JP2019070401A - 配管用工具、止水器および配管設置部材 - Google Patents

配管用工具、止水器および配管設置部材 Download PDF

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Abstract

【課題】配管端部に簡易な作業で設置可能な止水器、配管設置部材などの配管用工具を提供する。【解決手段】配管設置部材10は、中空筒状ワッシャー20、筒状の弾性体30、筒状の固定部材40に対し、ボルト状の軸体50を軸挿させた構成であり、軸体50を六角レンチなどによって右ネジ方向へ回転させると、弾性体30が径方向に膨張し、配管70が密閉される。そして、固定器具90を軸体50の雌ネジ部53に装着させることによって、配管70が仮枠80に設置される。【選択図】図2

Description

本発明は、配管の漏洩検査に使用される止水器/断水器、あるいは、コンクリート打設時の配管固定に使用可能な配管設置部材などに関する。
コンクリート建築の施工時には、コンクリート打設前に仮枠を設置し、水道管、ガス管などの配管あるいはスリーブを設置場所に配置する。そして、配管固定用プラグなどの配管設置部材を仮枠外側から配管内部に挿入し、仮枠外側からボルトを通して締め付ける。これによって配管もしくはスリーブが仮枠に対して固定される。その後、コンクリート打設を行い、コンクリートが固まると仮枠、配管設置部材を配管から外す。
配管設置部材は、配管の密閉栓としても機能することから、配管内部の断水、あるいは水圧をかける漏洩検査時に使用することができる。漏洩検査器具を兼ねる配管固定用プラグとして、配管本体の軸回りに雌ネジを部分的に形成した構成が知られており、外部からボルトをネジ部に螺合させることにより、配管を仮枠に固定することができる(特許文献1参照)。
一方、筒状弾性体を備えた止水駒によって、断水あるいは漏洩検査を行うこともできる(特許文献2参照)。そこでは、配管端部に止水駒を挿入し、止水駒の弾性体を径方向に膨張させることによって配管内部を密閉する。このような止水駒の変形は、ロッドのハンドル操作によって実現される。
具体的には、止水駒の軸穴を通るネジ部と螺合するように内側ロッドを取り付け、そのネジ部の端部に螺合するナットを開閉するように外側ロッドを取り付ける。そして、外側ロッドを固定したまま内側ロッドを回すことによって、止水駒の弾性体が軸方向に圧縮し、径方向に膨張する。
一方、内側ロッドの変わりに雄ネジを形成した軸体を外側ロッド内部に間挿させる構成も知られている(特許文献3参照)。そこでは、軸体端部にワッシャナットを取り付け、軸体を固定した状態で外側ロッドを回すことにより、止水駒を径方向に膨張させる。
特開2003−294189号公報 特開平11−51281号公報 特開2005−256976号公報
配管設置部材あるいは止水器(断水器)に設けられた弾性体を軸方向に圧縮させるためには、特定器具を使って軸体を空回りさせないように固定し、弾性体と接するワッシャーを閉めるロッド部材を回す必要がある。これは、作業者にとって2つの操作器具を同時に把持する必要があり、煩雑な取り付け作業を伴う。特に、配管の設置方向は水平方向に限定されず、垂直、傾斜方向など様々であり、作業現場によっては、両方の工具を同時に使用するのが困難となる。
したがって、弾性体を備えた止水器、配管設置部材などの配管用工具を、簡易な作業で配管端部へ確実に設置することが求められる。
本発明の配管用工具は、例えば止水器、配管設置用部材に適用可能であり、雄ネジを形成した螺合部を有し、端部に締め付け部を設けた軸体と、螺合部と螺合する雌ネジ部を有する留め具と、軸体を挿通させる軸穴を有し、留め具と締め付け部との間に配置される弾性体と、軸体を挿通させる軸穴を有し、締め付け部と弾性体との間に配置されるストッパーとを備え、ストッパーが、配管の端部と係合して軸体の軸方向移動を制限し、弾性体が、軸体の回転に伴う留め具の回転運動を抑え、そして、軸体の締め付け方向の回転に伴って径方向に膨張可能である。例えば、弾性体は筒状弾性体として構成することが可能である。
本発明の他の態様における配管用工具は、雄ネジを形成した螺合部と、締め付け部とを有する軸体と、螺合部と螺合する雌ネジ部を有する留め具と、軸体を挿通させる軸穴を有し、留め具と締め付け部との間に配置される筒状弾性体と、軸体を挿通させる軸穴を有し、締め付け部と弾性体との間に配置されるストッパーとを備え、ストッパーが、配管の端部と係合して軸体の軸方向移動を制限し、弾性体が、少なくとも一部に凹凸のある外周面を有し、軸体の締め付け方向の回転に伴って径方向に膨張可能である。
本発明の他の態様における配管用工具は、雄ネジを形成した螺合部を有し、端部に係止部を設けた軸体と、軸体を挿通させる軸穴を有するストッパーと、軸体を挿通させる軸穴を有し、係止部とストッパーとの間に配置される筒状弾性体と、軸体を挿通させる軸穴を有し、弾性体と係止部および弾性体とストッパーとの間に配置される一対の留め具と、ストッパーに対し弾性体とは反対側に位置し、軸体と螺合する締め付け部とを備え、ストッパーが、配管の端部と係合して軸体の軸方向移動を制限し、弾性体が、軸体の締め付け方向の回転に伴って径方向に膨張可能である。
例えば、締め付け部が、固定器具の雄ネジ部と螺合可能な雌ネジ部を設けている。あるいは、一本のネジで構成することも可能である。ストッパーの配管との係合部が、締め付け部に対して弾性体とは反対側に位置するようにストッパーを構成すればよい。例えば、凹部を形成して周縁部にフランジを形成してもよい。
弾性体は、部材軸方向に沿った断面非円状凸部もしくは凹部、留め具は、断面非円状凸部もしくは凹部と嵌合する嵌合凹部もしくは凸部を形成することが可能である。例えば、断面非円状凸部もしくは凹部が、断面多角形状もしくはテーパー形状に形成される。また、留め具には、軸方向弾性体側に延びるスカート部を形成することが可能である。
弾性体は、配管の表面形状に対応する形状をもつ外周面をもつようにしてもよく、例えば、波状、蛇腹、コルゲート状に形成することができる。波状に関しては、鋸波形、矩形波形、正弦波形状など任意である。また、配管の端部付近で配管外側を覆い、配管を締め付け可能な金属製、プラスチック製、ゴム製バンドを設けてもよく、例えば、ゴム製バンドを配管表面で覆い、その上を金属製バンドで締め付けることも可能である。
本発明によれば、配管端部に簡易な作業で設置可能な止水器、配管設置部材などの配管用工具を提供することができる。
第1の実施形態である配管設置部材の側面図である。 配管端部に設置された配管設置部材の断面図である。 軸体を頭部側から見た平面図である。 ワッシャーの斜視図である。 固定部材を弾性体側から見た平面図である。 弾性体を固定部材側から見た平面図である。 第2の実施形態である配管設置部材の断面図である。 第3の実施形態である配管設置部材の断面図である。
次に、以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態である配管設置部材の側面図である。
配管設置部材10は、コンクリート打設の施工時に配管を型枠に固定するための配管固定器具として機能するとともに、漏水検査などに使用される止水駒(断水器)としても機能する配管用工具として構成された部材であり、コンクリート打設時に配管70内に挿入、設置される。また、配管設置部材10は、アッセンブリー型の部材であり、外径が実質的に同じであるワッシャー20、筒状弾性体30、ナット形状である固定部材40を備え、これらにボルト形状の軸体50を中心軸(以下、部材軸ともいう)Cに沿って挿通させた構成になっている。
ワッシャー20、弾性体30、固定部材40は、互いに略等しい外径を有し、いずれの外表面も軸方向に沿ってストレートに延び、軸体50に対し同軸的に配置されている。配管設置部材10のサイズは、配管70に従い、その外径は配管70の内径よりも幾分小さい。なお、配管設置部材10のサイズは、それぞれ配管70のサイズなどに従って定めればよい。また、配管70は、ここでは波状(蛇腹形状)のCD管であるが、この形状に限定されるものではない。
次に、図2〜図6を用いて、配管設置部材の各構成要素について説明する。
図2は、配管端部に設置された配管設置部材の断面図である。図3は、軸体を頭部側から見た平面図である。図4は、ワッシャーの斜視図である。図5は、固定部材を弾性体側から見た平面図である。図6は、弾性体を固定部材側から見た平面図である。
図2、3に示すように、配管設置部材10の中心軸Cに沿って配置される軸体50は、頭部52と、頭部52にその一端が繋がる螺合部54とを備え、螺合部54には雄ネジが外周面に形成されている。ここでは、軸体50の頭部52以外は雄ネジを形成しているが、固定部材40と螺合する範囲で部分的に(例えば、弾性体30の中間部より先の範囲)雄ネジを形成してもよい。
頭部52の表面側には、雌ネジが内周面に形成された凹状雌ネジ部53が同軸的、すなわちその中心軸周りに形成されており、後述する固定器具90が螺合可能である。頭部52の外形は六角形状に形成されており、六角レンチといった回転操作器具を使うことによって、ユーザーは軸体50を回転操作可能である。さらに、頭部52には、バー状の溝56が軸中心を通るように形成されており(図3参照)、マイナスドライバによっても回転操作可能である。一方、軸体50の頭部反対側(先端側)端部には、固定部材40が軸体50から抜け落ちるのを防ぐフランジ部58が設けられている。
図2、6に示すように、固定部材40よりも頭部側に設置される弾性体30には、その中心に軸穴34が形成されており、軸穴34は、軸体50が弾性体30と実質的に接触しない、すなわち軸体50の軸方向に沿った相対的移動を可能にするサイズを有する。弾性体30の後方側(軸体50の先端側)には、断面矩形状(ここでは四角形状)の凹部32が同軸的に形成されている。弾性体30は、膨張収縮可能であり、軸Cに沿って力が加えられると軸方向に圧縮し、径方向に膨張する。弾性体30は、ゴムなど弾力性ある素材によって成形されている。
図2、5に示すように、固定部材40は、その中心に雌ネジ部44が同軸的に形成されており、雌ネジ部44は、軸体50の螺合部54と螺合する。また、固定部材40には、環状の本体40Bから同軸的に弾性体30側へ突出する断面矩形状(ここでは四角形状)の凸部42が一体的に形成されており、弾性体30の断面矩形状である凹部32と嵌合する。固定部材40は、金属あるいは樹脂製素材など、弾性体30よりも軽く、硬質な素材によって成形されている。
図2、4に示すように、中空筒状のワッシャー20は、軸穴25を有するリング状本体21、管状部22、フランジ24を備える。リング状本体21は、軸体50の頭部52と弾性体30との間に介在し、頭部52および弾性体30の端面30Nと接触する。ワッシャー20の側面を形成する管状部22は、リング状本体21の周縁部から軸方向に沿って形成され、軸体50の頭部52を超えて延びている。そして、管状部22の端部周縁にフランジ24が径方向に沿って形成され、クランク状になっている。
フランジ24は、軸垂直方向に沿って延び、フランジ24の長さ、すなわち中心軸からフランジ先端までの長さは、ワッシャー20を配管70へ挿入したときにフランジ24が配管70の端面70Aと当接するように定められている。
以下、図2〜6を用いながら、コンクリート打設時における配管設置部材の装着工程および配管設置工程について説明する。
まず、配管70内に配管軸と同軸的配置となるように配管設置部材10を挿入する。ワッシャー20のフランジ24が配管70の端面70Aと当接することで、配管設置部材10が位置決めされる。図2では、配管70および配管設置部材10が水平方向に描かれているが、実際には、配管設置部材10を挿入するとき配管70が鉛直方向に設置されている。この場合、固定部材40と弾性体30は、部材軸方向に垂直な端面40M、30Mにおいて互いに接している。すなわち、弾性体30は、固定部材40(端面40Mおよび凹部32を含む)全体によって支持、保持されている。
固定部材40によって支持、保持される弾性体30は、頭部52、ワッシャー20に対しある程度緩められた状態にあり、ワッシャー20と軸体50の頭部52との間、および弾性体30とワッシャー20との間にはスペースが空いている。ユーザーは、六角レンチあるいはマイナスドライバー(図示せず)を使って、ボルト形状の軸体50を右ネジ回り方向(閉める方向)へ回転させる。
軸体50を閉める方向へ回転させると、固定部材40も連動して回転しようとするが、固定部材40の凸部42は、弾性体30の凹部32と嵌合しており、平坦であって軸方向に沿って延びている凸部42の接触面42M、凹部32の接触面32Mにおいて、互いに力が作用する。すなわち、軸体50が回転するとき、固定部材40の接触面42Mには、回転方向に対する反作用が働く。
固定部材40によって支持され、固定部材40よりも自重のある弾性体30は、軸体50と接していない。一方、弾性体30を支持する固定部材40の雌ネジ部34は、軸体50の螺合部54と螺合している。そのため、軸体50が回転すると、固定部材40はその回転位置を保持する一方、軸体50は、右回りに回転ながら固定部材40に対して配管奥側へ相対移動するように駆り立てられる。
このように、軸体50の回転時、弾性体30の凹部32は、固定部材40の回転運動を抑え、固定部材40を係止する。軸体50は、右ネジ方向への回転に従い、配管奥側へ相対的に軸方向に移動していく。そして、軸体50が配管設置部材10に対して締め付けられていくと、軸体50の頭部52が、ワッシャー20のリング状本体21に押し付けられる。
上述したように、ワッシャー20のフランジ24は、配管端面70Aと接し、ワッシャー20が配管設置部材10を配管奥側へ移動するのを抑えるストッパーとして機能する。そのため、軸体50を閉め続けると、弾性体30がワッシャー20と密着し、ワッシャー20のリング状本体21が頭部52によって弾性体30に押し付けられる。
一方、固定部材40の凸部42、弾性体30の凹部32も互いに密接し、固定部材40の雌ネジ部44が軸体50の螺合部54と螺合しているため、ワッシャー20の押し付けによっても、固定部材40が弾性体30から軸方向に離間するようには駆り立てられず、固定部材40の軸体50に対する相対的位置を維持する。
そのため、軸体50をさらに締め付けると、弾性体30が固定部材40、ワッシャー20両方向から軸方向に沿った力を受ける。これによって、弾性体30が軸方向に圧縮し、径方向に膨張する(図2の破線参照)。膨張によって弾性体30の軸方向長さが減少変位すると同時に軸体50は右ネジ回転しているため、軸体50は固定部材40に対しさらに配管奥側へ相対移動する。このような弾性体30の径方向縮小と軸体50の相対移動によって、弾性体30はより一層径方向に膨張することになり、弾性体30の変形した外周面30Bが配管70の内周面と密着する。
弾性体30が配管70と接すると、弾性体30は配管70との摩擦力によりその位置がより強固に確保される。その結果、固定部材40の回転を抑える力が増加し、弾性体30の軸方向へ膨張する復元力を上回ることになり、弾性体30は軸体50の回転とともに一層膨張変形していく。軸体50を最大限締め付けることによって、弾性体30は、配管端部を密閉、封止するほど膨張する。これにより、配管設置部材10は配管70に対して確実に位置決めされる。なお、配管を水平配置した場合でも、ワッシャー20を配管端面に当てて保持することにより、配管設置部材を配管内に設置することができる。
軸体50の締め付けが終了すると、配管70を、仮枠80の通し穴80Bが形成された場所に配置する。そして、ボルト本体92、蝶ネジ94、ワッシャー96一式から成る固定器具90が、軸体50の雌ネジ部53に取り付けられ、閉め回される。
固定器具90が締め付けられることにより、配管70は仮枠80に対して固定される。反対側の配管端部に対しても、同様に配管設置部材の位置決め、配管の仮枠に対する固定が施される。その後、コンクリートが流し込まれ、コンクリートが固まった後、固定器具90および仮枠80が外される。満水テスト、漏洩検査をする場合、一方の配管端部側から水を流し込み、漏洩水があるか検査する。
このように本実施形態によれば、配管設置部材10は、中空筒状ワッシャー20、筒状弾性体30、筒状固定部材40にボルト状の軸体50を軸挿させた構成であり、軸体50を六角レンチなどによって右ネジ方向へ回転させると、弾性体30が径方向に膨張し、配管70が密閉される。そして、固定器具90を軸体50の雌ネジ部53に装着させることによって、配管70が仮枠80に設置される。
六角レンチ、マイナスドライバなどの回転操作器具を1つ用意するだけで、弾性体30の膨張による配管設置部材10の位置固定および配管端部の密閉を行うことが可能となり、設置作業が容易となる。特に、従来のように仮枠に大きな穴を空けて蛇腹を通し、垂れ下げた場合、仮枠の再利用が難しかったが、本実施形態によれば、ボルト形状の固定器具を通す穴を仮枠に形成するだけでよいため、仮枠を再利用することが容易となる。
特に、弾性体30の凹部32、固定部材40の凸部42が回転時に相互に力を作用しあう断面矩形状の接触面を互いに設けた嵌合構造にすることにより、特別な工具を用いることなく、固定部材40の空回りを防止することができる。この嵌合構造は、固定部材が凸部およびそれ以外の端面で弾性体を支える一方、凸部、凹部の接触面が回転モーメントの小さい軸付近に位置することによって、固定部材を確実に係止することができる。
また、軸垂直方向に平行な固定部材40の端面40Mと弾性体30の端面30Mが互いに接触することにより、固定部材40は凸部42の弾性体接触端面以外においても弾性体30を支持することで、固定部材40に対する係止する力が増すとともに、固定部材40が弾性体30側へ圧縮力を確実に駆り立てることができる。
ワッシャーが配管端面と当接する一方、フランジが頭部を超えて軸方向に延びるため、軸体頭部が配管端面から突出することがない。よって、仮枠に配管を固定するときに軸体が障害とならない。また、ワッシャーによって、鉛直方向に配管を配置した場合においても、軸体が抜け落ちるのを防ぐことができる。さらに、軸体端部に設けたフランジによって、固定部材の抜けを防止することができる。
なお、凸部、凹部は上述の形状に限定されず、軸垂直方向に対して延在し、角度をもつ平面(実施形態では90°)、あるいは角度をもつ断面が非円状の凸部、凹部、あるいはテーパー状(非円柱状)の凸部、凹部部を互いに嵌合するように設ければよい。すなわち、固定部材40が空回りしないように、回転方向に関して摩擦力以外の力を回転反対方向に作用させる接触面を設ければよい。例えば、円錐台形状の凸部、それと嵌合する凹部も可能であり、軸付近に設けるのではなく、周縁部に凸部、凹部を形成することも可能である。また、弾性体に凸部、固定部材に凹部を設けることも可能である。
さらには、嵌合部を設ける代わりに、固定部材を係止させる係合部を互いに設けてもよい。例えば、弾性体外周面にスリット状溝を軸方向に沿って相対する位置に形成し、固定部材には、その溝に嵌って弾性体を外周面か挟み込んで保持するようなピン状の突出部を設けることで、互いに係合する構成にすることも可能である。そして、ナット形状以外の形状で固定部材を留め具として構成することも可能である。さらに、固定部材の係合部だけで弾性体を支持、保持するように構成してもよく、また、固定部材以外で弾性体が支持されるようにすることも可能である。
軸体は、ボルト形状以外の構成でも可能であり、回転操作器具によって回転操作される操作部と螺合部とをつなげた形状にしてもよい。さらに、操作部とは別に、弾性体と接触して弾性体を締め付ける締め付け部(例えば、螺合部より径の大きいフランジ部など)を別途設けてもよい。また、六角レンチ、マイナスドライバ以外の工具によって軸体を回転操作させる構成にしてもよい。そして、操作部に雌ネジを形成せず、仮枠固定用の固定具と嵌合などする凹部を設ける構成でもよい。
ワッシャー形状についても、配管端面と当接するような係止部を設ける構成にすればよく、あるいは、配管端部の内周面と接触固定するような構成にすることも可能である。また、ワッシャー形状に限定されず、軸体の軸方向位置を制限するストッパーとして構成することも可能である。弾性体については、外周面を螺旋形状にし、あるいは、波状、蛇腹形状にすることも可能である。また、弾性体と固定部材との間に中間部材を介在させることが可能であり、固定部材と弾性体が軸垂直方向に沿った端面同士で接触させないようにすることも可能である。さらに、弾性体のサイズ(径)を、ストッパーのサイズよりも大きくすることが可能であり、弾性体と配管がより当接しやすくなる。弾性体の形状については、外周面が円周面となる円柱状に限定されず、配管についは、波状に形成しなくてもよい。
次に、図7を用いて、第2の実施形態である配管設置部材について説明する。第2の実施形態では、弾性体外周面を波状に形成し、バンドを配管周りに取り付ける。
図7は、第2の実施形態である配管設置部材の断面図である。
配管設置部材100は、ワッシャー20、筒状弾性体130、固定部材140、ボルト形状の軸体50を備え、ワッシャー20、弾性体130の軸穴25、134に対し、雄ネジが形成された軸体50の螺合部54を挿通させるとともに、固定部材140の雌ネジ部144に螺合部54を螺合させている。軸体50の雌ネジ部53には、仮枠80の孔80Bを通じて固定器具90がねじ込み可能である。
弾性体130は、一方の平面状端面30Nがワッシャー20の端面20Nと接し、他方の平面状端面130Mが固定部材140と接している。弾性体130には、第1の実施形態のような凸部が設けられておらずに平面状に形成され、固定部材140の端面140Mも平面状に形成されている。
弾性体130の外周面130Bは、配管70の波形状(蛇腹状、コルゲート状ともいう)に対応した波形状を有する。プラスチック製のバンド200は、配管70の外側から弾性体130の設置範囲を覆い、弾性体130を締め付けるように配管70に取り付けられている。また、バンド200の内周面200Bは、配管70の波形状に応じた波形状を有する。これによって、弾性体130の外周面130Bが配管内周面70Bに嵌るような形で位置決めされる。
配管70を垂直方向に向けた状態で固定器具90’の頭部95を締め付け方向に回すと、軸体50が締め付け方向に回転する。固定部材140は弾性体130に密接し、軸体50の回転に連動するように回転しない。そのため、軸体50と螺合している固定部材140は、軸体50が回転するのに伴って仮枠80の方向へ移動する。その結果、弾性体130が径方向に膨張する。
上述したように、弾性体130は、軸方向に沿って波形状の外周面130Bを有し、波状の配管内周面70Bに嵌るように密着する。さらに、バンド200によって弾性体130は締め付けられている。そのため、弾性体130が膨張するときに配管70と弾性体130との間で滑りが発生せず、弾性体130が配管70内を移動するような事態を防ぐことができる。
このように第2の実施形態によれば、波形状の外周面130Bを備えた弾性体130を備えた配管設置部材100を配管70内に設置し、バンド200によって配管70を締め付けることにより、より確実に弾性体130を径方向に膨張させることが可能となる。
弾性体130の外周面については、配管70の軸方向に沿った表面形状に対応させた形状にすればよい。あるいは、配管70の内周面と接した状態で滑らないように規則的/不規則な凹凸部分を少なくとも外周面の一部に形成してもよい。第1の実施形態の弾性体についても、同様の弾性体外周面を形成してもよい。また、第2の実施形態の弾性体、固定部材を第1の実施形態の弾性体、固定部材のように凹部、凸部を設けてもよい。
次に、図8を用いて第3の実施形態である配管設置部材について説明する。
図8は、第3の実施形態である配管設置部材の断面図である。配管用工具100’は、ワッシャー20、筒状弾性体130、軸体を構成するネジ150を備え、ワッシャー20、弾性体130の軸穴25、134に対し、ネジ150の雄ネジ部153を挿通させている。ネジ150は、その頭部158が弾性体130に対してワッシャー20とは反対側に位置し、ネジ端部150Mが仮枠80の孔80Bを超えて突出するような長さを有する。
固定部材を構成する板状部材240A、240Bは、弾性体130の両端面130M、130Nにそれぞれ接し、軸穴244A、244Bにネジ150を挿通させている。板状部材240A、240Bは、互いに向かい合うように板状部材240A、240Bの縁から軸方向に延びるリング状のスカート部241A、241Bを有する。ナット250は、ネジ150の雄ネジ部153に螺合した状態で、ワッシャー20の底面20B付近に配置されている。バンド200’は、金属製バンド200Aとゴムバンド200Bから成る。
配管70を固定する場合、初めに配管設置部材100’を配管70内に挿入し、ゴムバンド200Bを配管70回りに覆った状態で金属製バンド200Aをその上から覆う。金属製バンド200Aによってゴムバンド200Bを締め付けることにより、配管設置部材100’を配管70内において位置決めする。
そして、ナット250を締め付けることによって、弾性体130が径方向に膨張し、弾性体130と配管70が密着して滑らないように固定される。その後、ネジ150を仮枠80の孔80Bに通し、蝶ナット190Aとワッシャー190Bで構成される固定用具90が締め付けられる。
このように第3の実施形態によれば、一本のネジ150に対して板状部材240A、240Bを弾性体130両側に配置し、ナット250をストッパー20に対して取り付ける。これによって、1つの軸体を用意するだけで仮枠固定を行うことができる。また、板状部材240A、240Bにスカート部241A、241Bを設けることにより、弾性体130が膨張するときに弾性体中心軸側に向けて膨張することを助ける。なお、第1、第2の実施形態においても、固定部材にスカート部を設けるように構成してもよい。また、第3の実施形態のような仮枠を超える長さをもつネジとナットで構成される軸体を、第1、第2実施形態に適用してもよい。弾性体については、軸方向に一定の径でなくてもよく、配管内周面に対して偏りなく接するような断面形状をもつ弾性体であればよい。
第1〜第3の実施形態では、配管の設置、固定用の部材として配管設置部材の構成を説明したが、止水駒のような止水器、断水器に適用することも可能であり、第1〜第3の実施形態で示した部材は、配管用工具として構成することができる。この場合、仮枠を通して固定器具を軸体に装着させるための固定用雌ネジ部を軸体頭部に設けない構成にすることができる。また、配管設置部材においても、固定用雌ネジ部などの凹部、操作部を設けず、弾性体と係合する締め付け部を軸体に形成し、軸体に対して直接/間接的に固定器具を装着させるように構成することができる。
10 配管設置部材(配管用工具)
20 ワッシャー(ストッパー)
21 リング状本体
22 環状部
24 フランジ(配管係合部)
25 軸穴
30 弾性体
30M 端面
32 凹部(断面非円状凹部)
32M 接触面(第2接触面)
34 軸穴
40 固定部材(留め具)
40M 端面(支持面)
42 凸部(断面非円状凸部)
42M 接触面(第1接触面)
44 雌ネジ部(固定雌ネジ部)
50 ボルト(軸体)
52 頭部(締め付け部)
53 雌ネジ部
54 螺合部
70 配管
80 仮枠
90 固定器具
130 弾性体
140 固定部材(留め具)
150 ネジ(軸体)
200、200’ バンド
240A、240B 板状部材(留め具)
241A、241B スカート部
250 ナット(締め付け部)

Claims (12)

  1. 雄ネジを形成した螺合部を有し、端部に締め付け部を設けた軸体と、
    前記螺合部と螺合する雌ネジ部を有する留め具と、
    前記軸体を挿通させる軸穴を有し、前記留め具と前記締め付け部との間に配置される弾性体と、
    前記軸体を挿通させる軸穴を有し、前記締め付け部と前記弾性体との間に配置されるストッパーとを備え、
    前記ストッパーが、配管の端部と係合して前記軸体の軸方向移動を制限し、
    前記弾性体が、前記軸体の回転に伴う前記留め具の回転運動を抑え、そして、前記軸体の締め付け方向の回転に伴って径方向に膨張可能であることを特徴とする配管用工具。
  2. 雄ネジを形成した螺合部と、締め付け部とを有する軸体と、
    前記螺合部と螺合する雌ネジ部を有する留め具と、
    前記軸体を挿通させる軸穴を有し、前記留め具と前記締め付け部との間に配置される弾性体と、
    前記軸体を挿通させる軸穴を有し、前記締め付け部と前記弾性体との間に配置されるストッパーとを備え、
    前記ストッパーが、配管の端部と係合して前記軸体の軸方向移動を制限し、
    前記弾性体が、少なくとも一部に凹凸のある外周面を有し、前記軸体の締め付け方向の回転に伴って径方向に膨張可能であることを特徴とする配管用工具。
  3. 前記弾性体が、部材軸方向に沿った断面非円状凸部もしくは凹部を有し、
    前記留め具が、前記断面非円状凸部もしくは凹部と嵌合する嵌合凹部もしくは凸部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の配管用工具。
  4. 前記断面非円状凸部もしくは凹部が、断面多角形状もしくはテーパー形状であることを特徴とする請求項3に記載の配管用工具。
  5. 前記締め付け部が、固定器具の雄ネジ部と螺合可能な雌ネジ部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の配管用工具。
  6. 雄ネジを形成した螺合部を有し、端部に係止部を設けた軸体と、
    前記軸体を挿通させる軸穴を有するストッパーと、
    前記軸体を挿通させる軸穴を有し、前記係止部と前記ストッパーとの間に配置される弾性体と、
    前記軸体を挿通させる軸穴を有し、前記弾性体と前記係止部および前記弾性体と前記ストッパーとの間に配置される一対の留め具と、
    前記ストッパーに対し前記弾性体とは反対側に位置し、前記軸体と螺合する締め付け部とを備え、
    前記ストッパーが、配管の端部と係合して前記軸体の軸方向移動を制限し、
    前記弾性体が、前記軸体の締め付け方向の回転に伴って径方向に膨張可能であることを特徴とする配管用工具。
  7. 前記留め具が、軸方向弾性体側に延びるスカート部を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の配管用工具。
  8. 前記ストッパーの配管係合部が、前記締め付け部に対して前記弾性体とは反対側に位置することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の配管用工具。
  9. 前記弾性体が、前記配管の表面形状に対応する形状をもつ外周面を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の配管用工具。
  10. 前記配管の端部付近で配管外側を覆い、前記配管を締め付け可能なバンドをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の配管用工具。
  11. 請求項1乃至10に記載された配管用工具を備えたことを特徴とする止水器。
  12. 請求項1乃至10に記載された配管用工具を備えたことを特徴とする配管設置部材。
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