JP5863237B2 - 遊技機用空気循環装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場に設置される遊技機用空気循環装置に関するものである。
パチンコ機やスロット機等の遊技機が設置された遊技場では、1又は複数の遊技機から構成された遊技島が複数列並び、複数の遊技者が所定の遊技機で同時に遊技を行うことができるようになっている。一般的に遊技機同士の間隔は非常に狭く、隣り合った遊技者同士は互いに近接した状態であり、遊技者が喫煙すると、隣の遊技者に対してその伏流煙等が流れていき不快な思いをさせる虞がある。このような問題を解消するため、例えば特許文献1では遊技機間にエアカーテンを形成する遊技機用台間機(以下、空気循環装置という)を設ける提案がされている。
特開2008−148723号公報
ところで、近年の遊技機においては、演出役物や、派手な装飾ランプを設けた遊技機が増えている。このような遊技機が増えたことにより、遊技者の遊技意欲を掻き立てる要素が、遊技機の遊技内容だけでなく外見(見た目)もその一つに加わるようになってきている。このようなことから、近年の遊技場では遊技機以外であってもできる限り、装飾部材を設けて遊技機の外見と統一感を出し、より魅力的にしようという傾向が強くなっている。このため、遊技機と遊技機以外の領域(例えば、遊技機の外枠周辺等)の間でいかに統一感を出し、いかにして魅力的にするかが問題となっている。
しかしながら、遊技機の側方に取り付ける空気循環装置は、多種多様に派手な装飾を施した遊技機や遊技機の外枠周辺に比べると、当たり障りの無い色(例えば黒やグレー)が採用されている。そのため、遊技機の種類によっては派手な遊技機等に比べて遊技島全体の意匠に統一感が得られない虞がある。強いては、意匠の不一致の違和感により遊技者の遊技意欲が損なわれる虞がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、遊技機や遊技機の周辺の意匠に合わせて意匠の変更が可能な遊技機用空気循環装置を提供することを目的とするものである。
本発明者は、上記課題を解決するためには、遊技者の視覚に入る空気循環装置の露出面の意匠を自在に変更することで、意匠の統一を図った。即ち、遊技機と統一感のある装飾を施したカバー(装飾部材)を空気循環装置に設置し、前記カバーを脱着自在にすることで、遊技機とカバーの意匠を統一させることを考えた。こうして試行錯誤を繰り返し導かれた請求項1に記載の発明は、1又は複数の遊技機が集まって形成される遊技機群を備えた遊技場に設置される空気循環装置であって、空気循環装置は空気循環機能を有する本体と装飾部材を有しており、前記本体は遊技機群に設置可能であり、遊技機群に本体を設置した状態で、本体から装飾部材を脱着可能な脱着手段を有し、前記装飾部材は、係合部と、嵌合部を有し、前記本体は排気口又は吸気口を有しており、前記脱着手段は、以下の(1)又は(2)の条件を満たすことを特徴とする遊技機用空気循環装置である。
(1)前記脱着手段は、前記本体へ装飾部材を取り付ける場合に、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記排気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記排気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記装飾部材の係合部を前記排気口に係合できる。
(2)前記脱着手段は、前記本体へ装飾部材を取り付ける場合に、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記吸気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記吸気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記装飾部材の係合部を前記吸気口に係合できる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、1又は複数の遊技機が集まって形成される遊技機群を備えた遊技場に設置される空気循環装置であって、空気循環装置は空気循環機能を有する本体と装飾部材を有しており、前記本体は遊技機群に設置可能であり、遊技機群に本体を設置した状態で、本体から装飾部材を脱着可能であることを特徴とする。
かかる構成によれば、遊技機群に本体を設置した状態で、本体から装飾部材を脱着可能であるため、遊技機用空気循環装置の本体を遊技島から取り外す必要がない。即ち、装飾部材のスムーズな取り替えが可能である。また、遊技機やその周辺の意匠に合わせた装飾部材の取り替えが可能であり、遊技機やその周辺と一体感を出すことが可能であり、遊技場全体で統一感を出すことが可能である。即ち、遊技者の視覚から遊技機を魅力的に見せ、遊技者の遊技意欲を掻き立てることが可能である。即ち、遊技場の売り上げの向上にもつながる。
上記した発明は、本体は排気口又は吸気口を有しており、前記排気口又は吸気口に装飾部材を係合させることによって本体に装飾部材を固定する係合部を有することとしてもよい。
かかる構成によれば、前記排気口又は吸気口に装飾部材を係合させることによって本体に装飾部材を固定する係合部を有するため、本体と装飾部材を固定可能であり、本体と装飾部材との締結動作が容易となる。即ち、装飾部材の取り替え作業が容易である。
請求項2に記載の発明は、締結部材によって装飾部材を本体に固定するものであり、本体と装飾部材の双方に亘って締結部材が挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用空気循環装置である。
請求項3に記載の発明は、1又は複数の遊技機が集まって形成される遊技機群を備えた遊技場に設置される空気循環装置であって、空気循環装置は空気循環機能を有する本体と装飾部材を有しており、前記本体は遊技機群に設置可能であって、本体の前面に立設した締結部を有し、遊技機群に本体を設置した状態で、本体から装飾部材を脱着可能な脱着手段を有し、前記装飾部材は、嵌合部と、締結貫通孔を有し、前記本体は、排気口又は吸気口を有しており、前記脱着手段は、以下の(3)又は(4)の条件を満たすことを特徴とする遊技機用空気循環装置である。
(3)前記脱着手段は、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記排気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記排気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記本体の締結部を前記装飾部材の締結貫通孔に挿入できる。
(4)前記脱着手段は、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記吸気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記吸気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記本体の締結部を前記装飾部材の締結貫通孔に挿入できる。
本発明の遊技機用空気循環装置は、遊技機群に本体を設置した状態で、本体から装飾部材を脱着可能であるため、遊技機用空気循環装置の本体を遊技島から取り外す必要がない。即ち、装飾部材のスムーズな取り替えが可能である。また、遊技機やその周辺の意匠に合わせた装飾部材の取り替えが可能であり、遊技機やその周辺と一体感を出すことが可能であり、遊技場全体で統一感を出すことが可能である。即ち、遊技者の視覚から遊技機を魅力的に見せ、遊技者の遊技意欲を掻き立てることが可能である。即ち、遊技場の売り上げの向上にもつながる。
本発明の実施形態に係る遊技場の構造を備えた遊技場の状況を示す説明図である。 遊技機を遊技した状況を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る空気循環装置の斜視図である。 図3の空気循環装置の断面図である。 図3の空気循環装置の分解斜視図である。 図4のI領域の部分拡大図である。 図5のA方向から見た装飾部材の斜視図である。 筐体と装飾部材との取り付け方法を説明する断面図である。(a)取り付け前の説明図である。(b)筐体の係合溝と装飾部材の係合部との係合時の説明図である。(c)締結部材を挿入前の説明図である。 筐体の係合溝と装飾部材の係合部との係合過程の取り付け方法を説明する断面図である。(a)係合前の説明図である。(b)係合時の説明図である。(c)係合後の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る空気循環装置の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る空気循環装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る空気循環装置の分解斜視図である。
以下に本発明の実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明において、特に断りがない限り、上下左右の位置関係は、通常の設置位置を基準に説明する。即ち、図3において左右方向を左右、上下方向を上下、紙面に対して手前奥方向を前後と表す。
本実施形態の遊技場の構造は、主に複数の遊技機(パチンコ機やスロット機等)150を1つの群とした所謂遊技島151に適した構成であり、遊技場内においてはその遊技島151が複数配されている。そこで、以下の説明においては、理解を容易にするために、1つの遊技島151(遊技機群)に注目して説明する。
即ち、図1に示すように、遊技島151においては、所定台数分(図1では5台分)の遊技機取り付け部152が設けられており、その各遊技機取り付け部152に1台ずつ遊技機150が設置されている。具体的には、遊技島151においては、所定の台数の遊技機150が2列(図1の正面側に1列、後面側に1列)に配され、各列に遊技機150が並設されている。そして、各遊技機150に対向する位置に遊技者が着座可能な椅子(図2)が1脚ずつ配置されている。
なお、遊技島151の内部においては、柱や梁などの構造体の他、各遊技機150に遊技媒体(例えばパチンコ玉)を搬送する遊技媒体搬送装置(図示しない)、各遊技機150から回収された遊技媒体が一時的に貯留される貯留タンク(図示しない)、回収された遊技媒体の汚れを除去し磨く遊技媒体研磨装置(図示しない)等の遊技機150を動作させる際に関連する機器が配されているが、本発明においては特に関係がないため説明を省略する。
ところで、遊技島151において、隣り合う遊技機取り付け部152の間に台間取り付け部153を備えており、空気循環装置1が設けられている。即ち、遊技機150の両側若しくは片側であって、並設された遊技機150の各々に対して空気循環装置1(図1)が設けられている。
本実施形態に係る空気循環装置1は、遊技機150の側方の位置に設けられるものであり、空気循環装置1の遊技島151からの露出面の一部又は全ての装飾を自由に変更できるものである。空気循環装置1は、図3、4のように筐体2(本体)の内部に制御基板3とクロスファン5とフィルター8とを備えており、筐体2の前面13に装飾部材7を備えている。
制御基板3は風量調節部(図示しない)から送られてきた信号を認識し、その信号に従い、クロスファン5を駆動制御する。フィルター8は筐体2の吸気口11を通過するゴミやホコリ、におい、細菌等を吸着させ、取り除くことができる。フィルター8には、例えば活性炭フィルター等が採用される。即ち、空気循環装置1は、フィルター8により、ホコリやにおい等を除去でき、消臭効果を有する。
空気循環装置1は、筐体2の後面14に設置される吸気口11から遊技島151の内部の空気を吸引してフィルター8を透過し、クロスファン5の回転によって、筐体2の前面13に設置される排気口10から外部(遊技者側)に送り出される。
空気循環装置1は、上述したように、空気循環装置1の遊技島151からの露出面の一部又は全ての装飾を自由に変更できるものである。そこで、以下、本実施形態の特徴たる構成である筐体2及び装飾部材7について説明する。まず、筐体2の構成について説明する。
筐体2(本体)は、筐体2の前面13(遊技者側)の構造に特徴たる構成を有している。筐体2は、図5のように前面13に排気口10を有し、後面14には吸気口11(図4)を有している。
吸気口11は長方形状の開口であり、筐体2の後面14に複数(本実施形態では2個)設置されている。筐体2は、筐体2の後面14よりも内側(前方方向)で、且つそれぞれの吸気口11の上下端部にフィルター固定部12(図4)を備えている。フィルター固定部12はフィルター8を吸気口11の前方の位置に固定可能な部材である。
また排気口10は長方形状の開口であり、筐体2の前面13に複数(本実施形態では3個)設置されている。筐体2は、排気口10よりも上方の位置に締結部材16を締結可能な締結受け部21を備えている。
筐体2は、図4、5のように筐体2の排気口10の中で、最も下方の位置にある下側排気口17に、凹部18を有している。凹部18は下側排気口17の下端に設けられている。凹部18は、装飾部材7の嵌合部20と嵌合可能である。また、筐体2は、図4、6のように筐体2の排気口10の中で、最も上方の位置にある上側排気口22の上側の縁部(上縁37)で且つ筐体2の内側角部には緩やかな丸みを帯びた切り欠き部23を有している。切り欠き部23は、装飾部材7の係合部25の湾曲部32に嵌合可能である。即ち、切り欠き部23は、装飾部材7の係合部25と係合可能である。
また、筐体2の外側側面には従来と同様、遊技島151の台間取り付け部153に固定するための突起部(図示しない)を有しており、台間取り付け部153の内側の溝に係合することで、台間取り付け部153に筐体2を固定している。
続いて、装飾部材7の構成について説明する。
装飾部材7は、断面略「コ」の字状の部材であり、筐体2の前面13とその近傍を覆うことができる部材である。即ち、装飾部材7は、空気循環装置1を遊技島151に設置した場合に、遊技者の視覚に入る空気循環装置1の露出面の一部又は全部を覆うことができる部材である。装飾部材7は、図4のように筐体2と装飾部材7を組み立てて完成させた際に、排気口10に対応する位置に装飾部材7の厚み方向(前後方向)に貫通した複数の排気貫通孔26を備えている。本実施形態では、図5のように排気貫通孔26は装飾部材7の長手方向(上下方向)に延伸した長方形状をしており、その各々が装飾部材7の幅方向(左右方向)に平行に設けられているが、本発明は、この形状や大きさや個数に限定されるものではない。排気貫通孔26は、筐体2の内部からクロスファン5によって送り出される空気を透過させることができる。
また、装飾部材7は、図6のように筐体2と装飾部材7を組み立てて完成させた際に、締結受け部21に対応する位置に装飾部材7を厚み方向(前後方向)に貫通した締結貫通孔27を有している。締結貫通孔27の内径は締結部材16の胴部38の外径よりも大きく、締結部材16の頭部40の外径よりも小さい。即ち、締結貫通孔27は締結部材16の胴部38を挿通可能である。
また、装飾部材7は、図7のように後面35に嵌合部20と係合部25を有している。嵌合部20は断面略L字状であり、装飾部材7の後面35に立設している。嵌合部20は、図4のように筐体2と装飾部材7を組み立てて完成させた際に、下側排気口17の下端とほぼ対応する位置に設けられている。嵌合部20は、図7のように装飾部材7を支える胴部30と筐体2からの離反に係止する係止部31を有している。胴部30の長さは、図
4のように筐体2の排気口10の深さ(前後方向)よりもやや長い。係止部31は胴部30に対して略鉛直下方向に立設している
係合部25は、図7のようにほぼ直線の棒状体であり、装飾部材7の後面35に立設している。係合部25は、図6のように筐体2と装飾部材7を組み立てて完成させた際に、上側排気口22の上端の縁部(上縁37)とほぼ対応する位置に設けられている。係合部25の突端(後方側)付近には、上方向に突出し湾曲した湾曲部32を有している。
また、係合部25の湾曲部32の上端と嵌合部20の胴部30との距離は上側排気口22の切り欠き部23と下側排気口17の凹部18の底部との距離にほぼ等しい。
また、装飾部材7の前面33には、装飾部材7は作画や塗装等の装飾が施されている。装飾部材7の装飾は遊技機の色彩と統一感を有するものが好ましい。
また、装飾部材7の材質は特に限定はされないが、樹脂製等の屈設可能な材質が好ましい。
締結部材16は、図5のように頭部40と胴部38を有しており、筐体2の締結受け部21と嵌合可能な部材である。締結部材16には例えばボルト等が採用される。
以下、空気循環装置1の各部材の位置関係、特に筐体2及び装飾部材7の位置関係について図面を参照しながら説明する。
空気循環装置1は、図1のように遊技島151内の台間取り付け部153に設置されている。空気循環装置1は、図4、5のように筐体2の下側排気口17の凹部18に、装飾部材7の嵌合部20が挿入され嵌合されている。嵌合部20の上面と下側排気口17の下側の縁である下縁36(凹部18を除く)は面一である。筐体2の上側排気口22には、図6のように装飾部材7の係合部25が挿入され、筐体2の上側排気口22の切り欠き部23には、湾曲部32が係合されている。筐体2の締結受け部21と装飾部材7の締結貫通孔27は連通しており、筐体2と装飾部材7の双方に亘って締結部材16が挿入されている。また、筐体2と装飾部材7は締結受け部21と締結部材16が互いに嵌合され締結されている。
次に本実施形態の空気循環装置1の筐体2への装飾部材7の取り付け方法について説明する。
筐体2は、あらかじめ図1のように、遊技島151の台間取り付け部153に設置されている。まず、筐体2の下側排気口17の凹部18に装飾部材7の嵌合部20を嵌合させる。具体的には、斜め下方向に装飾部材7を移動させ、筐体2の内部に装飾部材7の嵌合部20を鋭角に挿入する(図8(a)から(b))。その後、筐体2と装飾部材7との接触部分を回転軸として、装飾部材7を筐体2側に回動させる。そして、装飾部材7の係合部25を筐体2の上側排気口22に係合させる(図8(b)から(c))。なお、この装飾部材7の係合部25と筐体2の上側排気口22の係合機構について、さらに具体的に説明すると、空気循環装置1は、筐体2の上側排気口22に装飾部材7の係合部25を進入させると、係合部25の先端が上側排気口22の上側の縁(上縁37)に当接する。係合部25の湾曲部32が湾曲し丸みを帯びているため、上縁37の反力が下方向に分散され、係合部25が下方向に撓む(図9(a)から(b))。湾曲部32が係合部の切り欠き部23まで至ると、係合部25の復元力により、係合部25の撓みが解消され、装飾部材7の湾曲部32が上側排気口22の切り欠き部23に係合される(図9(b)から(c))。
その後、締結部材16を筐体2と装飾部材7の双方に亘って挿入し、筐体2と装飾部材7を接合し固定する。
空気循環装置1によれば、空気循環装置1があらかじめ遊技島151の台間取り付け部に設置されている状態でも、装飾部材7の脱着が可能である。そのため、遊技機の装飾に合わせて、任意の装飾部材7の設置が可能であり、意匠性を高めることができる。
続いて、以下、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様のものは同じ符号を付して説明を省略する。
空気循環装置50は、空気循環装置1とほぼ同様の構成を有しており、一部構造が異なる。即ち空気循環装置50は、筐体51及び装飾部材52を有している。筐体51の構成について説明する。
筐体51は、筐体2の前面13(遊技者側)の構造が異なる。即ち、筐体51は、図10、11のように排気口53と、排気口53よりも上方の位置に上部締結受け部55と、排気口53よりも下方の位置に下部締結受け部56とを有する。
排気口53は、排気口10とほぼ同様の構成を有するが、上側排気口22及び下側排気口に凹部18及び切り欠き部23が存在しない。
また、上部締結受け部55及び下部締結受け部56は、締結部材60を締結可能な部分である。
続いて、装飾部材52の説明に移る。
装飾部材52は、装飾部材7とほぼ同様の構成を有している。装飾部材52は、図10、11のように筐体51と装飾部材52を組み立てて完成させた際に、筐体51の上部締結受け部55と下部締結受け部56に対応する位置に装飾部材52を厚み方向(前後方向)に貫通した締結貫通孔57、58を有する。また、装飾部材52の後面には、嵌合部20と係合部25がない。
装飾部材52は、図10のように筐体51と装飾部材52を組み立てて完成させた際に、排気口53に対応する位置に装飾部材52の厚み方向(前後方向)に貫通した排気貫通孔54を備えている。排気貫通孔54には、接着剤等(図示しない)によって網状のメッシュ59が貼られている。第1実施形態でも述べたように、本発明は、この形状や大きさや個数に限定されるものではない。
締結部材60は、上部締結受け部55又は下部締結受け部56と嵌合可能な部材である。締結部材60には例えばネジ等が採用される。
以下、空気循環装置50の各部材の位置関係、特に筐体51及び装飾部材52の位置関係について図面を参照しながら説明する。
図11のように筐体51の上部締結受け部55と装飾部材52の締結貫通孔57は連通しており、筐体51と装飾部材52の双方に亘って締結部材60が挿入されている。また、上部締結受け部55と締結部材60は互いに嵌合し締結されている。
また、筐体51の下部締結受け部56と装飾部材52の締結貫通孔58は連通しており、筐体51と装飾部材52の双方に亘って締結部材60が挿入されている。また、下部締結受け部56と締結部材60は互いに嵌合し締結されている。
次に本実施形態の空気循環装置50の筐体51への装飾部材52の取り付け動作について説明する。
筐体51の前面13に装飾部材52を配置し、締結部材60を装飾部材52の締結貫通孔57、58と筐体51の上部締結受け部55、上部締結受け部56に挿入し、筐体51と装飾部材52を締結する。
空気循環装置50によれば、装飾部材52の構造がシンプルで、量産しやすい。即ち、低コストである。
続いて、以下、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態又は第2実施形態と同様のものは同じ符号を付して説明を省略する。
空気循環装置70は、空気循環装置1とほぼ同様の構成を有しており、一部構造が異なる。即ち空気循環装置70は、筐体71と、締結受け部材75と、装飾部材72と、を有している。筐体71は、締結受け部21の代わりに、締結部73を備えている。
締結部73は、図12のように筐体71の前面13に立設されており、筐体71の前面13から前方方向に突出している。締結部73は略棒状の部材であり、嵌合部76を有している。締結部73の外径は装飾部材7の締結貫通孔27の内径とほぼ同じがやや小さい。締結部73の嵌合部76は、締結受け部材75と嵌合可能である。締結受け部材75は、指等で挟持可能な頭部78を有しており、例えば蝶ナット等が採用される。
装飾部材72は、装飾部材7とほぼ同じ構成を有しており、表面の形状が異なる。即ち、装飾部材72には、空気循環装置70の周辺の意匠に合わせた形状をしている。即ち、図12のように、表面に装飾を施し、遊技島との意匠の一体性を図っている。上記した実施形態でも述べたように、本発明は、この形状や大きさや個数に限定されるものではない。
以下、空気循環装置70の各部材の位置関係、特に筐体71及び装飾部材7の位置関係について図面を参照しながら説明する。
筐体71の締結部73は締結貫通孔27に挿入されており、嵌合部76が締結受け部材75と嵌合することによって、筐体71と装飾部材7が締結されている。
次に本実施形態の空気循環装置70の筐体71への装飾部材7の取り付け方法について説明する。
筐体71の前面13から突出した締結部73が装飾部材7の締結貫通孔27を貫通する様に装飾部材7を配置する。その後、締結部73の嵌合部76を締結受け部材75に嵌合させる。
締結受け部材75は指等で挟持可能な頭部78を有しているため、指によって脱着可能な部材であり、道具を用いずに装飾部材7の取り替えが可能である。即ち、作業効率が向上する。
上記した実施形態では、エアカーテン等の空気を送風する空気循環装置について説明したが、空気清浄機のような空気を吸引する空気循環装置であってもよい。即ち、排気口と吸気口が入れ替わっていてもよい。
上記した実施形態では、作画や塗装等の装飾を施した装飾部材を例に挙げたが、絵や色彩等の装飾だけではなく、電飾等を施した装飾や立体的な装飾であってもよい。
1、50、70 空気循環装置
2、51、71 筐体(本体)
7、52 装飾部材
10、53 排気口
11 吸気口
16、60 締結部材
73、74 締結部(締結部材)
150 遊技機
151 遊技島(遊技機群)

Claims (3)

  1. 1又は複数の遊技機が集まって形成される遊技機群を備えた遊技場に設置される空気循環装置であって、
    空気循環装置は空気循環機能を有する本体と装飾部材を有しており、
    前記本体は遊技機群に設置可能であり、
    遊技機群に本体を設置した状態で、本体から装飾部材を脱着可能な脱着手段を有し、
    前記装飾部材は、係合部と、嵌合部を有し、
    前記本体は排気口又は吸気口を有しており、
    前記脱着手段は、以下の(1)又は(2)の条件を満たすことを特徴とする遊技機用空気循環装置。
    (1)前記脱着手段は、前記本体へ装飾部材を取り付ける場合に、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記排気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記排気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記装飾部材の係合部を前記排気口に係合できる。
    (2)前記脱着手段は、前記本体へ装飾部材を取り付ける場合に、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記吸気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記吸気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記装飾部材の係合部を前記吸気口に係合できる。
  2. 締結部材によって装飾部材を本体に固定するものであり、
    本体と装飾部材の双方に亘って締結部材が挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用空気循環装置。
  3. 1又は複数の遊技機が集まって形成される遊技機群を備えた遊技場に設置される空気循環装置であって、
    空気循環装置は空気循環機能を有する本体と装飾部材を有しており、
    前記本体は遊技機群に設置可能であって、本体の前面に立設した締結部を有し、
    遊技機群に本体を設置した状態で、本体から装飾部材を脱着可能な脱着手段を有し、
    前記装飾部材は、嵌合部と、締結貫通孔を有し、
    前記本体は、排気口又は吸気口を有しており、
    前記脱着手段は、以下の(3)又は(4)の条件を満たすことを特徴とする遊技機用空気循環装置。
    (3)前記脱着手段は、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記排気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記排気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記本体の締結部を前記装飾部材の締結貫通孔に挿入できる。
    (4)前記脱着手段は、前記装飾部材の後面が前記本体の前面に対して鋭角となるように前記装飾部材の嵌合部の一部を前記吸気口に挿入し、本体と装飾部材との接触部分であって前記吸気口以外の接触部分を回転軸として、前記装飾部材を本体側に回動させて、前記本体の締結部を前記装飾部材の締結貫通孔に挿入できる。
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