JP2013146138A - 非接触充電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触充電装置において、電子キーシステムの通信に対する影響を抑制することにある。
【解決手段】干渉抑制部43は、LFアンテナ23aに供給される交流電流を検出するとき、1次コイルL1に供給される交流電流が抑制される。これにより、非接触充電装置40の携帯端末50への送電により電子キー10及び車載装置20間の通信が妨害されることが抑制される。
【選択図】図1

Description

この発明は、非接触で被充電装置を充電する非接触充電装置に関する。
従来、充電装置から被充電装置へ非接触で送電を行うことで、被充電装置を充電する非接触充電システムが存在する(例えば、特許文献1参照)。具体的には、充電装置には1次コイルが設けられ、被充電装置には2次コイルが設けられる。充電装置の上面には、被充電装置が設置される送電パッドが形成される。1次コイルは、励磁されることで低周波数の電波(電磁波)を放出する。この電波により2次コイルに電力が誘起される。この電力が被充電装置に内蔵される電池に充電される。
今後、非接触充電システムの業界団体であるWPC(Wireless Power Consortium)の規格に沿った充電装置の普及が予想される。この規格においては、1次コイルからの電波の周波数は100kHz〜200kHzに指定されている。
一方、車両には電子キー及び車両間での無線通信を通じて車両ドアの施解錠やエンジンの始動を可能とする電子キーシステムが搭載されている(例えば、特許文献2参照)。この電子キーシステムにおいて、車両から電子キーには、LF帯(代表的には134kHz又は125kHz)の電波が送信される。
特開2008−5573号公報 特開2004−92071号公報
上記充電装置を車両に搭載した場合、非接触充電システム及び電子キーシステム間で使用される周波数が重複するため電波干渉が生じるおそれがある。具体的には、充電装置を車内にて使用すると、その電波が電子キーシステムにとってノイズとなる。この結果、電子キー及び車両間の無線通信、ひいてはエンジンの始動等が不可となるおそれがある。このため、非接触充電装置を車載するにあたって、ユーザの利便性を確保するために電子キーシステムの通信に対する影響を抑制することが求められている。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子キーシステムの通信に対する影響を抑制した非接触充電装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、1次コイルに交流電流が供給されることで被充電装置に非接触で送電する非接触充電装置において、電子キー及び車載装置間の無線通信時に前記車載装置のアンテナに供給される交流電流の有無を検出する検出手段と、前記検出手段を通じて前記アンテナへの交流電流の供給を検出するとき、前記1次コイルに供給される交流電流を抑制する制御手段と、を備えることを要旨とする。
同構成によれば、アンテナに供給される交流電流の有無を検出するとき1次コイルに供給される交流電流が抑制される。これにより、非接触充電装置からの電磁波が抑制される。アンテナに交流電流が供給されるときは、電子キー及び車載装置間で無線通信を行うときである。このため、当該無線通信が、非接触充電装置からの電磁波によって妨害されることが抑制される。
また、上記構成においては、アンテナに供給される交流電流の有無を直接検出するため、外部からのノイズに強い。さらに、アンテナ等を介して実際に送信される信号の有無を検出する場合に比べて感度もよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の非接触充電装置において、前記アンテナは第1のコネクタを、前記アンテナに交流電流を供給する導線は前記第1のコネクタに接続可能とされた第2のコネクタを備えるものであって、前記検出手段は、前記第1及び前記第2のコネクタにそれぞれ接続される2つのコネクタを備えることを要旨とする。
導線と電気機器との接続は、はんだ付け等の接続方法もあるが、接続したり接続を解除したりする容易性から、コネクタ同士による接続が従来から多く採用されている。すなわち、アンテナとアンテナに交流電流を供給する導線とにおいてもコネクタ接続を採用している従来製品も多い。同構成によれば、検出手段は、アンテナと導線との接続に利用される第1及び第2のコネクタを備えている。従って、アンテナと導線との間に検出手段を容易に配設することができる。このため、多くの従来製品に当該発明を容易に適用することができる。
本発明によれば、非接触充電装置において、電子キーシステムの通信に対する影響を抑制することができる。
車両の構成を示すブロック図。 干渉抑制部の構成を示すブロック図。 携帯端末が送電パッドに設置された非接触充電装置の斜視図。
以下、本発明にかかる非接触充電装置を具体化した一実施形態について図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、車両は、非接触充電装置40と、車載装置20とを備える。この車載装置20は、ユーザに所持される電子キー10との相互通信を通じてエンジンの始動を許可する。非接触充電装置40は、ユーザに所持される携帯端末50を非接触で充電可能に構成される。以下、電子キー10、車載装置20及び非接触充電装置40の具体的構成について説明する。
<電子キー>
電子キー10は、CPUからなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部11を備える。この電子キー制御部11には、LF(Low Frequency)帯の無線信号を受信するLF受信部12と、UHF(Ultra High Frequency)帯の無線信号を送信するUHF送信部13とが接続されている。
LF受信部12は、自身のLF受信アンテナ12aを介して車載装置20から送信されるLF帯の無線信号である要求信号を受信すると、この要求信号を復調し、復調された信号を電子キー制御部11へ出力する。
電子キー制御部11は、不揮発性のメモリ11aを備え、同メモリ11aには電子キー10に固有のIDコードが記憶されている。電子キー制御部11は、要求信号を認識すると、メモリ11aに記憶されたIDコードを含む応答信号をUHF送信部13へ出力する。UHF送信部13は、応答信号を変調するとともに、この変調した応答信号を、送信アンテナ13aを介してUHF帯の無線信号として送信する。
<車載装置>
図1に示すように、車載装置20は、コンピュータユニットにて構成されるECU21を備える。このECU21には、UHF帯の無線信号を受信するUHF受信部24が接続されている。UHF受信部24には、UHF受信アンテナ24aが接続されている。また、ECU21には、LF帯の無線信号を送信するLF送信部23が接続されている。LF送信部23には、非接触充電装置40を構成する干渉抑制部43を介してLF送信アンテナ23aが接続されている。
また、図1に示すように、ECU21には、エンジンスイッチ33と、カーテシスイッチ34とが接続されている。カーテシスイッチ34は、車両ドアの開閉状態を検出し、その検出結果をECU21に出力する。エンジンスイッチ33は、運転席の近傍に押し操作可能に設けられている。エンジンスイッチ33は押し操作されると、その旨の操作信号をECU21に出力する。
ECU21は、不揮発性のメモリ21aを備え、そのメモリ21aには電子キー10のIDコードと同一のIDコードが記憶されている。
ECU21は、車両ドアの解錠後にカーテシスイッチ34を通じて車両ドアが開閉した旨判断したとき、要求信号を生成し、その生成した要求信号をLF送信部23に出力する。LF送信部23は、ECU21から要求信号が入力されると、その要求信号を変調して、この変調された要求信号を干渉抑制部43を介してLF送信アンテナ23aに送る。要求信号は、LF送信アンテナ23aから車内に送信される。
UHF受信部24は、自身のUHF受信アンテナ24aを介して電子キー10から送信される応答信号を受信すると、この信号をパルス信号に復調し、この復調された応答信号をECU21へ出力する。
ECU21は、応答信号を認識すると、その応答信号に含まれるIDコードと、メモリ21aに記憶されたIDコードとの照合を行う。ECU21は、IDコードの照合が成立した旨判断したとき、エンジン始動許可状態となる。ECU21は、この状態において、エンジンスイッチ33が操作された旨認識すると、エンジンを始動する。
<非接触充電装置及び携帯端末>
図3に示すように、非接触充電装置40は、その上面に携帯端末50を設置可能とした送電パッド40aを有する。この非接触充電装置40は、送電パッド40aを露出させた状態で車室内に取り付けられる。ユーザは、携帯端末50を送電パッド40aに置くだけで、その携帯端末50の充電を行うことができる。
図1に示すように、非接触充電装置40は、充電制御装置41と、複数の励磁回路42と、それと同数の1次コイルL1と、干渉抑制部43とを備える。
また、携帯端末50は、2次コイルL2と、整流回路52と、コンバータ53と、バッテリ54と、負荷変調回路55と、を備える。
各1次コイルL1は、装置内部に送電パッド40aに沿って設けられる。1次コイルL1はスパイラルコイルである。各1次コイルL1は各励磁回路42に接続されている。また、各励磁回路42は電源及びグランドに接続されている。
充電制御装置41は、励磁回路42を通じて1次コイルL1に交流電流を供給する。これにより、1次コイルL1は励磁されて、電波(電磁波)を放出する。この電波の周波数は、上記背景技術でも説明したように、WPCの規格において100kHz〜200kHzに指定されている。充電制御装置41は、1次コイルL1に供給される電流を監視する。
携帯端末50が送電パッド40aに設置された状態で、2次コイルL2の軸は送電パッド40aの面に直交する。2次コイルL2は、1次コイルL1からの電磁波により電流を誘起する(電磁誘導)。整流回路52は、誘起された交流電流を直流電流に変換し、その変換した電流をコンバータ53に出力する。コンバータ53は、電力を降圧又は昇圧して、その電力をバッテリ54に供給する。これにより、バッテリ54が充電される。
充電制御装置41は、送電パッド40aに携帯端末50が設置されているか否かを判断するためにポーリングを行う。具体的には、充電制御装置41は、間欠的に1次コイルL1に交流電流を供給することで1次コイルL1を励磁する。これにより、1次コイルL1からはポーリング信号(電波)が送信される。
携帯端末50の負荷変調回路55は、2次コイルL2を通じてポーリング信号を受けると負荷変調を行う。詳しくは、負荷変調回路55は、ポーリング信号を受信したとき、2次コイルL2に負荷(図示略)を接続した接続状態と、2次コイルL2に負荷を接続しない非接続状態との間で切り替える。この接続状態にあるとき、2次コイルL2と磁気結合する1次コイルL1からみたインピーダンスが非接続状態から変化する。従って、1次コイルL1に供給される電流が変化する。充電制御装置41は、この電流の変化を通じて送電パッド40aに携帯端末50が設置されている旨判断し、その旨判断したとき連続的に1次コイルL1を励磁させることで実際に携帯端末50の充電を行う。
各励磁回路42及び電源間にはFET(電界効果トランジスタ)49のドレイン端子及びソース端子が接続されている。通常のFET49は、オン状態とされており、各励磁回路42には、電源からの電力が常時供給されている。FET49のベース端子に、干渉抑制部43によって電圧が印加されることで、FET49のドレイン端子及びソース端子間が非導通状態(オフ状態)となる。
図2に示すように、干渉抑制部43は、LF送信部23からLF送信アンテナ23aに送られる要求信号(交流電流)をセンシングするセンサ44と、センシングした交流電流を整流及び平滑させて直流電流に変換した後、当該直流電流の電圧値と予め記憶される閾値との比較をする処理回路45とを備える。処理回路45は、電圧値が閾値以上となっている間、電子キー10及び車載装置20間の無線通信が行われる旨判断して、FET49のベース端子に電圧を印加する。なお、干渉抑制部43は、センサ44及び処理回路45を配設する基板47を備えている。この基板47には、第1及び第2のコネクタ47a,47bが設けられている。第1のコネクタ47aは、LF送信部23からLF送信アンテナ23aに要求信号を送るためのハーネス(導線)25の先端部に設けられる第2のコネクタ25aと接続される。第2のコネクタ47bは、LF送信アンテナ23aに設けられ要求信号を受信するための第1のコネクタ23bと接続される。第1及び第2のコネクタ47a,47bは、2本の導線により接続されている。センサ44は、例えばトランスであって、2本の導線のうち一方に流れる電流を電磁誘導により検出する。なお、第1のコネクタ23b,47aは同じもの、第2のコネクタ25a,47bは同じものである。
<干渉抑制部の作用>
要求信号を送信する際、ECU21において生成された要求信号(交流電流)は、LF送信部23及び干渉抑制部43を介してLF送信アンテナ23aに送られる。従って、LF送信アンテナ23aに送られる要求信号(交流電流)は、センサ44によりセンシングされる。センシングされた交流電流は、処理回路45に送られる。処理回路45は、入力された交流電流を整流及び平滑させて直流電流に変換した後、当該直流電流の電圧値と、予め記憶される閾値との比較をする。干渉抑制部43は、電圧値が閾値以上となっている間、電子キー10及び車載装置20間の無線通信が行われる旨判断して、FET49のベース端子に電圧を印加する。従って、FET49はオフ状態となる。これにより、各励磁回路42への給電が停止されるので、非接触充電装置40からの電磁波は遮断される。このため、電子キー10及び車載装置20間の要求信号又は応答信号の授受が、非接触充電装置40によって妨害されることが抑制される。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)LF送信アンテナ23aに供給される交流電流の有無を検出する干渉抑制部43を設けた。干渉抑制部43は、交流電流を検出するとき、FET49のベース端子に電圧を印加する。ベース端子に電圧が印加されると、1次コイルL1に供給される直流電流が遮断される。LF送信アンテナ23aに交流電流が供給されるのは、電子キー10及び車載装置20間で無線通信を行うときである。これにより、非接触充電装置40の携帯端末50への送電により電子キー10及び車載装置20間の通信が妨害されることが抑制される。なお、干渉抑制部43は、LF送信アンテナ23aに供給される交流電流が要求信号であるか否かを判断しない。すなわち、干渉抑制部43は、要求信号であるか否かを判断せず、LF送信アンテナ23aに供給される交流電流の有無のみにより、FET49のベース端子への電圧の印加を切り替える。従って、干渉抑制部43は、要求信号であるか否かを判断しない分だけ早く、FET49のベース端子への電圧の印加を切り替えることができる。また、干渉抑制部43には、要求信号の有無を判断するための処理回路が必要ない。従って、干渉抑制部43における回路の簡素化が図られる、基板47をはじめとする干渉抑制部43全体のサイズを小さくできる、さらには、干渉抑制部43にかかるコストを抑制することができる。
また、干渉抑制部43は、LF送信アンテナ23aに供給される交流電流の有無を直接検出するため、外部からのノイズに強い。さらに、アンテナ等を介して実際に送信される信号(LF帯の要求信号(無線信号))の有無を検出する場合に比べて感度もよい。
(2)干渉抑制部43の各種の電子部品を配設する基板47に第1及び第2のコネクタ47a,47bを設けた。第1のコネクタ47aは、LF送信部23からLF送信アンテナ23aに要求信号を送るためのハーネス(導線)25の先端部に設けられる第2のコネクタ25aとの接続に対応する。第2のコネクタ47bは、LF送信アンテナ23aに設けられ要求信号を受信するための第1のコネクタ23bとの接続に対応する。これにより、干渉抑制部43は、容易にハーネス25とLF送信アンテナ23aとの間に接続することができる。また、ハーネス25とLF送信アンテナ23aとの接続に第1及び第2のコネクタを採用する従来の車載装置においても、ハーネス25とLF送信アンテナ23aとの間に干渉抑制部43を容易に接続することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態において、ハーネス25と干渉抑制部43との間、及び干渉抑制部43とLF送信アンテナ23aとの間は、コネクタ接続に限らない。例えば、はんだ付けによる接続であってもよい。
・上記実施形態において、干渉抑制部43は、LF送信アンテナ23aに供給される交流電流を、電磁誘導によりセンシングするもの(例えばトランス)としてセンサ44を採用したが、これ以外のものによりセンシングしてもよい。電磁誘導により交流電流を検出するものとしては、例えば電流プローブがある。電流プローブを採用すれば、間接的なセンシングか可能になる。また、電磁誘導に代えて、例えばシャント抵抗を採用して、交流電流を電圧に変換して、信号の有無をセンシングしてもよい。
・上記実施形態においては、FET49をオフ状態とすることで、非接触充電装置40からの電磁波が遮断されていた。しかし、非接触充電装置40からの電磁波を遮断することができれば、上記構成に限らない。例えば、非接触充電装置40全体の電源をオフ状態としてもよい。本構成によれば、より簡易に非接触充電装置40からの電磁波を遮断できる。
また、例えば、励磁回路42及び1次コイルL1間にリレー回路を設けてもよい。このリレー回路は第1〜第3の端子を有する。そして、第1の端子が励磁回路42に接続され、第2の端子が1次コイルL1に接続され、第3の端子がグランドに接続される。可動接点が第2及び第3の端子間で変位することで、1次コイルL1が励磁回路42及びグランドの何れかに接続された状態となる。干渉抑制部43は、電圧値が閾値以上となった旨判断すると、リレー回路を通じて、1次コイルL1をグランドに接続する。これによって、非接触充電装置40からの電磁波が遮断される。
また、1次コイルL1を含むアンテナ系のインピーダンスを増大させることで、1次コイルL1からの電磁波を抑制してもよい。詳しくは、励磁回路42及び1次コイルL1間にはマッチング回路が設けられている。このマッチング回路は、1次コイルL1及び電力経路間のインピーダンスを整合させることで、1次コイルL1を含むアンテナ系の電気エネルギーの反射損失を抑制する。干渉抑制部43は、電圧値が閾値以上となった旨判断すると、マッチング回路を通じてアンテナ系のインピーダンスを増大させる。これにより、1次コイルL1に供給される交流電流が減少し、結果的に1次コイルL1からの電磁波を抑制することができる。
・上記実施形態においては、LF送信アンテナ23aから車内に要求信号が送信されるとき、非接触充電装置40からの電磁波が抑制される。しかし、車外(例えばドアハンドル内)に設けられる送信アンテナから要求信号が送信されるときにも、非接触充電装置40からの電磁波を抑制してもよい。なお、ECU21は、車外への要求信号に対する応答信号のIDコードの照合が成立した旨判断したとき、車両ドアの施解錠を許可する。
・上記実施形態においては、非接触充電装置40は電磁誘導型であったが、磁界共鳴型であってもよい。
・上記実施形態において、干渉抑制部43にLF送信アンテナ23aに供給される交流電流が要求信号であるか否かを判断するための処理回路、例えばデコーダや、マイクロコンピュータ、メモリを設けてもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)請求項1又は2に記載の非接触充電装置において、電源から前記1次コイルへの給電経路に設けられるスイッチング素子を備え、前記制御手段は、前記検出手段が前記アンテナへの交流電流の供給を検出するとき、前記スイッチング素子をオフ状態とすることで前記1次コイルに供給される電源を遮断する非接触充電装置。
同構成によれば、電子キー及び車載装置間の無線通信が開始されると、スイッチング素子がオフ状態とされる。これにより、1次コイルに供給される電源が遮断される。従って、無線通信時には非接触充電装置からの電磁波が停止する。よって、より確実に非接触充電装置からの電磁波による無線通信の妨害が抑制される。
L1…1次コイル、L2…2次コイル、10…電子キー、11…電子キー制御部、11a,21a…メモリ、12…LF受信部、12a…LF受信アンテナ、13…UHF送信部、13a…送信アンテナ、20…車載装置、21…ECU、23…LF送信部、23a…LF送信アンテナ、23b,47a…第1のコネクタ、24…UHF受信部、24a…UHF受信アンテナ、25…ハーネス、25a,47b…第2のコネクタ、33…エンジンスイッチ、34…カーテシスイッチ、40…非接触充電装置、40a…送電パッド、41…充電制御装置、42…励磁回路、43…検出手段及び制御手段としての干渉抑制部、44…センサ、45…処理回路、47…基板、49…FET、50…携帯端末、52…整流回路、53…コンバータ、54…バッテリ、55…負荷変調回路。

Claims (2)

  1. 1次コイルに交流電流が供給されることで被充電装置に非接触で送電する非接触充電装置において、
    電子キー及び車載装置間の無線通信時に前記車載装置のアンテナに供給される交流電流の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段を通じて前記アンテナへの交流電流の供給を検出するとき、前記1次コイルに供給される交流電流を抑制する制御手段と、を備えた非接触充電装置。
  2. 請求項1に記載の非接触充電装置において、
    前記アンテナは第1のコネクタを、前記アンテナに交流電流を供給する導線は前記第1のコネクタに接続可能とされた第2のコネクタを備えるものであって、
    前記検出手段は、前記第1及び前記第2のコネクタにそれぞれ接続される2つのコネクタを備える非接触充電装置。
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