JP4451420B2 - パンツ型紙おむつ - Google Patents
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Description
特に、乳幼児に装着する場合は、親等が子供の足を片足ずつウエスト開口部を通してレッグ開口部に挿入するのが通常である。また大人用でも、介護者が装着を行う場合には同様である。
そこで、本発明の主たる課題は、装着が容易なパンツ型紙おむつを提供することにある。
<請求項1記載の発明>
ウエスト開口部と、左右一対のレッグ開口部と、ウエスト開口部の縁からレッグ開口部上端までの前後方向範囲として定まる胴回り部と、前身頃における胴回り部の下端から股間部を通り後身頃における胴回り部の下端までの範囲として定まる股部とを有する、パンツ型紙おむつにおいて、
前記股部は、前後方向前側に位置する前側部分と後側に位置する後側部分とからなり、これら前側部分と後側部分とが着脱自在に連結されており、
前記股部における前記前側部分および前記後側部分の各々には、幅方向両側部における、前記前側部分および前記後側部分を連結している連結部位側の端部からウエスト部側の端部まで、ならびに前記連結部位側の端部における幅方向一方側の端部から他方側の端部までを含むU字状の周縁範囲に沿って、身体側に起立するバリヤーカフスが設けられており、前記バリヤーカフスはU字帯状のバリヤーシートと弾性伸縮部材とからなり、前記バリヤーシートは外縁部及び両端部が固定され、中間部では非固定とされている、
ことを特徴とするパンツ型紙おむつ。
本発明のパンツ型紙おむつでは、装着の際、予め股部における前側部分と後側部分とを取り外し、前側部分と後側部分とを分割した筒状状態で、先ず装着者の両足を胴回り部に通してしまい、その後、股部における前側部分と後側部分とを装着者の股間を介して連結することにより装着できる。よって、片足ずつ挿入するしかない従来のものと比べて、装着が格段に容易になる。
また、このようなバリヤーカフスが設けられていることにより、前側部分及び後側部分の連結部位からの漏れを効果的に防止できるようになる。
なお、本発明に一見類似するものとして、特開2003−175066号公報記載の発明があるが、股部が分割されるものではなく、課題及び効果も異なるものである。
ウエスト開口部と、左右一対のレッグ開口部と、ウエスト開口部の縁からレッグ開口部上端までの前後方向範囲として定まる胴回り部と、前身頃における胴回り部の下端から股間部を通り後身頃における胴回り部の下端までの範囲として定まる股部とを有する、パンツ型紙おむつにおいて、
前記股部は、前後方向前側に位置する前側部分と後側に位置する後側部分とからなり、これら前側部分と後側部分とが着脱自在に連結されており、
前記股部における前記前側部分および前記後側部分の各々には、幅方向両側部における、前記前側部分および前記後側部分を連結している連結部位側の端部からウエスト部側の端部まで、前後方向に沿って身体側に起立する直線状のバリヤーカフスが設けられるとともに、前記連結部位側の端部における幅方向一方側の端部から他方側の端部まで、幅方向に沿って身体側に起立する直線状のバリヤーカフスが設けられている、
ことを特徴とするパンツ型紙おむつ。
前記連結部位の連結手段として、メカニカルファスナー及び粘着材の両方が併設されており、前記粘着材は、前記連結部位の幅方向全体にわたり連続的に延在している、請求項1又は2に記載のパンツ型紙おむつ。
前身頃の両側部と後身頃の両側部とがそれぞれ着脱自在に接合されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型紙おむつ。
本発明の紙おむつは股部における前側部分と後側部分とを分割できるため、本項記載のように前身頃の両側部と後身頃の両側部とがそれぞれ着脱自在に接合できると、おむつを前後に分割できるようになる。よって、排泄物により汚れた部分だけ、あるいは損傷した部分だけを交換することができる。
また、本項記載の紙おむつによれば、装着者の姿勢等に応じた容易な形態での装着が可能になる。例えば、側臥した対象者に対して装着する場合、前身頃と後身頃とを一方側のみ接合した状態で、他方側の接合部を開いて腰脇に被せた後、対象者を反転させ、反対側の腰脇において他方の接合部を接合し、その前後において、股部における前側部分と後側部分とを装着者の股間を介して連結するといった装着形態を採ることができる。
前記股部が前記胴回り部に対して着脱自在に連結されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツ型紙おむつ。
本発明の紙おむつは股部における前側部分と後側部分とを分割できるため、本項記載のように股部を胴回り部に対して着脱自在に連結すると、股部の前側部分および後側部分を個別に取り外すことができるようになる。よって、股部のうち排泄物により汚れた部分だけ、あるいは損傷した部分だけを交換することができる。
また、本項記載の紙おむつによれば、装着者の姿勢等に応じた容易な形態での装着が可能になる。例えば、仰向けの対象者に対して装着する場合、胴回り部を腰まで通し、股部の前側部分を胴回り部に取り付けたならば、対象者を反転させてうつ伏せにし、次いで、股部の後側部分を胴回り部に取り付け、しかる後に、股部における前側部分と後側部分とを装着者の股間を介して連結するといった装着形態を採ることができる。
図1は、本発明に係るパンツ型紙おむつ10を示しており、この紙おむつ10は、図2の展開状態の内面(使用面)側平面図からも判るように、ウエスト開口部WOと、左右一対のレッグ開口部LOと、胴回り部Tと股部Lとを有する。
(イ)各連結部位の連結手段として、メカニカルファスナーおよび粘着材の両方を併設することができる。メカニカルファスナーは接合力(剥離・剪断)は強いが密閉性に劣る。一方、粘着材は接合力は弱いが接合部分の密閉性が高い。よって、両者を併設することにより、メカニカルファスナーにより強力な連結を可能としながらも、粘着材により連結部位の密閉性を確保することができる。この観点から、このような併用は、股部Lにおける前側部分20Fと後側部分20Bとの連結部位21F,21Bに適用するのが好ましい。また、粘着材層が連結部位21F,21Bの幅方向全体にわたり連続的に延在しているのが好ましい。さらに、図5に示されるように、粘着材層Nは、前側部分20Fの連結部位21Fおよび後側部分20Bの連結部位21Bのうち内面側に重ねられた方の先端側に設けられ、基端側にメカニカルファスナーFが設けられるのが好ましい。
(ロ)本発明のパンツ型紙おむつにおいては、前側部分及び後側部分の少なくとも一方、好ましくは両方に、排泄を知らせる表示手段が設けられているのは好ましい。このような表示手段は、例えば、液不透過性シート13の内面(吸収体12側面)に、水分により変色する組成物を塗布することにより設けることができる。
Claims (5)
- ウエスト開口部と、左右一対のレッグ開口部と、ウエスト開口部の縁からレッグ開口部上端までの前後方向範囲として定まる胴回り部と、前身頃における胴回り部の下端から股間部を通り後身頃における胴回り部の下端までの範囲として定まる股部とを有する、パンツ型紙おむつにおいて、
前記股部は、前後方向前側に位置する前側部分と後側に位置する後側部分とからなり、これら前側部分と後側部分とが着脱自在に連結されており、
前記股部における前記前側部分および前記後側部分の各々には、幅方向両側部における、前記前側部分および前記後側部分を連結している連結部位側の端部からウエスト部側の端部まで、ならびに前記連結部位側の端部における幅方向一方側の端部から他方側の端部までを含むU字状の周縁範囲に沿って、身体側に起立するバリヤーカフスが設けられており、前記バリヤーカフスはU字帯状のバリヤーシートと弾性伸縮部材とからなり、前記バリヤーシートは外縁部及び両端部が固定され、中間部では非固定とされている、
ことを特徴とするパンツ型紙おむつ。 - ウエスト開口部と、左右一対のレッグ開口部と、ウエスト開口部の縁からレッグ開口部上端までの前後方向範囲として定まる胴回り部と、前身頃における胴回り部の下端から股間部を通り後身頃における胴回り部の下端までの範囲として定まる股部とを有する、パンツ型紙おむつにおいて、
前記股部は、前後方向前側に位置する前側部分と後側に位置する後側部分とからなり、これら前側部分と後側部分とが着脱自在に連結されており、
前記股部における前記前側部分および前記後側部分の各々には、幅方向両側部における、前記前側部分および前記後側部分を連結している連結部位側の端部からウエスト部側の端部まで、前後方向に沿って身体側に起立する直線状のバリヤーカフスが設けられるとともに、前記連結部位側の端部における幅方向一方側の端部から他方側の端部まで、幅方向に沿って身体側に起立する直線状のバリヤーカフスが設けられている、
ことを特徴とするパンツ型紙おむつ。 - 前記連結部位の連結手段として、メカニカルファスナー及び粘着材の両方が併設されており、前記粘着材は、前記連結部位の幅方向全体にわたり連続的に延在している、請求項1又は2に記載のパンツ型紙おむつ。
- 前身頃の両側部と後身頃の両側部とがそれぞれ着脱自在に接合されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型紙おむつ。
- 前記股部が前記胴回り部に対して着脱自在に連結されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツ型紙おむつ。
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