JP5866072B1 - 共通パラメータインタフェース生成プログラムおよびパラメータ読込プログラム - Google Patents

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Abstract

取得したライン設計情報中の制御装置を識別する識別情報を付与する識別情報付与手順と、選択した制御装置についてメカ設計情報および制御設計情報で用いられるパラメータの一覧を、設計情報記憶部から取得するパラメータ取得手順と、取得したパラメータの一覧を、識別情報と、選択した制御装置についての各設計情報中での名称と、に関連付けして共通パラメータを生成し、共通パラメータ記憶部に登録する共通パラメータ生成手順と、設計ツールごとに、設計情報を読み込む際の制御装置のパラメータの値を共通パラメータ記憶部から取得し、設計ツールでパラメータを扱う際に要求されるデータ形式を定義したデータ形式定義情報中のデータ形式でパラメータの値を設計情報に読み出す共通パラメータインタフェースを生成する共通パラメータインタフェース生成手順と、を実行させる。

Description

この発明は、共通パラメータインタフェース生成プログラムおよびパラメータ読込プログラムに関するものである。
従来のライン設計では、ライン設計、メカ設計、制御設計の順番に、それぞれ異なる担当者が設計を行っている。ライン設計では、FA(Factory Automation)機器の配置が行われ、ライン設計情報が作成される。メカ設計では、ライン設計情報を基に要求性能および諸元を満たすFA機器が選別され、タイミングチャートなどのメカ設計情報が作成される。制御設計では、メカ設計情報を基にプログラミング言語またはプログラム部品が選択され、制御プログラムが作成される。
広義のライン設計の途中で仕様または設計に変更が生じた場合、各担当者間で変更内容が伝達され、その変更内容をライン設計情報、メカ設計情報および制御プログラムに反映させなければならない。
ところで、従来では、シミュレーション対象を構成する複数の要素をそれぞれ模擬する独立した複数のシミュレータと、複数のシミュレータがアクセス可能に接続された共通データ領域を有する連携手段とを備え、連携手段は、一のシミュレータからの同期要求があった時に他のシミュレータとの間のシミュレーション時刻の管理を行う時間管理手段を備える統合シミュレーションシステムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。共通データ領域には、各シミュレータによるシミュレーション結果または各シミュレータの状態などが記憶される。また、統合シミュレーションシステムは、各シミュレータでシミュレーションを実行する際に、プログラム中で外部デバイスにアクセスしている場所を見つけ、そのアクセス先を共通データ領域中のアドレスに変更する変更手段を備える。
特開2006−350549号公報
ライン設計情報、メカ設計情報および制御プログラムには、意味が同じであるが、各設計情報中でデータ形式が異なるパラメータが含まれる。このようなパラメータを、ライン設計情報、メカ設計情報および制御プログラムのうちのいずれかの設計情報中で変更した場合には、他の設計情報中に含まれる異なる形式のパラメータの変更がそれぞれの担当者によって行われる。小規模なライン設計では、担当者による修正も可能であるが、ライン設計が大規模になると修正の間違いなどが生じてしまう。
特許文献1に記載の統合シミュレーションシステムにおける変更手段は、プログラム中のアクセス先を共通データ領域中のアドレスに変更するものであり、各設計情報で形式は異なるが意味が同一のパラメータの変更を行うことについては開示されていない。
この発明は上記に鑑みてなされたもので、制御システムを構築する複数の設計工程でそれぞれ設計情報が作成される際に、各工程で使用される意味は同じであるがデータ形式が異なるパラメータの変更を行う場合に、すべての設計情報で該当するパラメータの変更を反映させることができる共通パラメータインタフェース生成プログラムおよびパラメータ読込プログラムを得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる共通パラメータインタフェース生成プログラムは、制御装置のモデルが配置された制御システムのライン設計情報を作成するライン設計ツール、前記ライン設計情報に基づいて制御装置を選定してメカ設計情報を作成するメカ設計ツール、および前記メカ設計情報を基にメカの動作の制御設計情報を作成する制御設計ツールに共通パラメータインタフェースを生成する共通パラメータインタフェース生成プログラムであって、コンピュータに、取得した前記ライン設計情報中の制御装置を識別する識別情報を付与する識別情報付与手順と、選択した前記制御装置について前記メカ設計情報および前記制御設計情報で用いられるパラメータの一覧を、設計情報記憶部から取得するパラメータ取得手順と、前記取得したパラメータの一覧を、前記識別情報と、選択した前記制御装置についての各前記設計情報中での名称と、に関連付けして共通パラメータを生成し、前記ライン設計ツール、前記メカ設計ツールおよび前記制御設計ツールで共通に使用されるパラメータを格納した共通パラメータ記憶部に登録する共通パラメータ生成手順と、前記設計ツールごとに、前記設計情報を読み込む際の前記制御装置の前記パラメータの値を前記共通パラメータ記憶部から取得し、前記ライン設計ツール、前記メカ設計ツールおよび前記制御設計ツールで前記パラメータを扱う際に要求されるデータ形式を定義したデータ形式定義情報中の前記データ形式で前記パラメータの値を前記設計情報に読み出す共通パラメータインタフェースを生成する共通パラメータインタフェース生成手順と、を実行させる。
この発明によれば、設計情報を読み込む際の制御装置のパラメータの値を共通パラメータ記憶部から取得し、設計ツールでパラメータを扱う際に要求されるデータ形式を定義したデータ形式定義情報中のデータ形式で設計情報に読み出す共通パラメータインタフェースを設計ツールごとに生成するようにしたので、いずれかの設計ツールでパラメータの値が変更された場合でも、その後に設計ツールで設計情報が読み込まれる場合には、最新のパラメータの値を共通パラメータ記憶部から取得し、各設計ツールで定められる形式でパラメータの値を読み込むことができるという効果を有する。
図1は、実施の形態1による制御システム設計支援システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。 図2は、ライン設計ツールの構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図3は、インタフェース生成装置の構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図4は、共通パラメータの一例を示す図である。 図5は、実施の形態1による共通パラメータデータベースの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図6は、パラメータ対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。 図7は、メカ設計ツールの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図8は、制御設計ツールの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図9は、実施の形態1によるインタフェース生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態1による共通パラメータインタフェースでの変換処理について説明するフローチャートである。 図11は、実施の形態1によるパラメータの値の更新処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施の形態2による共通パラメータデータベースの構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図13は、実施の形態2による各設計ツールの共通パラメータインタフェースの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図14は、実施の形態2による制御設計ツールでのパラメータ対応付けテーブルの一例を示す図である。 図15は、実施の形態3によるライン設計ツールの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。 図16は、各設計ツールのキャッシュ共通パラメータテーブルの構成の一例を示す図である。 図17は、実施の形態3によるパラメータの値の更新処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、実施の形態3によるパラメータの読込処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図19は、実施の形態3による共通パラメータデータベースの更新方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明の実施の形態にかかる共通パラメータインタフェース生成プログラムおよびパラメータ読込プログラムを詳細に説明する。なお、これらの実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
以下の説明では、制御システムは、制御装置の配置を行い、ライン設計情報を作成するライン設計と、ライン設計情報を基に要求性能および諸元を満たす制御装置を選別し、タイミングチャートなどのメカ設計情報を作成するメカ設計と、メカ設計情報を基にプログラミング言語またはプログラム部品を選択し、制御プログラムと制御プログラムで制御対象に対する設定値である動作パラメータを含む制御設計情報を作成する制御設計と、が順に行われ、構築されるものとする。
図1は、実施の形態1による制御システム設計支援システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。制御システム設計支援システムは、設計マスタデータベース10と、ライン設計ツール20と、メカ設計ツール30と、制御設計ツール40と、インタフェース生成装置50と、共通パラメータデータベース60と、を備える。これらの間は、たとえばネットワークを介して接続される。
ライン設計ツール20、メカ設計ツール30および制御設計ツール40は、それぞれライン設計アプリケーション、メカ設計アプリケーションおよび制御設計アプリケーションが導入されたパーソナルコンピュータなどの情報処理端末によって構成される。これらはそれぞれ別個の情報処理端末に設けられていてもよいし、1台の情報処理端末に複数の設計ツールの機能を持たせてもよい。
設計マスタデータベース10は、制御システムを構成する制御装置に関する設計情報100が格納されている。設計情報100は、たとえば制御装置の種類ごとに設けられる。1つの種類の制御装置を1つの部品101として、この部品101を組み合わせることで制御システムが設計される。図1に示されるように、設計マスタデータベース10には、1種類の部品101に対して、ライン設計で使用されるライン設計パラメータ1021と、メカ設計で使用されるメカ設計パラメータ1022と、制御設計で使用される制御設計パラメータ1023とを含む部品付属情報102が対応付けされている。部品101は、たとえば制御装置の3D CAD(3 Dimensional Computer Aided Design)部品、制御装置の諸元データ、制御装置の動作を制御するプログラム部品などである。ライン設計パラメータ1021は、3D CAD部品をたとえばアニメーションで動作させる際のパラメータである。メカ設計パラメータ1022は、タイミングチャートを構成する際に使用するパラメータである。制御設計パラメータ1023は、プログラム部品の入力および出力となるパラメータである。これらのライン設計パラメータ1021と、メカ設計パラメータ1022と制御設計パラメータ1023は、ともに意味は同じであるが、形式が異なるパラメータである。
ライン設計ツール20は、ユーザから入力される情報に基づいて、制御装置の配置位置、制御装置間の間隔のほかに、制御装置に求められる要求性能などのライン設計情報を作成する装置である。ライン設計ツール20は、3D CADなどによって構成される。ライン設計者によって、設計マスタデータベース10に格納されている部品101、すなわち3D CAD部品が組み合わされて配置されることでライン設計情報が作成される。また、配置された部品101の部品付属情報102で、使用されるデータについての形式についても設定され、ライン設計情報に格納される。
図2は、ライン設計ツールの構成の一例を模式的に示すブロック図である。ライン設計ツール20は、通信部21と、入力部22と、ライン設計処理部23と、ライン設計情報記憶部24と、共通パラメータインタフェース70と、を有する。
通信部21は、ネットワークを介して他の装置との間で通信を行う。入力部22は、ライン設計ツール20のユーザに対する入力インタフェースであり、キーボードなどの入力装置またはマウスなどのポインティングデバイスによって構成される。
ライン設計処理部23は、ユーザからのライン設計に関する操作を受け付け、その操作指示にしたがってライン設計情報の生成または編集を行う。たとえば、ユーザによって設計マスタデータベース10中の3D CAD部品が選択され、配置の指示が行われると、配置指示に基づいて、3D CAD部品の配置が行われ、ライン設計情報が生成される。
ライン設計情報には、3D CAD部品に関するパラメータが含まれ、このパラメータに対してたとえばユーザが定義したユーザ定義パラメータ名と、そのパラメータのデータ形式と、その設定値と、が含まれる。データ形式は、使用されるデータが、数値データなのか、1か0かのビットデータなのか、数値データの場合には何ビットのデータなのか、また整数なのかなどを示す情報である。また、このほかにも、データ長、個数などを含んでもよい。
ライン設計処理部23は、ユーザからライン設計の生成の指示がある場合には、ライン設計情報の新規作成処理を行い、ユーザからライン設計の編集の指示がある場合には、ライン設計情報記憶部24から指示されたライン設計情報を読み出す処理を行う。ライン設計情報記憶部24は、ライン設計処理部23によって生成されたライン設計情報を記憶する。
共通パラメータインタフェース70は、後述するインタフェース生成装置50によって制御装置(部品)ごとに作成され、意味は同じであるが各設計ツールで使用される形式が異なるパラメータを、設計ツールの種類に関係なく一元的に共通に管理するために設けられる処理部である。共通パラメータインタフェース70は、パラメータ値取得部71と、データ形式定義情報記憶部72と、データ形式変換部73と、パラメータ更新部74と、を有する。
パラメータ値取得部71は、ライン設計処理部23でライン設計情報記憶部24からライン設計情報を読み込むときに、部品に関するユーザ定義パラメータ名に対応する値を、通信部21を介して共通パラメータデータベース60から取得する。
データ形式定義情報記憶部72は、パラメータ値取得部71で取得したパラメータの値がライン設計ツール20の内部で扱われる際に要求されるデータ形式を定義するデータ形式定義情報を記憶する。
データ形式変換部73は、共通パラメータデータベース60から取得したパラメータの値を、データ形式定義情報記憶部72中のデータ形式定義情報で規定されたデータ形式に変換する。
パラメータ更新部74は、ライン設計情報で規定されたパラメータ(ユーザ定義パラメータ名)の値の変更指示を受けた場合に、共通パラメータデータベース60で管理されているパラメータの値を更新する処理を行う。
このように、共通パラメータインタフェース70は、各設計ツール間で相互参照する共通パラメータへのアクセスを中継し、必要に応じて各設計ツールに適したデータ形式への変換処理を行うインタフェースである。また、共通パラメータの変更にあたっては、上記したように制御装置、すなわち部品ごとに設けたIDとパラメータ名によってパラメータの変更に追従可能であり、ライン設計情報、メカ設計情報および制御プログラムに影響を与えることなく変更可能である。そのため、制御プログラムのロジック部分を変更してパラメータを変更する必要がない。
インタフェース生成装置50は、ライン設計ツール20で生成したライン設計情報中の制御装置、すなわち部品に対して、メカ設計および制御設計で具体的な設定値を決定すべきパラメータの一覧を設計マスタデータベース10から取得し、制御装置のパラメータにアクセスするための共通パラメータインタフェース70(プログラム)を各設計ツールに対して生成する。
図3は、インタフェース生成装置の構成の一例を模式的に示すブロック図である。インタフェース生成装置50は、通信部51と、ライン設計情報取得部52と、共通パラメータ設定部53と、共通パラメータインタフェース生成部54と、を備える。
通信部51は、ネットワークを介して他の装置と通信を行う。ライン設計情報取得部52は、ライン設計ツール20からライン設計情報を取得する。
共通パラメータ設定部53は、ライン設計情報から制御装置(部品)を取得し、取得した制御装置を一意に識別するID(識別子)を付与する。また、取得した制御装置の諸元データおよびプログラム部品などを設計マスタデータベース10から取得し、その中からメカ設計および制御設計で具体的な設定値を決定すべきパラメータを取得し、IDと関連付けして共通パラメータを生成する。生成した共通パラメータは、共通パラメータデータベース60の共通パラメータテーブルの1レコードとして登録される。共通パラメータの生成は、ライン設計情報に含まれる制御装置に対して行われる。
たとえば、メカ設計ツール30ではタイミングチャートが作られるが、そのタイミングチャートの動作の主体となる部分、すなわち信号の動作タイミングがパラメータとして取得される。また、制御設計ツール40ではファンクションブロックなどのプログラム部品を用いた制御プログラムが作られるが、制御プログラムまたはプログラム部品を構成する入出力信号の値がパラメータとして取得される。
図4は、共通パラメータの一例を示す図であり、(a)は共通パラメータを生成する基となるファンクションブロックの一例を示す図であり、(b)は(a)のファンクションブロックから作成される共通パラメータの一例を示す図である。図4(a)に示されるように、ファンクションブロックは、たとえば2軸方向にアームを動かすプログラム部品であり、移動量X,Y、速度Spが入力されると、動作開始時に始動信号Stを出力し、動作完了時に完了信号Edを出力し、エラーが発生した場合にはエラー番号Erを出力するように規定されているものとする。
図4(b)に示されるように共通パラメータテーブルは、部品、すなわち制御装置を識別するIDと、その部品に対してライン設計で使用される名称と、メカ設計で使用される名称と、制御設計で使用される名称と、その部品で使用されるパラメータ名と、値と、を含む。つまり、1つの部品に対して、ライン設計、メカ設計および制御設計のそれぞれで使用される名称と、その部品が有するパラメータと、を対応付けている。これによって、複数の設計ツールで共通して使用されるパラメータを管理することができる。
なお、図4(b)の例では、アームの部品に対して「0001」のIDが付され、ライン設計での名称は「△△アーム」であり、メカ設計での名称は「△△動作タイミング」であり、制御設計での名称は「Function Block 001」であり、「X」、「Y」、「Sp」、「St」、「Ed」、「Er」のパラメータ名が設定され、それぞれのパラメータ名に値が格納される。
共通パラメータインタフェース生成部54は、共通パラメータ設定部53で共通パラメータが生成されると、各設計ツールに対して共通パラメータを生成した制御装置に関する共通パラメータインタフェース70を生成する。共通パラメータインタフェース70は、図2のライン設計ツール20の共通パラメータインタフェース70で説明したような機能を有するように構成される。共通パラメータインタフェース生成部54は、各設計ツールで相互参照する共通パラメータのデータ形式、データ長、個数、およびパラメータに関連付けられる部品情報を基にインタフェースを生成する。
共通パラメータデータベース60は、各設計ツールで作成された設計情報で使用される共通のパラメータを各設計ツールの外部で一元管理する。図5は、実施の形態1による共通パラメータデータベースの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。共通パラメータデータベース60は、ネットワークに接続される他の装置との間で通信を行う通信部61と、各制御装置の共通パラメータを格納する共通パラメータ情報である共通パラメータテーブル62と、共通パラメータテーブル62に格納されているパラメータと各設計ツールで使用されるユーザ定義パラメータ名とを対応付けるパラメータ対応付け情報であるパラメータ対応付けテーブル63と、共通パラメータテーブル62のパラメータの値の変更要求に従って共通パラメータテーブル62のレコードの更新を行う共通パラメータ変更部64と、を備える。
共通パラメータテーブル62は、既に説明した図4(b)で示した構造を有する。また、上記したように、パラメータは、意味としては同じであるが各設計ツール(各設計情報)では、異なるパラメータ名でまた場合によっては異なるデータ形式で使用される。そのため、パラメータ対応付けテーブル63では、共通パラメータテーブル62で規定されているパラメータと、各設計ツール(各設計情報)で使用されているユーザ定義パラメータ名と、を対応付けている。図6は、パラメータ対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。この図に示されるように、パラメータ対応付けテーブル63は、共通パラメータテーブル62で規定されているパラメータと、そのパラメータが使用されている制御装置、すなわち部品を示すIDと、そのパラメータに対して各設計ツール(各設計情報)で定義されたユーザ定義パラメータ名と、を含む。この例では、共通パラメータテーブル62中のパラメータ名に対して、IDと、ライン設計情報でのユーザ定義パラメータ名と、メカ設計情報でのユーザ定義パラメータ名と、制御プログラムでのユーザ定義パラメータ名と、が対応付けされている。なお、この例では、共通パラメータテーブル62とパラメータ対応付けテーブル63は、テーブル形式で管理されているが、これに限定されるものではなく、たとえばXML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語を用いて管理されていてもよい。
メカ設計ツール30は、ライン設計情報の要求性能を満たすように、ライン設計情報と共通パラメータとから各制御装置に関してどのように動かすかを示すタイミングチャートなどのメカ設計情報を作成する。図7は、メカ設計ツールの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。メカ設計ツール30は、通信部31と、入力部32と、メカ設計処理部33と、メカ設計情報記憶部34と、共通パラメータインタフェース70と、を有する。
メカ設計処理部33は、ユーザからのメカ設計に関する操作を受け付け、その操作指示にしたがってメカ設計情報の生成または変更を行う。たとえば、ユーザによって設計マスタデータベース10中の諸元情報から制御装置、すなわち部品の入出力値の状態を示すタイミングチャートの作成が指示されると、その指示に基づいてタイミングチャートの作成を行う。この場合、たとえば諸元情報で定義される最小値と最大値の範囲となるようにパラメータの設定が行われる。そして、作成されたタイミングチャートがメカ設計情報となる。メカ設計情報記憶部34は、メカ設計情報を記憶する。なお、通信部31と入力部32と共通パラメータインタフェース70は、ライン設計ツール20で説明したものと同様であるので、その説明を省略する。
制御設計ツール40は、メカ設計情報を基にユーザが入力した内容から制御設計情報である制御プログラムおよびこれに加えて動作パラメータの生成または変更を行う。制御プログラムは、制御装置で実行する処理を規定したものである。図8は、制御設計ツールの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。制御設計ツール40は、通信部41と、入力部42と、制御設計処理部43と、制御プログラム記憶部44と、共通パラメータインタフェース70と、を有する。
制御設計処理部43は、メカ設計情報と共通パラメータを基に、ユーザからの指示に従ってプログラミング言語とプログラム部品とを用いて制御プログラムの生成または変更を行う。たとえば、ユーザによって設計マスタデータベース10中のプログラム部品を用いた制御プログラムの作成が指示されると、その指示に基づいて制御プログラムを作成する。制御プログラム記憶部44は、制御プログラムを記憶する。なお、通信部41と入力部42と共通パラメータインタフェース70は、ライン設計ツール20で説明したものと同様であるので、その説明を省略する。
つぎに、このような制御システム設計支援システムにおける動作について説明する。図9は、実施の形態1によるインタフェース生成処理の手順の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、制御システムを構成する制御装置の配置およびその間隔などを含むライン設計情報が既にライン設計ツール20によって生成されている状態にあるものとする。
まず、インタフェース生成装置50のライン設計情報取得部52は、ライン設計情報を取得する(ステップS11)。ライン設計情報は、たとえばライン設計ツール20から取得される。ついで、共通パラメータ設定部53は、取得したライン設計情報中のすべての制御装置、すなわち部品に対して、各制御装置を一意に識別するためのIDを付与する(ステップS12)。これによって、ライン設計の変更に追従できるようになる。
その後、共通パラメータ設定部53は、1つの制御装置を選択し(ステップS13)、この制御装置について、後のメカ設計および制御設計で具体的な設定値を決定すべきパラメータの一覧を設計マスタデータベース10から取得する(ステップS14)。また、共通パラメータ設定部53は、取得したパラメータを、ステップS12で付与したIDと関連付け(ステップS15)、選択された制御装置について共通パラメータを生成する(ステップS16)。
ついで、共通パラメータインタフェース生成部54は、生成した共通パラメータを用いて、各設計ツールに共通パラメータインタフェース70を生成する(ステップS17)。共通パラメータインタフェース70は、各設計ツールが共通パラメータデータベース60の共通パラメータテーブル62からパラメータに対応付けられる値の読み込み処理と、値の読み込み処理の際に行うデータ形式の変換処理と、パラメータに対応付けられる値が変更された場合の変更処理と、を実行することができるプログラムである。
なお、共通パラメータインタフェース70の生成処理時には、各設計ツールのそれぞれの内部で共通パラメータを扱う際に要求されるデータ形式を定義したデータ形式定義情報も作成されることになる。データ形式定義情報は、制御装置が使用される状況に応じて予め定められたデータ形式を設定してもよい。また、たとえば設計マスタデータベース10に対象の制御装置、すなわち部品が取りうるデータ形式を複数種類予め登録しておき、トライアンドエラー方式でデータ形式を複数種類のデータ形式から1つのデータ形式を選択するようにしてもよい。具体的には、各設計ツールのインタフェース生成処理時に、設計マスタデータベース10から各設計ツールに対してデータ形式の種類を順に送り、ユーザが選択した種類のデータ形式を設定する。また、この設定したデータ形式をデータ形式定義情報として保持しておくことで、次回以降、スムーズに所望のデータ形式を有するパラメータを読み込むことが可能になる。
その後、共通パラメータインタフェース生成部54は、生成した共通パラメータインタフェース70を各設計ツールに組み込む(ステップS18)。たとえば、プラグインなどの方式で共通パラメータインタフェース70を各設計ツールに組み込むことができる。
ついで、共通パラメータ設定部53は、すべての制御装置、すなわち部品に対して共通パラメータの生成処理を行ったかを判定し(ステップS19)、すべての制御装置に対する処理が終わっていない場合(ステップS19でNoの場合)には、ステップS13に戻る。また、すべての制御装置に対する処理が終わっている場合(ステップS19でYesの場合)には、処理が終了する。
なお、共通パラメータデータベース60のパラメータ対応付けテーブル63は、各設計ツールでユーザが各設計情報を生成する際に、同時に作成される。たとえば、制御装置、すなわち部品に付されたIDと、その制御装置で使用されるパラメータの名称を登録したパラメータの対応付けテーブルに、ライン設計ツール20では、ライン設計情報でのユーザ定義パラメータ名を入力するようにユーザが指示を出し、メカ設計ツール30では、メカ設計情報でのユーザ定義パラメータ名を入力するようにユーザが指示を出し、制御設計ツール40では、制御プログラムでのユーザ定義パラメータ名を入力するようにユーザが指示を出す。そして、これらの内容が順次登録されることで、パラメータ対応付けテーブルの内容が更新されることになる。
つぎに、共通パラメータインタフェース70での変換処理とパラメータ値の更新処理について説明する。図10は、実施の形態1による共通パラメータインタフェースでの変換処理について説明するフローチャートである。なお、上記したように、共通パラメータデータベース60に共通パラメータテーブル62とパラメータ対応付けテーブル63とが格納されているものとする。
まず、設計ツールのユーザから設計情報の読み込み指示を受けると(ステップS31)、設計ツールは、指示された設計情報を読み込む(ステップS32)。ライン設計ツール20の場合にはライン設計情報を読み込み、メカ設計ツール30の場合にはメカ設計情報を読み込み、制御設計ツール40の場合には制御プログラムを読み込む。
ついで、共通パラメータインタフェース70のパラメータ値取得部71は、設計情報中の1つのパラメータとなるユーザ定義パラメータ名を選択し(ステップS33)、共通パラメータデータベース60のパラメータ対応付けテーブル63から、取得したユーザ定義パラメータ名に対応するパラメータ名を取得する(ステップS34)。また、パラメータ値取得部71は、取得したパラメータ名と対象となる制御装置のIDの組み合わせに対応する値を共通パラメータデータベース60から取得する(ステップS35)。
その後、データ形式変換部73は、取得したパラメータの値を、データ形式定義情報記憶部72のデータ形式定義情報中で定義された形式で読み込む(ステップS36)。そして、パラメータ値取得部71は、設計情報中のすべてのユーザ定義パラメータ名について値を取得したかを判定し(ステップS37)、すべてのユーザ定義パラメータ名について値を取得していない場合(ステップS37でNoの場合)には、ステップS33に戻る。また、すべてのユーザ定義パラメータ名について値を取得した場合(ステップS37でYesの場合)には、処理が終了する。
図11は、実施の形態1によるパラメータの値の更新処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、各設計ツールの入力部を介してユーザによって設計情報で使用されるユーザ定義パラメータ名の値の変更が指示されると(ステップS51)、共通パラメータインタフェース70のパラメータ更新部74は、変更指示されたユーザ定義パラメータ名と、そのユーザ定義パラメータ名に対応付けられているIDと、その値、すなわち変更後の値とを含む変更要求を、通信部を介して共通パラメータデータベース60に送信する(ステップS52)。
ついで、共通パラメータデータベース60の共通パラメータ変更部64は、変更要求を受信すると(ステップS53)、パラメータ対応付けテーブル63を参照して、ユーザ定義パラメータ名に対応するパラメータ名を取得する(ステップS54)。その後、共通パラメータ変更部64は、共通パラメータテーブル62中の取得したパラメータ名の値を、変更要求に格納された値で更新する(ステップS55)。そして、共通パラメータ変更部64は、変更要求を出した設計ツールに対してパラメータの更新完了を送信する(ステップS56)。また、設計ツールは、共通パラメータデータベース60からの更新完了の通知を受信し(ステップS57)、パラメータの更新処理が終了する。
図10で示したように各設計ツールは、各設計情報を読み込むたびに、ユーザ定義パラメータの値を共通パラメータデータベース60から取得するので、いずれかの設計ツールでパラメータが変更されたとしても、その後に読み込まれる設計情報では、更新されたパラメータを用いた各設計情報の表示を行うことが可能になる。
なお、各設計ツールでは、共通パラメータデータベース60からユーザ定義パラメータの値を取得し、取得したデータの形式を変換していることを、図示しない表示部に表示し、利用者に提示してもよい。
実施の形態1では、ライン設計ツール20と、メカ設計ツール30と、制御設計ツール40と、設計マスタデータベース10と、インタフェース生成装置50と、共通パラメータデータベース60と、を有する制御システム設計支援システムにおいて、ライン設計ツール20で制御装置の配置などを決定するライン設計情報を作成すると、インタフェース生成装置50がライン設計情報に基づいて、各制御装置で使用されるパラメータの値と形式とを管理する共通パラメータデータベース60を生成し、共通パラメータデータベース60に基づいて各設計ツールの共通パラメータインタフェース70を生成し、各設計ツールに組み込むようにした。また、ユーザが各設計ツールで設計情報を作成中にパラメータとユーザ定義パラメータ名とを対応付けるパラメータ対応付けテーブル63を生成した。これによって、各設計ツールで各設計情報を読み込む際には、設計情報に含まれるユーザ定義パラメータ名に対応する値を共通パラメータデータベース60から取得して、各設計ツールで使用可能なデータ形式に変換して表示することができるという効果を有する。また、いずれかの設計ツールでパラメータの値が変更されると、変更されたパラメータの値が共通パラメータデータベース60に反映されるので、他の設計ツールの担当者がそのパラメータの値の変更処理を行う必要はなく、変更後のパラメータで読み込まれた設計情報を開くことができるという効果を有する。
実施の形態2.
実施の形態1では、パラメータ対応付けテーブルが共通パラメータデータベースに格納されている場合を示した。実施の形態2では、パラメータ対応付けテーブルが各設計ツールに設けられる場合を説明する。
図12は、実施の形態2による共通パラメータデータベースの構成の一例を模式的に示すブロック図であり、図13は、実施の形態2による各設計ツールの共通パラメータインタフェースの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。実施の形態2による制御システム設計支援システムの構成は、実施の形態1と基本的に同様である。ただし、上記したようにパラメータ対応付けテーブル75が、共通パラメータデータベース60にはなく、ライン設計ツール20、メカ設計ツール30および制御設計ツール40の共通パラメータインタフェース70に含まれる点が異なる。
図14は、実施の形態2による制御設計ツールでのパラメータ対応付けテーブルの一例を示す図である。パラメータ対応付けテーブル75では、制御装置を識別するIDと、その制御装置で使用されているパラメータ名と、その設計ツールで作成された設計情報で使用されているユーザ定義パラメータ名と、が関連付けされている。なお、各設計ツールでは、他の設計ツールの設計情報で使用されるユーザ定義パラメータ名を使用することはないので、自設計ツールの設計情報で使用されるユーザ定義パラメータ名がパラメータに対して対応付けられていればよい。そのため、図14のパラメータ対応付けテーブル75では、制御プログラムで使用されるユーザ定義パラメータ名のみがパラメータと対応付けされている。
また、このような制御システム設計支援システムでの動作処理についても、ユーザ定義パラメータに対応するパラメータの取得処理が、各設計ツールの共通パラメータインタフェース70で実行される点を除いて、実施の形態1で説明したものと同様である。そのため、その処理についての説明を省略する。
実施の形態2によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
上記した実施の形態では、共通パラメータテーブルが共通パラメータデータベースにあり、設計ツールが共通パラメータを読み出す場合にその都度共通パラメータデータベースにアクセスする場合を説明した。実施の形態3では、各設計ツールが共通パラメータデータベースから共通パラメータテーブルを一時的に記憶し、一時的に記憶した共通パラメータテーブルを用いて設計情報の読み取り処理などを行う場合について説明する。
実施の形態3による制御システム設計支援システムの構成は、実施の形態1と基本的に同様であり、各設計ツールの構成が異なる。なお、ここでは、パラメータ対応付けテーブルは、共通パラメータデータベース60にあるのではなく、実施の形態2のように各設計ツールの共通パラメータインタフェース70にあるものとする。図15は、実施の形態3によるライン設計ツールの機能構成の一例を模式的に示すブロック図である。ライン設計ツール20は、通信部21と、入力部22と、ライン設計処理部23と、ライン設計情報記憶部24と、共通パラメータテーブル一時記憶部25と、共通パラメータインタフェース70と、を備える。
共通パラメータテーブル一時記憶部25は、共通パラメータデータベース60から取得した共通パラメータテーブル62を一時的に記憶する。なお、以下では、共通パラメータテーブル一時記憶部25に記憶されている共通パラメータテーブルをキャッシュ共通パラメータテーブルという。
図16は、各設計ツールのキャッシュ共通パラメータテーブルの構成の一例を示す図である。キャッシュ共通パラメータテーブルは、図4に示した共通パラメータテーブル62の項目に加え、各パラメータの有効または無効を示す有効状態と、各パラメータの共通パラメータデータベース60上での更新の要否を示す更新要否状態と、をさらに含む。
パラメータが有効な状態は、すべての設計ツールのキャッシュ共通パラメータテーブルにおいて、パラメータが同じ値を有している状態である。また、パラメータが無効な状態は、すべての設計ツールのキャッシュ共通パラメータテーブルにおいて、1つ以上のキャッシュ共通パラメータテーブル中のパラメータが異なる値を有している状態である。これは、たとえばいずれかの設計ツールでパラメータの更新処理が行われた状態である。共通パラメータデータベース60の共通パラメータテーブル62が各設計ツールに読み込まれた直後の状態では、すべてのパラメータは有効である。なお、パラメータの有効または無効の状態は、たとえばフラグで示すことができる。
パラメータの更新要否状態は、共通パラメータデータベース60へのパラメータの内容の更新の要否を示すものである。自設計ツールでの更新が行われたパラメータについては、共通パラメータデータベース60の共通パラメータテーブル62への反映が必要であることを示す「更新要」とされる。一方、自設計ツールでの更新が行われなかったパラメータ(他の設計ツールでの更新内容を反映させたものを含む)については「更新不要」とされる。
また、共通パラメータインタフェース70は、パラメータ値取得部71と、データ形式定義情報記憶部72と、データ形式変換部73と、パラメータ更新部74と、パラメータ対応付けテーブル75と、共通パラメータテーブル読込部76と、パラメータ更新状態通知部77と、を有する。
パラメータ値取得部71は、たとえば設計ツールが設計情報の読み込みを行い、設計情報の読込みに伴って設計情報中のパラメータの読み込みの指示が行われると、共通パラメータテーブル一時記憶部25中のキャッシュ共通パラメータテーブルからパラメータの値を取得する。なお、このとき読み出すパラメータの有効状態が「有効」である場合には、そのままキャッシュ共通パラメータテーブルからパラメータの値を取得する。また、読み出すパラメータの有効状態が「無効」である場合には、他の設計ツールに対して当該パラメータの最新データの問い合わせを行い、最新データを取得する。そして、取得した最新データで、キャッシュ共通パラメータテーブルのパラメータの値を更新する。
データ形式変換部73は、実施の形態1で説明したものと同様の処理を行う。ただし、共通パラメータテーブル一時記憶部25に記憶されているキャッシュ共通パラメータテーブルを参照する点が実施の形態1とは異なる。
パラメータ更新部74は、パラメータの更新指示を受けると、共通パラメータテーブル一時記憶部25に格納されているキャッシュ共通パラメータテーブルに対して更新処理を行う。また、共通パラメータテーブル一時記憶部25からキャッシュ共通パラメータテーブルを削除する場合には、キャッシュ共通パラメータテーブルで「更新要」となっているパラメータの値を、共通パラメータデータベース60の共通パラメータテーブル62に反映させる。
パラメータ対応付けテーブル75は、実施の形態2で説明したように、共通パラメータテーブルで使用されているパラメータと自設計ツールで使用されているユーザ定義パラメータ名とを対応付けしているテーブルである。
共通パラメータテーブル読込部76は、たとえば設計ツールの起動時あるいは最初に共通パラメータインタフェース70が設計ツールに組み込まれた時に、共通パラメータデータベース60から共通パラメータテーブル62を読み出し、共通パラメータテーブル一時記憶部25に格納する。
パラメータ更新状態通知部77は、パラメータ更新部74によってキャッシュ共通パラメータテーブル中のパラメータが更新されると、そのパラメータの有効状態を「有効」とし、更新要否状態を「更新要」とする。また、更新されたパラメータについて他の設計ツールの共通パラメータテーブル一時記憶部25に記憶されているキャッシュ共通パラメータテーブルの値を使用しないことを示すパラメータ無効通知情報を通知する。さらに、他の設計ツールからパラメータ無効通知情報を受けると、対応するパラメータの有効状態を「無効」にする。ただし、この例では更新要否状態は、その時点での値のままとする。
なお、その他の構成については、実施の形態1で説明したものと同様であるので、その説明を省略する。また、ここでは、ライン設計ツール20の構成について説明したが、メカ設計ツール30と制御設計ツールも同様の構成を有している。
つぎに、共通パラメータテーブル一時記憶部25に記憶されているパラメータの更新処理について説明する。図17は、実施の形態3によるパラメータの値の更新処理の手順の一例を示すフローチャートである。まず、各設計ツールの入力部を介してユーザによって設計情報またはプログラムで使用されるユーザ定義パラメータ名の値の変更が指示されると(ステップS71)、共通パラメータインタフェース70のパラメータ更新部74は、変更指示された制御装置のユーザ定義パラメータ名に対応するパラメータをパラメータ対応付けテーブル75から取得する(ステップS72)。
ついで、共通パラメータテーブル一時記憶部25中のキャッシュ共通パラメータテーブルのステップS72で取得した制御装置のパラメータに対応する値をユーザによって指示された値で更新する(ステップS73)。また、パラメータ更新状態通知部77は対応するパラメータの有効状態を「有効」とし、更新要否状態を「更新要」とする(ステップS74)。
その後、パラメータ更新状態通知部77は、他の設計ツールに対して更新したパラメータの有効状態を「無効」とするようにパラメータ無効通知情報を送信する(ステップS75)。他の設計ツールはパラメータ無効通知情報に基づいて、自身の共通パラメータテーブル一時記憶部25中のキャッシュ共通パラメータテーブルの対応するパラメータの有効状態を「無効」にする。以上によって、パラメータの更新処理が終了する。
図18は、実施の形態3によるパラメータの読込処理の手順の一例を示すフローチャートである。実施の形態1の図10のステップS31からS34と同様に、設計ツールのユーザから設計情報の読み込み指示を受けると、設計ツールは、指示された設計情報を読み込み、設計情報中の1つの制御装置の1つのパラメータとなるユーザ定義パラメータ名を選択し、取得した制御装置(ID)とユーザ定義パラメータ名に対応するパラメータ名をパラメータ対応付けテーブル75から取得する(ステップS91からS94)。
ついで、共通パラメータインタフェース70のパラメータ値取得部71は、共通パラメータテーブル一時記憶部25のキャッシュ共通パラメータテーブルを参照し、取得した制御装置とパラメータの組み合わせのデータの有効状態を取得し(ステップS95)、有効であるかを判定する(ステップS96)。有効である場合(ステップS96でYesの場合)には、パラメータ値取得部71は、パラメータについての値をキャッシュ共通パラメータテーブルから取得する(ステップS97)。
一方、有効でない場合、すなわち無効である場合(ステップS96でNoの場合)には、パラメータ値取得部71は、他の設計ツールに対して対象となっている制御装置のパラメータの最新データの問い合わせを行い(ステップS98)、当該パラメータについて最新データを取得する(ステップS99)。そして、パラメータ値取得部71は、取得した最新データを用いて、共通パラメータテーブル一時記憶部25中のキャッシュ共通パラメータテーブルの対応するパラメータの値を更新する(ステップS100)。
その後またはステップS97の後、データ形式変換部73は、対象となっている制御装置のパラメータについてのデータ形式をデータ形式定義情報記憶部72のデータ形式定義情報から取得する(ステップS101)。ついで、データ形式変換部73は、取得したパラメータの値を、指定されたデータ形式に変換する(ステップS102)。これによって、設計情報中のパラメータが指定されたデータ形式で読み込まれる。
その後、設計情報中のすべてのユーザ定義パラメータ名について値を取得したかを判定し(ステップS103)、すべてのユーザ定義パラメータ名について値を取得していない場合(ステップS103でNoの場合)には、ステップS93に戻る。また、すべてのユーザ定義パラメータ名について値を取得した場合(ステップS103でYesの場合)には、処理が終了する。
図19は、実施の形態3による共通パラメータデータベースの更新方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、設計ツールの共通パラメータテーブル一時記憶部25中のキャッシュ共通パラメータテーブルの消去指示、あるいはキャッシュ共通パラメータテーブルの内容の共通パラメータデータベース60への反映指示などの共通パラメータデータベース60の更新指示を受けると(ステップS111)、パラメータ更新部74は、キャッシュ共通パラメータテーブル中で更新要否状態が「更新要」となっているレコード(ID、すなわち制御装置とパラメータの組み合わせ)を抽出する(ステップS112)。
ついで、パラメータ更新部74は共通パラメータデータベース60中の共通パラメータテーブル62のIDとパラメータの組み合わせに対応する値を、キャッシュ共通パラメータテーブルに登録されている値で更新する(ステップS113)。このとき、共通パラメータデータベース60の共通パラメータ変更部64は、共通パラメータインタフェース70からの更新要求にしたがって、共通パラメータテーブル62中の値を更新する。以上によって、共通パラメータデータベース60の更新処理が終了する。
実施の形態3では、共通パラメータデータベース60中の共通パラメータテーブル62を各設計ツールが一時的に記憶し、記憶した共通パラメータテーブル62を用いて、共通パラメータインタフェース70が変換処理および更新処理を行うようにした。これによって、変換処理および更新処理を行うたびにネットワークに接続される共通パラメータデータベース60へアクセスする必要がなくなり、変換処理および更新処理を円滑に進めることが可能になるという効果を有する。
また、パラメータを更新する場合に、自設計ツールの共通パラメータテーブル62を更新した後、他の設計ツールに対して当該パラメータを更新し、他の設計ツールに記憶されている値が無効であることを通知するようにした。さらに、ある設計ツールでパラメータを更新した後に他の設計ツールでパラメータの読み込み処理を行う場合に、他の設計ツールに対して当該パラメータの最新データの取得要求を出すようにした。これによって、ある設計ツールでパラメータを更新した後に他の設計ツールでパラメータの読み込み処理を行う場合に、他の設計ツールで更新前のパラメータを読み込んでしまう虞はなく、共通パラメータテーブル62が各設計ツールで分散して保持されていても、データの同期をとることができるという効果を有する。
なお、上述した説明では、共通パラメータテーブル62をデータベースとして記載したが、共通パラメータテーブル62へのアクセス手段を共通パラメータインタフェース70が知っていれば、リレーショナルデータベースのようなデータベース管理システムでなくてもよい。
また、上述したインタフェース生成装置50と共通パラメータデータベース60と共通パラメータインタフェース70での処理は、その処理手順を格納したプログラムとして構成することができる。そして、このプログラムを上記したパーソナルコンピュータまたはタブレット端末などの情報処理端末で実行させることによって実現することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)−ROM、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile DiskまたはDigital Video Disk)などのコンピュータで読取可能な記録媒体に記録される。また、このプログラムは、インタネットなどのネットワーク、すなわち通信回線を介して配布することもできる。
以上のように、この発明にかかる制御システム設計支援システムは、制御装置を複数組み合わせた制御システムの設計に有用である。
10 設計マスタデータベース、20 ライン設計ツール、21,31,41,51,61 通信部、22,32,42 入力部、23 ライン設計処理部、24 ライン設計情報記憶部、25 共通パラメータテーブル一時記憶部、30 メカ設計ツール、33 メカ設計処理部、34 メカ設計情報記憶部、40 制御設計ツール、43 制御設計処理部、44 制御プログラム記憶部、50 インタフェース生成装置、52 ライン設計情報取得部、53 共通パラメータ設定部、54 共通パラメータインタフェース生成部、60 共通パラメータデータベース、62 共通パラメータテーブル、63,75 パラメータ対応付けテーブル、64 共通パラメータ変更部、70 共通パラメータインタフェース、71 パラメータ値取得部、72 データ形式定義情報記憶部、73 データ形式変換部、74 パラメータ更新部、76 共通パラメータテーブル読込部、77 パラメータ更新状態通知部。

Claims (10)

  1. 制御装置のモデルが配置された制御システムのライン設計情報を作成するライン設計ツール、前記ライン設計情報に基づいて制御装置を選定してメカ設計情報を作成するメカ設計ツール、および前記メカ設計情報を基にメカの動作の制御設計情報を作成する制御設計ツールに共通パラメータインタフェースを生成する共通パラメータインタフェース生成プログラムであって、コンピュータに、
    取得した前記ライン設計情報中の制御装置を識別する識別情報を付与する識別情報付与手順と、
    選択した前記制御装置について前記メカ設計情報および前記制御設計情報で用いられるパラメータの一覧を、設計情報記憶部から取得するパラメータ取得手順と、
    前記取得したパラメータの一覧を、前記識別情報と、選択した前記制御装置についての各前記設計情報中での名称と、に関連付けして共通パラメータを生成し、前記ライン設計ツール、前記メカ設計ツールおよび前記制御設計ツールで共通に使用されるパラメータを格納した共通パラメータ記憶部に登録する共通パラメータ生成手順と、
    前記設計ツールごとに、前記設計情報を読み込む際の前記制御装置の前記パラメータの値を前記共通パラメータ記憶部から取得し、前記ライン設計ツール、前記メカ設計ツールおよび前記制御設計ツールで前記パラメータを扱う際に要求されるデータ形式を定義したデータ形式定義情報中の前記データ形式で前記パラメータの値を前記設計情報に読み出す共通パラメータインタフェースを生成する共通パラメータインタフェース生成手順と、
    を実行させる共通パラメータインタフェース生成プログラム。
  2. 制御装置のモデルが配置された制御システムのライン設計情報を作成するライン設計ツールと、前記ライン設計情報に基づいて制御装置を選定してメカ設計情報を作成するメカ設計ツールと、前記メカ設計情報を基にメカの動作の制御設計情報を作成する制御設計ツールと、各設計情報で共通に使用されるパラメータについてパラメータ名と値とを対応付けた共通パラメータ情報を格納した共通パラメータ記憶部と、を備える制御システム設計支援システムの各設計ツールで使用されるパラメータ読込プログラムであって、コンピュータに、
    前記設計情報の読み込み時に、前記設計情報中で規定される前記制御装置のユーザ定義パラメータ名に対応する前記パラメータ名を、前記パラメータ名と前記ユーザ定義パラメータ名とを関連付けたパラメータ対応付け情報から取得し、前記パラメータ名に対応付けられた値を前記共通パラメータ情報から取得するパラメータ取得手順と、
    前記設計ツールで前記パラメータを扱う際に要求されるデータ形式を定義したデータ形式定義情報で規定された形式で、取得した前記パラメータの値を読み込むパラメータ値読込手順と、
    を実行させるパラメータ読込プログラム。
  3. 前記パラメータ取得手順は、前記コンピュータに、
    前記設計情報の読み込み時に、前記設計情報中で規定される前記制御装置のユーザ定義パラメータ名を選択するユーザ定義パラメータ名選択手順と、
    パラメータ名と前記ユーザ定義パラメータ名とを前記制御装置ごとに対応付けたパラメータ対応付け情報から、選択した前記制御装置の前記ユーザ定義パラメータ名に対応する前記パラメータ名を取得するパラメータ名取得手順と、
    前記制御装置と取得した前記パラメータ名とに対応付けられる値を前記共通パラメータ記憶部中の共通パラメータ情報から取得するパラメータ値取得手順と、
    実行させることを特徴とする請求項2に記載のパラメータ読込プログラム。
  4. 前記ユーザ定義パラメータ名の値の変更指示を受けると、変更指示された前記制御装置の前記ユーザ定義パラメータ名に対応付けられる前記共通パラメータ情報中の値を、前記変更指示された前記パラメータの値に更新するパラメータ値更新手順をさらに実行させる請求項3に記載のパラメータ読込プログラム。
  5. 制御装置のモデルが配置された制御システムのライン設計情報を作成するライン設計ツールと、前記ライン設計情報に基づいて制御装置を選定してメカ設計情報を作成するメカ設計ツールと、前記メカ設計情報を基にメカの動作の制御設計情報を作成する制御設計ツールと、各設計情報で共通に使用されるパラメータを格納した共通パラメータ記憶部と、を備える制御システム設計支援システムの各設計ツールで使用されるパラメータ読込プログラムであって、コンピュータに、
    前記制御装置と前記パラメータ名と前記パラメータの値とを対応付けた共通パラメータ情報を前記共通パラメータ記憶部から取得し、キャッシュ共通パラメータ情報として一時記憶させる共通パラメータ情報取得手順と、
    前記設計情報の読み込み時に、前記設計情報中で規定される前記制御装置の前記パラメータの値を前記キャッシュ共通パラメータ情報から取得するパラメータ取得手順と、
    前記設計ツールで前記パラメータを扱う際に要求されるデータ形式を定義したデータ形式定義情報で規定された形式で、取得した前記パラメータの値を読み込むパラメータ値読込手順と、
    を実行させ、
    前記共通パラメータ情報取得手順では、前記制御装置と、前記パラメータ名と、前記パラメータの値と、前記各パラメータの値の有効または無効を示す有効状態と、を対応付けて前記キャッシュ共通パラメータ情報として一時記憶し、
    前記パラメータ取得手順では、前記有効状態に応じて、前記パラメータの値の取得先を変化させるパラメータ読込プログラム。
  6. 前記パラメータ取得手順では、前記制御装置と前記パラメータの組み合わせに対応する前記有効状態が有効の場合に、前記パラメータの値を前記キャッシュ共通パラメータ情報から取得することを特徴とする請求項5に記載のパラメータ読込プログラム。
  7. 前記パラメータ取得手順は、前記コンピュータに、
    前記設計情報の読み込み時に、前記設計情報中で規定される前記制御装置のユーザ定義パラメータ名を選択するユーザ定義パラメータ名選択手順と、
    一時記憶した前記共通パラメータ情報中の前記パラメータ名と前記ユーザ定義パラメータ名とを前記制御装置ごとに対応付けたパラメータ対応付け情報から、選択した前記制御装置の前記ユーザ定義パラメータ名に対応する前記パラメータ名を取得するパラメータ名取得手順と、
    前記制御装置と取得した前記パラメータ名とに対応付けられる前記有効状態が有効であるかを確認する有効状態確認手順と、
    前記有効状態が有効である場合に、前記制御装置と取得した前記パラメータ名とに対応付けられる値を前記キャッシュ共通パラメータ情報から取得する第1パラメータ値取得手順と、
    実行させることを特徴とする請求項6に記載のパラメータ読込プログラム。
  8. 前記パラメータ取得手順は、前記コンピュータに、
    前記有効状態が無効である場合に、他の設計ツールのキャッシュ共通パラメータ情報から、前記有効状態が有効である前記制御装置と取得した前記パラメータ名とに対応付けられる値を取得する第2パラメータ値取得手順をさらに実行させることを特徴とする請求項7に記載のパラメータ読込プログラム。
  9. 前記ユーザ定義パラメータ名の値の変更指示を受けると、変更指示された前記制御装置の前記ユーザ定義パラメータ名に対応付けられる前記キャッシュ共通パラメータ情報中の値を、前記変更指示された前記パラメータの値に更新するパラメータ値更新手順と、
    他の設計ツールのキャッシュ共通パラメータ情報中の更新された前記パラメータの値を無効状態にする無効通知情報を、前記他の設計ツールに通知する無効通知手順と、
    をさらに実行させる請求項7に記載のパラメータ読込プログラム。
  10. 前記パラメータ値更新手順では、更新された前記パラメータの値での前記共通パラメータ記憶部中の対応する値の更新の要否を示す更新要否状態を、前記キャッシュ共通パラメータ情報中の前記制御装置と前記パラメータ名と前記パラメータの値との組み合わせにさらに対応付けし、
    前記キャッシュ共通パラメータ情報中の前記更新要否状態が更新要である前記パラメータの値で、前記共通パラメータ記憶部中の対応する値を更新するパラメータ値更新手順をさらに実行させる請求項9に記載のパラメータ読込プログラム。
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