JP5869868B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
特許文献1に、前胴回り領域の左右端部と後胴回り領域との幅方向の外側端部とをそれぞれ接合した接合縁部を備える吸収性物品が記載されている。吸収性物品は、左側端部と右側端部の接合縁部によって接合されることにより、着用者の脚回りが挿入される脚回り開口と、着用者の胴回りが挿入される胴回り開口とが形成されたパンツ形状となる。接合縁部は、左側端部と右側端部とのうち一方に形成される接合縁部には、他方に形成される接合縁部よりも相対的に接合強度を弱く設定した接合強度低減領域が形成されている。
特開2009−34209号公報(図1)
上述の吸収性物品の接合縁部は、熱溶着又は超音波溶着からなる溶融手段、又はホットメルト型接着剤による接着手段によって接合される。このような接着手段によって接合縁部が接合されると、接合縁部の密度が高くなり、剛性が高くなる。特に熱溶着によって接合されると、接合縁部の密度が高くなることに加え、繊維の熱硬化によって硬くなってしまう。よって、吸収性物品の着用者が寝ころんだ際等、吸収性物品の側部が着用者側に押圧される際に、着用者に違和感が生じ、装着感が悪化するおそれがある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、前胴回り領域と後胴回り領域とが接合されたサイド接合部による装着感の悪化を抑制することができる吸収性物品を提供することを目的とする。
本開示に係る吸収性物品は、身体前側と身体後側とに延びる前後方向、前記前後方向に直交する幅方向、前記着用者に向かう内方向、及び前記内方向と反対側に向かう外方向を有する吸収体と、前記吸収体よりも前記内方向に配置された液透過性の表面シートと、前記吸収体よりも前記外方向に配置された不液透過性の裏面シートと、を備え、着用者の腹側に配置される前胴回り領域と、着用者の背側に配置される後ろ胴回り領域と、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域との間に位置し、着用者の股下に配置される股下領域とを有し、前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域の幅方向両端部には、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した一対のサイド接合部が形成され、前記着用者の脚が挿入される一対の脚回り開口と、前記着用者の胴回りが挿入される一対の胴回り開口と、を有するパンツタイプの吸収性物品であって、前記一対のサイド接合部には、複数の穴部が前後方向に間隔を空けて配置された第1接合領域と、前記第1接合領域よりも前記幅方向外側に配置され、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した第2接合領域と、が設けられており、記第1接合領域の前記穴部と前記穴部の間の領域では、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とが接合されており、 前記第1接合領域の接合強度は、前記第2接合領域の接合強度よりも高いことを要旨とする。
本開示に係る吸収性物品は、前胴回り領域及び前記後胴回り領域を接合するサイド接合部に複数の穴部が形成されているため、サイド接合部の剛性が低下し、サイド接合部が着用者側に押圧された際の違和感を低減できる。また、サイド接合部に穴部が形成されているため、サイド接合部が押圧された際に穴部が変形して外力が吸収され、着用者に作用する力が低減する。また、穴部よりも幅方向外側に配置された第2接合領域は、第1接合領域よりも接合強度が低く、柔軟性が高い。よって、サイド接合部全体として柔軟性を高めて、違和感を低減し、装着感を向上させることができる。
実施形態に係る吸収性物品の斜視図である。 図1に示す吸収性物品の展開平面図である。 図1に示す吸収性物品のサイド接合部の拡大平面図である。 サイド接合部の変形状態を模式的に示した図である。
図1から図3を参照して、実施形態に係る吸収性物品1について説明する。本実施形態に係る吸収性物品1は、例えば、パンツタイプのおむつやオープンタイプのおむつ等である。おむつは、大人用のおむつであってもよいし、子供用のおむつであってもよい。
本実施形態に係る吸収性物品1は、パンツタイプのおむつである。吸収性物品1は、着用者の腹側に配置される前胴回り領域S1と、着用者の背側に配置される後胴回り領域S2と、着用者の股下に対応し、前胴回り領域S1と後胴回り領域S2との間に位置する股下領域S3と、を有する。
吸収性物品1は、吸収性本体1Aと、外装体1Bと、を備える。吸収性本体1Aは、液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏面シートと、表面シート2と裏面シートとの間に配置される吸収体4と、を有する。吸収体4は、着用者の身体前側と身体後側とに延びる前後方向Lと、前後方向に直交する幅方向Wと、着用者に向かう内方向と、内方向と反対側(着用者から離れる側)に向かう外方向とを有する。外装体1Bは、吸収性本体1Aよりも外方向に配置されており、着用者の腰回り及び胴回りを覆うように配置される。
図2は、図1に示す吸収性物品を展開した状態を示す展開平面図である。図2に示す状態から前後方向Lにおける中心を起点に前胴回り領域S1と後胴回り領域S2とが重なるように折り畳み、前胴回り領域S1の幅方向両端部と後胴回り領域S2の幅方向両端部とを接合することにより、吸収性物品1に一対のサイド接合部30が形成される。このようにして、図1に示すパンツタイプのおむつが形成される。吸収性物品1には、着用者の腰回りが挿入される腰回り開口21と、着用者の脚がそれぞれ挿入される一対の脚回り開口22と、が形成される。
表面シート2は、吸収体4よりも内方向(着用者側)に位置する。表面シート2には、不織布や開口プラスチックフィルムなどの液透過性のシートなどが使用される。
裏面シートは、吸収体4よりも外方向であって、外装体1Bよりも内方向に配置される。裏面シートには、液不透過性のシートなどが使用される。裏面シートが不液透過性であるため、着用者から排出され吸収体に吸収された排泄部が外装体に漏れることを防止できる。
吸収体4は、表面シート2及び裏面シートの間に設けられ、着用者からの排泄物を吸収する。吸収体4には、粉砕パルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物などが使用される。パルプの目付は、250〜400g/mであり、高吸収性ポリマー粒子の目付は、140〜200g/mである。
外装体1Bは、外装トップシートと、外装トップシートよりも外方向に配置された外装バックシートと、幅方向Wに伸長した状態で配置された伸縮性部材と、を有する。
伸縮性部材は、腰回り開口21近傍に配置される腰回り伸縮性部材と、着用者の胴回りに配置される胴回り伸縮性部材と、を有する。腰回り伸縮性部材は、前胴回り領域S1に配置された前腰回り弾性部材13Aと、後胴回り領域S2に配置された後腰回り弾性部材13Bと、を有する。胴回り伸縮性部材は、前胴回り領域S1に配置された前胴回り弾性部材14Aと、後胴回り領域S2に配置された後腰回り弾性部材14Bと、を有する。
サイド接合部30は、前胴回り領域S1及び後胴回り領域S2の幅方向両端部に形成されている。サイド接合部30は、前胴回り領域S1の外装体1Bと後胴回り領域S2の外装体1Bとが熱溶着によって接合されている。サイド接合部30には、複数の穴部が前後方向に間隔を空けて配置された第1接合領域30Aと、第1接合領域30Aよりも幅方向外側に配置された第2接合領域30Bと、を有する。
第1接合領域及び第2接合領域は、いずれも前後方向に延びて設けられており、前胴回り領域S1と後胴回り領域S2とを接合する領域である。第1接合領域30Aには、複数の穴部31が形成されている。穴部31は、幅方向に沿って形成されており、前後方向に間隔を空けて複数並設されている。第1接合領域の幅は、穴部の幅と同じである。前胴回り領域と後胴回り領域とは、第1接合領域30Aでは、穴部31と穴部31との間の領域32において接合されており、第2接合領域30Bでは、全面において接合されている。第1接合領域の接合強度は、第2接合領域の接合強度よりも高くなるように構成されている。
なお、接合強度は、例えば、以下の方法によって測定することができる。接合強度は、サイド接合部の領域を前後方向の長さ寸法が約25mm、幅方向の長さ寸法が約30mmとなるように採取し、これをサンプルとして用いて測定する。測定は、サンプルの前胴回り領域の幅方向外側端部と後胴回り領域の幅方向外側端部端とを掴み、これらを互いに離間する方向に引っ張っておこなわれる。前後胴回り領域の掴み間隔を約10mmとして、剥離速度300mm/minのときの最大強度を測定している。
図3は、吸収性物品1のサイド接合部を拡大した平面図である。穴部31の幅方向Wの寸法Waは、穴部31の前後方向Lの寸法Laよりも長い。よって、サイド接合部30は、吸収性物品1の幅方向側方から幅方向内側に向かう力が掛かった際に、内方向又は外方向に変形し易くなる。
図4は、サイド接合部の変形状態を模式的に示した図である。図4(a)は、変形前の状態であり、図4(b)及び(c)は、吸収性物品の幅方向側方から幅方向内側に向かう力が掛かった状態の一例を示した図である。サイド接合部は、穴部の幅方向の寸法Waが穴部の前後方向の寸法Laよりも長いため、幅方向に変形し易くなる。よって、幅方向に沿った力がサイド接合部に作用した際に、図4(b)に示すように、内方向又は外方向に変形する。サイド接合部の着用者への刺激が低減し、装着感の悪化を抑制できる。
また、穴部の前後方向の寸法Laは、前後方向において隣接する穴部と穴部との間隔Lbよりも長い。よって、吸収性物品1の幅方向側方から幅方向内側に向かう力が掛かった際に、更に内方向又は外方向に変形し易くなる。また、穴部は、不連続に前後方向に沿って複数形成されているため、穴部間の領域32も不連続に前後方向に沿って複数形成されており、それぞれはフレキシブルに変形できる。よって、図4(c)に示すように、隣接する穴部間の領域32が異なる方向に変形することがある。このように、隣接する穴部間の領域32が異なる方向に変形すると、幅方向外側からの力に対する抵抗が弱くなり、更に違和感を低減できる。
なお、本実施の形態では、穴部31の幅方向の寸法Waが、穴部の前後方向の寸法Laよりも長く、かつ前後方向において隣接する穴部と穴部との間隔Lbよりも長く構成されているが、この構成に限られない。具体的には、例えば、穴部の前後方向の寸法Laが穴部の幅方向の寸法Waよりも長く構成されていてもよい。
また、穴部が形成されている第1接合領域は、穴部が形成されていない第2接合領域と比較して、前胴回り領域と後胴回り領域とを接合する接合面積が小さいため、十分な接合強度を確保できないおそれがある。しかし、第1接合領域の接合強度が比較的高いため、接合強度を確保して耐久性を維持することができる。
また、穴部の幅方向の外側端部から吸収性物品の外側端部までの第2接合領域30Bは、前胴回り領域の外装体と後胴回り領域の外装体とが熱溶着されており、熱硬化によって硬くなっている。図3において、第2接合領域30Bと、第1接合領域30Aとに異なるハッチングを付して示す。この第2接合領域30Bの幅方向における寸法が長すぎると、サイド接合部による違和感が増大するおそれがある。しかし、第2接合領域30Bの接合強度は、第1接合領域30Aの接合強度よりも低いため、違和感を低減することができる。また、第2接合領域30Bの幅方向における寸法Wbは、穴部の幅方向の寸法Waよりも、短いことが望ましい。
また、伸縮性部材は、穴部間の領域32に配置されている。よって、伸縮性部材部材は、外装体1Bを構成する外装トップシートと外装バックシートとの間に挟持され、外装トップシートと外装バックシートによって保護することができる。
このように構成された吸収性物品は、例えば、以下の方法で製造することができる。まず、外装体1Bを構成するウェブ上に、伸縮性部材、吸収性本体1Aなどの吸収性物品1を構成する構成部品を載置する。次いで、外装体を構成するウェブを脚回り開口22に沿って切断する。図2に示す長手方向における中心を通り、幅方向に沿った折り目を基点に、前後方向に外装体を構成するウェブを折る。ウェブを折った後、超音波溶着や熱溶着によって、サイド接合部30を接合する。サイド接合部30を接合した後、吸収性物品の幅方向における外側端部に沿って切断し、個々の吸収性物品を得ることができる。
なお、サイド接合部は、熱溶着によって形成するように構成し、前胴回り領域と後胴回り領域とを構成する外装トップシート及び外装バックシートの融解温度が、サイド接合部を形成する熱溶着の温度よりも低くしてもよい。このような構成によれば、熱溶着によってサイド接合部を形成する際に外装トップシート及び外装バックシートが融解し、穴部を形成することができる。
熱溶着の温度は、熱溶着を行うロールの温度によって調節することができる。例えば、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリプロピレンの場合には、ロールの温度が130〜150℃で熱溶着することができ、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリエチレンの場合には、ロールの温度が120〜140℃で熱溶着することができる。また、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリプロピレンの場合には、ロールの温度が170〜185℃で熱溶着しつつ穴部を形成することができ、外装トップシート及び外装バックシートの材質がポリエチレンの場合には、ロールの温度が150〜165℃で熱溶着しつつ穴部を形成することができる。
一対のサイド接合部を構成する一方のサイド接合部における一方のサイド接合部における穴部の面積は、他方のサイド接合部における穴部の面積と異なるように構成されている。例えば、サイド接合部の穴部の面積が大きすぎると、前胴回り領域と後胴回り領域とが接合される面積が少なくなり、前胴回り領域と後胴回り領域とが接合強度を確保できず、耐久性が低下するおそれがある。しかし、サイド接合部を構成する一方のサイド接合部と他方のサイド接合部とにおいて穴部の面積が異なるように構成されているため、比較的穴部の面積が小さいサイド接合部において、一方のサイド接合部と他方のサイド接合部との接合強度を保持し、かつ比較的穴部の面積が高いサイド接合部において更に剛性を低くし、違和感を低減できる。
サイド接合部は、前後方向において穴部が間隔を空けて配置されており、穴部31と穴部間の領域32とを合わせた面積に対する穴部の面積は、例えば、30%〜60%とすることができる。なお、ここでいう穴部間の領域とは、穴部の幅方向内側端部よりも外側かつ、穴部の幅方向外側端部よりも内側の領域における、前後方向における穴部と穴部との間の領域である。
また、一対のサイド接合部を構成する一方のサイド接合部における前胴回り領域と後胴回り領域とを接合する接合強度は、他方のサイド接合部における前胴回り領域と後胴回り領域とを接合する接合強度と異なるように構成してもよい。
パンツタイプのおむつを脱ぐ際は、サイド接合部30の前胴回り領域と後胴回り領域とを剥離して、パンツタイプのおむつの一側部を開放し、装着者から離間することが考えられる。一方のサイド接合部の接合強度と他方のサイド接合部の接合強度とが異なる吸収性物品によれば、比較的接合強度の低いサイド接合部を容易に分離することが可能となる。よって、吸収性物品を脱ぐ際の作業性を向上させることができる。
第1接合領域の接合強度と第2接合領域の接合強度とを異ならせる構成や、一方のサイド接合部の接合強度と他方のサイド接合部の接合強度とを異ならせる構成としては、例えば、接合面積や接合形状を異ならせる構成や、穴部の面積を異ならせる構成や、熱溶着による溶着温度を異ならせる構成や、接着剤の種類を異ならせる構成を例示できる。
サイド接合部における前胴回り領域と後胴回り領域とを接合する接合領域は、吸収性物品の幅方向における外側端部よりも幅方向内側に配置されていてもよい。このように、接合領域が吸収性物品の幅方向における外側端部よりも幅方向内側に配置されていることにより、吸収性物品の端部が熱硬化等によって硬くなることを抑制できる。よって、吸収性物品の端部が肌にあたることによる違和感や不快感を低減できる。なお、接合領域は、第1接合領域と第2接合領域とを含んで構成されている。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
例えば、第1接合領域及び第2接合領域は、図3において斜線を付した領域全体面において接合するように構成してもよいし、複数の直線形状の領域において接合するように構成してもよいし、複数の点状の領域において接合するように構成してもよい。例えば、複数の直線形状の領域や点状の領域において接合することにより、領域全体面を接合する構成と比較して、接合面積を小さくでき、第1接合領域及び第2接合領域の剛性を低減できる。
1…吸収性物品
1A…吸収性本体
1B…外装体
2…表面シート
4…吸収体
13A…前腰回り伸縮性部材
13B…後腰回り伸縮性部材
14A…前胴回り伸縮性部材
14B…後胴回り伸縮性部材
21…腰回り開口
22…脚回り開口
30…サイド接合部
30A…第1接合領域
30B…第2接合領域
31…穴部
32…穴部間の領域
S1…前胴回り領域
S2…後胴回り領域
S3…股下領域

Claims (8)

  1. 身体前側と身体後側とに延びる前後方向、前記前後方向に直交する幅方向、前記着用者に向かう内方向、及び前記内方向と反対側に向かう外方向を有する吸収体と、前記吸収体よりも前記内方向に配置された液透過性の表面シートと、前記吸収体よりも前記外方向に配置された不液透過性の裏面シートと、を備え、
    着用者の腹側に配置される前胴回り領域と、着用者の背側に配置される後ろ胴回り領域と、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域との間に位置し、着用者の股下に配置される股下領域とを有し、
    前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域の幅方向両端部には、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した一対のサイド接合部が形成され、
    前記着用者の脚が挿入される一対の脚回り開口と、前記着用者の胴回りが挿入される腰回り開口と、を有するパンツタイプの吸収性物品であって、
    前記一対のサイド接合部には、複数の穴部が前後方向に間隔を空けて配置された第1接合領域と、前記第1接合領域よりも前記幅方向外側に配置され、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合した第2接合領域と、が設けられており、
    前記第1接合領域の前記穴部と前記穴部の間の領域では、前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とが接合されており、
    前記第1接合領域の接合強度は、前記第2接合領域の接合強度よりも高いことを特徴とする、吸収性物品。
  2. 前記穴部は、前記幅方向に沿って形成されている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記穴部の前後方向の寸法は、前記前後方向において隣接する穴部と穴部との間隔よりも長い、請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記前胴回り領域及び前記後胴回り領域には、前記幅方向に伸縮する伸縮性部材が設けられており、
    前記伸縮性部材は、前記前後方向において隣接する穴部と穴部との間に配置されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記一対のサイド接合部を構成する一方のサイド接合部における前胴回り領域と後胴回り領域とを接合する接合強度は、他方のサイド接合部における前胴回り領域と後胴回り領域とを接合する接合強度と異なることを特徴とする、請求項1から請求項のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記一方のサイド接合部における前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合する接合領域の面積は、前記他方のサイド接合部における前記前胴回り領域と前記後胴回り領域とを接合する接合領域の面積と異なる、請求項に記載の吸収性物品。
  7. 前記一方のサイド接合部における前記穴部の面積は、前記他方のサイド接合部における前記穴部の面積と異なることを特徴とする、請求項に記載の吸収性物品。
  8. 前記サイド接合部における前胴回り領域と後胴回り領域とを接合する接合領域は、前記吸収性物品の幅方向における外側端部よりも幅方向内側に配置されている、請求項1から請求項7のいずれかに記載の吸収性物品。
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