JP5884083B2 - 部品供給装置および部品供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装装置の移戴ヘッドのノズルに部品を供給する部品供給装置および部品供給方法に関する。
従来より、部品実装装置の移戴ヘッドのノズルに部品を供給するために、キャリアテープが使用されている。キャリアテープは、部品を収容する凹部状またはエンボス状の複数の収容部がテープ長手方向に並んで形成されたベーステープと、部品が収容された状態の複数の収容部を覆うようにベーステープに貼り付けられたトップテープとを備える。部品実装装置の移戴ヘッドのノズルがキャリアテープの収容部内の部品を吸着できるように、トップテープはベーステープから剥離される。
トップテープのベーステープからの剥離について、例えば特許文献1には、刃先を備えるブレードを用いることによって実行されることが開示されている。具体的には、テープ長手方向に搬送される(送られる)キャリアテープのテープ経路上にブレードが配置されている。移動中のキャリアテープの前端側からベーステープとトップテープとの間にテープ長手方向にブレードの刃先が進入することにより、トップテープがベーステープから剥離される。なお、特許文献1に記載された部品供給装置は、トップテープのテープ幅方向の一方側の部分をベーステープから剥離するように構成されている。
米国特許第7713376号公報
しかしながら、特許文献1に記載された部品供給装置のように、移動中のキャリアテープにおけるベーステープとトップテープとの間にブレードの刃先を進入させてトップテープをベーステープから剥離する場合、ブレードの刃先のベーステープとトップテープとの間への進入が失敗する場合がある。特に、キャリアテープの移動速度が高速になればなるほど、例えば、キャリアテープの移動中に起こる振動等を原因としてキャリアテープの位置ずれ等が生じ、それによりブレードの刃先のベーステープとトップテープとの間への進入が失敗する可能性が高くなる。
例えば、ブレードの刃先がベーステープとトップテープとの間に進入できずに、トップテープが剥離されていない状態のキャリアテープがそのまま送られる可能性がある。また、例えば、ブレードの刃先がベーステープのテープ移動方向の前端面側に接触してキャリアテープを停止させる可能性がある。
そこで、本発明は、移動中のキャリアテープにおけるベーステープとトップテープとの間に、ベーステープからトップテープを剥離するためのブレードの刃先をより確実に進入させることを課題とする。
上述の課題を解決するために、本発明の第1の態様によれば、
部品を収容する複数の収容部と複数の送り孔とが並列にテープ長手方向に形成されたベーステープおよび複数の収容部を覆うようにベーステープの主面にテープ幅方向の両端側が貼り付けられたトップテープを備えるキャリアテープを、テープ長手方向のテープ送り方向に送る部品供給装置であって、
ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面の部分とテープ送り方向の前側のベーステープの前端面とで構成される角部に凹部を備えるキャリアテープがテープ送り方向に移動するテープ経路と、
キャリアテープのベーステープの送り孔と係合して回転することにより、キャリアテープを移動させるスプロケットと、
スプロケットによってテープ経路に沿ってテープ送り方向に送られているキャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内に刃先が進入し、トップテープをベーステープから剥離するブレードとを有し、
スプロケットがキャリアテープのベーステープの送り孔に係合するテープ経路の領域内で、ブレードの刃先がキャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内に進入する、部品供給装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、
スプロケットがキャリアテープのベーステープの送り孔に係合するテープ経路の係合領域が曲線状の曲線経路部を含み、
曲線経路部がスプロケットの径方向外側に凸に湾曲し、
ブレードの刃先が、曲線経路部のテープ送り方向の前端で、キャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内に進入する、第の態様に記載の部品供給装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、
ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面とテープ送り方向の前側のべーステープの前端面とで構成される角部の少なくとも一部を、トップテープを介して押圧して凹部状に変形させて、ブレードが進入するための凹部を形成する凹部形成機構をさらに有する、第1または第2の態様のいずれか一に記載の部品供給装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、
テープ長手方向と交差する方向にキャリアテープを切断してテープ送り方向の前側としての新たな前端面を形成するテープ切断機構をさらに有する、第の態様に記載の部品供給装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、
テープ切断機構が、キャリアテープの面方向視で、キャリアテープをV字状または鋸刃状に切断するように構成されている、第の態様に記載の部品供給装置が提供される。
本発明の第の態様によれば、
部品を収容する複数の収容部と複数の送り孔とが並列にテープ長手方向に形成されたベーステープおよび複数の収容部を覆うようにベーステープの主面にテープ幅方向の両端側が貼り付けられたトップテープを備えるキャリアテープを、テープ長手方向のテープ送り方向に送る部品供給方法であって、
ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面の部分とテープ送り方向の前側のベーステープの前端面とで構成される角部に凹部を備えるキャリアテープを、キャリアテープの送り孔と係合して回転するスプロケットによってテープ送り方向にテープ経路に沿って送り、
スプロケットによってテープ経路に沿ってテープ送り方向に送られているキャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内にブレードの刃先を進入させ、トップテープをベーステープから剥離し、
ブレードによるトップテープの剥離を開始する前に、ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面の部分とテープ送り方向の前側のべーステープの前端面とで構成される角部の少なくとも一部を、トップテープを介して押圧することによって凹部状に変形させて、ブレードが進入するための凹部を形成する、部品供給方法が提供される。
本発明の第の態様によれば、
ベーステープの主面と前端面とで構成される角部の少なくとも一部に凹部を形成する前に、テープ長手方向と交差する方向にキャリアテープを切断してテープ送り方向の前側としての新たな前端面を形成する、第の態様に記載の部品供給方法が提供される。
本発明の第の態様によれば、
キャリアテープを面方向視でV字状または鋸刃状に切断する、第の態様に記載の部品供給方法が提供される。
本発明によれば、移動中のキャリアテープにおけるベーステープとトップテープとの間に、ベーステープからトップテープを剥離するためのブレードの刃先をより確実に進入させることができる。
本発明の一実施の形態に係る部品供給装置の概略的構成図 キャリアテープをテープ厚さ方向に見た図 スプロケットがキャリアテープの送り孔に係合するテープ経路の領域においてトップテープの剥離が開始される直前のブレードの刃先の周囲の拡大図 スプロケットがキャリアテープの送り孔に係合するテープ経路の領域においてトップテープの剥離が開始された直後のブレードの刃先の周囲の拡大図 別の実施の形態に係る、スプロケットがキャリアテープの送り孔に係合するテープ経路の領域においてトップテープの剥離が開始される直前のブレードの刃先の周囲の拡大図 さらに別の実施の形態に係る、スプロケットがキャリアテープの送り孔に係合するテープ経路の領域においてトップテープの剥離が開始される直前のブレードの刃先の周囲の拡大図 さらに異なる実施の形態に係る、テスプロケットがキャリアテープの送り孔に係合するテープ経路の領域においてトップテープの剥離が開始される直前のブレードの刃先の周囲の拡大図 テープ切断機構によって形成された新たな前端面を備えるキャリテープの斜視図 テープ切断機構の概略的構成図 テープ切断機構によるキャリアテープの切断の流れを説明するための図 テープ切断機構によるキャリアテープの切断の流れを説明するための図 テープ切断機構によるキャリアテープの切断の流れを説明するための図 別の実施の形態に係る、テープ切断機構によって形成された新たな前端面を備えるキャリアテープの斜視図 さらに別の実施の形態に係る、テープ切断機構によって形成された新たな前端面を備えるキャリアテープの斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態の部品供給装置の構成を概略的に示している。部品供給装置10は、部品実装装置の移戴ヘッド100のノズル102に部品を供給するように構成されている。具体的には、部品供給装置10は、図2に示すキャリアテープ200を使用して部品を移戴ヘッド100のノズル102に供給する。
図2は、キャリアテープ200の前端面側部分(テープの移動時において前側になる端面側部分)を示している。なお、図2に示す直交座標系u−v−wにおいて、u軸方向はテープ幅方向に対応し、v軸方向はテープ長手方向に対応し、w軸方向はテープ厚さ方向に対応している。
図2に示すように、キャリアテープ200は、部品実装装置の移戴ヘッド100のノズル102に供給される部品を収容する複数の収容部202がテープ長手方向(v軸方向)に並んで形成されたベーステープ204と、収容部202を覆うようにベーステープ204にテープ幅方向(u軸方向)の両端側が貼り付けられたトップテープ206とを有する。また、キャリアテープ200は、そのベーステープ204にテープ長手方向に並んで形成され、テープ厚さ方向(w軸方向)に貫通する複数の送り孔208を有する。
図2に示すように、トップテープ206は、送り孔208が形成された部分を除くベーステープ204の主面204aの部分に接着剤等によって貼り付けられている。具体的には、トップテープ206は、テープ幅方向(u軸方向)の中央部分(収容部202を覆う部分)を除いて両端側部分210a、210bがベーステープ204の主面204aに貼り付けられている。
また、本実施の形態の場合、キャリアテープ200のベーステープ204は、紙などの塑性変形しやすい低弾性の材料から作製されている。具体的には、ある一定以上の力で押圧されると押圧された部分が凹部状に塑性変形する材料からベーステープ204は作製されている。一方、トップテープ206は、ベーステープ204に比べて薄く、ベーステープ204を塑性変形させる力で押圧されても、押圧解除後に元の形状に戻ることができる、ベーステープ204に比べて相対的に高弾性を有する樹脂材料から作製されている。
図1に戻り、部品供給装置10は、本体12と、本体12内に形成されたテープ経路Pと、テープ経路Pに沿ってキャリアテープ200をテープ長手方向に送るための複数のスプロケット14〜18と、ベーステープ204からトップテープ206を剥離するためのブレード20とを有する。
部品供給装置10の本体12のテープ経路Pの始端(テープ送り方向Aの上流側の端)には、キャリアテープ200を本体12内に投入するためのテープ投入口12aが設けられている。なお、キャリアテープ200は、トップテープ206が貼り付けられた側であるベーステープ204の主面204aを上方に向けた状態でテープ長手方向にテープ投入口12aに投入される。
また、ブレード20によってトップテープ206が剥離された状態のキャリアテープ200の収容部202内の部品を部品実装装置の移戴ヘッド100のノズル102が上方から吸着できるように、テープ経路Pの上方に配置された部品供給口12bを部品供給装置10の本体12は備える。すなわち、部品供給口12bが、移戴ヘッド100のノズル102が部品を吸着する位置である部品供給位置Qに設けられている。
複数のスプロケット14〜18は、テープ経路Pに沿ってキャリアテープ200をテープ長手方向であるテープ送り方向Aに送るために、テープ経路Pに設けられている。複数のスプロケット14〜18は、その歯14a〜18aがキャリアテープ200の送り孔208に係合した状態で回転することにより、キャリアテープ200をテープ経路Pに沿ってテープ送り方向Aに部品供給口12b(部品供給位置Q)に向かって送る。
ブレード20は、テープ経路Pに沿ってテープ送り方向Aに移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間に刃先20aを進入させて、ベーステープ204の主面204aからトップテープ206を剥離する。ブレード20はまた、部品供給口12bに対してテープ送り方向Aの上流側であって且つベーステープ204の送り孔208にスプロケット16が係合するテープ経路Pの領域においてトップテープ206を剥離するように、部品供給装置10の本体12に設けられている。
図3は、スプロケット16がキャリアテープ200の送り孔208に係合するテープ経路Pの領域においてトップテープ206の剥離が開始される直前のブレード20の刃先20aの周囲の拡大図であって、図4は、同領域においてトップテープ206の剥離が開始された直後のブレード20の刃先20aの周囲の拡大図である。
ブレード20の刃先20aは、テープ経路Pに沿ってテープ送り方向Aに送られているキャリアテープ200の前端面212側から、ベーステープ204とトップテープ206との間に進入する。剥離されたトップテープ206はブレード20のすくい面20bに沿ってトップテープ回収部(図示せず)に送られ、一方ベーステープ204は部品供給口12bに向かって送られる。
説明すると、テープ投入口12aに投入されたキャリアテープ200の前端部(テープ送り方向Aの前側の端部)は、スプロケット16に対してテープ送り方向Aの上流側に配置されたスプロケット14によってテープ経路Pに沿ってテープ送り方向Aに送られる。
キャリアテープ200の前端部の送り孔208がスプロケット16の歯16aに係合すると、キャリアテープ200は、テープ経路Pに沿ってブレード20の刃先20aに向かってテープ送り方向Aにスプロケット16によって送られる。
具体的に言えば、図3に示すように、キャリアテープ200は、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側に位置するテープ経路Pの曲線状の曲線経路部Pcに沿って、スプロケット16によってテープ送り方向Aにブレード20の刃先20aに向かって送られる。曲線経路部Pcは、スプロケット16の径方向外側に向かって凸に湾曲している。なお、図において一点鎖線Lは、ブレード20の刃先20aとスプロケット16の回転中心とを通過する直線を示している。図中、直線Lより左側はブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側を示し、直線Lより右側はブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの下流側を示している。
テープ経路Pの曲線経路部Pcは、トップテープ206と当接してキャリアテープ200をガイドする湾曲面状の上側ガイド面22aと、ベーステープ204の裏面204bと当接してキャリアテープ200をガイドする湾曲面状の下側ガイド面22bとによって画定されている。湾曲面状の上側ガイド面22aと下側ガイド面22bとにより、キャリアテープ200は、トップテープ206側に凸に湾曲された状態でテープ経路Pの曲線経路部Pcに沿って、ブレード20の刃先20aに向かって移動する。
なお、上側ガイド面22aと下側ガイド面22bとによって画定されるテープ経路の曲線経路部Pcは、キャリアテープ200の厚さにバラツキがあっても、ブレード20の刃先20aがベーステープ204とトップテープ206との間に進入できるように構成されている。上側ガイド面22aを備えるテープ付勢部材24が、下側ガイド面22bを備えるテープ支持部材26に向かって移動可能に部品供給装置10に設けられている。一方、テープ支持部材26は、部品供給装置10に固定されている。また、キャリアテープ200をテープ送り方向Aに摺動可能な所定の挟持力でテープ付勢部材24とテープ支持部材26とが挟持できるように、テープ付勢部材24はテープ支持部材26に向かってばね等の弾性部材(図示せず)によって所定の付勢力(例えば500〜800g)で付勢されている。さらに、テープ付勢部材24の上側ガイド面22aに対するブレード20の刃先20aの位置が一定に維持されるように、ブレード20は、テープ付勢部材24に固定されており、それによりテープ付勢部材24と連動してテープ支持部材26に向かって付勢されている。その結果、キャリアテープ200の厚さにバラツキがあっても、ブレード20の刃先20aは、移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間に進入することができる。
また、本実施の形態の場合、図3に示すように、テープ経路Pの曲線経路部Pcは、テープ送り方向Aに向かってブレード20の刃先20aまで延在している。曲線経路部Pcのテープ送り方向Aの前端(ブレード20の刃先20)からは、直線状の直線経路部Psがテープ送り方向Aに向かって延在している。スプロケット16は、これらの曲線経路部Pcおよび直線経路部Ps上のスプロケット16の歯16aと送り孔208が係合するテープ経路Pの領域で、キャリアテープ200の送り孔208と係合する(すなわち、スプロケット16の歯16aがキャリアテープ200のベーステープ204の送り孔208に係合するテープ経路Pの領域であるテープ経路の係合領域が、曲線経路部Pcと直線経路部Psとを含んでいる)。したがって、スプロケット16の歯16aは、ブレード20の刃先20aのテープ幅方向(X軸方向)の横を通過する。これにより、スプロケット16に保持されたベーステープ204から、ブレード20によってトップテープ206が剥離される。その結果、キャリアテープ200の送り孔208がスプロケット16の歯16aに保持されていない(係合されていない)テープ経路の領域においてベーステープ204からトップテープ206を剥離する場合に比べて、ブレード20のトップテープ206の剥離性が安定する。
なお、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側および下流側のテープ経路Pの部分は、図3に示すように、テープ送り方向Aの上流側が曲線経路部Pcであって、下流側が直線経路部Psであることに限らない。すなわち、スプロケット16がキャリアテープ200のベーステープ204の送り孔208に係合するテープ経路Pの領域が、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側の曲線経路部Pcと下流側の直線経路部Psとによって構成されることに限定しない。
例えば、図5に示すように、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側および下流側のテープ経路Pの部分の両方が直線状の直線経路部PS1’、PS2’であってもよい。すなわち、テープ経路Pの直線状の領域内で、ブレード20の刃先20aが、移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間に進入する。
また、例えば、図6に示すように、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側および下流側のテープ経路Pの部分(係合領域)の両方が、スプロケット16の径方向外側に凸に湾曲する曲線状の曲線経路Pc1’、Pc2’であってもよい。すなわち、テープ経路Pにおけるスプロケット16の径方向外側に凸に湾曲する曲線状の領域内で、ブレード20の刃先20aが、移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間に進入する。
さらに、例えば、図7に示すように、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側および下流側のテープ経路Pの部分(係合領域)の両方が、スプロケット16の径方向内側に凸に湾曲する曲線状の曲線経路Pc1’’、Pc2’’であってもよい。すなわち、テープ経路Pにおけるスプロケット16の径方向内側に凸に湾曲する曲線状の領域内で、ブレード20の刃先20aが、移動中キャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間に進入する。
このように、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側および下流側のテープ経路Pの部分(係合領域)は、曲線経路部であってもよく、また直線経部であってもよい。しかしながら、少なくとも、ブレード20の刃先20aに対してテープ送り方向Aの上流側のテープ経路Pの部分(係合領域)は、図3または図6に示すように、スプロケット16の径方向外側に凸に湾曲する曲線状の曲線経路部であるのが好ましい。すなわち、ブレード20の刃先20aは、テープ経路の曲線経路部のテープ送り方向の前端で移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間に進入するのが好ましい。
スプロケット16の歯16aがキャリアテープ200のベーステープ204の送り孔208に係合するテープ経路Pの部分(係合領域)が、図3に示す曲線経路部Pcのようにスプロケット16の径方向外側に凸に湾曲する曲線状である場合、図5に示す直線経路部Ps1のように直線状である場合に比べて、また図7に示す曲線経路部Pc1’’のようにスプロケット16の径方向内側に凸に湾曲する曲線状である場合に比べて、多くの歯16aがベーステープ204の送り孔208に係合することができる。
キャリアテープ200のベーステープ204の送り孔208に係合するスプロケット16の歯16aが多いほど、スプロケット16により、キャリアテープ200をブレード20の刃先20aに対してより高精度に位置決めすることができ、また、移動中のキャリアテープ200に起こる振動をより抑制することができる。それにより、移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間にブレード20の刃先20aが高精度に進入することができる。また、ブレード20のベーステープ204とトップテープ206との間への進入後もキャリアテープ200がテープ送り方向Aに安定して送られる。その結果、ブレード20のトップテープ206の剥離性がさらに向上する。
図4に示すように、ブレード20の刃先20aによってトップテープ206が剥離されて、スプロケット16の歯16aに送り孔208が係合しているベーステープ204(ブレード20の刃先20aを越えた係合領域内のベーステープ204の部分)には、スプロケット16によって与えられるテープ経路Pの直線経路部Psの延在方向の力F1と、スプロケット16によって与えられて力F1と異なる方向の力F2とが作用している。力F2は、その作用方向がスプロケット16の接線方向であって、力F1より下方向に向いている。
すなわち、ブレード20の刃先20aとスプロケット16の回転中心とを通過する一点鎖線Lよりテープ送り方向Aの下流側(図中右側)においては、ベーステープ204には、テープ経路Pの直線経路部Psに沿ってベーステープ204を送る力F1と、ブレード20の刃先20aからベーステープ204を下方向に遠ざける力F2とが発生する。この下方向の力F2により、ベーステープ204の裏面204b(キャリアテープ200の下面側)が下側ガイド面22bに沿うように該下側ガイド面22bに押し付けられた状態でキャリアテープ200が送られる。その結果、ベーステープ204からのトップテープ206の剥離が安定して促進される。
さらに、本実施の形態の部品供給装置10は、例えばキャリアテープ200の移動速度(送り速度)が高速であっても、ブレード20の刃先20aがベーステープ204とトップテープ206との間に確実に進入できるように構成されている。具体的には、部品供給装置10は、キャリアテープ200をテープ長手方向と交差する方向に切断して新たな前端面(テープ送り方向Aの前側の端面)を形成するテープ切断機構30を備える。
図1に示すように、テープ切断機構30は、部品供給装置10の本体12のテープ投入口12aにキャリアテープ200が投入される前に、キャリアテープ200をテープ長手方向と交差する方向に切断して新たな前端面(テープ送り方向Aの前側の端面)を形成するように構成されている。そのために、テープ切断機構30は、投入口12aの近傍の本体12の部分に設けられてもよい。
図8は、テープ切断機構30によって形成された新たな前端面212を備えるキャリアテープ200を示している。図9は、テープ切断機構30の構成を概略的に示している。
図9に示すように、テープ切断機構30は、キャリアテープ200をテープ厚さ方向にせん断する第1および第2のせん断部材32、34を有する。第1および第2のせん断部材32、34は、キャリアテープ200をテープ長手方向と交差するテープ厚さ方向に切断するための鋸刃状の刃先32a、34aを備える。
第1および第2のせん断部材32、34の刃先32a、34aは、図8に示すように、新たな前端面212にテープ送り方向Aに突出する突出部216が形成されるように、キャリアテープ200を、面方向視で(テープ厚さ方向に見て)鋸刃状に切断する。突出部216は、ベーステープ204に対して貼り付けられていないトップテープ206のテープ幅方向の部分(ベーステープ204の主面に貼り付けられているトップテープ206のテープ幅方向の両端側部分210aと210bとの間の部分)と対向するベーステープ204の部分とによって構成される。
テープ送り方向Aに移動中のキャリアテープ200の突出部216におけるベーステープ204とトップテープ206との間に進入するために、ブレード20の刃先20aは、図8に示すように、テープ送り方向Aと逆方向に突出する刃先最前端20cを備えるV字形状に形成されている。ブレード20の刃先最前端20cがキャリアテープ200の突出部216におけるベーステープ204とトップテープ206との間に進入した後、刃先最前端20cからテープ送り方向Aに延在する刃先20aが、接着剤等によって貼り付けられたトップテープ206のテープ幅方向の両端側部分210a、210bの少なくとも一方をベーステープ204から剥離する。
なお、ブレード20の刃先形状は、V字形状に限らない。ブレード20は、接着剤等によって貼り付けられたトップテープ206の部分(テープ幅方向の両端側部分210a、210b)とベーステープ204との間であって、未接着のトップテープ206の部分(テープ幅方向の両端側部分210aと210bとの間の部分)と対向するベーステープ204との間(突出部216の間)に進入できる刃先形状を備えていればよい。また、ブレード20は、トップテープ206のテープ幅方向の両端側部分210a、210bのいずれか一方を剥離するように構成されてもよい。あるいは、接着剤等によってベーステープ204の主面204aに貼り付けられたトップテープ206のテープ幅方向の両端側部分210a、210bの少なくとも一方を剥離するのではなく、例えば、トップテープ206のテープ幅方向の中心をテープ長手方向に切り裂くように構成されていもよい。ブレード20は、広義には、ベーステープ204の収容部202に収容されている部品が外部に露出するように、トップテープ206を剥離するまたは切断できればよい。
図9に示すように、第1および第2のせん断部材32、34の刃先32a、34aによってキャリアテープ200がテープ長手方向と交差する方向(例えば、テープ厚さ方向)にせん断されるとき、キャリアテープ200は第2のせん断部材34に対して位置決めされる。
図9に示すように、第2のせん断部材34の刃先34aがベーステープ204の裏面204bに当接した状態で該ベーステープ204の裏面204bを支持するテープ支持部材36が、第2のせん断部材34に取り付けられている。テープ支持部材36はまた、ベーステープ204の裏面204bを支持する支持面36aを備える。テープ支持部材36の支持面36aには、キャリアテープ200の送り孔208に挿通される少なくとも2つの位置決めピン38が設けられている。
位置決めピン38が送り孔208に挿通された状態でテープ支持部材36の支持面36a上に載置されることにより、キャリアテープ200は、ベーステープ204の主面204aが第1のせん断部材32の刃先32aに向いた状態で第2のせん断部材34に対して位置決めされる。
また、テープ切断機構30は、第1および第2のせん断部材32,34によって新たに形成されたベーステープ204の前端面204cと主面204aとの間で構成される角部204dに凹部204eを形成する凹部形成機構40を有する。
図9に示すように、凹部形成機構40は、可撓性を備える湾曲された金属板部材であって、ベーステープ204の前端面204cと主面204aとで構成される角部204dの少なくとも一部を押圧して凹部状に塑性変形させる押圧面40aを備える。具体的には、凹部形成機構40は、図8に示すように、キャリアテープ200の突出部216におけるベーステープ204の前端面204cと主面204aとで構成される角部204dに凹部204eを形成する。凹部形成機構40の押圧面40aは、例えば、位置決めピン38によって位置決めされた状態のベーステープ204の主面204aに対して傾斜し、ベーステープ204の主面204aと前端面204cとので構成される角部204dの少なくとも一部と接触する傾斜面で構成される。このような凹部形成機構40の押圧面40aによって形成される凹部204eは、図8に示すように、ブレード20の刃先20a(鋭端20c)をベーステープ204とトップテープ206との間に導くために、ベーステープ204の前端面204cからベーステープ204とトップテープ206との間に向かって延在する傾斜面で構成される。
凹部形成機構40はまた、図9に示すように、第1のせん断部材32の所定の位置に取り付けられている。この所定の位置は、刃先32aがキャリアテープ200を切断した後も第1のせん断部材32が鉛直方向(Z軸方向)に降下し続けたときに、凹部形成機構40の押圧面40aが突出部216におけるベーステープ204の主面204aと切断面204cとで構成される角部204dにトップテープ206を介して当たることができる第1のせん断部材32上の位置である。
テープ切断機構30によるキャリアテープ200の切断の流れを図10A〜図10Cを参照しながら説明する。なお、図10A〜図10Cは、テープ幅方向と直交し、トップテープ206のテープ幅方向中心を通過する断面を示している。
まず、キャリアテープ200が、テープ支持部材36の支持面36aおよび位置決めピン38により、第2のせん断部材34に対して位置決めされる。
次に、図10Aに示すように、第1のせん断部材32が鉛直方向(Z軸方向)に降下することにより、第1のせん断部材32の刃先32aと第2のせん断部材34の刃先34aとによってキャリアテープ200がテープ厚さ方向にせん断される。その結果、キャリアテープ200に突出部216を含む新しい前端面212が形成される。
さらに、第1のせん断部材32が鉛直方向(Z軸方向)に降下し続けることにより、第1のせん断部材32に設けられた凹部形成機構40の押圧面40aが、突出部216におけるベーステープ204の主面204aと前端面204cとで構成される角部204dをトップテープ206を介して押圧する。図10Bに示すように、ベーステープ204の主面204aと前端面204cとで構成される角部204dが凹部状に塑性変形される(凹部204eが形成される)。
図10Cに示すように、第1のせん断部材32が鉛直方向(Z軸方向)に上昇して凹部形成機構40の押圧面40aがトップテープ206から離間すると、ベーステープ204に比べて相対的に高弾性の樹脂材料から作製されたトップテープ206は、凹部形成機構40の押圧面40aと接触する前のような状態に戻る。一方、塑性変形するトップテープ206に比べて相対的に低弾性の材料から作製されたベーステープ204は、元の状態に戻らず、凹部204eが形成された状態を維持する。
このようなテープ切断機構30(凹部形成機構40)によってベーステープ204に形成された凹部204eにより、キャリアテープ200の前端面212におけるベーステープ204とトップテープ206との間に隙間が形成される。その結果、ブレード20の刃先20aは、ベーステープ204とトップテープ206との間にさらにより確実に進入することができる。
また、テープ切断機構30によって形成された新たな前端面212までトップテープ206のテープ幅方向の両端側部分210a、210bが接着剤等によってベーステープ204の主面204aに貼り付けられた状態のキャリアテープ200を、ブレード20に向かって送ることができる。すなわち、トップテープ206のテープ幅方向の少なくとも一方の端側が部分的にベーステープ204から剥離した状態でテープ経路Pに沿って送られることにより起こりうるトラブルの発生を抑制することができる。例えば、ブレード20に到達する前にトップテープ206が剥がれて部品が収容部202から脱落したり、部分的に剥離したトップテープ206によってキャリアテープ200が移動不可能にテープ経路Pに詰まることなどが抑制される。
さらに、面方向視で鋸刃状にキャリアテープ200を切断することにより、凹部形成機構40の押圧面40aとキャリアテープ200のトップテープ206との接触面積を小さくすることができる。それにより、トップテープ206への押圧力が小さくなる。その結果、トップテープ206を永久的に折り曲げる(例えば、トップテープ206とベーステープ204の主面204aとの間にすきまが生じないほどにトップテープ206を塑性変形させる)ことなく、ベーステープ204に凹部204eをより容易に形成することができる。
以上、本実施の形態によれば、移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204とトップテープ206との間に、ブレード20の刃先20aをより確実に進入させることができる。
上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。
例えば、上述の実施の形態の部品供給装置10のテープ切断機構30は、図8に示すようにキャリアテープ200を鋸刃状に切断するが、本発明はこれに限らない。例えば、図11に示すように、キャリアテープ200を面方向視でV字状に切断してもよい。V字状に切断することによってキャリアテープ200に形成された突出部216’におけるベーステープ204の主面204aと前端面204c’とで構成される角部204dに凹部204e’が形成される。
また、例えば、図12に示すように、キャリアテープ200を切断することなく、あるいはテープ送り方向Aに突出する突出部を形成することなく直線状に切断した後に、ベーステープ204に貼り付けられていないトップテープ206のテープ幅方向の部分に対向するベーステープ204の主面204aの部分と前端面204c”とで構成される角部204dに、凹部204e”を形成してもよい。
広義には、テープ送り方向A(すなわちテープ長手方向)に移動中のキャリアテープ200におけるベーステープ204の主面204aと前端面204cとの間で構成される角部204dに形成された凹部204eに対して、他の部分のベーステープ204とトップテープ206との間に比べて、最先にブレード20の刃先20a(刃先最前端20c)が進入できればよい。
さらに、ベーステープに対して非接着のトップテープの幅方向の部分に対向するベーステープの主面の部分と前端面との間で構成される角部に凹部が形成されたキャリアテープを、例えば図8、図11、および図12に示すキャリアテープを予め用意してもよい。この場合、部品供給装置10のテープ切断機構30を省略することができる。
本発明は、移動中のキャリアテープにおけるベーステープとトップテープとの間にブレードの刃先を進入させることによりトップテープをベーステープから剥離する部品供給装置であれば適用可能である。
10 部品供給装置
14 スプロケット
16 スプロケット
18 スプロケット
20 ブレード
20a 刃先
200 キャリアテープ
204 ベーステープ
204a 主面
204c 前端面
204d 角部
204e 凹部
206 トップテープ
208 送り孔
P テープ経路
Pc 曲線経路部

Claims (8)

  1. 部品を収容する複数の収容部と複数の送り孔とが並列にテープ長手方向に形成されたベーステープおよび複数の収容部を覆うようにベーステープの主面にテープ幅方向の両端側が貼り付けられたトップテープを備えるキャリアテープを、テープ長手方向のテープ送り方向に送る部品供給装置であって、
    ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面の部分とテープ送り方向の前側のベーステープの前端面とで構成される角部に凹部を備えるキャリアテープがテープ送り方向に移動するテープ経路と、
    キャリアテープのベーステープの送り孔と係合して回転することにより、キャリアテープを移動させるスプロケットと、
    スプロケットによってテープ経路に沿ってテープ送り方向に送られているキャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内に刃先が進入し、トップテープをベーステープから剥離するブレードとを有し、
    スプロケットがキャリアテープのベーステープの送り孔に係合するテープ経路の領域内で、ブレードの刃先がキャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内に進入する、部品供給装置。
  2. スプロケットがキャリアテープのベーステープの送り孔に係合するテープ経路の係合領域が曲線状の曲線経路部を含み、
    曲線経路部がスプロケットの径方向外側に凸に湾曲し、
    ブレードの刃先が、曲線経路部のテープ送り方向の前端で、キャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内に進入する、請求項に記載の部品供給装置。
  3. ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面とテープ送り方向の前側のべーステープの前端面とで構成される角部の少なくとも一部を、トップテープを介して押圧して凹部状に変形させて、ブレードが進入するための凹部を形成する凹部形成機構をさらに有する、請求項1または2に記載の部品供給装置。
  4. テープ長手方向と交差する方向にキャリアテープを切断してテープ送り方向の前側としての新たな前端面を形成するテープ切断機構をさらに有する、請求項に記載の部品供給装置。
  5. テープ切断機構が、キャリアテープの面方向視で、キャリアテープをV字状または鋸刃状に切断するように構成されている、請求項に記載の部品供給装置。
  6. 部品を収容する複数の収容部と複数の送り孔とが並列にテープ長手方向に形成されたベーステープおよび複数の収容部を覆うようにベーステープの主面にテープ幅方向の両端側が貼り付けられたトップテープを備えるキャリアテープを、テープ長手方向のテープ送り方向に送る部品供給方法であって、
    ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面の部分とテープ送り方向の前側のベーステープの前端面とで構成される角部に凹部を備えるキャリアテープを、キャリアテープの送り孔と係合して回転するスプロケットによってテープ送り方向にテープ経路に沿って送り、
    スプロケットによってテープ経路に沿ってテープ送り方向に送られているキャリアテープのベーステープのテープ送り方向の前側の前端面の凹部内にブレードの刃先を進入させ、トップテープをベーステープから剥離し、
    ブレードによるトップテープの剥離を開始する前に、ベーステープに対して非接着のトップテープの部分に対向するベーステープの主面の部分とテープ送り方向の前側のべーステープの前端面とで構成される角部の少なくとも一部を、トップテープを介して押圧することによって凹部状に変形させて、ブレードが進入するための凹部を形成する、部品供給方法。
  7. ベーステープの主面と前端面とで構成される角部の少なくとも一部に凹部を形成する前に、テープ長手方向と交差する方向にキャリアテープを切断してテープ送り方向の前側としての新たな前端面を形成する、請求項に記載の部品供給方法。
  8. キャリアテープを面方向視でV字状または鋸刃状に切断する、請求項に記載の部品供給方法。
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