JP6372597B2 - 遊技機 - Google Patents
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また、上記目的を達成するために、遊技球が流下可能な遊技領域内に、遊技球が通過可能な特別領域を開閉する可動部材を備えた特別可動手段と、遊技球が入賞可能な特別入賞手段とが設けられている一方、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部が設けられ、さらに遊技に係る動作や前記図柄表示部における表示動作を制御する制御手段と、遊技者が操作可能で、当該操作により前記遊技領域へ遊技球が打ち込まれる発射操作手段とが備えられており、前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、さらに、前記図柄を所定の特別確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記特別入賞手段及び前記特別可動手段を所定の開成態様で断続的に開成させる特別遊技状態を生起させるとともに、前記特別遊技状態中に遊技球の前記特別領域の通過を検出すると、前記特別遊技状態の終了後、遊技者にとって有利な特定遊技状態を生起させる遊技機であって、前記遊技領域内に、遊技球が通過可能な通過手段と遊技球が入賞可能な入賞手段との何れかからなる少なくとも1つの内容決定用検出手段及び少なくとも1つの特定の内容決定用検出手段が設置されているとともに、前記特別遊技状態中の前記特別入賞手段の開成態様として、遊技球が所定個数入賞するまで若しくは特別開成時間が経過するまでの何れかが満たされるまで開成させる特別開成態様が設定されている一方、前記特別遊技状態中の前記特別可動手段の開成態様として、前記特別領域への遊技球の通過が期待できる特定開成時間にわたり開成させる特定開成態様と、前記特定開成時間より短く、前記特別領域への遊技球の通過が期待できない非特定開成時間にわたり開成させる非特定開成態様とが設定されており、前記制御手段は、前記図柄を前記特別確定表示態様で確定表示させると、前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段とを所定の順で何れか一方毎に有効化し、遊技者が前記発射操作手段を操作するタイミングを調整することにより、前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れで遊技球を検出させるか選択することができるようにするとともに、有効化している前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れかでの遊技球の最初の検出にもとづいて、その後に生起させる前記特別遊技状態中に前記特別入賞手段を前記特別開成態様で何回開成させるか、及び前記特別可動手段を前記特定開成態様と前記非特定開成態様との何れの開成態様で開成させるかを決定し、前記内容決定手段で遊技球が検出されると、所定の乱数からの数値の取得に応じて、前記特別可動手段を前記特定開成態様で開成させるか、それとも前記非特定開成態様で開成させるかを決定する一方、前記特定の内容決定用検出手段で遊技球が検出されると、前記特別可動手段を必ず前記非特定開成態様で開成させることを特徴とする。
また、遊技球が流下可能な遊技領域内に、遊技球が通過可能な特別領域を開閉する可動部材を備えた特別可動手段と、遊技球が入賞可能な特別入賞手段とが設けられている一方、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部が設けられ、さらに遊技に係る動作や前記図柄表示部における表示動作を制御する制御手段と、遊技者が操作可能で、当該操作により前記遊技領域へ遊技球が打ち込まれる発射操作手段とが備えられており、前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、さらに、前記図柄を所定の特別確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記特別入賞手段及び前記特別可動手段を所定の開成態様で断続的に開成させる特別遊技状態を生起させるとともに、前記特別遊技状態中に遊技球の前記特別領域の通過を検出すると、前記特別遊技状態の終了後、遊技者にとって有利な特定遊技状態を生起させる遊技機において、前記遊技領域内に、遊技球が通過可能な通過手段と遊技球が入賞可能な入賞手段との何れかからなる少なくとも1つの内容決定用検出手段及び少なくとも1つの特定の内容決定用検出手段が設置されているとともに、前記特別遊技状態中の前記特別入賞手段の開成態様として、遊技球が所定個数入賞するまで若しくは特別開成時間が経過するまでの何れかが満たされるまで開成させる特別開成態様が設定されている一方、前記特別遊技状態中の前記特別可動手段の開成態様として、前記特別領域への遊技球の通過が期待できる特定開成時間にわたり開成させる特定開成態様と、前記特定開成時間より短く、前記特別領域への遊技球の通過が期待できない非特定開成時間にわたり開成させる非特定開成態様とが設定されており、前記制御手段は、前記図柄を前記特別確定表示態様で確定表示させると、前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段とを所定の順で何れか一方毎に有効化し、遊技者が前記発射操作手段を操作するタイミングを調整することにより、前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れで遊技球を検出させるか選択することができるようにするとともに、有効化している前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れかでの遊技球の最初の検出にもとづいて、その後に生起させる前記特別遊技状態中に前記特別入賞手段を前記特別開成態様で何回開成させるか、及び前記特別可動手段を前記特定開成態様と前記非特定開成態様との何れの開成態様で開成させるかを決定する一方、前記特定の内容決定用検出手段で遊技球が検出された際に決定される前記特別入賞手段の前記特別開成態様での開成回数が、前記内容決定用検出手段で遊技球が検出された際に決定される前記特別入賞手段の前記特別開成態様での開成回数の期待値よりも多い若しくは前記期待値と同数であり、且つ、前記特定の内容決定用検出手段で遊技球が検出された際に決定される前記特別可動手段の開成態様が、必ず前記非特定開成態様であるという構成を採用することも考えられる。
そして、以上のような構成を採用することにより、たとえば特定遊技状態の継続中に、特別遊技状態の終了後特定遊技状態を再度生起させることなく遊技を終了したいような場合、遊技者は、図柄が特別確定表示態様で確定表示された際、強度調整手段や発射操作手段を操作して、敢えて特定の内容決定用検出手段で遊技球を検出させることで、特別遊技状態中に遊技球が通過領域を極めて通過しにくい、すなわち特別遊技状態の終了後に特定遊技状態が極めて生起しにくい特別遊技状態を生起させることができるという効果を奏することができる。
また、たとえ内容決定用検出手段で遊技球を検出させ、特別可動手段が特定開成態様で開成するような特別遊技状態が生起したとしても、特別可動手段へ遊技球を入賞させないようにすることで、特別遊技状態の終了後に特定遊技状態を生起させないようにすることができるものの、特定の内容決定用検出手段で検出させるだけで、特別遊技状態中に敢えて特別可動手段へ遊技球を入賞させないといった煩わしい作業を実行せずに、そしてそのような煩わしい作業を実行するよりも有利な状況で遊技を終了することができるようになっており、遊技者に不快感を抱かせることがないという効果も奏することができる。
一方、請求項2に記載の発明では、遊技領域内において、少なくとも1つの内容決定用検出手段と特定の内容決定用検出手段とが設置されているとともに、図柄を特別確定表示態様で確定表示すると、内容決定用検出手段と特定の内容決定用検出手段とを所定の順で何れか一方毎に有効化し、遊技者が発射操作手段を操作するタイミングを調整することにより、内容決定用検出手段と特定の内容決定用検出手段との何れで遊技球を検出させるか選択することができるようにしている。また、有効化している内容決定用検出手段と特定の内容決定用検出手段との何れかでの遊技球の最初の検出にもとづいて、その後に生起させる特別遊技状態中に特別入賞手段を特別開成態様で何回開成させるか、及び特別可動手段を特定開成態様と非特定開成態様との何れの開成態様で開成させるかを決定する。
さらに、請求項1及び2に記載の発明では、内容決定手段で遊技球が検出されると、所定の乱数からの数値の取得に応じて、特別可動手段を前記特定開成態様で開成させるか、それとも非特定開成態様で開成させるかを決定する一方、特定の内容決定用検出手段で遊技球が検出されると、特別可動手段を必ず前記非特定開成態様で開成させるように設定されている。
したがって、請求項1及び2に記載の発明によれば、たとえば特定遊技状態の継続中に、特別遊技状態の終了後特定遊技状態を再度生起させることなく遊技を終了したいような場合、遊技者は、図柄が特別確定表示態様で確定表示された際、強度調整手段(請求項1)や発射操作手段(請求項2)を操作して、敢えて特定の内容決定用検出手段で遊技球を検出させることで、特別遊技状態中に遊技球が通過領域を極めて通過しにくい、すなわち特別遊技状態の終了後に特定遊技状態が極めて生起しにくい特別遊技状態を生起させることができる。
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
メイン制御装置30には、大当たり抽選や大当たり内容決定抽選の実行とともに下記部材の動作を制御するメインCPU32、ROMやRAM等といった記憶手段33、タイマ34、及びインターフェイス35等が搭載されたメイン制御基板31が内蔵されている。そして、該メイン制御基板31は、インターフェイス35を介して、始動入賞口19や始動入賞役物17、大入賞アタッカー18a、V入賞アタッカー18b、ゲート部材20、特別図柄表示部60、第1内容決定ゲート62、及び第2内容決定ゲート63等と接続されている。そして、メインCPU32は、遊技球の始動入賞口19や始動入賞役物17、大入賞アタッカー18a、及びV入賞アタッカー18bへの入賞や、遊技球のゲート部材20や第1内容決定ゲート62、第2内容決定ゲート63の通過を検出可能となっている。また、メイン制御基板31は、サブ制御装置40内に内蔵されたサブ統合基板41とも電気的に接続されている。なお、図4では省略しているが、メイン制御基板31は、払出制御装置28や電源装置29等ともインターフェイス35を介して接続されている。
まずパチンコ機1では、特別図柄の変動表示が可能な通常状態や高確率状態といった遊技状態において、遊技球が始動入賞口19や始動入賞役物17へ入賞すると、当該入賞がメインCPU32により検出される(所定条件の充足)。すると、メインCPU32は、所定個数(たとえば3個)の遊技球を賞球として払い出すとともに、入賞検出のタイミングでcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタから夫々1つの数値を取得し、さらに保留情報記憶領域36に記憶されている保留情報の数が最大値に達しているか否かを確認する。そして、保留情報の数が既に最大値に達していると、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を記憶することなく削除する。一方、最大値に達していないと、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報記憶領域36に記憶するとともに、遊技状態毎に設定されている大当たり判定用テーブルを参照して今回cカウンタから取得した数値が所定の「大当たり数値(たとえば通常状態の大当たり判定用テーブルでは、“100”、“500”の2通りとなっており、高確率状態の大当たり判定用テーブルでは、“0”、“50”、“100”、“150”、“200”、“250”、“300”、“350”、“400”、“450”、“500”、“550”、“600”、“650”、“700”の16通りとなっている)」であるか否か(すなわち、大当たり抽選の結果が所謂「大当たり」であるか否かであって、当該保留情報を消化する際の図柄の変動に係り、図柄を特別確定表示態様で確定表示させるか否か)、大当たり抽選の結果を踏まえた上でのdカウンタからの取得数値にもとづく特別図柄の確定表示態様、及び大当たり抽選の結果を踏まえた上でのeカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンがどうなるかを、後述する大当たり判定よりも事前に事前判定として一旦判定する。さらに、メインCPU32は、当該事前判定の結果、及び何個目の保留情報にもとづくものであるのかを含んだ予定情報を作成し、サブ統合CPU42へ送信する。
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、始動入賞口19や始動入賞役物17への入賞に応じて行われる大当たり抽選では「大当たり」であるか否かしか決定しておらず、「大当たり」が確定した後(すなわち、特別図柄表示部60において特別確定表示態様で特別図柄を確定表示した後)に、第1内容決定ゲート62や第2内容決定ゲート63へ遊技球を通過させたことに応じて大当たり状態の内容を決定している。また、遊技球が第1内容決定ゲート62を通過すると、必ずV入賞アタッカー18bが非特定開成態様で開成する大当たり状態が生起するようにしている。さらに、演出用表示部6を中心として左寄りに第1内容決定ゲート62を、右寄りに第2内容決定ゲート63を夫々設け、演出用表示部6の左側を流下する遊技球についてのみ第1内容決定ゲート62へ、演出用表示部6の右側を流下する遊技球についてのみ第2内容決定ゲート63へ夫々通過可能としている。したがって、たとえば高確率状態の継続中に、大当たり状態の終了後高確率状態を再度生起させることなく遊技を終了したい場合、遊技者は、「大当たり」の確定後、ハンドル9を回動操作して遊技球を敢えて第1内容決定ゲート62へ通過させることで、大当たり状態の終了後に高確率状態が極めて生起しにくい大当たり状態を生起させることができる。さらに、第1内容決定ゲート62と第2内容決定ゲート63とを上記位置に設置しているため、ハンドル9の回動操作して遊技球を遊技領域16へ打ち込む強度を調整するだけで、遊技者は第1内容決定ゲート62と第2内容決定ゲート63との何れへ遊技球を通過させるかを容易且つ確実に選択することができ、狙っていた内容決定ゲートとは逆の内容決定ゲートへ遊技球を通過させてしまいやすい等の不快感を遊技者に抱かせることもない。
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、内容決定用検出手段の構造や内容決定用検出手段を利用した遊技の制御等に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
加えて、上記実施形態では、特別開成時間や非特別開成時間、特定開成時間や非特定開成時間に関し、具体的な時間をそれぞれ1つしか記載していないが、勿論他の時間を採用してもよいし、各開成時間について夫々複数の時間を設定してもよい(たとえば、特別開成時間として28秒と30秒との2種類を、非特別開成時間として0.1秒、0.2秒、及び0.5秒の3種類を夫々設定する等)。
さらに、上記実施形態では、メイン制御装置とサブ制御装置との2つの制御装置に分けて制御するように構成しているが、メイン制御装置1つで制御するように構成してもよく、メイン制御装置1つで制御する際には、開始コマンドや予定情報等を作成する必要はない。加えて、上記実施形態では、特別図柄と装飾図柄との2種類の図柄を用いるパチンコ機としているが、特別図柄のみを用いたパチンコ機であってもよいし、特別図柄表示部を演出用表示部内や遊技領域内、センター部材等の他の位置に設けてもよい。
さらにまた、特別入賞手段の数や特別遊技状態における特別入賞手段の可動態様等についても、上記実施形態のものに何ら限定されることはなく、たとえば複数の特別入賞手段を設置したり、それらを交互に開動作させるようにしてもよい。
加えて、上記実施形態では、内容決定抽選のためのカウンタとして1つのカウンタしか設けていないが、複数のカウンタを用いて内容決定抽選を行ってもよく、たとえば特別入賞手段の可動態様と特別可動手段の可動態様とを夫々別のカウンタからの数値の取得にもとづいて決定するように構成することも可能である。
さらに、上記実施形態では、特別遊技状態におけるV入賞アタッカーの動作態様について、特定開成時間若しくは非特定開成時間にわたって1回しか開動作しないように構成しているが、特定開成時間若しくは非特定開成時間にわたる開動作を複数回繰り返すように構成することも勿論可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、制御手段や図柄表示部、特別可動手段、演出用表示部等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。例えば、「制御手段」は、ハード単体でも、ソフトを含んだものであっても構わない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
Claims (2)
- 遊技球が流下可能な遊技領域内に、遊技球が通過可能な特別領域を開閉する可動部材を備えた特別可動手段と、遊技球が入賞可能な特別入賞手段とが設けられている一方、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部が設けられ、さらに遊技に係る動作や前記図柄表示部における表示動作を制御する制御手段と、遊技者が操作可能で、当該操作により前記遊技領域へ遊技球を打ち込む強度を調整可能な強度調整手段とが備えられており、
前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、
さらに、前記図柄を所定の特別確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記特別入賞手段及び前記特別可動手段を所定の開成態様で断続的に開成させる特別遊技状態を生起させるとともに、前記特別遊技状態中に遊技球の前記特別領域の通過を検出すると、前記特別遊技状態の終了後、遊技者にとって有利な特定遊技状態を生起させる遊技機であって、
前記遊技領域内に、遊技球が通過可能な通過手段と遊技球が入賞可能な入賞手段との何れかからなる少なくとも1つの内容決定用検出手段及び少なくとも1つの特定の内容決定用検出手段を夫々異なる位置に設置し、遊技者が前記強度調整手段を操作することにより、前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れで遊技球を検出させるか選択することができるようにするとともに、
前記特別遊技状態中の前記特別入賞手段の開成態様として、遊技球が所定個数入賞するまで若しくは特別開成時間が経過するまでの何れかが満たされるまで開成させる特別開成態様が設定されている一方、前記特別遊技状態中の前記特別可動手段の開成態様として、前記特別領域への遊技球の通過が期待できる特定開成時間にわたり開成させる特定開成態様と、前記特定開成時間より短く、前記特別領域への遊技球の通過が期待できない非特定開成時間にわたり開成させる非特定開成態様とが設定されており、
前記制御手段は、前記図柄を前記特別確定表示態様で確定表示させると、前記内容決定用検出手段及び前記特定の内容決定用検出手段を同時に若しくは所定の順で有効化するとともに、有効化している前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れかでの遊技球の最初の検出にもとづいて、その後に生起させる前記特別遊技状態中に前記特別入賞手段を前記特別開成態様で何回開成させるか、及び前記特別可動手段を前記特定開成態様と前記非特定開成態様との何れの開成態様で開成させるかを決定し、
前記内容決定手段で遊技球が検出されると、所定の乱数からの数値の取得に応じて、前記特別可動手段を前記特定開成態様で開成させるか、それとも前記非特定開成態様で開成させるかを決定する一方、
前記特定の内容決定用検出手段で遊技球が検出されると、前記特別可動手段を必ず前記非特定開成態様で開成させることを特徴とする遊技機。 - 遊技球が流下可能な遊技領域内に、遊技球が通過可能な特別領域を開閉する可動部材を備えた特別可動手段と、遊技球が入賞可能な特別入賞手段とが設けられている一方、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部が設けられ、さらに遊技に係る動作や前記図柄表示部における表示動作を制御する制御手段と、遊技者が操作可能で、当該操作により前記遊技領域へ遊技球が打ち込まれる発射操作手段とが備えられており、
前記制御手段は、所定条件の充足にもとづいて1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した前記数値にもとづいて前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間を含む基本変動パターンとを決定し、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、
さらに、前記図柄を所定の特別確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記特別入賞手段及び前記特別可動手段を所定の開成態様で断続的に開成させる特別遊技状態を生起させるとともに、前記特別遊技状態中に遊技球の前記特別領域の通過を検出すると、前記特別遊技状態の終了後、遊技者にとって有利な特定遊技状態を生起させる遊技機であって、
前記遊技領域内に、遊技球が通過可能な通過手段と遊技球が入賞可能な入賞手段との何れかからなる少なくとも1つの内容決定用検出手段及び少なくとも1つの特定の内容決定用検出手段が設置されているとともに、
前記特別遊技状態中の前記特別入賞手段の開成態様として、遊技球が所定個数入賞するまで若しくは特別開成時間が経過するまでの何れかが満たされるまで開成させる特別開成態様が設定されている一方、前記特別遊技状態中の前記特別可動手段の開成態様として、前記特別領域への遊技球の通過が期待できる特定開成時間にわたり開成させる特定開成態様と、前記特定開成時間より短く、前記特別領域への遊技球の通過が期待できない非特定開成時間にわたり開成させる非特定開成態様とが設定されており、
前記制御手段は、前記図柄を前記特別確定表示態様で確定表示させると、前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段とを所定の順で何れか一方毎に有効化し、遊技者が前記発射操作手段を操作するタイミングを調整することにより、前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れで遊技球を検出させるか選択することができるようにするとともに、有効化している前記内容決定用検出手段と前記特定の内容決定用検出手段との何れかでの遊技球の最初の検出にもとづいて、その後に生起させる前記特別遊技状態中に前記特別入賞手段を前記特別開成態様で何回開成させるか、及び前記特別可動手段を前記特定開成態様と前記非特定開成態様との何れの開成態様で開成させるかを決定し、
前記内容決定手段で遊技球が検出されると、所定の乱数からの数値の取得に応じて、前記特別可動手段を前記特定開成態様で開成させるか、それとも前記非特定開成態様で開成させるかを決定する一方、
前記特定の内容決定用検出手段で遊技球が検出されると、前記特別可動手段を必ず前記非特定開成態様で開成させることを特徴とする遊技機。
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