JP2016089563A - 電子キー、及び電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】不使用時の電力の消費を低減することができる電子キーを提供する。
【解決手段】電子キー1は、電池15と、電子回路10とを備える。電子回路10は、振動を検知するセンサであり、導電性球体を用いた接点方式のセンサである振動センサ11と、振動センサ11が振動を検知している場合にのみ、自動車から送信された第1の周波数の電波である第1の電波または第2の周波数の電波である第2の電波を受信する受信部12と、受信部12が自動車から電波を受信した場合に、返信の電波を送信する送信部13と、受信部12が自動車から電波を受信した場合であって、電波の周波数が、前回、受信部12が自動車から受信した電波の周波数と異なる場合に、送信部13が返信の電波を送信するように制御する制御部14と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車から電波を受信して返信する電子キー等に関する。
近年、ユーザの所持している電子キーと無線通信することにより、乗車が可能となったり、エンジンの始動が可能となったりする自動車が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−208596号公報
従来、自動車の所有者は、そのような電子キーを2以上所有しており、通常、一個をメインに使用し、残りをスペアとして保管しておくことが多かった。なお、その保管されている電子キーにおいても、電波の受信が繰り返されることになり、結果として、実際の使用時には電池が消耗していて使用できないことがある、という問題があった。
一般的に言えば、自動車等に使用される電子キーにおいて、長期に保管する際の電池の消耗を抑えたいという要望があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、保管されている際の電力の消費を低減することができる電子キー等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による電子キーは、開閉対象の施錠、解錠を制御する制御装置から送信された電波を受信する電子キーであって、電子回路と、電子回路に電力を供給する電池と、を備え、電子回路は、振動を検知するセンサであり、導電性球体を用いた接点方式のセンサである振動センサと、振動センサが振動を検知している場合にのみ、制御装置から送信された第1の周波数の電波である第1の電波または第2の周波数の電波である第2の電波を受信する受信部と、受信部が制御装置から電波を受信した場合に、返信の電波を送信する送信部と、受信部が制御装置から電波を受信した場合であって、電波の周波数が、前回、受信部が制御装置から受信した電波の周波数と異なる場合に、送信部が返信の電波を送信するように制御する制御部と、を有する、ものである。
このような構成により、保管されている場合には電子キーは振動しないため、電波の受信等を行わないことになり、電力の消費を低減することができる。その結果、例えば、保管されているスペアの電子キーの電池の消耗を抑えることができるようになる。
また、本発明による電子キーでは、第1の電波は、開閉対象の外部に送信され、第2の電波は、開閉対象の内部に送信されてもよい。
このような構成により、制御装置は、例えば、第2の電波に対する返信を受信した後に、第1の電波に対する返信を受信した場合には、電子キーを保持しているユーザがドアの内部に入ったと判断することができる。
また、本発明による電子キーでは、自動車が制御装置を有しており、開閉対象は、自動車のドアであってもよい。
このような構成により、電子キーによって、自動車のドアの施錠、解錠等について制御することができるようになる。
また、本発明による電子キーでは、制御部は、受信部が制御装置から電波を受信した場合であって、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、受信部が制御装置から送信された第1及び第2の電波のいずれをも受信していない場合に、送信部が返信の電波を送信するように制御してもよい。
このような構成により、例えば、電子キーを保持しているユーザがドアの外に出て、電波の到達範囲内から出た後に再度、電波の到達範囲内に入った場合には、返信の電波が送信されることになる。
また、本発明による電子キーでは、制御部は、受信部が制御装置から電波を受信した場合であって、送信部が返信の電波を最後に送信した時点からの期間があらかじめ決められた期間を超えている場合に、送信部が返信の電波を送信するように制御してもよい。
このような構成により、例えば、電子キーを保持しているユーザがドアの外に出た時における返信の電波の送信からあらかじめ決められた期間が経過すると、再度、返信の電波が送信されることになる。
また、本発明による電子キーでは、受信部は、制御装置から送信された、第1及び第2の電波とは異なる第3の電波をも受信するものであり、制御部は、受信部が制御装置から第3の電波を受信した場合に、送信部が返信の電波を送信するように制御してもよい。
このような構成により、例えば、電子キーを用いた施錠の直後におけるユーザの所定の操作に応じて第3の電波が送信されることによって、その施錠の直後であっても、電子キーを用いた解錠を行うことができるようになる。
また、本発明による電子キーでは、送信部が送信する返信の電波は、認証に用いられる情報を含んでいてもよい。
このような構成により、例えば、電子キーを用いた自動車のドアの解錠や自動車の始動などの安全性を向上させることができる。
また、本発明による電子回路は、開閉対象の施錠、解錠を制御する制御装置から送信された電波を受信する電子回路であって、振動を検知するセンサであり、導電性球体を用いた接点方式のセンサである振動センサと、振動センサが振動を検知している場合にのみ、制御装置から送信された第1の周波数の電波である第1の電波または第2の周波数の電波である第2の電波を受信する受信部と、受信部が制御装置から電波を受信した場合に、返信の電波を送信する送信部と、受信部が制御装置から電波を受信した場合であって、電波の周波数が、前回、受信部が制御装置から受信した電波の周波数と異なる場合に、送信部が返信の電波を送信するように制御する制御部と、を備えたものである。
本発明による電子キー等によれば、使用していない場合における電力の消費を抑えることができる。
本発明の実施の形態1による電子キーと自動車とを示す模式図 同実施の形態による電子キーの構成を示すブロック図 同実施の形態における自動車の電波の到達範囲について説明するための図 同実施の形態による電子キーの動作を示すフローチャート
以下、本発明による電子キーについて、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素及びステップは同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による電子キーについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による電子キーは、振動センサによって振動を検知している場合にのみ、自動車から電波を受信することにより、電力の消費を抑えることができるものである。
図1は、本実施の形態による電子キー1と自動車2とを示す模式図であり、図2は、電子キー1の構成を示すブロック図であり、図3は、自動車2における電波の到達範囲を示す図である。図2で示されるように、本実施の形態による電子キー1は、制御装置20から送信された電波を受信するものであり、電子回路10と、その電子回路10に電力を供給する電池15とを備える。電子回路10は、振動センサ11と、受信部12と、送信部13と、制御部14とを備える。その電子回路10は、ワンチップであってもよく、一の回路基板に構成されたものであってもよく、または、そうでなくてもよい。また、電池15は、振動センサ11、受信部12、送信部13、及び制御部14に電力を供給するものであり、例えば、一次電池であってもよく、充電可能な二次電池であってもよく、または、その他の電池であってもよい。また、電子キー1は、電子回路10が電波を受信したり、電波を送信したりする際に用いるアンテナ(図示せず)を備えていてもよい。また、制御装置20は、開閉対象の施錠、解錠を制御するものである。本実施の形態では、その開閉対象が自動車2のドアであり、制御装置20が車載装置である場合について主に説明する。また、制御装置20は、ドアの施錠、解錠以外の制御についても行ってもよい。例えば、制御装置20は、自動車2のエンジン等の始動に関する制御をも行ってもよい。なお、自動車2は、どのようなものであってもよい。自動車2は、例えば、乗用車であってもよく、バスやトラックなどの人や貨物を輸送するための自動車であってもよい。また、自動車2の動力は、例えば、内燃機関(エンジン)であってもよく、内燃機関と電気モータとの組み合わせであってもよく、電気モータであってもよい。電子キー1は、通常、その自動車2のドアの解錠や施錠、エンジン等の始動のために用いられる。
振動センサ11は、振動を検知するセンサであり、導電性球体を用いた接点方式のセンサである。その振動センサは、例えば、国際公開WO2007/021039号、特開2009−238715号公報、特開2010−267432号公報などに記載されている、固定電極と、転動可能な導電性球体とを備え、その導電性球体と固定電極との接触状況に応じて振動を検知する振動センサであってもよい。その振動センサは、その球状の導電体と固定電極との接触・非接触を導通の有無によって判断することによって振動を検知することができる。例えば、ある位置に導電性球体が存在する場合には、複数の固定電極が導通し、別の位置に導電性球体が存在する場合には、複数の固定電極が導通しないことになるとすると、振動時には導電性球体が転動し、複数の固定電極の導通・非導通が繰り返されることになる。一方、振動していなければ導電性球体は静止しており、複数の固定電極の導通・非導通は変化しないことになる。そのようにして、固定電極間の導通・非導通を判断することによって、振動を検知できることになる。なお、電子キー1の振動に応じた導電性球体の移動により、複数の固定電極の導通・非導通(オン・オフ)が繰り返されること(チャタリング)を検知する回路が振動センサ11に含まれていると考えてもよい。そのような場合には、振動センサ11の出力は、例えば、単位時間あたりの導通・非導通の繰り返し回数であってもよく、単位時間に閾値以上の導通・非導通が繰り返されたことであってもよく、その他の振動に関する出力であってもよい。その閾値は通常、2以上の整数である。また、その単位時間は、例えば、50ミリ秒や100ミリ秒、1秒などであってもよい。本実施の形態では、振動センサ11から、単位時間に閾値以上の導通・非導通が繰り返されているかどうか、すなわち、振動が検知されているかどうかを示す情報が出力される場合について主に説明する。また、振動センサ11は、小型の電子キー1に装着されるため、小さいサイズであることが好適である。振動センサ11の球状の導電体の直径は、0.2〜5mm程度であってもよく、0.2〜2mm程度であってもよい。なお、振動センサ11は、電子キー1の所持者が歩いているときの振動や、電子キー1の所持者が走行中の自動車2やアイドリング状態の自動車2に乗っているときの振動を検知できるものであることが好適である。その振動センサ11は、例えば、ノーマリーオープンのものであってもよく、ノーマリークローズのものであってもよい。
受信部12は、振動センサ11が振動を検知している場合にのみ、制御装置20から送信された第1の電波または第2の電波を受信する。このように、振動センサ11によって振動が検知されている場合にのみ、電波を図示しないアンテナを介して受信し、振動が検知されていない場合には、電波を受信する処理を行わないことによって、電子キー1における電力の消費を低減させることができる。なお、受信部12が電波の受信を行わない場合には、送信部13や制御部14の処理も行わないようにしてもよい。すなわち、振動が検知されるまでは、振動センサ11のみが動作している状態としてもよい。また、受信部12が制御装置20から電波を受信するとは、厳密には、自動車2が有する制御装置20から、図示しないアンテナを介して無線送信された電波を受信することであってもよい。また、受信部12は、第1及び第2の電波のみを受信するものであってもよく、または、その他の電波をも受信するものであってもよい。本実施の形態では、前者の場合について主に説明する。
なお、第1の電波とは、第1の周波数の電波であり、第2の電波とは、第2の周波数の電波である。第1の周波数と第2の周波数とは、異なる周波数である。その周波数は、例えば、315MHz帯の周波数であってもよく、433.92MHz帯の周波数であってもよく、その他の周波数帯域の周波数であってもよい。また、例えば、第1及び第2の周波数は、例えば、長波帯(30〜300kHz)の周波数であってもよく、または、そうでなくてもよい。また、図1で示されるように、第1の電波は、自動車2の外部に送信され、第2の電波は、自動車2の内部に送信されてもよい。より詳細には、図3で示されるように、第1の電波は、自動車2のドアの外側の領域、すなわち、領域A11,A12,A13,A14に送信されてもよい。また、第2の電波は、自動車2の車内の領域、すなわち、領域A20に送信されてもよい。なお、領域A11,A13への第1の電波の送信は、フロントドアのドアハンドルに設けられたアンテナを介して行われ、領域A12,A14への第1の電波の送信は、リアドアのドアハンドルに設けられたアンテナを介して行われてもよい。また、領域A20への第2の電波の送信は、例えば、センターコンソール付近に設けられたアンテナと、後部座席の真ん中付近に設けられたアンテナとを介して行われてもよい。なお、アンテナの位置は一例であり、アンテナは、それ以外の位置に設けられてもよい。また、第1及び第2の電波はそれぞれ独立して、連続的に送信されてもよく、または間欠的に送信されてもよい。後者の場合に、電波の送信間隔は一定であってもよく、または不定であってもよい。また、第1及び第2の電波はそれぞれ独立して、所定のイベントが発生した際にのみ送信されてもよい。例えば、第1の電波は、いずれかのドアのドアハンドルにユーザが触れた際や、そのドアハンドルが操作された際、いずれかのドアが開いている際、すべてのドアが閉められてから所定の期間内に送信されてもよい。また、例えば、第2の電波は、エンジン等の始動のボタンが操作された際に送信されてもよい。
また、振動センサ11から単位時間あたりの導通・非導通の繰り返し回数が出力される場合には、受信部12は、その回数が閾値を超えている場合を、振動センサ11が振動を検知している場合としてもよい。また、受信部12が第1及び第2の電波の両方を受信した場合には、強度の強い方の電波を受信したと判断してもよい。なお、受信部12は、受信を行うための無線の受信デバイスを含んでもよく、または含まなくてもよい。また、受信部12は、ハードウェアによって実現されてもよく、または受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
送信部13は、受信部12が制御装置20から電波を受信した場合に、返信の電波を送信する。したがって、制御装置20から送信される電波は、リクエストの信号であり、それに応じて送信される返信の電波は、応答(アンサ)の信号であると考えてもよい。その返信の電波の周波数は、例えば、極超短波帯(300MHz〜3GHz)の周波数であってもよく、または、そうでなくてもよい。なお、送信部13による返信の電波の送信は、後述するように、制御部14によって制御されることになる。そのため、受信部12が自動車2から電波を受信した場合であっても、返信の電波が送信されないこともある。その返信の電波には、例えば、認証に用いられる情報が含まれていてもよい。その認証に用いられる情報を用いた認証の結果、正当であると判断された場合に、例えば、自動車2のドアの施錠や解錠が行われたり、自動車2のエンジン等の動力の始動が行われたりしてもよい。その認証に用いられる情報は、例えば、電子キー1を識別する情報であってもよく、その他の情報であってもよい。その認証に用いられる情報は、返信の電波の送信ごとに同じ情報が用いられてもよく、または、安全性を向上させるために、異なる情報が用いられてもよい。また、第1の電波の受信に応じて送信される返信の電波と、第2の電波の受信に応じて送信される返信の電波との周波数は同じであってもよく、または、異なっていてもよい。それらは、第1及び第2の周波数のいずれかと等しくてもよく、または、そうでなくてもよい。また、制御装置20が、送信部13から送信された返信の電波を受信した場合に、その返信の電波が、第1の電波の受信に応じて送信された返信の電波であるのか、第2の電波の受信に応じて送信された返信の電波であるのかを区別できるようになっていてもよい。そのため、返信の電波に、どちらの電波の受信に応じて送信されたのかを示すフラグ等の情報が含まれていてもよく、前述のように、受信された電波に応じて、返信の電波の周波数が異なっていてもよい。なお、送信部13は、電波の送信を行うための送信デバイスを含んでもよく、または含まなくてもよい。また、送信部13は、ハードウェアによって実現されてもよく、または送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
制御部14は、受信部12が制御装置20から電波を受信した場合であって、電波の周波数が、前回、受信部12が制御装置20から受信した電波の周波数と異なる場合に、送信部13が返信の電波を送信するように制御する。例えば、電子キー1を所持しているユーザが、自動車2に近づいて領域A11を通って車内に入ると、その時点で、受信している電波が第1の電波から第2の電波に切り替わる。したがって、そのタイミングで、制御部14は、第2の電波に対する返信の電波が送信されるように送信部13を制御する。その返信の電波を受信することによって、制御装置20は、電子キー1の所持者が車内に入ったと判断することができる。一方、電子キー1を所持しているユーザが車内に留まっている間は、受信部12によって受信される電波が変わらないため、返信の電波の送信は行われないことになる。このようにすることにより、電子キー1の電力の消費を抑えることができる。その後、電子キー1を所持しているユーザが車外に出ると、受信された電波が第2の電波から第1の電波に切り替わる。したがって、そのタイミングで、制御部14は、第1の電波に対する返信の電波が送信されるように送信部13を制御する。その返信の電波を受信することによって、制御装置20は、電子キー1の所持者が車外に出たと判断することができる。このような制御を行うため、制御部14は、例えば、受信部12が自動車2から受信した電波の周波数を示す情報を、電波の受信ごとに図示しない記録媒体に蓄積してもよい。そのようにすることで、制御部14は、例えば、新たな電波が受信された場合に、その電波の周波数と、直前に受信された電波の周波数とを比較し、両者が異なる場合には、返信の電波が送信されるように制御し、両者が同じ場合には、返信の電波が送信されないように制御してもよい。なお、新たな電波が受信されると、返信の電波が送信されることになるため、直前に受信された電波の周波数と、最後の返信の電波を送信する際に受信された電波の周波数とは同じとなる。したがって、制御部14は、例えば、新たな電波が受信された場合に、その電波の周波数と、最後に送信された返信の電波に対応する受信電波の周波数とを比較し、両者が異なる場合には、返信の電波が送信されるように制御し、両者が同じ場合には、返信の電波が送信されないように制御してもよい。
また、制御部14は、受信部12が制御装置20から電波を受信した場合であって、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、受信部12が制御装置20から送信された第1及び第2の電波のいずれをも受信していない場合に、送信部13が返信の電波を送信するように制御してもよい。例えば、電子キー1を所持しているユーザが、自動車2の車内から領域A11を通って車外に出て、さらに領域A11,A12からも出た後に、再度、領域A11に入った場合には、その時点で受信部12が自動車2から受信した電波の周波数(第1の周波数)と、前回、受信部12が自動車2から受信した電波の周波数(第1の周波数)とは同じであるが、自動車2から送信された第1及び第2の電波のいずれをも受信していない期間があるため、制御部14は、第1の電波の受信に対して送信部13が返信の電波を送信するように制御してもよい。その結果、第1の電波の受信に対する返信の電波の送信が行われ、電子キー1の所持者は、例えば、解錠されたドアを介して自動車2の車内に入ることができるようになる。なお、このような制御が必要なのは、車外に送信される第1の電波についてのみであるため、制御部14は、第1の電波についてのみ、上述の制御を行うようにしてもよい。すなわち、制御部14は、受信部12が自動車2から電波を受信した場合であって、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、受信部12が自動車2から送信された第1の電波を受信していない場合に、送信部13が返信の電波を送信するように制御してもよい。なお、「直前のあらかじめ決められた受信期間内に、受信部12が自動車2から送信された電波を受信していない場合」とは、受信部12が電波の受信を行う期間、すなわち、振動センサ11が振動を検知している期間に、電子キー1が、自動車2から送信された電波の到達範囲外に出た場合を意味していると考えてもよい。したがって、あらかじめ決められた受信期間とは、電子キー1が自動車2から送信される電波の到達範囲内(例えば、領域A11〜A14,A20のいずれかの範囲内)に存在すれば、少なくとも一回は電波を受信することができる期間であり、例えば、自動車2から電波が間欠的に送信される場合には、その送信間隔よりも長い期間であってもよい。例えば、第1の電波が1秒おきに送信される場合には、制御部14は、その1秒よりも長い2秒間、受信部12が第1の電波を受信していないときに、あらかじめ決められた受信期間内に、受信部12が自動車2から送信された第1の電波を受信していないと判断してもよい。また、あらかじめ決められた受信期間とは、例えば、自動車2から電波が連続的に送信される場合には、その電波の受信を検知する間隔よりも長い期間であってもよい。例えば、第1の電波が連続して送信され、受信部12において、10(ms)ごとに受信の検知を行う場合には、制御部14は、その電波の受信を検知するあるタイミングにおいて受信部12が第1の電波を受信していないときに、あらかじめ決められた受信期間(この場合には、10(ms))内に、受信部12が自動車2から送信された第1の電波を受信していないと判断してもよい。
また、制御部14は、受信部12が制御装置20から電波を受信した場合であって、送信部13が返信の電波を最後に送信した時点からの期間があらかじめ決められた期間を超えている場合に、送信部13が返信の電波を送信するように制御してもよい。例えば、電子キー1を所持しているユーザが、自動車2の車内から領域A11を通って車外に出て、その領域A11において他の者と立ち話をしている際に、忘れ物に気づいて再度、車内に入ろうとした場合に、前回の返信の電波の送信時からその時点までの期間が、あらかじめ決められた期間を超えているのであれば、制御部14は、送信部13が、自動車2から送信された電波の受信に応じて、返信の電波を送信するように制御してもよい。制御部14は、車外に送信される第1の電波についてのみ、このような制御を行ってもよく、または、第1及び第2の電波の両方について、このような制御を行ってもよい。ここで、厳密には、第1及び第2の電波を区別してこの制御を行うことが好適である。すなわち、制御部14は、受信部12が自動車2から第1の電波(第2の電波)を受信した場合であって、送信部13が、第1の電波(第2の電波)の受信に対する返信の電波を最後に送信した時点からの期間があらかじめ決められた期間を超えている場合に、送信部13が第1の電波(第2の電波)の受信に対する返信の電波を送信するように制御することが好適である。ただ、異なる電波が受信された場合には、それに応じて返信の電波が送信されるため、第1及び第2の電波を区別しないでこの制御の処理を行ったとしても、結果として、区別した場合と同様の処理が行われることになる。したがって、制御部14は、第1及び第2の電波を区別しないでこの制御の処理を行ってもよい。なお、制御装置20が、返信の電波を受信してから、所定の期間のみ、その返信の電波に応じた処理(例えば、自動車2のドアの解錠や施錠の操作に応じた解錠や施錠の処理や、自動車2の始動の操作に応じたエンジン等の始動の処理等)を行う場合には、例えば、上述のあらかじめ決められた期間は、その所定の期間よりも短くてもよい。そのようにすることで、例えば、ユーザが自動車2のドア付近にいる場合には、いつでもドアを解錠できることになる。また、第1の電波が繰り返して受信された場合に用いられるあらかじめ決められた期間と、第2の電波が繰り返して受信された場合に用いられるあらかじめ決められた期間とは、同じであってもよく、異なっていてもよい。
次に、電子キー1の動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)振動センサ11は、振動しているかどうか判断する。そして、振動している場合には、ステップS103に進み、そうでない場合には、ステップS102に進む。
(ステップS102)制御部14は、受信のタイミングや返信のタイミングに関するリセットを行い、受信した電波の周波数を示す情報等のリセットを行う。具体的には、電波の受信時点からのタイマによる計時や、返信の電波の送信時点からのタイマによる計時をリセットしてもよく、図示しない記録媒体で記憶している、受信した電波の周波数を示す情報をクリアしてもよい。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS103)受信部12は、制御装置20から電波を受信したかどうか判断する。そして、電波を受信した場合には、ステップS104に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。なお、このステップS103では、第1及び第2の周波数の電波についてのみ、受信したかどうかの判断を行ってもよい。
(ステップS104)制御部14は、ステップS103で受信された電波の周波数を、受信された最新の電波の周波数を示す情報として図示しない記録媒体に蓄積し、また、電波の受信間隔を知ることができるための処理を行う。電波の受信間隔を知ることができるための処理は、例えば、電波の受信時刻を図示しない記録媒体に記録することであってもよく、または、電波の受信時点からタイマ等による計時を開始することであってもよい。なお、受信時刻は、例えば、時計の時刻であってもよく、または、ある時点を基準として計時されるタイマの値であってもよい。また、次のステップS105の処理を行うことができるようにするため、ステップS103での最新の受信の一回前に受信された電波の周波数を示す情報も図示しない記録媒体で記憶されているようにすることが好適である。また、制御部14が電波の受信時点からタイマ等による計時を開始する場合には、後述するステップS109での処理を行うことができるようにするため、前回の電波の受信時点からその時点までにタイマ等によって計時された期間を示す情報を図示しない記録媒体に蓄積してもよい。
(ステップS105)制御部14は、ステップS103で制御装置20から受信された電波の周波数と、その直前に制御装置20から受信された電波の周波数とが同じであるかどうか判断する。そして、両周波数が同じである場合には、ステップS108に進み、両周波数が異なる場合には、ステップS106に進む。制御部14は、その判断を、ステップS104で蓄積された電波の周波数を示す情報を用いて行ってもよい。
(ステップS106)制御部14は、ステップS103で受信された電波に対応する返信の電波を送信するように送信部13を制御する。それに応じて、送信部13は、返信の電波を自動車2に送信する。
(ステップS107)制御部14は、ステップS106における返信の電波の送信からの期間を知ることができるための処理を行う。その処理は、例えば、返信の電波の送信時刻を図示しない記録媒体に記録することであってもよく、または、返信の電波の送信時点からタイマ等による計時を開始することであってもよい。なお、送信時刻は、例えば、時計の時刻であってもよく、または、ある時点を基準として計時されるタイマの値であってもよい。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS108)制御部14は、返信の電波の最後の送信からの期間が、あらかじめ決められた期間を超えているかどうか判断する。そして、その期間が、あらかじめ決められた期間を超えている場合には、ステップS106に進み、そうでない場合には、ステップS109に進む。制御部14は、その判断を、ステップS107において記録された時刻や、ステップS107で計時の開始されたタイマの値等を用いて行ってもよい。具体的には、制御部14は、ステップS107で記録された時刻からの期間が、あらかじめ決められた期間を超えている場合には、返信の電波の最後の送信からの期間が、あらかじめ決められた期間を超えていると判断してもよい。また、制御部14は、ステップS107で計時の開始されたタイマの値が、あらかじめ決められた期間を超えている場合には、返信の電波の最後の送信からの期間が、あらかじめ決められた期間を超えていると判断してもよい。
(ステップS109)制御部14は、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、制御装置20からの電波が受信されていない期間があるかどうか判断する。そして、制御装置20からの電波が受信されていない期間がある場合には、ステップS106に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。制御部14は、その判断を、ステップS104において記録された時刻や、タイマの値等を用いて行ってもよい。具体的には、制御部14は、ステップS104で記録された、前回の受信時刻から最新の受信時刻までの期間が、あらかじめ決められた受信期間を超えている場合には、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、自動車2からの電波が受信されていないと判断してもよい。また、制御部14は、ステップS104で蓄積された、前回の電波の受信時点から最新の受信時点までのタイマの値が、あらかじめ決められた受信期間を超えている場合には、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、制御装置20からの電波が受信されていないと判断してもよい。
なお、図4のフローチャートにおける処理の順序は一例であり、同様の結果を得られるのであれば、各ステップの順序を変更してもよい。例えば、ステップS108とステップS109との処理の順序は逆であってもよい。また、図4のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。また、図4のフローチャートのステップS101において、連続して振動がないと判断され続ける場合に、1回目の判断の後にだけステップS102のリセットが行われ、それ以降は、リセットの処理が行われなくてもよい。また、振動が検知されなくなった場合にも、前回の情報を保持しておく場合には、ステップS102のリセットの処理を行わなくてもよい。また、返信の電波に対応する受信電波の周波数を用いてステップS105の処理を行ってもよい。その場合には、例えば、ステップS104において、受信された電波の周波数の記録を行わず、ステップS107において、返信の電波に対応する受信電波の周波数の記録を行ってもよい。そして、ステップS105において、制御部14は、新たに受信された電波の周波数と、最後に送信された返信の電波に対応する受信電波の周波数とを比較してもよい。そして、両者が異なる場合には、ステップS106に進み、両者が同じ場合には、ステップS108に進んでもよい。また、図4のフローチャートにおいて、ステップS108の処理を行わなくてもよい。その場合には、ステップS107の処理も行わなくてもよい。また、図4のフローチャートにおいて、ステップS109の処理を行わなくてもよい。その場合には、ステップS104において、電波の受信間隔を知ることができるための処理を行わなくてもよい。
次に、本実施の形態による電子キー1の動作について、具体例を用いて説明する。この具体例では、制御装置20から断続的に繰り返して第1及び第2の電波が送信される場合について説明する。
まず、電子キー1が、ユーザの家の机の上に置かれているときには、振動センサ11は、振動を検知しないため、電波の受信は行われず、振動の検知のみが行われる(ステップS101,S102)。その後、ユーザが、その電子キー1を上着のポケットに入れ、車庫に歩いていったとする。すると、そのユーザの移動に応じた振動が検知され、受信部12による受信の待機状態となる(ステップS101,S103)。そして、ユーザが自動車2の運転席のドアに近づいて領域A11に入ると、受信部12によって第1の電波が受信され(ステップS103)、制御部14は、図示しない記録媒体に最新の電波の周波数を識別する周波数識別子「1」を蓄積すると共に、受信タイマによる計時を開始する(ステップS104)。また、前回の周波数識別子は存在しないため、制御部14は、前回に受信された電波の周波数と異なる周波数の電波が受信されたと判断し(ステップS105)、送信部13に、周波数識別子「1」を渡すと共に、返信の電波の送信を指示する。周波数識別子「1」や返信の送信指示を受け取ると、送信部13は、図示しない記録媒体から、電子キー1のIDを読み出し、そのIDと、周波数識別子「1」とを含む返信の電波を送信する(ステップS106)。この具体例では、そのIDが、認証に用いられる情報であるとする。その返信の電波は、アンテナ等を介して制御装置20で受信され、その電波に含まれるIDを用いた認証が行われる。その認証の結果、正当であると判断されたとする。すると、返信の電波に周波数識別子「1」が含まれているため、制御装置20は、ユーザが車外にいると判断し、解錠可能なモードに設定する。また、制御部14は、返信の電波の送信に応じて、返信タイマによる計時を開始する(ステップS107)。なお、その後に再度、受信部12が第1の電波を受信した場合には、最新の周波数識別子「1」が蓄積され、その時点の受信タイマの値が蓄積されると共に、受信タイマがリセットされて、計時が再度、開始される(ステップS103,S104)。一方、その場合には、最新の周波数識別子「1」と、前回の周波数識別子「1」とが同じであるため、制御部14は、同じ周波数の電波が受信されたと判断する(ステップS105)。すると、制御部14は、返信タイマの値が、あらかじめ決められた期間を超えているかどうか判断する(ステップS108)。この場合には、超えていなかったものとする。すると、制御部14は、蓄積された受信タイマの値、すなわち、前回の電波の受信時点から最新の受信時点までの期間が、あらかじめ決められた受信期間を超えているかどうか判断する(ステップS109)。この場合には、超えていなかったものとする。その結果、第1の電波の受信に対する返信の電波の送信は行われないことになる。そして、第2の電波が受信されるか、返信タイマの値が閾値を超えるか、受信タイマの値が閾値を超えるまで、第1の電波の受信のみが繰り返して実行されることになる(ステップS101,S103,S104,S105,S108,S109)。
その後、ユーザが運転席のドアハンドルを握ると、制御装置20はそのことを検知し、解錠可能なモードに設定されているため、自動車2のドアを解錠する。そして、ユーザは、自動車2に入ることができ、運転席に座ったとする。すると、電子キー1が領域A20に入ったことになるため、受信部12によって第2の電波が受信される(ステップS103)。そのため、制御部14は、図示しない記録媒体に最新の電波の周波数を識別する周波数識別子「2」を蓄積すると共に、その時点の受信タイマの値を蓄積し、受信タイマをリセットし、計時を再度、開始する(ステップS104)。最新の周波数識別子「2」と、前回の周波数識別子「1」とが異なるため、制御部14は、前回に受信された電波の周波数と異なる周波数の電波が受信されたと判断し(ステップS105)、送信部13に、周波数識別子「2」を渡すと共に、返信の電波の送信を指示する。周波数識別子「2」や返信の送信指示を受け取ると、送信部13は、図示しない記録媒体から、電子キー1のIDを読み出し、そのIDと周波数識別子「2」とを含む返信の電波を送信する(ステップS106)。その返信の電波は、アンテナ等を介して制御装置20で受信され、その電波に含まれるIDを用いた認証が行われる。その認証の結果、正当であると判断されたとする。すると、返信の電波に周波数識別子「2」が含まれているため、制御装置20は、ユーザが車内に入ったと判断し、エンジンを始動可能なモードに設定する。また、制御部14は、返信の電波の送信に応じて、返信タイマをリセットし、計時を再度、開始する(ステップS107)。なお、その後に再度、受信部12が第2の電波を受信した場合にも、上述の第1の電波を再度、受信した場合と同様に、その第2の電波の受信に応じた返信の電波は送信されないことになる(ステップS101,S103,S104,S105,S108,S109)。
その後、ユーザがエンジンのスイッチを押すと、制御装置20はそのことを検知し、エンジンを始動可能なモードに設定されているため、自動車2のエンジンを始動させる。そして、ユーザは、自動車2を運転することができる。そのユーザが自動車2を運転してショッピングモールの駐車場まで行き、そこで自動車2を駐車したとする。その後、ユーザがエンジンのスイッチを押すと、エンジンが停止される。そして、ユーザが、運転席のドアを開けて車外に出て領域A11に入ると、受信部12によって第1の電波が受信され(ステップS103)、制御部14は、図示しない記録媒体に最新の電波の周波数を識別する周波数識別子「1」を蓄積すると共に、その時点の受信タイマの値を蓄積し、受信タイマをリセットし、計時を再度、開始する(ステップS104)。最新の周波数識別子「1」と、前回の周波数識別子「2」とが異なるため、制御部14は、前回に受信された電波の周波数と異なる周波数の電波が受信されたと判断し(ステップS105)、送信部13に、周波数識別子「1」を渡すと共に、返信の電波の送信を指示する。周波数識別子「1」や返信の送信指示を受け取ると、送信部13は、電子キー1のIDと周波数識別子「1」とを含む返信の電波を送信する(ステップS106)。その返信の電波は制御装置20で受信され、その電波に含まれるIDを用いた認証が行われる。その認証の結果、正当であると判断されたとする。すると、返信の電波に周波数識別子「1」が含まれているため、制御装置20は、ユーザが車外に出たと判断し、施錠可能なモードに設定する。また、制御部14は、返信の電波の送信に応じて、返信タイマをリセットし、計時を再度、開始する(ステップS107)。なお、その後に再度、受信部12が第1の電波を受信した場合にも、上述の場合と同様に、その第1の電波の受信に応じた返信の電波は送信されないことになる(ステップS101,S103,S104,S105,S108,S109)。
そして、ユーザが運転席のドアハンドルにおけるセンサの配置されている箇所に触れると、制御装置20はそのことを検知し、施錠可能なモードに設定されているため、自動車2のドアを施錠する。なお、ユーザが領域A11を出た後に忘れ物をしたことに気づき、領域A11に戻ったとする。すると、受信部12によって第1の電波が受信され、周波数識別子「1」の蓄積等の処理が行われる(ステップS103,S104)。また、周波数識別子「1」に変更はないため(ステップS105)、制御部14は、返信タイマの値があらかじめ決められた期間を超えているかどうか判断する(ステップS108)。この場合には、超えていなかったとする。すると、制御部14は、蓄積された受信タイマの値、すなわち、前回の電波の受信時点から最新の受信時点までの期間が、あらかじめ決められた受信期間を超えているかどうか判断する(ステップS109)。この場合には、少しの間、領域A11から出ていたため、その期間を超えていたとする。すると、制御部14は、送信部13に、周波数識別子「1」を渡し、返信の電波の送信を指示する。周波数識別子「1」等を受け取ると、送信部13は、電子キー1のIDや周波数識別子「1」を含む返信の電波を送信する(ステップS106)。その返信の電波は制御装置20で受信され、その電波に含まれるIDを用いた認証が行われる。その認証の結果、正当であると判断されたとする。すると、返信の電波に周波数識別子「1」が含まれているため、制御装置20は、ユーザが車外にいると判断し、解錠可能なモードに設定する。また、制御部14は、返信の電波の送信に応じて、返信タイマによる計時を開始する(ステップS107)。その後、ユーザが運転席のドアハンドルを握ると、制御装置20はそのことを検知し、解錠可能なモードに設定されているため、自動車2のドアを解錠する。そして、ユーザが車内に入ると、自動車2は、上述のように、エンジンの始動可能なモードに移行する。その後、ユーザが忘れ物を持って車外に出ると、自動車2は、上述のように、施錠可能なモードに移行する。そして、ユーザは、上述の説明と同様にして施錠を行い、ショッピングモールに歩いていったとする。すると、受信部12は、第1の電波を受信しなくなり、受信タイマのリセットが行われず、受信の待機状態となる(ステップS101,S103)。
その後、ユーザがショッピングモールから駐車場に戻ってきたとする。すると、受信部12によって第1の電波が受信され(ステップS103)、制御部14は、図示しない記録媒体に最新の電波の周波数を識別する周波数識別子「1」を蓄積すると共に、その時点の受信タイマの値を蓄積し、受信タイマをリセットし、計時を再度、開始する(ステップS104)。この場合には、最新の周波数識別子「1」と、前回の周波数識別子「1」とが同じであるため(ステップS105)、制御部14は、返信タイマの値が、あらかじめ決められた期間を超えているかどうか判断する(ステップS108)。この場合には、超えていたとする。すると、制御部14は、送信部13に、周波数識別子「1」を渡し、返信の電波の送信を指示する。周波数識別子「1」等を受け取ると、送信部13は、電子キー1のIDや周波数識別子「1」を含む返信の電波を送信する(ステップS106)。その返信の電波は、アンテナ等を介して制御装置20で受信され、その電波に含まれるIDを用いた認証が行われる。その認証の結果、正当であると判断されたとする。すると、返信の電波に周波数識別子「1」が含まれているため、制御装置20は、ユーザが車外にいると判断し、解錠可能なモードに設定する。また、制御部14は、返信の電波の送信に応じて、返信タイマによる計時を開始する(ステップS107)。そして、上述の説明と同様に、ユーザは、運転席のドアを解錠して自動車2に乗り込み、エンジンを始動させて家に帰ることができる。なお、家に帰った後にユーザが電子キー1を机の上に置くと、振動が検知されなくなり、受信タイマ、返信タイマ、周波数識別子のすべてがリセットされ、振動が検知されるまで、受信等の処理は行われなくなる(ステップS101,S102)。
以上のように、本実施の形態による電子キー1や電子回路10によれば、振動センサ11が振動を検知した場合にのみ、受信等の動作が行われることになる。そのため、電子キー1が保管されている場合には、電波の受信の処理等が行われないことになり、電池の消耗を抑えることができる。特に、スペアの電子キー1は、長期間保管されている際に電池がなくなってしまい、実際に使用したいときには役に立たないこともあるが、本実施の形態による電子キー1では、そのようなことが起こる可能性を低減させることができる。また、導電性球体を用いた接点方式の振動センサ11を用いることにより、加速度センサ等で振動を検知する場合よりも、消費電力を低減することができる。さらに、ノーマリーオープンの振動センサ11を用いることにより、不使用期間における電力の消費をより少なくすることができる。また、自動車2からの電波を受信した場合であっても、その電波の周波数が、前回に受信した電波の周波数と同じである場合には、返信の電波を送信しないことにより、最低限必要な範囲においてのみ、返信の電波を送信することになる。その結果、返信の電波の送信に応じた電力の消費を抑えることができるようになる。また、返信の電波の送信回数が減ることにより、電子キー1から送信される電波が悪意のある第三者に取得され、電子キー1が複製される可能性を低減させることができる。また、自動車2から受信された電波の周波数が、前回に受信された電波の周波数と同じであっても、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、自動車2から電波を受信していない場合には、その電波の受信に応じた返信の電波の送信を行うことによって、自動車2から送信される電波の圏内から一度出て、再度、その圏内に入った場合には、電波の受信に応じた返信の電波の送信が行われることになり、例えば、自動車2のドアの解錠等が行われるようになる。また、前回に返信の電波を送信してから所定の期間が経過した場合にも、電波の受信に応じた返信の電波の送信が行われることにより、例えば、自動車2のドアの施錠が行われた後に所定の期間が経過すると、ドアの解錠を行うことができるようになる。
なお、上記説明においては明記しなかったが、電子キー1は、自動車2から受信した電波について、認証の処理を行ってもよい。すなわち、電子キー1は、受信された第1の電波や第2の電波に含まれる情報を用いた認証を行い、正当であると判断されたときにのみ、上述のように、自動車2から受信した電波に応じた処理を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、制御装置20が施錠、解錠を制御する開閉対象が自動車2のドアである場合について説明したが、そうでなくてもよい。自動車2のドア以外の開閉対象は、例えば、住宅のドアや、オフィス、倉庫等のドア等であってもよい。そのドアは、電子キー1を所持しているユーザが、そのドアの内部から外部に、また外部から内部に通過できるものであることが好適である。その場合には、第1の電波は、開閉対象の外部に送信され、第2の電波は、その開閉対象の内部に送信されてもよい。その開閉対象が住宅の玄関のドアである場合には、そのドアの内側に制御装置20が設置されていてもよい。そして、その制御装置20は、例えば、上述の自動車2の場合の説明と同様にして、電子キー1を所持しているユーザが玄関のドアの内部から外部に移動したことを検知した場合に、その玄関のドアを施錠してもよい。また、その後、第1の電波の受信に応じた返信の電波を受信した場合に、制御装置20は、その玄関のドアを解錠してもよい。また、その施錠、解錠は、自動車2の場合と同様に、ユーザがドアハンドル(ドアノブ)に触れた際などに行われてもよい。また、制御装置20は、電子キー1を所持しているユーザが玄関ドアの外部から内部に入ったことを検知した際に、例えば、住宅のセキュリティーシステムを自動的にオフにしたり、住宅のエアコンや照明等を自動的にオンにしたりしてもよく、また、電子キー1を所持しているユーザが玄関ドアの内部から外部に出たことを検知した際に、例えば、住宅のセキュリティーシステムを自動的にオンにしたり、住宅のエアコンや照明等を自動的にオフにしたりしてもよい。また、そのセキュリティーシステム等の制御は、例えば、最初のユーザが帰宅した際に、または、最後のユーザが外出した際に行われてもよい。
また、本実施の形態では、電子キー1が第1または第2の電波の圏内に存在していても、その第1または第2の電波の受信に応じた返信の電波が電子キー1から送信されないこともあったが、制御装置20は、電子キー1での受信に応じて、必ず返信の電波が電子キー1から送信される電波(以下、この電波を「第3の電波」と呼ぶことにする)を送信してもよい。そして、受信部12は、その第3の電波をも受信してもよい。また、送信部13は、受信部12が第3の電波を受信した場合に、返信の電波を送信する。なお、この送信は必ず行われるものとする。そのため、制御部14は、受信部12が第3の電波を受信した場合に、送信部13が返信の電波を送信するように制御するものとする。なお、第3の電波は、第1及び第2の電波と異なるものであり、第1及び第2の電波と区別可能であるとする。そのため、例えば、第3の電波の周波数は、第1及び第2の電波のいずれの周波数とも異なっていてもよく、第3の電波には、その電波が第3の電波であることを示す識別情報が含まれていてもよい。その第3の電波が送信される状況について簡単に説明する。図4のフローチャートでは、例えば、自動車2のドアが施錠または解錠された直後に、再度、ユーザがドアハンドルに触れたとしても、ステップS105はYesであり、ステップS108はNoであり、ステップS109はNoであるため、ドアが解錠されないことになる。したがって、制御装置20は、開閉対象の施錠または解錠が行われてから所定の期間内に再度、ユーザがドアハンドル、またはドアハンドルの箇所に配置されているセンサに触れたことを検知すると、その検知に応じて、第3の電波を送信してもよい。そのように、その第3の電波は、連続的や間欠的に繰り返して送信されるのではなく、ユーザの所定の操作や動作等に応じて送信されることが好適である。その第3の電波は、例えば、第1の電波と同様に、開閉対象の外部に送信されてもよい。また、その第3の電波の送信範囲は、第1の電波と同じであってもよい。そのようにすることで、電子キー1を所持しているユーザは、開閉対象の施錠直後に、その開閉対象を解錠することができるようになると共に、開閉対象の解錠直後に、その開閉対象を施錠することができるようになり、利便性が向上することになる。なお、その所定の期間は、例えば、ステップS108の判断で用いられるあらかじめ決められた期間よりも長い期間に設定されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素間で行われる情報の受け渡しは、例えば、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に異なるものである場合には、一方の構成要素による情報の出力と、他方の構成要素による情報の受け付けとによって行われてもよく、または、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に同じものである場合には、一方の構成要素に対応する処理のフェーズから、他方の構成要素に対応する処理のフェーズに移ることによって行われてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素が実行する処理に関係する情報、例えば、各構成要素が受け付けたり、取得したり、選択したり、生成したり、送信したり、受信したりした情報や、各構成要素が処理で用いる閾値や数式、アドレス、ID等の情報等は、上記説明で明記していなくても、図示しない記録媒体において、一時的に、または長期にわたって保持されていてもよい。また、その図示しない記録媒体への情報の蓄積を、各構成要素、または、図示しない蓄積部が行ってもよい。また、その図示しない記録媒体からの情報の読み出しを、各構成要素、または、図示しない読み出し部が行ってもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素等で用いられる情報、例えば、各構成要素が処理で用いる閾値やアドレス、各種の設定値等の情報がユーザによって変更されてもよい場合には、上記説明で明記していなくても、ユーザが適宜、それらの情報を変更できるようにしてもよく、または、そうでなくてもよい。それらの情報をユーザが変更可能な場合には、その変更は、例えば、ユーザからの変更指示を受け付ける図示しない受付部と、その変更指示に応じて情報を変更する図示しない変更部とによって実現されてもよい。その図示しない受付部による変更指示の受け付けは、例えば、入力デバイスからの受け付けでもよく、通信回線を介して送信された情報の受信でもよく、所定の記録媒体から読み出された情報の受け付けでもよい。
また、上記実施の形態において、電子キー1や電子回路10に含まれる2以上の構成要素が通信デバイスや入力デバイス等を有する場合に、2以上の構成要素が物理的に単一のデバイスを有してもよく、または、別々のデバイスを有してもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、または、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現されうる。その実行時に、プログラム実行部は、記憶部や記録媒体にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。また、そのプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明による電子キーや電子回路によれば、不使用時の電力の消費を低減することができるという効果が得られ、例えば、自動車の解錠や始動等に用いられる電子キー(携帯機)等として有用である。
1 電子キー
2 自動車
11 振動センサ
12 受信部
13 送信部
14 制御部

Claims (8)

  1. 開閉対象の施錠、解錠を制御する制御装置から送信された電波を受信する電子キーであって、
    電子回路と、
    前記電子回路に電力を供給する電池と、を備え、
    前記電子回路は、
    振動を検知するセンサであり、導電性球体を用いた接点方式のセンサである振動センサと、
    前記振動センサが振動を検知している場合にのみ、前記制御装置から送信された第1の周波数の電波である第1の電波または第2の周波数の電波である第2の電波を受信する受信部と、
    前記受信部が前記制御装置から電波を受信した場合に、返信の電波を送信する送信部と、
    前記受信部が前記制御装置から電波を受信した場合であって、当該電波の周波数が、前回、前記受信部が前記制御装置から受信した電波の周波数と異なる場合に、前記送信部が返信の電波を送信するように制御する制御部と、を有する、電子キー。
  2. 前記第1の電波は、前記開閉対象の外部に送信され、
    前記第2の電波は、前記開閉対象の内部に送信される、請求項1記載の電子キー。
  3. 自動車が前記制御装置を有しており、
    前記開閉対象は、前記自動車のドアである、請求項1または請求項2記載の電子キー。
  4. 前記制御部は、前記受信部が前記制御装置から電波を受信した場合であって、直前のあらかじめ決められた受信期間内に、前記受信部が前記制御装置から送信された第1及び第2の電波のいずれをも受信していない場合に、前記送信部が返信の電波を送信するように制御する、請求項1から請求項3のいずれか記載の電子キー。
  5. 前記制御部は、前記受信部が前記制御装置から電波を受信した場合であって、前記送信部が返信の電波を最後に送信した時点からの期間があらかじめ決められた期間を超えている場合に、前記送信部が返信の電波を送信するように制御する、請求項1から請求項4のいずれか記載の電子キー。
  6. 前記受信部は、前記制御装置から送信された、前記第1及び第2の電波とは異なる第3の電波をも受信するものであり、
    前記制御部は、前記受信部が前記制御装置から第3の電波を受信した場合に、前記送信部が返信の電波を送信するように制御する、請求項1から請求項5のいずれか記載の電子キー。
  7. 前記送信部が送信する返信の電波は、認証に用いられる情報を含んでいる、請求項1から請求項6のいずれか記載の電子キー。
  8. 開閉対象の施錠、解錠を制御する制御装置から送信された電波を受信する電子回路であって、
    振動を検知するセンサであり、導電性球体を用いた接点方式のセンサである振動センサと、
    前記振動センサが振動を検知している場合にのみ、前記制御装置から送信された第1の周波数の電波である第1の電波または第2の周波数の電波である第2の電波を受信する受信部と、
    前記受信部が前記制御装置から電波を受信した場合に、返信の電波を送信する送信部と、
    前記受信部が前記制御装置から電波を受信した場合であって、当該電波の周波数が、前回、前記受信部が前記制御装置から受信した電波の周波数と異なる場合に、前記送信部が返信の電波を送信するように制御する制御部と、を備えた電子回路。
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