JP2015164521A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来にない斬新な保留表示体の変化演出を実行する遊技性の高い遊技機を提供する。
【解決手段】所定の演出条件が満たされると、装飾図柄66、66・・の変動開始時に演出用表示部6に表示されている全ての保留表示体を回転表示させるとともに、予めシナリオで定められた変化の対象となる保留表示体のみを回転表示中若しくは停止に伴い回転表示前とは異なる種類の保留表示体に変化させるという第1変化演出を実行する。したがって、ただ単に変化する保留表示体のみを対象として演出を行っていた従来のものと比較すると、遊技者は、どの保留表示体が変化するのかについてまで興趣をもって遊技することができる。
【選択図】図16

Description

本発明は、たとえばパチンコ機等といった遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一例であるパチンコ機には、装飾図柄や映像、保留表示体を表示する演出用表示部が設けられている。そして、そのようなパチンコ機の中には、保留表示体を表示するにあたり、対応する保留情報の内容(たとえば、大当たり抽選の結果等)を事前判定し、その事前判定の結果が特定の結果であると、保留の消化に応じて移動する保留表示体を、通常の表示体から色や形の異なる別の表示体へ変化させるものがある(たとえば特許文献1)。
特開2013−244366号公報
しかしながら、従来の遊技機では、保留表示体を変化させるに際し、変化の対象となる保留表示体についてのみキャラクターを干渉させる等するため、遊技者にしてみると、どの保留表示体が変化しそうなのかすぐに判別できてしまい、興趣に乏しいという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、従来にない斬新な保留表示体の変化演出を実行する遊技性の高い遊技機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、各種表示演出を行うための演出用表示部と、開閉動作可能な可動部材を有する特別入賞手段とが設けられているとともに、遊技に係る動作や図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段を備えており、前記制御手段は、所定の抽選条件の充足にもとづき1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値を所定数まで保留情報として記憶する一方、所定の順序にしたがって記憶している前記保留情報から1つの保留情報を読み出し、前記数値にもとづいて少なくとも前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間とを決定するとともに、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、さらに、前記図柄を特別な確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記特別入賞手段を所定の態様で作動させる特別遊技状態を生起させる遊技機であって、前記制御手段は、前記保留情報の記憶に伴い、前記演出用表示部内における前記保留情報の数と対応する表示位置に保留表示体を追加する一方、前記保留情報を読み出すにあたり、読み出す前記保留情報に対応する前記保留表示体を、前記演出用表示部内における所定の消化位置へ移動させる、若しくは、前記消化位置への移動に応じて対応する消化表示体に変更するとともに、今回読み出さなかった前記保留情報に対応する前記保留表示体を、その数と対応する新たな表示位置へ移動させる一方、前記保留表示体として複数種類の表示体を有し、所定の演出条件が満たされていると、前記保留表示体の前記新たな表示位置への移動後、表示されている全ての前記保留表示体を予兆表示態様とし、当該予兆表示態様中若しくは予兆表示態様の終了に伴い、前記保留表示体のうちの少なくとも1つの前記保留表示体について、移動前の前記表示体から別の前記表示体へ変化させることを特徴とする。
本発明によれば、保留表示体として複数種類の表示体を有しており、所定の演出条件が満たされていると、保留表示体の新たな表示位置への移動後、表示されている全ての保留表示体を予兆表示態様とし、当該予兆表示態様中若しくは予兆表示態様の終了に伴い、保留表示体のうちの少なくとも1つの保留表示体について、移動前の表示体から別の表示体へ変化させる。すなわち、変化の対象となっていない保留表示体も変化の対象である保留表示体と同じく予兆表示態様とする。したがって、遊技者にしてみると、保留表示体が予兆表示態様になった時点では、どの保留表示体が変化の対象であるのか判別することができないため、どの保留表示体が変化の対象であるのかについても興趣をもって遊技することができる。すなわち、従来の遊技機では体験できない斬新な遊技を遊技者に提供し得る遊技機とすることができる。
パチンコ機を前面側から示した説明図である。 遊技盤を前面側から示した説明図である。 パチンコ機を後面側から示した説明図である。 パチンコ機の制御機構を示したブロック図である。 dカウンタの数値と「大当たり」の種別との対応を示した説明図である。 eカウンタの数値と基本変動パターンとの対応を示した説明図である。 基本変動パターンと詳細変動パターンとの対応を示した説明図である。 演出用表示部を示した説明図である。 シナリオの内容を示した説明図である。 fカウンタの数値とシナリオの種別との対応を示した説明図である。 シナリオの設定に係るフローチャート図である。 変化演出の実行に係るフローチャート図である。 保留表示体の変化演出に係る一態様を示した説明図である。 保留表示体の変化演出に係る一態様を示した説明図である。 保留表示体の変化演出に係る一態様を示した説明図である。 保留表示体の変化演出に係る一態様を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるパチンコ機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(パチンコ機の全体的な説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、遊技盤2を前面側から示した説明図である。さらに、図3は、パチンコ機1を後面側から示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域16内へ遊技球を打ち込み、遊技領域16内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を保持してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域16とされている。
当該遊技領域16は、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール23及び内レール24等によって囲まれており、遊技領域16に左部における両レール23、24間が遊技球を遊技領域16内へ打ち込むための発射通路13とされている。また、遊技領域16の略中央には、「0」〜「9」の数字からなる装飾図柄を表示したり、後述するような通常保留表示体71や第1特殊保留表示体72等(図13等に示す)を用いた表示演出等を実行するための演出用表示部6が設けられている。さらに、演出用表示部6を囲むように種々の電動役物を備えたセンター部材26が設置されており、該センター部材26の左方には、遊技球が通過可能なゲート部材20が設けられている。加えて、遊技領域16におけるセンター部材26の下方には、遊技球が入賞可能な始動入賞口19と、一対の翼片を開閉動作可能に備えたチューリップ式電動役物17と、開閉可能な扉部材を有する大入賞装置18とが設置されている。一方、遊技領域16外となる遊技盤2の右下部には、特別図柄を表示するための7セグメント表示器からなる特別図柄表示部61が設けられている。なお、遊技領域16の略全面には、多数の遊技釘が植設されている。さらに、特別図柄表示部61は、前扉4を閉塞したとしても、前扉4の前方にいる遊技者から視認可能な位置に設けられている。
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、遊技球を発射装置10へ供給するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が取り付けられており、供給皿7は前扉4の開放に伴い、貯留皿8はミドル枠5の開放に伴い夫々機枠3に対して片開き可能となっている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させるためのハンドル9が回動操作可能に設置されている。加えて、供給皿7の前方には、遊技者が任意に押し込み操作可能な押しボタン25が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
一方、機枠3の後面側には、供給皿7へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払出装置12、払出装置12における払い出し動作を制御する払出制御装置28、及び各制御基板や装置・部材に電源電圧を供給するための電源装置29等が設置されている。また、21は、合成樹脂製のカバー状に形成されたセンターカバーであって、当該センターカバー21の内部には、遊技に係る主たる制御(たとえば、所謂大当たり抽選等)を実行するためのメイン制御装置30(図4に示す)、演出用表示部6における表示動作等を制御する表示制御装置50(図4に示す)、ランプ部材15の点灯/点滅動作等を制御する発光制御装置51(図4に示す)、スピーカ14からの報音動作を制御する音制御装置52(図4に示す)、及び表示制御装置50や音制御装置52等の動作を統合的に制御するサブ制御装置40(図4に示す)等が設置されている。尚、22は、パチンコ機1をトランスに接続するためのプラグであり、27は、アースである。
次に、パチンコ機1の制御機構について、図4をもとに説明する。図4は、パチンコ機1の制御機構を示したブロック図である。
メイン制御装置30には、大当たり抽選の実行とともに下記部材の動作を制御するメインCPU32、ROMやRAM等といった記憶手段33、タイマ34、及びインターフェイス35等が搭載されたメイン制御基板31が内蔵されている。そして、該メイン制御基板31は、インターフェイス35を介して、始動入賞口19やチューリップ式電動役物17、大入賞装置18、ゲート部材20、及び特別図柄表示部61等と接続されている。また、メイン制御基板31は、サブ制御装置40内に内蔵されたサブ統合基板41とも電気的に接続されている。なお、図4では省略しているが、メイン制御基板31は、払出制御装置28や電源装置29等ともインターフェイス35を介して接続されている。
記憶手段33には、チューリップ式電動役物17を開動作させるか否かの開放抽選に使用するaカウンタ、大当たり抽選に使用するcカウンタ(大当たり判定用乱数)、特別図柄表示部61における特別図柄の確定表示態様を決定するdカウンタ(確定表示態様決定用乱数)、及び主に特別図柄や装飾図柄の変動時間である基本変動パターンを決定するeカウンタ(変動時間情報決定用乱数)等の複数のカウンタが内蔵されている。各カウンタは、電源投入時から所定の規則に従って所定の数値の間をごく短時間(たとえば1割込2.000ms)のうちに1ずつ加算しながらループカウントするループカウンタであって、当該カウンタを用いた数値の取得は、乱数からの数値の取得とみなすことができる。また、aカウンタは0〜10(11通り)の間を、cカウンタは0〜300(301通り)の間を、dカウンタは0〜4(5通り)の間を、及びeカウンタは0〜30(31通り)の間を夫々ループカウントするようになっている。そして、メインCPU32は、遊技球のゲート部材20の通過検出を契機としてaカウンタから1つの数値を取得するとともに、遊技球の始動入賞口19やチューリップ式電動役物17への入賞検出を契機として、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタから夫々1つの数値を取得する(大当たり抽選を実行する)。
また、記憶手段33には、特別図柄表示部61に表示する特別図柄、図5に示す如くdカウンタの数値と特別図柄の確定表示態様とを対応づけた確定表示態様決定テーブルと、図6に示す如くeカウンタの数値と基本変動パターンとを対応づけた基本変動パターン決定テーブルとが記憶されている。この基本変動パターンとは、主に特別図柄及び装飾図柄の変動時間(変動開始から確定表示までの時間)を規定するものである。さらに、記憶手段33には、たとえば特別図柄表示部61において特別図柄が変動表示中に始動入賞口19やチューリップ式電動役物17へ遊技球が入賞したような場合に、当該入賞に伴うcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報として、始動入賞口19とチューリップ式電動役物17とを区別した状態で夫々最大4つまで(合計8つまで)記憶する保留情報記憶領域36が設けられている。加えて、記憶手段33には、保留情報記憶領域36に記憶されている保留情報を1つずつ移行して記憶可能であり、大当たり抽選の結果が大当たりであるか否か等の大当たり判定を実行するための大当たり判定用記憶領域37が設けられている。尚、保留情報は、特別図柄及び装飾図柄が確定表示される度に所定の順番(パチンコ機1では、チューリップ式電動役物17への入賞にもとづく保留情報を、始動入賞口19への入賞にもとづく保留情報よりも優先して消化する)で順次大当たり判定用記憶領域37へ移行されて消化され、該消化に伴って新たな保留情報が記憶可能となる。
サブ制御装置40には、サブ統合CPU42、記憶手段43、タイマ44、及びインターフェイス45等が搭載されたサブ統合基板41が内蔵されている。該サブ統合基板41は、インターフェイス45を介してメイン制御基板31と電気的に接続されているとともに、表示制御装置50、発光制御装置51、及び音制御装置52と電気的に接続されている。そして、サブ統合CPU42は、後述するようにメイン制御基板31から大当たり抽選に係る信号(後述するような各種コマンド等)を受信すると、その内容に応じて各制御装置を制御し、スピーカ14やランプ部材15の動作や、演出用表示部6における装飾図柄の表示動作、通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72等へ変化させる保留表示体の変化演出に係る動作等を制御するようになっている。
また、記憶手段43には、演出用表示部6に表示する装飾図柄を記憶する図柄記憶領域(図示せず)と、該装飾図柄の詳細な変動表示態様やキャラクターの動画を用いたキャラクター演出等からなる複数の詳細変動パターンを記憶した変動パターン記憶領域46とが設けられており、種々の詳細変動パターンが図7に示す如くメイン制御基板31で決定される基本変動パターンと対応づけて記憶されている。さらに、記憶手段43には、メイン制御基板31から送信されてくる後述するような予定情報を記憶するための予定情報記憶領域47が設けられている。
以下、上記パチンコ機1における基本的な遊技動作について簡略に説明する。
まずパチンコ機1では、遊技球が始動入賞口19やチューリップ式電動役物17へ入賞すると、当該入賞がメインCPU32により検出される(本実施形態では、始動入賞口19への遊技球の入賞がメインCPU32により検出されたことをもって所定の抽選条件の充足となる)。すると、メインCPU32は、所定個数(たとえば3個)の遊技球を賞球として払い出すとともに、入賞検出のタイミングでcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタから夫々1つの数値を取得し、さらに保留情報記憶領域36に記憶されている保留情報の数が最大値に達しているか否かを確認する。そして、保留情報の数が既に最大値に達していると、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を記憶することなく削除する。一方、最大値に達していないと、cカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタからの取得数値を保留情報記憶領域36に記憶するとともに、遊技状態毎に設定されている大当たり判定用テーブルを参照して今回cカウンタから取得した数値が所定の「大当たり数値(たとえば通常状態の大当たり判定用テーブルでは、“100”の1通りとなっており、高確率状態の大当たり判定用テーブルでは、“0”、“50”、“100”、“150”、“200”、“250”、“300”の7通りとなっている)」であるか否か(すなわち、大当たり抽選の結果が「大当たり」であるか否か)、当該「大当たり」に係る判定結果を踏まえた上でのdカウンタからの取得数値にもとづく特別図柄の確定表示態様(「大当たり」である場合には「大当たり」の種別)、及び「大当たり」に係る判定結果を踏まえた上でのeカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンがどうなるかを、後述する大当たり判定よりも事前に事前判定として一旦判定する。さらに、メインCPU32は、当該事前判定の結果、始動入賞口19とチューリップ式電動役物17との何れへの入賞に伴う保留情報であるのか、及び何個目の保留情報にもとづくものであるのかを含んだ予定情報を作成し、サブ統合CPU42へ送信する。
また、メインCPU32は、特別図柄表示部61において図柄を変動表示しているか、それとも確定表示しているかを常に確認しており、図柄を確定表示していると保留情報の有無を確認する。そして、保留情報が存在すると、消化する優先度が最も高い保留情報(ここでは最も以前に記憶した保留情報)を大当たり判定用記憶領域37へ移行するとともに、当該保留情報について以下の大当たり判定を実行する。すなわち、保留情報を大当たり判定用記憶領域37へ移行した時点での遊技状態に対応した大当たり判定用テーブルを参照して、当該保留情報に係るcカウンタからの取得数値が上記所定の「大当たり数値」であるか否か、つまり大当たり抽選の結果が「大当たり」であるか、それとも「はずれ」であるかを判定する。また、大当たり抽選の結果が「大当たり」である(cカウンタからの取得数値が「大当たり数値」である)と、dカウンタからの取得数値を図5(b)に示す確定表示態様決定テーブルに対応させて特別図柄の確定表示態様を決定するとともに、図6(b)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す(すなわち、図柄の変動時間を含む基本変動パターンを決定する)。一方、大当たり抽選の結果が「はずれ」である(cカウンタからの取得数値が「大当たり数値」以外の数値である)と、dカウンタからの取得数値を図5(a)に示す確定表示態様決定テーブルに対応させて特別図柄の確定表示態様を決定するとともに、図6(a)に示す基本変動パターン決定テーブルを用い、eカウンタからの取得数値に対応する基本変動パターンを読み出す(すなわち、図柄の変動時間を含む基本変動パターンを決定する)。
その後、メインCPU32は、大当たり抽選の結果(「大当たり」であるか「はずれ」であるか)、特別図柄の確定表示態様、及び読み出した基本変動パターンの種類を示す情報を含んだ開始コマンドを作成するとともに、当該開始コマンドをサブ統合CPU42へ送信する。また、特別図柄表示部61において特別図柄を所定の態様で変動させるとともに、タイマ34による計時を開始する。そして、読み出した基本変動パターンに応じた図柄の変動時間が経過すると、大当たり抽選の結果を踏まえた上でのdカウンタからの取得数値にもとづく確定表示態様で特別図柄を確定表示させるとともに、停止信号を含んだ停止コマンドをサブ統合CPU42へと送信する。なお、確定表示する特別図柄については、たとえば、大当たり抽選の結果が「大当たり」であり、且つ、dカウンタからの取得数値が“0”〜“2”である場合には、「確変大当たり」として特定大当たり特別図柄確定表示態様(特別な確定表示態様)である『7』で、「大当たり」であり、且つ、dカウンタからの取得数値が“3”か“4”である場合には、「非確変大当たり」として非特定大当たり特別図柄確定表示態様(特別な確定表示態様)である『2』で夫々確定表示させる。一方、大当たり抽選の結果が「はずれ」である場合には、はずれ確定表示態様である『−』で確定表示させる。
さらに、メインCPU32は、大当たり抽選の結果が「大当たり」であると、上記特別図柄の特別な確定表示態様での確定表示後、特別遊技状態である大当たり状態の開始を報知する開始デモ、大入賞装置18の所定回数にわたる断続的な開成、及び大当たり状態の終了を報知する終了デモからなる大当たり状態を生起させ、開成した大入賞装置18に遊技球が入賞すると、始動入賞口19やチューリップ式電動役物17へ入賞した場合と比較して多くの遊技球(たとえば10個)を賞球として払い出す。
また、メインCPU32は、「確変大当たり」に起因して生起させた大当たり状態が終了した場合には、大当たり状態が終了してから次回大当たり判定において大当たり抽選の結果が「大当たり」(種別には依らない)となるまで、大当たり抽選の結果が「大当たり」となる確率が上述の如く向上した高確率状態を生起させるとともに、チューリップ式電動役物17が開状態となりやすく、且つ、チューリップ式電動役物17が長時間にわたり開状態となるサポート状態を生起させる。
一方、「非確変大当たり」に起因して生起させた大当たり状態が終了した場合には、大当たり状態が終了してから、特別図柄が特定回数(たとえば100回)だけ確定表示されるまでに限り、チューリップ式電動役物17が開状態となりやすく、且つ、チューリップ式電動役物17が長時間にわたり開状態となるサポート状態を生起させる。なお、「次回大当たり判定において大当たり抽選の結果が「大当たり」となるまで」という事項は、たとえば上記特定回数を10000回と設定することにより実現してもよい。
また、チューリップ式電動役物17の開閉動作もメインCPU32で制御しており、遊技球がゲート部材20を通過すると、当該通過がメインCPU32により検出される。すると、メインCPU32は、通過検出のタイミングでaカウンタから1つの数値を取得する(開放抽選を行う)とともに、aカウンタからの取得数値が所定の「開放数値(たとえばサポート状態が生起していると“0”〜“9”の10通り、サポート状態が生起していないと“0”の1通りのみとなっている)」であるか否かを判定する。そして、aカウンタからの取得数値が「開放数値」である、すなわち開放抽選の結果が「当選」であると、チューリップ式電動役物17を閉状態から開状態へ所定の態様で作動させる。このとき、サポート状態が生起していると、たとえばサポート状態が生起していない場合と比べて長い時間(2秒間)に亘り開状態とすることを断続的に3回繰り返す態様等の特別開放動作態様でチューリップ式電動役物17を作動させる。また、サポート状態が生起していないと、たとえばサポート状態が生起している場合と比べて短い時間(0.2秒)に亘り、しかも1回しか開状態としない等の通常開放動作態様でチューリップ式電動役物17を作動させる。一方、aカウンタからの取得数値が「開放数値」でない、すなわち開放抽選の結果が「はずれ」であると、チューリップ式電動役物17を閉状態のまま作動させない。また、チューリップ式電動役物17の作動中等に遊技球がゲート部材20を通過した場合は、上記保留情報と同様、当該通過のタイミングで取得したaカウンタの数値を所定個数まで記憶手段33に記憶するとともに、チューリップ式電動役物17の作動が終了する度に記憶した順で開放抽選の結果の確認等を実行するようになっている。
一方、サブ統合CPU42は、予定情報を受信すると予定情報記憶領域47へ記憶するとともに、後述の如くして決定した種類の保留表示体(たとえば通常保留表示体71)を演出用表示部6に表示する。また、開始コマンドを受信すると、演出用表示部6に保留表示体を表示している場合には、受信した開始コマンドに対応する保留表示体を演出用表示部6から所定の表示態様で消去するとともに、該開始コマンドに対応する予定情報を予定情報記憶領域47から読み出し、当該予定情報に係る後述するような制御を実行する。さらに、その開始コマンドに含まれている大当たり抽選の結果に係る情報及び特別図柄の確定表示態様に応じて最終的に確定表示する装飾図柄の表示態様を決定するとともに、基本変動パターンに係る情報に対応する詳細変動パターンを変動パターン記憶領域46から読み出し、タイマ44により計時しながら、読み出した詳細変動パターンにしたがって演出用表示部6における装飾図柄を変動表示させる。そして、停止コマンドの受信に伴い、上記決定した表示態様で装飾図柄を演出用表示部6に確定表示させる。つまり、大当たり抽選の結果が「確変大当たり」であると、同一の特別な装飾図柄を3つ並べる特定大当たり装飾図柄表示態様(たとえば“7・7・7”や“3・3・3”)で確定表示させ、大当たり抽選の結果が「非確変大当たり」であると、特別な装飾図柄以外の同一な装飾図柄を3つ並べる非特定大当たり装飾図柄表示態様(たとえば“2・2・2”や“4・4・4”)で確定表示させる。また、大当たり抽選の結果が「はずれ」であると、3つのうち少なくとも1つの装飾図柄が他の2つの装飾図柄とは異なるはずれ装飾図柄表示態様(たとえば“1・2・3”)で確定表示させる。なお、読み出した予定情報については、予定情報記憶領域47から消去する。
また、サブ統合CPU42は、大当たり状態を生起させるにあたり、たとえば開始デモ中には、演出用表示部6を利用して大当たり状態の開始を報知し、大入賞装置18の開成が開始されると、「大当たり」の種別等に対応した演出用表示部6での表示演出を記憶手段43から読み出し、演出用表示部6での表示動作を制御する。また、終了デモになると、演出用表示部6を利用して大当たり状態が終了する旨等を遊技者に報知する。
ここで、遊技者によるパチンコ機1での遊技を一般的な流れに沿って説明すると、遊技者はサポート状態が生起していない通常状態から遊技を開始することになり、ハンドル9を回動操作して発射装置10を作動させ、発射通路13を介して遊技球を遊技領域16内へ打ち込み、まずは始動入賞口19への遊技球の入賞を狙う。そして、入賞した遊技球による大当たり抽選の結果が「大当たり」となり、大当たり状態が生起すると、断続的に開成する大入賞装置18への遊技球の入賞を狙う。また、大当たり状態の終了後、サポート状態が生起している間は、ゲート部材20への遊技球の通過、及びサポート状態にあって頻繁に開状態となるチューリップ式電動役物17への遊技球の入賞を狙う。そして、「非確変大当たり」に起因して生起した大当たり状態の終了後、大当たり抽選の結果が「大当たり」とならないまま特別図柄の確定表示回数が特定回数に達すると、サポート状態が終了するため、再び始動入賞口19への遊技球の入賞を狙う遊技へと戻る。
(保留表示体の変化演出についての説明)
ここで、本発明の要部となる保留表示体の変化演出について、図8〜図12をもとに説明する。
図8は、演出用表示部6を示した説明図である。図9は、シナリオの内容を示した説明図である。図10は、fカウンタの数値とシナリオの種別との対応を示した説明図である。図11は、シナリオの設定に係るフローチャート図である。図12は、変化演出の実行に係るフローチャート図である。
図8に示すように、サブ統合CPU42は、始動入賞口19への入賞に伴う保留情報が発生する(すなわち、始動入賞口19への入賞に起因した予定情報を受信する)と、演出用表示部6の左下部に保留表示体(たとえば通常保留表示体71や第1特殊保留表示体72等)を1つ追加表示する。この保留表示体の追加表示にあたっては、保留表示体が1つも表示されていない(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が存在しない)と最も中央寄りの第1表示位置P1に、保留表示体が1つ表示されている(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が既に1つ存在する)と第1表示位置P1の左隣の第2表示位置P2に、保留表示体が2つ表示されている(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が既に2つ存在する)と第2表示位置P2の左隣の第3表示位置P3に、保留表示体が3つ表示されている(すなわち始動入賞口19への入賞に係る保留情報が既に3つ存在する)と第3表示位置P3の左隣の第4表示位置P4に夫々保留表示体を追加表示するといった態様となる。
一方、チューリップ式電動役物17への入賞に伴う保留情報が発生する(すなわち、チューリップ式電動役物17への入賞に起因した予定情報を受信する)と、演出用表示部6の右下部に特別保留表示体を1つ追加表示する。この特別保留表示体の追加表示にあたっては、特別保留表示体が1つも表示されていないと最も中央寄りの第1特別表示位置Q1に、特別保留表示体が1つ表示されていると第1特別表示位置Q1の右隣の第2特別表示位置Q2に、特別保留表示体が2つ表示されていると第2表示位置Q2の右隣の第3特別表示位置Q3に、特別保留表示体が3つ表示されていると第3表示位置Q3の右隣の第4特別表示位置Q4に夫々特別保留表示体を追加表示するといった態様となる。
また、演出用表示部6の中央下部に消化表示領域65が形成されており、開始コマンドを受信すると、第1表示位置P1にある保留表示体(若しくは第1特別表示位置Q1にある特別保留表示体)を消化表示領域65へ移動させた後に、消化表示領域65内において所定の表示態様で消去する(保留表示体を消化する)。さらに、このとき今回消化されない保留表示体(若しくは特別保留表示体)については、消化される保留表示体(若しくは特別保留表示体)の消化表示領域65への移動に伴い、中央側へ1つ表示位置を移動させる(たとえば、保留表示体が消化された場合には、第2表示位置や第3表示位置にある保留表示体を、夫々第1表示位置や第2表示位置へ移動させる等)。なお、各種保留表示体や特別保留表示体、それらの表示位置の移動に係る表示態様、及び消化に係る表示態様等は、サブ制御装置40の記憶手段43に設けられた保留演出記憶領域48に記憶されている。また、66は、演出用表示部6内で変動/確定表示される装飾図柄である。
そして、パチンコ機1は、通常状態において後述するような種々の条件が満たされると、演出用表示部6で保留表示体を通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72等へ変化させる保留表示体の変化演出を実行する。この保留表示体の変化演出に使用する特殊キャラクター76や保留表示体の動画データ等についても保留演出記憶領域48に記憶されている。また、演出用表示部6に表示している保留表示体を変化させるか否か、及びどの変化演出により保留表示体を変化させるかは、大当たり抽選同様の乱数からの数値の取得を利用して決定しており、記憶手段43には、大当たり抽選に使用するcカウンタ等と同様、高速で0〜99(100通り)の間をループカウントするfカウンタ(変化パターン決定用乱数)、及び高速で0〜9(10通り)の間をループカウントするgカウンタ(特殊演出決定用乱数)が内蔵されている。さらに、記憶手段43の保留演出記憶領域48には、図9に示すような保留表示体を変化させるための複数種類のシナリオ(変化パターン)や、図10に示すようなシナリオ決定テーブル等も記憶されている。
そしてまず、保留表示体の変化演出のシナリオ決定に係る制御について、図11に示すフローチャートに沿って説明する。サブ統合CPU42は、通常状態においてメインCPU32から予定情報を受信すると、今回受信した予定情報が始動入賞口19への入賞にもとづくものであるか否かを確認する(S1)。その結果、受信した予定情報が始動入賞口19への入賞にもとづくものである(S1でYESと判断する)と、fカウンタから1つの数値を取得する、すなわちシナリオ抽選を実行する(S2)。また、シナリオ抽選を実行すると、今回受信した予定情報の内容にもとづいて、fカウンタからの取得数値を図10に示すシナリオ決定テーブルに対応させ、当該取得数値がシナリオ1〜シナリオ7に対応するシナリオ設定数値であるか否かを確認する、すなわちシナリオ抽選に当選したか否かを判断する(S3)。その結果、fカウンタからの取得数値がシナリオ1〜シナリオ7に対応するシナリオ設定数値であると、シナリオ抽選に当選したと判断し(S3でYESと判断し)、取得数値に対応するシナリオを今回受信した予定情報に関連づけて設定し(S4)、今回の予定情報の受信に応じたシナリオ決定に係る制御を終了する。一方、受信した予定情報がチューリップ式電動役物17への入賞にもとづくものである(S1でNOと判断する)と、上記シナリオ抽選を実行することなく、次の予定情報の受信を待つ。また、シナリオ抽選を実行したものの当選しなかった(S3でNOと判断した)場合には、シナリオを設定することなく、次の予定情報の受信を待つ。
ここで、設定される各シナリオの内容について詳述する。
シナリオ1は、受信した予定情報に対応して追加表示した保留表示体が第2表示位置P2〜第4表示位置P4の何れかに表示されている間は、当該保留表示体を白い円形の通常保留表示体71として表示するとともに、保留情報の消化に伴い通常保留表示体71の表示位置を第2表示位置P2から第1表示位置P1へ移動させると、移動後に保留表示体の主るを通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72に変化させるといった内容となっている。この第1特殊保留表示体72は、通常保留表示体71と同形状であるものの、色が青色となっている。また、受信した予定情報にシナリオ1が設定され、且つ、当該予定情報に対応する保留表示体の追加に際して第1表示位置P1へ追加表示する場合には、通常保留表示体71ではなく第1特殊保留表示体72を直接追加表示する(すなわち、後述するような特殊キャラクター76を用いたりしない)。
シナリオ2は、受信した予定情報に対応して追加表示した保留表示体が第3表示位置P3若しくは第4表示位置P4の何れかに表示されている間は、当該保留表示体を通常保留表示体71として表示するとともに、保留情報の消化に伴い通常保留表示体71の表示位置を第3表示位置P3から第1表示位置P2へ移動させると、移動後に保留表示体の種類を通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72に変化させ、更なる保留情報の消化に伴い第1特殊保留表示体72の表示位置を第2表示位置P2から第1表示位置P1へ移動させた後も第1特殊保留表示体72のまま表示するといった内容となっている。また、受信した予定情報にシナリオ2が設定され、且つ、当該予定情報に対応する保留表示体の追加に際して第1表示位置P1若しくは第2表示位置P2へ追加表示する場合には、通常保留表示体71ではなく第1特殊保留表示体72を直接追加表示する。
シナリオ3は、受信した予定情報に対応して保留表示体を第1表示位置P1〜第4表示位置P4の何れかへ追加表示するに際し、通常保留表示体71ではなく第1特殊保留表示体72を直接追加表示するとともに、消化表示領域65へ移動するまでの間、第1特殊保留表示体72のまま表示するといった内容となっている。
シナリオ4は、受信した予定情報に対応して追加表示した保留表示体が第4表示位置P4に表示されている間は、当該保留表示体を通常保留表示体71として表示し、保留情報の消化に伴い通常保留表示体71の表示位置を第4表示位置P4から第3表示位置P3へ移動させると、移動後に保留表示体の種類を通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72に変化させ、第3表示位置P2から第2表示位置P2へ移動した後も第1特殊保留表示体72のまま表示するとともに、更なる保留情報の消化に伴い第1特殊保留表示体72の表示位置を第2表示位置P2から第1表示位置P1へ移動させると、移動後に保留表示体の種類を第1特殊保留表示体72から第2特殊保留表示体73へ更に変化させるといった内容となっている。この第2特殊保留表示体72は、通常保留表示体71と同形状であるものの、色が赤色となっている。また、受信した予定情報にシナリオ4が設定され、且つ、当該予定情報に対応する保留表示体の追加に際して第1表示位置P1へ追加表示する場合には、通常保留表示体71ではなく第2特殊保留表示体73を、第2表示位置P2若しくは第3表示位置P3へ追加表示する場合には、通常保留表示体71ではなく第1特殊保留表示体72を夫々直接追加表示する。
シナリオ5は、受信した予定情報に対応して追加表示した保留表示体が第2表示位置P2〜第4表示位置P4の何れかに表示されている間は、当該保留表示体を通常保留表示体71として表示するとともに、保留情報の消化に伴い通常保留表示体71の表示位置を第2表示位置P2から第1表示位置P1へ移動させると、移動後に保留表示体の種類を通常保留表示体71から第2特殊保留表示体73に変化させるといった内容となっている。また、受信した予定情報にシナリオ5が設定され、且つ、当該予定情報に対応する保留表示体の追加に際して第1表示位置P1へ追加表示する場合には、通常保留表示体71ではなく第2特殊保留表示体73を直接追加表示する。
シナリオ6は、受信した予定情報に対応して保留表示体を第3表示位置P3若しくは第4表示位置P4の何れかへ追加表示するに際し、通常保留表示体71ではなく第1特殊保留表示体72を直接追加表示し、保留情報の消化に伴い第1特殊保留表示体72の表示位置を第3表示位置P3から第2表示位置P2へ移動させると、移動後に保留表示体の種類を第1特殊保留表示体72から第2特殊保留表示体73に変化させ、更なる保留情報の消化に伴い第2特殊保留表示体73の表示位置を第2表示位置P2から第1表示位置P1へ移動させた後も第2特殊保留表示体73のまま表示するといった内容となっている。また、受信した予定情報にシナリオ6が設定され、且つ、当該予定情報に対応する保留表示体の追加に際して第1表示位置P1若しくは第2表示位置P2へ追加表示する場合には、通常保留表示体71ではなく第2特殊保留表示体73を直接追加表示する。
シナリオ7は、受信した予定情報に対応して保留表示体を第1表示位置P1〜第4表示位置P4の何れかへ追加表示するに際し、通常保留表示体71ではなく第2特殊保留表示体73を直接追加表示するとともに、消化表示領域65へ移動するまでの間、第2特殊保留表示体73のまま表示するといった内容となっている。
なお、シナリオ1〜シナリオ7の何れも設定されていない予定情報に対応する保留表示体については、受信した予定情報に対応して保留表示体を第1表示位置P1〜第4表示位置P4の何れかへ追加表示するに際し、通常保留表示体71を追加表示するとともに、消化表示領域65へ移動するまでの間、通常保留表示体71のまま表示することになる。
また、シナリオの選択について詳述すると、今回受信した予定情報に係る大当たり抽選の結果が「はずれ」であり、且つ、基本変動パターンが基本変動パターンA1と基本変動パターンA2との何れかであると、fカウンタからの取得数値が“90”〜“94”の何れかであるとシナリオ1を、fカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであるとシナリオ2を夫々設定する一方、fカウンタからの取得数値が“0”〜“89”の何れかであるとシナリオを設定しない。また、今回受信した予定情報に係る大当たり抽選の結果が「はずれ」であり、且つ、基本変動パターンが基本変動パターンBであると、fカウンタからの取得数値が“85”〜“89”の何れかであるとシナリオ1を、fカウンタからの取得数値が“90”〜“94”の何れかであるとシナリオ2を、fカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであるとシナリオ3を夫々設定する一方、fカウンタからの取得数値が“0”〜“84”の何れかであるとシナリオを設定しない。さらに、今回受信した予定情報に係る大当たり抽選の結果が「はずれ」であり、且つ、基本変動パターンが基本変動パターンCであると、fカウンタからの取得数値が“80”〜“84”の何れかであるとシナリオ1を、fカウンタからの取得数値が“85”〜“89”の何れかであるとシナリオ2を、fカウンタからの取得数値が“90”〜“94”の何れかであるとシナリオ3を、fカウンタからの取得数値が“95”〜“97”の何れかであるとシナリオ4を、fカウンタからの取得数値が“98”であるとシナリオ5を、fカウンタからの取得数値が“99”であるとシナリオ6を夫々設定する一方、fカウンタからの取得数値が“0”〜“79”の何れかであるとシナリオを設定しない。加えて、今回受信した予定情報に係る大当たり抽選の結果が「はずれ」であり、且つ、基本変動パターンが基本変動パターンDであると、fカウンタから取得数値が“50”〜“59”であるとシナリオ1を、fカウンタからの取得数値が“60”〜“69”の何れかであるとシナリオ2を、fカウンタからの取得数値が“70”〜“79”の何れかであるとシナリオ3を、fカウンタからの取得数値が“80”〜“84”の何れかであるとシナリオ4を、fカウンタからの取得数値が“85”〜“89”の何れかであるとシナリオ5を、fカウンタからの取得数値が“90”〜“94”の何れかであるとシナリオ6を、fカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであるとシナリオ7を夫々設定する一方、fカウンタからの取得数値が“0”〜“49”の何れかであるとシナリオを設定しない。
一方、今回受信した予定情報に係る大当たり抽選の結果が「大当たり」であり、且つ、基本変動パターンが基本変動パターンBであると、fカウンタから取得数値が“60”〜“64”であるとシナリオ1を、fカウンタからの取得数値が“65”〜“69”の何れかであるとシナリオ2を、fカウンタからの取得数値が“70”〜“74”の何れかであるとシナリオ3を、fカウンタからの取得数値が“75”〜“84”の何れかであるとシナリオ4を、fカウンタからの取得数値が“85”〜“94”の何れかであるとシナリオ5を、fカウンタからの取得数値が“95”〜“97”の何れかであるとシナリオ6を、fカウンタからの取得数値が“98”、“99”の何れかであるとシナリオ7を夫々設定する一方、fカウンタからの取得数値が“0”〜“59”の何れかであるとシナリオを設定しない。また、今回受信した予定情報に係る大当たり抽選の結果が「大当たり」であり、且つ、基本変動パターンが基本変動パターンCであると、fカウンタから取得数値が“50”〜“54”であるとシナリオ1を、fカウンタからの取得数値が“55”〜“59”の何れかであるとシナリオ2を、fカウンタからの取得数値が“60”〜“64”の何れかであるとシナリオ3を、fカウンタからの取得数値が“65”〜“74”の何れかであるとシナリオ4を、fカウンタからの取得数値が“75”〜“84”の何れかであるとシナリオ5を、fカウンタからの取得数値が“85”〜“94”の何れかであるとシナリオ6を、fカウンタからの取得数値が“95”〜“99”の何れかであるとシナリオ7を夫々設定する一方、fカウンタからの取得数値が“0”〜“49”の何れかであるとシナリオを設定しない。さらに、今回受信した予定情報に係る大当たり抽選の結果が「大当たり」であり、且つ、基本変動パターンが基本変動パターンDであると、fカウンタから取得数値が“30”〜“34”であるとシナリオ1を、fカウンタからの取得数値が“35”〜“39”の何れかであるとシナリオ2を、fカウンタからの取得数値が“40”〜“44”の何れかであるとシナリオ3を、fカウンタからの取得数値が“45”〜“54”の何れかであるとシナリオ4を、fカウンタからの取得数値が“55”〜“64”の何れかであるとシナリオ5を、fカウンタからの取得数値が“65”〜“79”の何れかであるとシナリオ6を、fカウンタからの取得数値が“80”〜“99”の何れかであるとシナリオ7を夫々設定する一方、fカウンタからの取得数値が“0”〜“29”の何れかであるとシナリオを設定しない。
上述したように、予定情報の受信に応じて実行されるシナリオ抽選に当選し、シナリオ1〜シナリオ7の何れかが設定されると、当該予定情報が消化されるまでの間に、通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72や第2特殊保留表示体73に変化したり、通常保留表示体71ではなく第1特殊保留表示体72や第2特殊保留表示体73が追加表示されたりといった保留表示体の変化演出が実行されることになる。
次に、演出用表示部6における変化演出の実行に係る制御について、図12に示すフローチャートに沿って説明すると、サブ統合CPU42は、通常状態においてメインCPU32から開始コマンドを受信すると、今回受信した開始コマンドが始動入賞口19への入賞にもとづくものであるか否かを確認する(S11)。その結果、受信した開始コマンドが始動入賞口19への入賞にもとづくものである(S11でYESと判断する)と、第1表示位置P1に表示されている保留表示体を消化表示領域65へ移動させ、第2表示位置P2〜第4表示位置P4に表示されている保留表示体を夫々1つ右隣の表示位置へ移動させるとともに、予定情報記憶領域47に記憶されている予定情報を参照し、今回の表示位置(移動後の表示位置)で保留表示体を変化させる予定情報の有無を確認する(S12)。その結果、保留表示体を変化させる予定情報が存在する(S12でYESと判断する)と、今回受信した開始コマンドに係る基本変動パターンが、図柄の変動時間が所定時間よりも短い基本変動パターンA1であるか否かを判断する(S13)。そして、今回受信した開始コマンドに係る基本変動パターンが基本変動パターンA1でない、すなわち基本変動パターンA2、B〜Dのうちの何れかである(S13でNOと判断する)と、特殊キャラクター76を用いた第1変化演出を実行し(S14)、対応する通常保留表示体71若しくは第1特殊保留表示体72を第1特殊保留表示体72や第2特殊保留表示体73へ変化させる。この第1変化演出は、装飾図柄66、66・・の変動開始に伴い、特殊キャラクター76を演出用表示部6の下縁部に沿って左から右へ横切るように移動させるとともに、装飾図柄66、66・・の変動開始時に第1表示位置P1〜第3表示位置P3に表示されている保留表示体を、特殊キャラクター76が接触するタイミングで回転表示(予兆表示態様)させた後、所定の特殊時間(図柄の変動時間よりは十分に短い時間)の経過に伴い停止させるといったものである。そして、この回転表示中若しくは停止に伴い、今回変化させる予定の通常保留表示体71若しくは第1特殊保留表示体72を第1特殊保留表示体72や第2特殊保留表示体73へ変化させる。また、今回変化させない保留表示体については、停止に伴い回転表示前と同じ保留表示体を表示する。したがって、本実施形態では、通常状態において受信した開始コマンドが始動入賞口19への入賞にもとづくものであり、且つ、今回の表示位置で保留表示体の種類を変化させる予定情報が少なくとも1つ存在し、さらに変化演出を実行するにあたり、受信した開始コマンドに係る基本変動パターンが基本変動パターンA1でない(言い換えるなら、図柄の変動時間が所定の変動時間以上である)ことをもって所定の演出条件が満たされたことになる。また、変動開始直後等に新たに通常保留表示体71等が追加表示されたとしても、当該新たに追加表示された通常保留表示体71については予兆表示態様としない。
一方、今回受信した開始コマンドに係る基本変動パターンが基本変動パターンA1である(S13でYESと判断する)と、特殊キャラクター76を用いない第2変化演出を実行し(S15)、対応する通常保留表示体71若しくは第1特殊保留表示体72を第1特殊保留表示体72や第2特殊保留表示体73へ変化させる。この第2変化演出は、装飾図柄の変動開始に伴い、上述したような特殊キャラクター76を表示させたり、保留表示体を回転表示させたりすることなく、通常保留表示体71若しくは第1特殊保留表示体72を第1特殊保留表示体72や第2特殊保留表示体73へ変化させるといったものである。
また、S12での確認の結果、保留表示体を変化させる予定情報が存在しないと判断(S12でNOと判断)した場合にも、今回受信した開始コマンドに係る基本変動パターンが基本変動パターンA1であるか否かを判断する(S16)。そして、今回受信した開始コマンドに係る基本変動パターンが基本変動パターンA1でない(S16でNOと判断する)と、gカウンタから1つの数値を取得する、すなわち特殊キャラ抽選を実行する(S17)。また、特殊キャラ抽選を実行すると、当該取得数値が“0(特殊数値)”であるか否かを確認する、すなわち特殊キャラ抽選に当選したか否かを判断する(S18)。そして、gカウンタからの取得数値が“0”であり、特殊キャラ抽選に当選している(S18でYESと判断する)と、特殊キャラクター76を用いた特殊キャラ演出を実行する(S19)。この特殊キャラ演出は、第1変化演出同様、装飾図柄66、66・・の変動開始に伴い、特殊キャラクター76を演出用表示部6の下縁部に沿って左から右へ横切るように移動させるとともに、第1表示位置P1〜第3表示位置P3に表示されている保留表示体を、特殊キャラクター76が接触するタイミングで回転表示させた後、所定の特殊時間の経過に伴い停止させるといったものである。しかしながら、どの保留表示体も変化することなく、停止後には回転前と同じ保留表示体が表示されることになる。
そして、第1変化演出や第2変化演出、特殊キャラ演出の実行に伴い、今回の開始コマンドの受信に応じた変化演出の実行に係る制御を終了する。また、受信した開始コマンドがチューリップ式電動役物17への入賞にもとづくものであったり(S1でNOと判断)、今回変化させる保留表示体が存在しない上に基本変動パターンが基本変動パターンA1であったり(S16でYESと判断)、特殊キャラ抽選で当選しなかったり(S18でNOと判断)した場合には、変化演出や特殊キャラ演出を実行したりすることなく、次の開始コマンドの受信を待つ。
ここで、上記保留表示体の変化演出を、図13〜図16にもとづき実際の遊技の流れに沿って説明する。まず第1表示位置P1〜第3表示位置P3に3つの保留表示体M1〜M3(全て通常保留表示体71)が表示されている(すなわち、3つの予定情報が記憶されている)状態において(図13(a))、装飾図柄66、66・・の変動表示中に始動入賞口19へ遊技球が新たに入賞すると、当該入賞に起因してメインCPU32からサブ統合CPU42へ予定情報が送信される。また、サブ統合CPU42は、この予定情報の受信をもって上述したような制御のもとシナリオ抽選を実行し、ここではシナリオ4が設定されたとする。そこで、サブ統合CPU42は、シナリオ4にしたがい、第4表示位置P4に保留表示体M4として通常保留表示体71を追加表示する(図13(b))。そして、停止コマンドの受信をもって装飾図柄66、66・・を確定表示する(図13(c))と、次の開始コマンドの受信をもって、第1表示位置P1に表示していた保留表示体M1を消化表示領域65へ、第2表示位置P2〜第4表示位置P4に表示していた保留表示体M2〜M4を第1表示位置P1〜第3表示位置P3へ夫々移動させるとともに、装飾図柄66、66・・の変動を開始する。また、シナリオ4によると第3表示位置P3へ移動させた保留表示体M4を通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72に変化させることになるため、上述したような制御のもと変化演出をどの変化演出とするか決定する。そして、ここでは基本変動パターンが基本変動パターンA1であったする。したがって、サブ統合CPU42は第2変化演出を選択し、特殊キャラクター76等を登場させることなく、第3表示位置P3へ移動させた保留表示体M4を通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72に変化させる(図14(a))。
また、今回の装飾図柄66、66・・の変動表示中に始動入賞口19へ遊技球が新たに入賞すると、当該入賞に起因してメインCPU32からサブ統合CPU42へ予定情報が送信される。したがって、サブ統合CPU42は、この予定情報の受信をもってシナリオ抽選を実行し、ここではシナリオ6が設定されたとする。そこで、サブ統合CPU42は、シナリオ6にしたがい、第4表示位置P4に保留表示体M5として第1特殊保留表示体72を追加表示する(図14(b))。そして、停止コマンドの受信をもって装飾図柄66、66・・を確定表示する(図14(c))と、次の開始コマンドの受信をもって、第1表示位置P1に表示していた保留表示体M2を消化表示領域65へ、第2表示位置P2〜第4表示位置P4に表示していた保留表示体M3〜M5を第1表示位置P1〜第3表示位置P3へ夫々移動させるとともに、装飾図柄66、66・・の変動を開始する。また、当該変動表示中に始動入賞口19へ遊技球が入賞すると、当該入賞に起因してメインCPU32からサブ統合CPU42へ予定情報が送信される。そして、サブ統合CPU42は、この予定情報の受信をもってシナリオ抽選を実行し、ここではシナリオ1が設定されたとする。すると、サブ統合CPU42は、シナリオ1にしたがい、第4表示位置P4に保留表示体M6として通常保留表示体71を追加表示する(図15(a))。
そして、停止コマンドの受信をもって装飾図柄66、66・・を確定表示する(図15(b))と、次の開始コマンドの受信をもって、第1表示位置P1に表示していた保留表示体M3を消化表示領域65へ、第2表示位置P2〜第4表示位置P4に表示していた保留表示体M4〜M6を第1表示位置P1〜第3表示位置P3へ夫々移動させるとともに、装飾図柄66、66・・の変動を開始する(図15(c))。このとき、シナリオ4によると第1表示位置P1へ移動させた保留表示体M4を第1特殊保留表示体72から第2特殊保留表示体73へ変化させ、シナリオ6によると第2表示位置P2へ移動させた保留表示体M5を第1特殊保留表示体72から第2特殊保留表示体73へ変化させることになるため、上述したような制御のもと変化演出をどの変化演出とするか決定する。そして、ここでは基本変動パターンが基本変動パターンA1でなかったとする。したがって、サブ統合CPU42は第1変化演出を選択し、特殊キャラクター76を演出用表示部6の下縁部に沿って左から右へ横切るように移動させるとともに、第1表示位置P1〜第3表示位置P3に表示されている保留表示体M4〜M6を、特殊キャラクター76が接触するタイミングで回転表示させる(図16(a))。その後、所定の特殊時間が経過すると、保留表示体M4〜M6を停止させ、その際に保留表示体M4、M5を第1特殊保留表示体72から第2特殊保留表示体73へ変化させる(図16(b))。また、保留表示体M6については、第1表示位置P1での変化となり、第3表示位置P3では変化させないため、停止後も回転前と同じ通常保留表示体71として表示する。
そして以降、同様に保留表示体M4、M5、M6の順で消化表示領域65へ移動させるとともに、保留表示体M6については、第1表示位置P1へ移動した際の装飾図柄66、66・・の変動表示中に、第1変化演出若しくは第2変化演出により通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72に変化させるといった流れで遊技は進行する。
(本実施形態のパチンコ機による効果)
以上のような構成を有するパチンコ機1によれば、所定の演出条件が満たされると、装飾図柄66、66・・の変動開始時に演出用表示部6に表示されている全ての保留表示体を回転表示させるとともに、予めシナリオで定められた変化の対象となる保留表示体のみを回転表示中若しくは停止に伴い回転表示前とは異なる種類の保留表示体に変化させるという第1変化演出を実行する。したがって、ただ単に変化する保留表示体のみを対象として演出を行っていた従来のものと比較すると、遊技者は、どの保留表示体が変化するのかについてまで興趣をもって遊技することができる。すなわち、従来のパチンコ機では体験できない斬新な遊技を遊技者に提供し得る遊技性の高いパチンコ機1とすることができる。
また、変化する予定の保留表示体が1つもない場合でも、開始コマンドを参照して図柄の変動時間が所定時間よりも長いと特殊キャラ抽選を実行し、当該特殊キャラ抽選に当選すると演出用表示部6に表示されている保留表示体を回転表示させる特殊キャラ演出を実行する。すなわち、変化する予定の保留表示体が1つもない場合でも、所定の条件が満たされると、表示されている全ての保留表示体の表示態様を予兆表示態様とするといった演出を実行する。したがって、保留表示体が回転表示された場合の保留表示体の種類の変化態様が更に複雑になり、遊技性の更なる向上を図ることができる。
さらに、通常状態において受信した開始コマンドが始動入賞口19への入賞にもとづくものであり、且つ、今回の表示位置で保留表示体の種類を変化させる予定情報が複数存在し、さらに変化演出を実行するにあたり、受信した開始コマンドに係る基本変動パターンが基本変動パターンA1でないといったように所定の遊技条件が満たされると、一度に複数の保留表示体の種類が変化する。そのため、遊技者にしてみると、複数の保留表示体が別の種類の表示体へ変化したという従来にない遊技状況を体験することができることになる。そして、保留表示体の種類が通常保留表示体71から第1特殊保留表示体72や第2特殊保留表示体73へ変化することにより、その保留表示体の消化に際して大当たり状態が生起する可能性が高くなることから、遊技者は、複数の保留情報に対して大当たり抽選の結果に期待を抱きながら遊技できることになる。したがって、1つの保留情報に対してしか期待を抱けなかった従来の遊技機では備えていない斬新な遊技性を備えることができる。
(本発明の変更例について)
なお、本発明の遊技機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、遊技機全体の構成は勿論、保留表示体の変化の制御等に係る構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば上記実施形態では、保留表示体として通常保留表示体、第1特殊保留表示体、及び第2特殊保留表示体の3種類の保留表示体を用いるとしているが、2種類であってもよいし、4種類以上の保留表示体を用いるように構成しても何ら問題はない。さらに、上記実施形態では、第1特殊保留表示体や第2特殊保留表示体と通常保留表示体とでは色のみが異なるとしているが、色、形状、大きさのうちの少なくとも1つが異なっていればよい。
また、上記実施形態では、基本変動パターンに関してA〜Dの4種類しか設定していないが、4種類以上の基本変動パターンを設定しても何ら問題はないし、シナリオについても8種類以上のシナリオを記憶手段に記憶させたり、反対に6種類以下のシナリオしか記憶させないとしてもよく、各シナリオの内容についても適宜変更可能である。
さらに、fカウンタからの取得数値とシナリオ決定テーブルとの対応についても上記実施形態のものに何ら限定されることはないし、fカウンタの数値と各シナリオとの対応が異なっていたり、シナリオの内容が異なっていたりする複数種類のシナリオ決定テーブルを予め設定し、保留情報(予定情報)の数に応じて対応させるシナリオ決定テーブルを異ならせるようにしても何ら問題はない。
さらにまた、上記実施形態では保留表示体の表示態様を回転表示等の予兆表示態様とするにあたり、特殊表示体を登場させるとしているが、特殊表示体等を登場させることなく保留表示体の表示態様を予兆表示態様としてもよい。加えて、予兆表示態様として回転表示以外の表示態様(たとえば、点滅させたり、膨張/収縮させたり、上下左右に移動させる等)を採用することも当然可能である。
また、予兆表示態様についても保留表示体の種類毎に異なる予兆表示態様を設定しても当然よいし(たとえば、通常保留表示体が回転する場合と第1特殊保留表示体が回転する場合とで回転速度を異ならせる等)、変化する期待度の高い予兆表示態様と低い予兆表示態様との複数パターン設定しても何ら問題はない。
加えて、どのような条件が満たされると保留表示体を予兆表示態様とするかについて、すなわち遊技条件や演出条件の内容についても、言うまでもなく適宜変更可能であり、たとえば上記実施形態の条件に加え、基本変動パターンが基本変動パターンA1でない場合に予兆抽選を実行し、該予兆抽選に当選した場合にのみ、保留表示体を予兆表示態様としたり、特殊表示体を登場させたりするといったような構成も考えられる。
またさらに、上記実施形態では保留表示体の変化パターンと、どの変化演出によって変化させるかを別に決定しているが、各シナリオ内にどの変化演出によって変化させるかといった内容までもを組み込んでもよい。
また、シナリオ抽選を行うにあたり、すでに記憶している予定情報の内容を確認し、たとえば大当たり抽選の結果が「大当たり」である予定情報が存在するとシナリオ抽選に実行しないように構成する、すなわちシナリオ抽選の実行に何らかの条件を設けることも可能である。
さらに、上記実施形態では、保留表示体の変化演出として、特殊キャラクターを表示させる第1変化演出と、特殊キャラクターを表示させることのない第2変化演出との2種類の変化演出を実行するとしているが、たとえば特殊キャラクターの動き等が異なる変化演出や別の特殊キャラクターを表示させる変化演出等を実行してもよい。そして、どの変化演出を実行するかについては、上記実施形態同様、抽選により決定すればよい。
さらにまた、複数の保留表示体を一度の変化演出で変化させる場合には、必ず選択・実行する特定の変化演出を設定しておいてもよい。なお、特定の変化演出を実行したからと言って、必ずしも複数の保留表示体を一度に変化させるというわけではなく、1つの保留表示体しか変化させない場合やどの保留表示体も変化させない場合にも特定の変化演出を選択・実行し得るようにしておく。そして、そのような特定の変化演出を設定すると、特定の変化演出が実行された際、遊技者に複数の保留表示体の変化を期待させることができ、遊技者の更なる興趣向上を図ることができる。
さらに、上記実施形態では、予定情報に含まれている基本変動パターンにもとづきシナリオの決定等を行うとしているが、一般的に図柄の変動時間は保留情報の数等に応じて変わり、大当たり判定するまで確定しないものであるため、基本変動パターンそのものではなく、図柄の変動時間に係る情報をもとにシナリオの決定等を行うように構成することも当然可能である。
さらにまた、保留表示体の変化演出をどのタイミングで行うかについても、装飾図柄の変動開始から確定表示までの間であればよく、上記実施形態の装飾図柄の変動開始直後に限定されることはない。
またさらに、上記実施形態では、始動入賞口への入賞に対する保留表示体についてのみ保留表示体の変化演出を実行するとしているが、チューリップ式電動役物への入賞に対する保留表示体について保留表示体の変化演出を実行してもよいし、サポート状態において保留表示体の変化演出を実行して当然よい。
さらに、遊技状態に応じて、予兆表示態様としたり種類を変化させたりする対象の保留表示体を異ならせるようにしてもよい。たとえば通常状態では始動入賞口への入賞に応じた保留表示体についてのみ予兆表示態様としたり種類を変化させたりする一方、サポート状態ではチューリップ式電動役物への入賞に応じた保留表示体(上記実施形態で言うとことの特別保留表示体)についてのみ予兆表示態様としたり種類を変化させたりするように構成することも可能である。
加えて、上記実施形態では、第1表示位置にある保留表示体をそのまま消化位置へ移動させるとしているが、たとえば消化位置へ移動させた際に拡大したり縮小したりしてもよいし、通常保留表示体に対応する消化表示体や特別保留表示体に対応する消化表示体を別途設定しておき、消化位置へ移動させるにあたり通常保留表示体から通常保留表示体に対応する消化表示体へ変更させるとしてもよい。
また、上記実施形態では、メイン制御装置からサブ制御装置へ開始コマンドと停止コマンドとを送信するようにしているが、サブ制御装置のタイマを用いる等することで、停止コマンドについては送信しない構成としても何ら問題はない。
さらに、上記実施形態では、メイン制御装置とサブ制御装置との2つの制御装置に分けて制御するように構成しているが、メイン制御装置1つで制御するように構成してもよく、メイン制御装置の記憶手段に特殊表示体やシナリオ、fカウンタ、gカウンタ等を設けても何ら問題はないし、メイン制御装置1つで制御する際には、開始コマンドや予定情報等を作成する必要はない。さらに、上記実施形態では、特別図柄と装飾図柄との2種類の図柄を用いるパチンコ機としているが、特別図柄のみを用いたパチンコ機であってもよいし、特別図柄表示部を演出用表示部内や遊技領域内、センター部材等の他の位置に設けてもよい。加えて、基本変動パターン決定テーブルに関し、eカウンタの数値との対応関係や基本変動パターンの内容が異なる複数種類の基本変動パターン決定テーブルを設定し、保留情報の数や遊技状態に応じて対応させる基本変動パターン決定テーブルを異ならせるように構成することも勿論可能である。
さらにまた、上記実施形態では、大当たり抽選としてcカウンタ、dカウンタ、及びeカウンタの3つのカウンタから数値を取得するとしているが、1つのカウンタのみで対応することも可能であるし、2つのカウンタ若しくは4つ以上のカウンタから数値を取得するように構成することも当然可能である。なお、抽選手段としての乱数は、ソフト乱数、ハード乱数のどちらでも採用可能である。
またさらに、大当たり状態の終了後、サポート状態とともに所謂時短状態を生起させるように構成することも当然可能である。
加えて、上記実施形態では、遊技機の一例であるパチンコ機について説明しているが、本発明は、たとえば封入式パチンコ機等といった他の遊技機に対しても当然適用可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、制御手段や図柄表示部、特別入賞手段、演出用表示部等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。例えば、「制御手段」は、ハード単体でも、ソフトを含んだものであっても構わない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば極めて容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1・・パチンコ機(遊技機)、6・・演出用表示部、18・・大入賞装置(特別入賞手段)、30・・メイン制御装置(制御手段)、36・・保留情報記憶領域、40・・サブ制御装置(制御手段)、42・・サブ統合CPU、43・・記憶手段、47・・予定情報記憶領域、48・・保留演出記憶領域、61・・特別図柄表示部(図柄表示部)、65・・消化表示領域(消化位置)、71・・通常保留表示体(保留表示体、表示体)、72・・第1特殊保留表示体(保留表示体、表示体)、73・・第2特殊保留表示体(保留表示体、表示体)、76・・特殊キャラクター(特殊表示体)。

Claims (1)

  1. 図柄を変動/確定表示可能な図柄表示部と、各種表示演出を行うための演出用表示部と、開閉動作可能な可動部材を有する特別入賞手段とが設けられているとともに、遊技に係る動作や図柄表示部及び前記演出用表示部における表示動作を制御する制御手段を備えており、
    前記制御手段は、所定の抽選条件の充足にもとづき1又は複数の乱数から数値を取得すると、取得した数値を所定数まで保留情報として記憶する一方、所定の順序にしたがって記憶している前記保留情報から1つの保留情報を読み出し、前記数値にもとづいて少なくとも前記図柄の確定表示態様と前記図柄の変動時間とを決定するとともに、前記図柄表示部において前記図柄の変動を開始させ、前記変動時間の経過に伴い前記図柄を所定の確定表示態様で確定表示させ、さらに、前記図柄を特別な確定表示態様で確定表示させたことにもとづいて、前記特別入賞手段を所定の態様で作動させる特別遊技状態を生起させる遊技機であって、
    前記制御手段は、前記保留情報の記憶に伴い、前記演出用表示部内における前記保留情報の数と対応する表示位置に保留表示体を追加する一方、前記保留情報を読み出すにあたり、読み出す前記保留情報に対応する前記保留表示体を、前記演出用表示部内における所定の消化位置へ移動させる、若しくは、前記消化位置への移動に応じて対応する消化表示体に変更するとともに、今回読み出さなかった前記保留情報に対応する前記保留表示体を、その数と対応する新たな表示位置へ移動させる一方、
    前記保留表示体として複数種類の表示体を有し、所定の演出条件が満たされていると、前記保留表示体の前記新たな表示位置への移動後、表示されている全ての前記保留表示体を予兆表示態様とし、当該予兆表示態様中若しくは予兆表示態様の終了に伴い、前記保留表示体のうちの少なくとも1つの前記保留表示体について、移動前の前記表示体から別の前記表示体へ変化させることを特徴とする遊技機。
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