JP5416983B2 - フォルダ管理装置、フォルダ管理方法およびフォルダ管理用プログラム - Google Patents

フォルダ管理装置、フォルダ管理方法およびフォルダ管理用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、フォルダ管理装置、フォルダ管理方法およびフォルダ管理用プログラムに関し、特に、ファイルやフォルダを階層構造にて管理するファイルシステムにアクセスするために使われるGUIの技術に関するものである。
従来、コンピュータの記憶装置に記録されているデータを管理するための仕組みとして、ファイルシステムが存在する。ファイルシステムでは、記憶装置にファイルやフォルダを作成したり、移動や削除を行ったりするための管理方法を定めている。フォルダは、階層構造(ツリー構造)を持つディレクトリであり、記憶装置のファイルを整理して管理するために使用される。通常、ファイルシステムはOS(オペレーティングシステム)が持つ機能の1つとして提供される。
このようなファイルシステムにアクセスするために使われるのが、GUI(Graphical User Interface)を用いたファイル管理ソフトである。この主のファイル管理ソフトは、エクスプローラとかファイラーとか呼ばれることも多い。多くのファイル管理ソフトは、表示装置の画面左側にフォルダツリーを表示するとともに、1つのフォルダ内に収められているファイルやフォルダを画面右側にアイコン表示する仕組みを持っている。
従来、ユーザがファイル管理ソフトを使用してファイルやフォルダを管理する仕組みとして、様々な工夫がなされている(例えば、特許文献1〜4参照)。特許文献1に記載の発明では、選択したオブジェクトを所望の位置にドラッグすることによって所望サイズ、所望数のフォルダを作成可能にするインタフェースを提供している。すなわち、特許文献1では、選択したオブジェクトをグリッド内にドラッグすると、プレースフォルダが作成される。このとき、そのフォルダアイコンのレイアウト(例えば、グリッド内でのフォルダアイコンのサイズ、位置)を記述する1組のパラメータがデータベースに格納されるようになっている。
特許文献2に記載の発明では、グループアイコンを用いて複数のメンバー間でファイルを共有するシステムを提供している。具体的に、特許文献2では、各メンバーが持つコンピュータのデスクトップ上にグループアイコンを駐在させている。そして、グループ内の一人が自分のデスクトップ上でアイコンの変更を行ったときに、当該グループに属する他のメンバーのデスクトップにもその変更内容を反映させるようにしている。
特許文献3,4に記載の発明では、画像以外のファイルをサムネイル化して表示する仕組みを提供している。特許文献3では、種々のファイルに対応して表示されているファイルアイコンをドラッグし、これを共有ウィンドウ内の所望の位置にドロップすることにより、ファイル内の情報(例えばテキストや画像)を共有ウィンドウ内に展開する。一方、特許文献4では、文書内における所望のページの縮小イメージをサムネイルとして表示する。
特表2007−521564号公報 特開2004−021995号公報 特開2005−209212号公報 特開2004−318915号公報
上記特許文献1〜4に記載されているように、従来、所望サイズのフォルダアイコンを所望の位置に作成したり、共通のグループアイコンを用いて複数のメンバー間でファイルを共有したり、画像以外のファイルをサムネイル化して表示したりする仕組みが提供されている。しかしながら、これらの仕組みを用いたとしても、所望のファイルやフォルダを探すのに手間がかかり、使い勝手が良くないという問題があった。
すなわち、特許文献1〜4を含む従来の技術では、フォルダの下位層にどのようなファイルやフォルダが含まれているかは、そのフォルダを開いてみないと分からなかった。そのため、例えばユーザの記憶が曖昧で所望のファイルやフォルダが階層構造のどこに存在するのか分からない場合、ユーザはとりあえず上位層の何かのフォルダを開いて下位層のファイルアイコンやフォルダアイコンを表示させ、所望のファイルやフォルダが存在するかどうかを確かめる必要がある。開いたフォルダ内に存在しなければ、いったん上の階層に戻って別のフォルダを開き、所望のファイルやフォルダが存在するかどうかを再度確かめなければならない。
場合によっては、最上位層から最下位層近くまで深く辿ってファイルアイコンやフォルダアイコンを順次表示させていく。それでも所望のファイルやフォルダが見つからなければ、先ほど辿ってきたパスを今度は逆に辿って上位層まで戻り、別のフォルダを開いて再確認しなければならない。このように従来は、所望のファイルやフォルダを試行的に探し出す必要があった。このため、階層構造のディレクトリを辿って所望のファイルやフォルダを見つけるためにユーザの行う操作が煩雑になるという問題があった。
また、従来の技術では、所望のファイルやフォルダの存在場所をユーザが把握している場合でも、それが階層構造の最下位層に近い深層にあるときには、マウスのクリック操作などを何回も行ってフォルダのディレクトリを順次辿っていく必要がある。そのため、所望のファイルやフォルダに辿りつくまでに手間がかかり、使い勝手が良くないという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、OSのファイルシステムにより階層構造にて管理されたフォルダやファイルの中から所望のフォルダやファイルを見つけるまでのユーザの手間を軽減させ、ユーザの使い勝手を向上させることができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、階層構造にて管理されるファイルおよびフォルダをアイコン化してウィンドウ内に表示するフォルダ管理装置において、ウィンドウ内でのアイコンの位置およびサイズを表すレイアウト情報をフォルダ毎に生成して記録することにより、ウィンドウ内の指定位置に指定サイズでアイコンを表示するようにしている。また、ウィンドウ内に1階層下のフォルダに関するアイコンを表示するときには、1階層下のフォルダに関するアイコンを当該1階層下のレイアウト情報に従って上記ウィンドウ内に表示するとともに、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを1階層下のフォルダに関するアイコン上に、2階層下のレイアウト情報に従ってプレビューして表示するようにしている。
また、本発明では、レイアウト情報に加え、アイコンの表示モードを表すモード情報をレイアウトファイルに含めて記録し、モード情報によりプレビューモードが指定されている1階層下のフォルダに関するアイコンについては、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを1階層下のフォルダに関するアイコン上にプレビューして表示する一方、モード情報により実行プレビューモードが指定されている1階層下のファイルに関するアイコンについては、1階層下のファイルを実際に実行した結果をアイコン上にプレビューして表示するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ある階層のフォルダを指定してそのフォルダ内に含まれる1階層下のフォルダに関するアイコンを表示させると、当該1階層下のフォルダを指定した場合に表示される2階層下のアイコンが、当該2階層下のレイアウト情報に基づくレイアウトに従って1階層下のフォルダアイコン上にプレビュー表示される。つまり、2階層下のアイコンレイアウトが、1階層下のフォルダアイコン上にプレビューされる。これにより、フォルダ内に含まれるファイルやフォルダをユーザに一見して分かりやすく見せることができる。
このためユーザは、1階層下のフォルダを指定するための操作を実際に行わなくても、そのフォルダ内に含まれる2階層下のファイルやフォルダをプレビュー表示によりあらかじめ確認することができる。その結果、階層構造にて管理されたフォルダやファイルの中から所望のフォルダやファイルを見つけるまでのユーザの手間を軽減させ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
第1の実施形態によるフォルダ管理装置が備えるアプリケーションプログラムによって実現される機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態によるフォルダ管理装置を含むコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるレイアウトファイルの構成例を示す図である。 本実施形態のレイアウトファイルが記録される階層構造の一例を示す図である。 第1の実施形態による表示制御部の制御によって表示部のウィンドウ内に表示される画面例を示す図である。 第1の実施形態による表示制御部の制御によって表示部のウィンドウ内に表示される画面例を示す図である。 第1の実施形態によるフォルダ管理装置の動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態によるフォルダ管理装置の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるフォルダ管理装置が備えるアプリケーションプログラムによって実現される機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態によるフォルダ管理装置を含むコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態による表示制御部の制御によって表示部のウィンドウ内に表示される画面例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるフォルダ管理装置10が備えるアプリケーションプログラムによって実現される機能構成例を示すブロック図である。図2は、第1の実施形態によるフォルダ管理装置10を含むコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、第1の実施形態によるフォルダ管理装置10を含むコンピュータは、CPU1、ハードディスク2、RAM3、操作部4および表示部5を備えて構成されている。ハードディスク2は、オペレーティングシステム(OS)2aおよびアプリケーションプログラム2bを記憶している。アプリケーションプログラム2bは、図1に示すフォルダ管理装置10の各種機能を実現するためのフォルダ管理用プログラムである。
また、ハードディスク2は、オペレーティングシステム2aにより階層構造にて管理されているフォルダやファイルに関するフォルダ情報2c、当該フォルダやファイルのアイコンに関する表示レイアウトを示すレイアウトファイル2dも記憶している。
CPU1は、ハードディスク2に記憶されているアプリケーションプログラム2bに従って、RAM3をワークメモリとして使いながら、後述する各種処理を実行する。操作部4は、アプリケーションプログラム2bの実行に際してユーザが各種の指定や情報入力に関する操作を行うためのものであり、例えばマウスやキーボード等の入力デバイスにより構成される。表示部5は、アプリケーションプログラム2bの実行結果を表示するものであり、例えば液晶表示装置等の出力デバイスにより構成される。
次に、アプリケーションプログラム2bによって実現されるフォルダ管理装置10の機能構成を、図1に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のフォルダ管理装置10は、その機能構成として、操作受付部11、レイアウトファイル生成部12、フォルダ関連情報記憶部13および表示制御部14を備えている。なお、フォルダ情報更新部101は、オペレーティングシステム2aにより実現される機能構成である。操作受付部11は、フォルダ更新受付部11a、フォルダ指定受付部11b、レイアウト指定受付部11cおよびテキスト入力受付部11dを備えている。
フォルダ更新受付部11aは、操作部4を通じてユーザにより行われるフォルダやファイルの作成、削除、移動に関する更新操作を受け付ける。フォルダ更新受付部11aは、更新操作として、フォルダやファイルの名称変更に関する操作も受け付ける。フォルダ更新受付部11aがフォルダやファイルの更新操作を受け付けた場合、フォルダ情報更新部101は、その更新操作の内容に応じて、フォルダ関連情報記憶部13(図2のハードディスク2)に記憶されているフォルダ情報2cを更新する。
例えば、フォルダを新規に作成するための操作をフォルダ更新受付部11aが受け付けた場合、フォルダ情報更新部101は、フォルダを新規に作成するようフォルダ情報2cを更新する。また、フォルダを移動するための操作をフォルダ更新受付部11aが受け付けた場合、フォルダ情報更新部101は、フォルダを移動するようフォルダ情報2cを更新する。なお、ここで言うフォルダの移動とは、フォルダアイコンの表示レイアウト上での移動ではなく、フォルダそのものの階層間での移動のことをいう。
フォルダ指定受付部11bは、階層構造の中の何れかのフォルダ(つまり、フォルダ関連情報記憶部13にフォルダ情報2cとして記憶されているフォルダの中の何れかのフォルダ)を指定するための操作を受け付ける。具体的には、フォルダ指定受付部11bは、表示部5に表示されているフォルダアイコンをユーザが操作部4を通じて指定する操作(フォルダアイコン上でのダブルクリック操作あるいはフォルダアイコン上で右クリック操作することによって表示されるポップアップメニューから「開く」のメニュー項目を選択する操作)を受け付ける。
操作部4の操作によりフォルダ指定受付部11bを通じて何れかのフォルダが指定されると、表示制御部14は、フォルダ関連情報記憶部13に記憶されているフォルダ情報2cおよびレイアウトファイル2dに基づいて、指定されたフォルダに含まれる1階層下のファイルおよびフォルダに関するアイコンを表示部5のウィンドウ内に表示する。フォルダ情報2cおよびレイアウトファイル2dに基づいてアイコンをどのように表示するかの詳細については後述する。
レイアウト指定受付部11cは、ウィンドウ内に表示されたアイコンの位置およびサイズを指定するための操作を受け付ける。具体的には、レイアウト指定受付部11cは、ドラッグ&ドロップによってウィンドウ内でアイコンを移動させる操作を、アイコンの位置を指定するための操作として受け付ける。また、レイアウト指定受付部11cは、ドラッグによってアイコンの周囲を掴んでアイコンを拡大あるいは縮小させる操作を、アイコンのサイズを指定するための操作として受け付ける。
テキスト入力受付部11dは、テキストボックスに対するテキスト文の入力を受け付ける。具体的には、テキスト入力受付部11dは、ユーザが所望のコメント等をキーボードによって入力する操作を受け付ける。なお、テキスト文の入力は、例えば以下のようにして行う。すなわち、ユーザがマウスを操作して、テキスト文を入力するためのテキストボックスをウィンドウ内の所望の位置に設定する。その後、キーボードを操作して、当該テキストボックスの中に所望のフォントサイズでテキスト文を入力する。
上述のレイアウト指定受付部11cは、操作部4の操作によりテキスト入力受付部11dを通じて設定されたテキストボックスのウィンドウ内での位置およびサイズの指定操作も受け付ける。具体的には、レイアウト指定受付部11cは、ドラッグ&ドロップによってウィンドウ内でテキストボックスを移動させる操作を、テキストボックスの位置を指定するための操作として受け付ける。また、レイアウト指定受付部11cは、ドラッグによってテキストボックスの周囲を掴んでテキストボックスを拡大あるいは縮小させる操作を、テキストボックスのサイズを指定するための操作として受け付ける。なお、レイアウト指定受付部11cは、テキストのフォントサイズを拡大あるいは縮小させる操作を、テキストボックスのサイズを指定するための操作として受け付けても良い。この場合、テキストのフォントサイズを変えると、それに連動してテキストボックスの大きさも変わるようにする。
レイアウトファイル生成部12は、アイコンやテキスト文のウィンドウ内での表示レイアウトを表すレイアウトファイル2dを生成し、フォルダ関連情報記憶部13に記録する。図3は、レイアウトファイル2dの構成例を示す図である。図3に示すように、レイアウトファイル2dは、アイコンやテキスト文が存在する階層のパス、アイコンの名称、アイコンやテキストボックスの位置およびサイズ、重なり順番、表示モード、テキスト文を情報として含んでいる。
アイコンの名称は、そのアイコンがフォルダアイコンの場合はフォルダ名であり、ファイルアイコンの場合はファイル名である。アイコンやテキストボックスの位置は、例えば、ウィンドウの左端からの距離および上端からの距離によって特定する。また、アイコンやテキストボックスのサイズは、例えば、アイコンやテキストボックスの横幅および縦幅によって特定する。重なり順番は、複数のアイコンやテキストボックスが重なる場合に、その重なり順番を表す情報である。表示モードは、アイコンをどのような態様で表示するかを表す情報である。テキスト文は、テキストボックスに入力されたテキスト情報である。
レイアウトファイル生成部12は、操作部4の操作によりフォルダ情報更新部101を通じてフォルダやファイルが作成されたときに、当該フォルダやファイルに関するアイコンの位置およびサイズを表すレイアウト情報を生成する。そして、当該生成したレイアウト情報を、フォルダやファイルのパスおよび名称と共にレイアウトファイル2dとしてフォルダ関連情報記憶部13に記録する。
なお、レイアウトファイル生成部12は、新規に作成されたアイコンの位置およびサイズに関しては、ウィンドウ内のあらかじめ定められた位置およびサイズにレイアウトするようレイアウト情報を生成する。例えば、レイアウトファイル生成部12は、新規に作成されたアイコンを固定のサイズでウィンドウの左下に配置するようにレイアウト情報を生成する。新規のアイコンが複数ある場合は、当該複数のアイコンを固定のサイズでウィンドウの左下から右方向に向かって順に配置するようにレイアウト情報を生成する。
また、レイアウトファイル生成部12は、操作部4の操作によりテキスト入力受付部11dを通じてテキスト文が入力されたときは、当該テキスト文を入力するテキストボックスの位置およびサイズを表すレイアウト情報を生成する。そして、当該生成したテキストボックスのレイアウト情報を、テキスト文のパスおよびテキスト情報と共にレイアウトファイル2dとしてフォルダ関連情報記憶部13に記録する。
また、レイアウトファイル生成部12は、アイコンやテキストボックスの位置およびサイズを表すレイアウト情報に加え、複数のアイコンやテキストボックスの重なり順番を表す重なり順番情報をレイアウトファイル2dに含めて記録する。上述のように、本実施形態では、操作部4の操作を通じて、ウィンドウ内においてアイコンやテキストボックスを所望の位置に移動させることができ、アイコンやテキストボックスを所望のサイズに変更することができる。このため、複数のアイコンやテキストボックスどうしがその一部において重なることもある。その場合には、どのアイコンやテキストボックスを前面に表示するか(背面に表示するか)を特定する必要がある。
そこで、レイアウトファイル生成部12は、生成したレイアウト情報に基づいて、複数のアイコンやテキストボックスが重なるか否かを判定する。そして、重なる場合には、どちらが前面でどちらが背面であるかを表す重なり順番情報を生成し、これをレイアウトファイル2dに含めてフォルダ関連情報記憶部13に記録する。例えば、あるアイコンの上に別のアイコンを移動させて重ねた場合、レイアウトファイル生成部12は、移動させた方のアイコンを前面に表示するように重なり順番情報を生成する。
また、レイアウトファイル生成部12は、操作部4の操作によりレイアウト指定受付部11cを通じてアイコンやテキストボックスの位置およびサイズが指定されたときに、当該指定されたアイコンやテキストボックスの位置およびサイズを表す内容へとレイアウトファイル2dのレイアウト情報を更新する。場合によっては、重なり順番情報も更新する。
また、レイアウトファイル生成部12は、アイコンやテキストボックスの位置およびサイズを表すレイアウト情報に加え、アイコンの表示モードを表す表示モード情報をレイアウトファイル2dに含めてフォルダ関連情報記憶部13に記録する。表示するアイコンには、フォルダアイコンとファイルアイコンとの2種類がある。本実施形態では、フォルダアイコンはプレビューモードで表示し、ファイルアイコンはサムネイルモードまたは通常モードで表示するように表示モード情報を生成する。なお、プレビューモード、サムネイルモードおよび通常モードの詳細は後述する。
本実施形態では、以上説明したレイアウトファイル2dを階層構造の各階層毎に生成する。図4は、レイアウトファイル2dが記録される階層構造の一例を示す図である。図4に示す例では、ルートディレクトリの直下(第1階層)にフォルダF1があり、当該フォルダF1の1階層下(第2階層)にファイルA1−1および2つのフォルダF1−1,F1−2がある。つまり、第2階層のファイルA1−1およびフォルダF1−1,F1−2は、第1階層のフォルダF1に含まれるものである。
さらに、第2階層のフォルダF1−1の1階層下(第3階層)にはフォルダF1−1−1と2つのファイルA1−1−1,A1−1−2とがある。つまり、第3階層のフォルダF1−1−1およびファイルA1−1−1,A1−1−2は、第2階層のフォルダF1−1に含まれるものである。また、第2階層のフォルダF1−2の1階層下(第3階層)にはファイルA1−2−1がある。つまり、第3階層のファイルA1−2−1は、第2階層のフォルダF1−2に含まれるものである。
第2の階層のレイアウトファイルL2は、第2階層に属するファイルA1−1およびフォルダF1−1,F1−2に関するアイコンの表示レイアウトを示すものである。すなわち、フォルダ指定受付部11bを通じて第1階層のフォルダF1が指定された状態で、当該フォルダF1に含まれる第2階層のファイルA1−1およびフォルダF1−1,F1−2を作成すると、レイアウトファイル生成部12は、ファイルA1−1およびフォルダF1−1,F1−2に関するレイアウトファイル2dを生成し、これを第2階層のレイアウトファイル(指定されたフォルダF1に属するレイアウトファイル)L2として記録する。
また、フォルダ指定受付部11bを通じて第1階層のフォルダF1が指定され、その中に含まれる第2階層のファイルA1−1およびフォルダF1−1,F1−2のアイコンがウィンドウに表示された状態で、操作部4の操作によりレイアウト指定受付部11cを通じてアイコンの位置やサイズの変更が指定されると、レイアウトファイル生成部12は、変更されたアイコンの位置およびサイズを表す内容にレイアウトファイルL2のレイアウト情報を更新する。
また、第3の階層のレイアウトファイルL3−1は、第2階層のフォルダF1−1に含まれる第3階層のフォルダF1−1−1およびファイルA1−1−1,A1−1−2に関するアイコンの表示レイアウトを示すものである。例えば、フォルダ指定受付部11bを通じて第2階層のフォルダF1−1が指定され、その中に含まれる第3階層のフォルダF1−1−1およびファイルA1−1−1,A1−1−2のアイコンがウィンドウに表示されているとする。この状態で、操作部4の操作によりレイアウト指定受付部11cを通じてアイコンの位置やサイズの変更が指定されると、レイアウトファイル生成部12は、フォルダF1−1−1およびファイルA1−1−1,A1−1−2に関する第3階層のレイアウトファイル(指定されたフォルダF1−1に属するレイアウトファイル)L3−1を、変更されたアイコンの位置およびサイズを表す内容に更新する。
また、第3の階層のレイアウトファイルL3−2は、第2階層のフォルダF1−2に含まれる第3階層のファイルA1−2−1に関するアイコンの表示レイアウトを示すものである。例えば、フォルダ指定受付部11bを通じて第2階層のフォルダF1−2が指定され、その中に含まれる第3階層のファイルA1−2−1のアイコンがウィンドウに表示されているとする。この状態で、操作部4の操作によりレイアウト指定受付部11cを通じてアイコンの位置やサイズの変更が指定されると、レイアウトファイル生成部12は、ファイルA1−2−1に関する第3階層のレイアウトファイル(指定されたフォルダF1−2に属するレイアウトファイル)L3−2を、変更されたアイコンの位置およびサイズを表す内容に更新する。
表示制御部14は、レイアウトファイル生成部12によりフォルダ関連情報記憶部13に記録されたレイアウトファイル2dに基づいて、表示部5のウィンドウ内にアイコンやテキスト文を表示する。このとき表示制御部14は、レイアウトファイル2dのレイアウト情報に基づき複数のアイコンやテキストボックス同士がその一部において重なるかどうかを判定する。そして、重なるときには、レイアウトファイル2dの重なり順番情報に基づき複数のアイコンやテキストボックスを重ねて表示する。
表示制御部14は、指定されたフォルダよりも1階層下のフォルダに関するアイコンをウィンドウ内に表示するときには、当該1階層下のフォルダに属するレイアウトファイル2dを参照し、当該レイアウトファイル2dに含まれる表示モード情報の記述に従って、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを1階層下のフォルダに関するアイコン上にプレビューして表示する。これがプレビューモードのアイコン表示である。
例えば、図4に示す第1階層のフォルダF1を指定して、当該フォルダF1に含まれる第2階層のファイルA1−1およびフォルダF1−1,F1−2に関するアイコンをウィンドウに表示さすときには、表示制御部14は、フォルダF1−1に属する第3階層のレイアウトファイルL3−1を参照して、指定されたフォルダF1よりも2階層下である第3階層のフォルダF1−1−1およびファイルA1−1−1,A1−1−2に関して表示されるアイコンを第2階層のフォルダF1−1に関するアイコン上にプレビューして表示する。同様に、表示制御部14は、第2階層のフォルダF1−2に属する第3階層のレイアウトファイルL3−2を参照して、指定されたフォルダF1よりも2階層下である第3階層のファイルA1−2−1に関して表示されるアイコンを第2階層のフォルダF1−2に関するアイコン上にプレビューして表示する。
また、表示制御部14は、指定されたフォルダよりも1階層下のファイルに関するアイコンをウィンドウ内に表示するときには、レイアウトファイル2dに含まれる表示モード情報の記述に従って、当該ファイルの内容をサムネイル化して表示する。これがサムネイルモードのアイコン表示である。例えば、画像ファイルのアイコンを表示する場合、表示制御部14は、当該画像ファイルのサムネイル画像を生成し、生成したサムネイル画像をファイルアイコンとして表示する。すなわち、アイコンをその画像ファイルのサムネイルとして表示する。
また、テキストファイルのアイコンを表示する場合、表示制御部14は、当該テキストファイル内の情報(例えば、テキスト文の一部)をサムネイル画像として生成し、生成したサムネイル画像をファイルアイコンとして表示する。なお、文書内における所定ページの縮小イメージをサムネイル画像として生成するようにしてもよい。また、HTMLファイルのアイコンを表示する場合、表示制御部14は、HTMLファイルから実際にウェブページを生成し、生成したウェブページをファイルアイコンとして表示する。そのために、本実施形態のコンピュータをインターネットに接続し、HTMLファイルで指定されるURLにアクセスして必要な情報をダウンロードしてウェブページを生成する。
なお、例えば音声ファイルのようにサムネイル画像を生成できないファイルの場合、表示制御部14は、レイアウトファイル2dに含まれる表示モード情報の記述に従って、通常モードでアイコンを表示する。通常モードは、1階層下のアイコンのレイアウトをプレビュー状態にしたり、ファイルの内容をサムネイル化したりすることなく、あらかじめ定めた規定形状のアイコンを表示するモードである。
図5は、表示制御部14の制御によって表示部5のウィンドウ内に表示される画面例を示す図である。図5は、ある階層のフォルダが指定されたときに、その指定されたフォルダ内に含まれるファイルやフォルダのアイコンが表示されたウィンドウを示している。
図5において、アイコン51は、指定フォルダに含まれる1階層下のフォルダに関するアイコンである。このフォルダアイコン51の位置およびサイズは、操作部4の操作によりレイアウト指定受付部11cを通じて指定されたものである。このフォルダアイコン51上には、更に1階層下(指定フォルダよりも2階層下)のフォルダやファイルに関するアイコンがプレビュー表示されている。つまり、フォルダアイコン51を指定して1階層下に遷移した場合にウィンドウに表示されるアイコンのレイアウトがそのままフォルダアイコン51上にプレビュー表示されている。
なお、フォルダアイコン51上にプレビュー表示されたアイコンのうち、アイコン51−1はファイルアイコンであり、サムネイル画像がアイコンとして表示されている。一方、アイコン51−2はフォルダアイコンである。これらのフォルダアイコン51−2に該当するフォルダの中には、更に1階層下(指定フォルダよりも3階層下)のファイルやフォルダが存在する。しかし、プレビュー表示したフォルダアイコン51−2自体はプレビューモードで表示せず、通常モードで表示するとともに、フォルダ名を表示している。プレビュー表示したフォルダアイコン51−2のサイズが小さいため、3階層下のアイコンをプレビュー表示しても判然としないからである。
操作部4の操作を通じてフォルダアイコン51にマウスカーソルを合わせると、表示制御部14は、図6のようにフォルダアイコン51を拡大してプレビュー表示する。これにより、フォルダアイコン51上にプレビュー表示された1階層下のアイコン51−1,51−2をユーザが見やすくすることができる。特に、フォルダアイコン51のサイズが小さく設定されていて、そのままの状態ではプレビュー表示されたアイコン51−1,51−2を確認しにくい場合でも、フォルダアイコン51を拡大表示することにより、プレビュー表示されたアイコン51−1,51−2が確認しやすくなる。
図5に示すその他のアイコン52,53は、何れも指定フォルダに含まれる1階層下のファイルに関するアイコンである。このうち、アイコン52は画像ファイルのアイコンであり、画像ファイルの内容がサムネイル化して表示されている。一方、アイコン53はHTMLファイルのアイコンであり、ウェブページの内容がそのままアイコンとして表示されている。これらのファイルアイコン52,53の位置およびサイズも、操作部4の操作によりレイアウト指定受付部11cを通じて指定されたものである。
テキスト文54,55,56は、それぞれがアイコン51,52,53に対するコメントとして入力されたものである。これらのテキスト文54,55,56の位置およびサイズも、操作部4の操作によりレイアウト指定受付部11cを通じて指定されたものである。
次に、上記のように構成した第1の実施形態によるフォルダ管理装置10の動作について説明する。図7および図8は、フォルダ管理装置10(アプリケーションプログラム2b)の動作例を示すフローチャートである。図7において、フォルダ指定受付部11bは、操作部4の操作を通じて階層構造の中の何れかのフォルダを指定するための操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。ここで、フォルダの指定が行われていない場合は、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、フォルダの指定が行われたとフォルダ指定受付部11bにて判断した場合、表示制御部14は、フォルダ関連情報記憶部13に記憶されている各階層のレイアウトファイル2dのうち、ステップS1で指定されたフォルダに属するレイアウトファイル2dに基づいて、表示部5のウィンドウ内にアイコンを表示する(ステップS2)。このとき表示するアイコンは、指定されたフォルダに含まれる1階層下のファイルやフォルダのアイコンである。表示制御部14は、レイアウトファイル2dの表示モード情報に従って、ファイルアイコンについてはサムネイルモードで表示し、フォルダアイコンについてはプレビューモードで表示する。また、レイアウトファイル2dの中にテキスト情報が含まれていれば、表示制御部14はテキスト文も表示する。なお、このステップS2の処理の詳細は、図8を参照して後述する。
次に、レイアウト指定受付部11cは、ステップS2でウィンドウ内に表示されたアイコンやテキストボックスの位置およびサイズを指定(変更)するための操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS3)。ここで、位置またはサイズを変更するための操作が行われたとレイアウト指定受付部11cにて判断した場合、レイアウトファイル生成部12は、当該操作により指定された位置およびサイズを表す内容にレイアウトファイル2dのレイアウト情報を更新する(ステップS4)。アイコンまたはテキストボックスの移動に伴って、アイコンやテキストボックスの重なり方に変更が生じた場合、レイアウトファイル生成部12は、レイアウトファイル2dの重なり順番情報も更新する。
一方、位置またはサイズを変更するための操作が行われていないとレイアウト指定受付部11cにて判断した場合、テキスト入力受付部11dは、テキスト文を入力するための操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS5)。ここで、テキスト文を入力するための操作が行われたとテキスト入力受付部11dにて判断した場合、レイアウトファイル生成部12は、入力されたテキスト文を表すテキスト情報と、当該テキスト文が入るテキストボックスのレイアウト情報とをレイアウトファイル2dに追加する(ステップS6)。
テキスト文を入力するための操作が行われていないとテキスト入力受付部11dにて判断した場合、フォルダ更新受付部11aは、フォルダやファイルの更新操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS7)。ここでいう更新操作は、例えば、ステップS1で指定されたフォルダ内に新しいファイルやフォルダを作成する操作、ステップS2でアイコンが表示されたファイルやフォルダを削除する操作、ステップS2でアイコンが表示されたファイルやフォルダを他のフォルダに移動する操作などである。
ここで、フォルダやファイルの更新操作が行われたとフォルダ更新受付部11aにて判断した場合、フォルダ情報更新部101は、フォルダ関連情報記憶部13に記憶されているフォルダ情報2cを更新する(ステップS8)。この処理は、フォルダ管理装置10のアプリケーションプログラム2bではなく、オペレーティングシステム2aの機能によって行う。その後、レイアウトファイル生成部12は、ファイルやフォルダの更新内容に合わせてレイアウトファイル2dを更新する(ステップS9)。
ステップS4、ステップS6またはステップS9の処理が終わった後は、ステップS10に進む。また、ステップS7においてフォルダやファイルの更新操作が行われていないとフォルダ更新受付部11aにて判断した場合も、ステップS10に進む。ステップS10において、操作受付部11は、フォルダ管理装置10(アプリケーションプログラム2b)の動作を終了するための操作を受け付けたか否かを判定する。動作を終了するための操作とは、例えば、ウィンドウを閉じる操作である。ここで、動作を終了するための操作を受け付けた場合は本フローチャートの処理を終了する。一方、動作を終了するための操作を受け付けていない場合は、ステップS1の処理に戻る。
次に、上述したステップS2の処理の詳細について、図8を参照して説明する。図8において、表示制御部14は、図7のステップS1で指定されたフォルダに属するレイアウトファイル2d(指定されたフォルダより1階層下にあるレイアウトファイル2d)をフォルダ関連情報記憶部13から読み込む(ステップS11)。そして、レイアウトファイル2dに記述されている1以上のアイコンやテキスト文の中から1つを特定する(ステップS12)。表示制御部14は、その特定したアイコン等の表示モードがプレビューモードになっているか否かを判定する(ステップS13)。
特定したアイコン等の表示モードがプレビューモードになっている場合、そのアイコンはフォルダアイコンである。この場合、表示制御部14は、ステップS12でアイコンを特定したフォルダに属するレイアウトファイル2d(図7のステップS1で指定されたフォルダより2階層下にあるレイアウトファイル2d)を参照して、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコン等をステップS12で特定したフォルダアイコン上にプレビューして表示する(ステップS14)。
一方、ステップS12で特定したアイコン等の表示モードがプレビューモードになっていない場合、表示制御部14は、表示モードがサムネイルモードになっているか否かを判定する(ステップS15)。表示モードがサムネイルモードになっている場合、そのアイコンはサムネイル表示が可能なファイルアイコンである。この場合、表示制御部14は、ファイルの内容をサムネイル化してアイコン表示する(ステップS16)。
ステップS12で特定したアイコン等の表示モードがプレビューモードでもサムネイルモードでもない場合、つまり通常モードの場合、表示制御部14は、ステップS12で特定したアイコン等を通常モードで表示する(ステップS17)。ステップS14、ステップS16またはステップS17の処理が終わった後は、ステップS18に進む。ステップS18において、表示制御部14は、レイアウトファイル2dに記述されているアイコン等の全てについて表示処理が終了したか否かを判定する。全てのアイコン等について表示処理が終了していなければ、ステップS12の処理に戻り、次のアイコン等を特定する。一方、全てのアイコン等について表示処理が終了していれば、本フローチャートの処理を抜けて図7のステップS3に進む。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、ウィンドウ内でのアイコンの位置およびサイズを表すレイアウト情報をフォルダ毎に生成してレイアウトファイル2dとして記録することにより、ウィンドウ内の指定位置に指定サイズでアイコンを表示するようにしている。また、ウィンドウ内に1階層下のフォルダに関するアイコンを表示するときには、1階層下のフォルダに属するレイアウトファイル2dに基づいて、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを1階層下のフォルダに関するアイコン上にプレビューして表示するようにしている。
このように構成した第1の実施形態によれば、ある階層のフォルダを指定してそのフォルダ内に含まれる1階層下のフォルダに関するアイコンを表示すると、当該1階層下のフォルダを指定した場合に遷移して表示される2階層下のアイコンが、当該2階層下のレイアウトファイル2dに基づくレイアウトに従って1階層下のフォルダアイコン上にプレビュー表示される。つまり、2階層下のアイコンレイアウトが、1階層下のフォルダアイコン上にプレビューされる。
これにより、フォルダ内に含まれるファイルやフォルダをユーザに一見して分かりやすく見せることができる。このためユーザは、1階層下のフォルダを指定するための操作を実際に行わなくても、そのフォルダ内に含まれる2階層下のファイルやフォルダをプレビュー表示によりあらかじめ確認することができる。その結果、階層構造にて管理されたフォルダやファイルの中から所望のフォルダやファイルを見つけるまでのユーザの手間を軽減させ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、第1の実施形態では、ウィンドウ内にファイルに関するアイコンを表示するときは、ファイルの内容をサムネイル化して表示するようにしている。しかも、1階層下のフォルダアイコン上に2階層下のアイコンをプレビュー表示する際にも、ファイルアイコンについてはファイルの内容をサムネイル化してプレビュー表示している。これにより、2階層下のファイルまで、そのファイルの内容をユーザに一見して分かりやすく見せることができる。このためユーザは、ファイルを実際に開いて確認しなくても、そのファイルの内容をサムネイル画像によりあらかじめ確認することができ、階層構造の中から所望のファイルを見つけるまでのユーザの手間を軽減させ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
また、第1の実施形態では、レイアウトファイル2dの中に重なり順番情報を含ませ、アイコン同士の重なり表示を行うようにしている。一般的なファイル管理ソフトでは、あるアイコンを別のアイコンの上に重ねることは、アイコン(正確には、そのアイコンで特定されるファイルまたはフォルダ)を別の階層へ移動させることを意味し、重なり表示はできない。これに対して、第1の実施形態では、レイアウトファイル2dという特殊なファイルを階層毎に設け、当該レイアウトファイル2dに記述される重なり順番情報によって、アイコン同士の重なり表示を許可している。これにより、ウィンドウの限られたスペース内に、より多くのアイコンを表示したり、同じカテゴリのアイコン同士をまとめて表示したりすることができる。
なお、あるアイコンを別のアイコンの上に重ねることによってファイルやフォルダの移動を行うことが全くできないと、ファイル操作あるいはフォルダ操作という面では不便である。そこで、アイコンの別階層への移動か重なり表示かを区別する条件を設け、どちらの条件に該当するかによって動作を分けるようにしてもよい。例えば、2つのアイコンが重なる場合に、重なっている部分の面積と重なっていない部分の面積との比率をアイコン毎に求める。そして、少なくとも一方のアイコンについて計算した面積比が所定値以上となる場合にはアイコン(ファイルやフォルダ)の別階層への移動とし、所定値より小さくなる場合にはアイコンの重なり表示とする。このようにすれば、アイコンの重なり具合に応じて、アイコンで特定されるファイルやフォルダを別階層へ移動させるのか、単にアイコンを重ねて表示するのかをユーザが任意に選択できるようになる。
また、第1の実施形態では、レイアウトファイル2dの中にテキスト情報を含ませ、ウィンドウ内の所望の位置にテキスト文の表示を行うようにしている。これにより、ウィンドウ内に表示されたフォルダアイコンやファイルアイコンに対して、任意にコメントを付して表示することができる。一般的なファイル管理ソフトでは、アイコンの名称を任意に変更することができるのみである。これに対して、第1の実施形態では、任意のコメント文を任意の位置(例えば、アイコンの近くのスペース)に貼り付けて表示することができる。
このためユーザは、フォルダアイコン上にプレビュー表示された1階層下のファイルやフォルダを視覚的に確認することができるのみならず、コメント文の内容によってもフォルダ内の内容を確認することができる。同様に、サムネイル化されたファイルアイコンによってファイルの内容を視覚的に確認することができるのみならず、コメント文の内容によってもファイルの内容や各種のメッセージ等を確認することができる。これにより、階層構造の中から所望のフォルダやファイルを見つけるまでのユーザの手間を軽減させ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図9は、第2の実施形態によるフォルダ管理装置20が備えるアプリケーションプログラムによって実現される機能構成例を示すブロック図である。図10は、第2の実施形態によるフォルダ管理装置20を含むコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。なお、図9および図10において、図1および図2に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図10に示すように、第2の実施形態によるフォルダ管理装置20を含むコンピュータは、CPU1、ハードディスク2、RAM3、操作部4および表示部5を備えて構成されている。ハードディスク2は、第1の実施形態で説明したオペレーティングシステム2a、フォルダ情報2c、レイアウトファイル2dに加えて、フォルダの指定操作に関する操作履歴を示す操作履歴ファイル2eを記憶している。また、第1の実施形態で説明したアプリケーションプログラム2bの代わりに、アプリケーションプログラム2b’を記憶している。アプリケーションプログラム2b’は、図9に示すフォルダ管理装置20の各種機能を実現するためのフォルダ管理用プログラムである。
図9に示すように、第2の実施形態によるフォルダ管理装置20は、その機能構成として、第1の実施形態で説明した操作受付部11、レイアウトファイル生成部12、フォルダ関連情報記憶部13に加えて、操作履歴記録部15および履歴情報記憶部16を備えている。また、第1の実施形態で説明した表示制御部14に代えて、表示制御部14’を備えている。
操作履歴記録部15は、フォルダ指定受付部11bにより受け付けられたフォルダの指定操作に関する操作履歴を記述した操作履歴ファイル2eを生成し、履歴情報記憶部16に記録する。例えば、図4に示す階層構造の例において、ユーザが操作部4の操作を通じてフォルダF1→フォルダF1−1→フォルダF1−1−1の順番でフォルダを指定していった場合、操作履歴記録部15は、F1→F1−1→F1−1−1という操作履歴情報を含む操作履歴ファイル2eを生成して履歴情報記憶部16に記録する。
表示制御部14’は、第1の実施形態で説明した表示制御処理に加えて、以下のような処理も行う。すなわち、表示制御部14’は、ウィンドウ内にフォルダアイコン(フォルダ指定受付部11bにより指定されたフォルダの1階層下に属するフォルダのアイコン)を表示するときに、履歴情報記憶部16に記録された操作履歴ファイル2eに基づいて、当該1階層下のフォルダの指定に続いてそれよりも後に指定されたフォルダに対するショートカット移動アイコンを、当該1階層下のフォルダアイコン上に表示する。
図11は、ユーザが操作部4の操作を通じて第1階層のフォルダF1を指定したときに表示されるウィンドウの画面例を簡易的に示す図である。図4に示す階層構造によれば、フォルダF1の1階層下(第2階層)には、ファイルA1−1およびフォルダF1−1,F1−2がある。この場合、表示制御部14’は、第2階層のレイアウトファイルL2に従って、ファイルA1−1のアイコンおよびフォルダF1−1,F1−2のアイコンを図11のようにレイアウトして表示する。
また、操作履歴ファイル2eによれば、フォルダF1の指定に続いて、それより1階層下のフォルダF1−1が指定され、更にそのフォルダF1−1の指定に続いて、それよりも更に1階層下のフォルダF1−1−1が指定されたことが記録されている。この場合に表示制御部14’は、1階層下のフォルダF1−1の指定に続いてそれよりも後に指定されたフォルダF1−1−1に対するショートカット移動アイコン60を、1階層下のフォルダF1−1のアイコン上に重ねて表示する。
このように構成した第2の実施形態によれば、ユーザが探したい所望のフォルダが階層構造の深層にある場合であっても、ショートカット移動アイコン60を操作することによって所望のフォルダに効率的に辿りつくことができる。ショートカット移動アイコンで示されるフォルダは、過去にユーザが実際に指定したこのとのあるフォルダであるから、所望のファイルである可能性が高いからである。これにより、所望のフォルダを見つけるまでのユーザの手間を軽減させ、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
なお、ここではフォルダに対するショートカット移動アイコンを表示する例について説明したが、ファイルに対するショートカット移動アイコンを表示するようにしてもよい。この場合、操作履歴記録部15は、フォルダ指定受付部11bにより受け付けられたフォルダの指定操作に加えて、ファイルの指定操作に関する操作履歴を記述した操作履歴ファイル2eを履歴情報記憶部16に記録する。
また、ここでは2階層先のフォルダに対するショートカット移動アイコンを表示する例について説明したが、3階層以上先のフォルダやファイルに対するショートカット移動アイコンを表示するようにしてもよい。例えば、操作履歴ファイル2eに記述されている操作履歴情報に基づいて、一連に指定されたフォルダやファイルのうち、最後に指定されたフォルダやファイルに対するショートカット移動アイコンを表示する。あるいは、2階層以上先に指定されたフォルダやファイルに対するショートカット移動アイコンを全て表示するようにしてもよい。
なお、上記第1および第2の実施形態では、図4のようにレイアウトファイル2dを階層毎に生成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、アイコンやテキスト文のレイアウトをフォルダ毎に特定できるように記述しておけば、各階層の全体で1つのレイアウトファイル2dを生成するようにしてもよい。
また、上記第2の実施形態では、フォルダやアイコンに対する指定操作の履歴を記録する例について説明したが、単なる指定操作の履歴ではなく、レイアウトファイル2dの更新履歴を記録するようにしてもよい。そして、更新履歴として記録されている何れかの状態をいつでも自由に選んでアイコンやテキスト文をレイアウト表示できるようにしてもよい。
また、上記第2の実施形態では、指定操作の履歴が記録されているフォルダに対するショートカット移動アイコンを表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、操作履歴記憶部16に記憶されている操作履歴情報の中で、所定回数以上の頻度で指定されたフォルダに対してのみショートカット移動アイコンを表示するようにしても良い。このようにすれば、無闇に多くのショートカット移動アイコンが表示されることを防ぐことができるとともに、所望のファイルである可能性がより高いフォルダに対してはショートカット移動アイコンを表示することができる。
また、上記第1および第2の実施形態では、単体のコンピュータにフォルダ管理装置を適用する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、サーバ装置と複数のユーザが使用する複数のコンピュータとを通信ネットワークを介して接続したシステムにフォルダ管理装置を適用するようにしてもよい。この場合、サーバ装置がフォルダ管理装置を備え、サーバ装置に記憶されるレイアウトファイル2dを複数のユーザ間で共有するようにしてもよい。すなわち、サーバ装置に記憶されるレイアウトファイル2dに基づいて、例えば図5のような画面を各ユーザのコンピュータに表示する。そして、各ユーザのコンピュータからフォルダ指定、レイアウト指定、テキスト入力などの操作を行うことにより、サーバ装置に記憶されているレイアウトファイル2dを更新する。複数のユーザが同じフォルダに対して操作を行ったときは、最新の操作に従ってレイアウトファイル2dを更新する。
また、上記のようにサーバ装置に記憶されるレイアウトファイル2dを複数のユーザ間で共有する場合において、レイアウトファイル2dの更新履歴をユーザ毎(コンピュータ毎)に記録し、更新履歴として記録されている何れかの状態をいつでも自由に選んでレイアウト表示できるようにしてもよい。このようにすれば、他人が行った最新の操作によってサーバ装置内のレイアウトファイル2dが更新されていても、自分が行ったレイアウトファイル2dの更新履歴を利用して、更新履歴として記録されている何れかの状態を自由に選んでレイアウト表示することができる。
また、上記のようにサーバ装置に記憶されるレイアウトファイル2dを複数のユーザ間で共有する場合において、レイアウトファイル2dの情報をコンピュータ内のキャッシュメモリにも格納し、キャッシュメモリ内の情報に従ってレイアウト表示するようにしてもよい。このようにすれば、サーバ装置とコンピュータとが繋がっていないオフラインの状態でも、各コンピュータにおいて独自にキャッシュメモリの情報を用いてレイアウトを変更することができる。この場合において、サーバ装置とコンピュータとを繋いだときに(オンライン再接続時に)、キャッシュメモリの情報をサーバ装置に送信してサーバ装置内のレイアウトファイル2dを更新するようにしてもよい。
また、上記第1および第2の実施形態では、フォルダアイコンはプレビューモードで表示し、ファイルアイコンはサムネイルモードまたは通常モードで表示する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ファイルアイコンを実行プレビューモードで表示するようにしてもよい。実行プレビューモードとは、ファイルを実際に実行した結果をアイコンとして表示するモードである。例えば、ワープロソフトの文書ファイル、表計算ソフトの表計算ファイル、データベースソフトのSQLなどを実行した結果をフォルダ上に表示する。実際にファイルを実行した結果がフォルダ上に表示されているので、フォルダ上において直接的にデータの入力や書き込みが可能となる。
その他、上記第1および第2の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
2b,2b’ フォルダ管理装置のアプリケーションプログラム
2d レイアウトファイル
2e 操作履歴ファイル
11 操作受付部
11b フォルダ指定受付部
11c レイアウト指定受付部
11d テキスト入力受付部
12 レイアウトファイル生成部
13 フォルダ関連情報記憶部
14,14’ 表示制御部
15 操作履歴記録部
16 履歴情報記憶部

Claims (3)

  1. 階層構造にて管理されるファイルおよびフォルダをアイコン化し、指定されたフォルダに含まれる下位層のファイルおよびフォルダに関するアイコンをウィンドウ内に表示するフォルダ管理装置であって、
    上記階層構造の中の何れかのフォルダを指定するための操作を受け付けるフォルダ指定受付部と、
    上記フォルダ指定受付部により指定されたフォルダに含まれる下位層のファイルおよびフォルダについて上記ウィンドウ内に表示されるアイコンの位置およびサイズを指定するための操作を受け付けるレイアウト指定受付部と、
    上記レイアウト指定受付部により指定されたアイコンの位置およびサイズを表すレイアウト情報を上記階層構造の各階層に含まれる各フォルダ毎に生成し、上記レイアウト情報に加え、上記アイコンの表示モードを表すモード情報をレイアウトファイルとして記録するレイアウトファイル生成部と、
    上記レイアウトファイル生成部により記録された上記レイアウトファイルに基づいて、上記ウィンドウ内に上記アイコンを表示する表示制御部とを備え、
    上記表示制御部は、上記フォルダ指定受付部により指定されたフォルダに含まれる1階層下のフォルダに関するアイコンを上記ウィンドウ内に表示するときに、上記レイアウトファイルを参照して、上記1階層下のフォルダに関するアイコンを当該1階層下のレイアウト情報に従って上記ウィンドウ内に表示するとともに、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを上記1階層下のフォルダに関するアイコン上に、上記2階層下のレイアウト情報に従ってプレビューして表示するようにし、
    上記表示制御部は、上記モード情報によりプレビューモードが指定されている上記1階層下のフォルダに関するアイコンについては、上記2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを上記1階層下のフォルダに関するアイコン上にプレビューして表示する一方、上記モード情報により実行プレビューモードが指定されている上記1階層下のファイルに関するアイコンについては、上記1階層下のファイルを実際に実行した結果をアイコン上にプレビューして表示することを特徴とするフォルダ管理装置。
  2. 階層構造にて管理されるファイルおよびフォルダをアイコン化し、指定されたフォルダに含まれる下位層のファイルおよびフォルダに関するアイコンをウィンドウ内に表示するフォルダ管理方法であって、
    上記階層構造の中の何れかのフォルダを指定するための操作を受け付ける第1のステップと、
    上記第1のステップで指定されたフォルダに含まれる下位層のファイルおよびフォルダについて上記ウィンドウ内に表示されるアイコンの位置およびサイズを表すレイアウト情報と、上記アイコンの表示モードを表すモード情報とが記述されたレイアウトファイルに基づいて、上記ウィンドウ内に上記アイコンを表示する第2のステップと、
    上記第2のステップで上記ウィンドウ内に表示されたアイコンの位置およびサイズを指定するための操作を受け付ける第3のステップと、
    上記第3のステップで上記アイコンの位置およびサイズを指定するための操作を受け付けた場合、当該操作により指定されたアイコンの位置およびサイズを表す内容へと上記レイアウト情報を更新する第4のステップとを有し、
    上記第2のステップでは、上記第1のステップで指定されたフォルダに含まれる1階層下のフォルダに関するアイコンを上記ウィンドウ内に表示するときに、上記レイアウトファイルを参照して、上記1階層下のフォルダに関するアイコンを当該1階層下のレイアウト情報に従って上記ウィンドウ内に表示するとともに、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを上記1階層下のフォルダに関するアイコン上に、上記2階層下のレイアウト情報に従ってプレビューして表示し、
    上記第2のステップでは、上記モード情報によりプレビューモードが指定されている上記1階層下のフォルダに関するアイコンについては、上記2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを上記1階層下のフォルダに関するアイコン上にプレビューして表示する一方、上記モード情報により実行プレビューモードが指定されている上記1階層下のファイルに関するアイコンについては、上記1階層下のファイルを実際に実行した結果をアイコン上にプレビューして表示することを特徴とするフォルダ管理方法。
  3. 階層構造にて管理されるファイルおよびフォルダをアイコン化し、指定されたフォルダに含まれる下位層のファイルおよびフォルダに関するアイコンをウィンドウ内に表示するためのフォルダ管理用プログラムであって、
    上記階層構造の中の何れかのフォルダを指定するための操作を受け付けるフォルダ指定受付手段、
    上記フォルダ指定受付手段により指定されたフォルダに含まれる下位層のファイルおよびフォルダについて上記ウィンドウ内に表示されるアイコンの位置およびサイズを指定するための操作を受け付けるレイアウト指定受付手段、
    上記レイアウト指定受付手段により指定されたアイコンの位置およびサイズを表すレイアウト情報を上記階層構造の各階層に含まれる各フォルダ毎に生成し、上記レイアウト情報に加え、上記アイコンの表示モードを表すモード情報をレイアウトファイルとして記録するレイアウトファイル生成手段、および
    上記レイアウトファイル生成手段により記録された上記レイアウトファイルに基づいて上記ウィンドウ内に上記アイコンを表示し、上記フォルダ指定受付手段により指定されたフォルダに含まれる1階層下のフォルダに関するアイコンを上記ウィンドウ内に表示する場合には、上記レイアウトファイルを参照して、上記1階層下のフォルダに関するアイコンを当該1階層下のレイアウト情報に従って上記ウィンドウ内に表示するとともに、2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを上記1階層下のフォルダに関するアイコン上に、上記2階層下のレイアウト情報に従ってプレビューして表示する表示制御手段としてコンピュータを機能させ、
    上記表示制御手段は、上記モード情報によりプレビューモードが指定されている上記1階層下のフォルダに関するアイコンについては、上記2階層下のファイルおよびフォルダに関して表示されるアイコンを上記1階層下のフォルダに関するアイコン上にプレビューして表示する一方、上記モード情報により実行プレビューモードが指定されている上記1階層下のファイルに関するアイコンについては、上記1階層下のファイルを実際に実行した結果をアイコン上にプレビューして表示することを特徴とするフォルダ管理用プログラム。
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