JP5872938B2 - 携帯機 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、携帯機の使用に伴ってユーザによって前記携帯機に加えられる振動を検出する振動センサと、前記振動センサの検出結果に基づき前記携帯機が使用中であると予測される時間に限り、前記携帯機の動作に必要となる電力を供給する給電手段と、を備えた携帯機において、前記振動センサは、磁束の変化に基づき起電力が生じるコイルと、前記携帯機の振動に伴って前記コイルの内部を回転する磁石と、を備え、前記起電力の有無を通じて前記携帯機の振動を検出し、さらに、前記コイルの起電力を前記携帯機の動作電力として充電可能とする充電手段と、前記起電力の給電対象を前記給電手段とした振動検出モードと、前記起電力の給電対象を前記充電手段とした充電モードとの間で切り替わる給電切替手段とを備えたことをその要旨としている。
また、同構成によれば、コイルの起電力を携帯機の動作電力として充電可能となる。よって、携帯機の電池切れを抑制することができる。
以下、本発明にかかる携帯機を車両の電子キーシステムに具体化した第1の実施形態(参考例)について図1〜図4を参照して説明する。
(車両2の構成)
図1に示すように、車両2は、車外送信装置20と、車内送信装置21と、受信装置22と、車載制御装置23と、施解錠スイッチ25と、エンジンスイッチ26とを備える。
エンジンスイッチ26は運転席の近傍に設けられるとともに、押し操作されると、その旨の操作信号を車載制御装置23に出力する。
図1に示すように、携帯機1は、バッテリ12と、電源回路30と、各種電子部品15とを備える。また、各種電子部品15は、受信回路10と、送信回路11と、携帯機制御装置14とを有する。
上記回路構成において、クロックモジュール32の入力端子32aには、抵抗R1を介してバッテリ12が電気的に接続されているため、通常、バッテリ12の電圧に対応するハイレベルの電圧が印加されている。振動センサ40は、携帯機1への振動に伴ってハイレベルの電圧をMOSトランジスタFET2のゲート端子に出力する。MOSトランジスタFET2は、ゲート端子にハイレベルの電圧が印加されると、ソース端子及びドレイン端子間が導通したオン状態となる。これにより、バッテリ12からの電力がMOSトランジスタFET2を介してグランドGに流れるため、クロックモジュール32の入力端子32aにはローレベルの電圧が印加された状態となる。
図3に示すように、振動センサ40は、コイル41と、基板42と、巻取軸43と、上蓋45と、磁石47と、整流回路48とを備える。
図4に示すように、携帯機1に振動が加えられると、磁石47は内部空間46における基板42の上面を回転する。また、携帯機1が傾けられた場合にも、磁石47は基板42の上面を回転する。この磁石47の回転に伴い、コイル41に対する磁石47の形成する磁束の方向が変化する。磁束の変化に基づきコイル41には起電力が生じる。ここで、コイル41に生じる起電力eは、ファデラーの法則である「起電力e∝磁束変化Δφ/微小時間Δt」により、磁束の変化が急激であるほど大きくなる。磁石47を球状とすることで、磁石47の回転が容易となるため、磁束の変化を急激にすること、ひいては起電力eを大きくすることができる。
(1)携帯機1の振動に伴って磁石47がコイル41の内部を回転する。この磁石47の回転によって、コイル41に対する磁束が変化する。よって、コイル41に起電力が生じる。この起電力を通じて携帯機1に振動があったことを検出可能である。本構成によれば、磁石47がコイル41の内部に設けられるため、振動センサ40、ひいては高い携帯性が要求される携帯機1をコンパクトに構成することができる。また、磁石47の回転に伴う磁束の変化をより確実にコイル41に与えることができる。さらに、携帯機1の振動に伴い接点が接離する従来の構成と異なって、接点を省略することができる。よって、上記「発明が解決しようとする課題」で挙げた接点の錆びや接点間の異物による振動検出精度の低下が抑制される。以上により、振動センサ40によって、より確実に携帯機1の振動を検出することができる。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態について、図5を参照して説明する。この実施形態の携帯機は、振動センサの出力電力が充電可能に構成されている点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
給電切替回路40aは、電子部品15からの給電情報に基づき電子部品15に電力が供給されているか否かを判断する。詳しくは、給電切替回路40aは、給電情報に基づき、電子部品15に電力が供給されていない旨認識すると、振動検出モードとなる。この振動検出モードにおいて、振動センサ40は、携帯機1の振動の検出を開始したとき、MOSトランジスタFET2をオン状態とする。これにより、第1の実施形態と同様に、クロックモジュール32の動作を通じて少なくとも規定時間Tに亘って電子部品15に電力が供給される。
以上、説明した実施形態によれば、第1の実施形態の(1)及び(2)の効果に加え、以下の効果を奏することができる。
(4)給電切替回路40aは、電子部品15に電力が供給されていない状態においては振動検出モードとなって、携帯機1の振動の検出を通じて電子部品15への給電が開始されると、充電モードに切り替わる。また、給電切替回路40aは、規定時間Tの経過直前に、再び振動検出モードに切り替わる。これにより、携帯機1の使用時には電子部品15へ給電することで利便性を確保しつつ、充電モードの時間を長くすることができる。また、1つのコイル41で充電及び振動検出が可能となるため、携帯機1の構成をより簡易にすることができる。
・第2の実施形態においては、振動センサとして機能するコイルと、充電電力を生成するコイルとが共有されていた。しかし、図6に示すように、振動検出用のコイル50と、
充電用のコイル51とを別に設けてもよい。本例では、振動検出用のコイル50の外側に充電用のコイル51が設けられ、両コイル50,51は同一の中心軸を有するように配置される。本構成によれば、給電切替回路40aは充電モード及び振動検出モード間で切り替わる必要がなく、給電切替回路40aを省略可能である。すなわち、充電用のコイル51を充電回路39に接続し、振動検出用のコイル50を整流回路48(ひいてはMOSトランジスタFET2)に接続した状態とする。これにより、充電用のコイル51を通じて充電しつつ、振動検出用のコイル50を通じて携帯機1の振動検知が可能となる。このように、充電用のコイル50を通じたバッテリ12の充電時間を増やすことで、より携帯機1の電池切れを抑制できる。また、両コイル50,51は上下方向に重ねられていてもよい。
・上記各実施形態においては、磁石47は球状であったが、携帯機1の振動に伴い回転可能であれば、球状に限らず、例えば円柱状、円錐状に形成されてもよい。
(イ)携帯機において、前記コイルとして、前記充電手段を構成する充電用のコイルと、前記振動センサを構成する振動検出用のコイルと、を別個に有すること。
(ロ)携帯機において、車両との無線通信を通じて車両ドアの解錠又はエンジン始動を可能とすること。
Claims (2)
- 携帯機の使用に伴ってユーザによって前記携帯機に加えられる振動を検出する振動センサと、前記振動センサの検出結果に基づき前記携帯機が使用中であると予測される時間に限り、前記携帯機の動作に必要となる電力を供給する給電手段と、を備えた携帯機において、
前記振動センサは、
磁束の変化に基づき起電力が生じるコイルと、
前記携帯機の振動に伴って前記コイルの内部を回転する磁石と、を備え、前記起電力の有無を通じて前記携帯機の振動を検出し、
さらに、前記コイルの起電力を前記携帯機の動作電力として充電可能とする充電手段と、
前記起電力の給電対象を前記給電手段とした振動検出モードと、前記起電力の給電対象を前記充電手段とした充電モードとの間で切り替わる給電切替手段とを備えた携帯機。 - 請求項1に記載の携帯機において、
前記振動センサは前記コイルの一端側を覆う基板を備え、
前記磁石は、球状に形成されるとともに、前記携帯機の振動に伴って前記基板の面に沿って転がる携帯機。
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