JP2003274545A - ケーブル用導管の防水装置とその装置を使用した防水施工方法 - Google Patents

ケーブル用導管の防水装置とその装置を使用した防水施工方法

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JP2003274545A
JP2003274545A JP2002069485A JP2002069485A JP2003274545A JP 2003274545 A JP2003274545 A JP 2003274545A JP 2002069485 A JP2002069485 A JP 2002069485A JP 2002069485 A JP2002069485 A JP 2002069485A JP 2003274545 A JP2003274545 A JP 2003274545A
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seal block
block body
cable
cables
cable conduit
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Application number
JP2002069485A
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English (en)
Inventor
Takahiko Iwaki
崇彦 井脇
Hideki Kashiwamura
英樹 柏村
Seiji Yamamoto
誠二 山本
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DOI SEISAKUSHO KK
Doi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
DOI SEISAKUSHO KK
Doi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ケーブル類の挿通施工時に、その縒り状態
をわざわざ手作業で離反し、戻さなくても容易に止水施
工が行えるようにする。 【解決手段】 ケーブル導管P内に挿入配置したシール
ブロック体1の前後面にそれぞれ配置する複数の分割外
周締付盤11相互間で締結部材(21,22)によって
シールブロック体1を圧締可能とする。そして、シール
ブロック体1に挿通しているケーブル類Cそれぞれの間
の開放部4に、注入時には軟粘着流動性を有し、注入後
の所定時間経過後に硬化するシリコンシーラント等のシ
ール材Sを注入し密栓可能とするよう各貫通孔が互いに
連通して成る連通挿通孔2を設ける。連通挿通孔2は開
放切込部3によって外部に連通しており、互いに接触可
能となって開放切込部3から連通挿通孔2内に挿通配置
した各ケーブル類Cの各接触部によって形成した開放部
4に前記シール材Sを注入封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビル、建物等の建
築構造物内に、例えば洞道部、人孔部等から各種のケー
ブル類を引込配線する場合、その引込導入部位における
防水処理が確実、簡単に得られるようにしたケーブル用
導管の防水装置とその装置を使用した防水施工方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洞道部、人孔部等から各種の建築
構造物内に通信ケーブル等を引込配線する場合、洞道
部、人孔部等は地下に設置されているために、浸入する
雨水その他に対する防水、排水処理が施されている。特
に、建築構造物内への浸入が阻止されるように、その引
込導入部では確実に水密シールされる必要があるため
に、従来から各種の防水手段が施されている。
【0003】この防水手段としては、例えば挿入型防水
装置等が提案されている。これは管路内に挿入配置され
る前後部の鉄板製の剛性締付板と、この前後部の締付盤
相互間に介装されるゴム等の弾性材製の円柱状のパッキ
ン材と、これらの締付盤、パッキン材にケーブル類を貫
挿した後に前後部の締付盤相互を固定締付けるネジ止め
部材とから成る。このパッキン材には所定のケーブル類
を個々に挿通させるための適数の挿通孔を円柱方向に沿
って開穿し、いずれか一つの挿通孔を外部に連通させる
開放切込部と、この開放切込部に間接あるいは直接に挿
通孔を介して他の挿通孔に連繋させる連絡切込部とを形
成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来提案の挿入型防水装置において、管路内の水圧が
高くなった場合には、管路壁内側面との抵抗が小さいた
めにそのまま押し出されることがある。また、分割タイ
プのものは、それぞれに分離されてしまう結果、水封設
置状態が一挙に破壊されかねないものであった。
【0005】また、ケーブル用導管内においては各ケー
ブル類は互いに捻じれ絡み合って配装されているため、
パッキン材に個々に形成されている挿通孔それぞれに対
し一本ずつケーブル類を貫挿配置するに際し、これら捻
じれ絡み合っている重量のあるケーブル類それぞれを手
作業で強引に引き離して相互間の縒りを戻しておいてか
ら各挿通孔にケーブル類を貫挿配置するようにしなけれ
ばならず、作業上、非常に手間と労力を要するものであ
った。しかも、管路径に対しケーブル類の占有率が高い
場合すなわち太径のケーブル類をパッキン材に挿通する
等の場合、あるいはケーブル用導管内から水が流出して
いる状況である場合等においては施工が非常に困難なも
のとなる等の問題点を有していた。
【0006】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、施工時にわざわざ手作業
で各ケーブル類の縒りを戻さなくても容易に止水施工を
行なうことができ、またケーブル導管の管路径に対しケ
ーブル類の占有率が高い場合や、ある程度の範囲に水が
流出している場合等でも容易に施工できるものとし、し
かも従来と同程度の耐水圧が例えば約3kgf/cm2
にて止水を可能としたケーブル用導管の防水装置とその
装置を使用した防水施工方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ため、本発明にあっては、ケーブル導管P内に挿入配置
された防水ゴム製のシールブロック体1に、少なくとも
3本のケーブル類Cを水密封止させた状態で挿通支持さ
せるよう少なくとも3つの貫通孔を開穿し、シールブロ
ック体1の前後面にそれぞれ配置される複数の分割外周
締付盤15相互間で締結部材(21,22)によってシ
ールブロック体1を圧締可能としたケーブル用導管の防
水装置であって、シールブロック体1に挿通されている
ケーブル類Cそれぞれの間の開放部4にシール材Sを注
入し密栓可能とするよう各貫通孔が互いに連通して成る
連通挿通孔2を有するものである。連通挿通孔2は、シ
ールブロック体1に形成された開放切込部3によって外
部に連通され、各ケーブル類Cが互いに接触可能となる
ように開放切込部3から連通挿通孔2内に挿通配置さ
れ、各接触部によって形成された開放部4に前記シール
材Sが注入封止されるものとして構成することができ
る。シールブロック体1は、連通挿通孔2より外部へ連
通するように形成された複数の開放切込部3によって少
なくとも2つの分離構成体1a,1bに分割可能として
あるものとできる。シール材Sは、注入時には軟粘着流
動性を有し、注入後の所定時間経過後に硬化するシリコ
ンシーラント等の合成樹脂材によって形成されているも
のとできる。シールブロック体1は、外周側面に円周に
沿って凹部7を設け、凹部7の深さよりも大きな厚幅を
有するリングベルト状のブチルゴムもしくはコンパウン
ド等の弾性止水材8が装着配置されているものとでき
る。ケーブル導管P内に挿入配置された防水ゴム製のシ
ールブロック体1に、少なくとも3本のケーブル類Cを
水密封止させた状態で挿通支持させるよう少なくとも3
つの貫通孔を開穿し、シールブロック体1の前後面にそ
れぞれ配置される複数の分割外周締付盤11相互間で締
結部材(21,22)によってシールブロック体1を圧
締可能とし、シールブロック体1に挿通されているケー
ブル類Cそれぞれの間の開放部にシール材Sを注入し密
栓可能とするよう各貫通孔が互いに連通して成る連通挿
通孔2を有して成るケーブル用導管の防水装置を使用し
た防水施工方法であって、シールブロック体1に形成さ
れた開放切込部3から少なくとも3つの貫通孔が互いに
連通して成る連通挿通孔2内に各ケーブル類Cを挿通配
置してから、シールブロック体1の前後面にそれぞれ配
置された複数の分割外周締付盤11相互間で締結部材に
よってシールブロック体1を圧締固定してケーブル導管
P内に挿入配置し、ケーブル類Cそれぞれの間に形成さ
れた開放部4にシリコンシーラント等のシール材Sを注
入して封止させるものとすることができる。ケーブル導
管P内に挿入配置された防水ゴム製のシールブロック体
1に、少なくとも3本のケーブル類Cを水密封止させた
状態で挿通支持させるよう少なくとも3つの貫通孔を開
穿し、シールブロック体1の前後面にそれぞれ配置され
る複数の分割外周締付盤11相互間で締結部材(21,
22)によってシールブロック体1を圧締可能とし、シ
ールブロック体1に挿通されているケーブル類Cそれぞ
れの間の開放部にシール材Sを注入し密栓可能とするよ
う各貫通孔が互いに連通して成る連通挿通孔2を有して
成るケーブル用導管の防水装置を使用した防水施工方法
であって、連通挿通孔2より外部へ連通するように形成
された複数の開放切込部3によって大小2つの分離構成
体1a,1bに分割可能としてあるシールブロック体1
を当該開放切込部3によって大小2つの分離構成体1
a,1bに分割しておき、このうち小さい方の分離構成
体1aを各ケーブル類Cの下側に挿入配置してから、大
きい方の分離構成体1bを各ケーブル類Cの上側に挿入
配置することで少なくとも3つの貫通孔が互いに連通し
て成る連通挿通孔2内に各ケーブル類Cを挿通配置し、
シールブロック体1の前後面にそれぞれ配置された複数
の分割外周締付盤11相互間で締結部材によってシール
ブロック体1を圧締固定してケーブル導管P内に挿入配
置し、ケーブル類Cそれぞれの間に形成された開放部4
にシリコンシーラント等のシール材Sを注入して封止さ
せるものとすることができる。
【0008】以上のように構成された本発明に係るケー
ブル用導管の防水装置において、各貫通孔が互いに連通
して成る連通挿通孔2は、開放切込部3によってシール
ブロック体1自体を側方向で開放させてから、各ケーブ
ル類Cそれぞれの縒りを戻さずにこのままの状態で挿通
配置させる。挿通後のケーブル類Cは互いに接触した状
態で配置され、各接触部によって形成された開放部4
に、所定時間経過後に硬化可能とするシリコンシーラン
ト等の合成樹脂材製のシール材Sを注入し硬化させるこ
とで密栓状態に封止させる。これによりケーブル導管P
内に生じた水圧に十分に耐えさせ、長時間にわたって漏
水を防止させる。少なくとも大小2つの分離構成体1
a,1bに分割可能としてあるシールブロック体1は、
当該分離構成体1a,1bによって各ケーブル類Cを両
側から挟持させることで各ケーブル類Cを連通挿通孔2
内に挿通配置させる。シールブロック体1の外周側面の
凹部7に装着した弾性止水材8は、ラッパ状仕上げのケ
ーブル導管Pの管口内へ挿入されたシールブロック体1
の外周側面とケーブル導管Pの内周壁面との間の隙間を
確実に閉塞させる。一方、ケーブル用導管の防水装置を
使用した施工方法において、シールブロック体1を圧締
固定させる複数の分割外周締付盤11は、シールブロッ
ク体1全体を円柱方向で縮小させ、これに伴いシールブ
ロック体1をその径方向で膨張させ、ケーブル導管P内
周壁面に圧接させる。このとき、シールブロック体1は
ケーブル導管P内でその径方向で突っ張り、ケーブル導
管P内側壁面、および連通挿通孔2に挿通させた各ケー
ブル類C外周面にそれぞれ強く押圧し、堅固な水密封止
状態を実現させる。また、シールブロック体1を開放切
込部3によって分割可能にした大小2つの分離構成体1
a,1bは、このうち小さい方の分離構成体1aを各ケ
ーブル類Cの下側に挿入配置してから、大きい方の分離
構成体1bを各ケーブル類Cの上側に挿入配置して各ケ
ーブル類Cを両側から挟持させた状態で連通挿通孔2内
に挿通配置させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明すると、図1、図2において示される第1
の実施の形態における符号1は、防水鋳鉄管製の所定の
ケーブル導管P内に設置されるシールブロック体であ
り、このシールブロック体1は、ケーブル導管Pの管方
向に沿って適宜な肉厚(高さ)を有する円柱状に形成さ
れ、外周側面には複数の凹凸条が円柱方向で配列されて
いる。このシールブロック体1によって、ケーブルサイ
ズ径が例えば45mmまたは31mm等のケーブル相当
外径の大小に関わらず例えば3本のケーブル類Cを管路
径が例えば100mmのケーブル用導管Pの管口におい
て当該ケーブル類C同士が捻じれ絡まっている状態の縒
りをわざわざ手作業で戻さなくてもしっかりと保持させ
ることができ、しかも確実に管口部分を止水された状態
にすることがきるものとしてある。
【0010】尚、図5に示すように、凹凸条に替えて、
シールブロック体1の外周側面に円周に沿って凹部7を
穿設しておき、この凹部7の深さよりも大きな厚幅を有
するリングベルト状の例えばブチルゴムもしくはコンパ
ウンド等の弾性止水材8をこの凹部7に巻装配置しても
良い。これによりケーブル用導管Pのラッパ状仕上げの
管口に対してシールブロック体1を隙間が生じないよう
に確実に嵌め込むことができ、止水効果が十分に発揮さ
れるものとしてある。
【0011】このシールブロック体1自体は、ゴム製の
シール部材における硬度が約45度のクロロプレンで形
成したり、あるいはこの硬度に比し柔軟な例えば約25
度前後の硬度で形成したりされている。この柔軟な硬度
の場合では、例えばシールブロック体1自体に、その前
後方向からの圧縮力、すなわちケーブル導管Pの管方向
に沿う圧縮力が付与されたときに、圧縮部分のみが縮小
することなく、全体の長さが縮小するように圧締される
と同時に圧縮力の方向に略直交する方向であるシールブ
ロック体1自体の径方向にシールブロック体1自体の膨
張拡大を許容させ、シールブロック体1の外周側面がケ
ーブル導管Pの内壁面に水密状態となって圧着保持され
るものとしてある。
【0012】更に、シールブロック体1には、挿通され
ているケーブル類Cそれぞれの間に位置する略中央部分
のゴム製シール部材を切除して開放させ、この開放部4
に例えばシリコンシーラント等の経時硬化型、すなわち
注入時には軟粘着流動性を有し、注入後の所定時間経過
後に硬化可能とする例えばシリコンシーラント等の合成
樹脂材製によって形成されているシール材Sを注入して
密栓可能とするよう各貫通孔が互いに連通して成る連通
挿通孔2を備えている。この連通挿通孔2は、シールブ
ロック体1に形成された開放切込部3によって外部に連
通されており、各ケーブル類Cが互いに接触可能となる
ように開放切込部3から連通挿通孔2内に挿通配置さ
れ、各接触部によって形成された複数の開放部4に前記
シール材Sが注入封止されるものとしてある。
【0013】具体的にこの円柱状のシールブロック体1
には、メタルケーブル、光ファイバーケーブル等の所定
のケーブル類Cを挿通させる適数の、図示にあっては同
径の3個の貫通孔を正面から見てクローバ型の三つ葉の
形状を呈するように円柱方向に沿って開穿し、これら貫
通孔がシールブロック体1の中央部の開放部4で互いに
連通して成る連通挿通孔2を形成してある。そしてシー
ルブロック体1には連通挿通孔2のいずれか一つの貫通
孔を外部に連通させる開放切込部3を形成してあり、開
放切込部3を左右に強制的に開放することで、連通挿通
孔2の貫通孔それぞれにケーブル類Cを直接に挿通位置
決めできるようにしてある。もとより、連通挿通孔2の
貫通孔の内径はそれぞれが異なっていたり、貫通孔の配
列が同一の円周上に位置されていなかったり等の種々な
変更も可能である。
【0014】連通挿通孔2の開口端には、当該連通挿通
孔2内に挿通した各ケーブル類Cの円周が長手方向に沿
って互いに接触した状態で各ケーブル類Cの外周にしっ
くりと密着する筒状の外套部5を突設してあり、この外
套部5は、後述する金属製の分割外周締付盤11それぞ
れとの密着性の向上をも図るものとしている。
【0015】シールブロック体1の本体部分には、シー
ルブロック体1自体を圧締縮小させるための角根構造の
圧締ボルト21を挿通させる複数のボルト挿通孔6が円
柱方向に沿って穿設されている。また、シールブロック
体1における円周方向に沿って適数個に分割された複数
の、例えば図示にあっては前後それぞれに3個の金属製
の分割外周締付盤11がシールブロック体1前後面を覆
うように配列されている。これら分割外周締付盤11
は、剛性が高い硬質性の素材、例えば鉄またはSS40
0等の金属にて形成されていて、圧締ボルト21によっ
てシールブロック体1の前後面部にしっかりと固定され
るようになっている。
【0016】図2に示すように、この分割外周締付盤1
1は、正面から見て基本的に略扇形状を呈し、その分割
半径線縁には前記連通挿通孔2の各貫通孔に対応して正
面から見て略半円形の嵌め合い挿通部12を切欠形成す
る。そしてボルト挿通孔6位置に対応して分割外周締付
盤11自体の径方向に沿って角孔状に形成された係合孔
13を開穿してある。この分割外周締付盤11は、シー
ルブロック体1自体の前後面側に固定されるもので、固
定させる圧締ボルト21、座金23を介してのナット2
2によるネジ止めにより、シールブロック体1全体が円
柱方向で圧縮され、これに伴いシールブロック体1はそ
の径方向で膨張し、ケーブル導管P内周側面、ケーブル
類C外周面それぞれに水密的に圧接させるものとしてあ
る。
【0017】また、シールブロック体1が硬度約45度
のクロロプレンで形成されている場合等では、シールブ
ロック体1外周側面とケーブル導管P内周側面との接合
部に隙間が生じてガタが発生する可能性があるため、シ
リコンシーラント等の合成樹脂材製によって形成されて
いる前記シール材Sをこの隙間部分に注入して厳重に密
栓させておく必要がある。
【0018】次に、以上のように構成された実施の形態
についての使用の一例を説明するに、例えば洞道部、人
孔部等から各種の建築構造物内に通信ケーブル等のケー
ブル類Cを引込配線する場合、先ず、シールブロック体
1背面部に分割外周締付盤11を当接配置して当該分割
外周締付盤11の係合孔13から角根構造の圧締ボルト
21を挿入係合し、ボルト挿通孔6を挿通させて先端ネ
ジ部をシールブロック体1前面に外出させておく。そし
て、開放切込部3によって開放させたシールブロック体
1の連通挿通孔2内に所定のケーブル類Cを挿通し、シ
ールブロック体1背面側が奥部に位置するようにケーブ
ル導管P内に押し込み配置させる。このとき、ケーブル
類C同士が捻じれ絡み合っている状態の縒りを戻さなく
ともシールブロック体1の連通挿通孔2内に各ケーブル
類Cを挿通しておくだけで良く、しかもシールブロック
体1自体は、ケーブル導管Pの管口において約半分ほど
押し込まれることで、後の作業の容易性を得ることがで
きる。
【0019】次いで、シールブロック体1前面部にもう
一方の分割外周締付盤11を当接配置し、嵌め合い挿通
部11にはケーブル類Cを、連通挿通孔2には圧締ボル
ト21のネジ部をそれぞれ位置合わせし、それぞれの係
合孔13を圧締ボルト21のネジ部それぞれに位置合わ
せする。そして、圧締ボルト21には座金23を介して
ナット22を緩く捩じ込んでおいてから、前側の分割外
周締付盤11までを再度ケーブル導管P内に挿入し、設
置する位置に到達するまで全体を押し込む。
【0020】このようにシールブロック体1に形成され
た開放切込部3から少なくとも3つの貫通孔が開放部4
によって互いに連通して成る連通挿通孔2内に各ケーブ
ル類Cを挿通配置しておき、シールブロック体1の前後
面にそれぞれ配置された複数の分割外周締付盤11相互
間で締結部材である圧締ボルト21、ナット22による
ネジ止めによりシールブロック体1を圧締固定してケー
ブル導管P内に挿入配置すれば良いのである。このとき
シールブロック体1全体が円柱方向で圧縮され、これに
伴いシールブロック体1はその径方向で膨張し、ケーブ
ル導管P内周側面、ケーブル類C外周面それぞれに水密
的に圧接固定させられる(図2参照)。
【0021】そして図4に示すように、ケーブル類Cそ
れぞれの間に形成されている開放部4にシリコンシーラ
ント等のシール材Sを注入して封止させ、時間をかけて
硬化するのを待てば良い。またシールブロック体1外周
側面とケーブル導管P内周側面との圧接部にも必要に応
じてシリコンシーラント等の合成樹脂材製によって形成
されている前記シール材Sを注入して厳重に密栓させて
おく。
【0022】尚、本実施の形態では、シールブロック体
1の前後面にそれぞれ配置された複数の分割外周締付盤
11相互間で締結部材である圧締ボルト21、ナット2
2によるネジ止めによりシールブロック体1を圧締固定
してケーブル導管P内に挿入配置させてからシール材S
の注入作業を行なっているが、これに限らず例えば開放
切込部3によって開放させたシールブロック体1の連通
挿通孔2内に所定のケーブル類Cを挿通し、シールブロ
ック体1背面側が奥部に位置するようにケーブル導管P
内に押し込み配置させる直前にシール材Sの注入作業を
行なっても良い。例えばケーブル類Cを約2mm程度開
けてシール材Sを注入し、周囲にもシール材Sを塗布し
てからそのままシールブロック体1を圧締固定してケー
ブル導管P内に挿入配置させるのである。
【0023】また、図3には本発明の第2の実施の形態
が示されており、第1の実施の形態を示した図1と同一
の構成部分については同一の符号が付されることでその
詳細な説明は省略されている。この第2の実施の形態に
あっては第1の実施の形態における連通挿通孔2とし
て、例えば図3(a)に示すように、同径の4個の貫通
孔を正面から見て十文字型に配置されるように円柱方向
に沿って開穿し、これら貫通孔がシールブロック体1の
中央部の開放部4で互いに連通して成るものである。こ
のとき連通挿通孔2内に同径の4本のケーブル類Cが配
置されることによって形成された中央の開放部4に前記
シール材Sが注入されて封止されるものとしてある。
【0024】また、図3(b)に示すように、大径の2
個の貫通孔を例えば縦方向に配置し、小径の2個の貫通
孔を例えば横方向に配置してこれらが正面から見て十文
字型に配置されるように円柱方向に沿って開穿し、これ
ら貫通孔がシールブロック体1の中央部の開放部4で互
いに連通して成るものとしても良い。このとき小径の2
個の貫通孔に挿通配置された小径のケーブル類Cは横方
向で互いに接触し、且つ上下に位置する大径の2個の貫
通孔に挿通配置された大径のケーブル類Cは2個の小径
のケーブル類Cにそれぞれ接触しており、これによって
形成された上下2つの開放部4に前記シール材Sが注入
されて封止するものとしてある。尚、これらの連通挿通
孔2の具体的構成は、本実施の形態におけるほんの一部
を示したものに過ぎず、この他の配列形態を有していて
も構わないのである。
【0025】また、図6には本発明の第3の実施の形態
が示されており、第1の実施の形態を示した図1と同一
の構成部分については同一の符号が付されることでその
詳細な説明は省略されている。この第3の実施の形態に
あっては第1の実施の形態におけるシールブロック体1
として、連通挿通孔2より外部へ連通するように形成さ
れた複数の開放切込部3によって少なくとも2つの分離
構成体1a,1bに分割可能としてある。
【0026】すなわち、シールブロック体1を例えば2
つの開放切込部3によって大小2つの分離構成体1a,
1bに分割しておき、このうち小さい方の分離構成体1
aを各ケーブル類Cの下側に挿入配置してから、大きい
方の分離構成体1bを各ケーブル類Cの上側に挿入配置
して各ケーブル類Cを両側から挟持させた状態とするこ
とで3つの貫通孔が互いに連通して成る連通挿通孔2内
に各ケーブル類Cを挿通配置できるようにしてある。そ
して、シールブロック体1の前後面にそれぞれ配置され
た複数の分割外周締付盤11相互間で締結部材によって
シールブロック体1を圧締固定してケーブル導管P内に
挿入配置し、ケーブル類Cそれぞれの間に形成された開
放部4にシリコンシーラント等のシール材Sを注入して
封止させるのである。
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、施工時にわざわざ手作業で各ケーブル類Cの縒り
を戻さなくても容易に止水施工を行なうことができ、ま
たケーブル導管Pの管路径に対しケーブル類Cの占有率
が高い場合や、ある程度の範囲に水が流出している場合
等でも容易に施工できるものとし、しかも従来と同程度
の耐水圧約3kgf/cm2 にて止水を可能とするもの
である。
【0027】すなわちこれは本発明に係るケーブル用導
管の防水装置が、ケーブル導管P内に挿入配置されたシ
ールブロック体1の前後面にそれぞれ配置される複数の
分割外周締付盤11相互間で締結部材(21,22)に
よってシールブロック体1を圧締可能とすると共に、シ
ールブロック体1に挿通されているケーブル類Cそれぞ
れの間を開放させてシール材Sを注入し密栓可能とする
よう各貫通孔が互いに連通して成る連通挿通孔2を有す
るからであり、これにより、施工時にわざわざ手作業で
各ケーブル類の縒りを戻さなくても容易に止水施工を行
なうことができるのである。
【0028】連通挿通孔2は開放切込部3によって外部
に連通されており、互いに接触可能となって開放切込部
3から連通挿通孔2内に挿通配置された各ケーブル類C
の各接触部によって形成された開放部4に前記シール材
Sが注入封止されるものとしたので、耐水圧約3kgf
/cm2 の如く従来と同程度の止水が可能となる。
【0029】シールブロック体1は、連通挿通孔2より
外部へ連通するように形成された複数の開放切込部3に
よって少なくとも2つの分離構成体1a,1bに分割可
能としてあるので、重量の大きな各ケーブル類Cを両分
離構成体1a,1bによって挟持した状態とすることに
より簡単でしかも確実に連通挿通孔2内に挿通配置させ
ることができる。
【0030】シール材Sは、注入時には軟粘着流動性を
有し、注入後の所定時間経過後に硬化可能とするシリコ
ンシーラント等の合成樹脂材製によって形成されている
ので、施工時におけるシール材Sの塗布注入作業が容易
に行なえ、しかもシール材Sの硬化後には水圧に十分に
耐えられる防水構造を得ることができる。
【0031】シールブロック体1は、外周側面に円周に
沿って凹部7を設け、凹部7の深さよりも大きな厚幅を
有するリングベルト状のブチルゴムもしくはネオシール
コンパウンド等の弾性止水材8が巻装配置されているの
で、管路の真円精度の低下や所々におけるコンクリート
欠損部等の見られるラッパ状仕上げのケーブル導管Pで
あっても、この管口内へ挿入されたシールブロック体1
の外周側面とケーブル導管Pの内周壁面との間の隙間を
確実に閉塞させることができ、止水効果を十分に発揮さ
せることができる。
【0032】一方、本発明に係るケーブル用導管の防水
装置を使用した防水施工方法が、シールブロック体1に
形成された開放切込部3から少なくとも3つの貫通孔が
互いに連通して成る連通挿通孔2内に各ケーブル類Cを
挿通配置してから、シールブロック体1の前後面にそれ
ぞれ配置された複数の分割外周締付盤11相互間で締結
部材(21,22)によってシールブロック体1を圧締
固定してケーブル導管P内に挿入配置し、ケーブル類C
それぞれの間に形成された開放部4にシリコンシーラン
ト等のシール材Sを注入して封止させるものとするの
で、挿通後のケーブル類C同士の開放部4に、所定時間
経過後に硬化可能とするシリコンシーラント等の合成樹
脂材製のシール材Sを注入するだけで容易に開放部4を
密栓状態に封止させることができる。これによりケーブ
ル導管P内に生じた水圧に十分に耐えさせしかも長時間
にわたって漏水を防止させることができる。
【0033】また、シールブロック体1を当該開放切込
部3によって大小2つの分離構成体1a,1bに分割し
ておき、このうち小さい方の分離構成体1aを各ケーブ
ル類Cの下側に挿入配置してから、大きい方の分離構成
体1bを各ケーブル類Cの上側に挿入配置するものとし
たので、重量の大きな各ケーブル類Cの連通挿通孔2内
へ容易に挿通配置させることができ、しかも各ケーブル
類Cの補修・交換に際し、シールブロック体1自体の解
体撤去も容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における分解斜視図
である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すもので、
(a)は4本の同一径を有するケーブル類を引込配線し
た場合の正面図、(b)は異なる径を有するケーブル類
の一対ずつを引込配線した場合の正面図である。
【図4】本発明の防水施工方法を示した斜視図である。
【図5】シールブロック体の他例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるシールブロ
ック体の分解正面図である。
【符号の説明】
C…ケーブル類 P…ケーブル導管 S…シール材 1…シールブロック体 1a,1b…分離
構成体 2…連通挿通孔 3…開放切込部 4…開口部 5…外套部 6…ボルト挿通孔 7…凹部 8…弾性止水材 11…分割外周締付盤 12…嵌め合い挿
通部 13…係合孔 21…圧締ボルト 22…ナット 23…座金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 誠二 東京都江東区東陽3丁目27番32号 株式会 社土井製作所内 Fターム(参考) 5G369 AA05 BA04 BA06 DC16 DC18 DD02 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル導管内に挿入配置された防水ゴ
    ム製のシールブロック体に、少なくとも3本のケーブル
    類を水密封止させた状態で挿通支持させるよう少なくと
    も3つの貫通孔を開穿し、シールブロック体の前後面に
    それぞれ配置される複数の分割外周締付盤相互間で締結
    部材によってシールブロック体を圧締可能としたケーブ
    ル用導管の防水装置であって、シールブロック体に挿通
    されているケーブル類それぞれの間の開放部にシール材
    を注入し密栓可能とするよう各貫通孔が互いに連通して
    成る連通挿通孔を有することを特徴とするケーブル用導
    管の防水装置。
  2. 【請求項2】 連通挿通孔は、シールブロック体に形成
    された開放切込部によって外部に連通され、各ケーブル
    類が互いに接触可能となるように開放切込部から連通挿
    通孔内に挿通配置され、各接触部によって形成された開
    放部に前記シール材が注入封止されるものとしてある請
    求項1記載のケーブル用導管の防水装置。
  3. 【請求項3】 シールブロック体は、連通挿通孔より外
    部へ連通するように形成された複数の開放切込部によっ
    て少なくとも2つの分離構成体に分割可能としてある請
    求項1記載のケーブル用導管の防水装置。
  4. 【請求項4】 シール材は、注入時には軟粘着流動性を
    有し、注入後の所定時間経過後に硬化するシリコンシー
    ラント等の合成樹脂材によって形成されている請求項1
    乃至3のいずれか記載のケーブル用導管の防水装置。
  5. 【請求項5】 シールブロック体は、外周側面に円周に
    沿って凹部を設け、凹部の深さよりも大きな厚幅を有す
    るリングベルト状のブチルゴムもしくはコンパウンド等
    の弾性止水材が巻装配置されている請求項1乃至4のい
    ずれか記載のケーブル用導管の防水装置。
  6. 【請求項6】 ケーブル導管内に挿入配置された防水ゴ
    ム製のシールブロック体に、少なくとも3本のケーブル
    類を水密封止させた状態で挿通支持させるよう少なくと
    も3つの貫通孔を開穿し、シールブロック体の前後面に
    それぞれ配置される複数の分割外周締付盤相互間で締結
    部材によってシールブロック体を圧締可能とし、シール
    ブロック体に挿通されているケーブル類それぞれの間の
    開放部にシール材を注入し密栓可能とするよう各貫通孔
    が互いに連通して成る連通挿通孔を有して成るケーブル
    用導管の防水装置を使用した防水施工方法であって、シ
    ールブロック体に形成された開放切込部から少なくとも
    3つの貫通孔が互いに連通して成る連通挿通孔内に各ケ
    ーブル類を挿通配置してから、シールブロック体の前後
    面にそれぞれ配置された複数の分割外周締付盤相互間で
    締結部材によってシールブロック体を圧締固定してケー
    ブル導管内に挿入配置し、ケーブル類それぞれの間に形
    成された開放部にシリコンシーラント等のシール材を注
    入して封止させるものとすることを特徴としたケーブル
    用導管の防水装置を使用した防水施工方法。
  7. 【請求項7】 ケーブル導管内に挿入配置された防水ゴ
    ム製のシールブロック体に、少なくとも3本のケーブル
    類を水密封止させた状態で挿通支持させるよう少なくと
    も3つの貫通孔を開穿し、シールブロック体の前後面に
    それぞれ配置される複数の分割外周締付盤相互間で締結
    部材によってシールブロック体を圧締可能とし、シール
    ブロック体に挿通されているケーブル類それぞれの間の
    開放部にシール材を注入し密栓可能とするよう各貫通孔
    が互いに連通して成る連通挿通孔を有して成るケーブル
    用導管の防水装置を使用した防水施工方法であって、連
    通挿通孔より外部へ連通するように形成された複数の開
    放切込部によって大小2つの分離構成体に分割可能とし
    てあるシールブロック体を当該開放切込部によって大小
    2つの分離構成体に分割しておき、このうち小さい方の
    分離構成体を各ケーブル類の下側に挿入配置してから、
    大きい方の分離構成体を各ケーブル類の上側に挿入配置
    することで少なくとも3つの貫通孔が互いに連通して成
    る連通挿通孔内に各ケーブル類を挿通配置し、シールブ
    ロック体の前後面にそれぞれ配置された複数の分割外周
    締付盤相互間で締結部材によってシールブロック体を圧
    締固定してケーブル導管内に挿入配置し、ケーブル類そ
    れぞれの間に形成された開放部にシリコンシーラント等
    のシール材を注入して封止させるものとすることを特徴
    としたケーブル用導管の防水装置を使用した防水施工方
    法。
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