JP5869869B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
特許文献1に、前胴回り領域の左右端部と後胴回り領域との幅方向の外側端部とをそれぞれ接合した側方接合部を備える吸収性物品が記載されている。吸収性物品は、左側端部と右側端部の側方接合部によって接合されることにより、着用者の脚回りが挿入される脚回り開口と、着用者の胴回りが挿入される胴回り開口とが形成されたパンツ形状となる。吸収性物品の前回り領域と後回り領域とには、幅方向に伸縮する伸縮性部材が設けられている。
特開2005−287693号公報(図1)
上述の吸収性物品の側方接合部は、熱溶着又は超音波溶着からなる溶融手段、又はホットメルト型接着剤による接着手段によって接合される。前胴回り領域及び後胴回り領域に配置される伸縮性部材は、側方接合部において前胴回り領域と後胴回り領域との間に挟持されている。接着手段によって前胴回り領域と後胴回り領域とが接合されている部分は、伸縮性部材が側方接合部内に固定されているが、接着手段によって前胴回り領域と後胴回り領域とが接合されていない部分は、伸縮性部材が側方接合部内に固定されていない。よって、吸収性物品が幅方向に延伸した際に、伸縮性部材の端部が側方接合部から抜けてしまうおそれがある。
特に、熱溶着は、一対のロール間を通過させることによって、一方のロールの外周面に形成された凹凸部によって溶着する。このような熱溶着によれば、側方接合部全面が接合されず、前胴回り領域と後胴回り領域とが接合された接合領域と、前胴回り領域と後胴回り領域とが接合されていない非接合領域と、が形成される。
このように部分的に接合されている場合には、伸縮性部材と接合領域とが対応して配置されず、伸縮性部材が幅方向に伸縮する際に伸縮性部材の位置がずれてしまったり、側方接合部から抜けてしまったりするおそれがある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、前胴回り領域と後胴回り領域とが接合されたサイド接合部に配置された伸縮性部材の位置ずれや伸縮性部材がサイド接合部から抜けることを抑制できる吸収性物品を提供することを目的とする。
本開示に係る吸収性物品は、身体前側と身体後側とに延びる前後方向、前記前後方向に直交する幅方向、前記着用者に向かう内方向、及び前記内方向と反対側に向かう外方向を有する吸収体と、前記吸収体よりも前記内方向に配置された液透過性の表面シートと、前記吸収体よりも前記外方向に配置された不液透過性の裏面シートと、を備え、着用者の腹側に配置される前胴回り領域と、着用者の背側に配置される後ろ胴回り領域と、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域との間に位置し、着用者の股下に配置される股下領域とを有し、前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域には、前記幅方向に伸縮する伸縮性部材が設けられており、前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域の幅方向両端部には、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した一対のサイド接合部が形成されるパンツタイプの吸収性物品であって、前記一対のサイド接合部には、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した複数の接合部が前記前後方向に間隔を空けて形成された第1接合領域と、前記第1接合領域よりも幅方向外側に配置され、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した第2接合領域と、を備えており、前記第1接合領域の接合強度は、前記第2接合領域の接合強度よりも高く、前記第1接合領域の前記接合部は、前記伸縮性部材に沿い、かつ前記伸縮性部材を挟んで配置されており、前記第2接合領域は、前記伸縮性部材に重なって配置されていることを要旨とする。
本開示に係る吸収性物品は、前胴回り領域及び後胴回り領域を接合するサイド接合部の第1接合領域における接合部が伸縮性部材を挟んで配置されているため、伸縮性部材を接合部によって挟んで保持できる。更に、第1接合領域よりも幅方向外側の第2接合領域が伸縮性部材に重なって配置されている。よって、第1接合領域の接合部と第2接合領域とで伸縮性部材を保持でき、伸縮性部材が伸長した際に伸縮性部材の位置がずれたり、伸縮性部材がサイド接合部から抜けたりすることを防止できる。
実施形態に係る吸収性物品の斜視図である。 図1に示す吸収性物品の展開平面図である。 図1に示す吸収性物品のサイド接合部の拡大平面図である。 図3のA部分の拡大平面図である。 図4のB−B断面図である。 変形例に係るサイド接合部の拡大平面図である。
図1から図5を参照して、実施形態に係る吸収性物品1について説明する。本実施形態に係る吸収性物品1は、例えば、パンツタイプのおむつやオープンタイプのおむつ等である。おむつは、大人用のおむつであってもよいし、子供用のおむつであってもよい。
本実施形態に係る吸収性物品1は、パンツタイプのおむつである。吸収性物品1は、着用者の腹側に配置される前胴回り領域S1と、着用者の背側に配置される後胴回り領域S2と、着用者の股下に対応し、前胴回り領域S1と後胴回り領域S2との間に位置する股下領域S3と、を有する。
吸収性物品1は、吸収性本体1Aと、外装体1Bと、を備える。吸収性本体1Aは、液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏面シートと、表面シート2と裏面シートとの間に配置される吸収体4と、を有する。吸収体4は、着用者の身体前側と身体後側とに延びる前後方向Lと、前後方向に直交する幅方向Wと、着用者に向かう内方向と、内方向と反対側(着用者から離れる側)に向かう外方向とを有する。外装体1Bは、吸収性本体1Aよりも外方向に配置されており、着用者の腰回り及び胴回りを覆うように配置される。
図2は、図1に示す吸収性物品を展開した状態を示す展開平面図である。図2に示す状態から前後方向Lにおける中心を起点に前胴回り領域S1と後胴回り領域S2とが重なるように折り畳み、前胴回り領域S1の幅方向両端部と後胴回り領域S2の幅方向両端部とを接合することにより、吸収性物品1に一対のサイド接合部30が形成される。このようにして、図1に示すパンツタイプのおむつが形成される。吸収性物品1には、着用者の腰回りが挿入される腰回り開口21と、着用者の脚がそれぞれ挿入される一対の脚回り開口22と、が形成される。
表面シート2は、吸収体4よりも内方向(着用者側)に位置する。表面シート2には、不織布や開口プラスチックフィルムなどの液透過性のシートなどが使用される。
裏面シートは、吸収体4よりも外方向であって、外装体1Bよりも内方向に配置される。裏面シートには、液不透過性のシートなどが使用される。裏面シートが不液透過性であるため、着用者から排出され吸収体に吸収された排泄部が外装体1Bに漏れることを防止できる。
吸収体4は、表面シート2及び裏面シートの間に設けられ、着用者からの排泄物を吸収する。吸収体4には、粉砕パルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物などが使用される。パルプの目付は、250〜400g/mであり、高吸収性ポリマー粒子の目付は、140〜200g/mである。
外装体1Bは、外装トップシートと、外装トップシートよりも外方向に配置された外装バックシートと、幅方向Wに伸長した状態で配置された伸縮性部材と、を有する。
伸縮性部材は、腰回り開口21近傍に配置される腰回り伸縮性部材と、着用者の胴回りに配置される胴回り伸縮性部材と、を有する。腰回り伸縮性部材は、前胴回り領域S1に配置された前腰回り伸縮性部材13Aと、後胴回り領域S2に配置された後腰回り伸縮性部材13Bと、を有する。胴回り伸縮性部材は、前胴回り領域S1に配置された前胴回り伸縮性部材14Aと、後胴回り領域S2に配置された後腰回り伸縮性部材14Bと、を有する。
前腰回り伸縮性部材13Aと、後腰回り伸縮性部材13Bとは、前後方向にずれて配置され、前胴回り伸縮性部材14Aと、後胴回り伸縮性部材14Bとは、前後方向にずれて配置されている。
サイド接合部30は、前胴回り領域S1及び後胴回り領域S2の幅方向両端部に形成されている。図3は、サイド接合部の拡大平面図であり、図4は、図3のA部分の拡大平面図である。図5は、図4のB−B断面図である。サイド接合部30は、前胴回り領域S1の外装体1Bと後胴回り領域S2の外装体1Bとが熱溶着によって接合されている。サイド接合部30は、前胴回り領域の外装体1Bと後胴回り領域の外装体1Bとを接合した複数の接合部32が前後方向に間隔を空けて形成された第1接合領域30Aと、第1接合領域よりも幅方向外側に配置され、前胴回り領域の外装体1Bと後胴回り領域の外装体1Bとを接合した第2接合領域30Bと、を備えている。
第1接合領域及び第2接合領域は、いずれも前後方向に延びて設けられており、前胴回り領域S1と後胴回り領域S2とを接合する領域である。第1接合領域30Aには、複数の穴部31が形成されている。穴部31は、幅方向に沿って形成されており、前後方向に間隔を空けて複数並設されている。第1接合領域の幅は、穴部の幅と同じである。前胴回り領域と後胴回り領域とは、第1接合領域30Aでは、穴部31と穴部31との間の接合部32において接合されており、第2接合領域30Bでは、全面において接合されている。第1接合領域の接合部32の接合強度は、第2接合領域の接合強度よりも高くなるように構成されている。
なお、接合強度は、例えば、以下の方法によって測定することができる。接合強度は、サイド接合部の領域を前後方向の長さ寸法が約25mm、幅方向の長さ寸法が約30mmとなるように採取し、これをサンプルとして用いて測定する。測定は、サンプルの前胴回り領域の幅方向外側端部と後胴回り領域の幅方向外側端部端とを掴み、これらを互いに離間する方向に引っ張っておこなわれる。前後胴回り領域の掴み間隔を約10mmとして、剥離速度300mm/minのときの最大強度を測定している。
穴部31は、前胴回り領域S1の外装体1Bと後胴回り領域S2の外装体1Bとを熱溶着によって接合する際に、外装体1Bが融解することによって形成されている。穴部31は、幅方向Wに沿って形成されており、前後方向Lに間隔を空けて複数並設されている。
また、第2接合領域30Bは、穴部31よりも幅方向外側において前胴回り領域S1と後胴回り領域S2とが接合された領域である。
図4に示すように、第1接合領域30Aの接合部32は、前後方向に間隔を空けて複数形成され、幅方向に伸長された状態で配置された伸縮性部材に沿って配置されている。また、図5に示すように、前腰回り伸縮性部材13Aの前側と後側には、接合部32が配置されている、したがって、前腰回り伸縮性部材は、前後方向において接合部32に挟まれている。
また、第2接合領域は、伸縮性部材に重なって配置されている。したがって、第1接合領域の接合部と第2接合領域とで伸縮性部材を保持でき、伸縮性部材が伸長した際に伸縮性部材の位置がずれたり、伸縮性部材がサイド接合部から抜けたりすることを防止できる。
伸縮性部材の外側端部は、第2接合領域に配置され、前胴回り領域S1と後胴回り領域S2との間で挟持されている。よって、伸縮性部材の幅方向における外側端部を保持でき、伸縮性部材の抜けを効果的に防止することができる。
また、第2接合領域は、第1接合領域よりも幅方向外側に配置されており、例えば、第2接合領域の剛性が高いと、吸収性物品の着用者が寝ころんだ際等、吸収性物品の側部が着用者側に押圧される際に、着用者に違和感が生じ、装着感が悪化するおそれがある。しかし、第2接合強度は、接合強度が比較的低いため、柔軟性が高くなる。よって、第2接合領域の柔軟性を高め、サイド接合部が着用者側に押圧された際の違和感を低減でき、装着感を向上できる。
なお、本実施の形態では、前腰回り伸縮性部材と後腰回り伸縮性部材とが前後方向にずれて配置されており、接合部の間に1本ずつ伸縮性部材が配置されているが、接合部の間に2本ずつ伸縮性部材が配置されていてもよい。
サイド接合部は、熱溶着によって形成され、前胴回り領域と後胴回り領域とを構成する外装トップシート及び外装バックシートの融解温度がサイド接合部を形成する熱溶着の温度よりも低く構成されている。よって、熱溶着によってサイド接合部を形成する際に外装トップシート及び外装バックシートが融解して穴部が形成される。
なお、熱溶着の温度は、熱溶着を行うロールの温度によって調節することができる。例えば、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリプロピレンの場合には、ロールの温度が130〜150℃で熱溶着することができ、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリエチレンの場合には、ロールの温度が120〜140℃で熱溶着することができる。また、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリプロピレンの場合には、ロールの温度が170〜185℃で熱溶着しつつ穴部を形成することができ、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリエチレンの場合には、ロールの温度が150〜165℃で熱溶着しつつ穴部を形成することができる。
また、第1接合領域30Aを熱溶着する際は、接合部32と穴部31とを交互に形成するため、例えばロールに凹凸を形成して、部分的に異なる加熱強度となるように接合する。具体的には、穴部31が比較的高い加熱強度となるように形成し、接合部32が比較的低い加熱強度となるように形成する。穴部に対応する箇所を、接合部に対応する箇所よりも強い強度加熱することにより、穴部に対応する箇所のみが融解して穴部が形成される。よって、穴部31と接合部32とを形成することができる。
穴部が形成された部分に熱溶着前に配置されていた繊維は、熱溶着によって融解して、伸縮性部材の周囲に配置される。よって、伸縮性部材の周囲に繊維が巻き付くように配置され、伸縮性部材の位置ずれや抜けを防止できる。また、伸縮性部材の周囲に巻き付く繊維は、熱溶着によって硬化しているため、伸縮性部材の周囲を強固に固めることができる。
このように構成された吸収性物品は、例えば、以下の方法で製造することができる。まず、外装体1Bを構成するウェブ上に、伸縮性部材、吸収性本体1Aなどの吸収性物品1を構成する構成部品を載置する。次いで、外装体を構成するウェブを脚回り開口22に沿って切断する。図2に示す前後方向における中心を通り、幅方向に沿った折り目を基点に、前後方向に外装体を構成するウェブを折る。ウェブを折った後、熱溶着によってサイド接合部30を接合する。サイド接合部30を接合した後、吸収性物品の幅方向における外側端部に沿って切断し、個々の吸収性物品を得ることができる。
次いで、図6を参照して変形例に係る吸収性物品について説明する。なお、変形例の説明においては、上述の実施形態と異なる構成について説明し、同様の構成については同符号を用いて説明を省略する。変形例に係る吸収性物品は、サイド接合部に穴部が形成されてなく、サイド接合部の第1接合領域30Aには接合部32と、前胴回り領域と後胴回り領域とが接合されていない非接合部33とが形成されている。
非接合部33は、前後方向における接合部32間にそれぞれ設けられている。このように前後方向に接合部32と非接合部33とを交互に配置し、伸縮性部材と重なるように接合部32を配置することによっても、伸縮性部材を接合部によって挟んで保持し、伸縮性部材が伸長した際に伸縮性部材の位置がずれたり、伸縮性部材がサイド接合部から抜けたりすることを防止できる。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、サイド接合部は、熱溶着のみならず、超音波溶着によって形成されていてもよい。
また、第1接合領域及び第2接合領域は、図3において斜線を付した領域全体面において接合するように構成してもよいし、複数の直線形状の領域において接合するように構成してもよいし、複数の点状の領域において接合するように構成してもよい。例えば、複数の直線形状の領域や点状の領域において接合することにより、領域全体面を接合する構成と比較して、接合面積を小さくでき、第1接合領域及び第2接合領域の剛性を低減できる。
更に、本実施の形態では、伸縮性部材として、腰回り伸縮性部材及び胴回り弾性部材を例示したが、例えば、レッグギャザーを構成する脚回り弾性部材であってもよい。
1…吸収性物品
1A…吸収性本体
1B…外装体
2…表面シート
4…吸収体
13A…前腰回り伸縮性部材
13B…後腰回り伸縮性部材
14A…前胴回り伸縮性部材
14B…後胴回り伸縮性部材
21…腰回り開口
22…脚回り開口
30…サイド接合部
30A…第1接合領域
30B…第2接合領域
31…穴部
32…接合部
33…非接合部
S1…前胴回り領域
S2…後胴回り領域
S3…股下領域

Claims (5)

  1. 身体前側と身体後側とに延びる前後方向、前記前後方向に直交する幅方向、前記着用者に向かう内方向、及び前記内方向と反対側に向かう外方向を有する吸収体と、前記吸収体よりも前記内方向に配置された液透過性の表面シートと、前記吸収体よりも前記外方向に配置された不液透過性の裏面シートと、を備え、
    着用者の腹側に配置される前胴回り領域と、着用者の背側に配置される後胴回り領域と、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域との間に位置し、着用者の股下に配置される股下領域とを有し、
    前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域には、前記幅方向に伸縮する伸縮性部材が設けられており、
    前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域の幅方向両端部には、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した一対のサイド接合部が形成されるパンツタイプの吸収性物品であって、
    前記一対のサイド接合部には、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した複数の接合部が前記前後方向に間隔を空けて形成された第1接合領域と、前記第1接合領域よりも幅方向外側に配置され、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した第2接合領域と、を備えており、
    前記第1接合領域の接合強度は、前記第2接合領域の接合強度よりも高く、
    前記第1接合領域の前記接合部は、前記伸縮性部材に沿い、かつ前記伸縮性部材を挟んで配置されており、
    前記第2接合領域は、前記伸縮性部材に重なって配置されている、吸収性物品。
  2. 前記伸縮性部材の幅方向における外側端部は、前記第2接合領域に重なって配置されている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記第1接合領域の前後方向における前記接合部間には、複数の穴部が間隔を空けて形成されている、請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを構成するシート材は、不織布によって構成されており、
    前記穴部が形成された領域の繊維は、前記伸縮性部材の外周を囲むように配置されている請求項3に記載の吸収性物品。
  5. 前記伸縮性部材は、前記前胴回り領域に設けられた前伸縮性部材と、前記後胴回り領域に設けられた後伸縮性部材と、を有しており、
    前記前伸縮性部材と前記後伸縮性部材とは、前後方向にずれて配置されている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の吸収性物品。
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