JP2006082937A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サイズの異なるシートが混載された場合でも、生産性を低下させることなくシートに画像を形成することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 判定部により異なるサイズのサイズ差に基づいて突き当て部材51の位置変更が必要か否かを判定する。そして、判定部の判定結果と、異なるサイズのシートのサイズ差に基づいてシフト部材60の移動幅の変更、突き当て部材51の位置の変更を選択する選択部は、突き当て部材51の位置変更が不要と判定されたとき、シフト部材60の変更された移動幅を移動する時間が、シフト部材60により搬送されるシートが画像転写位置に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、収まる場合には、シフト部材60の移動幅を変更を選択し、収まらない場合には判定部による突き当て部材51の位置変更不要の判定にかかわらず突き当て部材51の位置の変更を選択する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に異なるサイズのシートに連続して画像を形成することのできるものに関する。
従来、画像形成部を備えた電子写真プリンタ等の画像形成装置においては、シート上の所定の位置に画像を形成することができるよう、シートを画像形成部に搬送するまでに斜行を補正するようにしている。
図11は、このような従来の画像形成装置の構成を示す図であり、この画像形成装置においては、画像形成の際には、まず給紙ローラ108a,108bにより複数枚のシートPa,Pbを収容したカセット107a,107bからシートPa,Pbを一枚ずつ送り出した後、画像形成部100に設けられた感光ドラム105と転写ローラ104とにより構成される転写部101に搬送し、この転写部101において感光ドラム上に形成されたトナー像をシート上に転写する。
そして、このようにトナー像が転写されたシートPa,Pbを、定着部106に搬送し、この定着部106において加圧かつ加熱することで、シートに転写された画像をシートPa,Pbに定着させ、この後、画像形成装置の機外に排出するようにしている。
ところで、このような画像形成の際、シートPa,Pbに対してレジストレーションの取れた良好な画像を形成するためには、シートPa,Pbを画像形成部(転写部)に対して斜行することなく、かつ搬送方向に対して真っ直ぐに搬送する必要がある。
このため、例えば、カセット107a,107bにサイズ規制板71a,71bを設け、このサイズ規制板71a,71bによりカセット107a,107bに収容された複数枚のシートPa,Pbを、搬送方向に対して平行に載置するようにしているが、このような機構を以ってしても画像形成部100に達する前にシートが斜行する場合がある。
ここで、このような場合に備えて画像形成部100の直前に不図示のレジストレーションローラを設けると共に、停止状態のレジストレーションローラにシートを突き当ててシートにループを形成することにより、斜行を補正するようにしている。なお、このように斜行を補正した後、レジストレーションローラを回転させることによりシートを画像形成部に案内するようにしている。
しかし、このようなレジストレーションローラを用いた場合、斜行は十分に補正できるが、シートの搬送をレジストレーションローラの位置で一旦停止させなければならず、このことはオン・デマンド・プリンタのように高い生産性が求められる電子写真プリンタにとってボトルネックとなっていた。また、シートをレジストレーションローラに突き当てただけでは、搬送方向に対して直交する方向のレジストレーション(横レジストレーション)を合わせることができないという問題もあった。
そこで、従来は、図11に示すように画像形成部100の直前で搬送方向に対してシートを斜めに搬送しつつ、搬送方向に対して平行な突き当て板に突き当てて斜行を補正する斜行補正機構102を設けることで、シートの搬送を停止することなく斜行を補正する方法が提案されている(例えば特許文献1)。
ここで、このように突き当て板にシートを突き当てた場合、シートは搬送方向に対して直交する位置が必ず同じで搬送されるため、横レジストレーションもしっかり取ることができる。
また、このような斜行補正機構102の場合、シートは搬送方向の一辺が突き当て板に接した状態で搬送されるため、シート上の所定の位置に画像を転写することができるよう、シートのサイズによって突き当て板の位置を変更するようにしたものや、図11に示すように斜行補正機構102の下流にシフト機構、例えばシフトローラ103を設け、このシフトローラ103によりシートを搬送方向に対して直交する方向(以下、幅方向という)に移動させるようにしたものがある。
なお、所謂、中央基準のようにシートサイズに応じて突き当て板の位置を変更させることによって、或はシフトローラ103を幅方向へ移動させることによって、例えばシートを常に画像形成部100の中央に位置させて画像形成するようにすることにより、画像形成装置内のシート搬送ローラの磨耗位置を中央に集め、シートの斜行を低減させることができる。また、ステイプラや折り機などのシート処理装置に対して常に中央位置のシートを送り、中央位置出し精度を上げることもできる。
特開2002−370850号公報
ところで、最近ではオン・デマンド・プリンティングへのニーズが高まり、あらゆるタイプのシートに対して良好に、かつ高速に画像を形成することのできる画像形成装置が求められている。ここで、このような従来の画像形成装置において、例えばA4サイズのシート(297mm×210mm)とB4サイズのシート(364mm×257mm)を混載し、これらサイズの異なるシートに対して交互に画像を形成するプリンタジョブが設定されることがある。そして、このようなジョブが設定されたとき、シートサイズごとに突き当て板の位置を変更する、あるいはシフトローラ60のシフト幅を変更することで対処している。
ところが、このような場合、突き当て板の位置移動には例えば最大6000msを要し、またシフト幅を変更するにしても、シフトローラ60は、シフトローラ60から画像形成部100(転写部101)までシートが搬送されるまでの間にシートの移動を完了させる必要があるため、シフト幅の変更にも限界がある。
また、シートの幅方向の長さが短く、シートと突き当て板との距離が長い場合には、十分にシートを突き当て板に突き当てられないことがある。そのため混載されるシートサイズによっては著しく生産性を低下することがあった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、サイズの異なるシートが混載された場合でも、生産性の低下を最小限に抑えることのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートのサイズに応じて設定される突き当て位置に移動可能な突き当て部材に、斜送手段によりシートを斜送して突き当てて斜行を補正する斜行補正機構と、前記斜行補正機構により斜行が補正されたシートを搬送基準位置に移動させながら下流側の搬送手段に搬送するシフト部材と、を備えたシート整合機構を有し、連続して搬送されて来るサイズの異なるシートを前記シート整合機構により順次整合が可能な画像形成装置において、前記シートのサイズに応じた突き当て位置に前記突き当て部材を移動させる制御を行う突き当て位置制御部と、前記シフト部材のシフト移動を制御するシフト幅制御部と、前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて前記突き当て部材の移動が要か否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果と前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて、前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動動作又は前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作のいずれかを選択する選択部と、を備え、更に前記選択部は、前記判定部により前記突き当て部材の位置の移動が不要と判定されたときに、前記シフト部材によるシートを前記搬送基準位置までシフトさせる時間が、該シフト部材により搬送されるシートが前記下流側の搬送手段に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、時間内に収まる場合には前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作を選択し、時間内に収まらない場合には前記判定部による前記突き当て部材の移動が不要の判定にかかわらず前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動を選択することを特徴とするものである。
また本発明は、シートのサイズに応じて設定される突き当て位置に移動可能な突き当て部材に、斜送手段によりシートを斜送して突き当てて斜行を補正する斜行補正機構と、前記斜行補正機構により斜行が補正されたシートを搬送基準位置に移動させながら下流側の搬送手段に搬送するシフト部材と、を備えたシート整合機構を有し、連続して搬送されて来るサイズの異なるシートを前記シート整合機構により順次整合が可能な画像形成装置において、前記シートのサイズに応じた突き当て位置に前記突き当て部材を移動させる制御を行う突き当て位置制御部と、前記シフト部材のシフト移動を制御するシフト幅制御部と、前記画像形成部の像担持体への画像書き出し位置を変更する画像書き出し位置制御部と、前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて前記突き当て部材の移動が要か否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果と前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて、前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動動作、前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作、前記画像書き出し位置制御部による前記画像書き出し位置の変更を選択する選択部と、を備え、更に前記選択部は、前記判定部により前記突き当て部材の位置の移動が不要と判定されたときに、前記シフト部材によるシートを前記搬送基準位置までシフトさせる時間が、該シフト部材により搬送されるシートが前記下流側の搬送手段に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、時間内に収まる場合には前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作を選択し、時間内に収まらない場合には前記画像書き出し位置制御部による画像書き出し位置の変更、或は前記判定部による前記突き当て部材の移動が不要の判定にかかわらず前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動を選択することを特徴とするものである。
本発明のように、突き当て部材の位置変更が不要と判定されたとき、シフト部材によるシフト時間が、シフト部材により搬送されるシートが下流側の搬送手段に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、収まる場合には、シフト部材のシフト動作を選択し、収まらない場合には判定部による突き当て部材の位置変更不要の判定にかかわらず突き当て位置制御部による突き当て部材の位置の変更を選択することにより、サイズの異なるシートが混載された場合でも、生産性の低下を最小限に抑えることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
図1において、1は画像形成装置、2は画像形成装置本体(以下、装置本体という)であり、この装置本体2は第1シャーシユニット2A及び第2シャーシユニット2Bにより構成されている。3Aは画像形成部であり、この画像形成部3Aは、感光体ドラム3、感光ドラム上に形成された潜像にトナーを付着させることによって顕像化する現像装置4、画像情報を感光ドラム3上に露光して潜像を形成する露光部5等を備えている。
なお、6はトナーを現像装置4に補給するホッパー部、7は感光ドラム上に顕像化された後、転写ベルト7aに転写されたトナー像をシート(記録媒体)に転写する2次転写ローラ7bを備えた転写部である。
また、9はシート収納部である左右のカセット9a,9bに収納されているそれぞれサイズの異なるシートを給送するシート給送部、10は転写後のシートを第2シャーシユニット側へと搬送する第1搬送ベルトユニット、11は第1シャーシユニット側でトナー像が転写され、未定着画像を載せたシートを第2シャーシユニット側へ搬送する第2搬送ベルトユニットである。なお、左右のカセット9a,9bには、シートを搬送方向に対して平行に載置するためのサイド規制板(図11参照)が設けられている。
12は第1シャーシユニット内で転写されたトナー画像をシート上に定着させる第1の定着部を構成する第1定着装置、15は第1定着装置12の下流に設けられ、グロスコントロールにより高画質化を達成するための第2の定着部を構成する第2定着装置である。
また、500は画像形成を終了したシートを機外に排出する外排紙パス、16は両面記録時に再給送するシートを誘導する再給紙搬送パスであり、503は第1定着装置12を通過させたシートを直接再給紙搬送パス16もしくは外排紙パス500へ送るための第1のシート搬送経路である定着搬送パスである。さらに、502は第2定着装置15が配置されると共に、定着搬送パス503から分岐した第2のシート搬送経路であるバイパス搬送パス、501は再給送するシートを反転する反転排紙パス、505は反転されたシートを転写ローラ7まで搬送する両面搬送パスである。
なお、8は不図示のファンを用いて第1シャーシ内部の排気を行う排気装置、13は第2シャーシユニット内の主に第1及び第2定着装置12,15の排熱を行う排気ダクト、21はキャスターである。
そして、このように構成された画像形成装置1において、画像形成動作が開始されると、カセット9a,9bに収納されているシートは、まずシート給送部9により、転写部7に搬送され、感光ドラム上に顕像化された後、転写ベルト7aに転写されたトナー像が転写される。
次に、このようにトナー像が転写されたシートは、第1搬送ベルトユニット10及び第2搬送ベルトユニット11により第1定着装置12に搬送され、この第1定着装置12により加熱・加圧されてトナー像が定着される。そして、このようにトナー像が定着されたシートは、片面モードの場合には、定着搬送パス503及び外排紙パス500を経て装置本体外に排出される。
また、シートの両面に画像を形成する両面モードの場合には、シートは、定着搬送パス503を経て再給紙搬送パス16に搬送され、この後、反転排紙パス501、両面搬送パス505を経て表裏が反転した状態で転写部7に搬送され、転写部7において裏面にトナー像が転写される。そして、このようにトナー像が転写されたシートは第1定着装置12においてトナー像が定着され、この後、定着搬送パス503及び外排紙パス500を経て装置本体外に排出される。
さらに、画像が形成されたシートを反転して排出する反転モードの場合は、シートは、定着搬送パス503を経て再給紙搬送パス16に搬送され、この後、反転排紙パス501において表裏が反転されて装置本体外に排出される。
なお、片面モード及び両面モードにおいて、画像品位をあげるようにする場合は、第1定着装置12においてトナー像が定着された後のシートを、バイパス搬送パス502に選択的に搬送し、このバイパス搬送パス502に設けられた第2定着装置15により再度加熱・加圧するようにしている。
ところで、上記転写部7と、シート給送部9との間には図2に示す斜行補正機構50と、シフトローラ60とが設けられている。
ここで、図2において、51は突き当て部材である突き当て板であり、この突き当て板51は、シートPが通過する搬送面を、固定部材53と共に構成し、且つ幅方向に移動可能な移動部材54の一側端部に垂設されている。また、52はシートPを斜送して突き当て板51に突き当てる斜送手段である斜送ローラであり、この斜送ローラ52は、後述する図3の(c)に示す固定部材53の下方に配置された斜送コロ55に対して固定部材53に設けられた不図示の開口部において、離間可能に設けられている。
そして、このような構成の斜行補正機構50に案内されたシートPは、図3の(a)に示すように斜送ローラ52と斜送コロ55により挟持されながら突き当て板51に向かって矢印Cの方向に斜めに搬送される。なお、この移動可能な突き当て板51の設定位置は、斜行を補正するシートのサイズに応じて設定され、後述するシートの搬送基準よりも一定量(例えば10mm)外側に設定されている。そして、後述するシフト搬送機構によってシートを前記一定量内側に戻すことにより、シートの端部が搬送基準と一致することになる。
ここで、斜送ローラ52と斜送コロ55とのニップ圧は弱いため、突き当て板51にシートPが突き当たると、シートPは突き当て板51に沿う方向に向きを変え、これにより斜行が補正される。なお、この突き当て板51(移動部材54)は後述するステッピングモータ33により矢印D方向に移動可能となっている。
また、シフトローラ60は、シートPを挟持した後、シートPを搬送しながら、後述するステッピングモータ34により、図3の(b)に示すように矢印A方向にシフト(移動)するようになっており、このようにシフトローラ60がシフトすることにより、シートP2は矢印A方向に移動しながら、矢印B方向に搬送される。なお、このシフト部材であるシフトローラ60とステッピングモータ34等により、斜行が補正されたシートPを幅方向にシフトさせながら画像形成部の画像転写位置に搬送するシフト搬送機構が構成される。
このように、シート給送部9により給送されたシートPは斜行補正機構50において斜行を補正され、さらにシフトローラ60(シフト搬送機構)により幅方向に搬送されてシートの搬送基準位置に移動しつつ、転写部7の画像転写位置まで搬送されるようになっている。なお、シートの搬送基準位置はシートのサイズに応じて異なり、本実施の形態では中央基準の装置で説明しているため、シートの搬送基準位置は搬送中心からシートの幅方向の長さの半分の寸法に対応する位置に設定される。そして、シートが搬送基準に沿って転写部7に搬送されることにより感光ドラム3から画像がシートの適正な位置に転写される。
ここで、シフトローラ60は、シートの適正な位置に画像が転写されるためには転写部7の画像転写位置にシートPが達するまでにシートの側端がシートの基準位置に到達するように、シートPを矢印A方向に移動させる必要がある。なお、このシフトローラ60にシートPが達すると、斜送ローラ52は上昇し、図3の(c)に示すように斜送コロ55から離間するようになっており、これよりシフトローラ60が移動する際、シートに、斜送ローラ52の負荷が加わらないようにしている。
ところで、本実施の形態においては、異なるサイズのシートが混載された場合、先行のシートと後行のシートの幅方向の長さの差(以下、サイズ差という)に応じて突き当て板51の位置変更、或はシフトローラ60のシフト(移動)幅を変更するようにしており、このように構成することにより、サイズ混載ジョブにおいても生産性の低下を最小限に抑えることができるようにしている。
次に、このような制御を行うための制御機構を、図4を用いて説明する。
図4において、23はCPUであり、このCPU23はユーザからのジョブを受け付けるとジョブ管理部24にジョブデータを蓄積し、1ページごとに画像形成動作を行う。また、25は判定部である斜行補正位置変更判定部であり、CPU23は連続する画像形成動作の間でシートサイズが変化したことを不図示のセンサ等により検知した場合、まずそのサイズ差(幅方向の長さ情報)を斜行補正位置変更判定部25に入力するようにしている。
そして、斜行補正位置変更判定部25では入力されたサイズ差が、斜送ローラ52による所定時間の斜送動作によっても突き当て板51にシートを突き当てることのできない所定の値以上(例えば30mm)だった場合、シートを十分に突き当て板51に突き当てられず斜行を補正できないと判断し、斜行補正位置変更、即ち突き当て板51の位置変更が必要であると判断する。
なお、図5は、このような斜行補正位置変更判定部25の判定動作を示すフローチャートであり、このフローチャートに示すように斜行補正位置変更判定部25では、CPU23からサイズ差情報を受け取ると、受け取ったサイズ差情報からサイズ差が所定値(30mm)以上であるかを判断し(S1)、サイズ差が所定値よりも大きければ(S1のY)、突き当て位置変更が要と判定し(S2)、またサイズ差が所定値よりも小さければ(S1のN)、突き当て位置変更が不要と判定し(S3)、この判断結果をCPU23に出力する。
また、図4において、30は突き当て板51の位置を変更するか、シフトローラ60のシフト幅を変更するかを選択する選択部である移動機構選択部であり、CPU23は斜行補正位置変更判定部25から判定結果が入力されると、その判定結果と、サイズ差を移動機構選択部30に入力するようにしている。
そして、この移動機構選択部30はCPU23から入力された斜行補正位置変更判定部25の判定結果に基づき、例えば突き当て位置変更が必要(位置変更要)という場合には、突き当て板位置制御部31にサイズ差に応じた移動距離をセットする。
また、斜行補正位置変更判定部25の判定結果が、例えば突き当て位置変更が不要(位置変更不要)という場合には、サイズ差に基づいて突き当て位置制御部である突き当て板位置制御部31、もしくはシフト幅制御部であるシフト幅制御部32のいずれかに移動距離をセットし、突き当て板51を移動させるステッピングモータ33、もしくはシフトローラ60をシフトさせるステッピングモータ34を指定された距離移動するように駆動させるようにしている。
なお、図6はこのような移動機構選択部30の移動機構選択動作を示すフローチャートであり、このフローチャートに示すように、例えば中央基準の場合、突き当て板51の位置がA4サイズのシート(幅297mm)の斜行を補正することのできる位置にあるとき、LTRサイズのシート(幅279.4mm)が到来した場合、移動機構選択部30は、まずCPU23からそのサイズ差データ(17.6mm)と、斜行補正位置変更判定部25の判定結果を受け取り(S10のY)、斜行補正位置変更判定部25の判定結果に基づいて、斜行補正位置変更が不要か否かを判断する(S11)。
ここで、斜行補正位置変更が必要と判断すると(S11のN)、突き当て板51による突き当て位置変更を選択する(S15)。そして、この選択に従って、突き当て板位置制御部31はステッピングモータ33を駆動し、突き当て板51をサイズ差に応じた距離だけ移動させる。通常、突き当て板51を移動させてシートのサイズに応じた位置で斜行補正を行った場合には、シフトローラ60によるシートを搬送基準位置に移動させるためのシフト動作の時間は、シフトローラ60から転写部7までのシート移動(到達)時間に収まるように設定されている。
一方、斜行補正位置変更が不要と判断すると(S11のY)、移動機構選択部30はシフトローラ60のシフト速度から、シフトローラ60がシートを搬送基準位置まで移動するのに必要なシフト時間を計算し(S12)、この後、シフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート移動(到達)時間に収まるか否かを判断する(S13)。
即ち、突き当て板51はシートのサイズに応じた設定位置に無いため、シフトローラ60によりシートを搬送基準位置まで移動させる時間がシートを転写部7までに移動する時間より短いとは限らないので、それを判断する必要がある。もし、転写部7までに移動する時間が短い場合には、シートが搬送基準位置に移動する前に転写部7に到達してしまい、シート上の画像の幅方向の位置が正規の位置からずれてしまう。
ここで、変更後のシフト移動時間は、例えばシフトローラ60によるシフト速度を後述するように100mm/sとすると共にA4サイズでのシフト時間を100msとし、さらに、このA4サイズでのシフト時間にサイズ差による移動時間88ms[=(17.6mm/2)/100mm/s]を加算すると、188msとなる。
また、シフトローラ60から転写部7までのシート移動(到達)時間を、例えば後述するように190msとすると、この場合、シフトローラ60のシフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート到達時間190msに収まるので(S13のY)、この場合には、シフトローラ60のシフト動作(幅変更)を選択する(S14)。そして、この選択に従って、シフト幅制御部32はステッピングモータ34を駆動し、シフトローラ60を移動させる。
また、シフトローラ60のシフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート到達時間190msに収まらない場合には(S13のN)、先に斜行補正位置変更を不要と判断したが、突き当て板51による突き当て位置変更を選択する(S15)。
つまり、シフトローラ60のシフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート到達時間190msに収まるようであれば(S13のY)、シフトローラ60による移動動作(シフト幅変更)を選択し(S14)、収まらないようであれば突き当て板51による突き当て位置変更を選択する(S15)。
次に、本実施の形態の実施例を図7を用いて説明する。
本実施例においては、例えば感光ドラム面の中央位置で画像形成を行うため、図7の(a)に示すように一定サイズのシート、例えばA4サイズのシートPを中央基準にて搬送する場合は、シフトローラ60によるシフト幅が10mmになる位置に突き当て板51を固定している。ここで、シフトローラ60のシフト速度を100mm/sとすると、シフトローラ60のシフト時間は100msとなる。
また、この状態で(b)に示すように、(a)に示すシートPに比べて幅方向の長さが10mm小さなサイズのシートP1が到来した場合、画像形成位置へのシフト幅は15mmとなり、この結果、この場合におけるシフトローラ60のシフト時間は150msとなる。
ここで、例えば、シフトローラ60から転写部7までの距離が95mm、シフトローラ60のシート搬送速度が500mm/sとすると、シフトローラ60に達したシートP,P1が転写部7に到達するまでの所要時間は190msとなるので、(a)及び(b)の場合は、シフトローラ60のシフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート到達時間190msに収まる。この場合には、突き当て板51を移動することなく、シフトローラ60のシフト幅の変更で画像形成位置にシートを移動できるので、シフトローラ60のシフト幅変更を選択する。
一方(c)に示すように、(a)に示すシートP1に比べて幅方向の長さが20mm小さなサイズのシートP3が到来した場合、画像形成位置へのシフト幅は20mmとなり、この場合におけるシフト時間は200msとなる。
つまり、このような(c)の場合は、シフトローラ60のシフト時間がシートP3の転写部7までの到達時間190msに収まらない。したがって、このような場合は、突き当て板51を移動させるようにする。
ところで、例えば(b)の場合、シフトローラ60のシフト幅を変更するのではなく、突き当て板51を移動するようにしても、画像形成位置にシートを移動させることができる。
しかし、本実施の形態においては、突き当て板51の移動もシフトローラ60の移動も、画像に対するレジストレーション精度が高まるようにステッピングモータ33,34の駆動ステップを細かくする必要があるため、移動速度を犠牲にしている。このため、本実施例において、この突き当て板51の移動速度を10mm/s程度としている。したがって、(b)の場合、突き当て板51の移動で対応しようとすれば1000msを要し、著しく生産性を低下させることになってしまう。
また、例えば本実施の形態による画像形成装置を60cpm(シフトローラ60によるシート搬送速度は500mm/s)、A4サイズのシートとLTRサイズのシートが1枚ごと交互に連続するジョブにおけるA4−LTRの最短紙間を568msとすると、この場合、既述したようにシートサイズ差が88mmであることから、突き当て位置変更の場合には880msを要するためA4−LTRの最短紙間568msに収まらず、この場合には45cpm程度まで生産性が低下する。
一方、シフト幅変更の場合は最長でも188msであるため、最短紙間568msに収まり、生産性は低下しない。
このように、斜行補正位置変更判定部25により異なるサイズのシートのサイズ差に基づいて突き当て板51の位置変更が不要と判定されたとき、シフトローラ60の変更された移動幅を移動する時間が、シフトローラ60により搬送されるシートが画像転写位置に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、収まる場合には、シフト幅制御部32によるシフトローラ60の移動幅を変更を選択し、収まらない場合には斜行補正位置変更判定部25による突き当て板51の位置変更不要の判定にかかわらず、突き当て板位置制御部31による突き当て板51の位置の変更を選択することにより、サイズの異なるシートが混載された場合でも、生産性の低下を最小限に抑えることができる。
ところで、これまでの説明においては、異なるサイズの混載においてシートサイズ差によって突き当て板51の移動、或はシフトローラ60の移動幅を変更する場合について述べてきたが、本発明は、これに限らず、シートに対する画像形成位置が変更可能な画像形成装置においては、シートサイズ差によってシフトローラ60の移動時間が画像形成間隔に収まらない場合は、画像形成位置を変更することにより生産性の低下を抑えることができる。
次に、このような本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と異なる部分を詳細に説明し、その他は第1の実施の形態と同じであるため、詳細な説明は省略する。
図8は、本実施の形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。なお、図8において、図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図8において、35は画像形成部の画像転写位置における画像書き出し位置を制御する画像書き出し位置制御部である画像位置制御部であり、この画像位置制御部35は、レーザードライバ36による画像書き出し位置の設定を変更することにより、シートに対する画像形成位置を変更するようにしている。即ち、像担持体である感光体ドラム3の表面へのレーザーの書き出し位置を変更することにより画像を転写するシートに対する感光体ドラム3の表面の画像の位置を調整することができるものである。
そして、本実施の形態において、移動機構選択部30は、CPU23から受け取った斜行補正位置変更判定部25の判定結果が位置変更要の場合、サイズ差に基づいて突き当て板位置制御部31に移動距離をセットする。
一方、判定結果が位置変更不要の場合、サイズ差に基づいて突き当て板位置制御部31、シフト幅制御部32もしくは画像位置制御部35のいずれかに移動距離をセットし、突き当て板51を移動させるステッピングモータ33、もしくはシフトローラ60をシフトさせるステッピングモータ34を指定された距離移動するように駆動させる。また、画像位置制御部35の場合はレーザードライバ36の画像書き出し位置の設定を変更させる。
なお、図8は本実施の形態に係る画像位置制御部35およびレーザードライバ36による画像書き出し位置変更動作を説明するものであり、CPU23(移動機構選択部30)は、通常は図9(a)のようにドラム面中央線に画像の中央が来るように画像位置制御部35およびレーザードライバ36を制御するようにしている。
なお、図9において、37はレーザードライバ36により駆動される不図示のレーザーのスキャニングを検知するBD(Beam・Detecor)であり、本実施の形態においては、このBD37によりレーザーのスキャニング開始位置を検知し、画像クロックを距離L1に対応した数だけカウントしたところで区間マスクを解除するようにしている。そして、このように区間マスクを解除することにより、画像クロックに同期して画像データがレーザーによりドラム面上に潜像化される。
また、サイズの異なるシートが到来した場合には、図9(b)のように距離L2に対応した数だけカウントしたところで区間マスクを解除するようにしており、このように画像書き出し位置を変更することにより、ドラム面中央線に画像の中央を移動させることができる。なお、この場合には、突き当て板51およびシフトローラ60によりシートをドラム面中央線位置に中央が来るように移動させる必要がある。
一方、既述した第1の実施の形態において述べたように、シフトローラ60のシフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート到達時間に収まらない場合には、図9(c)のように距離L3(≦L2)に画像書き出し位置を変更するようにすれば、突き当て板51およびシフトローラ60によるシートの移動を少なく抑えられる。
特に、L1=L3の場合、移動距離を0とすることができる。ただし、この場合には画像形成位置がドラム面中央位置ではなくなるため、特にユーザが生産性を優先するために、例えば「サイズ混載のジョブです。生産性を優先しますか?」等のダイアログを不図示の操作パネルに表示させることにより、指定した場合のみ、このモードを選択できるようにしてもよい。
図10はこのような移動機構選択部30の移動機構選択動作を示すフローチャートであり、このフローチャートに示すように本実施の形態においては、例えば突き当て板51の位置がA4サイズのシート(幅297mm)の斜行を補正することのできる位置にあるとき、LTRサイズのシート(幅279.4mm)が到来した場合、移動機構選択部30は、まずCPU23からそのサイズ差データ(17.6mm)と、斜行補正位置変更判定部25の判定結果を受け取り(S20のY)、斜行補正位置変更判定部25の判定結果に基づいて、斜行補正位置変更が不要か否かを判断する(S21)。
ここで、斜行補正位置変更が要と判断すると(S21のN)、突き当て板51による突き当て位置変更を選択する(S25)。そして、この選択に従って、突き当て板位置制御部31はステッピングモータ33を駆動し、突き当て板51をサイズ差に応じた距離だけ移動させる。
一方、斜行補正位置変更が不要と判断すると(S21のY)、移動機構選択部30はシフトローラ60のシフト速度からシフトローラ60がサイズ差に応じた距離だけ移動するのに必要なシフト時間を計算し(S22)、この後、シフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート移動(到達)時間に収まるか否かを判断する(S23)。
ここで、変更後のシフト移動時間は、例えばシフトローラ60によるシフト速度を100mm/sとすると共にA4サイズでのシフト時間を100msとし、さらに、このA4サイズでのシフト時間にサイズ差による移動時間88ms[=(17.6mm/2)/100mm/s]を加算すると、188msとなる。
また、シフトローラ60から転写部7までのシート移動(到達)時間を、例えば190msとすると、この場合、シフトローラ60のシフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート到達時間190msに収まるので(S23のY)、この場合には、シフトローラ60のシフト幅変更を選択する(S24)。そして、この選択に従って、シフト幅制御部32はステッピングモータ34を駆動し、シフトローラ60をサイズ差に応じた距離だけ移動させる。
また、シフトローラ60のシフト時間がシフトローラ60から転写部7までのシート到達時間190msに収まらない場合には(S23のN)、ユーザの設定により画像位置をドラム面中央位置から変更してよいかを判断する。なお、本実施の形態においては、既述したように、不図示の設定手段である操作パネルによる設定により、このような画像書き出し位置の変更が指定されたことを示す変更フラグがONとなっていれば(S26のY)、画像位置変更を選択する(S27)。そして、このように画像位置変更が選択されると、画像は図9の(c)に示す位置から形成されるようになる。
また、変更フラグがONとなっていなければ(S26のN)、即ちユーザの設定が画像位置をドラム面中央位置にするものであれば、突き当て板51による突き当て位置変更を選択する(S25)。
なお、本実施の形態の場合、シフトローラ60から転写部7までのシート到達時間が190msであるため、サイズ差が0〜18mmまではシフトローラ60の移動幅変更を選択する。また、サイズ差が18mm〜30mmの場合は、突き当て板51へのシートサイズ差の限界距離が30mmであることから、ユーザの設定が生産性優先であれば、画像位置変更が選択され、サイズ差が30mm以上であれば突き当て板51の位置変更が選択される。
このように、斜行補正位置変更判定部25により異なるサイズのシートのサイズ差に基づいて突き当て板51の位置変更が不要と判定されたとき、シフトローラ60の変更された移動幅を移動する時間が、シフトローラ60により搬送されるシートが画像転写位置に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、収まる場合には、シフト幅制御部32によるシフトローラ60の移動幅を変更を選択し、収まらない場合には画像位置変更部35による画像書き出し位置の変更、或は斜行補正位置変更判定部25による突き当て板51の位置変更不要の判定にかかわらず、突き当て板位置制御部31による突き当て板51の位置の変更を選択することにより、サイズの異なるシートが混載された場合でも、生産性の低下を最小限に抑えることができる。
なお、これまでの説明においては、転写位置にシートを整合させて搬送するための機構について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、シートの幅方向の整合を必要とする箇所に適用できる。例えば、両面に画像を形成するためにシートを再給送するための再搬送パス中や、画像形成されたシートにステイプル、パンチ等の後処理を行う後処理装置内に設けてもよい。これらの場合には、シフトローラ60が下流側の搬送ローラ等の搬送手段に達するまでにシートのシフト動作が完了するかどうかの判断で上記各制御が行われる。
また、サイズの異なるシートを左右のカセット9a,9bにそれぞれ収納した場合について述べてきたが、本発明は、これに限らず、同一のカセット、或は手差し給紙部に異なるサイズのシートを混載させるようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。 上記画像形成装置の斜行補正機構及びシフトローラを説明する図。 上記斜行補正機構の斜行補正動作及びシフトローラのシフト動作を説明する図。 上記画像形成装置の制御機構を説明するブロック図。 上記制御機構を構成する斜行補正位置変更判定部の判定動作を示すフローチャート。 上記制御機構を構成する移動機構選択部の移動機構選択動作を示すフローチャート。 本実施の形態の実施例を示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の制御機構を説明するブロック図。 上記制御機構を構成する画像位置変更部の画像書き出し位置変更動作を説明する図。 上記制御機構を構成する移動機構選択部の移動機構選択動作を示すフローチャート。 従来の画像形成装置の斜行補正機構及びシフトローラを説明する図。
符号の説明
1 画像形成装置
3A 画像形成部
7 転写部
7b 2次転写ローラ
9a,9b カセット
25 斜行補正位置変更判定部
30 移動機構選択部
31 突き当て板位置制御部
32 シフト幅制御部
33 ステッピングモータ
34 ステッピングモータ
35 画像位置制御部
36 レーザードライバ
51 突き当て板
52 斜送ローラ
50 斜行補正機構
60 シフトローラ
P,P1〜P3 シート

Claims (7)

  1. シートのサイズに応じて設定される突き当て位置に移動可能な突き当て部材に、斜送手段によりシートを斜送して突き当てて斜行を補正する斜行補正機構と、前記斜行補正機構により斜行が補正されたシートを搬送基準位置に移動させながら下流側の搬送手段に搬送するシフト部材と、を備えたシート整合機構を有し、連続して搬送されて来るサイズの異なるシートを前記シート整合機構により順次整合が可能な画像形成装置において、
    前記シートのサイズに応じた突き当て位置に前記突き当て部材を移動させる制御を行う突き当て位置制御部と、
    前記シフト部材のシフト移動を制御するシフト幅制御部と、
    前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて前記突き当て部材の移動が要か否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果と前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて、前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動動作又は前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作のいずれかを選択する選択部と、
    を備え、
    更に前記選択部は、前記判定部により前記突き当て部材の位置の移動が不要と判定されたときに、前記シフト部材によるシートを前記搬送基準位置までシフトさせる時間が、該シフト部材により搬送されるシートが前記下流側の搬送手段に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、時間内に収まる場合には前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作を選択し、時間内に収まらない場合には前記判定部による前記突き当て部材の移動が不要の判定にかかわらず前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動を選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判定部は前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差が、前記斜送手段による所定時間内の斜送動作により前記突き当て部材にシートを突き当てることのできる長さの場合に、前記突き当て部材の位置変更が不要であると判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記下流側の搬送手段が、シートに画像を形成する画像形成部の転写手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. シートのサイズに応じて設定される突き当て位置に移動可能な突き当て部材に、斜送手段によりシートを斜送して突き当てて斜行を補正する斜行補正機構と、前記斜行補正機構により斜行が補正されたシートを搬送基準位置に移動させながら下流側の搬送手段に搬送するシフト部材と、を備えたシート整合機構を有し、連続して搬送されて来るサイズの異なるシートを前記シート整合機構により順次整合が可能な画像形成装置において、
    前記シートのサイズに応じた突き当て位置に前記突き当て部材を移動させる制御を行う突き当て位置制御部と、
    前記シフト部材のシフト移動を制御するシフト幅制御部と、
    前記画像形成部の像担持体への画像書き出し位置を変更する画像書き出し位置制御部と、
    前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて前記突き当て部材の移動が要か否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果と前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差に基づいて、前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動動作、前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作、前記画像書き出し位置制御部による前記画像書き出し位置の変更を選択する選択部と、
    を備え、
    更に前記選択部は、前記判定部により前記突き当て部材の位置の移動が不要と判定されたときに、前記シフト部材によるシートを前記搬送基準位置までシフトさせる時間が、該シフト部材により搬送されるシートが前記下流側の搬送手段に達するまでに要する時間内に収まるか否かを判断し、時間内に収まる場合には前記シフト幅制御部による前記シフト部材のシフト動作を選択し、時間内に収まらない場合には前記画像書き出し位置制御部による画像書き出し位置の変更、或は前記判定部による前記突き当て部材の移動が不要の判定にかかわらず前記突き当て位置制御部による前記突き当て部材の移動を選択することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記判定部は前記異なるサイズのシートの幅方向の長さの差が、前記斜送手段による所定時間の斜送動作により前記突き当て部材にシートを突き当てることのできる長さの場合に、前記突き当て部材の位置変更が不要であると判断することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記シフト部材の変更された移動幅を移動する時間が、該シフト部材により搬送されるシートが前記下流側の搬送手段に達するまでに要する時間内に収まらない場合は画像書き出し位置の変更を選択するよう設定する設定手段を備えたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記下流側の搬送手段が、シートに画像を形成する画像形成部の転写手段であることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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