JP5868723B2 - 光ケーブル収容管 - Google Patents

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Description

本発明は、光ケーブル収容管に関し、特に、地中管からの立上げ管として用いるのに好適な光ケーブル収容管に関する。
従来、光ケーブルを電柱から地中管(フレキシブル樹脂管など)を通して各家庭までに敷設する際には、電柱は光ケーブルの支持物としての機能のほかに地中管からの立上げ管を支持する機能を有するため、電柱が車両などの接触により折損して著しく変形した場合には、立上げ管も影響を受けて折れ曲がることがある。
電柱の変形により折れ曲がった立上げ管は新しい立上げ管に交換することになるが、通常使用されている立上げ管は円筒状のものであるため、立上げ管交換作業は、光ケーブルを切断し、新しい立上げ管に取り替え、光ケーブルを新しい立上げ管に通したのちに接続することにより行われている。
なお、下記の特許文献1には、管推進工法により多数の推進管を圧入推進してトンネルを完成したのちケーブルを連結させたり分岐を追加設置したりするときに必要最小限の地域のみを掘削して、作業時間および費用を節減し、作業による近隣住民の請願を減少させるとともに、地下に埋設された推進管に影響を及ぼすことのないように、推進管の側面に開口を形成し、蓋を開口に着脱自在に結合した管推進工法用推進管が開示されている。
また、下記の特許文献2には、各種ケーブル類の立上げ位置の変更に際しケーブル類を切断せずに簡単に移設でき、再使用も可能で無駄がなく、取扱いも容易なものとするように、支柱を囲繞する固定バンドによって支柱面に当接状に配設固定する取付台座部材と、取付台座部材に着脱自在に係合するよう開口縁両側に係合片を突出形成した断面でほぼ溝形を呈する分割構成の立上り管部材とによってケーブル類を収納保護する筒状となる配線管路を形成し、最上位に位置する係合片の上縁に当接するストッパー手段を取付台座部材側方から挿通して立上り管部材の抜け止めとし、配線管路の上部開口が、上端に至るに伴ない次第に窄まり、切断開口径が異なる複数の段部を有する錐体状の防水キャップによって閉塞施蓋し、同様に、配線管路の下部開口には、地中管路の自在管に接続するよう前後方向で分割・接合自在になっている継手を連結するようにした、ケーブル類の保護立上り配線管路装置が開示されている。
特開2004−019435号公報 実用新案登録第3034139号公報
しかしながら、上述した立上げ管交換作業では、光ケーブルを切断するため、必然的に回線停止が伴い、コストおよび時間がかかるという問題があった。
また、立上げ管の損傷程度によっては、損傷した円筒状の立上げ管を開放して光ケーブルを取り出したのちに半割管を用いて修理する方法も行われているが、半割管は比較的短いことや強度的に弱いことなどから、このような半割管を用いた修理方法はあまり行われていない。
本発明の目的は、光ケーブルを切断することなく立上げ管交換作業を行うことができる光ケーブル収容管を提供することにある。
本発明の光ケーブル収容管は、光ケーブル(1)を収容するための光ケーブル収容管であって、開口部(11)が表面の中央部に上端から下端まで形成されるとともに、前記光ケーブル収容管を支持物に固定する際に裏面が該支持物に当接される筒状の管路部材(10)と、前記光ケーブルを前記管路部材に収容したのちに該管路部材の前記開口部を塞ぐための蓋部材(20)と、前記光ケーブルを通すための直線状の切込み(34,54)が形成された、かつ、前記蓋部材が取り付けられた前記管路部材の上部を覆うための上部キャップ(30,50)と、前記光ケーブルを通すための直線状の他の切込み(45)が形成された、かつ、前記蓋部材が取り付けられた前記管路部材の下部を覆うとともに該蓋部材が取り付けられた該管路部材と前記光ケーブルが通された地中管(4)とを接続するための下部キャップ(40)とを具備することを特徴とする。

ここで、前記蓋部材が、該蓋部材を前記管路部材に取り付けたときに該管路部材の前記開口部をすべて覆うための蓋部(21)と、該蓋部の裏面の中央部に取り付けられた、かつ、前記蓋部材を前記管路部材に取り付ける際に該管路部材に挿入される、かつ、表面が下底側の面とされた台形柱形状の挿入部(22)と、該挿入部の裏面に取り付けられた、かつ、前記蓋部材を前記管路部材に取り付けたときに該管路部材の内部空間を2分割する内部空間分割手段(23,24)とを備えてもよい。
前記内部空間分割手段が、表面が前記挿入部の裏面の中央部に取り付けられた板状の分割部(23)と、該分割部の裏面が中央部に取り付けられた、かつ、前記蓋部材を前記管路部材に取り付けたときに裏面が該管路部材の裏面側の内面に当接するようにされた板状の押え部(24)とを備えてもよい。
前記支持物が電柱(P)であり、前記蓋部材が取り付けられた前記管路部材が、該管路部材の裏面が前記電柱に当接された状態で複数本の自在バンド(3)を用いて該電柱に固定されてもよい。
本発明の光ケーブル収容管は、以下に示す効果を奏する。
(1)表面に開口部が形成された管路部材に光ケーブルを収容したのちに開口部を蓋部材で塞ぐ構成とすることにより、光ケーブルを切断することなく立上げ管交換作業を行うことができる。
(2)内部空間分割手段を備えたセパレーター型に蓋部材をすることにより、蓋部材で管路部材の開口部を塞ぐとともに管路部材の内部空間を2分割することができる。
(3)立上げ管の部分的な改修が可能となるため、復旧費用の低減を図ることができる。
(4)簡単な構造であるため、応用範囲が広く、屋内の機械的強度が必要なケーブルダクトとしても使用することができるとともに、製造コストの低減を図ることができる。
本発明の一実施例による光ケーブル収容管を構成する管路部材10および蓋部材20の構成を示す図であり、(a)は管路部材10の上面図、(b)は管路部材10の正面図、(c)は蓋部材20の上面図、(d)は蓋部材20の正面図である。 本発明の一実施例による光ケーブル収容管を構成する上部キャップ部材30の構成を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図である。 本発明の一実施例による光ケーブル収容管を構成する下部キャップ部材40の構成を示す図であり、(a)は上面図、(b)は正面図である。 本発明の一実施例による光ケーブル収容管の使用方法について説明するための図である。 4本の光ケーブル1を光ケーブル収容管に収容する際に使用する上部キャップ部材50の構成を示す上面図である。
上記の目的を、表面に開口部が形成された管路部材に光ケーブルを収容したのちに開口部を蓋部材で塞ぐ構成とすることにより実現した。
以下、本発明の光ケーブル収容管の実施例について図面を参照して説明する。
本発明の一実施例による光ケーブル収容管は、図1(a),(b)に示す管路部材10と、図1(c),(d)に示すセパレーター型の蓋部材20と、図2(a),(b)に示す上部キャップ部材30と、図3(a),(b)に示す下部キャップ部材40とを具備する。
ここで、管路部材10は、光ケーブル1(図4(a)参照)を収容するためのものであり、開口部11が形成された縦長の楕円筒状の形状をしている(図1(a),(b)参照)。また、管路部材10の素材としては、錆などへの耐久性を持たせるために、亜鉛メッキ鋼管や樹脂性管を用いている。
開口部11は、管路部材10の縦方向(上下方向)に沿って敷設される光ケーブル1を切断することなく管路部材10に収容するために、管路部材10の表面の中央部に管路部材10の上端から下端まで形成されている。
管路部材10の裏面は、平面状の形状とされている。ただし、管路部材10の裏面は、光ケーブル収容管を電柱P(図4(d),(e)参照)に固定する際に電柱Pに当接させる側の面であるため、電柱Pの周面に沿わせた凹み形状とされてもよい。
なお、光ケーブル収容管の防水性を高めるために、管路部材10の左右端部にパッキンを施してもよい。
蓋部材20は、光ケーブル1を管路部材10に収容したのちに管路部材10の開口部11を塞ぐためのものであり、縦方向の長さ(上端から下端までの長さ)は管路部材10の縦方向の長さと同じとされている(図1(b),(d)参照)。また、蓋部材20の素材としては、管路部材10と同様に、亜鉛メッキ鋼管や樹脂性管を用いている。
蓋部材20は、図1(c)に示すように、蓋部21、挿入部22、分割部23および押え部24を備える。
蓋部材20を管路部材10に取り付けたときに裏面が管路部材10の表面に当接するように、蓋部21の表面および裏面は共に曲面とされている。また、蓋部21の横方向の長さは、蓋部21を管路部材10に取り付けたときに蓋部21で管路部材10の開口部11をすべて覆うように(図4(b)参照)、管路部材10の開口部11の横方向の長さよりも長くされている。
挿入部22は、蓋部材20を管路部材10に取り付ける際に管路部材10に挿入される部分であり、蓋部21の裏面の中央部に一体的に取り付けられている。
また、挿入部22は、表面が下底側の面とされた等脚台形柱(上面および下面が等脚台形)の形状をしている。
さらに、管路部材10の左右端面が挿入部22の左右側面にそれぞれ当接した状態で蓋部材20を管路部材10に取り付けることができるように、挿入部22の表面の横方向の長さは管路部材10の開口部11の横方向の長さよりも多少長くされている。すなわち、蓋部材20を管路部材10に取り付ける際に、管路部材10の左右端面は、最初は挿入部22の左右側面から離れているが、挿入部22を管路部材10に挿入していくにつれて挿入部22の左右側面にそれぞれ当接したのち最終的に右左方向にそれぞれ多少押されるようにされている。
これにより、蓋部材20を管路部材10に取り付けた状態では、管路部材10の左右端面は右左方向にそれぞれ押される力に抗して元の位置に戻ろうとして挿入部22の左右側面をそれぞれ押圧するため、管路部材10の左右端面と挿入部22の左右側面とをそれぞれ密着させることができる。
分割部23は、蓋部材20を管路部材10に取り付けたときに管路部材10の内部空間を左右に2分割するためのものであり、縦長の板状の形状をしている。これにより、作業員は、2本以上の光ケーブル1を管路部材10に収容する場合には管路部材10内の左右空間に分けて収容することができるため、2本以上の光ケーブル1を容易に見分けるようにすることができる。
分割部23の表面(挿入部22側の面)は挿入部22の裏面の中央部に一体的に取り付けられており、分割部23の裏面(押え部24側の面)は押え部24の表面の中央部に一体的に取り付けられている。
押え部24は、蓋部材20を管路部材10に取り付けたときに裏面が管路部材10の裏面側の内面に当接するようにして、管路部材10の内部空間を分割部23で左右空間に完全に2分割するようにするためのものであり、縦長の板状の形状をしている。
上部キャップ30は、蓋部材20が取り付けられた管路部材10の上部を覆うためのものであり、複数の段部を有する楕円錐体状の形状をしている。そのため、上部キャップ30は、図2(a),(b)に示すように、上部31と、第1および第2の中間部321,322と、下部33とからなる。
また、防水のため、上部キャップ30はゴム製とされている。
上部31は、光ケーブル1の外径と略同じ大きさの内径を有する円筒状の形状をしており、第1の中間部321の上面の中央部に一体的に取り付けられている。
第1の中間部321は、長径および短径が上部31の外径よりも大きい楕円筒状の形状をしており、第2の中間部322の上面の中央部に一体的に取り付けられている。また、第1の中間部321の上面の開口の径は、上部31の内径と同じ大きさにされている。
第2の中間部322は、長径および短径が第1の中間部321の長径および短径よりもそれぞれ大きい楕円筒状の形状をしており、下部33の上面の中央部に一体的に取り付けられている。また、第2の中間部322の上面の開口の径は、第1の中間部321の下面の開口の径と同じ大きさにされている。
下部33は、長径および短径がよりも第2の中間部322の長径および短径よりもそれぞれ大きい楕円筒状の形状をしている。また、下部33の上面の開口の径は、第2の中間部322の下面の開口の径と同じ大きさにされている。さらに、下部33は、蓋部材20が取り付けられた管路部材10に上部キャップ30を装着したときに下部33の内周面が管路部材10および蓋部材20の外周面と密着するような形状とされている。
上部31の中心軸と第1中間部321の中心軸と第2の中間部322の中心軸とは一直線上にくるようにされている。
上部31、第1および第2の中間部321,322並びに下部33の裏面の中央部には、光ケーブル1を通すための直線状の切込み34が形成されている。
下部キャップ40は、蓋部材20が取り付けられた管路部材10の下部を覆うとともに蓋部材20が取り付けられた管路部材10と光ケーブル1が通された地中管4とを接続するためのものであり、複数の段部を有する逆楕円錐体状の形状(上部キャップ30の上下を略逆さまにした形状)をしている。そのため、下部キャップ40は、図3(a),(b)に示すように、外側管部41と、収容部42と、第1および第2の中間部431,432と、下部44とからなる。
下部44は、地中管4の接続部の外径と同じ大きさの内径を有する円筒状の形状をしており、第2の中間部432の下面の中央部に一体的に取り付けられている。
第2の中間部432は、長径および短径が下部44の外径よりも大きい楕円筒状の形状をしており、第1の中間部431の下面の中央部に一体的に取り付けられている。また、第2の中間部432の下面の開口の径は、下部44の内径と同じ大きさにされている。
第1の中間部431は、長径および短径が第2の中間部432の長径および短径よりもそれぞれ大きい楕円筒状の形状をしており、外側管部41の下面の中央部に一体的に取り付けられている。また、第1の中間部431の下面の開口の径は、第2の中間部432の上面の開口の径と同じ大きさにされている。
外側管部41は、長径および短径がよりも第1の中間部431の長径および短径よりもそれぞれ大きい略楕円筒状の形状をしている。また、外側管部41の下面の開口の径は、第1の中間部431の上面の開口の径と同じ大きさにされている。
収容部42は、外側管部41内に取り付けられており、蓋部材20が取り付けられた管路部材10に下部キャップ40を装着したときに収容部42の内周面が管路部材10および蓋部材20の外周面と密着するような形状とされている。
第1中間部431の中心軸と第2の中間部432の中心軸と下部44の中心軸とは一直線上にくるようにされている。
外側管路41、第1および第2の中間部431,432並びに下部44の表面の中央部には、光ケーブル1を通すための直線状の切込み45が形成されている。
次に、折れ曲がった立上げ管を本実施例による光ケーブル収容管に交換する際の作業手順について、立上げ管に1本の光ケーブル1が通されている場合を例として、図4(a)〜(e)を参照して説明する。
作業員は、光ケーブル1を切断することなく、折れ曲がった立上げ管から光ケーブル1を外したのち、折れ曲がった立上げ管を撤去する。
その後、作業員は、図4(a)に矢印で示すように、光ケーブル1を管路部材10の開口部11を通して管路部材10に挿入したのち、管路部材10に向かって左右いずれかの方向にずらす(同図の例では管路部材10に向かって右方向にずらしている。)。
その後、作業員は、図4(b)に矢印で示すように、蓋部材20を管路部材10に取り付ける。このとき、光ケーブル1は、上述したように左右いずれかの方向にずらされているため、蓋部材20の分割部23や押え部24に当たって損傷することはない。
その後、作業員は、図4(c)に矢印で示すように、光ケーブル1を上部キャップ30の切込み34を通して上部キャップ30に挿入したのち、蓋部材20が取り付けられた管路部材10に上部キャップ30を装着する。続いて、作業員は、上部キャップ30の上部31、第1および第2の中間部321,322並びに下部33の外周面に固定バンド2をそれぞれ巻いて、蓋部材20が取り付けられた管路部材10から上部キャップ30が外れないようにする(図4(e)参照)。
なお、光ケーブル収容管の防水性を高めるために、上部キャップ30の切込み34にパテを塗るとともに、固定バンド2の代わりに融着テープを上部31、第1および第2の中間部321,322並びに下部33の外周面にそれぞれ巻いたりしてもよい。
その後、作業員は、光ケーブル1を下部キャップ40の切込み45を通して下部キャップ40に挿入したのち、蓋部材20が取り付けられた管路部材10に下部キャップ40を装着するとともに、地中管4に下部キャップ40を装着する。続いて、作業員は、下部キャップ40の外側管部41、第1および第2の中間部431,432並びに下部44の外周面に固定バンド2をそれぞれ巻いて、蓋部材20が取り付けられた管路部材10および地中管4から下部キャップ40が外れないようにする(図4(e)参照)。
その後、作業員は、図4(d),(e)に示すように、管路部材10の裏面を電柱Pに当接させるとともに下部キャップ40および地中管4を地面に挿入して、光ケーブル収容管を地面に対して垂直に電柱Pに沿って立てる。続いて、作業員は、複数本の自在バンド3を用いて光ケーブル収容管を電柱Pに固定する。
このとき、自在バンド3は締付ボルト・ナットで固定されるが、ボルト締付圧力は80N/m程度であるため、蓋部20が略このボルト締付圧力で図4(d)に矢印で示すように電柱Pに向かって押されるため、ボルト締付圧力を利用して蓋部20の裏面を管路部材10の表面と密着させることができる。
以上の説明では、上部キャップ30は1本の光ケーブル1を通すように構成したが、たとえば4本の光ケーブル1を通すようにするために、図5に示す上部キャップ50のように、上部51を楕円筒状の形状にして、上部51の上面に光ケーブル1の外径と略同じ大きさの内径の開口部を横方向に直線状に並べて形成してもよい。
下部キャップ40についても同様である。
また、1本の光ケーブル1のみを収容する光ケーブル収容管を構成する場合には蓋部材20をセパレーター型とする必要はないため、この場合には蓋部材20は分割部23および押え部24を備えなくてもよい。
1 光ケーブル
2 固定バンド
3 自在バンド
4 地中管
10 管路部材
11 開口部
20 蓋部材
21 蓋部
22 挿入部
23 分割部
24 押え部
30,50 上部キャップ部材
31,51 上部
321,322,521,522 第1および第2の中間部
33,53 下部
34,54 切込み
40 下部キャップ部材
41 外側管部
42 収容部
431,432 第1および第2の中間部
44 下部
45 切込み
P 電柱

Claims (4)

  1. 光ケーブル(1)を収容するための光ケーブル収容管であって、
    開口部(11)が表面の中央部に上端から下端まで形成されるとともに、前記光ケーブル収容管を支持物に固定する際に裏面が該支持物に当接される筒状の管路部材(10)と、
    前記光ケーブルを前記管路部材に収容したのちに該管路部材の前記開口部を塞ぐための蓋部材(20)と、
    前記光ケーブルを通すための直線状の切込み(34,54)が形成された、かつ、前記蓋部材が取り付けられた前記管路部材の上部を覆うための上部キャップ(30,50)と、
    前記光ケーブルを通すための直線状の他の切込み(45)が形成された、かつ、前記蓋部材が取り付けられた前記管路部材の下部を覆うとともに該蓋部材が取り付けられた該管路部材と前記光ケーブルが通された地中管(4)とを接続するための下部キャップ(40)と、
    を具備することを特徴とする、光ケーブル収容管。
  2. 前記蓋部材が、
    該蓋部材を前記管路部材に取り付けたときに該管路部材の前記開口部をすべて覆うための蓋部(21)と、
    該蓋部の裏面の中央部に取り付けられた、かつ、前記蓋部材を前記管路部材に取り付ける際に該管路部材に挿入される、かつ、表面が下底側の面とされた台形柱形状の挿入部(22)と、
    該挿入部の裏面に取り付けられた、かつ、前記蓋部材を前記管路部材に取り付けたときに該管路部材の内部空間を2分割する内部空間分割手段(23,24)と、
    を備えることを特徴とする、請求項1記載の光ケーブル収容管。
  3. 前記内部空間分割手段が、
    表面が前記挿入部の裏面の中央部に取り付けられた板状の分割部(23)と、
    該分割部の裏面が中央部に取り付けられた、かつ、前記蓋部材を前記管路部材に取り付けたときに裏面が該管路部材の裏面側の内面に当接するようにされた板状の押え部(24)と、
    を備えることを特徴とする、請求項2記載の光ケーブル収容管。
  4. 前記支持物が電柱(P)であり、
    前記蓋部材が取り付けられた前記管路部材が、該管路部材の裏面が前記電柱に当接された状態で複数本の自在バンド(3)を用いて該電柱に固定されることを特徴とする、請求項1乃至3いずれかに記載の光ケーブル収容管。
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