JP5867314B2 - エアクリーナ装置 - Google Patents

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この発明は、車両用エンジンの吸気系に配置されたエアクリーナのケースに対してキャップの開閉を容易にかつエアクリーナにダメージを与えることなく行うことができるようにしたエアクリーナ装置に関する。
この種のエアクリーナが例えば特許文献1に開示されている。この従来構成のエアクリーナにおいては、そのケースの上端開口縁とキャップの下端開口縁との間に、キャップの開放時及び閉鎖時に、キャップの下端開口縁がフィルタエレメントの外周縁に設けられたシールリングに接触するのを防止する接触防止手段が備えられている。この接触防止手段は、ケースに設けられた一対の案内レール部と、キャップに設けられ、前記案内レール部に案内される一対の被案内部とにより構成されている。そして、フィルタエレメントの着脱作業時に、キャップの被案内部がケースの案内レール部に案内され、キャップの下端開口縁がフィルタエレメントのシールリングに接触するのが防止される。
特開2010−185319号公報
ところで、前記従来構成のエアクリーナにおいては、そのキャップのアウトレットとエンジンの吸気系との間に蛇腹状の可撓配管が接続されている。そして、この特許文献1における可撓配管は、その可撓性を、湾曲を許容するために用いていて、蛇腹構造の弾力作用を有効に利用するものではない。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、蛇腹構造の弾力性を有効に利用してエアクリーナのケースに対するキャップの開放動作を円滑に行うことができるエアクリーナ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明のエアクリーナ装置は、エアクリーナのケースとそれを覆うキャップとの間にフィルタエレメントを介装するとともに、キャップにはフィルタエレメントで濾過されたエアをエンジンの燃焼室へ送るホースを接続したエアクリーナ装置において、該ホースに蛇腹部を形成するとともに、ホースがキャップとエンジンとの間に組み付けられた状態で蛇腹部が収縮されてその反力がキャップを押圧するようにホースの長さを設定し、前記ケース及びキャップの一方には、ケース及びキャップの他方が係合されてキャップをケースから取外すとき、ホースの反力を利用してキャップを浮上させるスロープを設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明のエアクリーナ装置は、請求項1に係る発明において、前記スロープは、ホースが位置する側とその反対側の少なくとも2箇所に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明のエアクリーナ装置は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記スロープは、ホースの軸線方向でホース側が低く、その反対側が高くなる傾斜面で構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明のエアクリーナ装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に係る発明において、前記スロープは、ホースの軸線方向においてケースの両側部に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明のエアクリーナ装置は、請求項1から請求項4のいずれか一項に係る発明において、前記スロープは、合成樹脂によりケース又はキャップと一体に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明のエアクリーナ装置は、請求項1から請求項5のいずれか一項に係る発明において、前記ケース又はキャップのスロープに係合される部分はフランジの一部であることを特徴とする。
この発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
この発明のエアクリーナ装置では、ケース又はキャップには、キャップをケースから取外すとき、ホースの弾性反力を利用してキャップの浮上を可能とするスロープが設けられている。このため、キャップをケースから取外す場合には、ホースの弾性反力に補助されながら開放させることができる。
従って、この発明のエアクリーナ装置によれば、蛇腹構造の弾力性を有効に利用してエアクリーナのケースに対するキャップの開放動作を円滑に行うことができるという効果を奏する。
この発明における第1実施形態のエアクリーナを示し、ケース側にスロープを設けた状態の断面図。 エアクリーナのケースを示す概略平面図。 エアクリーナのホース側部分を拡大して示す部分断面図。 エアクリーナのホースとは反対側の部分を拡大して示す部分断面図。 エアクリーナのキャップをケースから開放する状態を示す要部拡大断面図。 キャップをケースから開放する状態で、エアクリーナのホース側部分を拡大して示す部分断面図。 キャップをケースから開放する状態で、エアクリーナのホースとは反対側部分を拡大して示す部分断面図。 この発明の第2実施形態のエアクリーナを示し、キャップ側にスロープを設けた状態のホース側部分を拡大して示す部分断面図。 同じくキャップ側にスロープを設けた状態のエアクリーナとは反対側の部分を拡大して示す部分断面図。 この発明の第3実施形態のエアクリーナの一部を示し、スロープがホースの軸線方向に対して両側に位置するエアクリーナの部分破断正面図。
(第1実施形態)
以下に、この発明を具体化した第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、この第1実施形態のエアクリーナ10は、上面を開口した箱形のケース11と、下面を開口した箱形のキャップ12とがクランプ29により着脱可能に組み付けられて構成されている。これらのケース11及びキャップ12は、ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂により形成されている。前記ケース11の周壁の一側部には大気に開放されるインレット13が突設されるとともに、ケース11の開口部周縁にはケース側フランジ14が形成されている。
前記キャップ12の周壁における前記インレット13と反対側の他側部には、エンジン30の吸気側に接続されるアウトレット15が突設されている。キャップ12の開口部周縁には、前記ケース側フランジ14に対応するキャップ側フランジ16が形成されている。前記キャップ12のアウトレット15には、蛇腹状に形成されたホース17の一端が接続されている。ホース17の他端はエンジン30の吸気側に接続されている。当該ホース17は、キャップ12とエンジン30との間に組付けられた状態で、その蛇腹部が弾性に抗して収縮されて、その反力が常にその軸線方向に沿ってキャップ12側に向かうようになっている。この場合、ホース17が柔らかいゴムで形成されているときに比べて、硬いポリプロピレン樹脂で形成されているときには、蛇腹部による反力が一層大きくなる。
前記ケース側フランジ14とキャップ側フランジ16との間には、フィルタエレメント18が着脱可能に取付けられ、前記インレット13から吸入されたエアを濾過し、濾過されたエアをアウトレット15へ送るようになっている。そして、アウトレット15へ送られたエアは、ホース17を介してエンジン30の燃焼室へ送られるように構成されている。このフィルタエレメント18は、エアを濾過するための襞折り状の不織布等よりなる濾材19と、その濾材19の外周に形成されたゴム等の柔軟弾性材よりなるシール部材21と、そのシール部材21の外周において支持された吸着フィルタ20とを有している。そして、フィルタエレメント18が外周のシール部材21において、ケース側フランジ14とキャップ側フランジ16との間に挟持されている。この状態で、柔軟弾性材よりなるシール部材21によって、ケース11とキャップ12との間が気密にシールされている。また、この状態において、吸着フィルタ20は濾材19の下流側に位置し、エンジン側からホース17を介して漂ってくる燃料蒸気を吸着するようになっている。
図1〜図3に示すように、前記キャップ12がケース11に装着された状態でホース17側に位置するケース側フランジ14の適当箇所(例えば2箇所)には、所定幅で外方へ膨出する突部22が形成されている。この突部22の先端部には、ホース17の軸線方向おいてホース17側が低く、ホース17と反対側が高くなる傾斜面で構成された第1スロープ23が設けられている。該第1スロープ23にキャップ側フランジ16の先端縁16aが係合されて案内されるように構成されている。なお、前記突部22には、肉抜き部24が凹設されている。
図1及び図4に示すように、前記ホース17とは反対側に位置するケース側フランジ14の適当箇所(例えば2箇所)には、所定幅で外方へ突出する突出部25が形成されている。この突出部25の上面には案内凹部26が形成され、その案内凹部26にはホース17の軸線方向においてホース17側が低く、ホース17と反対側が高くなる傾斜面で構成された第2スロープ27が設けられている。該第2スロープ27にキャップ側フランジ16の先端縁16aが係合されて案内されるように構成されている。なお、前記突出部25には、肉抜き孔28が設けられている。前記第1スロープ23を有する突部22及び第2スロープ27を有する突出部25は、ケース11を成形する際に同時に成形される。また、ケース側フランジ14及びキャップ側フランジ16は、それぞれケース11及びキャップ12の全周にわたって環状に形成され、ケース11及びキャップ12の開口部における剛性が高められている。
そして、図5及び図6に示すように、前記キャップ12をケース11から取外すときには、前記クランプ29を外せばホース17の軸線方向においてホース17の反力が働いている向きにキャップ12が移動されて、キャップ側フランジ16の先端縁16aが第1スロープ23に係合してその傾斜面に案内されるように構成されている。同時に、図5及び図7に示すように、キャップ側フランジ16の先端縁16aが第2スロープ27に係合してその傾斜面に案内されるように構成されている。
一方、キャップ12をケース11に取付けるときには、キャップ12をケース11上に置き、キャップ側フランジ16をケース11の第1スロープ23及び第2スロープ27に係合させて、キャップ12をケース11側へ移動させることにより、キャップ側フランジ16が第1スロープ23及び第2スロープ27の傾斜面に案内されるように構成されている。
次に、前記のように構成されたエアクリーナ装置について作用を説明する。
さて、このエアクリーナ10において、フィルタエレメント18の交換等のために、ケース11に組付けられているキャップ12をケース11から取外す場合には、クランプ29を外す。このようにすれば、ホース17の軸線方向においてホース17の蛇腹部による反力が働いている向きにキャップ12が移動される。すると、図6に示すように、キャップ側フランジ16の先端縁16aが第1スロープ23に係合してその傾斜面に沿って上昇するように案内される。それと同時に、図7に示すように、キャップ側フランジ16の先端縁16aが第2スロープ27に係合してその傾斜面に沿って上昇するように案内される。
すなわち、キャップ12はホース17の反力によってキャップ12が開く方向へ押圧力を受けていることから、第1スロープ23及び第2スロープ27によるキャップ側フランジ16の案内が補助されて円滑に進められる。そして、図5に示すように、ホース17の軸線方向の2箇所でキャップ12が浮上することにより、キャップ12を簡単に持ち上げて、開くことができる。
一方、キャップ12をケース11に取付ける場合には、キャップ12をケース11上に置いて、キャップ側フランジ16をケース11の第1スロープ23及び第2スロープ27に係合させる。その状態で、キャップ12をホース17の反力に抗してケース11側へ押圧することにより、キャップ側フランジ16が第1スロープ23及び第2スロープ27の傾斜面に沿って閉鎖位置に向かって斜め下方に案内される。このため、キャップ12をケース11に対して速やかに閉じることができる。
従って、この第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1実施形態のエアクリーナ装置において、ケース11にはホース17の軸線方向における反力を利用してキャップ12の浮上を可能とするスロープ23,27が設けられている。このため、キャップ12をケース11から取外す場合には、キャップ12をケース11に設けられたスロープ23,27に係合させながらキャップ12を開けることにより、ホース17の軸線方向の反力に補助されながら開放させることができる。一方、キャップ12をケース11に取付ける場合には、ケース11のスロープ23,27を利用して、キャップ12をケース11のスロープ23,27に沿って案内させながら押圧することにより、ケース11を閉鎖することができる。
従って、第1実施形態のエアクリーナ装置によれば、ホース17の蛇腹構造の弾力性を有効に利用してエアクリーナ10のケース11に対するキャップ12の開放動作を軽い力で迅速かつ円滑に行うことができるという効果を奏する。加えて、キャップ12の開閉時にキャップ12が横方向のみに移動することにより、フィルタエレメント18やクランプ座に干渉して損傷を与えることを回避することができる。
(2)前記スロープ23,27は、ホース17が位置する側の第1スロープ23とその反対側の第2スロープ27の2箇所に設けられている。このため、キャップ12の開閉動作を安定した状態で、円滑に進めることができる。
(3)前記スロープ23,27は、ホース17の軸線方向でホース17側が低く、その反対側が高くなる傾斜面で構成されている。従って、ホース17の反力を利用して、キャップ12の開放動作を円滑に行うことができる。
(4)前記スロープ23,27は、ポリプロピレン樹脂によりケース11と一体に形成されている。そのため、スロープ23,27の構成を簡単にできるとともに、スロープ23,27をケース11の成形と同時に得ることができる。
(5)前記キャップ12にはケース11のスロープ23,27に係合する部分がフランジ16に設けられている。このため、キャップ12のフランジ16を利用して、キャップ12をスロープ23,27に案内させることにより、キャップ12の開閉を容易に進めることができる。
(6)ホース17として弾力性に富む安価な硬質樹脂を利用できる。これに対し、スロープ23,27を有しないエアクリーナ装置においては、ホース17として強い弾力性を有するものを用いると、フィルタエレメント18を損傷する可能性があるため、柔軟性に富んで弾力性の弱い高価な軟質樹脂を用いる必要がある。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した第2実施形態を図8及び図9に従って説明する。なお、この第2実施形態及び後述する第3実施形態においては、主に前記第1実施形態と異なる部分について説明し、同一部分についてはその説明を省略する。
図8に示すように、ホース17の軸線方向のホース17側に位置するキャップ側フランジ16には突部22が形成され、該突部22の内面にホース17側が低く、その反対側が高くなる傾斜面で構成された第1スロープ23が設けられている。そして、ケース側フランジ14の端縁14aがキャップ12の第1スロープ23に係合して、キャップ側フランジ16が案内されるようになっている。なお、前記突部22には、肉抜き部24が凹設されている。
図9に示すように、ホース17の軸線方向のホース17とは反対側に位置するキャップ側フランジ16には突出部25が形成され、該突出部25の外面にホース17側が低く、その反対側が高くなる傾斜面で構成された第2スロープ27が設けられている。そして、ケース側フランジ14の端縁14aがキャップ12の第2スロープ27に係合して、キャップ側フランジ16が案内されるようになっている。なお、前記突出部25には、肉抜き孔28が形成されている。
さて、キャップ12をケース11から取外す場合には、クランプ29を外せばホース17の軸線方向においてホース17の反力が働いている向きにキャップ12が移動され、図8の二点鎖線に示すように、キャップ側フランジ16の第1スロープ23にケース側フランジ14の端縁14aが係合し、キャップ側フランジ16がその傾斜面に沿って案内される。それと同時に、図9の二点鎖線に示すように、キャップ側フランジ16の第2スロープ27にケース側フランジ14の端縁14aが係合し、キャップ側フランジ16がその傾斜面に沿って案内される。このため、キャップ12を簡単に開くことができる。
一方、キャップ12をケース11に取付ける場合には、キャップ12をケース11上に置いて、キャップ側フランジ16の第1スロープ23及び第2スロープ27をそれぞれケース側フランジ14の端縁14aに係合させる。その状態で、キャップ12をホース17の反力に抗して下方のケース11側へ押圧することにより、キャップ12はキャップ側フランジ16が第1スロープ23及び第2スロープ27の傾斜面に沿って案内され、キャップ12を速やかに閉じることができる。
(第3実施形態)
次に、この発明を具体化した第3実施形態を図2及び図10に従って説明する。
図2及び図10に示すように、ホース17の軸線方向の一側部におけるケース側フランジ14に設けられた突部22aには、ホース17側が低く、その反対側が高くなる傾斜面を有する第1スロープ23が設けられている。そして、キャップ側フランジ16下端の係合縁12aが前記ケース11の第1スロープ23に係合して案内されるようになっている。同様に、ホース17の軸線方向の他側部におけるケース11の開口部には、第1スロープ23と同一形状の第2スロープ27が設けられ、キャップ12の係合縁12aが第2スロープ27に係合して案内されるようになっている。
さて、キャップ12をケース11から取外す場合には、図10の二点鎖線に示すように、ケース側フランジ14の第1スロープ23にキャップ12の係合縁12aが係合し、キャップ12が第1スロープ23の傾斜面に沿って浮き上がるように案内される。同時に、ケース側フランジ14の第2スロープ27にキャップ12の係合縁12aが係合してキャップ12が浮き上がるように案内される。
このとき、ケース11の第1スロープ23及び第2スロープ27はホース17の軸線方向に平行に延びるとともに、キャップ12はホース17の反力で開く方向へ押圧力を受けている。このため、第1スロープ23及び第2スロープ27によるキャップ12の案内がその両側部で円滑に行われ、キャップ12を簡単に開くことができる。
一方、キャップ12をケース11に取付ける場合には、キャップ12をケース11上に置いて、ケース側フランジ14の第1スロープ23及び第2スロープ27にキャップ12の両係合縁12aを係合させる。その状態で、キャップ12をホース17の反力に抗してケース11側へ押圧することにより、キャップ12の両係合縁12aがケース11の第1スロープ23及び第2スロープ27の傾斜面に沿って下方へ案内され、キャップ12を速やかに閉じることができる。
なお、前記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記各実施形態において、第1スロープ23及び第2スロープ27を、いずれか一方のみで構成してもよい。或いは、第1実施形態又は第2実施形態の第1スロープ23及び第2スロープ27の少なくとも一方に、第3実施形態の第1スロープ23及び第2スロープ27の少なくとも一方を追加するように構成してもよい。
・ 前記第1実施形態及び第2実施形態において、第1スロープ23及び第2スロープ27を、それぞれ1箇所又は3箇所以上の複数箇所に設けるように構成してもよい。
・ 前記ホース17を、エチレン−プロピレン共重合樹脂等の合成樹脂や、合成樹脂にゴム、熱可塑性エラストマー等の弾性材料を配合した材料等で形成してもよい。
・ 前記第3実施形態において、第1スロープ23及び第2スロープ27をキャップ側フランジ16に設け、両スロープ23,27にケース側フランジ14の開口端部の係合縁を係合させるように構成してもよい。
10…エアクリーナ、11…ケース、12…キャップ、14…ケース側フランジ、16…キャップ側フランジ、17…ホース、18…フィルタエレメント、23…第1スロープ、27…第2スロープ、30…エンジン。

Claims (6)

  1. エアクリーナのケースとそれを覆うキャップとの間にフィルタエレメントを介装するとともに、キャップにはフィルタエレメントで濾過されたエアをエンジンの燃焼室へ送るホースを接続したエアクリーナ装置において、
    該ホースに蛇腹部を形成するとともに、ホースがキャップとエンジンとの間に組み付けられた状態で蛇腹部が収縮されてその反力がキャップを押圧するようにホースの長さを設定し、前記ケース及びキャップの一方には、ケース及びキャップの他方が係合されてキャップをケースから取外すとき、ホースの反力を利用してキャップを浮上させるスロープを設けたことを特徴とするエアクリーナ装置。
  2. 前記スロープは、ホースが位置する側とその反対側の少なくとも2箇所に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  3. 前記スロープは、ホースの軸線方向でホース側が低く、その反対側が高くなる傾斜面で構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアクリーナ装置。
  4. 前記スロープは、ホースの軸線方向においてケースの両側部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のエアクリーナ装置。
  5. 前記スロープは、合成樹脂によりケース又はキャップと一体に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のエアクリーナ装置。
  6. 前記ケース又はキャップのスロープに係合される部分はフランジの一部であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のエアクリーナ装置。
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