JP2013202063A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
複数の第1移動体430は、第1リンク機構461により第1モータM1の駆動力が伝達されることによって、遮蔽位置または非遮蔽位置に変位可能であり、第2移動体440は、第1移動体430が遮蔽位置にあるときに、第2リンク機構471、473が第2移動体440及び第2モータM2間の動力伝達経路を連係して、第2モータM2の駆動力が伝達されることによって、第1移動体430に対して相対的に変位可能とする。
【選択図】 図6
Description
以下の説明においては、「方向」を、遊技者が相対する側である正面側を基準として定義する。即ち、遊技者が相対する側を「正面」または「前面」とし、正面とは反対側の面を「裏面」とし、正面から臨んで右側を「右」または「右方」とし、同じく左側を「左」または「左方」とし、同じく前側を「前」または「前方」とし、同じく後側を「後」または「後方」とする。また、遊技機1の正面側に取り付けられる各構成要素の説明においても、同様の方向の定義を採用する。
図1及び図2に示すように、遊技機1は、外郭を形成して遊技場の島設備に設置される縦長矩形枠状の外枠2を備える。外枠2内には、合成樹脂で形成された内枠3が嵌め込まれており、外枠2の下側には合成樹脂の幕板4が設けられ、同じく左下部には、遊技の状況に応じた効果音を出力するスピーカ5が設けられる。
内枠3の右側部には、前扉6を施解錠するためのシリンダ錠8が設けられる。
図2に示すように、遊技機1の背面側には、主制御基板16、副制御基板17、払出制御基板18、発射制御基板19等が設けられる。
通常演出は、通常遊技中に主に実行される演出態様であって、遊技者に大当たり等の有利遊技を想起させるような演出は行わない。
図3に示すように、遊技盤9の前面における遊技領域9aには、主な構成要素として、前方に突出しそのほぼ中央に開口部20aを有するセンター役物20が設けられ、センター役物20の後側には、例えば液晶ディスプレイからなる矩形状の表示装置30が設けられる。
表示装置30は、遊技上の演出として3列に並ぶ数字、文字、図形等から構成される演出図柄を変動表示及び停止表示する。
遊技領域9aの最下部中央には、遊技領域9aに打ち込まれた遊技球のうち入賞しなかった遊技球を遊技盤9の裏面側に送り出すアウト口37が設けられる。
なお、スルーチェッカ33を遊技領域9aの左側に、大入賞口36を遊技領域9aの中下部に設けて、左打ち用の遊技領域9aを備えるものとしてもよい。
特別図柄表示装置38aは、遊技球が、第1始動口31、または第2始動口35のいずれか一方に入賞したことを契機に実行される特別図柄に係る電子抽選(内部抽選ともいう)の結果(大入賞口を第2状態にするか否か、即ち大当たりか否か)を、2桁の数字の組合せの停止態様で報知して特別図柄を表示するためのものであり、本実施形態の遊技機では7セグメント表示器を採用している。
なお、表示装置30は、特別図柄表示装置38aに変動表示される特別図柄の組合せ、及び変動表示時間と同期して、演出図柄を変動表示させるとともに、停止表示させるようになっている。
遊技者が発射ハンドル15を回転操作することによって遊技領域9aに打ち込まれた遊技球が、第1始動口31又は第2始動口35に入賞すると、これを契機に主制御基板16によって内部抽選が実行される。抽選の結果、大当りとなって、副制御基板17により表示装置30に変動表示される演出図柄が大当りの確定表示で停止した場合(例えば、3列に同一の図柄が揃った場合)には、主制御基板16は、遊技状態を有利遊技状態に移行させて、大当り状態を生起させ、大入賞口36を第1状態から第2状態に変化させる。大当り状態のときに、遊技者が右打ちすると、第2状態にある大入賞口36に、多数の遊技球が入賞可能となり、多数の遊技球が払出制御基板18の制御に基づいて賞球払出装置により上皿12へ払い出される。
次に、本実施形態の遊技機におけるセンター役物20の構成について説明する。
図3に示すように、センター役物20は、遊技領域9aのほぼ中央おいて、遊技領域9aから前方へ突出し、その中央に前後方向の開口部20aを有する枠状をなしている。センター役物20の左側には、遊技領域9aに打ち出された遊技球の一部を、センター役物20内に導入可能とするための遊技球案内路21が設けられる。センター役物20の下部中央には、遊技球案内路21から導入された遊技球を、誘導し、かつ揺動させるステージ22が設けられる。
図4〜図9に示すように、表示部遮蔽ユニット40は、表示装置30の周囲に設けられ、遊技の進行や演出態様に合わせて、表示装置30の前面を遮蔽したり、開放したりするものであって、ベースプレート410、遮蔽部材420((図5及び図6参照)、遮蔽部材可動機構450、モータM1、M2から構成される。
ベースプレート410は、図4〜図6に示すように、表示部遮蔽ユニット40の構成部材を前面に取り付けるためのものであって、表示装置30の画面とほぼ同型同寸の開口部410aを有する略方形の環状をなし、遊技盤9の裏側に設けられたセット板(図示省略)に固定される。遊技者は、開口部410aを通して表示装置30の表示演出を前方から視認可能となっている。ベースプレート410の四隅部には、前向きに折曲げられた取付片411が設けられている。取付片411は、左右の斜め外方向を向く誘導棒463bの両端を固定保持する。
遮蔽部材420は、図4〜図9に示すように、非透過性の合成樹脂等からなり、第1遮蔽部材421、第2遮蔽部材422、第3遮蔽部材423、第4遮蔽部材424からなっている。なお、第1遮蔽部材421〜第4遮蔽部材424のいずれにおいても機能が同様であるため、同一機能のものには同じ符号を付して説明する。
シャッタ440の裏面には、後方へ突出する円柱状の突部440aが設けられ、突部440aには後述する第2リンク部材471が係合する。
このとき、表示装置30の表示領域のほぼ全面が前方から視認可能となっている。
なお、各遮蔽部材421〜424に切欠部430aを設けないようにして、各遮蔽部材421〜424が遮蔽位置に位置したときに、第2開口部420aを形成しないようにしてもよい。
なお、各シャッタ440の移動方向を、各遮蔽部材421〜424の移動方向と同じとしてあるため、各部材が変位する際に、全体の演出において統一感を発揮させることができる。
遮蔽部材可動機構450は、各遮蔽部材421〜424の基部430と連結して、遮蔽部材421〜424自体を変位させる第1作動機構460と、遮蔽部材421〜424の各シャッタ440と連結してシャッタ440のみを変位させる第2作動機構470とを備える。第1作動機構460及び第2作動機構470によって、各遮蔽部材421〜424及びシャッタ440の動作をそれぞれ個別または連係して円滑に作動させることができる。
第1作動機構460は、第1モータM1と、第1モータM1及び各遮蔽部材421〜424を連係する第1リンク部材461(第1リンク機構)と、各遮蔽部材421〜424の移動を所定の方向(図4〜図6に示すL1方向)に制御する誘導部材463とを有する。
第1リンク部材461は、図4〜図6に示すように、ベースプレート410の左右において、上下に、遮蔽部材421〜424にそれぞれ対応するように設けられ、各遮蔽部材421〜424及び左右の第1モータM1間の動力伝達経路を連係するとともに、上下関係にある第1リンク部材461、461を、連動させるための後述する扇形ギヤ461aを互いに連係した状態で配置される。
誘導部材463は、各遮蔽部材421〜424の変位方向を規制するためのもので、各遮蔽部材421〜424に固定され筒部463cを有する摺動部463aと、ベースプレート410の取付片411、411に固定され、摺動部463aが筒部463cを介して摺動可能な誘導棒463bとを有する。
第1遮蔽部材421及び第3遮蔽部材423にそれぞれ対応する誘導棒463b、463bは、右下がりに傾斜しており、第2遮蔽部材422及び第4遮蔽部材424にそれぞれ対応する誘導棒463b、463bは、右上がりに傾斜している。従って、誘導部材463は、遮蔽部材421〜424を、誘導棒463bの長手方向(図4におけるL1方向)、換言すると、表示装置30のほぼ対角線に沿うように表示装置30の求心方向及び遠心方向にのみ移動可能とするように規制する。
この誘導部材463によって第1遮蔽部材421〜第4遮蔽部材424は一定方向(図4におけるL1方向)に安定して変位することが可能となる。
次に、第1作動機構460の作動態様について説明する。
図4に示すように、遮蔽部材421〜424が非遮蔽位置に位置しているときに、左右の第1モータM1がR1方向に回転駆動すると、駆動軸MS1に固定された上部の第1リンク部材461もR1方向に回転し、上部の第1リンク部材461の扇形ギヤ461aを介して下部の第1リンク部材461はR2方向に回転する。上下の第1リンク部材461がそれぞれ回転することによって、各第1リンク部材461の先端に設けた突部430cは長孔461bの内縁に係合し、遮蔽部材421〜424に動力が伝達され、遮蔽部材421〜424は、非遮蔽位置から誘導部材463によって制御されながら表示装置の中心方向の遮蔽位置に変位する。
第2作動機構470は、第2モータM2と、シャッタ440に連結する連結部材である第2リンク部材471及び第2モータM2の動力を第2リンク部材471に伝達する動力伝達部材473(第2リンク部材471及び動力伝達部材473を合わせて第2リンク機構という)と、シャッタ440を正常に開閉するために可動範囲を制御するガイド装置475とを有する。
第2リンク部材471は、図7〜図9に示すように、遮蔽部材421〜424にそれぞれ対応するように設けられ、長辺と短辺とを有するL字形をなしている。長辺側には先端近傍から中央方向へ向かう長孔471aが設けられ、中央寄りの側端部には後方へ突出する突出片471dが設けられる。長孔471aにはシャッタ440の裏面に設けられた突部440aが長手方向へ摺動可能で、かつ長手方向と直交する縁に係合可能となっている。短辺側の先端には、後方へ突出する円柱状の突部471bが設けられる。
回転軸471cにおける、突出片430eと第2リンク部材471との間には、第2リンク部材471をシャッタ440の閉鎖方向へ付勢するためのコイルスプリング471eが巻回される。コイルスプリング471eの一端は、遮蔽部材421〜424の突部430dに係合され、他端は、第2リンク部材471の突出片471dに係合される。
第2リンク部材471は、コイルスプリング471eにより付勢されて、各シャッタ440を開放状態から閉鎖状態に復帰させたり、各シャッタ440が自重や衝撃等により閉鎖位置から移動したりするのを防止している。
動力伝達部材473は、ベースプレート410の上下にそれぞれ設けられ、上下方向に延びるラックギヤ部473aと、ラックギヤ部473aの一端に設けられ左右方向に延びる当接部473bとを有するT字形(上部の動力伝達部材473は倒立T字形、下部の動力伝達部材473はT字形)をなしている。
一方、遮蔽部材421〜424が遮蔽位置に位置するときには、動力伝達部材473が遮蔽部材421〜424の裏面に沿って移動するため、当接部473bは表示領域上に露出せず前方から視認不能となっている。
ガイド装置475は、各シャッタ440の側端部から側方へ突出する基片475aと、基片475aに設けられた前後方向の回転軸475d、475dに回転可能に設けられた1対のローラー475b、475bと、遮蔽部材421〜424の基部430内に設けられ、シャッタ440の開閉方向へ延びるガイドレール475cとを備える。ローラー475b、475bは、ガイドレール475cに沿って摺動可能となっている。
ガイド装置475によってシャッタ440は一定方向(図4におけるL2方向)に安定して変位することが可能となっている。
次に、第2作動機構470の作動態様について説明する。
図5に示すように、遮蔽部材421〜424が遮蔽位置に位置しているときに、上部の動力伝達部材473が第2モータM2の駆動により下降すると、動力伝達部材473の当接部473bは第2リンク部材471の突部471bに当接し、さらに、コイルスプリング471eの付勢力に抗って第2リンク部材471の短辺側が押し下げられることにより、てこの原理で回転軸471cを中心として長辺側が上昇し、シャッタ440の突部440aが長孔471aの内縁に係合して、シャッタ440に動力が伝達されることにより、シャッタ440はガイド装置475によって制御されながら閉鎖位置から開放位置にスライドし、第1開口部430bは開放状態となる。
第1可動部材及び第2可動部材は、特殊演出であるリーチ演出やリーチ前兆演出等の際に、表示装置30の表示演出態様、遮蔽部材421〜424やシャッタ440の遮蔽及び開放態様に合わせて、表示装置30の表示領域の一部を遮蔽したり開放したりする。
可動部材50は、図14に示すように、センター役物20の右側から出没する第1可動部材51と、図15に示すように、センター役物20の下側から出没する第2可動部材52とから構成される。
第1可動部材51が第2遮蔽位置に位置する際には、第2開口部420aを遮蔽するとともに、第1遮蔽部材421及び第3遮蔽部材423の各第1開口部430b、430bを、第1可動部材51の先端部及び基端部によって遮蔽する。
図3及び図11〜図14を参照しながら、遊技の流れに合わせて表示部遮蔽ユニット40及び可動部材50の作動態様について説明する。
図3は、通常演出が実行されている遊技機において、表示部遮蔽ユニット40が非遮蔽位置に位置する状態、及び可動部材50が退避位置に位置する状態を示す。この状態において、第1始動口31または第2始動口35に遊技球が入賞すると、主制御基板16は内部抽選を実行し、副制御基板17は、内部抽選の結果に基づく演出を実行する。その演出のうち、表示装置30において、演出図柄の組合せ等により、リーチ演出(特殊演出)が実行された場合、リーチ演出の発展演出として、表示部遮蔽ユニット40の遮蔽部材421〜424が遮蔽状態へ変位する等の第1演出が実行される。
第2演出においては、図12に示すように、遮蔽位置に位置する遮蔽部材421〜424の各シャッタ440が開放位置に変位するとともに、開放された第1開口部430b内の表示領域において所定の演出図柄を停止表示(確定表示)する。ここでいう所定の演出図柄とは、例えば、キャラクタ、数字、文字等のことである。最終的に、第1開口部及び第2開口部内のそれぞれの表示領域において、予め定められた演出図柄が確定表示されたことを契機に、大当たり状態を生起するようになっている。
なお、本実施形態の遊技機においては、低確率リーチ演出よりも高確率リーチ演出が実行された場合の方が、第3演出まで発展することが多くなるように設定されている。
第1可動部材51と同様、第2可動部材52により表示領域を遮蔽及び開放することによって、遊技者に大当たりの期待度を高めることができる。
リーチ演出のうち、図14に示すように、表示装置30の表示領域において、2組の演出図柄の組合せが、中図柄変動中に左図柄及び右図柄において対角線上にそれぞれ揃った状態であるダブルリーチ(例えば、図17に示すように、「6」−「変動中」−「6」と「7」−「変動中」−「7」(「左図柄」−「中図柄」−「右図柄」の順))の2種類のリーチ状態)演出が実行された場合、発展演出として第1演出が実行され、遮蔽部材421〜424が遮蔽位置に変位し、かつ図15に示すように、第2演出が実行され、第2開口部420aに変動表示中の図柄を表示するとともに、全てのシャッタ440を開放位置に変位して、各第1開口部430bに「6」または「7」図柄をそれぞれ表示して、上述のダブルリーチ状態を、遮蔽部材421〜424を通して再度演出する。第3演出が実行されて、変動表示中の中図柄が表示された第2開口部420aを、第1可動部材51(図15の仮想線に示す)または第2可動部材52によって遮蔽する。そして、中図柄が確定表示された後、第1可動部材51または第2可動部材52は、第2開口部420aを遮蔽した状態から退避位置へ変位する。
この第1演出から第3演出を実行することによって、高確率リーチ演出であるダブルリーチ演出を、さらに大当たりの期待度が高める演出へと昇華させることができる。
時短遊技の遊技回数抽選の結果、例えば、比較的多数の遊技回数が当選した場合、時短ゲーム数決定演出を実行する。時短ゲーム数決定演出は、遮蔽部材421〜424と表示装置30の表示演出との組合せによる演出である。
まず、図16に示すように、第1演出を実行して、第1遮蔽部材421〜第4遮蔽部材424を、表示装置30に対して遮蔽位置に変位させて、第2開口部420aを形成して表示領域を第2開口部420aに限定する。抽選結果を第2開口部420a内の表示領域に表示するとともに、第1遮蔽部材421〜第4遮蔽部材424を遮蔽位置から非遮蔽位置へ変位させつつ、その変位に合わせて、抽選結果を拡大表示する(図17参照)。
このような演出を実行することにより、演出図柄(2次元)の拡大表示に合わせて実体ある部材(3次元)である遮蔽部材420を変動させるため、2次元の演出と3次元の演出とが一体的に構成され、迫力ある演出を遊技者に提供して、演出の効果を高め遊技の嗜好性を向上させることができる。
第1可動部材51は、図18に示すように、表示装置30の全ての演出図柄が変動中にリーチ予告演出として、表示装置30の前面に出没する演出を実行する。例えば、この演出が実行された場合に、高確率で高確率リーチ演出が実行され、さらに、第1演出から第3演出まで発展する確率が高まるようにしてもよい。
第1可動部材51が第1位置または第2位置(図12参照)、もしくは第2可動部材52(図13参照)が出没位置に位置するとき、第1開口部430bまたは第2開口部420aが前方から視認できないように遮蔽した状態で、第1可動部材51または第2可動部材52を小刻みに揺動させる。
図12に示すように、第1可動部材51が第2位置に位置するとき、遊技領域9aの左上部の遊技領域照明部39、及び右下部の遊技領域照明部39の各光源同士を結ぶ線上に第1可動部材51が位置することになるが、その際に、左上部と右下部の遊技領域照明部39、40を点灯又は点滅させる。この演出により、遊技領域照明部39の光源が第1可動部材51の輪郭と一体をなして、あたかも遊技領域9aを左上がりに横断する剣のように視認させることができる。さらに、第1可動部材51にLED等の照明機器を設けて、表示装置30の表示演出や第1可動部材51の演出態様、また遊技領域照明部39の照明態様に合わせて点灯または点滅させることもできる。
第1開口部430b及び、シャッタ440を有しない遮蔽部材421〜424を遮蔽位置に変位させて、この第2開口部420aを形成し、第2開口部420aを、第1可動部材51または第2可動部材52によって遮蔽する。
遮蔽部材421〜424における基部430に、切欠部430aから表示領域における中央方向へ出没可能な出没片(図示省略)を設ける。遮蔽部材421〜424を遮蔽位置に変位させて、第2開口部420aを形成したときに、この第2開口部420aを遮蔽部材421〜424の出没片を突出させることにより、各突出片が互いに結合して第2開口部を閉鎖する。このとき、表示領域の全面は遮蔽され、前方から表示演出は視認できなくなる。
MS1 回転軸
M2 第2モータ
MS2 回転軸
1 遊技機
2 外枠
2a、2b 扉ヒンジ部
3 内枠
4 幕板
5 スピーカ
6前扉
7 透明板
8 シリンダ錠
9 遊技盤
9a 遊技領域
10L、10R 照明ユニット
11L、11R スピーカ
12 上皿
12a 前縁部
13 下皿
14 プッシュボタン
15 発射ハンドル
16 主制御基板
17 副制御基板
18 払出制御基板
19 発射制御基板
20 センター役物
20a 開口部
21 遊技球案内通路
22 ステージ
30 表示装置
31 第1始動口
32 一般入賞口
33 スルーチェッカ
34 一般入賞口
35 第2始動口
35a 可動片
36 大入賞口
37 アウト口
38a 特別図柄表示装置
38b 普通図柄表示装置
39 遊技領域照明部
40表示部遮蔽ユニット
51 第1可動部材
51a 回転軸
52 第2可動部材
60 第1駆動機構
62 第2駆動機構
410 ベースプレート
410a 開口部
411 取付片
420 遮蔽部材
420a 第2開口部
421〜424 遮蔽部材
430 基部
430a 切欠部
430b 第1開口部
430c 突部
430d 突部
430e 突出片
440 シャッタ
440a 突部
450 遮蔽部材可動機構
460 第1作動機構
461 リンク部材
461a 扇形ギヤ
461b 長孔
461c 回転軸
463 誘導部材
463a 摺動部
463b 誘導棒
463c 筒部
470 第2作動機構
471 第2リンク部材
471a 長孔
471b 突部
471c 回転軸
471d 突出片
471e コイルスプリング
473 動力伝達部材
473a ラックギヤ部
473b 当接部
475 ガイド装置
475a 基片
475b ローラー
475c ガイドレール
475d 回転軸
Claims (3)
- 遊技球が打ち出される遊技領域が形成される遊技盤と、前記遊技領域に設けられ各種演出画像を表示可能な表示領域を有する表示装置とを備える遊技機おいて、
前記遊技盤の裏側に設けられるベース体と、
前記表示装置の前面にあって、前記表示領域の一部または全部を遮蔽可能な遮蔽位置と、前記表示装置の表示領域から退避した非遮蔽位置とに変位可能な複数の第1移動体と、
前記第1移動体に対して相対的に変位可能に支持される第2移動体と、
前記ベース体に固定され、前記第1移動体を変位させるための第1モータと、
前記ベース体に固定され、前記第2移動体を変位させるための第2モータと、
前記第1モータと前記複数の第1移動体とを連係する第1リンク機構と、
前記第2モータと前記第2移動体とを連係可能な第2リンク機構とを備え、
前記複数の第1移動体は、前記第1リンク機構により前記第1モータの駆動力が伝達されることによって、前記遮蔽位置または前記非遮蔽位置に変位可能であり、
前記第2移動体は、前記第1移動体が前記遮蔽位置にあるときに、前記第2リンク機構が前記第2移動体及び前記第2モータ間の動力伝達経路を連係して、前記第2モータの駆動力が伝達されることによって、前記第1移動体に対して相対的に変位可能としたことを特徴とする遊技機。 - 前記第2リンク機構は、前記第1移動体に支持されて前記第2移動体に連係する連係部材と前記第2モータに連係する動力伝達部材とを備え、前記第1移動体が前記遮蔽位置にあるときに、前記連係部材が前記動力伝達部材に近接することによって、前記動力伝達部材及び前記連係部材間の動力伝達経路を連係可能として、前記第2モータの駆動力が伝達されることによって、前記第2移動体を変位可能としたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記第1移動体が非遮蔽位置にあるときに、前記連係部材は前記動力伝達部材と連係不能とし、前記第2モータの駆動力によって前記動力伝達部材のみを前記表示領域の前面へ出没可能としたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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