JP5861164B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
また、特許文献2に開示されている遊技機のように、2つの電動役物(左右のカーテン部材)を同時に作動させるようなものも考案されている。しかしながら、このような遊技機においても、各電動役物の作動態様は一様でしかない、電動役物同士が前後方向で重なることはなく立体感に乏しい等、依然として電動役物を作動させた際の演出効果に乏しいという問題がある。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記昇降役物は、前後方向を軸として回転するモータと、前記モータの回転に伴い前後方向を軸として回転する回転体と、一端が前記昇降体に連結され、他端が上下方向へ揺動可能に軸着された左右方向へ長いアームとを備えており、前記回転体の偏心位置に、前方へ突出する係合突起を設ける一方、前記アームを、前記回転体の前方を横切るように設置するとともに、前記アームにおける前記係合突起の回転軌跡上となる位置に、前記回転体の回転に伴い前記係合突起が進入/退出する係合溝を設け、前記制御装置による制御のもと、前記モータの回転に伴い前記回転体が回転して、前記係合突起が前記係合溝内へ進入して前記係合突起と前記係合溝とが係合し、且つ、該係合状態において前記係合突起が前記係合溝内を移動することにより、前記昇降体が上昇する一方、更に前記回転体が回転して、前記係合突起が前記係合溝から退出して前記係合突起と前記係合溝との係合が解除されることにより、前記昇降体が自由落下して前記上昇位置から前記下降位置へと移動することを特徴とする。
尚、請求項1における「左右にガタ付かせる」とは、スライド体を左右交互に微小な距離だけ短時間でスライドさせることを言う。
また、請求項2に記載の発明によれば、昇降体を自由落下により上昇位置から下降位置へと移動させるため、たとえばギアやラック歯を介在させてスライドさせるような構成と比較すると、上昇位置から下降位置まで移動する時間を短くすることができ、スピード感のある演出を実行することができる。また、昇降体の上方にラック歯等を突設させる必要がないため、昇降体を上昇させた際にラック歯の逃げ等のためのスペースを設けなくてよく、昇降役物を上下方向でコンパクト化することができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
スライド役物35及び昇降役物36は、上述したようにセンター部材26に設けられている。該センター部材26について簡略に説明すると、センター部材26は、両役物35、36や電動役物27を含んだ種々の部材を四角環状に組み付けてなるもので、中央には図柄表示部6を露出させるための大開口が形成されている。そして、スライド役物35及び昇降役物36は、図柄表示部6の上方となるセンター部材26の上辺部に設置されている。
図4は、スライド体40が露出位置にあるスライド役物35を前面側から示した説明図であり、図5は、スライド体40が露出位置にあるスライド役物35を後面側から示した説明図である。また、図6は、スライド体40が被覆位置にあるスライド役物35を前面側から示した説明図であり、図7は、スライド体40が被覆位置にあるスライド役物35を後面側から示した説明図である。尚、図5及び図7においては、スライド役物35の駆動機構を示すため、一部の部材(特に基板部材43)を省略している。
スライド体40は、左右方向へ長く形成されたブロック体であって、その内部にはLEDが設置されている。また、スライド体40の後面上部には、上面に左右方向へ延びるラック歯44が形成された棒状部が一体的に設けられているとともに、棒状部の先端部には、スライド体40の位置を検知させるための突片(図示せず)が後方へ突設されている。さらに、スライド体40の後面下部には、内蔵されたLEDへ電源を供給するハーネスを挿通させるためのスリット45が形成されている。加えて、スライド体40の後面には、ロッド部材49を遊挿可能な遊挿部46、46・・が設けられている。
さらに、基板部材43の右端部前面でモータ47の下方には、透光性を有さない材料で形成されたカバー部材42が設けられており、スライド体40が右方へスライドした際、スライド体40の一部40aがカバー部材42の後方へ入り込んで、遊技盤2の前面側から視認できないように構成している。
図8は、昇降体52が上昇位置にある昇降役物36を前面側から示した説明図であり、図9は、昇降体52が上昇位置にある昇降役物36を後面側から示した説明図である。また、図10は、昇降体52が下降位置にある昇降役物36を前面側から示した説明図であり、図11は、昇降体52が下降位置にある昇降役物36を後面側から示した説明図である。尚、図8及び図10においては、昇降役物36の駆動機構を示すため、一部の部材(特にケーシング部材54)について内部構造を示している。
また、図13に示すように、昇降役物36は、スライド役物35のスライド演出に応じて作動するように設定されている。すなわち、サブ制御装置は、スライド役物35においてスライド演出が実行され、スライド体40が被覆位置へ移動したと同時に、昇降体52が落下して下降位置に位置するようにモータ47、53の作動を制御する。
上述したようなパチンコ機1によれば、左右方向へスライドするスライド体40を有するスライド役物35と、上下方向へ昇降する昇降体52を有する昇降役物36とを、昇降役物36の前方にスライド役物36が位置するような状態で備えている。そして、スライド役物35では、モータ47を極めて短時間で正逆交互に作動させることにより、スライド体40を露出位置において左右方向にガタ付かせるガタ付き演出と、モータ47を同一方向へ継続的に作動させてスライド体40を右方へスライドさせ、スライド体40を露出位置からその一部40aがカバー部材42の後方へ入り込んだ被覆位置へと移動させるスライド演出との2つの演出動作が実行される。さらに、スライド役物35のスライド演出に同期させて、昇降役物36を作動させるようになっている。このように、1度に2つの電動役物を作動させる上、スライド体40と固定体51及び昇降体52とが前後方向で重なっているため、派手で迫力があり、立体感や奥行き感のある従来にない演出を実行することができ、演出効果の高い遊技性に富んだパチンコ機1を提供することができる。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機そのものの構成、スライド役物及び昇降役物の形状や作動態様等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
また、スライド役物35においてスライド演出と昇降役物36との作動とを必ずしも同時に行う必要はなく、たとえばスライド演出が実行されていないにも拘わらず昇降役物36が作動したり、スライド役物35がスライド演出したにも拘わらず昇降役物36が作動しないといった演出態様をもたせるようにしても何ら問題はない。
加えて、上記実施形態では、遊技機としてパチンコ機を採用しているが、スライド役物及び昇降役物を備えてさえいれば、たとえばスロットマシーン等の他の遊技機に適用することも可能である。
Claims (2)
- 第1スライド位置と第2スライド位置との間を左右方向へスライドするスライド体を有するスライド役物と、上昇位置と下降位置との間を上下方向へ昇降する昇降体を有する昇降役物と、前記スライド役物及び前記昇降役物の動作を制御する制御装置とが備えられた遊技機であって、
前記スライド役物に、前記スライド体の前記第2スライド位置へのスライドに伴い、前記スライド体の一部を被覆するカバー部材が設けられているとともに、
前記昇降役物に、前記上昇位置にある前記昇降体の後側で、且つ、前記下降位置にある前記昇降体の上側となる位置に固定されている固定体が設けられており、
前記制御装置は、前記スライド役物において、前記スライド体を前記第1スライド位置で左右にガタ付かせるガタ付き演出と、前記スライド体を前記第1スライド位置から前記第2スライド位置へとスライドさせるスライド演出とを実行するとともに、前記スライド演出に伴い、前記昇降役物において、前記昇降体を前記上昇位置から前記下降位置へと移動させる一方、
前記第2スライド位置にあり、前記カバー部材に被覆されていない前記スライド体の部位と、前記固定体及び前記下降位置にある前記昇降体とが前後方向で重なった状態で露出するように、前記昇降役物の前方に前記スライド役物が設置されていることを特徴とする遊技機。 - 前記昇降役物は、前後方向を軸として回転するモータと、前記モータの回転に伴い前後方向を軸として回転する回転体と、一端が前記昇降体に連結され、他端が上下方向へ揺動可能に軸着された左右方向へ長いアームとを備えており、
前記回転体の偏心位置に、前方へ突出する係合突起を設ける一方、前記アームを、前記回転体の前方を横切るように設置するとともに、前記アームにおける前記係合突起の回転軌跡上となる位置に、前記回転体の回転に伴い前記係合突起が進入/退出する係合溝を設け、
前記制御装置による制御のもと、前記モータの回転に伴い前記回転体が回転して、前記係合突起が前記係合溝内へ進入して前記係合突起と前記係合溝とが係合し、且つ、該係合状態において前記係合突起が前記係合溝内を移動することにより、前記昇降体が上昇する一方、
更に前記回転体が回転して、前記係合突起が前記係合溝から退出して前記係合突起と前記係合溝との係合が解除されることにより、前記昇降体が自由落下して前記上昇位置から前記下降位置へと移動することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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