JP5154914B2 - 電飾付き入賞口ユニット及びパチンコ機 - Google Patents

電飾付き入賞口ユニット及びパチンコ機 Download PDF

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Description

本発明は、パチンコ機の電飾部材およびパチンコ機に関し、詳しくは、パチンコ機の遊技領域の周縁側部に取り付けられる弧状の電飾部材であって、ランプ飾りあるいはサイドレンズと称される電飾部材の改良に関する。
従来、遊技領域の周縁を構成するレールに沿ってサイド装飾ユニットを取り付けたパチンコ機が知られている(特許文献1,2)。
特許文献1は、サイド装飾ユニット200により遊技球が完全に隠れてしまう死角領域が生じない様に支柱208を取り付けることを提案している(図9(A)参照。)。
特許文献2は、弧状の取り付け基板の前面にレンズ部材を設け、背面にランプ収納部を形成するとともに、取り付け基板内縁に入賞口を一体的に形成することで、遊技領域の障害となることなく、装飾性に優れ、コンパクトで製造、組み立ての容易な複合機能を有するサイドレンズを提案している(図9(B)参照。)。
ところで、レールに沿って沿って配設された入賞口付きのサイド装飾ユニットに向かって流下してきた遊技球の内、入賞口の間を通過したものは、入賞ロの下方の領域をレールに沿ってアウト口へと流下していく。この際、サイド装飾ユニットの入賞口下方に位置するレンズカバーの出っ張りに遊技球が衝突し、損傷を与えるおそれがある。
こうした問題に対し、遊技球が電飾用のランプカバー部を直撃しないようにランプカバー前面を遊技盤面とほぼ同一平面となるように構成する提案もある(特許文献3;図9(C)参照。)。
特開2006−239177号公報(図3〜5) 特開2000−354653号公報(図2) 特開2001−300008号公報(図1〜6)
しかしながら、特許文献3の提案では、遊技盤に対して裏面側からレンズをネジ止め固定する構造となっており、特許文献1,2に提案される様なサイド装飾ユニットに対して適用する場合、ユニットの構造が複雑になり、組立が煩雑になるという問題がある。
そこで、本願は、パチンコ機の遊技領域の周縁側部に取り付けられる弧状の電飾部材において、組立が容易で、しかもしっかりとした構造にすることができ、かつ、遊技球による擦れや衝突の影響による損傷を受け難くすることを目的としてなされた。
上記目的を達成するためになされた本発明の電飾付き入賞口ユニットは、全体として弧状に形成され、円形の遊技領域の周縁を形成するレールに沿って取り付けたときに遊技盤表面と略面一となる取付基板と、該取付基板の内側周縁に沿って前方へ突出する様に配置された入賞口と、前記取付基板の背面側に組み付けられる発光体基板と、前記発光体基板に配置された発光体の配置に対応して前記取付基板に形成された開口部に取り付けられるレンズ部材とを備え、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1−1)前記レンズ部材は、平板状に形成されると共に、表面側が平面状で、裏面側に凹凸による模様、図形又は文字が透かし模様として形成されていること。
(1−2)前記レンズ部材が取り付けられる開口部には、当該レンズ部材の周縁を嵌り込ませて前記取付基板と面一の状態に裏側から支持する支持枠が形成されていること。
(1−3)前記レンズ部材は、当該レンズ部材が取り付けられる開口部の縁の一部に対して係合する係合部を備えていること。
(1−4)前記入賞口が前記取付基板とは別体の部品として形成され、前記レンズ部材は、前記入賞口によって前面の一部が押さえられる様に配置されていること。
本発明の電飾付き入賞口ユニットによれば、取付基板が遊技盤表面と略面一となる様に取り付けられ、入賞口の横を通過した遊技球は、遊技領域の周縁を構成するレールに向かって流下する。そして、レールに沿ってアウト口へ向かって流下する際に、レンズ部材の前面を通過する遊技球は、レンズ部材表面を擦るけれども、透かし模様は裏面側に形成されているので、透かし模様が削られることはない。このレンズ部材の背後には発光体が設置されており、発光体の光により、透かし模様が浮き上がる様にして電飾による演出が実行される。このとき、レンズ部材は、開口部に形成された支持枠で周縁を裏側から支持されると共に、係合部で開口部の縁の一部に係合させ、さらに、入賞口によって前面の一部が押さえられているので、取付基板に対してネジ止めする必要がない。従って、ネジ止めのためのボスなどを突設する必要がなく、発光体による光の演出において、ボスの影が写るといったこともない。
ここで、本発明の電飾付き入賞口ユニットは、さらに、以下の構成をも備えたものとしておくとよい。
(2−1)前記レンズ部材を取り付ける開口部は、前記レール側に開放部を有すること。
(2−2)前記レンズ部材は、前記開放部と整合する縁が弧状縁として形成されると共に、前記開放部の両端部の裏面に係合する様に、該弧状縁の両端に前記係合部が形成されていること。
(2−3)前記レンズ部材の一部を押さえる入賞口は、前記開放部と対向して位置し、取り付け時に前記レンズ部材の弧状縁と対向する縁の一部を押さえる様に配置されていること。
かかる構成をも採用することにより、レンズ部材は、開放部側の両端2箇所と開放部に対向する上部位置とで前面側を押さえられるので、しっかりと取り付けられる。また、取り付け作業においては、係合部を先に係合させ、後方へ向かって回動する様にレンズ部材を操作することで、支持枠に裏面を支持された状態にセットすることができる。この状態において、開放部側の両端2箇所を開放部の両端部の裏面によって前面から押さえられ、周縁を裏面から支持枠で支持された状態となるので、入賞口を取り付ける前の位置決めが容易かつ確実に実行できる。
ここで、上述した本発明の電飾付き入賞口ユニットは、さらに、以下の構成をも備えたものとしておくとよい。
(3−1)前記入賞口として、上入賞ロ、中入賞ロ、下入賞口を、互いの間に遊技球が1個通過し得る様に間隔をあけて夫々配設したこと。
(3−2)前記中入賞口は、前記上入賞ロと前記下入賞ロとを結ぶ線分よりも上方に位置する様に配置され、前記レンズ部材は、該中入賞口の下方に取り付けられて該中入賞口で上縁側の一部を押さえ付けられる様に配置されていること。
かかる構成をも採用した電飾付き入賞口ユニットは、中入賞ロとレールとの間に広い空間を採ることができ、当該広い空間にレンズ部材を取り付けるので、レンズ部材による装飾効果を高めることができる。なお、本発明において、この例の様に複数の入賞口を備える場合、レンズ部材は、複数の入賞口の内のいずれか一つによって前面側を押さえられる様に構成すればよく、全ての入賞口で前面側を押さえる必要はない。
これら(3−1),(3−2)の構成に加えて、さらに、以下の構成をも採用するとよい。
(3−3)前記取付基板の裏面に、各入賞ロから入賞した遊技球を後方へ案内する球通路が形成され、前記レンズ部材は、前記中入賞口の下方に配置されると共に、該レンズ部材を介して電飾効果を生じさせる発光体は、前記中入賞ロに連通する球通路の下方に配置されていること。
(3−1),(3−2)に加えて(3−3)の構成をも採用した電飾付き入賞口ユニットは、発光体を球通路に干渉することなく配置することができ、上述の様にボスの影が写ったりすることのない電飾効果をより的確に発揮することができる。
ここで、本発明の電飾付き入賞口ユニットは、さらに、以下の構成をも備えたものとしておくとよい。
(4−1)前記発光体基板の裏面には、裏面の配線を保護する基板カバーが取り付けられていること。
(4−2)前記取付基板には、前記入賞口から入賞した遊技球を後方へ案内する球通路が形成されていること。
(4−3)前記球通路の後端および前記基板カバーの裏面は、遊技盤裏面と略面一となるよう構成されていること。
(4−4)前記基板カバーの裏面には、遊技盤裏面に取り付けられて、球通路から転げ出た遊技球を下方に流下させる流下樋を形成した裏樋部材を位置決めするたの位置決めピンが後方へ突設されていること。
かかる構成をも採用することにより、基板カバーで発光体基板裏面の配線プリント等を的確に保護すると共に、入賞口に入賞した遊技球を基板カバーの裏面まで確実に誘導することができる。そして、遊技盤の裏面に取り付ける裏樋部材は、基板カバーの位置決めピンによって正しく位置決めされて取り付けられる。よって、入賞口に入賞した遊技球を裏樋部材へと的確に誘導することができると共に、基板カバーを裏樋部材の前面壁に利用しつつ発光体基板を確実に保護することができる。
また、上記目的を達成するためになされた本発明のパチンコ機は、円形の遊技領域を区画するために遊技盤に取り付けられたレールと、前記遊技領域の中央から右上までの範囲を占める様に取り付けられた役物と、全体として弧状に形成され、前記レールに沿って遊技領域の左下側に配置される電飾付き入賞口ユニットとを備えると共に、さらに、以下の構成をも採用したことを特徴とする。
(5)前記電飾付き入賞口ユニットは、全体として弧状に形成され、取り付けたときに遊技盤表面と略面一となる取付基板と、該取付基板の内側周縁に沿って前方へ突出する様に配置された入賞口と、前記取付基板の背面側に組み付けられる発光体基板と、前記発光体基板に配置された発光体の配置に対応して前記取付基板に形成された開口部に取り付けられるレンズ部材とを備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていること。
(5−1)前記レンズ部材は、平板状に形成されると共に、表面側が平面状で、裏面側に凹凸による模様、図形又は文字が透かし模様として形成されていること。
(5−2)前記レンズ部材が取り付けられる開口部には、当該レンズ部材の周縁を嵌り込ませて前記取付基板と面一の状態に裏側から支持する支持枠が形成されていること。
(5−3)前記レンズ部材は、当該レンズ部材が取り付けられる開口部の縁の一部に対して係合する係合部を備えていること。
(5−4)前記入賞口が前記取付基板とは別体の部品として形成され、前記レンズ部材は、前記入賞口によって前面の一部が押さえられる様に配置されていること。
本発明のパチンコ機によれば、遊技領域に、該遊技領域の中央から右上までの範囲を占める役物を取り付けたので、遊技領域の左側を主に遊技球の流下経路として構成することができると共に、当該左側部分を流下する遊技球が電飾付き入賞口ユニットの部分を通ってアウト口へと流下する際の電飾用のレンズ部材の損傷を防止することができる。そして、当該レンズ部材は、ボスの影を写す様なことなく効果的な電飾による演出を実行させ、しかも、その取り付けは容易である。なお、本発明のパチンコ機は、さらに、これら構成に加えて、上述した(2−1)〜(2−3)、(3−1)〜(3−3)、(4−1)〜(4−4)の構成をも備えさせても構わない。
本発明によれば、パチンコ機の遊技領域の周縁側部に取り付けられる弧状の電飾部材において、組立が容易で、しかもしっかりとした構造にすることができ、かつ、遊技球による擦れや衝突の影響による損傷を受け難くすることができる。この結果、優れた電飾効果を長く発揮することのできるパチンコ機を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を説明する。実施形態は、図1に示す様な遊技盤1を備えたパチンコ機に関するものである。
まず、遊技盤1について簡単に説明する。遊技盤1には、円形の遊技領域を区画するために取り付けられたレール2と、遊技領域の中央から右上までの範囲を占める様に取り付けられたセンター役物3と、全体として弧状に形成され、レール2に沿って遊技領域の左下側に配置される電飾付き入賞口ユニット4とを備えている。
センター役物3は、液晶ディスプレイ11を取り巻く様に配置される大型装飾部品12によって構成されており、遊技領域の中央から右上までの範囲を占めている。そのため、遊技領域の上部に発射された遊技球は、主に遊技領域の左側を流下するようになっている。また、センター役物のすぐ下には始動入賞口13が配置されていて、この始動入賞口13に遊技球が入賞すると液晶ディスプレイ11に表示される図柄が変動を開始する。また、遊技盤1には、これら部品の他に、障害釘や案内車が配置されると共に、特別入賞口14、アウト口15等の各種の部品が取り付けられている。
電飾付き入賞口ユニット4は、図1〜図5に示す様に、全体として弧状に形成され、取り付けたときに遊技盤1の表面と略面一となる取付基板21と、取付基板21の内側周縁21aに沿って前方へ突出する様に配置された入賞口22〜24と、取付基板21の背面側に組み付けられる発光体基板25と、発光体基板25に配置された発光体(LED)26の配置に対応して取付基板21に形成された開口部27に取り付けられるレンズ部材30とを備えている。なお、符号29は、一部を光透過性樹脂で形成した三角形箱状のレンズ部品であって、この背面にもLEDが配置されている。
レンズ部材30が取り付けられる開口部27には、レール2側に開放部27aが形成されると共に、当該開放部27a以外の縁の部分にはレンズ部材30の周縁部の板厚と同じ深さで後方へ控える様にして支持枠27bが段状に形成されている。一方、開放部27aの両端部には、開放部27aの中心方向に伸びる突起28a,28bが形成されている。この突起28a,28bは、レンズ部材30の周縁部の板厚のほぼ1/2程度の板厚とされている。
レンズ部材30は、図7に示す様に、光透過性の合成樹脂を用いて、その表面30a側が平面で、裏面30b側に凹凸による透かし模様が形成され、全体としては平板状の部品として形成されている。レンズ部材30の周縁の形状は、開放部27と整合する縁が弧状縁31とされると共に、弧状縁31以外の周縁部32は開口部27の支持枠27bの壁面形状と同一形状とされている。また、レンズ部材30の弧状縁31の両端には、開口部27の開放部27aの両端部に形成した突起28a,28bと同一形状で、当該突起28a,28bの板厚と同一深さに彫り込む様に形成した係合部33a,33bが形成されている。レンズ部材30の裏面30bの透かし模様は、図7に示す様に、シボ加工によってバナナを象った模様の周囲を複数の領域に分け、シボ加工による透かし模様と、ダイヤカット加工による透かし模様が周方向に交互に並ぶ様に施されている。
レンズ部材30と開口部27を上述の様に構成したので、レンズ部材30は、係合部33a,33bを開放部27aの両端の突起28a,28bに裏側から係合させて後方へ回動する様に操作することにより、支持枠27bに裏面を支持された状態にセットすることができる。
また、電飾付き入賞口ユニット4に取り付けられる上入賞ロ22、中入賞ロ23及び下入賞口24は、互いの間に遊技球Pが1個通過し得る様に間隔をあけて夫々配設されている。これらの位置関係において、中入賞口23は、上入賞ロ22と下入賞ロ24とを結ぶ線分よりも上方に位置する様に配置され、レンズ部材30は、中入賞口23の下方に取り付けられて該中入賞口23で、前面における周縁部32の上側の一部を押さえ付けられる様に配置されている。
また、電飾付き入賞口ユニット4の本体を構成する取付基板21の裏面には、各入賞ロ22〜24から入賞した遊技球Pを後方へ案内する球通路41〜43が形成されている。球通路41〜43は、取付基板21に形成した通過孔41a〜43aと半円筒状樋部材41b〜43bとから構成されている。
レンズ部材30は、前述の様に、中入賞口23の下方に配置されると共に、レンズ部材30を介して電飾効果を生じさせる発光体26は、中入賞ロ23に連通する球通路42の下方に配置されている。
また、発光体基板25の裏面には、図6,図9に示す様に、裏面の配線を保護する基板カバー44が取り付けられている。この基板カバー44の裏面と球通路41〜43を構成する半円筒状樋部材41b〜43bの後端は、遊技盤1の裏面と略面一となる様に設計されている。また、基板カバー44の裏面には、遊技盤1の裏面に取り付けられて、球通路から転げ出た遊技球Pを下方に流下させる流下樋を形成した裏樋部材50を位置決めするたの位置決めピン45が後方へ突設されている。
以上の様に、電飾付き入賞口ユニット4を構成する取付基板21が遊技盤1の表面と略面一となる様に取り付けられることから、入賞口22〜24の横を通過した遊技球Pは、取り付け基板21の前面側を転がって遊技領域の周縁を構成するレール2に向かって流下する。そして、レール2に沿ってアウト口15へ向かって流下する際に、レンズ部材30の前面を通過する遊技球Pは、レンズ部材30の表面を擦るけれども、透かし模様は裏面側に形成されているので、透かし模様が削られることはない。このレンズ部材30の背後には発光体26が設置されており、発光体26の光により、透かし模様が浮き上がる様にして電飾による演出が実行される。このとき、レンズ部材30は、開口部27に形成された支持枠27bで周縁を裏側から支持されると共に、係合部33a,33bで開口部27の開放部27aの両端に係合させ、さらに、中入賞口23によって前面の一部が押さえられているので、取付基板27に対してネジ止めする必要がない。従って、ネジ止めのためのボスなどを突設する必要がなく、発光体26による光の演出において、ボスの影が写るといったこともない。
また、レンズ部材30は、開口部27の突起28a,28bによって弧状縁31の両端2箇所で前面側を押さえられ、さらに、中入賞口23によって周縁部32の上部位置で前面側を押さえられているので、3点で前面を押さえられたしっかりとした取り付け状態となる。また、その取り付け作業においては、係合部33a,33bを突起28a,28b先に係合させ、後方へ向かって回動する様にレンズ部材30を操作することで支持枠27bに裏面を支持された状態にセットすることができる。従って、中入賞口23を取り付ける前の位置決めを容易かつ確実に実行できる。
さらに、レール2との間には広い空間を採ることのできる中入賞口23の下方にレンズ部材30を取り付けるので、レンズ部材30による装飾効果を高めることができる。加えて、発光体26を球通路42に干渉することなく配置することができ、上述の様にボスの影が写ったりすることのない電飾効果をより的確に発揮することができる。
また、発光体基板25の裏面に基板カバー44を取り付け、基板カバー44の裏面と球通路41〜43を構成する半円筒状樋部材41b〜43bの後端を遊技盤1の裏面と略面一となる様に設計してあるので、発光体基板25の裏面の配線プリント等を的確に保護すると共に、入賞口22〜24に入賞した遊技球Pを基板カバー44の裏面まで確実に誘導することができる。そして、遊技盤1の裏面に取り付ける裏樋部材50は、基板カバー44の位置決めピン45によって正しく位置決めされて取り付けられる。よって、入賞口22〜24に入賞した遊技球Pを裏樋部材50へと的確に誘導することができると共に、基板カバー44を裏樋部材50の前面壁に利用しつつ発光体基板25を確実に保護することができる。
そして、実施形態の遊技盤1を採用したパチンコ機によれば、遊技領域に、該遊技領域の中央から右上までの範囲を占める役物を取り付けたので、遊技領域の左側を主に遊技球Pの流下経路として構成することができると共に、当該左側部分を流下する遊技球Pが電飾付き入賞口ユニット4の部分を通ってアウト口15へと流下する際の電飾用のレンズ部材30の損傷を防止することができ、しかも、当該レンズ部材30はボスの影を写す様なことなく効果的な電飾による演出を実行させ、しかも、その取り付けが容易であるという作用・効果を発揮するものとなっている。
以上、発明を実施するための最良の形態としての一実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
実施形態のパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施形態の電飾付き入賞口ユニットの分解斜視図である。 実施形態の電飾付き入賞口ユニットの分解状態の正面図である。 実施形態の電飾付き入賞口ユニットの分解状態の背面図である。 実施形態の電飾付き入賞口ユニットの正面図である。 実施形態の電飾付き入賞口ユニットの縦断面図である。 実施形態の電飾付き入賞口ユニットに取り付けるレンズ部材を示し、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図、(C)は上面図、(D)は正面図、(E)は右側面図、(F)はA−A断面図、(G)は背面図である。 実施形態のパチンコ機の遊技盤における裏樋部材の配置を示す背面図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1・・・遊技盤
2・・・レール
3・・・センター役物
4・・・電飾付き入賞口ユニット
11・・・液晶ディスプレイ
12・・・大型装飾部品
13・・・始動入賞口
14・・・障害釘
15・・・アウト口
21・・・取付基板
21a・・・内側周縁
22・・・上入賞口
23・・・中入賞口
24・・・下入賞口
25・・・発光体基板
26・・・発光体(LED)
27・・・開口部
27a・・・開放部
27b・・・支持枠
28a,28b・・・突起
30・・・レンズ部材
30a・・・表面
30b・・・裏面
31・・・弧状縁
32・・・周縁部
33a,33b・・・係合部
41〜43・・・球通路
41a〜43a・・・通過孔
41b〜43b・・・半円筒状樋部材
44・・・基板カバー
45・・・位置決めピン
50・・・裏樋部材
P・・・遊技球

Claims (5)

  1. 全体として弧状に形成され、円形の遊技領域の周縁を形成するレールに沿って取り付けたときに遊技盤表面と略面一となる取付基板と、
    該取付基板の内側周縁に沿って前方へ突出する様に配置された入賞口と、
    前記取付基板の背面側に組み付けられる発光体基板と、
    前記発光体基板に配置された発光体の配置に対応して前記取付基板に形成された開口部に取り付けられるレンズ部材と
    を備え、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする電飾付き入賞口ユニット。
    (1−1)前記レンズ部材は、平板状に形成されると共に、表面側が平面状で、裏面側に凹凸による模様、図形又は文字が透かし模様として形成されていること。
    (1−2)前記レンズ部材が取り付けられる開口部には、当該レンズ部材の周縁を嵌り込ませて前記取付基板と面一の状態に裏側から支持する支持枠が形成されていること。
    (1−3)前記レンズ部材は、当該レンズ部材が取り付けられる開口部の縁の一部に対して係合する係合部を備えていること。
    (1−4)前記入賞口が前記取付基板とは別体の部品として形成され、前記レンズ部材は、前記入賞口によって前面の一部が押さえられる様に配置されていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1記載の電飾付き入賞口ユニット。
    (2−1)前記レンズ部材を取り付ける開口部は、前記レール側に開放部を有すること。
    (2−2)前記レンズ部材は、前記開放部と整合する縁が弧状縁として形成されると共に、前記開放部の両端部の裏面に係合する様に、該弧状縁の両端に前記係合部が形成されていること。
    (2−3)前記レンズ部材の一部を押さえる入賞口は、前記開放部と対向して位置し、取り付け時に前記レンズ部材の弧状縁と対向する縁の一部を押さえる様に配置されていること。
  3. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電飾付き入賞口ユニット。
    (3−1)前記入賞口として、上入賞ロ、中入賞ロ、下入賞口を、互いの間に遊技球が1個通過し得る様に間隔をあけて夫々配設したこと。
    (3−2)前記中入賞口は、前記上入賞ロと前記下入賞ロとを結ぶ線分よりも上方に位置する様に配置され、前記レンズ部材は、該中入賞口の下方に取り付けられて該中入賞口で上縁側の一部を押さえ付けられる様に配置されていること。
  4. さらに、以下の構成をも備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の電飾付き入賞口ユニット。
    (4−1)前記発光体基板の裏面には、裏面の配線を保護する基板カバーが取り付けられていること。
    (4−2)前記取付基板には、前記入賞口から入賞した遊技球を後方へ案内する球通路が形成されていること。
    (4−3)前記球通路の後端および前記基板カバーの裏面は、遊技盤裏面と略面一となるよう構成されていること。
    (4−4)前記基板カバーの裏面には、遊技盤裏面に取り付けられて、球通路から転げ出た遊技球を下方に流下させる流下樋を形成した裏樋部材を位置決めするたの位置決めピンが後方へ突設されていること。
  5. 円形の遊技領域を区画するために遊技盤に取り付けられたレールと、
    前記遊技領域の中央から右上までの範囲を占める様に取り付けられた役物と、
    全体として弧状に形成され、前記レールに沿って遊技領域の左下側に配置される電飾付き入賞口ユニットと
    を備えると共に、さらに、以下の構成をも採用したことを特徴とするパチンコ機。
    (5)前記電飾付き入賞口ユニットは、全体として弧状に形成され、取り付けたときに遊技盤表面と略面一となる取付基板と、該取付基板の内側周縁に沿って前方へ突出する様に配置された入賞口と、前記取付基板の背面側に組み付けられる発光体基板と、前記発光体基板に配置された発光体の配置に対応して前記取付基板に形成された開口部に取り付けられるレンズ部材とを備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていること。
    (5−1)前記レンズ部材は、平板状に形成されると共に、表面側が平面状で、裏面側に凹凸による模様、図形又は文字が透かし模様として形成されていること。
    (5−2)前記レンズ部材が取り付けられる開口部には、当該レンズ部材の周縁を嵌り込ませて前記取付基板と面一の状態に裏側から支持する支持枠が形成されていること。
    (5−3)前記レンズ部材は、当該レンズ部材が取り付けられる開口部の縁の一部に対して係合する係合部を備えていること。
    (5−4)前記入賞口が前記取付基板とは別体の部品として形成され、前記レンズ部材は、前記入賞口によって前面の一部が押さえられる様に配置されていること。
JP2007334405A 2007-12-26 2007-12-26 電飾付き入賞口ユニット及びパチンコ機 Active JP5154914B2 (ja)

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