JP3126067U - ケーブル導管の防水用栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル導管内から引き込み部内への浸水を防止すると同時にケーブル導管内に生じる水圧による引き込み部側への防水装置自体の移動を阻止できるようにする。
【解決手段】シールブロック体1の前後に配した締付板14を圧締ボルト12、締付ナット13にて挟み付けてその前後方向から圧縮力を付与し、径方向にシールブロック体1自体の膨張拡大を許容することでケーブル導管Q内を閉塞する。締付板14は、中央に圧締ボルト12を挿通する締付固定孔11を有する。シールブロック体1には、いずれか一方の締付板14内側に形成した外向き傾斜状のテーパー面16に対向してシールブロック体1の外周端部に凹状のリング収納部3を形成する。該リング収納部3とテーパー面16との間に、締付ナット13の締め付け操作によって外径方向に拡張してケーブル導管Q内壁面に押圧されるCリング状のズレ防止金具15を配する。
【選択図】図3

Description

本考案は、例えばビル・建物等の建築構造物等の需要家ビル等の深い場所にある地下壁面から通信・電力用の各種ケーブル類を引き込み配線する引き込み部管路において、ケーブル不挿通となっている状態での防水処理が簡単に得られるようにしたケーブル導管の防水用栓装置に関する。
従来から各種の需要家ビル等内に通信ケーブル等を洞道部、人孔部等から引き込み配線する場合、洞道部、人孔部等は地下に設置されていることが多いから、その引き込み部位における雨水その他の浸水を防止するために防水、排水処理が施されている。特に、建築構造物内への浸水が阻止されるように、その引き込み導入部位では確実に水密シールされる必要があるため、従来から各種の防水手段が採用されている。
この中で、例えば特許文献1に示すように、地下ケーブル検査用地下ボックスの壁部に穿たれたケーブル貫通孔において、三本の断面円形状のケーブルの周囲および中心部に装着される止水パッキンが提案されている。すなわち、この止水パッキンは円盤状ゴム材を三枚重ねしたゴム体によって構成されていて、これらゴム体の中心孔は、一括された三本のケーブルを断面で見たときの外郭線が、一本のケーブルの直径と同一直径の三個の円を各々接する態様で三ツ輪に描いたときの外郭線が形成する形状と同一のものとしてある。この中心孔に三本のケーブルが嵌入した際には、この三ツ輪の中心部である三本のケーブル相互の間に空間部が残されるものとなり、例えば水圧等に対する強度を確保するため、この空間部に別構成の中心ゴムパッキンが嵌め込まれるものとしてある。
また、特許文献1の図8に示すように、止水パッキンとして肉厚の大きい円柱状のゴム体によるシールブロック体を使用する場合、圧締ボルト、ナットによってシールブロック体自体を円柱方向で押圧して圧締するのであり、こうすることで当該シールブロック体は、その径方向で膨張してケーブル導管内周面、ケーブル類外周面それぞれに水密的に圧接する構成となっている。
すなわち、止水パッキンは、挿通すべきケーブルがぴったりと挿通されるケーブル貫通孔がこのケーブル貫通孔の少なくとも一つに設けた切込を介して外部と連通されると共に相互に連通させられている複数のゴム体を成形しておき、このゴム体の複数をその切込位置をずらしながら重ね合せて成る止水パッキン本体の両側から座金体によって挟着ネジ止めするものとしてある。
また、特許文献2に開示されているように、他のケーブル導管の防水装置としては、開放切込部、連絡切込部等によって外部と連通されたケーブル挿通孔を形成したゴム製のシールブロック体と、ケーブル挿通孔内に挿通されるケーブルスペーサーと、シールブロック体両側に配した中央押え盤と、この中央押え盤の両側に配される分割された分割外周締付盤とを備え、ケーブルスペーサー内に挿通した状態でケーブル挿通孔に貫挿したケーブルを分割外周締付盤両側からの全体を挟着ネジ止めすることで水封状態にする技術が存在する。
そして、この従来提案のシール部材にあっては、挿通させるケーブルに対してその外径に若干の許容差があることを考慮して汎用性を持たせるためにそのケーブル挿通部分であるシール部材の挿通孔径にある程度の遊び代を設定しておき、挿通後に締め付けるネジ止め作用の押圧力によって内部のゴム材による止水パッキン本体、シールブロック体自体の径方向に沿う膨脹によってケーブル外周に密着させるものとしている。
実開昭54−168596号公報 実用新案登録第2513816号
ただ、例えば深い場所にある地下壁面からのケーブル不挿通とされている引き込み部管路の場合には、ケーブル挿通孔は開放されたままであると、水圧が高くなっていることと相俟ち、そこから配線管路内の水が引き込み部内に浸入してしまう。これを回避するためにケーブル挿通孔を有しないゴム材によるメクラのシールブロック体を採用し、挿通後に締め付けるネジ止め作用の押圧力によってシールブロック体自体を径方向に沿って膨脹させることでケーブル外周に密着させるものとしている。ただ、シールブロック体自体の膨脹が不充分であったり、均一でなかったりすると、ケーブル外周面に対して膨脹密着せず、浸入される水の毛細管現象とも相俟ち水密的な密閉性が得られないものとなる。このためケーブル挿通用の配線管路内の水が引き込み部内に浸入してしまう虞れがある。しかも、配線管路内に生じる例えば最大で約3気圧程度にも達する水圧によって、引き込み部側に防水装置自体が移動しズレてしまう虞れがあり、これによって配線管路内の水密状態が確保されなくなる等の問題点を有していた。
そこで、本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創案されたもので、例えば需要家ビル等における深い場所の地下壁面からのケーブル不挿通とされている引き込み部管路に接続するケーブル導管において、当該ケーブル導管内の水を引き込み部内に浸入しないようにすると同時に、ケーブル導管内に生じる水圧によって引き込み部側に防水装置自体が移動しズレてしまうのを阻止できるようにしたケーブル導管の防水用栓装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、ケーブル類C不挿通のケーブル導管Q内に配され、シールブロック体1の前後に配した締付板14を圧締ボルト12、締付ナット13にて挟み付けてその前後方向からの圧縮力を付与して、シールブロック体1自体を径方向に膨張拡大させることでケーブル類C不挿通のケーブル導管Qを水封させた状態で閉塞するものとしたケーブル導管の防水用栓装置Pであって、締付板14は、中央に圧締ボルト12を挿通させる締付固定孔11を有し、シールブロック体1は、いずれか一方の締付板14内側に形成された外向き傾斜状のテーパー面16に対向して当該シールブロック体1の外周端部に凹状のリング収納部3を設け、該リング収納部3とテーパー面16との間に、締付ナット13の締め付け操作によって外径方向に拡張されてケーブル導管Q内壁面に押圧されるCリング状のズレ防止金具15を備えたものである。
ズレ防止金具15とシールブロック体1との間には、当該シールブロック体1の硬度よりも大きな硬度を有する補助リング17を配して成るものとできる。
圧締ボルト12の頭部内側には、防水用のゴム座パッキン18を介在させたものとできる。
シールブロック体1の外周には、ケーブル導管Q内壁面とのシール作用を成す突面部もしくは溝面部によるシール面部2を形成したものとできる。
締付板14は、締付固定孔11を開穿して成る中央筒部14aと、シールブロック体1を把持するよう当該中央筒部14a一端開口縁側から外方に向けて段差状に折り返し形成された把持部14bとから成るものとできる。
以上のように構成された本考案に係るケーブル導管の防水用栓装置Pにあって、圧締ボルト12に対する締付ナット13の締め付け回転はシールブロック体1の前後に当接配置した締付板14を相互に近接させる。こうすることでシールブロック体1自体を弾性的に押圧するとき、シールブロック体1自体を径方向に沿って膨脹させると同時に、締付板14内側に形成された外向き傾斜状のテーパー面16に沿ってズレ防止金具15を外方に拡張させ、当該ズレ防止金具15周側面をケーブル導管Q内壁面に押圧させる。
補助リング17は、シールブロック体1の硬度よりも大きな硬度を有するため、締付ナット13の締め付け回転によってズレ防止金具15がシールブロック体1側に移動するとき、締付板14のテーパー面16はズレ防止金具15自体を内側から押し拡げさせる。
防水用のゴム座パッキン18は、圧締ボルト12の頭部内側を水密状態にさせる。
シールブロック体1外周のシール面部2は、圧締ボルト12に対する締付ナット13の締め付けにより、ケーブル導管Q内周壁に対するシールブロック体1の完全水密状態の圧接支持を可能にさせる。
シールブロック体1前後に配した締付板14の把持部14bによって当該シールブロック体1が挟持され、中央筒部14aに形成された締付固定孔11に圧締ボルト12が挿通され、締付ナット13にて挟み付けてその前後方向からの圧縮力が付与された際に、当該把持部14bによってシールブロック体1自体は径方向に膨張拡大させられる。
本考案によれば、例えば需要家ビル等の深い場所における地下壁面からのケーブル不挿通とされている引き込み部管路において、ケーブル導管Q内の水を引き込み部内に浸入させないようにすると同時に、ケーブル導管Q内に生じる水圧によっても引き込み部側に防水用栓装置P自体が移動しズレてしまうのを阻止できる。
すなわち、これは本考案が、締付板14は、中央に圧締ボルト12を挿通させる締付固定孔11を有し、シールブロック体1は、いずれか一方の締付板14内側に形成された外向き傾斜状のテーパー面16に対向して当該シールブロック体1の外周端部に凹状のリング収納部3を有し、該リング収納部3とテーパー面16との間に、締付ナット13の締め付け操作によって外径方向に拡張されてケーブル導管Q内壁面に押圧されるCリング状のズレ防止金具15を備えたからである。これにより、圧締ボルト12に対する締付ナット13の締め付け回転によってシールブロック体1の前後に当接配置した締付板14を相互に近接させてシールブロック体1自体を弾性的に押圧でき、このとき、ズレ防止金具15は外径方向に拡張されてケーブル導管Q内壁面に押圧させられるものとなり、したがって引き込み部側への防水用栓装置P自体の移動を確実に阻止できる。
ズレ防止金具15とシールブロック体1との間には、当該シールブロック体1の硬度よりも大きな硬度を有する補助リング17を配して成るので、締付ナット13の締め付け回転によってズレ防止金具15がシールブロック体1側に移動するに際し、締付板14のテーパー面16がズレ防止金具15自体を内側から押し拡げさせるものとなる。これによって、ズレ防止金具15自体を柔軟性あるシールブロック体1側に埋没されるように押し込ませず、外径方向に向けて確実に拡張させることができる。
圧締ボルト12の頭部内側には、防水用のゴム座パッキン18を介在させたので、圧締ボルト12の頭部内側から前後両締付板14内側への水の浸入を未然に阻止できる。
シールブロック体1の外周には、ケーブル導管Q内壁面とのシール作用を成す突面部もしくは溝面部によるシール面部2を形成したので、圧締ボルト12に対する締付ナット13の締め付けによる支持に際し、ケーブル導管Q内周壁とシールブロック体1とに連通状の間隙を生じさせずに完全水密状態となって圧接支持できる。
締付板14は、締付固定孔11を開穿して成る中央筒部14aと、シールブロック体1を把持するよう当該中央筒部14a一端開口縁側から外方に向けて段差状に折り返し形成された把持部14bとから成るので、肉厚のあるシールブロック体1を確実に把持するための空間を確保できる。また、中央筒部14aに形成された締付固定孔11に圧締ボルト12が挿通され、締付ナット13にて挟み付けてシールブロック体1をその前後方向から圧縮力を付与した際に、当該把持部14bによってシールブロック体1自体を略均等となして径方向に膨張拡大させることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項夫々において付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本考案が限定されるものではない。
以下、図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を説明する。図において示される符号Pは、例えば需要家ビル等における深い場所において通信・電力用の各種のケーブル類Cの引き込み部管路での例えば防水鋳鉄管製の所定のケーブル導管Q内に、ケーブル類C不挿通の状態で設置される防水用栓装置である。防水栓装置Pは、図1に示すように、ドーナツ状のシールブロック体1と、シールブロック体1の前後に配され、圧締ボルト12、締付ナット13にて挟み付けるようにして圧締可能とした前後側の金属製の締付板14と、ケーブル導管Q内壁面に押圧させて防水用栓装置P自体の位置ズレを防止するためのズレ防止金具15とによって概ね構成されている。
シールブロック体1は、約50度のゴム硬度によって形成され、ケーブル導管Qの管方向に沿う前後で適宜な肉厚(高さ)を有する円筒状に形成されると共に、周面は滑り止め機能を兼ね備え、且つケーブル導管Q内壁面とのシール作用を成す突面部もしくは溝面部等によるシール面部2を形成してある。シールブロック体1自体の硬度は、例えばシールブロック体1自体に、その前後方向からの圧縮力すなわちケーブル導管Qの管方向に沿う圧縮力が付与されたときに圧縮部分のみが縮小することなく、全体の長さが縮小するように圧締されると同時に圧縮力の方向にほぼ直交する方向であるシールブロック体1自体の径方向にシールブロック体1自体の膨張拡大を許容させるものとしてある。尚、シールブロック体1の硬度は上記例に限定されないことは勿論である。
また、図2および図3に示すように、締付板14は、シールブロック体1を圧縮締め付ける圧締ボルト12を挿通させる締付固定孔11を開穿して成る中央筒部14aと、該中央筒部14a一端開口縁側から外方に向けて段差状に折り返し形成された把持部14bとから成る。そして前後に配した締付板14それぞれを、両中央筒部14aを互いに反対向きにして対向させた状態で、両把持部14a間にシールブロック体1を挟み込んだ後、両締付固定孔11に圧締ボルト12を挿通させ、反対側から締付ナット13をねじ込ませてある。締付ナット13のねじ込みによって両締付板14同士を互いに接近させることで、シールブロック体1自体の弾性的な膨張拡大を径方向に許容させ、ケーブル導管Qの内周面に対し、メッキ破壊または塑性変形等の支障を来さない程度に強く圧接させるものとしてある。
このとき、圧締ボルト12の頭部内側に、防水用のゴム座パッキン18を介在させることにより、圧締ボルト12の頭部内側から前後両締付板14内側へ水が浸入しないようにしてある。尚、締付ナット13の内側は、平座金19を介在させてある。
ズレ防止金具15は、例えば塩ビ管(SVP)、亜鉛メッキ鋼管等の金属材料を採用し、Oリングの一部を切欠した略Cリング状に加工形成されている。そして、シールブロック体1の外周角縁部に形成された凹状のリング収納部3と、該リング収納部3に対向する締付板14の裏側周縁に形成されたラッパ状のテーパー面16との間にズレ防止金具15が介挿されている。このズレ防止金具15の外周側面には、ケーブル導管Q内壁面への押圧を強固にするための略鈍角状に突き出た突起を備えている。また、リング収納部3内に介挿されたズレ防止金具15と当該リング収納部3の壁面との間には、例えば硬度が90度の硬目の補助リング17を配してある。
ズレ防止金具15の他の構成としては、締付板14と締付ナット13との間に配し、揺転することでケーブル導管Q内壁面に押圧して防水装置P自体の位置ズレを防止する板片状のズレ防止金具15を備えるようにしても良い。このとき、ズレ防止金具15は、その周側面一部に、ケーブル導管Q内側面である大小の若干の内径の相違があるものに対応すべく段差構造による先端円弧状の係止突起を備えて成るものとしても良い。あるいは、ケーブル導管Q内側面の例えば内径130mmに対応すべく、周側面一部から長円状に突き出た係止突起によって構成されていても良い。
次に、以上のように構成された最良の形態についての組立、使用、動作の一例について説明する。先ず図1に示すように、一対の締付板14の中央筒部14aそれぞれを互いに反対向きにして対向させた状態で、両把持部14a間にシールブロック体1を挟み込む。その後、両中央筒部14aの締付固定孔11に圧締ボルト12を挿通させ、反対側から平座金19を介して締付ナット13をねじ込ませることで防水用栓装置Pを形成しておく。このとき、圧締ボルト12の頭部内側には、防水用のゴム座パッキン18を介在させておく。
そして、図2に示すように、防水用栓装置P自体を、ケーブル類C不挿通の状態にあるケーブル導管Q内に装入する。装入後、締付ナット13のさらなるねじ込み回転操作によって両締付板14同士を互いに接近させることで、シールブロック体1自体の膨張拡大を径方向に許容させ、ケーブル導管Qの内周面に強く圧接させる。
このようにシールブロック体1自体を押圧するときには、シールブロック体1自体が径方向に沿って弾性的に膨脹させられると同時に、締付板14内側に形成された外向き傾斜状のテーパー面16に沿ってズレ防止金具15は外方に拡張させられ、当該ズレ防止金具15周側面は、ケーブル導管Q内壁面にしっかりと押圧するものとなる。
このとき、補助リング17は、シールブロック体1の硬度よりも大きな硬度を有するため、締付ナット13の締め付け回転によってズレ防止金具15が柔軟性あるシールブロック体1側に埋没するように移動されるのを阻止し、締付板14のテーパー面16によってズレ防止金具15自体を内側から押し拡げさせるものとなる。
本考案を実施するための最良の形態における防水栓装置の分解斜視図である。 同じく防水栓装置をケーブル導管内に取り付けた状態を示す正面図である。 図2におけるA−A断面図である。
符号の説明
P…防水用栓装置 Q…ケーブル導管
1…シールブロック体 2…シール面部
3…リング収納部
11…締付固定孔 12…圧締ボルト
13…締付ナット 14…締付板
14a…中央筒部 14b…把持部
15…ズレ防止金具 16…テーパー面
17…補助リング 18…ゴム座パッキン
19…平座金

Claims (5)

  1. ケーブル類不挿通のケーブル導管内に配され、シールブロック体の前後に配した締付板を圧締ボルト、締付ナットにて挟み付けてその前後方向からの圧縮力を付与して、シールブロック体自体を径方向に膨張拡大させることでケーブル類不挿通のケーブル導管を水封させた状態で閉塞するものとしたケーブル導管の防水用栓装置であって、締付板は、中央に圧締ボルトを挿通させる締付固定孔を有し、シールブロック体は、いずれか一方の締付板内側に形成された外向き傾斜状のテーパー面に対向して当該シールブロック体の外周端部に凹状のリング収納部を設け、該リング収納部とテーパー面との間に、締付ナットの締め付け操作によって外径方向に拡張されてケーブル導管内壁面に押圧されるCリング状のズレ防止金具を配したことを特徴とするケーブル導管の防水用栓装置。
  2. ズレ防止金具とシールブロック体のリング収納部壁面との間には、当該シールブロック体の硬度よりも大きな硬度を有する補助リングを配して成る請求項1記載のケーブル導管の防水用栓装置。
  3. 圧締ボルトの頭部内側には、防水用のゴム座パッキンを介在させた請求項1または2記載のケーブル導管の防水用栓装置。
  4. シールブロック体の外周には、ケーブル導管内壁面とのシール作用を成す突面部もしくは溝面部によるシール面部を形成した請求項1乃至3のいずれか記載のケーブル導管の防水用栓装置。
  5. 締付板は、締付固定孔を開穿して成る中央筒部と、シールブロック体を把持するよう当該中央筒部一端開口縁側から外方に向けて段差状に折り返し形成された把持部とから成る請求項1乃至4のいずれか記載のケーブル導管の防水用栓装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011017397A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Nishiyama Corp メカニカル式防水栓
JP2019070401A (ja) * 2017-10-06 2019-05-09 協同バルブ商事株式会社 配管用工具、止水器および配管設置部材
WO2020174556A1 (ja) * 2019-02-26 2020-09-03 株式会社インター工業 防水装置

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