JP2010281265A - シールリング及びエアクリーナ - Google Patents
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Abstract
【課題】ケース内に対してフィルタを容易に着脱することができるエアクリーナを提供する。
【解決手段】エアクリーナのケース11内に円筒状のフィルタ20を収容し、ケース11の両端板12b,13bの内面とフィルタ20の端面板20b,20cとの間にシールリング21を介在させる。各シールリング21には、ケース11の端板12b,13bの内面に接合される接合面23aと、フィルタ20の端面板20b,20cに当接可能に対応するストッパ24と、ストッパ24の外周側に設けられるとともに、そのストッパ24のストップ面24aよりもフィルタ20側に突出し、フィルタ20の端面板20b,20cに接合してその接合部分の内外間をシールする環状のシール部25とを設ける。
【選択図】図1
【解決手段】エアクリーナのケース11内に円筒状のフィルタ20を収容し、ケース11の両端板12b,13bの内面とフィルタ20の端面板20b,20cとの間にシールリング21を介在させる。各シールリング21には、ケース11の端板12b,13bの内面に接合される接合面23aと、フィルタ20の端面板20b,20cに当接可能に対応するストッパ24と、ストッパ24の外周側に設けられるとともに、そのストッパ24のストップ面24aよりもフィルタ20側に突出し、フィルタ20の端面板20b,20cに接合してその接合部分の内外間をシールする環状のシール部25とを設ける。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えばエンジンの吸気側に接続されるエアクリーナにおいて、そのケースとフィルタとの間の気密を保持するためのシールリング、及びそのシールリングを備えたエアクリーナに関するものである。
従来、この種のシールリングを備えたエアクリーナとしては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。この特許文献1の従来構成においては、円筒状の周壁及び上下端板を有するケースの周壁に導入口が設けられるとともに、上端板に導出口が設けられている。ケース内には、円筒状のフィルタが収容されている。ケースの下端板の内面とフィルタの下端面との間には、緩衝部材が介在されている。ケースの上端板の内面とフィルタの上端面との間には、シールリングが介在されている。そのシールリングには、ケースの上端板の内面とフィルタの上端面とに接合して、それらの間をシールする第1シール部と、ケースの導出口の外周面とフィルタの中心位置の内周面とに接合して、それらの間をシールする第2シール部とが設けられている。
ところが、この従来構成では、前記のようにフィルタの内周に挿入される筒状部分の外周に第2シールを設けられているため、シールリングの構造が複雑で製造コストが高くなる。しかも、第2シール部がフィルタの内周面に変形状態で圧接されるため、フィルタの着脱の際には、そのフィルタをシールリングに対して摺動させる必要がある。このため、フィルタとシールリングとの間に大きな摩擦抵抗が生じ、ケース内に対してフィルタを着脱することが困難であるという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。この発明の主な目的は、構成が簡単であるとともに、ケース内に対してフィルタを容易に着脱することができるエアクリーナを提供することにある。
上記の目的を達成するために、シールリングに係る発明では、ケースの内端面とケース内に収容された円筒状のフィルタの端面との間に介在されるシールリングにおいて、前記ケースの内端面に接合される接合面と、前記フィルタの端面に当接可能に対応するストッパと、前記ストッパの外周側または内周側に設けられるとともに、そのストッパのストップ面よりもフィルタ側に突出し、フィルタの端面に接合してその接合部分の内外間をシールする環状のシール部とを備えたことを特徴としている。
従って、この発明のシールリングを用いて、フィルタをケース内に収容した場合、振動等にともないケース内においてフィルタが軸線方向に移動しても、フィルタの端面がシールリングのストッパに当接することにより、フィルタの移動量が所定範囲内に規制される。このため、シール部がフィルタの端面から離間することなく常に接合状態に維持されて、ケースの内端面とフィルタの端面との間がシール状態に保持される。よって、従来構成とは異なり、シールリングに二重のシール部を設ける必要がなく、シールリングの構造を簡単にすることができるとともに、安価に製造することができる。しかも、シールリングのシール部がフィルタの内周面に接触するものではないため、フィルタの着脱に際してフィルタとシールリングとの間に摺動が生じることはなく、従って、フィルタとシールリングとの間に大きな摩擦抵抗が生じることはなく、フィルタを容易に着脱することができる。
前記シールリングの構成において、前記シール部を断面円弧状に形成し、その円弧状頂部をフィルタの端面に接合させるようにするとよい。このように構成した場合には、シール部に強い弾発力を付与することができて、ケースの内端面とフィルタの端面との間を効果的にシールすることができる。
前記シールリングの構成において、中心位置に、エアクリーナのケースに支持される円筒状の支持筒を形成することが好ましい。
また、エアクリーナに係る発明では、円筒状をなす周壁と、その周壁の両端に位置する端板とを備え、前記周壁に導入口を設けるとともに、一方の端板に導出口を設けたケースと、前記ケース内において前記両端板間に設けられた円筒状のフィルタとを備え、前記導入口からケース内に導入されたエアを前記フィルタの外周側から中心側に通過させて濾過し、濾過後のエアを導出口から導出させるようにしたエアクリーナにおいて、前記のような構成のシールリングを前記ケースの両端板とフィルタの端面との間に介在させ、各シールリングの接合面を端板の内面に接合させるとともに、シール部の頂部をフィルタの端面に接合させたことを特徴としている。
また、エアクリーナに係る発明では、円筒状をなす周壁と、その周壁の両端に位置する端板とを備え、前記周壁に導入口を設けるとともに、一方の端板に導出口を設けたケースと、前記ケース内において前記両端板間に設けられた円筒状のフィルタとを備え、前記導入口からケース内に導入されたエアを前記フィルタの外周側から中心側に通過させて濾過し、濾過後のエアを導出口から導出させるようにしたエアクリーナにおいて、前記のような構成のシールリングを前記ケースの両端板とフィルタの端面との間に介在させ、各シールリングの接合面を端板の内面に接合させるとともに、シール部の頂部をフィルタの端面に接合させたことを特徴としている。
従って、この発明のエアクリーナにおいては、一対の同一構造のシールリングを用いて、ケースの両端板の内面とフィルタの両端面との間を有効にシールすることができる。
前記エアクリーナの構成において、前記フィルタは、通常時にはその両端面が前記両シールリングのストッパに当接しない状態となるように、両シールリングのシール部の弾発力により保持されるように構成するとよい。このように構成した場合には、振動等にともなってフィルタがケース内で軸線方向に沿って両方向に移動されたときでも、フィルタの両端面が各シールリングのストッパに当接することにより、フィルタの移動量を所定範囲内に規制することができる。よって、ケースの両端板の内面とフィルタの両端面との間を、常にシール状態に保持することかできる。
前記エアクリーナの構成において、前記フィルタは、通常時にはその両端面が前記両シールリングのストッパに当接しない状態となるように、両シールリングのシール部の弾発力により保持されるように構成するとよい。このように構成した場合には、振動等にともなってフィルタがケース内で軸線方向に沿って両方向に移動されたときでも、フィルタの両端面が各シールリングのストッパに当接することにより、フィルタの移動量を所定範囲内に規制することができる。よって、ケースの両端板の内面とフィルタの両端面との間を、常にシール状態に保持することかできる。
以上のように、この発明によれば、シールリングの構造が簡単で安価に製造することができるとともに、エアクリーナのケース内にシールリングを介してフィルタを容易に着脱することができるという効果を発揮する。
以下に、この発明を具体化したエアクリーナの一実施形態を、図面に従って説明する。
図1に示すように、この実施形態のエアクリーナにおいては、ケース11がケース本体12と、そのケース本体12の開口端部にクランプ14を介して開閉可能に取り付けられた蓋体13とより構成されている。ケース本体12は、円筒状をなす周壁12aと、その周壁12aの下端に位置する下端板12bとを備えている。蓋体13は、ケース本体12の周壁12aに連なる短円筒状の周壁13aと、その周壁13aの上端に位置する上端板13bとを備えている。ケース本体12の周壁12aには、エアを導入するための導入口15が形成されている。蓋体13の上端板13bには、エアを導出するための導出口16が形成されている。
図1に示すように、この実施形態のエアクリーナにおいては、ケース11がケース本体12と、そのケース本体12の開口端部にクランプ14を介して開閉可能に取り付けられた蓋体13とより構成されている。ケース本体12は、円筒状をなす周壁12aと、その周壁12aの下端に位置する下端板12bとを備えている。蓋体13は、ケース本体12の周壁12aに連なる短円筒状の周壁13aと、その周壁13aの上端に位置する上端板13bとを備えている。ケース本体12の周壁12aには、エアを導入するための導入口15が形成されている。蓋体13の上端板13bには、エアを導出するための導出口16が形成されている。
図1及び図2に示すように、前記ケース本体12の下端板12bの内面中心位置には、円筒状の支持筒17が一体形成され、その支持筒17の先端(上端)外周には複数の係止爪17aが突設されている。ケース本体12の下端板12bの内面外側には、円筒状の遮断壁18がケース本体12の周壁12aから間隔をおいて一体形成されている。そして、前記導入口15からケース11内に水が侵入した場合、その水が遮断壁18により遮断されて、ケース11内の後述するフィルタ20側に移動しないようになっている。蓋体13の上端板13bの内面中心位置には、前記導出口16に連通する円筒状の支持筒19が一体形成され、その支持筒19の先端(下端)外周には複数の係止爪19aが突設されている。
前記ケース11内においてケース本体12の下端板12bと蓋体13の上端板13bとの間には、断面菊花状で、全体として円筒状をなすフィルタ20が着脱可能に収容されている。このフィルタ20は、シート状をなすとともに襞折り状に形成された濾材20aを円形に巻き、その濾材20aの上下両端部に一対の平板環状の端面板20b,20cを気密状に固定して構成されている。
ケース11の上下両端板12b,13bとフィルタ20の上下両端面板20b,20cとの間には、フィルタ20の上下両端における外周側と内周側との間の気密を保持するための上下一対のシールリング21が介在されている。この実施形態においては、一対のシールリング21として同一構造のものが用いられ、互いに反対側の向きとなるように配置されている。
図1及び図3〜図6に示すように、前記シールリング21の中心位置には、ケース本体12または蓋体13の支持筒17,19の外周に脱着可能に外嵌されるとともに、係止爪17a,19aに離脱可能に係合される円筒状の取付筒部22が一体形成されている。前記取付筒部22の基端(付け根部)外周側には、ケース本体12の下端板12bまたは蓋体13の上端板13bの内面に接合可能な接合面23aを有する環状の接合板部23が形成されている。取付筒部22の外周側において接合板部23の接合面23aと反対側の面には、複数のストッパ24がほぼ円環状に連なるように形成されている。それらのストッパ24の先端縁には、フィルタ20の上端面板20bまたは下端面板20cに当接可能に対応するストップ面24aが形成されている。
前記ストッパ24の外周側において接合板部23の外周には、ゴムやエラストマー等よりなる円環状のシール部25が形成されている。このシール部25は、ストッパ24のストップ面24aよりもフィルタ20側に突出するように断面円弧状に形成されている。シール部25の円弧状頂部25a上には、複数の円環状のリップ部25bが突設されている。そして、シール部25の円弧状頂部25aがリップ部25bにおいてフィルタ20の上端面板20bまたは下端面板20cに接合されることにより、その接合部分の外周側と内周側との間がシールされるようになっている。
すなわち、図1に示すように、上下一対のシールリング21を介してフィルタ20がケース11内に収容された通常の状態では、両シールリング21のシール部25が弾性変形されて、そのシール部25の弾発力により、フィルタ20がケース11の上下両端板12b,13b間の中間位置に保持される。その結果、フィルタ20の上端面板20b及び下端面板20cが両シールリング21のストッパ24のストップ面24aに当接することなく、それらのストップ面24aから間隔をおいた状態に配置される。
次に、前記のように構成されたシールリングを備えたエアクリーナの機能を説明する。
さて、このエアクリーナが図示しない車両用エンジンの吸気側に接続された状態で、エンジンが動作されると、エアが導入口15からケース11内に導入されるとともに、そのエアがフィルタ20をその外周側から中心側に通過して濾材20aにより濾過される。そして、濾過後のエアが導出口16からケース11外に導出され、エンジンの吸気側に供給される。
さて、このエアクリーナが図示しない車両用エンジンの吸気側に接続された状態で、エンジンが動作されると、エアが導入口15からケース11内に導入されるとともに、そのエアがフィルタ20をその外周側から中心側に通過して濾材20aにより濾過される。そして、濾過後のエアが導出口16からケース11外に導出され、エンジンの吸気側に供給される。
この場合、図1に示すように、フィルタ20の上下に配置された一対のシールリング21の接合面23aがケース11の上下両端板12b,13bの内面に接合されるとともに、各シールリング21のシール部25がフィルタ20の上下両端面板20b,20cに接合されている。このため、フィルタ20の上下両端板12b,13bにおける外周側と内周側との間がシール状態に保持され、エアがフィルタ20の濾材20aを通過して流れて、そのエアに含まれる塵埃等を効果的に濾過することができる。
また、このエアクリーナの使用状態において、車両の走行にともなう振動等により、ケース11内においてシールリング21のシール部25の弾発力に抗して、フィルタ20が軸線方向に移動された場合には、シール部25を変形させてフィルタ20の端面板20b,20cがシールリング21のストッパ24に当接される。この当接により、フィルタ20の移動量が所定範囲内に規制されて、ケース11の端板12b,13bの内面とフィルタ20の端面板20b,20cとの間のシール状態が維持される。
すなわち、図7に示すように、フィルタ20が軸線方向の下方に移動された場合には、フィルタ20の下端面板20cが下側シールリング21のストッパ24のストップ面24aに当接されて、フィルタ20の下方移動が所定量に規制される。この規制により、フィルタ20の上端面板20bが上側シールリング21のシール部25から離間することなく、そのシール部25と接合した状態に維持されて、その接合部分の外周側と内周側との間がシール状態に保持される。よって、フィルタ20が下方に移動されても、エアが濾材20a外を通るバイパス流となることなくフィルタ20の濾材20aを通過して流れて、そのエアに含まれる塵埃等を常に有効に濾過することができる。
これに対して、フィルタ20が軸線方向の上方に移動された場合には、前記の下方に移動された場合とは逆に、フィルタ20の上端面板20bが上側シールリング21のストッパ24のストップ面24aに当接されて、フィルタ20の上方移動が所定量に規制される。この規制により、フィルタ20の下端面板20cが下側シールリング21のシール部25から離間することなく、そのシール部25と接合した状態に維持されて、その接合部分の外周側と内周側との間がシール状態に保持される。よって、前記と同様にエアに含まれる塵埃等を常に有効に濾過することができる。
さらに、エアクリーナの長期使用にともなって、フィルタ20の交換やメンテナンスの必要が生じた場合には、クランプ14を開放させて、ケース11のケース本体12上から蓋体13を取り外す。この状態で、ケース本体12内から使用済みのフィルタ20を抜き取るとともに、ケース本体12内に新しいフィルタ20や清掃済みのフィルタ20を挿入する。この場合、各シールリング21には、フィルタ20の内周面に接合可能なシール部が設けられることなく、フィルタ20の端面板20b,20cに接合可能なシール部25のみが設けられているのみである。このため、フィルタ20を容易に脱着することができる。
以上のように、この実施形態においては、以下に述べる効果がある。
(1) 実施形態のシールリング21においては、フィルタ20が移動したときに、フィルタ20の端面板20b,20cと当接して、フィルタ20の移動量を規制するためのストッパ24が設けられている。このため、従来構成とは異なり、シールリングに二重のシール部を設けなくても、常にケース11の端板12b,13bの内面とフィルタ20の端面板20b,20cとの間をシール状態に保持することができる。よって、従来構成に比較して、シールリング21の構造が簡単で安価に製造することができる。
(1) 実施形態のシールリング21においては、フィルタ20が移動したときに、フィルタ20の端面板20b,20cと当接して、フィルタ20の移動量を規制するためのストッパ24が設けられている。このため、従来構成とは異なり、シールリングに二重のシール部を設けなくても、常にケース11の端板12b,13bの内面とフィルタ20の端面板20b,20cとの間をシール状態に保持することができる。よって、従来構成に比較して、シールリング21の構造が簡単で安価に製造することができる。
(2) 実施形態のシールリング21においては、従来構成とは異なり、フィルタ20の内周面に接合するシール部が設けられていないため、ケース11に対してフィルタ20を大きな摩擦抵抗をともなうことなく容易に着脱することができる。
(3) この実施形態のシールリング21においては、シール部25が断面半円状に形成され、その円弧状頂部25aがフィルタ20の端面板20b,20cに接合されるようになっている。このため、シール部25に強い弾発力を付与することができて、ケース11の端板12b,13bの内面とフィルタ20の端面板20b,20cとの間を効果的にシールすることができる。
(4) この実施形態のエアクリーナにおいては、ケース11の下端板12bの内面とフィルタ20の下端面板20cとの間、及びケース11の上端板13bの内面とフィルタ20の上端面板20bとの間にシールリング21が介在されている。このため、同一構造のシールリング21を用いて、ケース11の両端板12b,13bの内面とフィルタ20の両端面板20b,20cとの間を有効にシールすることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ シールリング21のシール部25のリップ部25bを省略すること。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ シールリング21のシール部25のリップ部25bを省略すること。
・ 前記実施形態においては、シール部25の断面形状を円弧状にしたが、三角形状に変更して、その頂部がフィルタ20の両端面板20b,20cに接合するように構成すること。
・ シール部25をストッパ24の内周側に設けること。つまり、ストッパ24をシールリング21の外周部に設けること。
11…ケース、12…ケース本体、12a…周壁、12b…下端板、13…蓋体、13a…周壁、13b…上端板、15…導入口、16…導出口、20…フィルタ、20a…濾材、20b…上端面板、20c…下端面板、21…シールリング、23…接合板部、23a…接合面、24…ストッパ、24a…ストップ面、25…シール部、25a…円弧状頂部。
Claims (5)
- ケースの内端面とケース内に収容された円筒状のフィルタの端面との間に介在されるシールリングにおいて、
前記ケースの内端面に接合される接合面と、
前記フィルタの端面に当接可能に対応するストッパと、
前記ストッパの外周側または内周側に設けられるとともに、そのストッパのストップ面よりもフィルタ側に突出し、フィルタの端面に接合してその接合部分の内外間をシールする環状のシール部と
を備えたことを特徴とするシールリング。 - 前記シール部を断面円弧状に形成し、その円弧状頂部をフィルタの端面に接合させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシールリング。
- 中心位置に、エアクリーナのケースに支持される円筒状の支持筒を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のシールリング。
- 円筒状をなす周壁と、その周壁の両端に位置する端板とを備え、前記周壁に導入口を設けるとともに、一方の端板に導出口を設けたケースと、
前記ケース内において前記両端板間に設けられた円筒状のフィルタとを備え、
前記導入口からケース内に導入されたエアを前記フィルタの外周側から中心側に通過させて濾過し、濾過後のエアを導出口から導出させるようにしたエアクリーナにおいて、
請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のシールリングを前記ケースの両端板とフィルタの端面との間に介在させ、各シールリングの接合面を端板の内面に接合させるとともに、シール部の頂部をフィルタの端面に接合させたことを特徴とするエアクリーナ。 - 前記フィルタは、通常時にはその両端面が前記両シールリングのストッパに当接しない状態となるように、両シールリングのシール部の弾発力により保持されることを特徴とする請求項4に記載のエアクリーナ。
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JP2012132416A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
KR101776494B1 (ko) | 2016-04-28 | 2017-09-07 | 현대자동차주식회사 | 라운드형 차량용 에어필터와 이를 포함하는 차량용 에어클리너 어셈블리 |
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