JP4300963B2 - シート反転装置、画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置で用いられ、画像形成後のシートの表裏を反転するシート反転装置および画像形成装置に関する。
従来の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、例えば画像形成部で作成したトナー像を定着部でシートに転写、定着した後に、機外の排出トレイに排出するようになっている。ここで例えば、搬送されるシートの上面にトナー像が形成されるタイプの画像形成装置にあっては、ページ順に画像形成を行うと、排出トレイ上には本来のページ順とは逆順にシートが積載されてしまうことになるため、画像形成後のシートの表裏を反転した後、排出トレイに排出したいという要請がある。
この種の要請に対し、従来、定着部と排出トレイとの間にシートのスイッチバック機構を設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1では、定着装置から排出されるシート搬送する第1の搬送ローラ対と、第1の搬送ローラ対により搬送されるシートをスイッチバックさせるためのスイッチバックパスに設けられたスイッチバックローラ対と、スイッチバックローラ対によりスイッチバックされたシートを排出トレイに向けて搬送する第2の搬送ローラ対とを備えており、所定のタイミングでスイッチバックローラ対を逆回転させることで、シートをスイッチバックするようになっている。
特開平9−278251号公報(第5頁、図1)
ところで、上述したスイッチバック機構を用いた場合において、更なる生産性の向上を図るためには、搬送される用紙の供給間隔を狭めることが有効である。しかしながら、用紙の供給間隔を狭めていくと、スイッチバックパス内でスイッチバックパスから排出されるシートとスイッチバックパスに搬入されるシートとの間ですれ違いが発生してしまうことになる。このようなシート同士のすれ違いが発生すると、シート同士のこすれによってシート上のトナー像が剥がれ易くなり、画像ディフェクトを招いてしまう。特に、特許文献1のように、スイッチバックパスを湾曲して構成するような場合には、シート同士のこすれが顕著なものとなってしまう。
かかる問題に対し、上記特許文献1に記載の技術では、スイッチバックパスの湾曲部にスイッチバックパスに搬入されるシートとスイッチバックパスから排出されるシートとを分離するための分離ガイドを設けているが、分離ガイドを設けた場合にも、こすれによる画像ディフェクトを防止することは困難である。また、分離ガイドを設けた場合において、スイッチバックパスから排出されるシートが分離ガイドに当接している状態でスイッチバックパスに新たなシートが搬入されてくると、排出されるシートと分離ガイドとの間のわずかな隙間に、この新たなシートの先端部が突っ込んでしまい、搬入されるシートに座屈が生じてしまうおそれがあった。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、シートを反転搬送する際に生じる画像ディフェクトを抑制することにある。
また他の目的は、シートを反転搬送する際におけるシートの座屈を抑制することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用されるシート反転装置は、シートが搬送される第1のシート搬送経路と、第1のシート搬送経路より搬入されたシートの表裏を反転して排出する反転搬送経路と、反転搬送経路より排出されたシートが搬送される第2のシート搬送経路と、第1のシート搬送経路から反転搬送経路に搬送されるシートを冷却する冷却機構と
を含んでいる。
ここで、冷却機構は、反転搬送経路に風を送るファンからなることを特徴とすることができる。また、第1のシート搬送経路から第2のシート搬送経路または第1のシート搬送経路から反転搬送経路にシートの搬送方向を切り換える切換部材をさらに備え、この切換部材には、ファンからの送風を通過させるための開口が形成されることを特徴とすることができる。さらに、第1のシート搬送経路と第2のシート搬送経路と反転搬送経路との間には、シートを案内する案内部材をさらに備え、案内部材には、ファンからの送風を通過させるための開口が形成されることを特徴とすることができる。そして、第1のシート搬送経路には、トナー像が加熱定着されたシートが搬送されることを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用されるシート反転装置は、シートが搬送される第1のシート搬送経路と、第1のシート搬送経路より搬入されたシートの表裏を反転して排出する反転搬送経路と、反転搬送経路より排出されたシートが搬送される第2のシート搬送経路と、第1のシート搬送経路から反転搬送経路に搬送されるシートと反転搬送経路から第2のシート搬送経路に搬送されるシートとの間に風を送る送風部材とを含んでいる。
ここで、反転搬送経路は、所定の湾曲部を有していることを特徴とすることができる。また、この反転搬送経路に設けられる湾曲部には、第1のシート搬送経路から反転搬送経路に搬送されるシートと反転搬送経路から第2のシート搬送経路に搬送されるシートとを分離する分離ガイドを備えることを特徴とすることができる。
さらに他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、シート上に画像を形成する画像形成部と、画像形成部によってシート上に形成された画像を加熱定着する定着部と、定着部から排出されたシートが搬送される第1のシート搬送経路と、第1のシート搬送経路より搬入されたシートの表裏を反転して排出する反転搬送経路と、反転搬送経路より排出されたシートが搬送される第2のシート搬送経路と、第1のシート搬送経路から反転搬送経路に搬送されるシートを冷却する冷却機構とを含んでいる。
本発明によれば、シートを反転搬送する際に生じる画像ディフェクトを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
―実施の形態1―
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置1の概略構成を示している。この画像形成装置1は、例えば電子写真方式によってトナー像が形成される感光体ドラム11、感光体ドラム11に対向配置されて感光体ドラム11上に形成されたトナー像をシートとしての用紙Pに転写するための転写ベルトユニット12、転写されたトナー像を用紙に定着させる定着部としての定着装置20を有している。ここで、定着装置20は、互いに圧接配置される加熱ロール21および加圧ロール22を有しており、画像形成部を構成する感光体ドラム11および転写ベルトユニット12にてトナー像が転写された用紙Pを加熱、加圧することで定着を行っている。また、画像形成装置1の側面には、画像形成後の用紙Pを排出するための排出トレイ2が取り付けられている。
次に、用紙搬送系について説明する。用紙搬送系は、用紙Pを積載する複数(本実施の形態では三つ)の用紙トレイ31〜33を有している。また、各用紙トレイ31〜33の上部には、積載された用紙Pに接触して上面から取り上げる引き込みロール(ナジャーロール)34を有し、さらにその下流側には用紙を一枚ずつ捌く供給ロールおよび捌きロールからなる用紙捌き部35、その下流側には用紙Pを一旦停止させた後に所定のタイミングを持って再送するテイクアウェイロール36を有している。このテイクアウェイロール36は、より下段のトレイ32,33から用紙Pが供給される場合には、その用紙Pを単純に用紙経路に搬送するための搬送ロールとして機能する。このテイクアウェイロール36の下流側に当たる用紙経路41には、用紙をさらに下流側のロールまで搬送すると共にループ形成を行うプレレジロール37、一旦、停止した後にタイミングを合わせて回転を再開し、感光体ドラム11と転写ベルトユニット12とによって形成される転写部に対してレジストレーション調整を施しながら用紙Pを供給するレジストレーションロール(レジロール)38を有している。
また、本実施の形態では、両面モード選択時に、定着装置20で片面定着済みの用紙Pを反転させて、再度転写部へと送り込むための用紙戻し搬送機構が設けられている。さらに、本実施の形態では、反転排出モード選択時に、この用紙戻し搬送機構を用いて、定着装置20で定着済みの用紙Pを反転させてから排出トレイ2に排出することも可能となっている。この用紙戻し搬送機構は、定着装置20からの用紙排出経路42に直線状に接続される外部排出経路43に対して下方側に分岐する用紙分岐経路44を設け、この用紙分岐経路44には、この用紙分岐経路44に対してほぼ直角に側方に向かう用紙反転経路45を設けると共に、この用紙反転経路45からプレレジロール37手前の用紙経路41に戻る用紙戻し経路46を連通接続したものである。そして、用紙排出経路42,外部排出経路43,用紙分岐経路44,用紙反転経路45,用紙戻し経路46には、適宜数の搬送ロール47が設けられており、特に、用紙反転経路45に設けられる搬送ロール47は適宜タイミングで正逆転するようになっている。ここで、本実施の形態では、用紙排出経路42が第1のシート搬送経路として、用紙分岐経路44および用紙反転経路45が反転搬送経路として、外部排出経路43が第2のシート搬送経路として、それぞれ機能するようになっている。
なお、画像形成装置1内には、画像形成時における各種制御の他、用紙Pの供給、搬送動作等を制御するコントローラ50が設けられている。
図2は、シート反転装置としての用紙戻し搬送機構のうち、用紙排出経路42,外部排出経路43,用紙分岐経路44,用紙反転経路45,用紙戻し経路46の分岐部近傍を拡大した図である。用紙排出経路42,外部排出経路43,用紙分岐経路44の間には、用紙排出経路42より搬送される用紙Pの搬送先を外部排出経路43あるいは用紙分岐経路44に切り換え、また、用紙反転経路45を介して用紙分岐経路44に反転搬送される用紙Pの搬送先を外部排出経路43のいずれかに切り換えるための切換部材としての第1の切換ゲート60が取り付けられている。この第1の切換ゲート60は、軸61を中心に揺動自在に配設されており、その上面と下面とを貫通する開口部62が形成されている。また、用紙分岐経路44,用紙反転経路45,用紙戻し経路46の間には、用紙排出経路42,用紙分岐経路44を介して用紙反転経路45に搬入され、反転搬送される用紙Pの搬送先を用紙分岐経路44あるいは用紙戻し経路46のいずれかに切り換えるための第2の切換ゲート70が取り付けられている。この第2の切換ゲート70は、軸71を中心に揺動自在に配設されている。さらに、用紙排出経路42と外部排出経路43との接続部上部側には、開口48が形成されており、その上には、この開口48を介して用紙経路内にエアを吹き付ける冷却機構および送風部材としてのファン80が設置されている。
ここで、図3は、第1の切換ゲート60の斜視図を示している。第1の切換ゲート60に設けられる開口部62は、用紙搬送方向(図中矢印で示す)に直交する方向に複数並列に配置されており、用紙Pの搬送時に、用紙先端が開口部62に引っ掛かったりしないようになっている。この第1の切換ゲート60は、例えば板金や樹脂材料によって構成することができる。また、第2の切換ゲート70についても、同様に板金や樹脂等によって構成することができる。
次に、この画像形成装置1の動作について説明する。
図示しないパーソナルコンピュータやスキャナ等より画像信号が入力されると、コントローラ50は、所定の画像形成動作を実行させる。まず、感光体ドラム11が回転駆動され、得られた画像信号に基づいて感光体ドラム11上にトナー像が形成される。そして、感光体ドラム11に形成されたトナー像は、感光体ドラム11に担持された状態で転写ベルトユニット12と対向する転写部へと送り込まれる。一方、得られた画像信号に応じて自動的に選択されたトレイの用紙Pは、転写部に感光体ドラム11上のトナー像が到達するタイミングに合わせてレジストロール38により送り込まれる。例えば、選択されたトレイが用紙トレイ31である場合には、引き込みロール34によって取り出され、用紙捌き部35で一枚ずつに捌かれた用紙Pがテイクアウェイロール36によって搬送され、用紙経路41を経由してプレレジロール37にてその姿勢が補正された後、レジストロール38により転写部へと送り込まれる。そして、転写部では、感光体ドラム11に担持されたトナー像が転写ベルトユニット12によって用紙Pに転写される。その後、トナー像が転写された用紙Pは定着装置20に送られて加熱加圧定着がなされる。
ここで、定着後の用紙Pをそのまま排出する通常モードが選択されている場合には、用紙Pの搬送方向先端が到達する以前に第1の切換ゲート60を下方向に揺動させておく。これにより、定着後の用紙Pは、用紙排出経路42から外部排出経路43を経由してそのまま排出トレイ2に排出される。
また、定着後の用紙Pを反転搬送して再度画像形成を行う両面モードが選択されている場合には、用紙Pの搬送方向先端が到達する以前に第1の切換ゲート60を上方向に揺動させておく。これにより、定着後の用紙Pは、用紙排出経路42から用紙分岐経路44に搬送される。さらに、用紙Pの搬送方向先端が到達する以前に第2の切換ゲート70を下向きに揺動させておく。これにより、用紙分岐経路44を搬送される用紙Pは、用紙分岐経路44から用紙反転経路45に搬送される。また、用紙反転経路45に搬入された用紙Pの後端が用紙分岐経路44および第2の切換ゲート70を通過した直後のタイミングで、用紙反転経路45に配設された搬送ロール47を逆回転させ、同時に、第2の切換ゲート70を上向きに揺動させる。これにより、用紙Pは、用紙反転経路45から用紙戻し経路46を経由して用紙経路41へと戻される。以降は、同様にトナー像が用紙Pに転写、定着された後、用紙排出経路42から外部排出経路43を経由して排出トレイ2に排出される。
さらに、定着後の用紙Pの表裏を反転して排出する反転排出モードが選択されている場合には、用紙Pの搬送方向先端が到達する以前に第1の切換ゲート60を上方向に揺動させておく。これにより、定着後の用紙Pは、用紙排出経路42から用紙分岐経路44に搬送される。さらに、用紙Pの搬送方向先端が到達する以前に第2の切換ゲート70を下向きに移動させておく。これにより、用紙分岐経路44を搬送される用紙Pは、用紙分岐経路44から用紙反転経路45に搬送される。また、用紙反転経路45に搬入された用紙Pの後端が用紙分岐経路44および第1の切換ゲート60を通過した直後のタイミングで、用紙反転経路45に配設された搬送ロール47を逆回転させる。これにより、用紙Pは用紙反転経路45から用紙分岐経路44へと逆搬送される。そして、用紙分岐経路44を搬送される用紙Pの先端(もとの搬送状態では後端)が到達する前に第1の切換ゲート60を上方向に揺動させておく。これにより、用紙分岐経路44を搬送される用紙Pは用紙分岐経路44から外部排出経路43を経由し、表裏が反転した状態で排出トレイ2に排出される。
なお、これら第1の切換ゲート60,第2の切換ゲート70,搬送ロール47等の駆動制御も、コントローラ50によってなされる。
図4は、上述した反転排出モードにおける用紙搬送状態の一例を示している。反転排出モードでは、生産効率を向上させる目的で、前の用紙P(P1)が用紙分岐経路44から排出されている間に、次の用紙P(P2)が同じ用紙分岐経路44に搬入されてくるようにし、用紙Pの供給間隔を短くしている。このため、用紙分岐経路44内では、前の用紙P1と次の用紙P2とが互いに逆方向(用紙分岐経路44内において上下方向)に搬送されることになる。
画像形成動作時には、コントローラ50によってファン80が回転駆動されており、ファン80によって発生した気流は、用紙排出経路42と外部排出経路43との接続部上部側に形成された開口48および第1の切換ゲート60に形成された開口部62を経由して用紙分岐経路44内に流れる。すると、定着装置20から排出されたばかりの次の用紙P2のトナー像担持面側に対して、この気流が吹き付けられることになる。その結果、定着装置20によって加熱された状態にある次の用紙P2は冷却され、次の用紙P2上のトナー像は次の用紙P2に対して素早く且つしっかりと定着されることになる。これにより、用紙分岐経路44と用紙反転経路45とが接続される湾曲部において、この次の用紙P2のトナー像担持面が、逆方向に搬送される前の用紙P1によってこすられた場合に、次の用紙P2上のトナー像は十分に定着されているため、トナー像が次の用紙P2から剥がれ落ちて欠陥になるといった事態を防止することができる。
また、第1の切換ゲート60の開口部62から排出される気流は、用紙分岐経路44内に存在する前の用紙P1と次の用紙P2との間を流れることとなる。したがって、これら前の用紙P1と次の用紙P2とを物理的に分離することができ、両者の接触による擦れ及び画質欠陥の発生を防止することができる。
なお、この例では、反転排出モードにおいてファン80を回転駆動する例について説明を行ったが、上述した通常モードや両面モードにおいても、ファン80を回転駆動することにより、用紙P上のトナー像を素早く且つしっかりと定着することが可能になる。
また、この例では、反転排出モードをメインに説明を行ったが、例えば、第1のシート搬送経路としての用紙排出経路42から反転搬送経路としての用紙分岐経路44、用紙反転経路45を介して第2のシート搬送経路としての用紙戻し経路46へと用紙Pを搬送する両面モードにおいても、同様の効果を得ることができる。
―実施の形態2―
本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、用紙分岐経路44内に、用紙排出経路42から搬入される用紙Pと外部排出経路43に排出される用紙Pとを分離する分離ガイドを設けるようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5は、用紙排出経路42,外部排出経路43,用紙分岐経路44,用紙反転経路45,用紙戻し経路46の分岐部近傍を拡大した図である。本実施の形態では、用紙分岐経路44の下部側に形成される湾曲部であって、第2の切換ゲート70の揺動軌跡と重ならない位置に、用紙分岐経路44に沿って湾曲した分離ガイド49が形成されている。
本実施の形態では、用紙分岐経路44内に分離ガイド49を設けることにより、より容易に前の用紙P1と次の用紙P2との接触、こすれを防止することができる。また、ファン80を用いて用紙分岐経路44内に気流を送り込むことで、前の用紙P1と次の用紙P2とを物理的に分離しているため、前の用紙P1が分離ガイド49に当接している状態で次の用紙P2が入ってきた場合に、前の用紙P1と分離ガイド49との間に形成されるわずかな隙間に次の用紙P2が入り込み、座屈を生じるという事態を防止することができる。
―実施の形態3―
本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、用紙排出経路42,外部排出経路43,用紙分岐経路44の間に第1の切換ゲート60の他に、固定配設されるシュートを設けるようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6は、用紙排出経路42,外部排出経路43,用紙分岐経路44,用紙反転経路45,用紙戻し経路46の分岐部近傍を拡大した図である。本実施の形態では、用紙排出経路42,外部排出経路43,用紙分岐経路44の間に第1の切換ゲート60のみを配設するのではなく、固定配置される案内部材としてのシュート90と、軸93を中心に揺動自在に配設される第1のゲート92とを設け、シュート90に開口としての開口部91を形成するようにしたものである。
本実施の形態では、用紙Pの搬送経路を切り換えるゲートとしての機能とファン80からの気流を送風する機能とを分離しているが、このような場合にも、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
本実施の形態が適用される画像形成装置を示す図である。 実施の形態1において、用紙排出経路,外部排出経路,用紙分岐経路,用紙反転経路,用紙戻し経路の分岐部近傍を拡大した図である。 第1の切換ゲートの斜視図である。 反転排出モードにおける用紙搬送状態の一例を示す図である。 実施の形態2において、用紙排出経路,外部排出経路,用紙分岐経路,用紙反転経路,用紙戻し経路の分岐部近傍を拡大した図である。 実施の形態3において、用紙排出経路,外部排出経路,用紙分岐経路,用紙反転経路,用紙戻し経路の分岐部近傍を拡大した図である。
符号の説明
1…画像形成装置、11…感光体ドラム、20…定着装置、31〜33…用紙トレイ、34…引き込みロール(ナジャーロール)、35…用紙捌き部、36…テイクアウェイロール、37…プレレジロール、38…レジストレーションロール(レジストロール)、41…用紙経路、42…用紙排出経路、43…外部排出経路、44…用紙分岐経路、45…用紙反転経路、46…用紙戻し経路、47…搬送ロール、48…開口、49…分離ガイド、50…コントローラ、60…第1の切換ゲート、61…軸、62…開口部、70…第2の切換ゲート、71…軸、80…ファン、90…シュート、91…開口部、92…第1のゲート、93…軸、P…用紙、P1…前の用紙、P2…次の用紙

Claims (9)

  1. 画像が形成されたシートが搬送される第1のシート搬送経路と、
    前記第1のシート搬送経路より搬入されたシートの搬送方向を反転させて排出する反転搬送経路と、
    前記反転搬送経路より排出されたシートが搬送される第2のシート搬送経路と、
    前記反転搬送経路において前記第1のシート搬送経路から当該反転搬送経路を介して前記第2のシート搬送経路に排出される前のシートと当該第1のシート搬送経路から当該反転搬送経路に搬入される次のシートとの間に、当該次のシートの搬送方向上流側から風を送る送風部材と
    を含むシート反転装置。
  2. 前記送風部材は、前記次のシートの前記画像の形成面に対して風を送ることを特徴とする請求項1記載のシート反転装置。
  3. 前記第1のシート搬送経路が前記反転搬送経路の上方に配置され、
    前記送風部材は、前記反転搬送経路の上方から下方に向けて風を送ることを特徴とする請求項1または2記載のシート反転装置。
  4. 前記第1のシート搬送経路から前記第2のシート搬送経路または当該第1のシート搬送経路から前記反転搬送経路にシートの搬送方向を切り換える切換部材をさらに備え、
    前記切換部材には、前記送風部材から送られる風を通過させるための開口が形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート反転装置。
  5. 前記第1のシート搬送経路と前記第2のシート搬送経路と前記反転搬送経路との間には、シートを案内する案内部材をさらに備え、
    前記案内部材には、前記送風部材から送られる風を通過させるための開口が形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート反転装置。
  6. 前記反転搬送経路は、所定の湾曲部を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のシート反転装置。
  7. 前記反転搬送経路に設けられる前記湾曲部には、前記第1のシート搬送経路から当該反転搬送経路に搬送されるシートと当該反転搬送経路から前記第2のシート搬送経路に搬送されるシートとを分離する分離ガイドを備えることを特徴とする請求項6記載のシート反転装置。
  8. シート上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記シート上に形成された画像を加熱定着する定着部と、
    前記定着部から排出されたシートが搬送される第1のシート搬送経路と、
    前記第1のシート搬送経路より搬入されたシートの搬送方向を反転して排出する反転搬送経路と、
    前記反転搬送経路より排出されたシートが搬送される第2のシート搬送経路と、
    前記反転搬送経路において前記第1のシート搬送経路から当該反転搬送経路を介して前記第2のシート搬送経路に排出される前のシートと当該第1のシート搬送経路から当該反転搬送経路に搬入される次のシートとの間に、当該次のシートの搬送方向上流側から風を送る送風部材と
    を含む画像形成装置。
  9. 前記送風部材は、前記次のシートの前記画像の保持面に向けて風を送ることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
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