報の因果関係を使用する確率計算により選択され、確率のより高い操作を操作候補としてクライアントマシンに提示する。
本発明によれば、情報処理装置に対する操作入力または操作指令を、ユーザが指令した操作コマンドおよび操作条件の因果関係を解析して類似計算を行うことにより、確率論的な観点から、ユーザが希望する操作を降順に表示させることで操作選択を効率化する、情報処理装置、操作支援システム、およびプログラムを提供することが可能となる。
さらに、本発明によれば、操作支援を要求するユーザ以外のユーザが行った電子ファイルについての操作であっても、操作候補として提示することができ、ユーザの操作履歴の多寡によらず、その時点でユーザが行う可能性の高い操作を、電子ファイルの属性および操作履歴の確率論的処理に基づいて選択し、提示する操作支援を行うことが可能となる。
本発明によれば、電子ファイルに対するユーザの操作を予測して提示する情報処理装置であって、
前記電子ファイルに関する情報を取得するための情報取得手段と、
前記電子ファイルに関する情報を保存する入力情報記憶手段と、
前記操作の内容情報を保存する操作候補記憶手段と、
前記ユーザごとに形成され、前記操作を選択する確率値を保存する選択確率記憶手段と、
異なる前記ユーザの間での前記操作の類似性の値を保存する類似度記憶手段とを備え、
前記ユーザが操作しようとする前記電子ファイルに関する情報と、前記内容情報と、前記操作を選択する確率値と、前記類似性の値とを使用して、前記ユーザが前記操作しようとする前記電子ファイルに対する操作候補を選択するための機能選択確率値を計算する、機能選択確率計算手段と
を含む、情報処理装置が提供される。
前記入力記憶手段は、前記電子ファイルに関する情報と、前記電子ファイルを特定する識別値とを対応付けて保存することができる。
本発明では、さらに、
前記ユーザが前記電子ファイルに対して行った前記操作を取得する操作取得手段と、
前記操作を保持する操作履歴記憶手段と、
前記操作取得手段が取得する操作と、前記情報取得手段が取得する前記内容情報とを操作履歴として操作履歴記憶手段に保存する履歴更新手段と
を含むことができる。
また、前記操作履歴記憶手段が保持する情報および前記入力情報記憶手段が保持する情報を使用して、前記ユーザによる前記電子ファイルに対する操作が指令される確率値を計算し、前記確率値により前記選択確率記憶手段を更新する確率更新手段を含むことができる。さらに、前記操作履歴および前記ユーザごとに形成される前記確率値を使用して、異なる前記ユーザの間での前記類似性の値を計算し、計算した前記類似性の値で、類似度記憶手段を更新する類似度更新手段を含むことができる。
さらに、前記機能選択確率計算手段は、前記ユーザの選択する可能性のある前記操作候補について選択確率を設定するための汎用性指標値を使用して、選択される前記操作候補を変更する、選択確率変更手段を含むことができる。
本発明によれば、情報処理装置が電子ファイルに対するユーザの操作を予測して提示する操作支援方法であって、前記情報処理装置が、
前記電子ファイルに関する情報を取得するステップと、
前記電子ファイルに関する情報を保存するステップと、
前記操作の内容情報を保存するステップと、
前記ユーザごとに形成され、前記操作を選択する確率値を保存するステップと、
異なる前記ユーザの間での前記操作の類似性の値を保存するステップと、
前記ユーザが操作しようとする前記電子ファイルに関する情報と、前記内容情報と、前記操作を選択する確率値と、前記類似性の値とを使用して、前記ユーザが前記操作しようとする前記電子ファイルに対する操作候補を選択するための機能選択確率値を計算するステップと
を実行する、操作支援方法が提供される。
本発明では、さらに、前記電子ファイルに関する情報と、前記電子ファイルを特定する識別値とを対応付けて保存するステップを含むことができる。
本発明では、さらに、
前記ユーザが前記電子ファイルに対して行った前記操作を取得するステップと、
前記操作を保持するステップと、
取得した前記操作と、取得した前記内容情報とを操作履歴として操作履歴記憶手段に保存するステップと
を含むことができる。
本発明では、保持された前記電子ファイルに関する情報および前記操作の内容情報を使用して、前記ユーザによる前記電子ファイルに対する操作が指令される確率値を計算するステップと、
前記確率値により前記機能選択確率値を更新するステップと
を含むことができる。
また、本発明では、前記操作履歴および前記ユーザごとに形成される前記確率値を使用して、異なる前記ユーザの間での前記類似性の値を計算し、計算した前記類似性の値で、過去に登録された類似性の値を更新するステップを含むことができる。
さらに、本発明では、前記ユーザの選択する可能性のある前記操作候補について選択確率を設定するための汎用性指標値を使用して、選択される前記操作候補を変更するステップを含むことができる。
本発明では、上記情報処理装置の各手段として情報処理装置を機能させるためのコンピュータ実行可能なプログラムが提供される。また、本発明では、上記プログラムを記録したコンピュータ可読な記録媒体が提供される。
以下、本発明の実施形態を以て説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態の操作支援システム100を示す。図1に示す操作支援システム100は、ネットワーク102と、ネットワーク102に接続されたクライアントマシン106a、106b、106c、106dと、ネットワークプリンタなどとしても機能する複合機(MFP)108とを含んで構成される。さらにネットワーク102には、電子ファイルの情報を管理する管理サーバ104が接続されていて、クライアントマシン106a〜106dに対して電子ファイルに対する操作情報を、クライアントマシン106a〜106dに提供している。
ネットワーク102は、インターネット、ワイドエリアネットワーク(WAN)、またはローカルエリアネットワーク(LAN)などを含んで構成されていて、クライアントマシン106a〜106dからの要求を、管理サーバ104に送付し、また管理サーバからの応答を、クライアントマシン106a〜106dに取得させている。
クライアントマシン106a〜クライアントマシン106dおよび管理サーバ104は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、複合機(Multi-Function Peripheral:MFP)、サーバなどの情報処理装置から構成されていて、コンピュータ本体110と、キーボード112と、マウス114などを含んで構成されている。また、管理サーバ104は、WINDOWS(登録商標)200X、UNIX(登録商標)、LINUXなどのオペレーティングシステムにより処理を実行する。管理サーバ104は、クライアントマシン106a〜106dに対して電子ファイルの操作履歴に基づいた操作コマンドを選択し、クライアントマシン106a〜106dに提供している。
図2は、本実施形態で使用される情報処理装置200の機能構成を示す。情報処理装置200は、上述したように、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、多機能複写機、サーバなどとして構成することができる。なお、パーソナルコンピュータとサーバ、多機能複写機については、使用するオペレーティングシステム(OS)およびブート処理の関係で、ソフトウェア構成は異なるものの、ハードウェア構成としては、同様の基本構成を採用することができる。例えばクライアントマシン106a〜106dは、パーソナルコンピュータの場合、OSとしては、WINDOWS(登録商標)XPなどを使用することができる。また、情報処理装置200が、サーバまたはワークステーションの場合、WINDOWS(登録商標)200XSERVER、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などを適宜使用することができる。
図2に示した中央処理装置(CPU)202と、CPU202が使用するデータの高速アクセスを可能とするキャッシュメモリ204と、CPU202の処理を可能とするRAM、DRAMなどの固体メモリ素子から形成されるシステムメモリ210とを備える。CPU202、キャッシュメモリ204、およびシステムメモリ210は、システムバス214を介して、情報処理装置200の他のデバイスまたはドライバ、例えば、ディスプレイアダプタ208およびネットワークデバイス(NIC)212へと接続されている。ディスプレイアダプタ208は、バスを介してディスプレイ装置206に接続されて、CPU202による処理結果をディスプレイ画面上に表示させている。また、ネットワークデバイス212は、トランスポート層レベルおよび物理層レベルで情報処理装置200をネットワーク228へと接続して、クライアントマシン106a〜106d(図示せず)とのトランザクションを可能とさせている。
システムバス214には、さらにI/Oバスブリッジ216が接続されている。I/Oバスブリッジ216の下流側には、I/Oバス218を介して、ハードディスク装置220が接続されている。また、I/Oバス218には、USBなどのバスを介して、キーボード、マウスなどの入力装置222が接続され、システム管理者などのオペレータによる入力および指令を受付けている。また、I/Oバス218を介してシリアルポート224からMFP108などのプリンタに接続されていて、プリント、ファクシミリ、またはスキャンなどの処理を指令する。さらに、情報処理装置200は、音声インタフェース226を備えていて、I/Oバス218を介してボイスプロセッシングシステム(図示せず)によるコマンド入力を可能としている。
図3は、管理サーバ104の機能構成を示す。管理サーバ104は、履歴管理部300と、履歴管理部300に対してクライアントマシン106a〜106dのデータを提供し、履歴管理を可能とするデータセットである、テーブルセット302と、ネットワーク228を介してクライアントマシン106a〜106dと相互接続するためのネットワークインタフェース304とを含んで構成されている。
履歴管理部300は、機能選択確率計算部300aと、履歴更新部300bと、確率更新部300cと、類似度更新部300dとを含んで構成される。機能選択確率計算部300aは、ハードディスク装置220などの記憶装置に格納される情報を読み出して、クライアントマシン106a〜106dで、ユーザが所定の電子ファイルに対して指令した操作コマンドと、その操作コマンドを他の操作コマンドに対してユーザが指令する可能性の大きさを計算する。また、機能選択確率計算部300aは、第2の実施形態では、汎用性指標αを使用して、選択するべき機能の選択確率を変更する選択確率変更手段(図示せず)を含む構成とすることができる。選択確率変更手段は、選択するべき機能が汎用性があるか否かに応じて、メモリなどに登録された汎用性指標αを取得して、当該汎用性指標αの値を使用して機能選択確率を修正するプログラムモジュールとして実装することができる。先着確率変更手段は、機能選択に際し、ユーザまたはユーザグループに応じて提示される機能の選択確率を変更させ、ユーザカスタマイズを可能としている。
履歴更新部300bは、情報取得手段として機能するネットワークインタフェース304を介してクライアントマシンから送信された情報で、テーブルセット302に登録された操作履歴テーブル302cを更新する。確率更新部300cは、操作履歴テーブル302cおよび入力情報テーブル302bの内容を使用して選択確率テーブル302eを更新する。また、類似度更新部300dは、操作履歴テーブル302c、選択確率テーブル302eの内容に基づいて類似度テーブル302aを更新している。
ハードディスク装置220などの記憶装置に格納されるテーブルセット302は、類似度テーブル302a、入力情報テーブル302b、操作履歴テーブル302c、操作候補テーブル302d、および選択確率テーブル320eを含んで構成される。操作候補テーブル302dは、クライアントマシンで行われた操作および操作の際の用紙サイズ、印刷枚数、集約処理などの操作を実行する場合のデータである内容情報を保持する。また、類似度テーブル302aは、ユーザ同士の操作傾向の類似性を数値化して保持する。
入力情報テーブル302bは、クライアントマシンで操作された電子ファイルに関する情報を保持する。操作履歴テーブル302cは、過去にユーザが行った操作について、その際の電子ファイルに関する情報と操作に関する情報と時間情報とを関連づけて保持する。選択確率テーブル302eは、ユーザごとにある入力に対してある操作を選択する可能性の高さを保持する。これらのテーブルセット302は、クライアントマシン106a〜106dからユーザが所定の電子ファイルに対して行った操作コマンドの履歴に応じて、履歴更新部300b、確率更新部300c、類似度更新部300dなどにより更新される。
図4は、クライアントマシン106a〜106dのうち、クライアントマシン106aの機能構成を例示的に示す。クライアントマシン106b〜クライアントマシン106dについても同様の構成を用いることができる。クライアントマシン106aは、ユーザインタフェース部400と、操作支援情報処理部402と、ストレージインタフェース404と、ネットワークインタフェース406とを含んで構成される。
ユーザインタフェース部400は、情報表示部400aと、操作命令部400bと、入力取得部400cとを含んで構成される。情報表示部400aは、ディスプレイスクリーンなどを介してユーザに情報を提示する処理を実行する。操作命令部400bは、イベントハンドラなどを含んで構成され、ポインティングデバイスや、キーボードなどを介してユーザが指令するファイル名などといった電子ファイル識別値、操作コマンド、および操作コマンドに必要な情報を入力するためのインタフェースを提供する。さらに、入力取得部400cは、操作命令部400bからの入力から操作コマンドをデコードし、情報を取得する。
また、操作支援情報処理部402は、ユーザが選択する電子ファイル識別値といった、入力取得部400cからの情報を取得する情報取得部402aと、管理サーバ104から取得した選択機能の候補を、操作支援情報として提示する操作候補提示部402bと、ユーザが実際に行った操作コマンドの内容を取得する操作取得部402cとを含んで構成されている。操作支援情報処理部402が取得した各種情報は、ストレージインタフェース404を介してメモリ、ハードディスク装置、USBメモリなどに格納される。また、操作支援処理部402が取得した情報は、ネットワークインタフェース406を介してネットワーク228に送出され、管理サーバ104による履歴情報を使用する処理に反映される。
図5は、クライアントマシン106aがそのディスプレイスクリーン上に表示する機能選択画面500の実施形態を示す。図5に示す機能選択画面500は、ディスプレイスクリーン上に、ファイル名などの電子ファイル識別値を、アイコン504として表示させる。表示される電子ファイル識別値は、例えばハードディスク装置220や、DVD、CD−ROMなどのメディア内の、デフォルトフォルダ上に登録された電子ファイルのファイル名などが使用される。
ユーザは、電子ファイルを示しているアイコン上にマウスカーソルなどを位置決めした状態で、マウスのボタンの押下などの操作を施す。本実施形態では、ユーザによる押下操作により操作支援処理が起動され、ユーザが指定された電子ファイルに対して行う操作をアシストする。操作支援処理は、指定された電子ファイル識別値を管理サーバ104に送付し、管理サーバ104が管理される他のユーザの操作履歴を参照して、当該電子ファイルに対して確率的に推奨される操作の予測を行う処理を含む。
管理サーバ104の予測結果は、図5に示すように、ポップアップメニュー506として構成され、ポップアップメニュー506内のメニュー項目として構成される。ユーザは、マウスカーソル508を希望する操作メニューに一致させ、マウスの押下により、目的とする動作を選択することによりユーザは操作を行うことができる。
管理サーバ104が操作予測を実行するタイミングは、上述したタイミングの他、以下のような場合を挙げることができる。
(1)操作支援システムを表す特定のアイコンに、電子ファイルを表すアイコンをドラッグアンドドロップされた場合。
(2)キーボード上のハードウェアボタンにより、ディスプレイスクリーンに表示された電子ファイルのアイコンを選択し、その状態で、操作候補提示を指令するコマンドが割当てられたハードウェアボタン、またはボタンセットが押下られた場合。
(3)電子ファイルを所定のアプリケーションにより利用している状態において、操作支援システム100の起動を示すハードウェアボタンが押下されたり、アイコン、メニューバーなど、ディスプレイスクリーン上で操作支援システム100の起動が、ポインティングデバイスにより選択された場合。
上述した場合(1)〜(3)は、ユーザ操作性や、使用する情報処理装置200のユーザインタフェースに応じて、適宜選択して単独で、または併用して実装することができる。
図6は、クライアントマシン106aで実行される、管理サーバ104による操作支援処理の実施形態についてのフローチャートを示す。操作支援要求処理は、ステップS600から開始し、ステップS601で、情報所得部402aが選択された電子ファイルに関する情報を取得する。電子ファイルに関する情報には、電子ファイルを固有に識別する電子ファイル識別値、電子ファイルの拡張子、電子ファイルがページ識別を含む場合には、総ページ数、最終更新年月、電子ファイルを作成したユーザのユーザID等を挙げることができる。
ステップS602では、取得した情報および取得する操作候補の最大数をネットワークを介して、管理サーバ104に送信し、操作候補の選択および提示を要求する。
ステップS603では、管理サーバ104から、操作支援要求に対応する操作候補を取得し、操作候補提示部402bがポップアップメニュー506のメニュー項目として設定し、情報表示部400aに操作候補を提示する。ステップS604では、ユーザによるポップアップメニュー506内に表示されたメニュー項目の選択をイベントハンドラが検知し、指令された操作を実行させ、処理をステップS605で終了させる。
図7は、クライアントマシン106aが、管理サーバ104が管理するテーブルセット302を更新する処理の実施形態についてのフローチャートを示す。なお、図7に示した処理は、独立したアイコンやメニューバーとして登録することができる。また、他の実施形態では、電子ファイルに対して特定の操作を行った場合、操作終了時に呼び出されるオブジェクトまたはメソッドとして構成することもできる。履歴更新処理は、ステップS700から開始し、ステップS701で、所定の電子ファイルに関する操作をステップS702で情報取得部402aが特定の電子ファイルに関する操作を取得する。ステップS703では、情報取得部402aは、操作を行ったユーザのユーザIDと、取得した操作コマンドと、電子ファイル識別値などの情報とを管理サーバ104に送信し、テーブルセットの更新を要求する。
ステップS704では、管理サーバ104がユーザIDと、操作コマンドと、情報とを受信し、履歴更新部が入力情報テーブル302b、操作候補テーブル302d、操作履歴テーブル302cを更新し、処理をステップS705で終了する。
以下、図8〜図12を使用して、管理サーバ104が管理するテーブルセット302の実施形態を説明する。図8は、操作候補テーブル302dの実施形態を示す。操作候補テーブル302dは、操作コマンドを固有に識別するための操作IDを登録するフィールド800と、当該操作コマンドの操作内容とを、操作コマンドおよび設定情報とを対応させて登録するフィールド802とがレコードとして構成されている。管理サーバ104は、クライアントマシン106aなどから履歴更新要求を受領すると、操作候補テーブル302dを検索し、受領した操作コマンドおよび操作内容が登録されているか否かを判断する。操作コマンドおよび操作内容が登録されている場合、操作候補テーブル302dの更新を行わず、他の処理に処理を分岐させる。また、操作候補テーブル302dに受領した操作コマンドおよび操作内容が登録されていない場合、新たな操作IDを取得し、フィールド800に新たな操作IDを追加し、フィールド802に操作内容を追加して新たなレコードを登録する。
図9は、入力情報テーブル302bの実施形態を示す。管理サーバ104は、クライアントマシン106aなどから、電子ファイルの情報を受領すると、電子ファイルについて管理している情報を検索し、同一ファイルの情報が登録されているか否かを検索する。検索の結果、同一ファイルが登録されている場合には、入力情報テーブル302bの更新を終了する。一方、電子ファイル識別値が同一であって、ファイル拡張子およびユーザIDが一致する場合、一致する電子ファイル識別値に対応する入力IDのレコードの値を更新する。また、同一の電子ファイル識別値が登録されていない場合には、管理サーバ104は、新規な入力IDを取得し、受領した電子ファイルの情報を、新規な入力IDで規定されるレコードの対応するフィールドに記述して、新規レコードとして追加する。
入力情報テーブル302bは、入力IDに対して入力情報の種別を示す入力情報を登録するための、入力情報に対応するフィールド900、902、904、906、908が登録されている。各要素値は、入力IDごとにレコードを形成している。入力情報としては、ファイル拡張子、ページ数、最終更新年月、作成ユーザIDなどを設定し、それぞれ要素値とすることができるが、これらの入力情報に限定されず、特定の用途に応じ、入力情報は、適宜設定することができる。なお、ファイル拡張子としては、pdf、doc、txt、htmlなどを挙げることができる。図9に示した実施形態では、要素値を与える入力情報としページ数、最終更新年月、作成ユーザIDが登録されている。しかしながら、これらの要素値は、例えば、同一の電子ファイル識別値を有する異なる電子ファイルを識別する識別情報として利用することができる。
図10は、選択確率テーブル302eの実施形態を示す。選択確率テーブル302eは、ユーザごとに作成され、ユーザの数だけ選択確率テーブル302eが存在する。選択確率テーブル302eの行1000は、操作候補テーブル302dの行に対応した入力IDであり、選択確率テーブル302eの列1002は、入力情報テーブル302bの行に対応する操作IDが参照される。図10の選択確率テーブル302eの第i行第j列には、入力ID=X(j)のファイルを選択した場合に、操作ID=Y(i)で指定される操作が選択される確率の確率値が格納される。なお、確率値は、表に対応付けられたユーザの過去履歴のみから、特定の操作について選択される入力情報の因果関係を取得し、ベイジアンネットワークを使用して計算される。なお、ベイジアンネットワークを使用する確率値の計算処理については、より詳細に後述する。
図11は、操作履歴テーブル302cの実施形態を示す。操作履歴テーブル302cは、電子ファイルに対する操作を行った時刻を示すタイムスタンプを登録するフィールド1100と、操作を行ったユーザのユーザIDを登録するフィールド1102と、入力履歴を示す入力IDを登録するフィールド1104と、操作ID1106とを含んで構成されており、タイムスタンプにより識別されるレコードを形成している。操作履歴テーブル302cは、ユーザにより新たな操作入力がなされた場合、各フィールドの要素値が、履歴更新部300bにより更新される。
図12は、類似度テーブル302aの実施形態を示す。類似度テーブル302aは、異なるユーザにより操作を支援情報に含ませるために利用され、特定のユーザからみた場合の、他ユーザの類似度を示す。類似度テーブル302aにエントリされた要素値は、操作履歴テーブル302cの同一ユーザIDについて登録された入力IDおよび操作IDで指定される確率値を、図10の選択確率テーブル302eから選択し、当該ユーザIDについて登録されている入力IDおよび操作IDに対応する選択確率をすべて乗算することにより与えられる。したがって、類似度テーブル302cを利用することにより、他のユーザが指令した操作についても操作支援情報として提示することが可能となる。類似度テーブル302aは、操作履歴テーブル302cが更新されると、リレーショナルデータベースなどの機能により、当該更新にリンクして更新される。なお、本実施形態では、同一のユーザについても同様に類似度の値が計算されている。このため、同一のユーザにおいて登録された操作履歴が少ない場合であっても、同一のユーザの操作履歴とともに、他のユーザが行った操作を類似度値を規準として入力支援に利用することができる。
図13は、クライアントマシン106aが含む操作候補提示部402bの処理の実施形態についてのフローチャートを示す。操作候補提示部402bの処理は、ステップS1300でユーザが操作コードおよび操作のための情報を入力することにより開始される。操作候補提示部402bは、ステップS1301で、管理サーバ104に対し、ネットワークを介して電子ファイルに関する情報、提示候補数およびユーザIDを送信し、操作候補の取得を要求する。
ステップS1302では、管理サーバ104から操作候補と、選択確率のセットとを取得する。ステップS1303では、選択確率の高い選択候補から選択確率の低い選択候補について降順にソーティングを行い、メニューアイテムドキュメントに登録し、例えば、PopupMenuクラスを起動させ、操作候補を情報表示部400aを介してユーザに提示させ、処理を終了する。なお、情報表示部400aは、マウス114などを使用したユーザのメニュー選択イベントを、イベントハンドラなどを使用してモニタしており、ユーザのメニュー選択イベントに対応して、選択候補を実行するための操作コマンドおよび処理情報を入力取得部400cに渡して、選択された選択候補の処理を実行させている。
図14は、管理サーバ104の機能選択確率計算部300aが実行する選択確率計算の実施形態についてのフローチャートを示す。図14の処理は、ステップS1400から開始し、ステップS1401で電子ファイルに関する情報および要求する選択候補数nおよびユーザID=uを、クライアントマシン106aから受信する。ステップS1402では、入力情報テーブル302bと受信した情報とを比較し、一致する入力の入力ID=xを取得して、入力情報テーブル302bに登録する。
ステップS1403では、全ユーザの選択確率テーブル302eを検索し、検索された入力ID=x0と一致する列を抽出し、その列においてユーザuの操作IDに対する選択確率を取得し、これをPu(i)としてメモリに登録する。ステップS1404では、類似度テーブル302aを参照し、類似度テーブル302aの第u行のすべての値を抽出し、第u列の値を、Sim(u)としてメモリに登録する。ステップS1405では、操作iの選択確率を下記式(1)で計算し、P(i)をソーティングしてP(i)の高い順にn個の操作IDを抽出する。
Figure 2009087318

ステップS1406では、取得した操作IDに対応する操作を、操作候補テーブル302dを検索し、候補数nの分だけ取得する。ステップS1407では、取得した操作候補およびその操作に対応する選択確率をネットワークを介してクライアントマシン106aに返し、ステップS1408で処理を終了する。
以上の処理により、操作候補を要求したユーザ以外が行った類似操作を含めた操作候補を取得することが可能となる。
図15は、管理サーバ104の機能選択確率計算部300aが実行する選択確率計算の第2の実施形態についてのフローチャートを示す。図15に示した第2の実施形態では、図14のステップS1405で説明した操作の選択確率を、下記式(2)および(3)を使用して計算する。式(2)は、汎用性指標α≠1の場合に適用され、式(3)は、汎用性指標α=1の場合に適用される。その他の処理ステップについては、図14の各ステップの処理と同様にして機能候補の計算を実行する。
Figure 2009087318
Figure 2009087318
上記式(2)および(3)を使用して選択確率を計算する際に、汎用性指標α(αは、実数値である)。の値を導入することにより、提示する印刷設定の性質を調整することが可能となる。汎用性指標αは、ユーザが比較的選択しやすい機能であることを示す値であり、図15、式(2)および式(3)で説明する実施形態では、α=0を境界として、負数が選択確率を高め、正数が選択確率を低める設定とされている。すなわち、汎用性指標αの値が0より小さい場合、多くのユーザが共通して使用するような設定を提示する傾向が強くなることに相当する。この範囲で適切な汎用性指標αの値を選択することで、あるユーザが使うであろう設定を、類似ユーザの統計上、平均的な傾向に基づき、安定して予測することが可能となる。
一方、図15、式(2)、および式(3)で示す実施形態では、汎用性指標αの値が0より大きい場合、全体的にはあまり使われなくとも、類似ユーザの一部に高確率で利用されるような設定が選択されるように指定することができる。これらの設定は、ユーザまたはユーザグループごとに汎用性指標αの設定を登録することができる構成とすることで、ユーザおよびユーザグループに対して機能選択のカスタマイズを可能とすることで、効率的な機能選択を促すことを可能とする。
なお、汎用性指標αの値は、管理サーバ104などにおいて全ユーザに共通する単一値に設定されてもよいし、管理サーバ104などのユーティリティ機能が提供する調整画面、またはクライアントマシン106a〜106d、または複合機108において、調整画面を表示させ、特定のユーザが、汎用的な機能を使用する場合が多いか、あるいは一部のユーザではカスタマイズした特定機能の選択および提示を希望するかを調整することができる構成とすることができる。また、このため、管理サーバ104、クライアント106a〜106d、複合機108は、ディスプレイ画面、操作パネル上に、後述するカスタマイズ画面を表示させ、ユーザまたはユーザグループごとに選択する際の優先度を変更することができる。さらに、選択する機能をカスタマイズする場合、機能の種別を汎用性指標αの特定値範囲に割当てておき、指定された汎用性指標αに対して±βの範囲にある機能を選択して表示させることができる。
図16は、履歴更新部300bが実行する処理の実施形態についてのフローチャートを示す。履歴更新部300bの処理は、ステップS1600から開始し、ステップS1601でユーザID、操作および電子ファイルに関する情報を、クライアントマシン106aから受信する。ステップS1602で、取得した操作と操作候補テーブルとを比較し、同一のものがあれば、対応する操作IDを取得する。また、履歴更新部300bは、同一のものがなければ第1列にない任意に設定される識別記号などの識別値を取得し、操作候補テーブル302dの未登録レコードを、新規レコードとして確保し、当該レコードに操作IDと、操作とを登録する。
また、ステップS1603では、取得した電子ファイルに関する情報と入力情報テーブルとを比較し、同一のものがあれば対応する入力IDを取得し、なければ第1列にない任意の記号を入力IDとして取得し、入力情報テーブルの未登録レコードを確保する。
ステップS1604では、取得したユーザID、入力ID、および操作IDをタイムスタンプとともに操作履歴テーブル302cで、まだ要素値が登録されていない未登録レコードに格納し、ステップS1605で処理を終了する。なお、クライアントマシン106aからの履歴更新要求は、ユーザが履歴の更新を行う指令に応答して管理サーバ104に発行することもできるし、ユーザが指定した操作を終了させた段階で、サービスプロセスなどとして実行される操作支援処理部402のモジュールが自動的に管理サーバ104に対して操作履歴を送付することができる。
以下、確率更新部300cの処理を説明する。なお、確率更新部300aの処理は、管理サーバ104内で、それまで送付された各ユーザからの操作履歴のログを参照して、一定時間ごとに自動的に処理を行うことが好ましい。また、他の実施形態では、履歴更新部300bの処理が終了するごとに確率更新部300cを起動し、確率更新処理を実行することができる。
より具体的には、確率更新部300cは、一定期間ごとに蓄積されたログを使用して更新処理を行う場合、ユーザIDごとに同一の操作をユーザ数Nだけ繰り返し行う。また、履歴更新部300bの処理が終了するごとに起動される実施形態では、履歴更新部の取得したユーザIDに対してのみ、確率更新処理を実行させることができる。具体的な処理は、以下のシーケンスにしたがって実行される。
確率更新部300cは、操作履歴テーブル302cから処理対象として設定したユーザに関するレコードの値を抽出する。その後、確率更新部300cは、入力情報テーブル302bおよび操作候補テーブル302dをルックアップし、抽出されたレコードの要素値のうち、対応するタイムスタンプの要素値、入力情報の要素値、操作情報の要素値のセットを、処理範囲とされるユーザ数Nの行(レコード)について、処理対象のユーザIDに対応するセットを取得する。このとき、タイムスタンプを構成する要素値としては、年月の他、日付け情報や時刻情報を設定することができる。上述のようにして得られた要素値のセットを使用して、ベイジアンネットワーク手法を使用し、各要素値に対し、非循環有向グラフを割当て、ベイズの定理、条件付独立性などを予め各要素ごとに登録した確率テーブルを求める処理を実行する。
その後、求められたベイジアンネットワークにおける要素値同士の因果関係を利用し、入力情報テーブル302bの各レコードに登録された入力情報が観測された場合に、操作候補テーブル302dの各レコードにある操作内容が同時に観測される確率を求め、選択確率テーブル302eの選択確率を更新する処理が行われる。なお、ベイジアンネットワークを使用する計算には、例えば、Matlab(登録商標)のアプリケーションパッケージである、Bayes Net Toolboxを、管理サーバ104、プリンタサーバ、またはMFP108に実装することにより行うことができる。
図17は、類似度更新部300cが実行する処理の実施形態についてのフローチャートを示す。図17の処理は、ステップS1700から開始し、ステップS1701で、全ユーザ数=Nとし、各ユーザのユーザIDを、U(x)(x=1,2,3,...N)として設定する。ステップS1702では、カウンタiおよびカウンタkの値を初期設定し、ステップS1703で、すべてのj(j=1,2,3,...,N)に対し、S(j)=1に初期設定する。
ステップS1704で、カウンタk≦操作履歴テーブル302cのレコード(行)数の条件が満たされる間(yes)、ステップS1705で、U(i)にが操作履歴テーブル302cの第k行第2列の値に等しいか否かを判断する。なお、操作履歴テーブル302cの第2列は、説明する実施形態では、ユーザIDを登録するフィールドである。ステップS1704でカウンタk≦操作履歴テーブルのレコード(行)数の条件が満たされなくなった場合(no)、操作履歴のレコード数全部についての設定が終了したので、ステップS1712に処理を分岐させる。また、ステップS1705で、操作履歴テーブル302cの第k行第2列目がU(i)でない場合(no)、説明する実施形態では、ユーザIDが一致しない操作である。このよううな操作が操作履歴に登録されている場合、ユーザによる選択確率として反映させるのは適切ではないので、ステップS1711に処理を分岐させ、他のレコードについての処理を実行させる。
一方、操作履歴テーブル302cの第k行第2列がU(i)の場合(yes)には、ステップS1706でI=操作履歴テーブル302cの第k行第3列、m=操作履歴テーブル302cの第k行第4列として設定する。なお、操作履歴テーブル302cの第3列は、説明している実施形態では、入力IDを登録するフィールドであり、第4列は、操作IDを登録するフィールドである。その後、ステップS1707でカウンタj=1に初期設定し、ステップS1708でS(j)=S(j)*(U(j)に割当てられている選択確率テーブル302cの第m行第I列)を計算する。その後、ステップS1709で、カウンタjをインクリメントさせ、ステップS1710で、カウンタjが全ユーザ数Nを超えていないか否かを判断する。カウンタjがNを超えない場合(no)、処理をステップS1708に分岐させ、j>Nが満たされるまで、ステップS1708〜ステップS1710の処理を反復させる。
一方、ステップS1710で、j>Nの条件が満たされた場合(yes)、処理をステップS1711に分岐させ、カウンタkをインクリメントさせて処理をステップS1704に分岐させ、操作履歴テーブル302cのレコード全部について処理が終了するまで計算を反復させる。
操作履歴テーブル302cの全レコードについて処理を行った後、ステップS1712で、メモリに格納しておいた計算されたS(j)を合計する。その後、ステップS1713で、S(j)の値を、カウンタjについて正規化し、ステップS1714で類似度テーブルの第i行第j列を、正規化された新たなS(j)で置換する。
ステップS1715では、カウンタiをインクリメントし、ステップS1716で、カウンタiが全ユーザ数以下の場合(yes)、処理をステップS1703に戻し、再度、S(j)の計算を反復させる。一方、ステップS1716でi>Nとなった場合(no)、処理を、ステップS1717で終了させる。以上の処理により、操作履歴テーブル302cが、履歴更新要求に対応して更新することができ、全ユーザによる履歴を反映した操作支援が可能となる。この場合、操作支援を要求したユーザには、自己の行った操作以外に類似する操作も提示されるが、当該ユーザには、どのユーザが類似した操作を行ったのかが識別できないので、ユーザ個人の操作履歴を他のユーザに知られることなく、操作支援を行うことが可能となる。
図18は、操作支援処理を実行するプログラムを、クライアントマシン106aのプリンタドライバとして実装した他の実施形態を示す。図18の実施形態で、プリンタドライバとして実装する場合、LANなどのネットワークを介して接続された。プリンタサーバやMFP108などが管理サーバ104と同様の機能を実装する。図18では、ユーザが、特定のアプリケーションなどから、プリント指令を行ったものとする。このとき、クライアントマシン106のディスプレイスクリーン上には、プリントウィザード1800が表示されている。プリントウィザード1800には、用紙サイズを指定するためのアイコン1802と、印刷面を指定するためのアイコン1804と、集約処理を指定するためのアイコン1806と、カラーモードを指定するためのアイコン1808とが表示されている。
プリントウィザード1820は、ユーザが設定することを要求されるアイコンを全部クリックした後の表示形態を示す。ユーザは、プリントウィザード1820で示すように、用紙サイズを指定するためのアイコン1822と、印刷面を指定するためのアイコン1824と、集約処理を指定するためのアイコン1826と、カラーモードを指定するためのアイコン1828が自動的に選択およびクリックという、少なくとも4回のアイコン選択およびクリック動作を行う。
その後、ユーザが「OK」ボタンをクリックすると、プリンタドライバは、操作履歴を図19に示すデータテーブル1900に登録する。なお、図19に示すデータテーブル1900は、操作IDを登録するフィールド1902と、操作内容を登録するフィールド1904とを含んで構成されており、管理サーバ104が管理する操作候補テーブル302dと同様に構成される。
図20は、本実施形態の情報処理装置2000が、DVD、CD−ROM、MOなどのドライブに登録されたメディアに格納された電子ファイルに対して操作支援を適用する場合の実施形態を示す。なお、図20に示した情報処理装置2000は、パーソナルコンピュータとして構成されているが、情報処理装置2000は、外付けメディアが接続可能であり、かつネットワークに接続された地上波デジタル放送、デジタル衛星放送が受信可能なテレビとすることもできる。情報処理装置2000に対し、ユーザが記録媒体をドライブにセットすると、情報処理装置2000は、メディアに登録された電子ファイルの属性値を取得し、操作支援要求を、ネットワーク228を介して管理サーバ104に送付する。管理サーバ104は、情報処理装置2000から受信した操作支援要求に含まれる電子ファイルの属性を処理し、操作支援画面2002を情報処理装置2000に送付し、図20(a)に示すように、ディスプレイスクリーン上に操作支援画面2002を表示する。
図20(b)は、操作支援画面2002の詳細に示す。図20(b)に示されるように、操作支援画面2002には、メディア内に登録された電子ファイルのファイル名などを表示するフィールド2004と機能操作一覧を表示するフィールド2006が形成されている。例えばユーザが、フォトアルバムCを、マウス、リモコンなどを使用して選択すると、機能操作一覧を表示するフィールド2006に一覧表示、消去、スライドショー、メールなどの操作が表示される。図20(b)のフィールド2006で、ユーザがスライドショー2010を選択すると、選択に対応した操作が実行され、ユーザは、最小限の操作指令のみで希望する操作を行うことが可能となる。なお、ユーザの機能選択は、管理サーバ104へと送られて、操作履歴テーブル302cなどを更新するためのデータとされる。
図21は、本実施形態の管理サーバ104がクライアントマシン106a〜106dのディスプレイ画面上または複合機108の操作パネル上に表示する、選択確率の調整画面2100の実施形態を示す。調整画面2100には、機能カスタマイズを指定するための画面であることが「表示する機能のカスタマイズ」として表示されている。また、調整画面2100には、カスタマイズ度を示すグラフィックス表示2102が提供されている。また、グラフィックス表示2102に対応して、カスタマイズ度の高低を示す表示「カスタマイズユーザ向き」2104、「普通のユーザ向き」2106として示されている。
ユーザは、図21に示した調整画面2100を参照として、提示される機能の種類を、選択確率を変更させることにより設定することができる。図21に示した実施形態では、カスタマイズ度に対応して複数の選択ボタン2108〜選択ボタン2110が提供されている。各選択ボタン2108〜2110には、汎用性指標の特定の値範囲が割当てられている。一方、選択するべき機能についても、例えば統計的にユーザが利用する機能に対応する汎用性指標αが割当てられていて、例えばROMなどに登録されている。ユーザが、選択ボタン2108を選択すると、選択ボタン2108に割当てられた汎用性指標αの値を中心として、(α−β)≦α≦(α+β)の範囲の汎用性指標が割当てられた機能がディスプレイ画面上に表示され、ユーザまたはユーザグループごとのカスタマイズが可能とされている。
以上説明したように、本発明では、情報処理装置に対する操作入力または操作指令を、ユーザが指令した操作コマンドおよび操作条件の因果関係を解析して類似計算を行うことにより、確率論的な観点から、ユーザが希望する操作を降順に表示させることが可能な、情報処理装置、操作支援システム、およびプログラムを提供することが可能となる。
また、管理サーバを使用して、操作支援を行う場合、当該ユーザ以外のユーザが行った電子ファイルについての操作であっても、操作候補として提示することができ、ユーザの操作履歴の多寡によらず、その時点でユーザが行う可能性の高い操作を、電子ファイルの特徴および確率論的な観点に基づいて選択し、提示する操作支援を行うことが可能となる。なお、本実施形態では、管理サーバを特に設置することなく、管理サーバに変えて、複合機の提供する機能として、入力支援処理を提供することもできる。
また、本実施形態の上記機能は、C++、Java(登録商標)、Java(登録商標)Beans、Java(登録商標)Applet、Java(登録商標)Script、Perl、Rubyなどのオブジェクト指向プログラミング言語などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、装置可読な記録媒体に格納して頒布することができる。
これまで本発明を図面に示した実施形態をもって説明してきたが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
本実施形態の操作支援システムを示した図。 本実施形態で使用される情報処理装置の機能構成を示した図。 管理サーバの機能構成を示した図。 クライアントマシンの機能構成を例示した図。 クライアントマシンがディスプレイスクリーン上に表示する機能選択画面の実施形態を示した図。 クライアントマシンで実行される、管理サーバによる操作支援処理の実施形態についてのフローチャート。 クライアントマシンが、管理サーバが管理するテーブルセットを更新する処理の実施形態についてのフローチャート。 操作候補テーブルの実施形態を示した図。 入力情報テーブルの実施形態を示した図。 選択確率テーブルの実施形態を示した図。 操作履歴テーブルの実施形態を示した図。 類似度テーブルの実施形態を示した図。 クライアントマシンが含む選択候補提示部の処理の実施形態についてのフローチャートを示した図。 管理サーバの機能選択確率計算部が実行する選択確率計算の実施形態についてのフローチャートを示した図。 管理サーバの機能選択確率計算部が実行する選択確率計算の第2の実施形態についてのフローチャートを示した図。 履歴更新部が実行する処理の実施形態についてのフローチャート。 類似度更新部が実行する処理の実施形態についてのフローチャート。 操作支援処理を実行するプログラムを、クライアントマシン106aのプリンタドライバとして実装した他の実施形態を示した図。 プリンタドライバにより操作履歴を登録するデータテーブルを示した図。 本実施形態の情報処理装置が、DVD、CD−ROM、MOなどのドライブに登録されたメディアに格納された電子ファイルに対して操作支援を適用する場合の実施形態を示した図。 本実施形態の汎用性指標αの調整画面の実施形態を示した図。
符号の説明
100…操作支援システム、102…ネットワーク、104…管理サーバ、106a、106b、106c、106d…クライアントマシン、108…複合機、110…コンピュータ本体、112…キーボード、114…マウス、200…情報処理装置、202…中央処理装置(CPU)、204…キャッシュメモリ、206…ディスプレイ、208…ディスプレイアダプタ、210…システムメモリ、212…ネットワークデバイス、214…システムバス、216…I/Oバスブリッジ、218…I/Oバスには、220…ハードディスク装置、222…入力装置、224…シリアルポート、226…音声インタフェース、228…ネットワーク、300…履歴管理部、302…テーブルセット、304…ネットワークインタフェース、400…ユーザインタフェース部、402…操作支援情報処理部、404…ストレージインタフェース、406…ネットワークインタフェース

Claims (14)

  1. 電子ファイルに対するユーザの操作を予測して提示する情報処理装置であって、
    前記電子ファイルに関する情報を取得するための情報取得手段と、
    前記電子ファイルに関する情報を保存する入力情報記憶手段と、
    前記操作の内容情報を保存する操作候補記憶手段と、
    前記ユーザごとに形成され、前記操作を選択する確率値を保存する選択確率記憶手段と、
    異なる前記ユーザの間での前記操作の類似性の値を保存する類似度記憶手段とを備え、
    前記ユーザが操作しようとする前記電子ファイルに関する情報と、前記内容情報と、前記操作を選択する確率値と、前記類似性の値とを使用して、前記ユーザが前記操作しようとする前記電子ファイルに対する操作候補を選択するための機能選択確率値を計算する、機能選択確率計算手段と
    を含む、情報処理装置。
  2. 前記入力情報記憶手段は、前記電子ファイルに関する情報と、前記電子ファイルを特定する識別値とを対応付けて保存する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. さらに、
    前記ユーザが前記電子ファイルに対して行った前記操作を取得する操作取得手段と、
    前記操作を保持する操作履歴記憶手段と、
    前記操作取得手段が取得する操作と、前記情報取得手段が取得する前記内容情報とを操作履歴として操作履歴記憶手段に保存する履歴更新手段と
    を含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作履歴記憶手段が保持する情報および前記入力情報記憶手段が保持する情報を使用して、前記ユーザによる前記電子ファイルに対する操作が指令される確率値を計算し、前記確率値により前記選択確率記憶手段を更新する確率更新手段を含む、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作履歴および前記ユーザごとに形成される前記確率値を使用して、異なる前記ユーザの間での前記類似性の値を計算し、計算した前記類似性の値で、類似度記憶手段を更新する類似度更新手段を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記機能選択確率計算手段は、前記ユーザの選択する可能性のある前記操作候補について選択確率を設定するための汎用性指標値を使用して、選択される前記操作候補を変更する、選択確率変更手段を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置が電子ファイルに対するユーザの操作を予測して提示する操作支援方法であって、前記情報処理装置が、
    前記電子ファイルに関する情報を取得するステップと、
    前記電子ファイルに関する情報を保存するステップと、
    前記操作の内容情報を保存するステップと、
    前記ユーザごとに形成され、前記操作を選択する確率値を保存するステップと、
    異なる前記ユーザの間での前記操作の類似性の値を保存するステップと、
    前記ユーザが操作しようとする前記電子ファイルに関する情報と、前記内容情報と、前記操作を選択する確率値と、前記類似性の値とを使用して、前記ユーザが前記操作しようとする前記電子ファイルに対する操作候補を選択するための機能選択確率値を計算するステップと
    を実行する、操作支援方法。
  8. さらに、前記電子ファイルに関する情報と、前記電子ファイルを特定する識別値とを対応付けて保存するステップを含む、請求項7に記載の操作支援方法。
  9. さらに、
    前記ユーザが前記電子ファイルに対して行った前記操作を取得するステップと、
    前記操作を保持するステップと、
    取得した前記操作と、取得した前記内容情報とを操作履歴として操作履歴記憶手段に保存するステップと
    を含む、請求項7または8に記載の操作支援方法。
  10. 保持された前記電子ファイルに関する情報および前記操作の内容情報を使用して、前記ユーザによる前記電子ファイルに対する操作が指令される確率値を計算するステップと、
    前記確率値により前記機能選択確率値を更新するステップと
    を含む、請求項9に記載の操作支援方法。
  11. 前記操作履歴および前記ユーザごとに形成される前記確率値を使用して、異なる前記ユーザの間での前記類似性の値を計算し、計算した前記類似性の値で、過去に登録された類似性の値を更新するステップ
    を含む、請求項7〜10のいずれか1項に記載の操作支援方法。
  12. さらに、前記ユーザの選択する可能性のある前記操作候補について選択確率を設定するための汎用性指標値を使用して、選択される前記操作候補を変更するステップを含む、請求項7〜11のいずれか1項に記載の操作支援方法。
  13. 請求項1〜6記載の各手段として情報処理装置を機能させるためのコンピュータ実行可能なプログラム。
  14. 請求項12記載のプログラムを記録したコンピュータ可読な記録媒体。
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