JP5499914B2 - 情報処理プログラム及び情報処理装置 - Google Patents
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Description
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、あるリンク先IDを削除したいとき、このリンク先IDが他から参照されていないかどうかを判断することができないため、不要なIDを残しておかなければならず、効率良くハイパーリンクの保守管理を行うことができなかったことを課題とし、参照要求部が利用者により指定されたリンク元に関連づけられたリンク先IDとリンク元ドキュメントIDとを検出すると、参照可否判断部は、リンク元とリンク先が同一ドキュメントにないことを確認してから、このリンク先IDが参照可否記憶部に登録されているか否かを検索して当該参照の可否を判断し、出力部に表示させるため、ハイパーリンクの保守管理を効率良く行うことが可能となることが開示されている。
請求項1の発明は、コンピュータに、情報によって構成されている情報群を削除する指示を受け付ける機能であって、複数の情報群と、該複数の情報群に含まれる第1の情報群と第2の情報群の間の親子関係の構造を表す構造情報と、を記憶する第1の記憶手段から、該情報群を削除する指示を受け付ける削除指示受付機能と、前記削除指示受付機能によって受け付けられた指示によって削除対象となった情報群である削除対象情報群と親子関係の構造を有している情報群である親子関係情報群に関する情報を前記第1の記憶手段から抽出する関連情報抽出機能と、情報群を一意に識別する情報群識別符号と該情報群に対して操作可能であることを表す操作権を有している利用者を一意に識別する利用者識別符号を対応させて記憶する第2の記憶手段から、前記削除対象情報群に対応する利用者識別符号を抽出する利用者抽出機能と、前記削除対象情報群の情報群識別符号と、前記親子関係情報群に関する情報と、前記利用者抽出機能によって抽出された利用者識別符号と、を対応させて第3の記憶手段に記憶させる記憶機能と、前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除する削除機能と、前記削除対象情報群の子である前記親子関係情報群を、該削除対象情報群の親である前記親子関係情報群の子の情報群として変更することによって、前記第1の記憶手段に記憶されている構造情報を、前記削除機能により前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除した後の構造情報に変更する変更機能を実現させるための情報処理プログラムである。
図1は、本実施の形態の全体の構成例についての概念的なモジュール構成図である。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理ごとに又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理ごとに、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
掲示板システム100は、各利用者が収集した情報を、チーム内の利用者で共有するためのものである。
タスク管理モジュール110は、タスクDB115と接続されており、タスクDB115内に記憶されているタスクを管理する。また、管理という用語を用いるが、これは文脈に応じて、制御する、マネジメントする、制御又はマネジメントするためのデータを記憶するの意で用い、その役割又は動作をさす。
タスクDB115は、タスク管理モジュール110からアクセスされ、掲示板システム100内で扱うタスクを複数記憶する。また、タスクDB115は、複数のタスクと、その複数のタスクに含まれる第1のタスクと第2のタスクの間の親子関係の構造を表す構造情報と、を記憶する。親子関係としては、親と子の関係の他に、兄弟(同じ親を有しており、対象としているタスクと並列しているタスク)等の関係を含めてもよい。構造情報の具体的な例は、図3の例を用いて後述する。
ユーザーDB125は、ユーザー管理モジュール120からアクセスされ、タスクを一意に識別するタスクID(IDentification)とそのタスクに対して操作可能であることを表す操作権を有している利用者を一意に識別する利用者IDを対応させて記憶する。タスクIDと利用者IDとの対応の具体的な例は、図4の例を用いて後述する。
なお、「タスク、フォルダ、文書に対して操作可能であることを表す操作権」における操作権(アクセス権ともいう)とは、タスク等に対して予め定められた操作(編集、閲覧等)ができるサブジェクト(例えば、利用者、利用者が複数人含まれるグループ等)を定めたものであり、そのタスク等に対してその操作を行うことができるのはそのサブジェクトだけであるように制御できるようにするものである。具体的な実現例として、タスク等に対して許可される操作と利用者を対応付けたものである。したがって、利用者が操作権を有しているとは、その利用者がタスク等に対して操作しようとした場合に、その操作が許可されている状態をいう。
文書DB135は、文書管理モジュール130からアクセスされ、文書、フォルダ等を記憶する。
タスクとタスクとの間は、親子関係の構造を有している。図2の例では、L版開発210を親として、UIフレームワークトップ220、インストーラー250、ログ検討260を子としている。更に、UIフレームワークトップ220を親として、デザイン検討230、モジュール開発240を子としている。
またタスクとタスクとの間、タスクとフォルダとの間は、リンク関係を有している。図2の例では、UIフレームワークトップ220は、リンク先として、デザインガイドフォルダ270、J版UI変更タスク280を有している。更に、XXX開発290は、リンク先として、UIフレームワークトップ220を有している。
図3は、タスク構造テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。タスク構造テーブル300は、タスクID欄310、上位タスクID欄320、下位タスクID欄330を有している。タスクID欄310は対象としているタスクのタスクIDを記憶している。上位タスクID欄320はその対象としているタスクの親タスクのタスクIDを記憶している。親タスクは複数あってもよい。下位タスクID欄330はその対象としているタスクの子タスクのタスクIDを記憶している。子タスクは複数あってもよい。
また、リンク関係として、タスクとタスクのリンク関係の他に、タスクとフォルダ、タスクと電子文書、フォルダと文書等であってもよい。
図4は、アクセス権テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。アクセス権テーブル400は、タスクID欄410、利用者欄420、アクセス権欄430を有している。タスクID欄410は、対象としているタスクのタスクIDを記憶している。利用者欄420は、そのタスクに対してアクセス権を有している利用者の利用者IDを記憶している。図4の例では、利用者IDとして利用者名を記憶しているが、利用者を一意に識別するものであれば、利用者番号等であってもよい。アクセス権欄430は、その利用者がそのタスクに対して有しているアクセス権を記憶している。例えば、閲覧する権利、編集する権利、削除する権利等がある。図4の例の1行目は、タスクIDが1024のタスクに対して、山本は、閲覧する権利、編集する権利、削除する権利があることを示している。
削除タスク管理モジュール150は、掲示板システム100、削除タスク監視モジュール160と接続されており、タスクDB115内に記憶されているタスクを削除する。そして、その際に、削除対象のタスクと親子関係の構造を有しているタスクに関する情報を抽出する。また、削除対象のタスク内に含まれているリンク情報を抽出する。削除タスク管理モジュール150内のモジュール構成、処理内容等についての詳細は図5から図14の例を用いて後述する。
また、さらにタスク関連情報取得モジュール530は、削除指示受付モジュール510によって受け付けられた指示によって削除対象となったタスクに基づいて、掲示板システム100のタスクDB115からそのタスクに含まれているリンク情報を抽出するようにしてもよい。つまり、タスクDB115に記憶されている削除対象となったタスクに含まれたリンク情報を抽出するようにしてもよい。例えば、そのタスク内をサーチ(走査)して、含まれているリンク情報を抽出する。
また、タスク削除モジュール550は、削除したタスクのタスクID、削除を指示した利用者の利用者IDとその文書、削除を実行した年月日(時分秒を含めてもよい)を対応付けてタスク関連情報・対象者記憶モジュール570に記憶させる。例えば、削除タスクテーブル700のように対応付けて記憶させる。図7は、削除タスクテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。削除タスクテーブル700は、削除タスクID欄710、削除実行者欄720、削除日欄730を有している。削除タスクID欄710は、削除指示受付モジュール510によって受け付けられた指示によって削除対象となったタスクのタスクID(削除したタスクのタスクID)を記憶する。削除実行者欄720は、そのタスクに対して削除の指示を行った利用者の利用者IDを記憶する。また、前述した予め定められたアルゴリズムによってタスクを削除した場合は、そのアルゴリズム又はその削除を実行したシステムを一意に識別する識別符号を記憶する。削除日欄730は、そのタスクの削除を実行した年月日(時分秒を含めてもよい)を記憶する。
また、タスク削除モジュール550は、タスクに関する情報と、リンク情報を別々のテーブルとしてタスク関連情報・対象者記憶モジュール570に記憶させるようにしてもよい。つまり、一方のテーブルは削除タスクと親子関係を有しているタスクに関する情報のテーブルであり、他方のテーブルは削除タスク内に含まれていたリンク情報のテーブルである。なお、このテーブルのデータ構造は、図8の例に示した関連情報テーブル800と同等である。
また、タスク関連情報・対象者記憶モジュール570は、削除指示受付モジュール510によって受け付けられた指示によって削除対象となったタスクのタスクIDと、タスク関連情報取得モジュール530によって抽出されたタスクに関する情報と、タスク関連情報取得モジュール530によって抽出されたリンク情報と、タスク関連情報・対象者取得モジュール540によって抽出された利用者IDと、を対応させて記憶するようにしてもよい。
例えば、タスク関連情報・対象者記憶モジュール570は、削除タスクテーブル700、関連情報テーブル800(関連情報タイプ欄820内はタスクであるものだけの場合を含む)、関連情報閲覧可能者テーブル900、関連情報テーブル800と関連情報閲覧可能者テーブル900の組み合わせ、リダイレクト先テーブル1000、関連情報・リダイレクト先テーブル1100等を記憶する。
ステップS1202では、削除指示受付モジュール510が、利用者の操作又は予め定められたアルゴリズムに応じて、タスクの削除指示を受け付ける。
ステップS1204では、タスク関連情報取得モジュール530が、削除対象のタスクに対応するタスクの関連情報(タスクに関する情報、リンク情報)を取得する。そして、タスク削除モジュール550が、タスク関連情報・対象者記憶モジュール570に登録する。
ステップS1206では、タスク関連情報・対象者取得モジュール540が、削除対象のタスクに対応する関連情報の表示対象者を取得する。そして、タスク削除モジュール550が、タスク関連情報・対象者記憶モジュール570に登録する。
ステップS1208では、タスク削除モジュール550が、タスクの削除処理を行う。そして、構造変更モジュール560が、削除後のタスク間の構造情報に変更する。
ここで、タスクB1320を削除したとする。図14は、タスク削除後のタスク間の構造例を示す説明図である。タスクA1310を親として、タスクC1330、タスクD1340を子としている。つまり、タスクB1320が削除されたことにより、タスクB1320の子であるタスクC1330がタスクA1310の子となっている。
なお、タスクアクセス指示受付モジュール1510が受け付けた操作を行った利用者の利用者IDは、利用者IDを検知する検知モジュールによって検知する。例えば、この情報処理装置にログインしている利用者の利用者IDを検知するようにしてもよいし、利用者が所持しているICカード内に記憶されている利用者IDを検知するようにしてもよい。
より具体的には、図17に例示するように、削除されたタスク(削除タスクB1720)を点線で囲んで表示するようにしてもよい。なお、この図17の例は、図14に示した例において、削除されたタスクB1320に対して何らかのアクセス権がある利用者がタスクA1310以下のタスクをグラフィカルに表示した場合の例である。また、削除されたタスクへのアクセスがあった場合、図18に例示するように、提示画面1800内の提示領域1810に「指定されたタスクは削除された」旨を提示し、提示領域1820に削除されたタスクと親子関係を有していたタスクを、そのタスク間の構造とともに提示し、提示領域1830に削除されたタスク内に含まれていたリンク情報(リンク先の成果物格納フォルダのURL、リンク先のタスクのURL等)を提示するようにしてもよい。
痕跡を提示する位置は、かつてそのタスクがあった位置(そのタスクが削除される前の位置)であり、これは、タスク関連情報・対象者記憶モジュール570内に記憶されているタスクに関する情報に基づいて算出される。より具体的には、削除されたタスクと親と子の関係にあったタスクがあった場合は、その親のタスクと子のタスクの間に痕跡を提示する。また、削除されたタスクの親の関係にあるタスクがあった場合(子の関係にあるタスクがない場合)は、その親のタスクの子のタスクとして痕跡を提示する。また、削除されたタスクの子の関係にあるタスクがあった場合(親の関係にあるタスクがない場合)は、その子のタスクの親のタスクとして痕跡を提示する。また、利用者の操作に応じて、痕跡が選択された場合は、その痕跡に対応するタスクに関する情報(例えば、図18に例示する提示画面1800)を提示するようにしてもよい。
ステップS1602では、利用者の操作に応じて、タスクアクセス指示受付モジュール1510が、タスクへのアクセス指示を受け付ける。
ステップS1604では、削除タスクアクセス判断モジュール1530が、削除されたタスクへのアクセスか否かを判断し、削除されたタスクへのアクセスの場合はステップS1608へ進み、それ以外の場合はステップS1606へ進む。
ステップS1606では、タスク管理モジュール110が、処理を継続する。つまり、削除されたタスクへのアクセスではないので、その他の処理を行う。
ステップS1608では、アクセス権確認モジュール1540が、その利用者は削除されたタスクへのアクセス権があるか否かを判断し、アクセス権がある場合はステップS1612へ進み、それ以外の場合はステップS1610へ進む。
ステップS1610では、提示モジュール1560が、「指定されたタスクは存在しない」旨を提示する。削除されたタスクに対してアクセス権を有していなかったので、削除されたタスクに関する情報は提示しない。
ステップS1612では、削除タスク関連情報取得モジュール1550が、タスクの関連情報(削除されたタスクに対して親子関係の構造を有していたタスクに関する情報、削除されたタスク内に含まれていたリンク情報)を取得する。
ステップS1614では、提示モジュール1560が、関連情報を提示する。
なお、図20に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図20に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図20に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、前述の実施の形態において、「提示」としたものは、ディスプレイ等の表示装置への表示の他に、プリンタ等の印刷装置への印刷、スピーカー等の音声出力装置への音声の出力等があり、それらの組み合わせであってもよい。
なお、前述の実施の形態において、削除タスク処理システム140内に削除タスク管理モジュール150と削除タスク監視モジュール160の両方があることを示したが、片方だけがあるようにしてもよい。削除だけができる情報処理プログラム、情報処理装置と、削除されたタスクの提示だけができる情報処理プログラム、情報処理装置であってもよい。
なお、各モジュールの処理内容として背景技術で説明した技術を採用してもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
更に、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…タスク管理モジュール
115…タスクDB
120…ユーザー管理モジュール
125…ユーザーDB
130…文書管理モジュール
135…文書DB
140…削除タスク処理システム
150…削除タスク管理モジュール
160…削除タスク監視モジュール
510…削除指示受付モジュール
520…タスク削除処理モジュール
530…タスク関連情報取得モジュール
540…タスク関連情報・対象者取得モジュール
550…タスク削除モジュール
560…構造変更モジュール
570…タスク関連情報・対象者記憶モジュール
1510…タスクアクセス指示受付モジュール
1520…削除タスク処理モジュール
1530…削除タスクアクセス判断モジュール
1540…アクセス権確認モジュール
1550…削除タスク関連情報取得モジュール
1560…提示モジュール
Claims (9)
- コンピュータに、
情報によって構成されている情報群を削除する指示を受け付ける機能であって、複数の情報群と、該複数の情報群に含まれる第1の情報群と第2の情報群の間の親子関係の構造を表す構造情報と、を記憶する第1の記憶手段から、該情報群を削除する指示を受け付ける削除指示受付機能と、
前記削除指示受付機能によって受け付けられた指示によって削除対象となった情報群である削除対象情報群と親子関係の構造を有している情報群である親子関係情報群に関する情報を前記第1の記憶手段から抽出する関連情報抽出機能と、
情報群を一意に識別する情報群識別符号と該情報群に対して操作可能であることを表す操作権を有している利用者を一意に識別する利用者識別符号を対応させて記憶する第2の記憶手段から、前記削除対象情報群に対応する利用者識別符号を抽出する利用者抽出機能と、
前記削除対象情報群の情報群識別符号と、前記親子関係情報群に関する情報と、前記利用者抽出機能によって抽出された利用者識別符号と、を対応させて第3の記憶手段に記憶させる記憶機能と、
前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除する削除機能と、
前記削除対象情報群の子である前記親子関係情報群を、該削除対象情報群の親である前記親子関係情報群の子の情報群として変更することによって、前記第1の記憶手段に記憶されている構造情報を、前記削除機能により前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除した後の構造情報に変更する変更機能
を実現させるための情報処理プログラム。 - 前記第1の記憶手段が記憶する情報群には、別の情報へたどるための位置情報が含まれており、
前記関連情報抽出機能は、前記第1の記憶手段に記憶されている前記削除対象情報群に含まれた位置情報を抽出し、
前記記憶機能は、前記削除対象情報群の情報群識別符号と、前記親子関係情報群に関する情報と、前記位置情報と、前記利用者抽出機能によって抽出された利用者識別符号と、を対応させて前記第3の記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。 - コンピュータに、
利用者の操作に基づいて、情報によって構成されている情報群を読み出す指示を受け付ける読出指示受付機能と、
前記読出指示受付機能によって受け付けられた指示によって読み出し対象となった情報群である読み出し対象情報群の情報群識別符号が、削除された情報群の情報群識別符号と該削除された情報群に対して親子関係の構造を有していた情報群に関する情報と該削除された情報群に対して操作可能であったことを表す操作権を有していた利用者を一意に識別する利用者識別符号を対応させて記憶している第3の記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断機能と、
前記判断機能によって、前記読み出し対象情報群の情報群識別符号が前記第3の記憶手段に記憶されていると判断された場合は、前記読出指示受付機能が受け付けた操作を行った利用者の利用者識別符号が、該第3の記憶手段に該情報群に対応して記憶されていることを確認する確認機能と、
前記確認機能によって、前記利用者識別符号が前記第3の記憶手段に前記情報群に対応して記憶されていると確認された場合は、該第3の記憶手段から、該情報群に対して親子関係の構造を有していた情報群に関する情報を抽出する抽出機能と、
前記抽出機能によって抽出された情報群に関する情報を提示する提示機能
を実現させるための情報処理プログラム。 - 前記第3の記憶手段は、削除された情報群の情報群識別符号と、該削除された情報群に対して親子関係の構造を有していた情報群に関する情報と、該削除された情報群内に含まれていた別の情報へたどるための位置情報と該情報群に対して操作可能であったことを表す操作権を有していた利用者を一意に識別する利用者識別符号と、を対応させて記憶しており、
前記抽出機能は、前記確認機能によって、前記利用者識別符号が前記第3の記憶手段に前記情報群に対応して記憶されていると確認された場合は、該第3の記憶手段から、前記読み出し対象情報群の情報群識別符号に対応して記憶されている該情報群に含まれていた位置情報を抽出し、
前記提示機能は、前記抽出機能によって抽出された位置情報を提示する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理プログラム。 - 前記提示機能は、複数の情報群と、該複数の情報群に含まれる第1の情報群と第2の情報群の間の親子関係の構造を表す構造情報と、を記憶する第1の記憶手段に記憶されている該構造情報を提示し、前記確認機能によって該提示を指示した利用者の利用者識別符号が前記第3の記憶手段に記憶されていると確認された場合は、該利用者識別符号に対応して該第3の記憶手段に記憶されている情報群に関する情報に基づいて、削除された情報群があったことを示す痕跡を提示する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理プログラム。 - コンピュータに、
情報によって構成されている複数の情報群と、該情報群に含まれる第1の情報群と第2の情報群の間の親子関係の構造を表す構造情報と、を記憶する第1の記憶手段から、該情報群を削除する指示を受け付ける削除指示受付機能と、
前記削除指示受付機能によって受け付けられた指示によって削除対象となった情報群である削除対象情報群と親子関係の構造を有している情報群である親子関係情報群に関する情報を前記第1の記憶手段から抽出する関連情報抽出機能と、
情報群を一意に識別する情報群識別符号と該情報群に対して操作可能であることを表す操作権を有している利用者を一意に識別する利用者識別符号を対応させて記憶する第2の記憶手段から、前記削除対象情報群に対応する利用者識別符号を抽出する利用者抽出機能と、
前記削除対象情報群の情報群識別符号と、前記親子関係情報群に関する情報と、前記利用者抽出機能によって抽出された利用者識別符号と、を対応させて第3の記憶手段に記憶させる記憶機能と、
前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除する削除機能と、
前記削除対象情報群の子である前記親子関係情報群を、該削除対象情報群の親である前記親子関係情報群の子の情報群として変更することによって、前記第1の記憶手段に記憶されている構造情報を、前記削除機能により前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除した後の構造情報に変更する変更機能と、
利用者の操作に基づいて、情報によって構成されている情報群を読み出す指示を受け付ける読出指示受付機能と、
前記読出指示受付機能によって受け付けられた指示によって読み出し対象となった情報群である読み出し対象情報群の情報群識別符号が、前記第3の記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断機能と、
前記判断機能によって、前記読み出し対象情報群の情報群識別符号が前記第3の記憶手段に記憶されていると判断された場合は、前記読出指示受付機能が受け付けた操作を行った利用者の利用者識別符号が、該第3の記憶手段に該情報群に対応して記憶されていることを確認する確認機能と、
前記確認機能によって、前記利用者識別符号が前記第3の記憶手段に前記情報群に対応して記憶されていると確認された場合は、前記第3の記憶手段から、該情報群に対して親子関係の構造を有していた情報群に関する情報を抽出する抽出機能と、
前記抽出機能によって抽出された情報群に関する情報を提示する提示機能
を実現させるための情報処理プログラム。 - 情報によって構成されている情報群を削除する指示を受け付ける手段であって、複数の情報群と、該複数の情報群に含まれる第1の情報群と第2の情報群の間の親子関係の構造を表す構造情報と、を記憶する第1の記憶手段から、該情報群を削除する指示を受け付ける削除指示受付手段と、
前記削除指示受付手段によって受け付けられた指示によって削除対象となった情報群である削除対象情報群と親子関係の構造を有している情報群である親子関係情報群に関する情報を前記第1の記憶手段から抽出する関連情報抽出手段と、
情報群を一意に識別する情報群識別符号と該情報群に対して操作可能であることを表す操作権を有している利用者を一意に識別する利用者識別符号を対応させて記憶する第2の記憶手段から、前記削除対象情報群に対応する利用者識別符号を抽出する利用者抽出手段と、
前記削除対象情報群の情報群識別符号と、前記親子関係情報群に関する情報と、前記利用者抽出手段によって抽出された利用者識別符号と、を対応させて第3の記憶手段に記憶させる記憶手段と、
前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除する削除手段と、
前記削除対象情報群の子である前記親子関係情報群を、該削除対象情報群の親である前記親子関係情報群の子の情報群として変更することによって、前記第1の記憶手段に記憶されている構造情報を、前記削除手段により前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除した後の構造情報に変更する変更手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 利用者の操作に基づいて、情報によって構成されている情報群を読み出す指示を受け付ける読出指示受付手段と、
前記読出指示受付手段によって受け付けられた指示によって読み出し対象となった情報群である読み出し対象情報群の情報群識別符号が、削除された情報群の情報群識別符号と該削除された情報群に対して親子関係の構造を有していた情報群に関する情報と該削除された情報群に対して操作可能であったことを表す操作権を有していた利用者を一意に識別する利用者識別符号を対応させて記憶している第3の記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって、前記読み出し対象情報群の情報群識別符号が前記第3の記憶手段に記憶されていると判断された場合は、前記読出指示受付手段が受け付けた操作を行った利用者の利用者識別符号が、該第3の記憶手段に該情報群に対応して記憶されていることを確認する確認手段と、
前記確認手段によって、前記利用者識別符号が前記第3の記憶手段に前記情報群に対応して記憶されていると確認された場合は、該第3の記憶手段から、該情報群に対して親子関係の構造を有していた情報群に関する情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された情報群に関する情報を提示する提示手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 情報によって構成されている複数の情報群と、該情報群に含まれる第1の情報群と第2の情報群の間の親子関係の構造を表す構造情報と、を記憶する第1の記憶手段から、該情報群を削除する指示を受け付ける削除指示受付手段と、
前記削除指示受付手段によって受け付けられた指示によって削除対象となった情報群である削除対象情報群と親子関係の構造を有している情報群である親子関係情報群に関する情報を前記第1の記憶手段から抽出する関連情報抽出手段と、
情報群を一意に識別する情報群識別符号と該情報群に対して操作可能であることを表す操作権を有している利用者を一意に識別する利用者識別符号を対応させて記憶する第2の記憶手段から、前記削除対象情報群に対応する利用者識別符号を抽出する利用者抽出手段と、
前記削除対象情報群の情報群識別符号と、前記親子関係情報群に関する情報と、前記利用者抽出手段によって抽出された利用者識別符号と、を対応させて第3の記憶手段に記憶させる記憶手段と、
前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除する削除手段と、
前記削除対象情報群の子である前記親子関係情報群を、該削除対象情報群の親である前記親子関係情報群の子の情報群として変更することによって、前記第1の記憶手段に記憶されている構造情報を、前記削除手段により前記削除対象情報群を前記第1の記憶手段から削除した後の構造情報に変更する変更手段と、
利用者の操作に基づいて、情報によって構成されている情報群を読み出す指示を受け付ける読出指示受付手段と、
前記読出指示受付手段によって受け付けられた指示によって読み出し対象となった情報群である読み出し対象情報群の情報群識別符号が、前記第3の記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって、前記読み出し対象情報群の情報群識別符号が前記第3の記憶手段に記憶されていると判断された場合は、前記読出指示受付手段が受け付けた操作を行った利用者の利用者識別符号が、該第3の記憶手段に該情報群に対応して記憶されていることを確認する確認手段と、
前記確認手段によって、前記利用者識別符号が前記第3の記憶手段に前記情報群に対応して記憶されていると確認された場合は、前記第3の記憶手段から、該情報群に対して親子関係の構造を有していた情報群に関する情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された情報群に関する情報を提示する提示手段
を具備することを特徴とする情報処理装置。
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