JP5863290B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は記録材に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置においては、印刷の生産性を向上させるために記録材の搬送間隔である紙間をできるだけ短くする方法が知られている。このような画像形成装置において、例えば、特許文献1では、紙間をさらに短くするために、先行紙と後続紙を重ね合わせて搬送することにより、生産性を向上させる方法が開示されている。
特開2002−160860
しかしながら、記録材の片面のみに画像を形成するような画像形成装置においては、特許文献1のような搬送制御は有効になるものの、記録材の両面に画像形成を行うような場合は、記録材を重ねて搬送すると記録材上に形成されている画像が擦れて画像不良を引き起こす可能性があるという課題があった。
本出願に係る発明は、以上のような状況を鑑みてなされたものであり、記録材の両面に画像を形成するような画像形成装置において、両面プリントを行う際に記録材を重ねて搬送しても、画像不良の発生を防止し、両面プリント時の生産性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された記録材を画像形成装置外に排出するため第1の方向に搬送する、又は前記画像形成手段により画像が形成された記録材を前記第1の方向とは異なる第2の方向に搬送する両面搬送手段と、先に搬送されている記録材である先行紙が前記両面搬送手段により前記第2の方向に搬送され、次に搬送されている記録材である後続紙が前記両面搬送手段により前記第1の方向に搬送される際に、前記先行紙と前記後続紙のすれ違いのタイミングを制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記先行紙のすれ違い面に形成された画像領域と、前記後続紙のすれ違い面に形成された画像領域とに基づき前記先行紙と前記後続紙のすれ違いタイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。
本発明の構成によれば、記録材の両面に画像を形成するような画像形成装置において、両面プリントを行う際に記録材を重ねて搬送しても、画像不良の発生を防止し、両面プリント時の生産性を向上させることが可能となる。
画像形成装置の概略構成図 画像形成装置の制御動作を示すブロック図 両面反転部の概略構成図 両面プリント時の記録材Sの搬送方法について示した図 両面搬送路において両面反転を行う際の記録材の最少紙間について示した図 両面印刷を行う際に搬送制御を示したフローチャート 記録材S1及び記録材S2の給紙タイミングについて示したタイミングチャート 第1の実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図 第2の実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図 第3の実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図 第4の実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
図1は、画像形成装置の概略構成図である。ここでは、画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタを説明する。レーザビームプリンタ101は、ビデオコントローラからプリント指示を受けると、紙としての記録材Sを給紙カセット102から給紙する。給紙カセット102から記録材Sを給紙する際に、給紙ローラ103を駆動して記録材Sを搬送路へと搬送する。給紙カセット102から給紙された記録材Sは、搬送ローラ106、107によって搬送されトップセンサ108に到達する。トップセンサ108にて記録材Sの先端を検知すると、記録材Sは画像形成部120へ搬送される。連続プリント中はトップセンサ108で、記録材Sの先端又は後端を検知してから所定時間後に次の記録材Sを給紙することによりスループットを保つ制御を行う。
画像形成部120は感光ドラム109、転写ローラ110、帯電ローラ111、現像装置112を備える。感光ドラム109は、まず帯電ローラ111によって均一な帯電がなされる。その後、レーザ露光装置113より画像信号に対応したレーザ光Lが照射され、感光ドラム109の表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像装置112によってトナーが付着させられてトナー像として可視化される。そして、感光ドラム109が回転して転写位置までトナー像が運ばれる。感光ドラム109の回転に同期して記録材Sも転写位置に搬送される。転写位置では、転写ローラ110にトナー像と逆極性の電圧が印加されて、感光ドラム109上のトナー像が記録材Sに転写される。トナー像が転写された記録材Sは、定着器114へ搬送される。定着器114によって、加熱及び加圧されて、記録材Sにトナー像が定着される。トナー像が定着された記録材Sは、三連ローラ116、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118を搬送され、排紙トレイ121に排紙されて一連の印字動作を終える。
記録材Sの両面に画像形成する場合には、1面目の画像形成後に定着排紙センサ115を記録材Sの後端が抜けたタイミングから所定距離搬送された時点で、記録材Sの搬送を停止する。そして、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118を反転駆動して記録材Sを反転させ、両面搬送路125に引き込こむ。両面搬送路125に引き込まれた記録材Sは、両面搬送ローラ122によって搬送され両面センサ123にて記録材先端検知から所定時間後に両面引き込み完了となる。そのまま裏面に印字可能ならば、記録材Sは画像形成部120へと搬送される。まだ印字可能とならない場合は、両面搬送ローラ122を停止し搬送を停止する。印字可能となったら両面搬送ローラ122を再度駆動して画像形成部120へ記録材Sを搬送する。画像形成部120へ搬送された記録材Sは、表面と同様に裏面へも画像形成される。そして、定着器114にて定着され、三連ローラ116、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118を搬送され、排紙トレイ121に排紙されて一連の印字動作を終える。なお、これら一連の処理は後述するCPUによって制御される。
図2は、画像形成装置の制御動作を示すブロック図の一例を示したものである。CPU201は、演算処理回路、ROM、RAM等を有し、ROMに予め書き込まれたプログラムに基づいて動作が実現される。そして、ビデオコントローラ300から送信されるプリント指示や画像データを受信することで動作する。CPU201は、印字領域判断手段202、印字領域記憶手段203、記録材間隔計算手段204、給紙制御手段205、搬送制御手段206、反転制御手段207の機能を有する。またCPU201は、トップセンサ108、定着排紙センサ115、両面センサ123からの信号を受信する。またCPU201は、搬送モータ211を制御することにより搬送ローラ105、106、107や転写ローラ110や感光ドラム109の回転を制御する。また、定着モータ210を制御することにより定着器114や三連ローラ116の回転を制御するまた、反転モータ209を制御することにより排紙ローラ118や中間排紙ローラ117の回転を制御する。また、再給紙モータ208を制御することにより両面搬送ローラ122の回転を制御する。
図3は、両面反転部の概略構成図である。定着器114によって定着された記録材Sは3連ローラ116にて排紙搬送路301へ搬送される。記録材Sの後端が記録材反転位置RPに到達したタイミングで中間排紙ローラ117を反転させて記録材Sを反転させる。反転された記録材Sは三連ローラ116によって両面搬送路125に送り込まれる。このとき記録材Sの後端が記録材反転位置RPに到達するタイミングは定着排紙センサ115で記録材Sの後端を検知してから所定時間で判断することができる。
図4は、両面プリント時の記録材Sの搬送方法について示した図である。なお、図4の(A)から(F)における搬送路上のローラやセンサ等の構成は同一であるため、図4(A)にのみ符号を付し、以降の図ではその記載を省略する。また、ここでは1枚目に搬送される記録材をS1、続いて2枚目に搬送される記録材をS2、3枚目に搬送される記録材をS3と定義する。
図4(A)において、1枚目の記録材S1に画像形成を行うために、給紙ローラ103を駆動し、給紙カセット102から給紙された記録材S1を給紙して搬送ローラ105、106、107にて搬送する。そして、トップセンサ108により記録材S1の先端検知を行う。図4(B)において、記録材S1を画像形成部に搬送し、記録材S1上に画像形成を行う。その後、定着器114で定着された記録材S1は、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118により搬送される。記録材S1の後端が記録材反転位置RPまで搬送されると、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118を反転駆動し、記録材S1を両面搬送路に搬送する。記録材S1の搬送と同時に、2枚目の記録材S2の給紙を開始する。
図4(C)において、記録材S1を両面搬送ローラ122にて搬送する。そして、両面センサ123で記録材S1の先端を検知した後、所定タイミングで両面搬送ローラ122を停止する。そして、記録材S1に画像形成可能となるタイミングまで待機させる。一方、記録材S2は、記録材S1と同様に画像形成部により画像形成を行った後、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118にて記録材反転位置RPまで搬送される。図4(D)において、記録材S1に画像形成可能なタイミングとなると、記録材S1の2面目に画像形成を行うために両面搬送ローラ122による駆動を再開し、記録材S1を画像形成部に搬送する。記録材S1の搬送が開始されると、記録材反転位置RPで待機していた記録材S2の搬送も開始する。
図4(E)において、記録材S1は画像形成部で2面目に画像形成が行われる。記録材S2は、両面センサ123で先端を検知された後、所定タイミングで両面搬送ローラ122の駆動が停止され、記録材S2に画像形成可能となるタイミングまで待機させられる。また、記録材S1に続いて画像形成を行うために、3枚目の記録材S3の休止を開始する。図4(F)において、2面目に画像形成された記録材S1は、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118により排紙される。記録材S1に続いて記録材S3は画像形成部において画像形成が行われた後、中間排紙ローラ117、排紙ローラ118にて記録材反転位置RPまで搬送される。記録材S3に画像形成を行った後、記録材S2の2面目に画像形成を行うために、記録材S2の搬送を開始する。このように記録材を交互に給紙することにより、両面印刷を行っている。
図5は、両面搬送路において両面反転を行う際の記録材の最少紙間について示したものである。両面反転中の記録材S1と後続して搬送される記録材S2を両面搬送路においてすれ違いさせるためには、記録材S1を記録材反転位置RPで反転させ、その後三連ローラ116に記録材先端が達するまで搬送する必要がある。よって、記録材S1と記録材S2の最少となる最少紙間Lminは、記録材S1の後端が両面搬送路との分岐点JPを抜けてから反転位置RPに到達し、反転を開始して三連ローラ116に記録材が到達するまでの距離となる。よって、すれ違い搬送を行う際の記録材S1と記録材S2の最少紙間Lmin=LR+LJとなる。
図6は、本実施形態における両面印刷を行う際に搬送制御を示したフローチャートである。S101において、CPU201はビデオコントローラ300からプリント指示を受信すると、給紙動作の準備を開始する。そして、ビデオコントローラ300から受信した画像データに基づき、印字領域を判断する。判断した印字領域は印字領域記憶手段203に記憶する。S102において、CPU201は記録材S1を給紙する給紙タイミングとなったか判断する。一連のプリントジョブの中で最初の記録材S1に対する給紙タイミングは、給紙動作の準備が完了したタイミングとなる。
S102において、給紙タイミングとなったと判断すると、S103において、CPU201は給紙動作を開始する。S104において、CPU201は記録材S1がトップセンサ108まで搬送されたかを判断する。トップセンサ108により記録材S1の先端が検知されると、S105において、CPU201は続いて画像形成を行うプリント指示があるかを判断する。プリント指示が無い場合はプリント動作を終了する。プリント指示がある場合は、S106において、CPU201は記録材S1に対して両面印刷を行うか否かを判断する。両面印刷を行わない場合はS108へ進む。両面印刷を行う場合はS107へ進む。
S107において、CPU201は記録材S1の印字領域と記録材S1に続いて給紙される記録材S2の印字領域を判断する。そして、S08において、CPU201は記録材S2の給紙タイミングを決定する。記録材S2の給紙タイミングの決定方法は、S106で、記録材S1に両面印刷を行わないと判断した場合は、記録材S1の長さと片面プリントを行う際の紙間を確保したタイミングが記録材S2の給紙タイミングとなる。一方、S106において、記録材S1に両面印刷を行うと判断した場合は、記録材S1の印字領域及び記録材S2の印字領域によって、記録材S2の給紙タイミングは異なる。この給紙タイミングの制御方法は、以下の図8、9、10、11を用いて詳しく説明する。S108において、記録材S2の給紙タイミングを決定すると、S102へ進む。
図7は、記録材S1及び記録材S2の給紙タイミングについて示したタイミングチャートである。給紙タイミング判断タイマTはフリーランタイマであり、給紙ローラ103が駆動される時に0となり、カウントが開始される。記録材S1が給紙されてからトップセンサ108によって記録材S1の先端検知をしたタイミングで、記録材S2の給紙タイミングTthを設定する。この給紙タイミングTthは、記録材S1の長さをLS1、紙間をL、記録材の搬送速度をVとした場合、
Tth=(LS1+L)÷V・・・(1)
から求めることができる。給紙タイミング判断タイマTがTthを超えたタイミングで、記録材S2の給紙を開始する。
図8は、本実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図である。ここでは記録材S1及び記録材S2共にすれ違い面に画像がない状態を示している。なお、本実施形態における記録材S1のすれ違い面は1面目に画像形成が行われる面であり、記録材S2のすれ違い面は2面目に画像形成が行われる面である。図8(A)は両面搬送部において、記録材S1と記録材S2がすれ違う様子を示した図である。図8(B)は記録材S1及び記録材S2のすれ違い面に形成される画像の印字領域を示している。なお、図中のLS1は記録材S1の長さを示している。LS2は記録材S2の長さを示している。
本実施形態において、記録材S1と記録材S2のすれ違い搬送を行う際の紙間Lは、記録材S1及び記録材S2のすれ違い面に画像が形成されていないため、最少紙間であるLminとなる。さらに、最少紙間Lminと先の式(1)より、記録材S2の給紙タイミングを決定することができる。なお、記録材S2が中間排紙ローラ117に到達する前に記録材S1が中間排紙ローラ117を抜けている必要がある場合は、LJ+(LS1−(反転位置RPから中間排紙ローラ117までの距離))とLminを比較し、長い方を紙間Lとして設定する。
このように、先行紙と後続紙のすれ違い面に形成される印字領域に応じて、先行紙と後続紙の重ね合わせを行う領域を制御する。これにより、両面搬送路において先行紙と後続紙を重ねて搬送しても、互いの記録材に形成された画像に画像不良を発生することを防止できる。また、先行紙と後続紙を重ね合わせて搬送行うため、搬送間隔を短くすることができ、両面プリントの生産性を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態においては、画像形成装置の一例としてモノクロプリント用のレーザビームプリンタを説明したが、これに限られるものでなく両面搬送路を有する画像形成装置であれば、カラープリント用のレーザビームプリンタに適応することも可能である。
(第2の実施形態)
本実施形態においては、記録材S1のすれ違い面に画像形成が行われており、記録材S2のすれ違い面には画像形成が行われていない状態で給紙タイミングを制御する方法について説明する。なお、先の第1の実施形態との差異は、後続紙である記録材S2の給紙タイミングの違いのみである。画像形成装置の構成や制御回路やフローチャート等は、先の第1の実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図9は、本実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図である。ここでは、記録材S1のすれ違い面に画像形成が行われており、記録材S2のすれ違い面に画像形成が行われていない状態である。図9(A)は両面搬送部において、記録材S1と記録材S2がすれ違う様子を示した図である。図9(B)は記録材S1及び記録材S2のすれ違い面に形成される画像の印字領域を示している。なお、図中のLS1は記録材S1の長さを示している。LS2は記録材S2の長さを示している。L1は記録材S1の画像領域外であるすれ違い可能領域を示している。
本実施形態において、記録材S1と記録材S2のすれ違い搬送を行う際の紙間Lは、最少紙間Lminと記録材S1のすれ違い可能領域L1から算出される。記録材S1のすれ違い面は、記録材S1の1面目として画像形成を行った面となる。記録材S1が反転して両面搬送路に搬送される際に記録材S2とすれ違うことができるすれ違い可能領域L1は、記録材S1の1面目の搬送方向の先端側となる。よって、すれ違い搬送を行うためには、最少紙間Lminと記録材S1が反転開始されてから1面目に形成された画像領域分だけ搬送された後のタイミングで記録材S2とすれ違わせればよい。このタイミングですれ違いを行うことによって、記録材S1及び記録材S2共に画像不良を発生することなくすれ違い搬送をすることが可能となる。
このような条件を鑑み、記録材S1と記録材S2の紙間Lは、L=Lmin+(LS1−L1)となる。さらに、紙間Lと先の式(1)より、記録材S2の給紙タイミングを決定することができる。ただし紙間LはL>=Lminとなる。なお、記録材S2が中間排紙ローラ117に到達する前に記録材S1が中間排紙ローラ117を抜けている必要がある場合は、LJ+(LS1−(反転位置RPから中間排紙ローラ117までの距離))とLminを比較し、長い方を紙間Lとして設定する。
このように、先行紙と後続紙のすれ違い面に形成される印字領域に応じて、先行紙と後続紙の重ね合わせを行う領域を制御する。これにより、両面搬送路において先行紙と後続紙を重ねて搬送しても、互いの記録材に形成された画像に画像不良を発生することを防止できる。また、先行紙と後続紙を重ね合わせて搬送行うため、搬送間隔を短くすることができ、両面プリントの生産性を向上させることが可能となる。
(第3の実施形態)
本実施形態においては、記録材S1のすれ違い面には画像形成が行われておらず、記録材S2のすれ違い面に画像形成が行われている状態で給紙タイミングを制御する方法について説明する。なお、先の第1及び第2の実施形態との差異は、後続紙である記録材S2の給紙タイミングの違いのみである。画像形成装置の構成や制御回路やフローチャート等は、先の第1及び第2の実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図10は、本実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図である。ここでは、記録材S1のすれ違い面に画像形成が行われておらず、記録材S2のすれ違い面に画像形成が行われている状態である。図10(A)は両面搬送部において、記録材S1と記録材S2がすれ違う様子を示した図である。図10(B)は記録材S1及び記録材S2のすれ違い面に形成される画像の印字領域を示している。なお、図中のLS1は記録材S1の長さを示している。LS2は記録材S2の長さを示している。L2は記録材S2の画像領域外であるすれ違い可能領域を示している。
本実施形態において、記録材S1と記録材S2のすれ違い搬送を行う際の紙間Lは、最少紙間Lminと記録材S2のすれ違い可能領域L2から算出される。記録材S2のすれ違い面は、記録材S2の1面目として画像形成を行った面となる。記録材S1が反転されて両面搬送路に搬送中に記録材S2がすれ違うことができるすれ違い可能領域L2は、記録材S2の1面目の搬送方向の後端側となる。よって、すれ違い搬送を行うためには、記録材S1が反転開始されてから最少紙間Lminと記録材S1の長さから記録材S2のすれ違い可能領域L2を引いた距離分だけ搬送された後のタイミングで記録材S2とすれ違わせればよい。このタイミングですれ違いを行うことによって、記録材S1及び記録材S2共に画像不良を発生することなくすれ違い搬送をすることが可能となる。
このような条件を鑑み、記録材S1と記録材S2の紙間Lは、L=Lmin+(LS1−L2)とな。さらに、紙間Lと先の式(1)より、記録材S2の給紙タイミングを決定することができる。ただし紙間LはL>=Lminとなる。なお、記録材S2が中間排紙ローラ117に到達する前に記録材S1が中間排紙ローラ117を抜けている必要がある場合は、LJ+(LS1−(反転位置RPから中間排紙ローラ117までの距離))とLminを比較し、長い方を紙間Lとして設定する。
このように、先行紙と後続紙のすれ違い面に形成される印字領域に応じて、先行紙と後続紙の重ね合わせを行う領域を制御する。これにより、両面搬送路において先行紙と後続紙を重ねて搬送しても、互いの記録材に形成された画像に画像不良を発生することを防止できる。また、先行紙と後続紙を重ね合わせて搬送行うため、搬送間隔を短くすることができ、両面プリントの生産性を向上させることが可能となる。
(第4の実施形態)
本実施形態においては、記録材S1のすれ違い面及び記録材S2のすれ違い面に画像形成が行われている状態で給紙タイミングを制御する方法について説明する。なお、先の第1乃至第3の実施形態との差異は、後続紙である記録材S2の給紙タイミングの違いのみである。画像形成装置の構成や制御回路やフローチャート等は、先の第1乃至第3の実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図11は、本実施形態における記録材S1と記録材S2の給紙タイミングの決定方法を示した図である。ここでは、記録材S1及び記録材S2のすれ違い面に画像形成が行われている状態である。図11(A)は両面搬送部において、記録材S1と記録材S2がすれ違う様子を示した図である。図11(B)は記録材S1及び記録材S2のすれ違い面に形成される画像の印字領域を示している。なお、図中のLS1は記録材S1の長さを示している。LS2は記録材S2の長さを示している。L1は記録材S1の画像領域外であるすれ違い可能領域を示している。L2は記録材S2の画像領域外であるすれ違い可能領域を示している。
本実施形態において、記録材S1と記録材S2のすれ違い搬送を行う際の紙間Lは、最少紙間Lminと記録材S1のすれ違い可能領域L1と記録材S2のすれ違い可能領域L2から算出される。以下、L1<=L2となる場合と、L1>L2となる場合について、紙間L及び記録材S2の給紙タイミングを算出する方法について説明する。
L1<=L2となる場合は、記録材S1のすれ違い可能領域L1に基づき紙間L及び記録材S2の給紙タイミングを算出することができる。記録材S1のすれ違い可能領域L1に基づき、紙間Lを求める方法は、先の第2の実施形態で説明した方法と同様である。よって、紙間LはL=Lmin+(LS1−L1)となる。さらに、紙間Lと先の式(1)より、記録材S2の給紙タイミングを決定することができる。ただし紙間LはL>=Lminとなる。
L1>L2となる場合は、記録材S2のすれ違い可能領域L2に基づき紙間L及び記録材S2の給紙タイミングを算出することができる。記録材S2のすれ違い領域に基づき、紙間Lを求める方法は、先の第3の実施形態で説明した方法と同様である。よって、紙間LはL=Lmin+(LS1−L2)となる。さらに、紙間Lと先の式(1)より、記録材S2の給紙タイミングを決定することができる。ただし紙間LはL>=Lminとなる。なお、記録材S2が中間排紙ローラ117に到達する前に記録材S1が中間排紙ローラ117を抜けている必要がある場合は、LJ+(LS1−(反転位置RPから中間排紙ローラ117までの距離))とLminを比較し、長い方を紙間Lとして設定する。
このように、先行紙と後続紙のすれ違い面に形成される印字領域に応じて、先行紙と後続紙の重ね合わせを行う領域を制御する。これにより、両面搬送路において先行紙と後続紙を重ねて搬送しても、互いの記録材に形成された画像に画像不良を発生することを防止できる。また、先行紙と後続紙を重ね合わせて搬送行うため、搬送間隔を短くすることができ、両面プリントの生産性を向上させることが可能となる。
101 レーザビームプリンタ
116 三連ローラ
117 中間排紙ローラ
122 両面搬送ローラ
201 CPU
RP 反転位置
JP 分岐点

Claims (5)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された記録材を画像形成装置外に排出するため第1の方向に搬送する、又は前記画像形成手段により画像が形成された記録材を前記第1の方向とは異なる第2の方向に搬送する両面搬送手段と、
    先に搬送されている記録材である先行紙が前記両面搬送手段により前記第2の方向に搬送され、次に搬送されている記録材である後続紙が前記両面搬送手段により前記第1の方向に搬送される際に、前記先行紙と前記後続紙のすれ違いのタイミングを制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記先行紙のすれ違い面に形成された画像領域と、前記後続紙のすれ違い面に形成された画像領域とに基づき前記先行紙と前記後続紙のすれ違いタイミングを制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記先行紙及び前記後続紙のすれ違い面において、前記先行紙の搬送方向の先端の画像形成されていない領域と前記後続紙の搬送方向の後端の画像形成されていない領域とをすれ違い可能領域と判断し、前記先行紙と前記後続紙のすれ違いタイミングを制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記先行紙及び前記後続紙のすれ違い面に形成された画像が重なり合わないように、前記すれ違いタイミングを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記両面搬送手段は、三連ローラであり、前記第1の方向に搬送することと、前記第2の方向に搬送することを同時に行うことが可能であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の方向は、第1の面に画像が形成された記録材の第2の面に画像を形成させるために記録材を搬送する方向であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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